1着賞金「360万円」もプライスレス!? 若手にも受け継がれる「武豊イズム」、海外重賞への挑戦に坂井瑠星が夢見るものとは

 19日夜、いよいよ凱旋門賞(G1)へ向け、フランスに出国するディープボンド。9月12日のフォワ賞(G2)を前哨戦に、10月3日の凱旋門賞に向かう予定となっている。

 一方、注目度は劣るものの、エントシャイデン(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎)もこれに帯同。フォワ賞の同日に行われるパン賞(G3)に坂井瑠星騎手とのコンビで参戦予定だ。

 重賞ながら1着賞金は約「360万円」というパン賞。日本の未勝利戦(1着賞金:510万円)よりも低い金額だが、坂井騎手はこのオファーに喜んだ。『スポーツ報知』の取材に対し「乗せていただけると聞いて、オーナーに連絡したところ『頼むぞ』と。迷わず『行かせてください』と答えました」とコメントしている。

 これは、坂井騎手にとってフランスでの競馬が、“賞金以上に価値がある”ことの証明だろう。

 現に、坂井騎手は「フランスと言えば凱旋門賞。どのホースマンにとっても憧れでしょう。僕もいつか、あの夢の舞台に立ちたい。その時がきた時、今回乗った経験があれば違うはずです。ですから、機会をいただけたのは、ありがたいと思っています」と、この騎乗依頼に感謝を述べている。

 坂井騎手は、過去にも多く海外での騎乗経験があり、2017年よりオーストラリアでの自主研修を開始すると、翌18年には海外で初勝利。ドバイミーティングの際には、ドバイターフ(G1)に出走するリアルスティールなどの追い切りも手伝った。

 G1レースでの初騎乗は、ソールインパクトに騎乗したオーストラリアのコーフィールドC(G1)。日本の若手騎手が海外でG1初騎乗を果たすのは、極めて異例なことだ。

 その後も坂井騎手はアメリカと香港へ渡り、自主研修。今年もサウジアラビア・リヤドダートスプリント(OP)、ドバイゴールデンシャヒーン(G1)でジャスティンに騎乗するなど、ここまで海外経験の豊富な若手騎手もいないのではないだろうか。

 若手騎手の海外挑戦には、日本競馬の第一人者である武豊騎手も『JRA競馬学校』のインタビューで以下のように語っている。

「海外で騎乗するチャンスがあるなら、日本で経験を積んでからなんて考えずに、どんどん挑戦した方がいいと思います。若いうちに行けるならなおさらです。長く留守にしていたら日本の騎乗馬がいなくなるかも、みたいな後ろ向きの考え方では何もできないですよ」

 サウジアラビア遠征時に現地記者から取材を受けた坂井騎手は、流暢な英語で「憧れの騎手は武豊」と回答。「武豊イズム」は、若手にも受け継がれているのかもしれない。

 現在の日本競馬は、17年からリーディングトップを走り続けるフランス人騎手・C.ルメールの「1強」状態。積極的な海外遠征で騎乗技術を磨こうと努力する坂井騎手の姿勢は、他の日本人騎手たちにも好影響を与えるのではないか。

(文=北野なるはや)

<著者プロフィール>
 某競走馬育成牧場で働いた後、様々なジャンルの仕事で競馬関連会社を転々とする。その後、好きが高じて趣味でプログラミングを学習。馬券には一切のロマンを挟まないデータ派であるが、POG(ペーパーオーナーゲーム)では馬体派という奇妙な一面も持つ。

乃木坂46卒業メンバーの女優転身が止まらない…伊藤万理華は“悩めるアイドル”から脱皮か

 乃木坂46の卒業メンバーの女優進出が目覚ましい。

 絶対的エースだった白石麻衣は斎藤工主演のドラマ『漂着者』(テレビ朝日系)に出演中。松村沙友理は二階堂ふみ主演の火曜ドラマ『プロミス・シンデレラ』(TBS系)に、西野七瀬はドラマ『ハコヅメ〜たたかう!交番女子~』(日本テレビ系)に出演している。乃木坂の顔としてグループ初期のイメージをつくった生駒里奈も、舞台「エン*ゲキ」シリーズ第5弾の「-4D-imetor」で主演を務めている。

 そんな誰もが知る顔以外にも、乃木坂は実力派女優を続々と輩出している。そこで、今後の有望株を探ってみよう。

続々とオファーが舞い込む堀未央奈

 たとえば、今年3月にラストステージに立った2期生の堀未央奈もその1人。現在、ドラマ『サレタガワのブルー』(MBS・TBS)で地上波連ドラ初主演を果たし、夫を翻弄する不倫妻を演じている。さらに、7月31日に放送された土曜ドラマ『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系)の第4話ではDV被害者を好演。この秋には『世にも奇妙な物語’21秋の特別編』(フジテレビ系)にも出演予定と、オファーが切れることがない。

「デビュー当初の2014年に『気づいたら片想い』で1列目のフロントを経験するなど、最前線で引っ張る存在として期待された堀ですが、思うように活動できないことも多かったようで、今後に対する不安に襲われたり、自信をなくしたりしたこともあったといいます。

 そんな彼女が演技に開眼したのが、19年6月に公開された初主演映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』。脚本・監督は小松菜奈、菅田将暉のダブル主演映画『溺れるナイフ』を手がけ、鮮烈な印象を残した山戸結希。映像表現において山戸監督の作家性にあふれた同作は、漫画原作の実写とは一線を画した実験的青春映画。興行的には振るわなかったものの、堀にとって、山戸監督の感性に触れたことは幸運だったのかもしれません」(テレビ局関係者)

 そんな堀は、過去にこう述べている。

「いろんな役を演じて役を輝かせる女優になりたい。堀未央奈という名前より、役名だけ残るような存在に私は私で存在しているので、映画の中ではしっかりと役を生きたい」(「an・an」2019・7/3)

 そのたたずまいから、どこか屈折した役柄が似合いそうな堀。果たして台風の目になり得るのか。

ガッツでチャンスをつかむ若月佑美

 1期生の若月佑美も、女優として注目の逸材だ。乃木坂在籍当時から舞台やドラマに出演していたが、18年11月の卒業前後から女優活動を本格化。『今日から俺は!!』(日本テレビ系)のスケバン・川崎明美役をはじめ、『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)、『共演NG』(テレビ東京系)と話題作に引っ張りだこだ。

若月といえば、『今日俺』の演出などで知られる福田雄一との出会いが印象的です。福田はもともと、乃木坂の劇場公演第3弾『16人のプリンシパル trois(トロワ)』の脚本と演出を手がけていました。乃木坂メンバーが配役をめぐって競い合うこの舞台で、若月はいち早く主要10役を制覇。そのガッツを、福田は覚えていたそうです。

 その後、たまたま家電量販店で福田を見かけたという若月は、当時取り組んでいたケラリーノ・サンドロヴィッチの戯曲『すべての犬は天国へ行く』のフライヤーを渡し、『あれからもお芝居続けてます』と伝えたそうです。そうした行動が、後の福田作品『スマートモテリーマン講座』や『今日俺』、『親バカ青春白書』(日本テレビ系)につながっていったのです」(同)

 役とチャンスは自分でつかみにいくものだ、ということを教えてくれるような逸話だろう。

「卒業したばかりの頃は、実はグループの名前に甘えてしまっている自分もいたんですよね。でも、それでは前に進めない。良くも悪くも、自分1人の時間しかないことを自覚して、その分、勉強に時間を割こうと思って」(「日経エンタテインメント!」2021・3)

 自分の居場所を求め続けた結果が、今の若月を形づくっているのかもしれない。

女優として開眼した深川麻衣

 若月と同じく1期生メンバーだったのが深川麻衣。彼女が女優の道を考え始めたのは、初の選抜メンバーとなった3rdシングル『走れ!Bicycle』(2012年)のミュージックビデオを撮影した中島哲也監督との出会いがきっかけだったという。

 卒業後の進路について明言していない時期もあったが、16年から、高良健吾や中条あやみ、井浦新といった役者を抱える人気事務所・テンカラットに所属。その後はワークショップに通い、演技を一から勉強し直したという。

 そして、18年公開の初主演映画『パンとバスと2度目のハツコイ』で第10回TAMA映画賞の最優秀新進女優賞を受賞。18年度後期の『まんぷく』でNHK連続テレビ小説初出演、19年の『日本ボロ宿紀行』(テレビ東京系)で連ドラ初主演を飾る。さらに、現在放送中の『青天を衝け』ではNHK大河ドラマ初出演で皇女・和宮役を演じている。

「立て続けにオファーがあるのは、事務所の力が大きいことも影響しているでしょう。これからは、制作側から指名される女優を目指したいところですね」(同)

 そんな深川は、こんなことを言っている。

「卒業ライブの翌朝、すごく清々しかったんですよ。『ああ、乃木坂でやり切ったんだな。心置きなく次の道に行ける』ってほっとしました」(「an・an」2018・1/31)

 そんな深川と同じように悔いなく次のステップに進めたのは、彼女と仲良しコンビとして親しまれていた伊藤万理華だ。

伊藤万理華は“悩めるアイドル”から脱皮?

 1期生として加入し、17年末に卒業した伊藤。先日、新型コロナに感染したことが報じられたが、現在放送中の『お耳に合いましたら。』(テレビ東京系)で地上波連続ドラマ初主演を飾り、8月6日に封切られた主演映画『サマーフィルムにのって』もスマッシュヒットしている。

 もともと絵画などが得意な伊藤は、アーティスティックな部分でグループの底上げに貢献してきたといえる。一般的にはあまり知られる存在ではなかったが、6年間の活動では選抜入りも果たすなど、ファンには「まりっか」として親しまれた。それでも、アンダー(選抜以外のメンバー)で何をすべきか、また選抜に入ってもどう個性を出せばいいのかと、悩んだことも多かったという。

 一方で、乃木坂在籍時に初主演を務めたホラー映画『アイズ』の福田陽平監督からは「今作の見どころは、伊藤さんの天才的な芝居。この作品に出会い、彼女の才能を世に出す使命を受けて逆にプレッシャーで怖かったです」と絶賛されている。

「また、西野七瀬主演の映画『あさひなぐ』では、なぎなた部の部長・野上えりを好演。同作に出演した他のメンバーは、伊藤以外は選抜の常連組だったそうです。彼女たちに負けないためにどうすればいいかを考えた伊藤は、ほとんどメイクをせず、なぎなたの試合で汗がだらだら流れているのもそのままにして、“アイドルの伊藤万理華”というイメージは全部捨てようとしたとか。その演技はケンドーコバヤシも絶賛したそうです」(同)

 悩めるアイドルといえる伊藤だったが、乃木坂の活動を通して一生の仕事を見つけられたのかもしれない。

「乃木坂での6年間で、自分はこれが好きだなとか自分には合うなって思えるものを、たくさん見つけることができたんです」(「クイック・ジャパン」2018・2)

 そんな伊藤の評判が今、ますます上がっているという。グループではセンターの座をつかむこときはできなかったが、今度は“女優の世界でセンター”を実現してほしい。

 8月21日で結成10周年を迎える乃木坂46。7月からは新メンバーの募集をスタートし、12月に合格発表が行われる予定だという。

 乃木坂というグループが一過性のブームで終わらず、常に新鮮でいられるのは、前述のようにメンバー個々人が現在地に安住することなく巣立ち、新陳代謝が機能しているからかもしれない。卒業メンバーたちの今後の活躍に期待したい。

(文=編集部)

インスタグラムで1億件投稿されている「#fff」ってどういう意味? 知らない人は“おじさん”扱い?

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インスタグラムやツイッターで、「#fff」というハッシュタグを見かけたことはないだろうか。実際にインスタ上で「#fff」を検索すると、1億件を超える投稿がヒットするほどだ。いったいこれは、どういった意味を持つハッシュタグなのだろうか。

今回は、いまネット上で注目を集める略語・fffとは何なのか、についてお伝えしていきたい。

「fff」の意味とは?どんな時に使う?

 まずfffが何の略語かというと、「follow for follow」なのだだそう。日本語訳すると、「フォローしてくれたら私もあなたをフォローします」「相互フォローを希望します」といったところだ。fffは日本に限らず世界中のユーザーが使っており、基本的にどんな趣旨の投稿にも使っていいようだ。ただ、fffと言ったからには、フォローされたのにフォローを返さないのはマナー違反。快適なインスタグラムライフを送りたいなら、速やかにフォローバックすることをオススメする。ちなみに、「for」を「4」に置き換えた「#f4f」にいたっては、2.4億件もの投稿が集まっている。

ミームを攻略して脱・おじさん!? 「#lfl」の…

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横浜市長選で小此木氏敗北なら総裁選出馬すら危うい…永田町で“菅退陣論”が現実味

 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 このたびの西日本を中心とした豪雨災害につきまして、心よりお見舞い申し上げます。まだしばらく被害が続きそうです。

 豪雨もですが、コロナ禍も収まる気配がありません。菅義偉首相が8月17日夜に記者会見し、緊急事態宣言を9月12日まで延期すると発表しましたね。8月26日の管理委員会と総務会で自民党総裁選の日程が「9・17告示-29日投開票」と決まる見通しなので、その前の日曜日までとしたのでしょう。

 コロナの感染爆発とともに医療崩壊が加速し、内閣支持率が急落する中で、医療供給体制が整備されるまで解散総選挙は困難と判断したのではないかと思います。菅首相はコロナ対策を最優先すると以前から繰り返してきましたから、宣言中の解散はあり得ないでしょうね。

 一方で、8月17日の午前中までは「菅さんの総裁続投が危ういらしいので解散かも?」との噂が官公庁の職員の間で出ていました。総裁選のスケジュール発表前に「9月6日に臨時国会召集→そのまま解散総選挙」ということのようでした。神澤も前から“逆ギレ解散”にちょっと期待していましたが、ないと思います。

横浜市長選後に“菅おろし”が本格化か

 しかし、8月22日に投開票を控える横浜市長選挙は想定外の大接戦と報じられ、菅首相の側近である小此木八郎候補の劣勢も伝わっています。このままでは菅首相は総裁選出馬すら危ういかも、とすら言われ始めています。確かに市長選の結果次第で自民党内の「菅おろし」が始まるかも、とは感じていましたが、かなり現実的になってきています。

 自民党の議員秘書たちは、支援者に「今、総理が替わったら政治が混迷してしまいます。菅総理続投ですよ」と答えてはいるものの、本音はフレッシュなイメージの新総裁の誕生を心待ちにしています。そうでないと、本当に総選挙で自民党の議席が過半数割れしてしまうかもしれないと、危機感を強めているのです。

 ところで、横浜市は菅首相の直轄地と思われがちですが、実はそうでもありません。選挙区である神奈川2区以外の地域では、それほど影響力はないんです。

 小此木候補は国家公安委員長を辞任し、後任の神奈川3区支部長を決めて退路を断って臨んでいるのですが、どの世論調査でも元横浜市立大学教授の山中竹春候補に負けています。立憲民主党推薦の山中候補はパワハラ疑惑も報じられていますし、立憲民主党も一枚岩ではないようなので、まだわかりませんね。

 特に幹部の枝野幸男代表や安住淳国対委員長は、菅首相の在任中に総選挙を行いたいという強い希望を持っています。支持率が低下してボロボロのイメージがある菅首相が相手なら、立憲の議席も増えると読んでいるのでしょう。

 また、小此木候補が僅差で山中候補を破って勝利してくれるシナリオが理想、とオフレコで語っていた立憲の幹部がいたそうです。理由はわかりませんが、山中候補は立憲の推薦のほか共産・社民両党に加え、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)反対派の市民団体や港湾関係者の支援を得ているので、共産党アレルギーのある立憲関係者としては落ちてほしいのかな、とも思ったりします。

 選挙も目前となりました。横浜市民のみなさんは、どのような結論を出すのでしょうか。

疲弊して周囲の助言を聞かなくなった菅首相

 それにしても、最近の菅首相はお元気がないように見えます。広島(8月6日)と長崎(9日)の慰霊の日の原稿の読み飛ばしや遅刻のほか、7月23日の東京オリンピック開会式でも、天皇陛下の開会宣言が始まっているのに着席したままだったことが報じられています。

 記者団の質問に答える際も覇気がなく、目はうつろで、支持率急落と「菅おろし」の動きを受けて、精神的にも肉体的にも相当に追い込まれている様子ですよね。

 それが、8月17日の記者会見では、早々の解散総選挙はしないと気持ちが固まったせいか、これ以上危うい政権運営はしないという強い意思が感じられました。

 そういう意味では、内閣総理大臣というのは本当に大変な役職だと思います。菅首相は官房長官時代は非常に冷静で優秀でしたが、そのような人でも首相となると人格が変わってしまうのかもしれません。マスコミは意地の悪い報道ばかりするし、何をしても100点満点の評価を得られることはまずないですからね。親しかった人が敵になることもありますし、国民の評価もどんどん変わります。最近は気持ちに余裕がないのか、周囲の助言を聞かず、スタッフに強い口調で注意することもあるそうです。

 今のところ、安倍晋三前首相の出身派閥である細田派、麻生太郎財務大臣率いる麻生派、二階俊博幹事長率いる二階派の自民党主流派閥は菅首相支持で足並みを揃えているように見えますが、実際には何を考えているかわかりません。

 特に二階幹事長の「国民が菅総理続投を望んでいる」という発言はネットを中心に大ブーイングでしたが、もちろん本心ではないでしょう。わざとこういう発言をして、国民の反応を見ているのです。「五輪中止」を口にしたときは大騒ぎになりましたね。あえて言ってみて、本当の世論を見極めるという手法です。重大発言の真意は何なのか、裏の裏まで読み取らなくてはなりません。

 こういうことから国民のみなさまの心が政治から離れていくのかもしれませんが、お願いもあります。政府を非難するばかりではなく、信じて、ともにコロナ禍や自然災害を乗り越えていくことも選択肢として考えていただけませんか?「菅総理が素晴らしい」という話ではないのです。私たちの、日本の総理大臣なのですから、政府と一緒にどうしたらいいのかを考えていただきたいと思っています。

(文=神澤志万/国会議員秘書)

iPhone(アイフォーン) 初心者でも快適に使える小技7選! 知っているだけでストレスフリー

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日本国内ではシェア6割を超える大人気のiPhone。ahamo、povo、LINEMOなど格安プランの登場にあわせて、スマホもiPhoneにしたというユーザーもいるだろう。だが、iPhoneを初めて使う人にとっては、何だか扱いづらいと感じるシーンもあるはず。そこで今回は、iPhone初心者が知っていれば、もっとiPhoneを快適に使える便利な小技を7つ紹介しよう。

小技を知っているだけでストレスフリーに!

 初めてのスマホがiPhoneだったり、AndroidスマホからiPhoneに乗り換えた人は、電話に出ることや、文字入力、Webサイト閲覧といった基本的な操作ですら戸惑うことがあることだろう。もしかすると、よく分からないまま「面倒くさいけどしょうがない」と諦めているかもしれない……。そこで今回は、iPhone初心者が覚えておくと、iPhoneの作業効率がアップする小技を紹介しよう。これでiPhoneをストレスなく快適に使うことができるぞ!

【1】電話に出られないとき音やバイブを素早く消す小技

 日本では誰もがLINEで簡単に連絡ができるようになり、今ではめっきり電…

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パチスロ「投資1000円」から「9000枚」が狙える!? 爆裂マシンの「激ウマな狙い目」とは

 大松のパチスロ「ハイエナ」実戦。今回は終日「9000枚」も現実的な爆裂機『チバリヨ-30』について書いていきたい。

 本機は疑似ボーナスの連打で出玉を形成するマシン。純増は1Gあたり約3.0枚となっており、ビッグボーナス(約210枚獲得)とレギュラーボーナス(約90枚獲得)の2種類が存在する。

 花笠ランプが光ればボーナス当選というシンプルなゲーム性。当選契機は主に「規定ゲーム数到達」「成立役による抽選」「チェリー成立回数による抽選」の3つとなっている。

 ボーナス後32Gまでは連チャンの好機となっており、連チャンモードは威力抜群。最上位の「パトランプモード」に突入すれば約90%のボーナスループが楽しめる。

 通常時は「通常モード」と「天国チャンスモード」の2つに大別でき、後者であれば天国モード移行に大きく期待できる仕様だ。

 また、モードが上位であればあるほど初当り確率が優遇されているため、天国モード終了後に即引き戻しという展開も珍しくはない。

 通常時のモードは有利区間の開始時に選択され、「天国チャンスモード」は設定1でも約50%で移行すると言われている。

 本機の初当りシステムには先述の通り「チェリー成立回数による抽選」が存在し、同システムがゲーム性のキモといっても過言ではない。

 チェリーは疑似遊戯となっており、主に中段ベルやスイカ成立後に抽選。弱チェリー出現時は約5%、強チェリーならば約50%でボーナス当選となる。

 また、チェリー成立5回毎に別途ボーナス抽選が行われている模様。10回刻みでハイチャンスとなるため、チェリー10回成立まで様子を見る立ち回りもアリだ。

 本機の狙い目は「ハイモード狙い」がオススメ。先述の通り上位モードほど初当り確率が優遇され天国モード移行も期待できるため、可能な限り若いゲーム数を狙うと立ち回りが有効だ。

 今回チャレンジした台はボーナス後に63Gでヤメられていた。筆者は「150G」又は「チェリー5回まで」を目安に様子を見る。

 打ち出すとすぐにチェリーが頻発。72Gで花笠ランプが点灯しボーナス当選となった。ボーナス中には押し順ベルで「アンちゃんランプ」が点灯。天国モード移行も濃厚である。

 結果、投資50枚で回収1337枚という快勝。今回は天国モード終了後にチェリー5回でヤメてしまったが、引き戻す可能性も充分にあっただろう。2000枚や3000枚もあり得た。

 狙い目を発見した際は、是非チャレンジしてみてはいかがだろうか。

(文=大松)

<著者プロフィール>
 4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

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「副産物」を意味するスピンオフ作品とは、本編の世界観や設定を同一としながらも主人公以外の登場人物に焦点をあてた、「外伝」「派生」といったニュアンスで語られる物語のことである。

 このスピンオフを私が最初に体験したのは「闘将!!拉麺男(たたかえ!!ラーメンマン)」かもしれない。週刊少年ジャンプで人気を博した「キン肉マン」の登場キャラ、ラーメンマンをフィーチャーした内容で、香港映画とキン肉マンが融合した世界観に魅了された。

 このようにスピンオフは作品の違う魅力を発揮できるのが強みで、パチンコにもこの手法は多く取り入れられている。例えば、同じジャンプ系の強力タイトル『花の慶次』に対する『CRA義風堂々!!~兼続と慶次~99ver.』である。

 慶次の莫逆の友、直江兼続を主人公においた本機は突入率が65%の次回ループタイプの確変システムを搭載しているが、業界初となる「戦ランクアップシステム」という新たなゲーム性が採用されている。

 本機には獲得出玉の振り分けが異なる2つの確変モードが搭載されており、ノーマルモードとなる「極戦への道モード」だと4ラウンド約360発の大当りしか存在しないが、上位モード「極戦モード」に突入すると7ラウンド約630発がメインとなり、最大では約1350個の15ラウンド大当りも獲得することができるようになるのである。

 なぜこんなことが可能かといえば、本機には盤面右側に2つのチューリップが搭載され、下側にある「ノーマル」と書かれたチューリップなら「極戦への道モード」へ、上の「極」チューリップだと「極戦モード」対応と、右打ち時は状態によって入賞が振り分けられるようになっている。

 この2つのチューリップは普通電役役物、いわゆる電チューによって2つのチューリップを開放させる仕組みとなるが、この普通電動役物の開放パターンを変化させることによって「ノーマル」や「極」チューリップに入りやすい・入りにくい状態をそれぞれ作り出しているのである。

 また、この「ノーマル」「極」チューリップは普通のパカパカする電チューとは違い、開放後に2個入賞すると閉じるように設計されている。その理由は「非電動役物」であるからに他ならない。

 従来のデジパチでは「普通電動役物」を1つしか設けることができないので、この非電動役物を使用することで2つの抽選口を搭載できるようになるのである。

 ヘソおよび「ノーマル」チューリップ抽選時では40%で確変「極戦モード」、25%で確変「極戦への道モード」に突入、残りの35%は通常大当りとなり7回転の時短へ移行する。

 一方の「極」チューリップでは、65%の確変を引けば必ず「極戦モード」に突入し、その内の5%で4ラウンド、57%が7ラウンド、3%は15ラウンドという振り分けになっている。35%の通常大当りを引けばヘソ・「ノーマル」チューリップ同様に7回転の時短となる。

 このように2段階の確変システムを搭載することで次回ループタイプながらスリリングで奥行きのあるゲーム性を実現することに成功。『慶次』とは異なる魅力でファンに迫る甘デジなのである。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

 

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JRA「距離は問題ない」武豊でさえ見誤った能力の高さ! 北九州記念(G3)元クラシック候補が“適距離”で開花、キングヘイロー2世となれるか

 22日、小倉競馬場で行われるスプリント重賞・北九州記念(G3)に、ジャンダルム(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)が出走する。近4走は荻野極騎手が騎乗し、4戦2勝の好結果を残していたが、今回は福永祐一騎手へと乗り替わる。

 一方で、ジャンダルムの芝1200m出走が、あまりにも遅過ぎたのではないかという疑惑も否定できない。

 ジャンダルムの母は、スプリントG1を2勝した名牝ビリーヴ。母同様、兄姉が短距離で活躍していたことを考えれば、同じ路線へと進むのが、自然な流れに思われる。6歳となった今になってようやく“適距離”に使われたのは違和感もある。

 この“迷走”は能力が高かったからこそだろう。

 2017年9月、武豊騎手を背に芝1600mをデビュー勝ちしたジャンダルム。2戦目のデイリー杯2歳S(G2)で重賞初制覇を遂げた。

 そして、3戦目に選ばれたのがホープフルS(G1)。これまでのマイルから2F距離を延長した芝2000mの舞台でも、見せ場十分の2着に好走する。

「距離は問題ない」

 だが、レース後に武豊騎手もそう振り返った善戦が、後の競走生活に大きな影響を及ぼすきっかけとなったかもしれない。

 距離克服に手応えを感じた陣営は、クラシック参戦を意識。翌年の弥生賞(G2)に出走して3着に入ったものの、皐月賞(G1)で9着、ダービーでは17着に大敗。秋の富士S(G3・当時)で再びマイル戦に出走したが7着に敗れた。2歳時にマイル重賞勝ちもあり、順当な距離短縮にも思える。

 とはいえ、ここから約2年もの間、11戦連続でマイル戦を使われ続けたことは、さすがに長過ぎではなかったか。

 ジャンダルム自身の復調もあっただろうが、距離を短縮した芝1400mの3戦を好走。デビュー初となった芝1200mの春雷S(L)で、トップハンデ57キロを背負いながら2着に2馬身半の差をつけて圧勝する。紆余曲折を経て、名スプリンターだった母ビリーヴの血が開花した瞬間だった。

 また、クラシックを目指して挫折したジャンダルムだが、北九州記念を勝利すれば、待望のG1制覇も視野に入ってくる。元クラシック候補から短距離に転戦してG1制覇を遂げた馬といえばキングヘイローが思い出される。

 この馬も期待されたクラシックで勝利することが叶わず、初めてG1のタイトルを手にしたのは5歳になった高松宮記念(G1)と遅咲き。クラシックを共に歩んだ福永騎手ではなく柴田善臣騎手が騎乗しての勝利だった。

 自身が乗り替わる立場となった今回、スプリンターズS(G1)を見据えたジャンダルムに福永騎手が騎乗するのも何かの縁だろう。はたして “キングヘイロー2世”を誕生させることが出来るだろうか。注目したい一戦だ。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

東証「プライム市場」判定、企業が戦々恐々…脱落なら株価暴落や資金調達に支障の懸念も

 2022年4月に予定される東京証券取引所の市場再編で、最大の注目点は最上位市場の「プライム」にどの企業が入るかだ。プライム市場の上場維持基準を満たすことができれば、新たな基準で算出されるTOPIX(東証株価指数)の構成銘柄となる可能性が高い。日本銀行が超金融緩和政策の一環として実施している上場投資信託(ETF)購入の対象は、TOPIX連動型が中心になっている。

 プライム市場から脱落するデメリットは計り知れない。日銀の購入対象から外れるばかりか、株価指数に連動して運用をしているパッシブファンドから大量に持ち株が売りに出される可能性が高い。

 そうした事態に陥れば株価は暴落。社会的なブランドも毀損し、銀行からの借り入れをはじめとする資金調達にも影響が及ぶ。プライム市場への残留は、企業にとって最優先の経営課題となっている。プライム入りの基準のうち重要なのが流通株式の比率と時価総額の2つだ。流通株式の比率は35%以上、時価総額は100億円以上としている。

 6月30日が東証新市場区分判定の基準日だった。東証1部に上場している2191社のうち、1527社が一次判定で条件をクリアした。一方、664社(30.3%)がクリアできず。東証は22年1月11日にプライム上場企業の一覧表を公表する予定だ。

 ゆうちょ銀行は7月9日、プライム落ちの判定を受けた。同社株の88.99%を日本郵政が保有し、流通株式比率の要件を満たせなかった。今回、プライム落ちの判定が出ても、残留の道はある。基準達成に向けた計画書を東証に提出し、投資家に開示すれば、「経過措置」を受けることができる。ゆうちょ銀行は計画書を出す方針だ。

 ゆうちょ銀行は時価総額が4兆円超あり、東証としてもゆうちょ銀行は外したくないというのが本音。日本郵政は21年度から5年間の中期経営計画で、かんぽ生命保険とゆうちょ銀行への出資比率を5割未満とする目標を掲げた。かんぽ生命は5月17日に自社株買いを実施。郵政の出資比率は49.9%(自己株式を除く議決権ベース)に下がった。

 ゆうちょ銀行の保有比率は、どうやって落とすのか。自社株買いをするのが早道だ。従業員に持たせる方法もある。売却を一定期間制限する「譲渡制限付株式報酬制度」の導入で流通株式の比率を向上させる手もある。「政府と証券会社が話をつめていくことになろう」(大手証券会社のアナリスト)。それでも、ゆうちょ銀行の流動性比率を35%以上にまでもっていくのは、かなりハードルが高い。「そもそも論になるが、日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の3社同時上場に無理があったのではないのか」(市場関係者)。

 日立物流もプライム落ちの判定だったが、実際には5月の時点で自己株式を消却し、流通株式比率の基準を達成した模様だ。ZOZOは創業者の前澤友作氏の持ち株を譲り受けるなどして対応したとしている。「前澤氏は『プライム・プレミアム』のおかげで260億円分の持ち株を売った。これで今まで以上に宇宙旅行に熱を上げることができる」(ZOZOの関係者)。「前澤氏の持ち株をZOZOが再び引き取ったのは、手切れ金と考えているからではないか」といった冷めた声がZOZO社内から聞こえてくる。

 トヨタ系のトヨタ紡織も筆頭株主のトヨタ自動車が持ち株を売却した。三菱食品は親会社の三菱商事(21年3月末時点で60.9%を保有)から自社株を買い取った。東証によると、親族などをあわせて議決権の過半数を占める支配株主がいる上場企業は、7月28日時点で618社ある。日産自動車の子会社である日産車体(日産の持ち株比率は43.0%)は、現時点では流通株比率を満たしていないとみられている。

 現在、東証1部に上場していない有力企業がどう行動するのかも、気になるところだ。フリマアプリのメルカリはマザーズ、日本マクドナルドホールディングスはジャスダックという新興市場に上場している。両社とも「プライム市場の基準をクリアしている」(前出の大手証券会社のアナリスト)。

 創業家の持ち株が多い食品メーカーや、メガバンクの傘下に入っている消費者金融など、判定結果を明らかにしない企業は少なくない。「基準を満たさなかった」と情報開示した東証1部上場企業の数は、8月現在、10社を少し超えただけの状態という。

 例えば「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング(柳井正会長兼社長)は、柳井一族が株式を支配しており、流動化比率を35%以上に高めるために、どのような施策を打ち出すかが注目されている。業績の下方修正に加え、「プライム市場に適合」の発表がないことから市場関係者は疑心暗鬼になっている。このためだろうか。株価は大きく下落し、8月3日には7万2430円の年初来安値をつけた。年初来高値は3月2日の11万500円だから35%下落したことになる。

 どの市場区分を選ぶかを上場企業が申請するのは9月以降になる。タイムリミットは年内とみられ、投資家にとっても重要な情報を積極的に開示しようとしない企業があることが不信感を募らせている。株主ファーストとはなっていないのが実態だ。

独立社外取締役は3分の1

 プライムに残るためには、もうひとつ隠れたハードルがある。「より高度なガバナンスが求められるガバナンスコードで独立社外取締役は3分の1と定められている」(外資系証券会社のアナリスト)。

 東証1部上場企業の72.8%が社外取締役の条件を満たしているとされるが、裏を返せば、残り27.2%は条件を満たしていないということだ。「社外取締役争奪戦のバブルが起きることは必定だ」(前出のアナリスト)。社外取締役の1社当たりの年間報酬は上昇を続け、1500万円を超えてきた。1、2年前には「1000万円が相場」(同)だったから、まさにバブルである。

 1社当たり1500万円として数社やれば、かなりの金額になる。弁護士や学者、有名メーカーの元経営者などがバブルの恩恵に浴することになりそうだ。三菱電機や東芝の社外取締役が機能していなかったことが問題になり、「元官僚の人気は急落中」(社外取締役の動向に詳しい人材派遣会社)という。

 一方、流通時価総額が100億円を下回る地域金融機関は暑い夏を過ごしている。持ち合い株の削減や自社株買いなどの対策を必死で練っている。「無理してプライム市場で上場を維持するコストを考えれば、金融機関としての本来の使命を考え直す良い機会になるのではないか」(有力地銀の頭取)との正論もあるが、経営トップが体面を重んじる“地方の殿様”が地銀、第2地銀の特徴である。

(文=編集部)

JRA「重賞28連敗」岩田康誠にブラストワンピースは救世主!? 「化学反応」に陣営も高評価、札幌記念(G2)でメモリアル勝利へ!

 22日、札幌競馬場で開催される札幌記念(G2)に2年前の覇者、ブラストワンピース(牡6歳、美浦・手塚貴久厩舎)が出走する。

 2018年の有馬記念(G1)を含め、重賞通算5勝の実績馬も、最後に勝利を挙げたのは20年1月のAJCC(G2)と1年半以上遠ざかっている。2年前にフィエールマンなどの強敵を下した舞台で復活勝利を挙げられるだろうか。

 注目は鞍上・岩田康誠騎手との“化学反応”だ。岩田康騎手といえば今年4月、レース前の返し馬の際に藤懸貴志騎手の騎乗馬に対してムチで馬をラチ沿いまで幅寄せし、粗暴な発言をしたことが判明。異例ともいえる翌日から4日間の騎乗停止処分を受けた。

 その“事件”を挟んで、岩田康騎手は現在重賞で28連敗中。最後の重賞勝ちは1月の京都金杯(G3)まで遡る。12番人気ケイデンスコールで挙げた大金星は、同騎手にとってJRA通算99勝目だった。あれから7か月が過ぎたが、メモリアルの通算100勝目にはいまだ手が届かないでいる。

「本来なら粗暴行為の翌日、マイラーズC(G2)で100勝目を飾っていてもおかしくなかったのですが、自らの手でそのチャンスをフイにしてしまいました。その後は重賞で3着が3度ありますが、有力馬に騎乗する機会も徐々に減っている印象です。そんななか、6月の鳴尾記念(G3)で初コンビを組んだブラストワンピースとのコンビ継続は重賞100勝目を飾る絶好の機会となるでしょう」(競馬誌ライター)

 初タッグとなった前走・鳴尾記念でブラストワンピースは心房細動明け。様子見するファンも多く、5番人気に甘んじた。しかし、最内枠から中団インで脚をためると、直線でも内を突いて伸び、上がり3ハロンはメンバー最速をマーク。5か月ぶりの復帰戦で3着に好走してみせた。

「7-0-1-9」という通算成績を見ても分かる通り、本来は勝つか馬券圏外かの非常に極端なタイプ。そんなブラストワンピースにとって好走条件の一つが枠順である。

「これまで挙げた重賞5勝のうち3勝が最内枠(1枠1番)でした。有馬記念やAJCCなど真ん中から外目の枠でも強い競馬はできますが、内ラチを頼る競馬をしたときにより力を出すタイプだと思います。

位置取りはやや後ろでしたが、インから鋭く伸びた前走はまさに理想的な競馬。鞍上は、イン突き名人の異名を持つ岩田康騎手ですから、相性も悪いはずがありません」(同)

 実際、陣営からはブラストワンピースと岩田康騎手の相性について、好意的な意見も聞こえてきた。最終追い切り後、八木助手が「(鳴尾記念は)岩田康騎手がうまく乗ってくれた。ズブいところがあるので、しっかり追うジョッキーとのコンビがいい刺激になった」と『サンスポ』の取材に答えている。

 2度目のコンビでさらなる化学反応は起こるか。過去10年で最内枠の馬が4勝しているこのレースで好枠ゲットなら、人馬ともに復活の勝利を挙げてもおかしくはない。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。