ユニクロ、素人が着ると女性から嫌われる&“ぐうたらオジサン”化する危険な服5選

 今や日本人のファッション・ライフスタイルに根付いているといっても過言ではないユニクロ

 売上推移速報によると、前年同月比で3月は売上高40.2%増、客数46.7%増、客単価4.4%減。4月は売上高84.5%増、客数117.3%増、客単価15.1%減。5月は売上高0.6%減、客数19.2%増、客単価16.6%減。

 昨年3月、4月は新型コロナウイルスの影響が大きくハードルが低かったため、5月のデータが現在のユニクロの状況を推し量るのにちょうどいいだろう。

 そんなユニクロなどを展開するファーストリテイリングは今年2月16日、時価総額が10兆8725億円(終値ベース)となり、ZARAを展開するインディテックスを上回り、アパレル業界の世界首位に立つという歴史的快挙を成し遂げている。

 だが、世界的ブランドとなったユニクロの服でも、あまり購入をおすすめできないアイテムがわずかながら存在するのだ。

 そこで今回は「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が、「この夏、買ってはいけないユニクロの服5選」をリストアップ。そして、恋愛コラムニストで10年以上のファッションライター経験もある堺屋大地氏に、なぜおすすめできないかを解説していただいた。

 今回、以下の3つを基準として選定した。

・ファッションビギナーが着るとダサくなる可能性が高いこと

・“最先端のおしゃれ”すぎて一般ウケしない場合があること

・無理に若ぶっているように見えるなどして女子ウケが悪いこと

 では、「買うべき・買ってはいけない調査班」が選んだ「この夏、買ってはいけないユニクロの服5選」を紹介していこう。

ルーヴル美術館:アート アンド ロジック by ピーター・サヴィル UT グラフィック Tシャツ(モナ・リザ モチーフ)/1500円(税込、以下同)

 ルーヴル美術館とグラフィックデザインの巨匠 ピーター・サヴィルがコラボレート。モナ・リザの絵をベースにしたグラフィックプリントを前身頃にあしらったTシャツだ。

「モナ・リザの絵やピーター・サヴィルを否定するつもりは一切ありません。ですが、そんな偉大すぎるコラボレートだからこそ、アートに造詣が深くないのであれば買わないほうがいいでしょう。絵画やグラフィックアートに一家言ある人が着てこそ意味や価値の出るアイテムなので、知ったかぶって買っても着こなせず、ダサくなってしまうと思います」(堺屋氏)

エクストラファインコットンブロード チェックシャツ(半袖)/1990円

 上質なコットン100%仕様で肌触りの良さを追求したチェックシャツ。起毛感がなく夏にうってつけの柔らかな風合いを実現。カラーバリエーション(カラバリ)はレッドとブルーの2色展開。

「チェック柄のシャツは、スタンダードなアイテムなので気軽に買ってしまいがちですが、実はセンス良く着こなすのがけっこう難しく、意外とファッション上級者向けのアイテム。このチェックシャツも一歩間違えると往年の“オタクファッション”っぽくなってしまうかも……。普段あまり服装に興味がないというファッションビギナーの方は避けたほうがいいでしょう」(堺屋氏)

TVアニメ 呪術廻戦 UT グラフィックTシャツ 五条 悟(半袖・レギュラーフィット)/1500円

 大ヒットしたテレビアニメ『呪術廻戦』とユニクロのコラボTシャツ。作中で非常に人気の高いキャラ「五条 悟」が、目隠しを外して素顔をさらした状態のプリントが、背中に大きくあしらわれている。

「『呪術廻戦』は面白いしカッコいい作品ですが、だからといってそのアニメキャラがデカデカとプリントされた服をオシャレに着こなすのは至難の業。さらに言うと『五条 悟』は女性ファンがとても多いイケメンキャラですので、顰蹙を買うリスクも高めです。おのずと『五条 悟』のイケメン度合いと比較されるでしょうから、むやみにハードルが上がってしまうアイテムといえるでしょう。着る本人も超絶イケメンなら着こなせるかもしれませんが……」(堺屋氏)

江戸浮世絵 芸艸堂ステテコ(前閉じ)/990円

 葛飾北斎の名作である「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の波を、ダイナミックに総柄プリントしたステテコ。

「このアイテム自体は、ステテコにあえて和の波モチーフを全面にあしらうことで、“一周まわってオシャレ”になっているんだと思います。ただし、葛飾北斎がいくら偉大で、そのアートが素晴らしいものだとしても、いってしまえばこれは“波柄ステテコ”。穿く本人が相当センスよくコーディネートに取り入れなければ、一周まわることなく、“ぐうたらオジサン”のようになってしまう可能性が高いでしょう」(堺屋氏)

ナイロンギアショートパンツ/1990円

 膝上丈のため運動性が抜群で、軽量かつ高い耐久性を誇るナイロンリップストップ素材を採用したショートパンツ。6つのポケットが付いているため、手ぶらでも外出ができるうえ、雨水をはじく撥水機能付き。アクティブなアウトドアシーンだけでなく、日常使いもできるデザインとなっている。カラバリはブラック、オレンジ、ブラウン、オリーブ、ブルー、パープルの6色展開。

「機能性の高さに難癖付けるつもりは一切ありませんが、『買ってはいけない』理由はズバリ、膝上丈というところ。現在、ユニクロでは8種類のショートパンツがありますが、そのなかでこのアイテムは一番丈が短いんです。ファッション玄人ならセンス良く穿きこなせるのでしょうが、オシャレに疎い人が着ると“半ズボン小学生”のようになってしまいそうです」(堺屋氏)

 アート作品やアニメ作品とユニクロがコラボしたアイテムは、オシャレに着こなすのが非常に難しいケースが多い。そのアート作品やアニメ作品がどんなに素晴らしくても、それをデザインに落とし込んだ服をセンス良くコーディネートに組み込めるかどうかは、別問題ということだろう。ユニクロは基本的にベーシックでファッションビギナーでも着こなしやすいアイテムが多いため、今回の記事を参考にしつつ、ユニクロファッションを楽しんでいただきたい。

(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」 from A4studio)

※情報は2021年6月23日現在のものです。

大ウソだらけの東京五輪! 招致からコロナ下での開催強行まで安倍晋三・菅義偉・森喜朗らはどんな嘘をついてきたのか 総まくり

 ついに本日、20時から東京五輪の開会式がおこなわれる。新型コロナの感染爆発はもちろんのこと、開会式前日に演出トップがユダヤ人大量虐殺をネタにしていた問題によって解任されるという前代未聞の事態が発生。だが、それでも内容を変更することもなく予定どおり開会式をおこなうと言うのだ...

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甘デジ「ST100%」抜群の安定感で手堅く立ち回り!『北斗の拳』など名作シリーズを攻略!

 五輪に関するあれこれくらいモヤモヤする展開となっている甘デジ10万発の野望。勝てそうで勝てない、いけそうでいけない、どっちつかずのI want youなのである。

 これまで、この状態になったことは何度もあるが、ここで下手に動くとより痛い目を見ることが多かったように思う。パチンカーが陥りやすい「もうええわ」と開き直り「落ち目のときこそ勝負! 一発逆転や!」とばかりに爆裂機で勝負に行くのも危険である。返り討ちに遭うのが関の山。冷静に立ち回るのである。

 そこで選んだ台は100%STの『CRAスーパー海物語IN沖縄4 with アイマリン』。こんな場面では『海』打っておけば間違いない。そういえば近々、『PAスーパー海物語 IN 沖縄5 with アイマリン』が出る。そうなると『沖海4アイマリン』とは入替えだろうか。

 そういう意味でも『4』の『アイマリン』を打っておかねばならぬ。この機種とは本当に相性が良かったので名残惜しい。次の『5』の『アイマリン』との良好な関係性を築きたいものである。

 そんなことを考えながら100回転ほど回すとウリンチャンスから初当りゲット。その後はSTで1回、時短で1回大当りを引っかけ都合3連チャンで1400発ほどの出玉を獲得するに至った。

 ほぼ確率での大当りだが、相性がいいことを自認している身からすると少々手こずった感は否めない。やはり、あまり良くない流れを引きずっているのかもしれない。

 続いては同じく100%STの『デジハネCR北斗の拳6 慈母』を打つことに。いやー、これは誠に名機である。パチンコの『北斗』がヒットした要因には甘デジバージョンの面白さがけっこう寄与していると思っていて、特にこの『慈母』シリーズの恩恵はかなり大きいはずである。

 ST的には『5慈母』が最強だったが、『6慈母』も打ち込むごとに面白さがジワるスルメ台。基本、クラシックSTで「待っていたぞケンシロウ」に震えるのだが、ユリアの一発告知をたまに選択すると沁みるのである。

 一方、まったくダメなのがバトルSTで、まあガルダに勝てない。そもそも対戦相手はフドウまでしか選択されず、「ヒューイで勝てるはずないだろ」と文句に終始しているのである。

 ただ、今回もそうなのだが、時短で引き戻すことがけっこう多い。ST自体の継続率は45%ほど、体感では33%前後、でなかなかST連しないが電サポでの数珠つなぎからたまのST連を絡めてまとまった出玉を手にするパターンである。

 ちなみに、今回はST当り→時短引き戻し→ST当り→時短引き戻し→時短引き戻しと電サポ5連チャン。一気に2500発近い出玉を獲得した。しかし、この台でも初当りに回数がかかり、収支でみればトントンか少し負けラインとなっている。

 で、結局はまたまた大きく勝ちもしないし、それほど手痛い負けもない、停滞路線を踏襲した。まあ、そういう機種を打ったのだから当然の帰結か。流れが上向くまではしばらくこの調子だろうか。

【F店】
・今回のトータル出玉 -316発(シーズン総収支 +3529発)
・実戦機種 2台(計18台/50台)

これまでの結果
A店【実戦機種26台、コンプリート(大当りさせた)台、16台/33台中・収支 -12249発】
B店【実戦機種21台コンプリート、収支 -16314発】
C店【実戦機種40台コンプリート、収支 +3917発】
D店【実戦機種20台コンプリート、収支 +12249発】
E店【実戦機種20台コンプリート、収支 -803発】

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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今年のJRAアイビスサマーダッシュは過去のデータが使えない!? その理由と2017年ラインミーティアに匹敵する意外な激走穴馬とは?

●東京オリンピックが開幕するが

 いよいよ本日、東京2020オリンピックが開幕する。今日から2週間、世界から一流のアスリートが集結し、様々な競技でその力を見せつける。コロナ禍において賛否両論があるが、何事もなく無事に終えることを願いたい。

 オリンピックがあっても競馬は変わらず行われる。今週行われるJRAの重賞レースは、新潟直線芝1000mのアイビスSD(G3)だ。今年で21回目を迎え、昨年はジョーカナチャンが勝利するなど、過去6年で牝馬が4勝と牡馬が劣勢のレース。東西の芝1000m巧者が集結し、今年はライオンボス、モントライゼ、タマモメイトウ、ヒロイックアゲン、ビリーバー、ロードエースといったメンバーが出走を予定している。しかし人気の一角モントライゼはこの直線競馬は初めてで、コース適性は未知数。また昨年の2着馬で、1000mで最多の6勝をあげるライオンボスはここ2戦が16着と9着、しかも前走が得意の新潟芝1000mで9着と大敗しており、不安大。その他のメンバーを見ても難解なレースとなりそうだ。

 しかも今年はさらに複雑な要因がある。それは3月の地震によって福島競馬場が使えず、代わりに新潟競馬場を使ったことで芝の状態が例年と異なるからだ。今年はすでに1回新潟で8日、2回新潟で6日と計14日間開催されており、今年のアイビスSDは開催16日目となる。昨年は開催7日目でのレースだったから違いは歴然。アイビスSDが行われる新潟直線芝1000mは、特に枠順の有利不利が大きいコース。過去20回で1枠は未勝利で8枠が7勝。しかし今年の特殊な馬場状態を踏まえると、昨年までのデータは参考にならないと考えるのが自然だ。

 傑出馬不在で難解な出走馬、例年とは異なる馬場状態、今年のアイビスSDは何やら不穏な空気が漂っている。ここは今までとは異なるアプローチで買い目を決めるのが得策だろう。特に馬場状態と枠順の関係に関して言えば、ベテラン競馬ファンでも読みにくいもの。実際にレースに騎乗した騎手の感触や、現地スタッフのアドバイスが不可欠。そういった意味でも、ここはプロの力を借りるのがベターだ。

 すると、元JRA調教師の増沢末夫氏が最高顧問を務め、平井雄二氏など多くの競馬関係者が所属する競馬情報会社のシンクタンクが、このアイビスSDを7年連続的中させているという事実を把握。しかも8年連続的中に向けて並々ならぬ自信を見せており、なんと今年のアイビスSDの激走馬情報を無料で公開するという話をキャッチした。このチャンスを逃してはならないと考え、彼らに話を聞いた。

●衝撃の事実が発覚!

――今回はアイビスSDについて話を聞きたいと思います。まずは7年連続的中についてお話しください。

担当者 このレースは1番人気も好走しますが、穴馬の激走も多いレース。2017年に勝利したラインミーティアは7歳の高齢馬で、2勝クラスを勝ち上がっただけの格下馬でした。しかし新潟芝1000mに抜群の適性を示しており、しかも状態は最高、そして8枠15番を引いたことで、陣営の自信はかなりのものでした。このレースでは他に実力のあるオープン馬が多数いましたが、大事なのは実績だけでなく、夏の暑い時期での状態や馬場適性とコース適性、そして枠順であり、これらをしっかりと精査することが重要。それを徹底し続けてきたことが、この7年連続的中に繋がっていると言えるでしょう。

――それらをファンが完全に把握することは難しいでしょうね。

担当者 ファンだけでなく一般的なマスコミでも難しいでしょうね。というのも夏のJRAは、北海道そして九州の小倉と各地で競馬が分散されることもあり、競馬専門紙やスポーツ紙の競馬記者たちは各地に出張で分散しています。しかしもともと人数が多いわけではないので、それぞれのレースの取材に限界があります。しかも今JRAはコロナの感染防止対策で取材規制を実施しており、さらにその状況が追い討ちをかけているのです。

――ではほとんどのマスコミは不利なのですね。

担当者 既存の手法で情報を集めるマスコミが、すべての出走馬陣営の本音や状態、適性を完全に把握するのはほぼ不可能でしょう。さらにほとんどの競馬記者は、レースの枠順が決まる前に予想を決めています。しかしアイビスSDが行われる新潟芝1000mは、枠順がレースの結果を大きく左右します。前述のラインミーティアは格下馬でしたが、8枠15番と絶好の枠を引きました。もしマスコミが事前にその枠順を把握していれば、多少は同馬の評価を上げたかもしれません。しかし実際には枠順が決まる前に予想をしなければならないので、結果としてラインミーティアの評価は下がったのです。同様のことは今年も十分にあり得ますので、やはり既存の競馬マスコミやその予想を鵜呑みにすることは推奨できません。各馬の状態や枠順、馬場状態、コース適性などをしっかりと把握することが、このアイビスSD的中のポイントになるのです。

――シンクタンクさんでは、それらが万全だということですね。

担当者 はい。まぐれで7年連続的中は達成できません。地道な作業ですが、的中させるために必要なことをコツコツと積み上げた結果でしょう。今年もすでに出走馬各陣営から、状態、コース適性、本音、馬場適性、騎乗方法などを把握済みです。そしてラインミーティアのような穴馬の存在も把握済み。あとは枠順確定後の陣営の見解、そして土曜のレース、日曜の天候と午前中のレースを分析し、最終結論を日曜の午後に発表します。

――それは非常に楽しみです。その情報を無料で教えていただけるのですか?

担当者 はい。このアイビスSDに関する馬券候補5頭を、シンクタンクが誇る重賞メイン特捜部の最高責任者である平井雄二元JRA調教師が完全監修で提供します。どんな馬券種でも自由に使えますので、ぜひ参考にしていただければと思います。余談ですが、この馬券候補5頭は宝塚記念や安田記念、そして日本ダービーやNHKマイルCでも結果を出しており、かなりの払戻を手にしたファンもいたようです。

――最後に残り一か月となった夏競馬に関してもお話いただけますか?

担当者 昨年の夏競馬は58本の万馬券を的中させ、大きな利益をあげた方も多数います。今年は夏競馬期間限定で精鋭情報ルートを選抜した【北海道特別チーム】も結成して、より濃い情報をお伝えしています。6月は昨年を上回る20本の万馬券を的中させており、どこまで数字が伸びるか楽しみです。アイビスSDだけでなく、夏競馬もシンクタンクにご期待ください。


 夏競馬は正確な情報の把握がカギとなるが、既存のマスコミは様々な状況から苦戦は必至。しかしシンクタンクには、競馬関係者と電話一本、メールやLINEなどで直接連絡を取ることができる情報ルートが多数存在しており、その不安はない。難解なアイビスSD、そして東京オリンピックとともに盛り上がる夏競馬は、シンクタンクの情報を活用するのが得策だ。※本稿はPR記事です。
CLICK→【無料公開!アイビスSD厳選5頭&夏競馬情報】シンクタンク

JRAアイビスSD(G3)カノヤザクラ、カルストンライトオ、ベルカント。歴代千直マイスターと「新潟千直事情」の変化から探る、今年の勝ち馬候補

 東京オリンピックが開幕する今週は、JRAでも札幌記念(G2)と並ぶ夏競馬を代表する注目重賞レースのアイビスサマーダッシュ(G3)が行われる。

 芝・直線1000mという特殊な条件は、日本競馬においてこのコースしかないゆえに希少なレースとして大きな注目を集めている。加えて、今週行われる重賞レースがこのアイビスSDのみということからも、JRAの力の入れ方がわかると言うものだ。

 アイビスSDが初めて行われたのは2001年。新潟競馬場は改修工事により右回りから左回りへ、外回りコースの直線の長さはJRAで最長の659mとなり、日本競馬で初めて直線1000mの芝コースも誕生した。その新・新潟競馬場誕生に合わせて新設された重賞レースが、このアイビスSDである。

 筆者は以前アイビスSDの取材で、直線1000mのスタート地点に立ったことがある。そこから見た一直線に続く緑のじゅうたんの美しさに感動したのを覚えている。

 しかし、当時の騎手たちは口を揃えて「やってみなければわからない」と手探りだった。実際に馬に関しても最初から新潟1000mのスペシャリストがいたわけではなかった。第1回の優勝馬メジロダーリングは、短距離のスペシャリストではあったものの、デビュー以来初の1000m戦で勝利している。

 史上初の千直1000mマイスターと呼べるのは、カルストンライトオでいいだろう。

 同馬は3歳時の2001年に第1回アイビスSDに出走して3着。翌2002年には見事勝利し、2003年は不出走、そして2004年には2年越しの“連覇”を達成。4度目の出走となる2005年は1番人気で4着に敗れたが、紛れもなく千直マスターに相応しい実績だ。

 そして同馬が2002年に記録した53秒7の勝ち時計は、今も破られていないレコードタイムなのである。しかも同馬はアイビスSD以外にもスプリンターズS(G1)を勝利しているのだから大したもの。アイビスSDの勝ち馬でスプリンターズSや高松宮記念といった1200mのG1レースを勝利したのは、後にも先にもこのカルストンライトオだけだ。

 このアイビスSDで連覇を達成しているのは他に2頭いる。

 まずは2008~2009年のカノヤザクラだ。ただし同馬が勝利したのは、ともに新潟芝1000mで特に有利とされる8枠18番と17番で、枠の恩恵があったことも否めない。3連覇を目指した2010年は10着に敗退したが、これは57kgの酷量が影響したのも大きい。それまでの実績を考慮すれば、牝馬ながら牡馬相手に同一重賞の連覇はお見事。同馬も千直マイスターの一頭と呼んでいいだろう。

 連覇を達成したもう一頭はベルカントだ。父サクラバクシンオーはカノヤザクラと同じで、父譲りのスピードで5つの短距離重賞を制している。その中の2つがアイビスSDだが、初めて勝利した2015年はそれまですべて5着以下の7連敗中だったが、M.デムーロ騎手に乗り替わって一変した走りを見せ快勝。新潟芝1000mは2戦2勝とすべて勝利している。

 またアイビスSDは1勝しかしていないが、千直マイスターといえばケイティラブも見逃せない。同馬は全5勝中4勝がこの舞台で、ダートの1勝も加えれば全5勝が1000m戦。アイビスSDは初重賞チャレンジで見事勝利しているのだから、よほどこのコースと相性が良かったのだろう。

 アイビスSDが創設されてから数年は、新潟芝1000mでオープンクラスのレースが少なかったが、2014年に韋駄天ステークス、2016年にルミエールオータムダッシュのオープン特別ができたことで、このコースを専門的に狙う馬が増えた。

 特にここ3年のアイビスSD優勝馬(2020年ジョーカナチャン・2019年ライオンボス・2018年ダイメイプリンセス)は、上記2つのオープン特別で2着以内に好走していたという実績がある。

 ここで2014~2020年の韋駄天S優勝馬7頭のアイビスSD実績を見てみると、

2020年 ライオンボス → アイビスSD 2着
2019年 ライオンボス → アイビスSD 1着
2018年 ダイメイプリンセス → アイビスSD 1着
2017年 フィドゥーシア → アイビスSD 2着
2016年 プリンセスムーン → アイビスSD 3着
2015年 フレイムヘイロー → アイビスSD 9着
2014年 セイコーライコウ → アイビスSD 1着

 という成績で、なんと7戦3勝2着2回3着1回【3.2.1.1】という安定した結果を残しているのだ。唯一馬券圏外に敗退したフレイムヘイローは、韋駄天Sを15番人気と低評価での勝利だった。一方で、馬券圏内に好走した6頭はすべて2番人気以内での勝利だった。

 この傾向から判断すると、今年の韋駄天Sを勝利したタマモメイトウは14番人気での勝利。斤量も53kgから56kgに増えることも考えれば、よほど枠に恵まれない限り勝ち負けは厳しそうだ。

 前述したようにここ数年のアイビスSD事情は、オープン特別が増えたことで千直専門馬=千直マイスターが増えている。そして、過去4年の勝ち馬はすべて、アイビスSD前に新潟芝1000mで勝利した経験があった。

 過去10年にこのコースで勝利がないながらアイビスSDを勝利した馬は、3歳以降に重賞勝利かスプリンターズSで2着の実績がある。そしてこれまで3歳牡馬の勝利はないといデータもある。注目を集める3歳馬モントライゼは、残念ながらこれらの点で見劣ってしまう。

 やはり狙いは千直マイスターだ。中でも現役屈指の千直マイスターであるライオンボスに注目したい。

 同馬は新潟芝1000mの申し子と言っても過言ではなく、ここまで7戦4勝2着2回、内訳も重賞1勝、オープン特別2勝と他馬を圧倒する実績を残している。前走の韋駄天Sで敗退するまで1000m戦では6戦連続2着以内に好走し、2019年5月以降は10戦中7戦がこのコースと陣営も徹底している。

 しかもダートで勝利した2勝はともに1000mで、全6勝はすべて1000m戦なのだ。これほど1000mに特化したのはケイティラブ以上であり、歴代千直マイスターに君臨する存在といっていい。前走の韋駄天Sは悪化した馬場で58kgの斤量が響き、同じ牡馬ながら自身よりも4~5kg軽い軽量馬に有利な状況だったことも影響したようだ。

 今回は前回で5kg差があった勝ち馬タマモメイトウとの斤量差は1kgに縮まり、状態も上げている。絶好の舞台でどんな走りを見せるか注目したい。

(文=仙谷コウタ)

<著者プロフィール>
初競馬は父親に連れていかれた大井競馬。学生時代から東京競馬場に通い、最初に的中させた重賞はセンゴクシルバーが勝ったダイヤモンドS(G3)。卒業後は出版社のアルバイトを経て競馬雑誌の編集、編集長も歴任。その後テレビやラジオの競馬番組制作にも携わり、多くの人脈を構築する。今はフリーで活動する傍ら、雑誌時代の分析力と人脈を活かし独自の視点でレースの分析を行っている。座右の銘は「万馬券以外は元返し」。

ナイキ、有望な女子強化選手、無理な減量強制で選手生命絶たれる…オレゴンプロジェクトの闇

 明日23日に開会式を迎える東京オリンピック(五輪)。新型コロナ禍にもかかわらず強行開催される背景には、莫大な資金や権力を握っているスポンサーや放送局、代理店といった存在があるはずだ。スポーツはアスリートだけでは成立しない。その理屈はわかるのだが、力を持ちすぎた企業がスポーツ界に暗部をつくり出してしまうケースは少なくない。

 思い出されるのは、2019年10月に起きたナイキ・オレゴンプロジェクトのスキャンダル。このプロジェクトは、2001年にナイキが組織したアメリカの中長距離選手を強化するための精鋭チーム。ナイキにより資金、トレーニング、マネジメント面で多大なバックアップを受けられるとあって、中長距離選手にとってはまさに憧れのチームで、日本の大迫傑がアジア人で初めて所属したことでも知られる。

 しかし、同プロジェクトのヘッドコーチ、アルベルト・サラザールが選手へのドーピングに関与していたとされて4年間のコーチ資格はく奪が決定。それに伴いプロジェクトの解散が発表された。そして、そのニュースに追い打ちをかけるかたちで、所属していたアメリカ女子長距離のホープ、メアリー・ケインもサラザールを告発。無理な減量を強いられ、月経が停止、エストロゲン不足で5度の骨折をして選手生命が絶たれるなど、女子選手への指導法への問題も浮き彫りとなった。

 陸上界に激震が走った事件。だが、誰もが知るスポーツブランド、ナイキによるプロジェクトのスキャンダルにしては、認知度はそれほど高くない。「ナイキがビジネス面で大きな影響力が持っていたりと、複合的な要素があって継続的なニュースにならなかった」と、その理由を話すのはスポーツライターの小林信也氏だ。

ナイキは広告戦略でメジャーになったブランド?

「来年行われる世界陸上は、ナイキ本社のあるオレゴン州。この問題が大事となれば大会への影響は深刻だ。ナイキはもちろん、大会スポンサー企業などにとっても、それは非常に都合が悪い。ナイキの上層部がこの問題について事前にどのくらい把握していたかはわからないが、サラザールとその周辺の人物の責任にして企業の指示や関与を否定する必要がナイキにはあったのでしょう」(小林氏)

 この後に、因果関係は不明ながらもナイキの当時CEOだったマーク・パーカー氏が退任しているが、ナイキは組織的にドーピングに関与していたことを否定。そして、この件に関して続報はほとんどなく、ナイキのブランドイメージは守られた。それどころか、厚底シューズが話題になり、「やっぱりナイキはすごい」という再認識が世間にもたらされた。

「そもそもスポーツブランドとしては他の人気ブランドより後発のナイキは、マイケル・ジョーダンとのスポンサー契約に代表される広告的戦略もあってここまで大きくなったブランド。だからイメージへの危機管理能力が高いのでしょう。近年、ナイキはCMに人種差別問題や社会問題をメッセージに込めることで話題を集めている。それ自体は支持も集めていますが、一方で社会的メッセージまで広告に使っている違和感も覚えますね」(同)

メアリー・ケインの告発はナイキを変えたのか

 そもそも、ある意味でサラザールもナイキの勝利至上主義の被害者的な一面もある、と小林氏は話す。

「スポーツブランドとしては、強い選手に自社製品を使ってもらうのが一番広告効果がある。だったら自分たちで育ててしまおう、というのがオレゴンプロジェクトでした。しかし、中長距離、特にマラソンの分野では、世界歴代トップ100を記録した選手の約9割がケニア人かエチオピア人。トップ25まですべてこの2カ国の選手で、アメリカ人やその他の国の選手が勝つのは難しい。そのなかで、サラザールは企業をあげてのプロジェクトのコーチに任された。勝たせなきゃいけない、結果を残さなければクビになるという重圧のなかで、ドーピングに手を出してしまったとも考えられる。となれば、問題の根底は、ナイキをはじめとした大企業の、勝つことで商売にする勝利至上主義にあるともいえるでしょう」

強行開催によりIOCの貴族体質に変化の兆候

 このようなメーカーなどの広告主義の犠牲者は、アスリートやコーチといった現場の人間だけではなく、スポーツ界全体に対しても決してプラスにならない。それはビジネスが優先されるここ数十年の、特にコマーシャリズムに翻弄される今回の五輪の姿を見れば明らかだ。

「それまでの五輪の開催都市は、多額の税金を投入したことで破綻に追い込まれるケースが続出していた。それが1984年のロサンゼルス大会で、組織委員会とIOC(国際オリンピック委員会)がスポンサーの協賛金や放映権等で大幅な黒字を出して独立採算のビジネスモデルをつくった。五輪の商業化は選手のプロ化を促し、日本でもプロとして満足に生活できる競技は野球と相撲とボクシングなど一部だったのが、それ以外の利権競技者でも五輪で活躍することで多額の収入を得られるようになった。コマーシャリズムが強くなりすぎてスポーツ本来の純粋さが失われてしまった。それが今の五輪の姿です」

 しかし、小林氏いわく、アスリートや開催国の国民を無視して無理やりに開催される今回の東京五輪も悪いことばかりではないという。

「五輪がコロナ禍のおかげで変わり始めている。こんな状況でやるからこそ、今までやりたい放題だったIOCやその周辺の貴族体質がどんどんと削られている。感染拡大の懸念はありますが、五輪にとって、スポーツ界にとっては、非常に前向きな変化だと思います」

 もはや賽は投げられてしまった。大ブーイングの中での開催となるが、“誰も得をしない五輪”で終わるのではなく、少しでも“商業ファースト”が排され、後世のアスリートや指導者が競技に集中できるような大会の礎になってくれればと願いたい。

(文=編集部)

東京五輪、世界新記録の数が過去最少の“最低の五輪”になると予想される合理的根拠

記録は望めずメダル争いだけの東京五輪

 東京オリンピック(五輪)は世界新記録の数がもっとも少ない大会として、歴史にその記録を残すことであろう。そう考えられる理由は以下の3点である。

(1)気温が高い

(2)無観客で選手たちのモチベーションが下がる

(3)トップアスリートのなかで新型コロナウイルス感染への不安が原因で不参加が続出している

 気温については、7月に入り東京でもすでに連日30℃を超え33~34℃も記録していて、大会期間中には35℃以上の猛暑日も多くなるだろう。しかし、こんなことは五輪誘致の段階でわかりきっていたことだ。その結果、今大会はメダルをどの国が、そしてどの選手がとるかだけに関心が集まる結果となっている。

 メディアは連日のようにメダル候補者の動向ばかりを追っているが、日本オリンピック委員会(JOC)は前回のリオ大会よりも獲得メダル目標数を多く設定しているが、それは前述の理由から科学的でないし、そもそもメダルの数で国威発揚を目的とすること自体アナクロニズム以外の何物でもない。

国民を騙してでも実施する五輪の政治利用

 日本政府は東京五輪・パラリンピック開催の意義について昨年まで東北の「復興五輪」と言ってきたのに、いつの間にか「コロナに打ち勝った証」と変わってきた。どれもご都合主義であるが、百歩譲っても政府は両方の理由を言い続けるべきだった。そうしないのは、五輪誘致に東北の方々を政治利用してきたことを自白したようなものだ。

 先日、安倍晋三前首相が月刊誌「hanada」で東京五輪について「歴史認識などで一部から反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対している」、五輪開催を批判する野党については「彼らは、日本でオリンピックが成功することに不快感を持っているのではないか」と発言した。しかし、野党も当初から五輪開催に反対してきた事実はなく、現在反対や無観客と主張しているのは野党だけでなく、国民全体の8割近くである。それらをすべて「反日」というのだろうか。安倍氏からの流れを汲む菅政権こそが、五輪を政治利用しているのではないか。すべては次の総選挙で自公政権を継続したいがためで、そのためにコロナ対策が二の次になっていることは全国民が見抜いていることである。

政権に忖度する自治体首長によってコロナ危機は続く

 東京都などの会場が無観客と決定し、福島県はいったんは観客を入れて野球とソフトボールの計7試合を実施するとしていたが、新型コロナの感染状況を鑑みて無観客となった。内堀雅雄知事は「思い描いた全体像とは違うものとなった」と述べたが、いまだに仮設住宅に住む多くの県民や大震災への県民の厳しい目があるからであろう。一向に進まない復興に加えて、他県から観客が来ることでコロナが拡大することへの警戒があり、「五輪よりも先にやることがあるだろう」というのが多くの声なのだ。

 これに対して不可解なのが宮城県だ。3月に仙台市を中心に感染者が急増、人口10万人当たりの新規感染者数が全国最多となった経験があり、最近も再び増えているが、村井知事は「プロ野球やJリーグの試合が入場者数を制限して行われており、五輪だけに観客を入れないのは筋が通らない」と政府とまったく同じ言葉を発しているのだ。

 しかし、人流が増えれば感染拡大になるのは隣の福島県と同じで、宮城県も大震災で復興も道半ばであるはずだ。北海道の鈴木知事も基本的に無観客とした一方、マラソンへの対応は矛盾している。たとえば大通りビッセ(大通公園に面した複合施設)のカフェの予約がいっぱいで、かなりの人が集まるといわれている。どうしてもやるなら人口密集地域を外して行うべきであるし、そもそも北海道はこの時季は気温も高く、とても記録は望めないのだから、単なるメダル争いだけになるだろう。

 つまり自治体の首長の意向によって対応が異なること自体に、問題があるといわざるを得ないのである。

都議選の重要な争点も、五輪対策の迷走でうやむやに

 先の東京都議会議員選挙では、五輪問題以外にも東京都心低空飛行問題が争点にあった。事前の全候補へのアンケート調査では、約4割が新ルートの中止や減便によるルートの運用見直しを訴えていた。ところが選挙戦に入ると五輪コロナ問題一色となり、メディアも新ルートについての候補者の賛否を取り上げることは皆無となった。つまり、都民の生活と暮らしにとって極めて重要な都心低空飛行の問題も、政府と小池百合子都知事の五輪、コロナへの無策と迷走によって、どこかに吹っ飛んだのである。その意味でも、菅首相と小池都知事の責任は大きく、即刻退陣を求めたい。

(文=杉江弘/航空評論家、元日本航空機長)

●杉江弘/航空評論家、元日本航空機長

1969年慶應義塾大学法学部卒、日本航空入社。 DC-8、ボーイング747、エンブラエルE170に乗務。首相フライトなど政府要請による特別便の経験も多い。ボーイング747の飛行時間は1万4051時間という世界一の記録を持つ。2011年10月の退役までの総飛行時間は2万1000時間超。日本航空在籍時に安全施策の策定推進の責任者だったときにはじめた「スタビライズド・アプローチ」は、日本の航空界全体に普及し、JAL御巣鷹山事故以来の死亡事故、並びに大きな着陸事故ゼロの記録に貢献している。 航空問題と広く安全問題について出版、新聞、テレビなどメディア、講演会などで解説、啓蒙活動を行なっている。著書多数。社会学、国際政治の分野でも『日本人はなぜ足元を見られるのか?』(アスキー新書)などの著書がある

吉野家・すき家・松屋、今夏の残念メニュー6品…肉&うなぎの量に不満噴出で“名前負け”

 注文してから料理提供までが早く、手軽においしいメニューを食べられることで人気の牛丼チェーン。大手3社の「吉野家」「すき家」「松屋」は新型コロナウイルスの流行拡大以降、イートイン需要が減少して苦戦を強いられている。

 各社の連結決算を見ても、その深刻さがうかがえる。決算期が2021年2月期(2020年3月~21年2月)の吉野家ホールディングスと松屋フーズホールディングスは、それぞれ75億300万円、23億7600万円の赤字。すき家を展開するゼンショーホールディングス(21年3月期:20年4月~21年3月)は22億5900万円の黒字を記録するも、前年同期比マイナス80%以上だ。

 コロナ禍という向かい風に負けじと各社は新商品の開発に勤しみ、自信のメニューを取り揃えているのだが、なかにはおすすめできないような商品も……。今回「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」は、大手3チェーンの商品を独自にリサーチし、「この夏、買ってはいけない3大牛丼チェーンの商品」6品を選出した(価格は税込み)。

吉野家/肉だく牛黒カレー(並盛)/657円

「黒カレー」とは、吉野家が17年4月から19年4月まで販売していたスパイシーなカレーシリーズだ。15種類のスパイスが使われ、玉ねぎ、トマト、りんごなどの野菜と果物をベースに配合した香りの豊かさが特徴。それがこのたび、2年ぶりに復刻を遂げた。

 その黒カレーにたっぷりの牛肉を加えた商品が「肉だく牛黒カレー」なわけだが、不評の原因は主にその牛肉の量にあった。SNSなどでは「牛だくと称しているが普通の牛黒カレー」「思ったより肉だくじゃない」と、肉の量が少なく名前負けしているとった意見が散見されるのだ。他には「牛カルビならまだしも、牛丼に使用される牛肉だと黒カレーに味が負ける」とカレーと肉の相性について言及する声も。

 実際に食べてみたところ、味自体はスパイシーな風味でおいしい。ルーの量もたっぷりある。しかし、指摘の通り、確かに肉“だく”というほどではない。その量は小皿分くらい。カレーの味そのものはおいしいだけに、名前負けしてしまって、一部の消費者の印象を悪くしているとしたら残念である。

吉野家/ライザップ辛牛サラダ/660円

 吉野家から今年5月13日に新発売された「ライザップ辛牛サラダ」。こちらはもともと販売されていた「ライザップ牛サラダ」に夏らしい“旨辛”要素を加えた商品だ。従来の具材に加え、キムチ、のり、食べるラー油を混ぜたライザップ公認の脂肪燃焼系、高たんぱく低糖質メニューとなっている。

 しかし、SNSでは「中身がスカスカで、開けたら容器の底が見える」と酷評の声も。「ライザップ辛牛サラダ」の価格は660円。サラダにしてはかなり高価だ。本当に中身がスカスカだとしたら、多くの方にとって期待ハズレとなるのもうなずける。

 確かめるべく実食してみると、スカスカとまではいかないが、確かに量は多くない。コンセプト的には少なくても仕方ないのだが、いくら栄養バランスが優れたメニューとはいえ、この量のサラダに660円は高価すぎるというのが第一印象である。

 とはいえ、味はとてもおいしい。食べるラー油がサラダの周りをぐるっと一周かけられていて、鶏肉、牛肉とのマッチングがいい。また、キムチと味付け海苔は韓国料理風の味を演出している。総論としては、栄養バランスに特段のこだわりのない方にはあまりおすすめできないが、ウエイトを絞っている方などにとってはうってつけ。美味で夏らしいメニューだろう。

すき家/SUKIMIX エビチリ牛丼弁当(並盛)/580円

 続いては、すき家が今年4月21日から展開している「SUKIMIX」シリーズから。本シリーズは、牛丼と、さまざまな種類があるおかずのなかから1種類を組み合わせて、同じ容器に入れられた牛丼とおかずをスプーンで混ぜて食べる丼シリーズだ。

「SUKIMIX」シリーズは好評の声が多いのだが、牛丼×エビチリの組み合わせである「エビチリ牛丼弁当」には厳しい意見も寄せられている。SNSなどでは「牛肉とエビチリを混ぜると、エビチリが強すぎて牛丼感がなくなる」「別々に食べた方がいい」といった不評が……。

 その相性がどんなものか口に入れてみると、確かにそこまでのマッチング感はない。甘みがあってピリ辛のおいしいエビチリなのだが、牛丼と抱き合わせる意味はあまり感じられなかった。やや強引な抱き合わせかもしれない。

すき家/うな丼(並盛)/790円

 牛丼チェーンで「うな重」もとい「うな丼」の提供が一般的になって久しい。すき家の「うな丼」も、消費者に定着している人気メニューのひとつだ。三度付け焼きしているというそのうなぎは、やわらかくふっくらとしていて、味も品質もこだわりぬいた商品とのこと。

 しかし、SNS上では「ご飯の量に対してうなぎの量の割合が少ない」「うなぎを大きくできないなら、小さなどんぶりを使ったほうがいい」と、うなぎが少ないといった不満の声が。さらに、味についても「油の塊みたい」「ふわふわさが足りない」という意見もある。

 実際に注文してみたのだが、明らかに身が少ないというほどではない。だが、食べ進めてみると、確かにぺース配分を意識しないとご飯が余ってしまいそうだ。とはいえ、一応は高級食材であるうなぎ。そうした点は仕方ないのでは……という思いもある。おかずをたっぷり食べながらご飯をほおばりたい方には、おすすめしない商品だ。

松屋/ごろごろチキンのトマトカレー(並盛)/690円

 続いて、今年5月18日に新発売された松屋の「ごろごろチキンのトマトカレー」。もともと18年に新商品として発売したものの、やがて終売。そして、20年に開かれた「第2回松屋復刻メニュー総選挙」では1位に僅差で敗れたものの、2位にランクインした。

 多くの消費者が再販売を望むなか、念願叶って復刻を遂げたのだが、悲しいことに批判的な意見もある。SNSなどでは「大きな鶏肉が、あまりカレーに馴染まない」「一緒に煮込んだというよりは、別々に用意して直前で合わせた感じ」といった声がある。

 実食してみると、選挙で2位になっただけあって、とても美味だ。トマトを凝縮させたようなルーに、スパイシーな風味が香ばしい。しかし、鶏肉の大きさは確かに悪目立ちする。その大きさが魅力という方もいるかもしれないが、カレー全体のなかで、その存在はやや浮いてしまっていると感じた。味付けや全体のバランスを考えたら、もっと細かくカットしてもよかったかもしれない。

松屋/厚切り豚生姜焼定食/730円

 最後に紹介するのは、松屋の「厚切り豚生姜焼定食」。特製生姜タレがかかっていてマヨネーズ付きの定番商品だ。肉厚でおいしそうなのだが、SNS上では「おいしいけど、味が濃いめ」と味付けの濃さに言及する声も……。

 注文して食べてみると、評判の通り味は濃いめ。その上でマヨを追加でつけるとしたら、とんでもない濃さになりかねない。反対に、たくさんの白飯を食べることができるという意味ではおすすめだ。そして、肉そのものは厚すぎて噛みきりにくい部分がところどころあり、噛み応えはあるものの残念と言える要素だった。

――本記事で取り上げたメニューはどれも基本的においしいのだが、足りない部分が悪目立ちしたケースが多かったように感じる。しかし、それは、多くの消費者が牛丼チェーンに高い期待値を抱いていることの表れかもしれない。感じ方は人それぞれだが、こんな意見もあるということを、あくまで参考までに知っていただけると幸いだ。

※情報は2021年6月10日現在のものです。

(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

パチンコ「14万発」レベルの感動!?『北斗の拳』『牙狼』に並ぶ“大物”シリーズ名作の思い出!!

『北斗の拳』『牙狼』『海物語』といったパチンコ界の超大物シリーズが、ホールへ熱狂を呼び込んでいる。

 北斗神拳伝承者・ 霞拳志郎を主役に据えたパチンコ新台『P蒼天の拳 天刻』は、右打ち中はモードによってV獲得率が異なるという、業界初システムを搭載している点が特徴だ。

 最大4個まで獲得可能なVは一挙に放出される仕組みで、ループ率約83%&最大約3200発の出玉に期待できるという強烈な仕様。ライトミドルスペックながらも「4万5000発」を記録するなど、注目度は高まっている印象だ。

 大量出玉報告という意味では、伝説の初代を強く意識した『P牙狼月虹ノ旅人』を忘れてはならない。「14万発」といったデータも確認されるなど、自慢の破壊力を発揮している状況だ。

 国民的パチンコ『海物語』シリーズ最新作も7月に登場。『Pスーパー海物語 IN 沖縄5』は「王道スペック」の軸を継承しつつ、電チュー大当り時の時短回数と引き戻し率をアップさせた点が特徴だ。

 最大出玉10ラウンド大当り比率が、電チューでは52%にアップしている点もポイント。連チャン時には、強力な出玉感を味わえる仕様となっている。実際に「終日4万8000発」といった報告も浮上するなど、その性能を称賛する声も多い。

 さすがはパチンコ人気を支える人気シリーズ。業界において確たる地位を築いた大物たちの、底力を感じる活躍ぶりである。

 先述した機種だけではなく、これまでも多くユーザーを楽しませる名作を生み出してきた人気シリーズたち。熱狂した機種は多くあるが、その中で筆者が強い思い入れを抱くのは「ルパン三世」シリーズである。

 もはや説明不要だと思うが、「ルパン三世」は1971年からアニメ化された人気作。映画やスペシャルなど多くの作品が発表されているが、個人的には『炎の記憶』『ファーストコンタクト』『ルパン三世VS名探偵コナン』が特にお気に入りだ。

 他にもゲームなど各メディアで取り上げられているわけだが、その存在感はパチンコ業界でも抜群である。『ルパン三世』シリーズといえば、ヒットメーカー平和を支える存在。長きに亘りファンに愛されているシリーズだ。

 近年も斬新なスペック搭載タイプなどがデビュー。多くのマシンが発表され反響を得ているが、その中でも初代『CRルパン三世』を思い浮かべる方は多いだろう。

 販売台数的にも大ヒットを記録した初代。大きな反響を得たのは、国民的キャラを使ったシンプルながらも完成度の高い演出だ(不二子からチラッと見える色に熱くなったのを思い出す)。他では味わえない楽しみを提供しただけではなく、原作を知る多くの人間の関心を得たことも大ヒットに繋がったと言える。

 後の版権マシンの盛り上がりへ勢いを与えた名作だが、そんな初代の正当後継機『CRルパンザサード』が個人的には最も思い入れの強い機種である。初代ほどではないものの、スマッシュヒットを果たした名作。シリーズ後継機へ、大きな影響を与えた作品と言えるだろう。

 相性が良く勝利を積み重ねていたことも大きいが、それよりも完成度の高さにベタ惚れだった。進化を遂げた演出に若き日の筆者は、他の機種では味わったことのない感動を覚えたのである。原作ファンの心をくすぐる内容だけではなく、リーチには通常画面へ戻るまで油断できないサプライズパターンも豊富。熱くなる要素は満載だったのだ。

 激アツの「サーチライト予告」を見たいがために粘ったことも少なくない。確変か否かを告知する「チャンスボール」の動きにも一喜一憂した。音楽も演出もゲーム性も最高…とりあえず、何もかもが面白かったという印象だ。

 もちろんスペックも重要だったが、当時は「出玉を凌駕する楽しさ」を追い求めていた気がする。そういった意味で本機は完璧。勝ち負け関係なく、ただただ打ちたくなる機種だった。

 筐体を見るだけでゾクゾクしてしまうほどに、全ての欲を満たしてくれていたのである。例えるなら…あの頃の筆者は、冒頭で触れた『P牙狼月虹ノ旅人』の超出玉に匹敵する感動を味わえていたのかもしれない。

 仲間が朝からパチスロコーナーへ集結する中、自分だけはパチンココーナーへ駆け込み『CRルパンザサード』を打ちまくっていた。パチンコの遊技率が高まったのは、本機と出会ってからではないだろうか。人生を変えたと言っても大袈裟ではない存在である。

 導入から時間が経過すると設置するホールも減っていったが、打てる場所を探し続けるという日々を送った。他の機種では満足できなかったのである。

 他県だろうが、「あの店で打つの?」と言われるような厳しい条件だろうが、見つけて打つ。そこまでの熱意を注いだのは本機のみ。あの日々は、今でも仲間と飲んでいると話題になる。忘れられない思い出…そして、それを作った名作だ。

 以降の作品に『CRルパンザサード』ほどの特別な思い入れはないが、本シリーズへの期待は今なお大きい。ルパンファンを歓喜させるサプライズを期待したい。アノ興奮を再び味わいたいところだ。

(文=木戸範孝)

<著者プロフィール>
 Webメディアに掲載されるスポーツ関連記事の作成および編集業務を経験。その後はGJにて競馬やパチンコ・パチスロ、スポーツなど幅広い分野を担当している。現在はパチンコ・パチスロ分野に力を入れており、自身が好む爆裂タイプの動向に注目している。業界ニュースも担当。業界関係者への取材を元に、新台関連の記事も多く作成している。

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