JRAリーディングサイアー争いは「群雄割拠」時代に突入!? ディープインパクトの後継者争いが過熱、サトノアラジン産駒の初勝利で新種牡馬産駒が20勝到達!

 25日の新潟5R新馬戦は、4番人気のレディバランタインが勝利。同馬の父サトノアラジン、今年デビューの新種牡馬だ。これで新種牡馬の産駒がマークした勝利数は、早くも20勝の大台に到達した。

 同日の新潟1Rでも、同じく新種牡馬イスラボニータ産駒のプルパレイが2歳未勝利戦を勝利している。さらに18日の小倉2Rでは、国民的名馬キタサンブラック産駒のコナブラックが未勝利を脱出したことは記憶に新しい。

 今年デビューした新種牡馬で、産駒がJRA初勝利を記録したのは前出のサトノアラジンで12頭目。2歳戦が始まってまだ2ヶ月だが、幸先の良いスタートを切ったといえるだろう。

 なかでも目をひくのが、ともに産駒がここまで4勝を挙げているドレフォンとシルバーステートだ。

 ドレフォンは現役時代、アメリカG1を2勝。主に1200mから1400mで実績を残すなど、米国短距離界のトップホースに君臨。一方、シルバーステートは、能力を高く評価されながらもケガに泣いた。屈腱炎で1年半の休養を余儀なくされるなど、重賞レース未出走のまま現役を引退。ファンの多い馬で、その血を受け継ぐ産駒に父超えの期待も大きい。

 この新種牡馬勢に負けじと意地を見せたいのが、先輩種牡馬たち。同じく産駒が4勝を記録しているのは、モーリスとハーツクライ、そしてキズナの3頭だ。

 種牡馬としてのハーツクライとキズナは、毎年安定して重賞勝ち馬を輩出しているだけに、現在の産駒成績にそれほど驚きはない。

 一方のモーリスは2020年に種牡馬デビュー。同年にデビューしたドゥラメンテ産駒も、2歳戦はここまで3勝と好調。比較的若い種牡馬勢の勢力争いにも注目が集まる。

 群雄割拠の様相を呈する2歳世代のリーディングサイアー争いだが、ここまで名前が出てこないのが、大種牡馬ディープインパクトだ。

 25日現在、2歳戦で勝利をあげたディープインパクト産駒は、わずか1頭。6月5日、この世代最初の新馬戦を勝利したコマンドラインだけという状況である。

 しかし、冒頭に記した今年デビュー組や、1年先輩の20年組、さらにハーツクライやキズナなどの登場で、長きに渡ってリーディングサイアーに君臨したディープインパクト時代も、ついに終焉か……と、心配するのはまだ気が早いかもしれない。

 18年以降、ディープインパクト産駒の6・7月の2歳戦の戦績データを集計すると、この時期の成績は軒並み低調。19年こそ出走馬11頭に対して7勝を挙げているものの、20年は出走馬16頭に対して5勝。18年は18頭で4勝に終わっている。

 ところが、素質馬が続々デビューする10・11・12月の成績は素晴らしく、18年はこの3ヶ月で38勝と、ひと月10勝以上をマーク。19年も同3ヶ月で30勝、20年も3ヶ月で25勝の“荒稼ぎ”を見せていた。

 つまり、18年以降のディープインパクト産駒の2歳馬は夏場こそ低調だが、10月以降は必ず巻き返してくることが分かる。

 日本ダービー(G1)が終わり、6月5日にスタートした今年の2歳戦。7月25日終了時点で、勝ち名乗りをあげた新馬は全部で85頭。種牡馬の数は51頭を数えた。

 周知の通り、ディープインパクトはすでに死亡していることで、その後継者争いも激しくなることが予想される。

 そこで好スタートを切った新種牡馬組や、モーリス、ドゥラメンテらの2年目組、さらに前出のハーツクライやキズナらを含めると、突出した種牡馬が不在の様相を呈してきたことは事実だろう。

 はたして、ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライのいなくなった日本競馬界のリーディングサイアー争いは、どのような変化をもたらすこととなるのか。ポストディープインパクトを狙う新種牡馬勢の産駒成績にも引き続き注目したい。

(文=鈴木TKO)

<著者プロフィール> 野球と競馬を主戦場とする“二刀流”ライター。野球選手は言葉を話すが、馬は話せない点に興味を持ち、競馬界に殴り込み。野球にも競馬にも当てはまる「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」を座右の銘に、人間は「競馬」で何をどこまで表現できるか追求する。

パチスロ新台、出玉率の高さは6号機ボーナスタイプ「最強」! 「定番シリーズ」最新作のスペック等が判明

 パチスロとしての最多リリースを誇る、北電子の『ジャグラー』シリーズ。4号機時代に9機種、5号機時代に25機種を製造し、2020年12月には6号機『アイムジャグラーEX』が登場した。

 そのアイムジャグラーはボーナス合算出現率168.5分の1~127.5分の1で、ビッグは約252枚、REGは約96枚の獲得が可能。通常時はブドウの払い出し枚数が6枚から8枚に改良され、50枚あたり約40Gの消化が見込める。

 ご存じの通り、ホールでは好評稼働中で、同社は6号機市場においても同シリーズの強さと信頼度の高さを見せ付けた格好だ。ファンとしても業界関係者としても次作の発売が待たれる中、7月20日には待望の新機種『ファンキージャグラー2』の特設サイトを公開し、そのゲーム性を明らかにした。

 言うまでもなく、本機は5号機『ファンキージャグラー』の流れを汲んだマシンで、ビッグは約240枚、REGは約96枚の獲得が可能。ビッグ獲得枚数は『アイムジャグラー』より若干抑えられているものの、その分、ボーナス合算出現率は165.9分の1~119.6分の1までアップしている(ビッグ:266.4分の1~219.9分の1、REG:439.8分の1~262.1分の1)。

 また、高設定域の出玉率も強化されており、設定6の数値は先代と同じく109.0%。『アイムジャグラー』の105.5%と比べるとかなり優秀であり、やはり先代と同じくビッグ偏向である点を加味すると、首尾よく高設定を掴み取れれば小気味良いビッグ連打による一気大量出玉も十分に狙えそうだ。

 もちろん、『ファンキージャグラー』ならではのド派手な演出も健在で、本機はリプレイが揃った後に突如発生する「まろ吉マシンガン」、テンパイ時に声と一緒に激しく点滅する「テンパイレッツゴー」、新採用された中段チェリー後にカウントダウンが始まる「ガコバズーカ」などを追加。

 第1停止からドリフト音が響き渡る「ドリフトストップ」、告知ランプ点灯後のレバーONでエンジン音→ボタン停止ごとにドリフト音が発生する「SPドリフトストップ」、うなりをあげるエレキ音と共にGOGO!ランプが高速点滅する「GOGO!エレキ点滅」など、もっとド派手に進化したプレミアム演出も多数用意されている。

 ボーナス音に関しては、ボーナス終了後1ゲームでのビッグ成立は「軍艦マーチ ファンキージャグラーVer.」に、ボーナス終了後100ゲーム以内のゾロ目ゲームでのビッグ成立は新曲「運命 ファンキージャグラーVer.」や「星条旗よ永遠なれ」に変化。

 先述したまろ吉マシンガン発生からのボーナス入賞時は、こちらも新曲「子犬のワルツ まろ吉Ver.」を聞くことができる。

 なお、導入時期については現時点で不明。詳しい情報が入り次第、当サイトでもお伝えしよう。 

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「サイゼリヤ」パスタカロリーランキング、3位「エビとブロッコリーのオーロラソース」2位「パルマ風スパゲッティ」1位は?

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インターネットリサーチメディアのねとらぼ調査隊が、イタリアンワイン&カフェレストラン「サイゼリヤ」のグランドメニューに表示されたカロリーを基に、「【サイゼリヤ】パスタのカロリーランキングTOP11」を作成・発表した。今回はその中からトップ3を紹介していくが、納得の美味しいメニューがランクインしている。「いつもカロリーなんて考えずに食べていた!」というあなたのお気に入りメニューがランクインしているかも!?

「美味しいけど、カロリーが高い…」と考えるべきか、「カロリーが高いけど、美味しい!」と考えるべきなのか……?恐る恐る、ランキングを見ていこう。

第3位と第2位もカロリーヘビー級!?

 その前に、成人男性の一日のカロリー摂取量の目安をおさらいしておこう。農林水産省のホームページによると、身体活動量の少ない人ならば2,000~2,400 kcal程度、身体活動量がふつう以上の人ならば2,400~3,000kcalが目安となる。それでは、この数値を目安に、ランキング上位に入ったメニューのカロリーをチェックしていこう。

 第3位にランクインしたのは、「エビとブロッコリーのオ…

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JRA かつての若手ホープが所属厩舎から「非情宣告」 、お手馬を後輩有望株に乗り替わり!デビュー7年目で訪れた崖っぷちの危機

 中央競馬は24日から来月8日まで函館と新潟の2場開催が続く。例年の3場開催に比べ、レース数が少なくなるため、トップクラスに比べると、中堅や若手騎手は騎乗馬の確保に苦労しているだろう。

 しかし、自分が乗り続けている馬が出走するとなれば話は別だろう。外国人騎手の台頭や馬主の事情で乗り替わりが当たり前になりつつあるが、コンビが継続しているということは、厩舎からの信頼を得られているということだ。

 また、中には馬主から騎手を替えて欲しいと要望があっても厩舎が断るケースもある。かつて、テイエムオペラオーが菊花賞(G1)で敗れた後、馬主が騎手を替えて欲しいと、同馬を管理する岩元市三調教師にリクエストしたこともあったが、岩元師は首を縦に振らなかった。師が「どうしても乗り替わりをしたいなら転厩してください」と、当時所属騎手だった和田竜二騎手を守った結果、テイエムオペラオーとのコンビが継続したのは有名だ。

 しかし、最近では若手騎手が結果を出しても、次走は短期免許で来日した外国人騎手へ乗り替わることが珍しくないように、このような話は珍しくなりつつある。

 今週に関してはコマノウインクル(牡4歳、栗東・庄野靖志厩舎)が、7戦連続騎乗した加藤祥太騎手から西村淳也騎手へ乗り替わることが判明した。

 同馬は現在まで12戦走っているが、うち10戦で加藤騎手がコンビを組んでいた。加えて、加藤騎手は庄野厩舎の所属騎手でもあり、普段の調教から同馬とコンタクトを取っている。いうなれば、コマノウインクルは加藤騎手の「お手馬」と言っても差し支えないだろう。

 しかし、31日に出走予定している佐渡S(3勝クラス、新潟芝1800m)の想定は西村淳騎手となっていたのである。同馬は昨年8月に加藤騎手から西村淳騎手へ乗り替わって勝ち星を挙上げているが、今回は加藤騎手が7戦連続継続騎乗している中での乗り替わりだけに、事実上の降板とも受け取れる。

 同馬は初勝利が3歳5月と遅かったが、この勝利を機に3連勝。その内2勝は加藤騎手鞍上で、現級でも加藤騎手と共に好成績を上げていたものの、昨年10月を境に未勝利が続いている。

 また、4走前の飛鳥S(3勝クラス)から前走まで連続してスタートで出遅れている。その影響で位置が後方となってしまい、上がり3Fではメンバー上位の脚を繰り出すが脚を余し敗れるシーンもあった。

 陣営としては、3連勝していた馬だけに、何とか現在の悪い流れを断ち切りたいところだろう。同馬の1週間前追い切りに西村淳騎手へ騎乗をお願いしている点からも、陣営の意欲が伝わる。数少ないお手馬候補を失った加藤騎手にとっては、痛恨だっただろう。

 加藤騎手はデビューイヤーの15年に30勝を挙上げ、関西新人騎手に贈られる中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した若手の有望株。翌年は落馬負傷で騎乗できない時期がありながら前年を上回る35勝をマークし、中央競馬騎手年間ホープ賞を受賞。

 将来を渇望されていた加藤騎手だが、3年目は12勝と大きく落ち込んで以来、低迷が続いている。騎乗数も年々減少しており、昨年はデビュー1、2年目の騎乗数の約3割にまで落ち込んだ。

 今年は現在まで2勝にとどまっており、このペースだと19年の9勝を下回る過去最少の勝利数となる恐れがある。

 また、所属の庄野厩舎管理馬への騎乗数も年々減少しており、16年が50回、17年は95回に対し、昨年は33回、今年はこれまで24回と落ち込んだ。これはいずれもピーク時の半分以下の数字だ。

 頼みの所属厩舎の後ろ盾が減少しつつある今、加藤騎手はデビュー7年目にして最大の正念場を迎えているかもしれない。崖っぷちに追い詰められている感もあるが、残るお手馬ミスニューヨーク(牝4歳、栗東・杉山晴紀厩舎)では、何としても結果を残したいところである。

(文=寺沢アリマ)

<著者プロフィール>
大手スポーツ新聞社勤務を経て、編集部所属のライターへ。サラ系・ばん馬のどちらも嗜む二刀流で「競馬界の大谷翔平」を目指すも収支はマイナス。好きな競走馬はホクショウマサル。目指すは馬券的中31連勝だが、自己ベストは6連勝と道は険しい…。

知名度の高い大学ランキング、関東地区5位明大、4位日大、3位東大、2位早大、1位は?【2021年】

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

様々な場面で出身大学の名が見られるのは嬉しいと感じる人も多いだろう。特に人気や知名度があると言われると、自分が卒業していることも誇らしい気持ちになる。中には、それを理由に受験や進学を決めたという人もいるかもしれない。リクルート進学総研は、現役高校3年生を対象に行った「進学ブランド力調査2021」の結果を公開し、特に知名度の高い大学が明らかになった。

MARCHや関関同立などの造語はもはやメジャー

 「この地域では知名度が高い」と言われ、多くの人に知られている大学でも、地域が変われば「初めて耳にする…」という場合もあり、自己紹介などの際、話の展開に変化が生じてくることもある。例えば「MARCH」や「早慶」、「関関同立」「愛愛名中」といった各地域で知名度の高い大学群を表した造語も以前から存在しており、日常の会話の中で使われることもあるだろう。近頃は「GMARCH」「SMART」などと編成も変わりつつある。

 もちろん知名度の高さがすべてではないが、こうした状況を加味してか、大学選びの基準として大学自体の知名度の高さを重要視している人も少なくない。大学出身者の知名度にリンク…

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巧妙化するフィッシングメール「要注意件名」トップ10レポートが公開! 思わず開封してしまいそうな名前も

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

セキュリティ意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション・分析を組み合わせた、世界最大の統合型プラットフォームのプロバイダーであるアメリカのKnowBe4社は、2021年7月23日、2021年第2四半期(2021年4月~6月期)の「要注意件名」についての統計レポートを公開した。日々巧妙化するフィッシングメールだが、皮肉にも世の中の“今”が映し出される結果となっている。具体的な件名を見ていこう。

コロナ禍の人の心理を狙った巧妙な件名が増えているフィッシングメール

 同社は、模擬フィッシング攻撃を通し、どれくらい攻撃被害を受けやすいかをPPP(フィッシング詐欺ヒット率)として、継続的にアセスメントしている。今回の調査によると、人事通達を装うフィッシングメール攻撃が急増しているとの結果が。特に、全社または全組織の従業員に適用される大規模な社内規定の新設や、改訂を装うフィッシングメールの増加が目立っている。「一般的に使われるフィッシングメール件名トップ10」を見てみよう。

・即時パスワード確認依頼 ・有給休暇取得規定の改定 ・重要:服装規定の変更 ・給与振り込みの…

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ヘルステックを“意識高い系”サービスから、全ての人のインフラに

へルスケア領域の新潮流を専門家との対談でひもとく本企画。「予防医療」をテーマにした第1回、「20代男性のヘルスケア意識」を深掘りした第2回に続き、今回取り上げるのは「PHR(Personal Health Record)とヘルステック」。

PHRとは、個人が自らの医療・健康データを収集し、管理する仕組みのこと。海外ではヘルステック分野への活用が幅広い領域で積極的に進められており、特に、健康増進・コンディショニング・予防領域において、その活用効果が注目されています。

しかし、「ウェルネス1万人調査」によると、個人の健康データを活用したヘルステック事業のポテンシャルは見込めるものの、米国に比べ予防意識が低いことも影響し、国内市場への浸透率はまだまだ低いのが現状です。

今後、PHR、個人の健康データを用いたヘルステック事業は、健康増進・コンディショニング・予防領域で、どのような形で日本に広がっていくのでしょうか?そのために乗り越えなければならないハードルとは?

ヘルステック分野のスタートアップとして注目を集めるユカシカド代表取締役兼CEOの美濃部慎也氏に、電通ヘルスケアチームの山内明子がインタビューを行いました。

※ウェルネス1万人調査とは:生活者の健康意識と行動からヘルスケアインサイトを把握し、生活者視点で見た市場ニーズ/トレンドを明らかにすることを目的とした大規模定量調査。2007年に開始し、20~60代男女1万人を対象に毎年実施。

ユカシカド
「PERSONALIZED NUTRITION」(一人一人に合った栄養改善体験)をコンセプトにサービスを提供。尿で栄養推定吸収量や栄養バランスを測定するパーソナル栄養検査キット「VitaNote(ビタノート)」「VitaNote Quick(ビタノートクイック)」、検査結果からパーソナライズしてつくるサプリ「VitaNote FOR(ビタノートフォー)」などの栄養検査/改善事業を展開する。
 
美濃部氏と山内氏

「栄養の見える化」にいち早く注目し、長い年月をかけてサービス化を実現

山内:ユカシカドは最近、前澤ファンド等を含め、総額約15億円の資金調達を行うなど、ヘルステック分野でもっとも勢いのあるスタートアップのひとつだと感じています。今回は美濃部さんに個人の健康データを活用したヘルステックの未来についてお話をうかがいたいのですが、まずこの業界に興味を持ったきっかけを教えていただけますか?

美濃部:原点は学生時代にやっていたアメリカンフットボールです。アメフトといえば、スポーツ大国アメリカの中でも一番人気があるスポーツで、スタンフォード大学やプリンストン大学といった名門では戦術やトレーニングに最先端のテクノロジーが活用されています。僕が所属していた関西学院大学アメフト部はそういった強豪校と交流があったので、常に新しい情報がどんどん入ってくるような環境でした。

その中で、唯一違和感を抱いたのが栄養管理。栄養に関してはいまだ経験と勘で成り立っている部分が多かったんです。

山内:最先端からは程遠いアナログな世界だったんですね。

美濃部:はい。それから部活を引退して暇を持て余している時、アメフト部の先生に勧められてフィリピンのスラム街へ行きました。僕はそれまで貧困層の栄養不足は食べるものがないことが原因だと思っていたのですが、実際に行ってみると食べ物って意外とたくさんあるんです。それなのに食事の内容が悪くてみんな病気になってしまう。「栄養状態の見える化」が大事だと気付いたんです。

山内:いつ頃から、栄養管理を事業化しようと考えていたのでしょうか?

美濃部:帰国後、大学の図書館で栄養に関する書籍を片っぱしから読み漁り、偶然見つけたのがケンブリッジ大学のミレニアム開発目標(Millennium Development Goals:MDGs)に関する文献。後にSDGsの土台となるものですね。そこで栄養が世界の共通課題として認識されていることを知り、なぜか「これは僕がやるべきことだ」と思い込んだんです(笑)。ただ、社会的インパクトをもたらす事業を起こすにはまだ力不足だと思ったので、まずはリクルートに入社しました。

山内:最初から起業をすることを目標に据えて就職活動をされていたのですね。

美濃部:はい、企業の採用面接を受けるたび、「一国を救えるビジネスモデルをつくれるなら入社したい。つくる環境がないなら採用しなくて結構です」と言っていました(笑)。

山内:面接官もさぞかし返答に困ったと思いますが(笑)、その志が買われてリクルートに採用されたのですね。その後、2013年に起業した時はすでにソリューションが完成していたのでしょうか?

美濃部:正式にサービス化したのは2017年です。

山内:非常に長い期間をかけて準備されてきたと思いますが、その中でも困難だったことは?

美濃部:一番大変だったのは、そもそも栄養を定量評価できるのか?という点。当時、世の中には栄養を正確に定量評価する手段が存在せず、それを探し当てることから始めなければなりませんでした。血液、唾液、毛髪、汗など、思いつくものは全部試し尽くして、最終的に尿検査という方法にたどり着きました。

山内:サービス化に至るまでは相当なご苦労があったと思いますが、今ではヘルステック界を牽引する存在といっても過言ではありません。成功の要因はどこにあると思いますか?

美濃部:投資家の方などから評価していただけたのは、まずマーケット自体が大きい点。SDGsに代表されるように、栄養は今後グローバル規模でコミットしていくべき課題なので、当然ながら大きなお金が動きます。僕の場合はたまたまMDGsを知ったことがきっかけでしたが、結果的には世の中の流れを先読みできたのかなと思います。

もう一つ、世の中には基礎研究止まりでビジネス化されていないものがたくさんあります。僕らのビジネスの元になっている基礎研究も、普通に検査すると20万円ぐらいかかる高額なもので、尿の管理方法も非常にシビアです。そこにテクノロジーを取り入れて、多くの方が活用できるサービスにしたことを評価していただけたのではないでしょうか。

山内:確かに、弊社も開発に関わらせていただいた、ワンコインで自分の栄養状態が分かる「VitaNote Quick」は、コストも含めたエントリーのしやすさ、という点で衝撃的です。単に先進的なプロダクトを開発するだけでなく、マーケットを先読みし、生活者が体験として取り入れやすいプロダクトとして適応させることの重要性を感じます。

テクノロジードリブンではなく、ユーザーのペインとインサイトに応える

山内:ここからは「ウェルネス1万人調査」の結果を参照しながら、PHR、健康データを活用したヘルステックの今と未来についてうかがいたいと思います。

健康増進・コンディショニング・予防領域のヘルステックに関して、使用状況・使用意向を調べてみると、興味関心は高いものの、実際に使用するところまで広がりきっていないのが現状です。このボトルネックはどこにあると思いますか?

ヘルステックの使用状況・使用意向

美濃部:これまで日本では病気や身体の不調があっても気軽に病院へ行って治せるので、そこまで意識されていなかったのではないでしょうか。一方、アメリカは医療費も保険料も高額なので予防に対する意識の高い人が多く、健康増進・予防領域のヘルステックがだいぶ浸透していますよね。

山内:調査結果を見ると、腕時計型デバイスなどの使用経験率は年々微増していますが、健康データを見える化しても、それに紐づくソリューションがユーザーの課題解決、ニーズに合っていないケースも少なくないのかなと感じています。

美濃部:そのサービスでユーザーのペイン(課題)を解消できることはもちろん、コストに対して期待以上の価値を提供できること、そして、先ほども出てきた通り、いかにラクに利用できるかも重要だと思います。

山内:テクノロジードリブンで考えると、いかに正確に、精度高くできるか、ということを優先してしまいがちですが、顧客が本当に解決したいことが、体験のラクさやコストを含めどのあたりにあるのか、見極める必要がありますね。

加えて、御社のサービスは継続的にPDCAを回していける点が秀逸だと感じています。検査結果が円グラフで表示されて、時系列での推移が簡単に把握できますよね。このように一回検査して終わりではなく、ソリューションを提供しながら、継続的に寄り添い、達成感や満足感を提供するという視点も大切な要素ではないでしょうか。

「VitaNote」の検査結果サンプル
「VitaNote」の検査結果サンプル

美濃部:そうですね。テクノロジードリブンで考えるのではなく、ユーザーのペインやインサイトに応えるサービスを考えることが重要だと思います。ちなみにヘルスケア領域は、ユーザーの課題を突き詰めていくと予防ではなく医療の領域にも入っていくことになりますが、医療領域は非常に複雑な、法的な規制が絡んできます。そこの連携は難しいポイントだと思っています。

ヘルステックはいずれ、ウェルビーイングのインフラに

山内:先ほど美濃部さんからもお話があったように、今後ヘルステック分野へのニーズは高まっていくことが予想される中、期待することや注目していることはありますか?

美濃部:今後、貧困層の方々の栄養問題が改善されると嗜好性のあるものを食べるようになり、結果的にタンパク質が不足する可能性があります。その課題に対してテクノロジーを活用し、例えばタンパク質が充足している地域の食べ物を、タンパク質が不足しているエリアに届ける物流機能をつくるといったソリューションが構築できるのではないかと考えています。

それから、すでに顕在化している孤食問題に対しても、スマートホームと連動して孤食の方の健康状態を見える化し、周囲でサポートするようなサービスが実現できると思います。

山内:PHR、健康データを活用したヘルステックは、現状ではまだ一部の感度が高い人や、高所得者層を中心に浸透しているのが現状ですが、今後はもっと世の中の幅広い層に広がっていくべきだと思いますね。

美濃部:そうなっていくと思います。先日、米AppleがiOS15でヘルスケアアプリのデータを家族と共有したり、電子カルテと連携したりできる機能を追加することを発表しました。これも感度の高い人から利用することになると思いますが、やがて誰もがPHRを当たり前のように使う世界が来るかもしれません。その意味では、民間企業の力は大きいですよね。

山内:民間企業の事業性と結びつくからこそ、持続的にできる取り組みがある、と思っています。一方、国や地方自治体との連携についてはどうお考えですか?

美濃部:われわれスタートアップに比べて、国や地方自治体は国民や市民に対する説明責任が大きいので、どうしても失敗しにくい、スピード感を持って対応しにくい側面はあると感じています。ただ、官僚や首長で非常に熱い思いを持った方がいらっしゃるのも事実です。ユカシカドも長野県松本市と連携して実証実験を行い、2021年5月には検査センター兼製造工場の「ユカシカドFACTORY」を松本市にオープンしました。これも松本市の方々の熱量があってこそ実現したプロジェクトです。

ユカシカドFACTORY
ユカシカドFACTORY2
ユカシカドFACTORY:パーソナライズに特化した自社検査センター&製造工場。「VitaNote」の検体解析や、検査結果を元につくるパーソナライズサプリメントをはじめ、栄養満点のALL in カレーなどの食品の製造を行う。


山内:ものすごくおしゃれな工場ですね……!最近は「スマートウェルネスシティ」を掲げて健康を中核に据えた街づくりに取り組んでいる自治体も増えています。美濃部さんがおっしゃるとおり、民間・行政にかかわらず、熱い思いを持った方々と一緒にヘルステック業界を盛り上げて、ウェルビーイングのインフラにしていきたいと思いました。美濃部さん、今後ともよろしくお願いいたします!


【第3回の対談を終えて】
対談中話題にあがっていた通り、ヘルステック事業が「意識高い系」の枠を脱するには、データを把握し、活用できるということ以上に、それが何のペインを解決するのか、コスト等を含め、負担感なく継続できる顧客体験になっているか、という点が重要なのだと、改めて感じています。
ちなみに顧客の課題を解決する……という点では、美濃部さんからは常に、課題解決に向けた強い想い・意思を感じます。われわれが事業を推進する上で重要なのも“課題解決に向けた強い意思”ではないか、と感じた対談でした。
 

【調査概要】
調査名:「第14回ウェルネス1万人調査2020」
実施時期:2020年11月
調査手法:インターネット調査
調査対象:全国20~60代の男女(10000サンプル) 
※性年代、地域構成比を人口構成比(8区分)に合わせて回収
調査会社:電通マクロミルインサイト


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感染者急増、医療危機目前なのにテレビは「五輪金メダル」報道一色、コロナ無視!「モーニングショー」「報道ステーション」まで

 ついに東京都の新規感染者数が2848人と過去最多となり、3000人を超えるのも時間の問題となった。TBSの報道によれば、東京とは都内の医療機関に対し、「通常診療の制限も視野にコロナ病床を確保するよう要請」したという。実際、自宅療養・自宅待機者は1万人を超え、高熱などの症状...

パチスロ「新世代難易度選択システム第2弾」誕生!「名機の系譜」を継いだサウンドノベルのパチスロ版!!

 パチスロは今、激アマスペックマシンの台頭が目覚ましい。

 疑似ボーナスで4号機時代の名機を完全復活させたサミーの『パチスロガメラ』は、ビッグ中のJAC待機中に発生する中押しカットイン時、中段に7絵柄を停止させられれば怪獣アイコンが昇格。これが昇格するほどJAC中のバトル勝利=JACの上乗せに期待でき、この2コマ目押しを完璧にこなせれば機械割は設定1でも102%に到達する。

 同じくフル攻略ならば善戦が見込めるエレコの『新ハナビ』は、ビッグ中に加えてREG中にも技術介入要素あり。そのREG中は順押し、逆押し、中押しと3つの手順があり、全てのリールに氷を狙う中押し手順を実践できればMAX112枚を獲得できる。

 いよいよ6号機は目押し時代に到来か。

 そんな雰囲気が漂う中、オーイズミはこのほど、最新タイトル『パチスロかまいたちの夜』のプロモーションムービーを公開。「新世代難易度選択システム第2弾」と称する、そのゲーム性を明らかにした。

 サウンドノベルの金字塔をモチーフとした本機はボーナス+RTタイプで、通常時128Gor256G消化、ボーナス終了後、RT消化後は『パチスロひぐらしのなく頃に』シリーズでお馴染みの「運命分岐モード」へ移行。この間は「中を押せ」発生後に左or右ボタンを押すことで難易度を選択でき、左の難易度低「天運」選択時は75%でRT50Gを獲得できる。

 一方、右の難易度高「自力」を選択した場合は左リールに2連シルエット絵柄のビタ押し成功でRT50Gが発動。どちらも失敗時はRT30Gとなるが、目押しが正確ならば確実にRT50Gを手繰り寄せられるというわけだ。

 また、今作より新たに搭載された「真・運命分岐モード」中はチェリー出現率が大幅アップし、成立すればRT90Gがスタート。さらに進化した運命分岐モードが、ゲーム性をより豊かにしているという。

 ボーナスはかまいたちボーナス、ビッグボーナス、REGの3種類で、それぞれ平均172枚、147枚、65枚の獲得が可能。ビッグボーナス中も要目押しで、ビタ押しを駆使して12枚役を入賞させることで最大払い出し枚数を得られるようだ。

 かまいたちボーナス及びビッグボーナス後は1G純増約0.4枚の完走型RT「深層推理モード」がスタートし、継続ゲーム数は30or50or90Gor???G。継続中はリール上部のランプに注目で、ランプの点灯状況でボーナス期待度示唆→ランクアップするほどボーナス当選の可能性が高まることとなる。

 そのボーナス合算出現率は約167分の1~約146分の1と高確率に設計されており、最大58%というRT中の高いループ率を実現。頻発するボーナスとRTの連鎖が、一気大量出玉を誘発するというわけだ。

 気になる導入日等については27日時点で不明。続報の発表を待ちたいところだ。

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パチンコ新台「一撃2000発×71%ループ」の双撃マシンがまもなく! 運が試される「激アツ情報」も要チェック!

 

パチンコ「初当り3000発出玉」や「全速力の変動スピード」が降臨!「連発ラッシュ」甘デジなど…激アツ新台情報が続々!!

 酷暑のTOKYOで日々スポーツによる熱戦が繰り広げられているが、パチンコでもホールの金メダルを狙うべく新機種たちがしのぎを削り、毎日のように新規参戦が発表されている。

 今回も新たに3機種の新機種発売がアナウンスされた。

 まずはSANKYOの代表格『マクロス』シリーズの最新作。シリーズ第4弾となる『Pフィーバーマクロスフロンティア4』の発売が発表され話題だ。

 大当り確率が1/319のミドルタイプで1種2種混合機という仕様。注目は出玉性能で、RUSH中の大当りはすべて1500発となり、約81%で継続。さらに初当りでは3000発の出玉を獲得できる大当りも搭載されている。

 モチーフとなる「マクロスフロンティア」は10年ぶりの新作となる「劇場短編マクロスF~時の迷宮~」が公開予定。さらに今年2月に開演予定だった単独ライブ「マクロスF ギャラクシーライブ 2021[リベンジ] 〜まだまだふたりはこれから!私たちの歌を聴け!!」の開催も決定するなど、マクロスフロンティアのアツい年となっている。

 続いて高尾からは久しぶりの機種が復活するようだ。『Pリアル鬼ごっこ2』がメーカー公式のYouTubeチャンネルでプロモーションムービーを公開。全国の佐藤を捕まえる斬新な内容で、マルチメディア展開した人気コンテンツとのタイアップマシンである。

 連チャンモードとなる「超鬼RUSH」はトータル継続率が約86.8%と破格のループ性能を搭載。さらに上位モードも存在し、「超鬼RUSH EX」ならトータル継続率約93.0%、「超鬼RUSH無敵」なら次回大当りが濃厚となる。

 モチーフとなる鬼ごっこに合わせたスピード感あふれる演出と、仕様で展開される高継続RUSHを大当り確率1/222.9のライトミドルで実現。また666回転で発動する遊タイムも搭載と、遊びやすさも兼ね備えた仕上がりだ。

 最後の新台は『PA満開花火GO』。『GO』といえばプライベートブランド遊技機「ごらくシリーズ」に付けられる名称で、本機はダイナムがゲーム性やスペック設計を行った独自開発による完全なオリジナルマシンとなっている。

 大当り確率は1/67.9~1/55.6まで6段階用意された設定付き。破格の大当り確率ながら、一方で確変の「連発ラッシュ」に突入すれば88%のループ率で連チャンを堪能できる継続性も持ち合わせている。

 また、突発時短機能が搭載されており、通常時に当選すれば210回の時短が発動する「連発チャレンジ」からも連チャンを狙うことができる仕様だ。

 それぞれに特徴を備えた魅惑の新機種。『Pフィーバーマクロスフロンティア4』は10月上旬、『PA満開花火GO』は8月16日から順次の導入予定だ。

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