中日・立浪新監督も苦戦必至?就任1年目で優勝の名球会監督は工藤と落合のみ

 中日ドラゴンズの次期監督に立浪和義氏の就任が決定した。2020年の高津臣吾氏(東京ヤクルトスワローズ監督)に続き、誕生した「名球会監督(有資格者含む)」である。

 2021年時点で名球会(投手は200勝or250セーブ、打者は2000本安打達成者)会員は、有資格者や退会者、故人を含めて76名。このうち監督に就任したのは立浪氏で31人目となる。選手として実績を残しているにもかかわらず、チームの指揮権を与えてもらえるのは半分以下。意外に少ない理由を、ある名球会選手に語ってもらったことがある。

「球団のフロントが考える理想的な監督とは、フロントの言うことを聞いてくれる人なんだよね。王さんや長嶋さんのようなスーパーヒーローは客を呼べるから別格だけど、そうでなければ『選手としての実績がある、自己主張の強い人物』は起用しない傾向があるよ」

 早い話、球団フロントは主導権を握りたいのであろう。一昔前と比べ、近年の監督は現役時代の実績を重視されなくなっているが、その要因がここにある。引退後、一度もユニフォームを着ていない名球会選手が少なくないのも、球団フロントが扱いにくい人物を嫌うためだと言われている。

わずか2人…初年度に優勝した名球会監督

 そんな状況下で誕生した立浪新監督は、周囲からの評判が良い人物で有名だ。彼を知る元プロ野球選手は「タツは先輩にも敬意を示すし、後輩の面倒見もいい。しかもリーダーシップがある」と太鼓判を押す。

 しかし、待っているのは苦難の道のりだ。なぜならBクラスのチームを牽引するからである。

 名球会監督30名の監督成績を表にしてみた。30名のうち優勝を経験した指揮官はわずか10名。多くの監督は低迷するチームに就任するも、2、3年で結果を出せずにクビを切られている。

 しかも、1年目で優勝を果たした監督はわずか2人しかいない。2015年に福岡ソフトバンクホークス監督となった工藤公康氏と、2004年から中日の指揮を執った落合博満氏(名球会有資格者)である。

 工藤氏は7年間で5度の日本一に輝き、落合氏も8年間でリーグ優勝4回、日本一1回。指揮官としての能力は優秀と言える。ただし、就任前年のチーム順位はソフトバンクが日本一、中日も2位だった。

 30名のうち前年より順位を上げた監督はわずか12名(工藤氏含む)。最下位からAクラスになった南海ホークスの野村克也氏、ソフトバンクの秋山幸二氏は、その手腕を買われて監督歴が長くなっている。今季、就任2年目で最下位から優勝を果たしたヤクルトの高津監督も、その道をたどるかもしれない。

 なお、名球会の会員でない選手も含め、監督就任初年度に優勝を果たしたのは過去に16名しかいない。西本幸雄(大毎)、川上哲治(巨人)、古葉竹識(広島)、藤田元司(巨人)、森祗晶(西武)、原辰徳(巨人)、落合、栗山英樹(日本ハム)、工藤など名将揃いで監督歴も長くなる。そう考えると「1年目の実績」は非常に重要となる。

 投手陣は揃っているが打撃面で劣る現在のドラゴンズを、立浪新監督がどのように立て直すか。非常に見ものである。

(文=後藤豊/フリーライター)

パチンコ新台「限界突破1500」など激アツ情報が満載!大物たちが続々と始動!!

 11月に突入し、今年も残りあと2ヵ月。そろそろ日常生活でも1年の締めくくりに意識が向いてくる時期だが、パチンコでは逆に年末年始の書き入れ時に向けた「新機種のリリース」がほぼ出揃った頃になってくる。

 そして先ごろ、平和から看板タイトルとなるルパンシリーズの最新作『Pルパン三世2000カラットの涙』の特設サイトが公開された。第12弾となる本機は、アニメ版ルパン三世の50周年と重なる記念的なマシン。HPには「パチンコルパン三世新シリーズ始動」の文字が踊る。

「ARE YOR READY?(準備はいいか?)」「その期待、越えてみせる」とファンの期待を高めるキャッチコピーと、大量の宝石を手にしたルパン三世が不敵な笑みを浮かべるトップ絵を紹介。コンテンツはたったひとつだけ「スペシャルムービー」が公開されているにすぎないが、これだけでワクワク感を与えてくれる『ルパン三世』はさすがの一言だ。

 気になる映像の内容は、タイプライター演出で「パチンコ ルパン三世 新シリーズ始動!」の文字が打ち込まれたあと、次元、五エ門、ルパンに続いて映し出された液晶画面には「限界突破1500」「CHANCE残り9998」「右打ち3000」などの数字が踊る。

 そして「NEW STANDARD LUPIN III」の文字とともに筐体のシルエットが浮かび上がる演出で映像が締めくくられている。「その目で確かめるんだな」の最後のルパンのセリフではないが、一刻も早く詳細を知りたいところだ。

 さて、これで年末年始を彩るパチンコ新機種の情報はほとんど発表されただろうか。ここで主な12月商戦のマシンを振り返ってみよう。

【京楽】
『ぱちんこ乃木坂46』
■大当り確率約1/229.9
■ぐるぐるRUSH 継続率約84%(3発濃厚のVストック含む)
■遊タイムあり

【大都技研】
『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』
■初当りの55%が3000発
■鬼がかりRUSH ST144回 継続率約77%
■業界トップクラスの高速変動ST

【ニューギン】
『P真・花の慶次2 漆黒の衝撃EXTRA RUSH』
■業界初の時短EXTRA RUSH搭載
■天下無双前田慶次ZONE新搭載

【サミー】
『P北斗の拳9 闘神』
■大当り確率約1/319.7
■突入率約66% 継続率約81% 右打ち中オール1500発
■時短1回or900回 転落抽選

【SANKYO(ビスティ)】
『新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~』
■大当り確率約1/319.7
■ST163回 突入率約70% 継続率約81%
■右打ちオール1500発

【藤商事】
『Pとある科学の超電磁砲』
■ハイブリッドミドル
■右打ち中の約50%が2000発オーバー
■継続率約80% 最大出玉約4700発

 Daiichiは『P神・天才バカボン~神SPEC』で終了なのか、『P牙狼月虹ノ旅人 絆』が検定通過しているサンセイR&Dはどうするのか、若干動きが気になる機種も存在するが、年末年始の新機種ラインナップはほぼ固まった。あとは打つだけ。期待して待ちたい。

(文=木戸範孝)

<著者プロフィール>
 Webメディアに掲載されるスポーツ関連記事の作成および編集業務を経験。その後はGJにて競馬やパチンコ・パチスロ、スポーツなどを担当している。現在はパチンコ・パチスロ分野に力を入れており、自身が好む爆裂タイプの動向に注目している。業界ニュースも担当。業界関係者への取材を元に、新台関連の記事も多く作成している。

【注目記事】

パチスロ新台『S牙狼-黄金騎士-』スペックが遂に公開! AT開幕は絶頂スタート!!

パチスロ『新バーサス』誕生に期待の声! 超明快な解説動画も話題!!

パチンコ「99999発カンスト」も話題の超強力システム…覚醒した人気タイトルが躍進!!

高市早苗が自民党候補の応援演説で「落選したら、天皇陛下に迷惑がかかる」と露骨すぎる天皇の政治利用! なぜ問題にならないのか?

 甘利明氏の自民党幹事長辞任を受け、後任に茂木敏充外相が就くことが決まった。しかし、この人事に噛み付いたのが、ネトウヨ勢。「なぜ高市早苗さんを幹事長にしなかったのか」「最初から高市早苗さんを幹事長にしておけばよかったのに」などと騒いでいる。  だが、高市政調会長をめぐって...

JRA「G1・100連敗」リーチの三浦皇成に「G1初制覇おめでとう」!? 地方競馬の祭典「JBC」名称にファンも惑わされた?

 3日(祝・水)、金沢・門別の両競馬場ではJBCの4競走が行われた。牝馬限定のレディスクラシック、7ハロン戦のスプリント、そしてメインのクラシックという3つのG1、さらに2歳の若駒によるJBC2歳優駿(G3)が立て続けに開催された。

 唯一、北海道の門別で行われたのがJBC2歳優駿だ。北海道2歳優駿を引き継ぐ形で、2020年に新設された交流G3で、第1回の昨年は、地元・北海道の伏兵ラッキードリームが制した。

 混戦模様の今年は、1~2番人気を地元・北海道勢が占め、JRA勢はやや影が薄かった。しかし、直線大外から豪快に差し切ったのは、デビュー2戦目、JRA勢では最上位人気のアイスジャイアント(牡2歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)だった。

 レース後「鞍上を任せていただいたことに本当に感謝しています」と陣営に感謝の意を述べたのは三浦皇成騎手。「2戦目でこういう重賞を獲らせていただくということは、この馬が持っている潜在能力、素質があるからこそだと思っています」と初コンビを組んだ愛馬を褒めたたえた。

 三浦騎手の重賞勝利は今年2月のダイヤモンドS(G3)以来、8か月半ぶり。地方交流の重賞では、昨年9月の日本テレビ盃(G2)以来、1年2か月ぶりとなった。

 今年が騎手生活14年目の三浦騎手。1年目にJRA新人記録の91勝をマークした際は「ポスト武豊」と騒がれたこともあった。しかし、その後はケガなども重なり、非凡な才能を持て余したまま、月日は経過。来月には32歳を迎える。

 それでも5年目を除き毎年のように重賞を勝っており、JRAのG1でも2着が2度、3着も7度と、戴冠に何度も近づいている。直近では、昨年末のホープフルS(G1)で2番人気のランドオブリバティに騎乗。悲願達成を狙ったが、4コーナーで逸走し落馬。競走中止というハプニングもあった。

 その後もコンスタントにG1に騎乗しているが連戦連敗。気づけばデビューからのJRA・G1連敗は「99」まで伸び、100連敗にリーチをかけた状態となっている。

 そんななか、今回の会心の勝利にはTwitterや掲示板などで三浦騎手への祝福コメントが多数投稿された。

「おおお三浦騎手じゃん!!おめでとうございます」、「忘れたころの三浦皇成!」、「コウセイ今日は上手かったよ」……。

 一方で、このレースのグレードを把握していなかったファンも多かったようで「三浦騎手G1初制覇おめでとう」というコメントも相次いだ。

「もちろん、三浦騎手が制したJBC2歳優駿はG3に格付けされていて、G1ではありません。しかし、この日は金沢で同じJBCを冠した3つのG1レースが行われていました。地方競馬にあまり詳しくないファンなら勘違いするのも仕方がないところでしょう。

そもそも三浦騎手は14年12月に交流G1の全日本2歳優駿をディアドムスで勝っています……。やはりJRAでG1未勝利という印象が強いことが、ファンの勘違いにつながったのかもしれませんね」(競馬誌ライター)

 どちらにしても、三浦騎手にとっては久々の重賞勝利。これを浮上のきっかけにしたいところだろう。大台目前となったG1連敗を止める日は果たして、いつになるのだろうか。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

ビタ押しで上乗せゲーム数が倍増!? 激アマパチスロ待望の6号機、その概要が判明!!

 当サイトでも検定通過情報をお伝え済みで、ファンの間では大反響。続報の発表が待たれる中、サミーの関連YouTubeチャンネル「CLUB SINDY」では、同チャンネルの開設2周年を記念して待望の新タイトル『パチスロディスクアップ2』のゲーム性概要が明かされた。

 ご存じの通り、5号機『パチスロディスクアップ』は同色ビッグ・異色ビッグ・REGと3種類あるボーナスに加えて、「ダンスタイム」「DJゾーン」と2種類のART機能を搭載。ビッグ当選時は所定の割合でダンスタイムへ当選し、通常時の同色ビッグ中は4号機時代の初代『ディスクアップ』と同じく中リールのビタ押しを駆使することでDJゾーンのゲーム数が加算される。

 このビタ押しやボーナス獲得枚数調整、通常時の小役フォローが完璧ならば設定1でも機械割は103%に到達。その甘さは既存機屈指であり、導入から3年ほどが経過した今なお、ホールの主軸として活躍中だ。

 一方、おそらく5号機『パチスロディスクアップ』の撤去期日となる来年1月に合わせて導入されるであろう6号機『パチスロディスクアップ2』は、動画によると「THE ディスクアップ」といったビジュアルとのこと。サブ液晶や上パネルも健在なだけに、変則消灯すれば大チャンスを迎える消灯演出や、BGMが切り替わって流れれば小役以上の示唆となる「ラジカセ演出」、ダンスタイムやDJゾーンも引き継がれていると思われる。

 スペック面については、BBは約287分の1、REGは約497分の1、合算は約182分の1と先代と同様の出玉設計。変わらぬ遊びやすさはもちろん、技術介入要素もしっかりと継承されているという。

 その技術介入要素には今回、新たに上乗せゲーム数が全て2倍になる「DUBLE-UP-BB」なる要素が存在する模様。全リールのビタ押しで1G最大3個分の上乗せを得られる「極・技術介入」もあり、より目押し力が試されるゲーム性に仕上げられているようだ。

 また、本機には「feat.DANCE TIME」なる新機能が採用されており、異色BBの一部で突入するとのこと。突入後はドットが青色へと変化し、ダンスタイムが約80%でループするようだ。

 このほか、いよいよマイスロも実装され、「PRACTICE MODE」を選択すればビタ押しの精度が丸わかり。そのスコアを管理したり、ランキング形式で争うこともできるようだ。  

 なお、本機には新キャラクター「DAN-D」と「ミア」が追加されている。これらキャラはどのような役割を担うのか。新たな情報が入り次第、当サイトでもお伝えする所存だ。

【注目記事】

パチスロ「万枚」も狙える激甘スペック…旧基準機の攻略ポイント特集!ー忍魂~暁ノ章ー

パチスロ新台「サミー初の6.2号機」はアノ大物コンテンツ! 自力感満載のバトルATで大量出玉を目指せ!-新台分析パチスロ編

パチンコ初代『牙狼』を超える衝撃を…「100%ST×2000発」の激甘スペックに挑戦!!

元JRA安藤勝己氏「スタート後に動かしたのが勿体なかった」松山弘平の騎乗に“苦言”!? JBCクラシック(G1)テーオーケインズの惨敗理由

 3日、金沢競馬場で行われたJBCクラシック(G1)は、吉原寛人騎手の6番人気ミューチャリーが勝利。創設21年目で初めて地方馬が勝利する歴史的な一戦となった。

 快挙の立役となった吉原騎手は「こんな日が来るなんて……。本当にビックリ、信じられないです」と、感無量の様子だった。

 一方、勝った吉原騎手とは対照的にショックで胸が詰まるような思いになったのが、単勝オッズ2.2倍の1番人気で4着に終わった、テーオーケインズ(牡4歳、栗東・高柳大輔厩舎)騎乗の松山弘平騎手だろう。

「スタートを上手く出れなくて……」

 これまで好位からのレースで連勝街道を歩んでテーオーケインズにとって、思いがけないアクシデントだった。ゲート内で立ち上がるような仕草を見せていた今年の帝王賞馬は、ゲートが開いた瞬間も若干立ち上がり、隣のオメガパフュームと共に出遅れる。

 出負けした分を取り戻そうと松山騎手の手が盛んに動き、テーオーケインズは前目の位置を取りに行った。何とか先頭を射程圏に入れる5、6番手といつもの位置を取ることには成功したが、勝負所では連勝時に見られた前を飲み込むような勢いが見られず。

 結果的に直線では、先に抜け出したミューチャリーを後目に、器用に立ち回ったチュウワウィザードと、出遅れたが終いに懸けたオメガパフュームとの追い比べに負けて4着。3連勝がストップすると共にG1・2勝目のタイトルは持ち越しとなった。

「スタートで遅れたことがすべてですね。松山騎手がレース後に『そこからちょっとリズムが悪かったかな』と振り返っているように、いつも先行している馬ですから、出遅れたにも関わらず無理に前目のポジションを取りに行ったことが仇になったと思います。

あれほどの出遅れですから1着までは難しいにしろ、その後のリカバリー次第で3着以内は十分あったかと。実際、同じく出遅れたオメガパフュームはいつも後方から運ぶタイプとはいえ、最後に懸けるレースで2着にきています」(競馬記者)

 記者が指摘する「出遅れた後のポジション取り」について、元JRA騎手の安藤勝己氏も自身のTwitterアカウントにて「あのスタート後に動かしたのが勿体なかった」と、ツイート。

 またレース当日に出演していたYouTubeチャンネル『rakutenkeiba』の『楽天競馬LIVE:馬券対決(JBC2021)』でも、安藤氏は「位置取りにいっちゃった。そこで脚使っているからね。それで最後脚使えなかったね」と、解説している。

 この後、ダート路線はチャンピオンズC(G1)・東京大賞典(G1)と大きなレースが控えている。どちらもテーオーケインズが得意としているコースで行われるため、是非とも巻き返しに期待したい。

(文=坂井豊吉)

<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……

激安で10代女性に大人気…中国の越境ECアプリ「SHEIN」のユーザー数が急増中

 ダウンロードしたものの、数回使っただけで休眠状態だったり、アンインストールしてしまったりしたアプリがある人も多いはずだ。テレビCMなどでは「数百万ダウンロード突破!」と威勢のいい言葉を聞くが、実際にどんなアプリがどの性年代にどのくらい使われ続けているのか。

 本連載では、ダウンロード数だけでは見えない「アプリの利用率」をモニターの利用動向から調べるサービス「App Ape」を提供しているフラーに、四半期ごとに人気アプリの実態について聞いている。

 同社のオウンドメディア「App Ape Lab」編集長の日影耕造氏に、2021年第3四半期(7~9月)のアプリ利用動向について聞いた。

中国の越境ECアプリ「SHEIN」の魅力とは

――毎回、四半期ごとに躍進したアプリを紹介していただいていますが、今期(21年7~9月期)はどんなアプリが躍進しましたか?

日影耕造氏(以下、日影) 若い女性に支持されたアプリが躍進していますね。まず、中国の越境ECアプリ「SHEIN(シーイン)」です。App Apeのデータを見ると、21年3月時点から半年でユーザー数を約5倍に伸ばしています。

 従来、EC、ショッピング系のアプリはお金がある層が牽引するものでした。楽天、アマゾン、ヤフーショッピング、フリマアプリであるメルカリも、基本的には30~50代の利用が多いのですが、SHEINは10代の利用が4割なんです。

 10代がECサービスを牽引できる理由として、SHEINはとにかく安いんですね。ファッション、コスメでだけでなく生活雑貨なども売っていますが、どれも安いんです。

――加湿器が300円台で売られていますね。100円、300円ショップ同様に生産側は奴隷労働では……と闇も感じますが、限られたお小遣いの中であれこれ買いたいティーンエージャーの消費者側にしてみれば、「買い物の喜び」を痺れるくらい味わえるだろうなとも思います。

日影 SHEINは品揃えも豊富です。ファッション、メイク、日用雑貨などで毎日4000~1万点のニューアイテムがあると、アプリに表示されていますね。ただ、サイズや色違いを一点ずつ、とカウントしていると思われるため、「アイテム別」で考えればかなり減るとは思いますが。

ユーザーがPRしてくれる「SHEIN」の強み

日影 安さ、品ぞろえと、SHEIN側の独自性についてお話してきましたが、SHEINのすごさは購買層にもあります。購入したユーザーが「SHEINで爆買いした」と、戦利品の画像や動画をティックトック、ユーチューブ、インスタグラムなどに投稿していて、これが人気コンテンツになっているんですね。

 インスタグラムで「#shein」で検索すると、401.7万件(21年10月時点)もの投稿があります。越境ECなので、世界中のユーザーが投稿していることがわかります。こういったものを見たユーザーが自分も買いたくなり……といった循環ができているんです。

――SHEINにしてみれば、ユーザーがいいねほしさにタダでPRしてくれている状況ですよね。なお、国内ファストファッションの雄、「#gu」はインスタグラムで投稿365.8万件、「#しまむら」は投稿164.9万件でした。

日影 そして、SHEINは中国のアプリです。ティックトックもそうですが、中華系アプリはレコメンド機能が強いんですね。各々のユーザーの利用状況に応じてレコメンドエンジンが好みの商品を察知し、最適化していってくれます。

 まとめると、SHEINは「激安」「グローバル」「強いレコメンドエンジン」を兼ね備えており、さらにはユーザーが「UGC(User Generated Content/一般ユーザーによってつくられたコンテンツ。今回のケースではSHEINの爆買い動画や画像など)」をつくってくれる、そんな手堅いECアプリと言えます。

――確かに、アマゾンや楽天など既存のメガECは「早く届く」「ポイントがたまる」などの魅力はありますが、ショッピングモール的なECであるアマゾンや楽天で「これを買った」的UGCをつくりたいか、また、そういったコンテンツがあれば見たいか、となると微妙です。また、SHEINがつかんでいる10代女子は、SNSに関する情熱やエネルギーがあふれんばかりというのも大きいですよね。

銀行らしくない「みんなの銀行」のアプリ

日影 また、福岡銀行などを運営しているふくおかフィナンシャルグループが5月末よりサービスを開始したデジタルバンク「みんなの銀行」も、ユーザー数を伸ばしています。

――リリース記事などを見ると「国内初のデジタルバンク」とありますが、「実店舗を持たないネット銀行」なら、楽天銀行もそうですよね。また、口座開設に「印鑑」や「郵送」がいらずスマホだけで完結するというのも、楽天銀行でも導入されています。みんなの銀行はどういった点がユニークなのでしょうか?

日影 明らかにユニークなのは、銀行らしくないデザインでしょうね。こちらがみんなの銀行のメニュー画面です。

 SNSみたいですよね。サービスメニューも銀行にしては驚くほど少ないですが、多くの人にとっての必要最低限は揃っています。

――銀行のサービスメニューなのに、スクロールや複数ウィンドウ前提でない、画面が余るほどの「すっきりさ」は確かに異色ですね。また、「物理的なキャッシュカードがなくスマホだけで取引できる(ATMではQRコードを用いて入出金する)」もみんなの銀行の特徴ではありますが、これはPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)も同様のサービスをしています。

日影 そして、以下がみんなの銀行の現時点のユーザー性年代比です。30代男性が一番多く、30代女性も多いです。

――ちょっと意外ですね。サービスのコンセプトから、20代などのデジタルネイティブが多いのかと思いました。30代はすでに口座を持っているでしょうから、これ以上口座を増やしたりするのはむしろ億劫に思いそうですが……。推測ですが、結婚して夫婦共同の口座になった人が自分用の口座をこっそり持ちたい、副業用、みたいなニーズがあるのでしょうかね。

* * *

 後編も引き続き、日影氏に21年7~9月の人気アプリについてうかがう。

(構成=石徹白未亜/ライター)

JRA”便乗兄貴”横山和生のタイトルホルダー大抜擢は妥当!? G1未勝利騎手に有馬記念(G1)大チャンスが回ってきた事情とは

「和生には、思い切って乗ってほしいね」

 4日、今秋の菊花賞(G1)を制したタイトルホルダー(牡3歳、栗東・栗田徹厩舎)が、正式に有馬記念(G1)に向かうことが明らかになった。

 前走、横山武史騎手とのコンビで牡馬クラシック最終章を制したタイトルホルダー。今回の有馬記念では横山武騎手のお手馬エフフォーリアが出走を予定しているため乗り替わりが必須と思われていたが、白羽の矢が立ったのは騎乗経験のある田辺裕信騎手や戸崎圭太騎手ではなく、横山武騎手の兄・横山和生騎手だった。

 意外な抜擢ではあるが、大きな驚きはない。今年ここまでキャリアハイの39勝を遥かに更新中の65勝を挙げているなど、大きな成長を見せている横山和騎手。名前の挙がった田辺騎手が51勝、戸崎騎手が72勝であることを踏まえれば、ある意味「実力通りの乗り替わり」とも言えるからだ。

 2011年に名手・横山典弘騎手の長男としてデビューした横山和騎手だったが、初年度はわずか4勝に終わるなど、はっきり言って目立った存在ではなかった。

 それどころか2011年にデビューした同期は、最も勝ち星を挙げた嶋田純次騎手でさえ18勝。横山和騎手を含め、7勝の杉原誠人騎手、4勝の森一馬騎手と藤懸貴志騎手、2勝の花田大昂騎手と軒並み一桁勝利でデビューイヤーを終えている。

 また、高嶋活士騎手に至っては史上3人目となる未勝利のままの引退騎手となるなど、競馬学校27期生は、まさに谷間の世代だったのだ。

 しかし、花田騎手と高嶋騎手こそターフを去ったが、厳しい時代を生き残った27期生は、ここに来てその才能を開花させている。

 障害騎手として独り立ちした森一馬騎手は昨年、メイショウダッサイとのコンビで中山大障害を勝ってG1初制覇。今年になっても阪神スプリングジャンプ(G2)を勝利し、史上2人目となる全6場の障害重賞制覇を成し遂げている。

 また、前代未聞の岩田康誠騎手による“幅寄せ事件”の被害者として一気に名が売れた藤懸貴志騎手は、G1初挑戦となった今年のオークス(G1)で16番人気のハギノピリナで3着に奮闘。すると10番人気シャムロックヒルで挑んだマーメイドS(G3)で、重賞初制覇を達成している。さらに嶋田騎手もアサマノタズラとのコンビで初のG1挑戦となる皐月賞(G1)に出走するなど、随所に存在感を増している印象だ。

 ここに来て父・横山典騎手、弟・横山武騎手と共に存在感を発揮し始めた横山和騎手は、そんな同期の奮闘に触発された1人に違いないだろう。

 急増したのは勝ち星だけでない。重賞の騎乗も2018年が1回、2019年も2回だったが、2020年になって14回に急上昇。そんな中でトーセンスーリヤとのコンビで挑んだ新潟大賞典(G3)で久々の重賞勝利を飾った。

 さらに今年に至っては、ここまで25回とさらに上昇。トーセンスーリヤで函館記念(G3)を勝利すると新潟記念(G3)でも2着してサマー2000シリーズを制している。

 そんなノリに乗っている横山和騎手だが「ここ1年が騎手人生を大きく左右する」という声もある。

「今回、有馬記念でタイトルホルダーの鞍上に抜擢されたことに『意外』という声もありますが、実力が認められたというよりは、有馬記念後に“元鞘”の横山武騎手に戻ると考えれば、最も妥当な人選だと思います。

ここ1年、2年で弟・横山武騎手のブレイクに伴って、一気に上位騎手の仲間入りを果たした感のある横山和騎手ですが、言ってしまえば父・横山典騎手の名声と弟の活躍ぶりに便乗している、いわば一過性のものという見方もあります。騎手は人気商売ですから、今の内のなんとしても結果を出しておきたいでしょうね」(別の記者)

 記者曰く、最もわかりやすく結果を出すには、やはりG1での活躍が必須だという。

 昨年まで通算5回しかなかったG1騎乗が、今年になってすでに4回。人気馬に騎乗した経験はないだけに、有馬記念のタイトルホルダーは、横山和騎手にとって騎手人生を左右する一戦になると述べても過言ではないはずだ。

「和生には、思い切って乗ってほしいね」

 果たして、横山和騎手は陣営の思いに応え、年末のグランプリで完全燃焼できるだろうか。仮に弟の“おこぼれ”だとしても、1人のジョッキーとして、このビッグチャンスを活かさない手はないはずだ。

(文=銀シャリ松岡)

<著者プロフィール>
 天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。好きな騎手は当然、松岡正海。

パチスロ新台『S牙狼-黄金騎士-』スペックが遂に公開! AT開幕は絶頂スタート!!

 大都技研とサンセイR&Dが強力タッグを組んで生み出した話題作。パチスロ新台『S牙狼-黄金騎士-』の製品情報ならびに紹介動画が遂に公開された。

 出玉増加のメインとなるAT「魔戒RUSH」は、1Gあたり純増約2.8枚のセット数管理型。1セットあたりのゲーム数は「30G・50G・100G」の3種類となっている。

押忍!番長3』のシステムをベースとしており、「絶頂対決」、「対決演出」、「セットストック」、「疑似ボーナス」を踏襲。これらに加え「牙狼図柄」による独自のゲーム性が加えられているようだ。

 通常時はレア役からCZ当選を目指す流れとなり、全役でポイント獲得抽選も行われている。500PT到達で前兆or超高確へ移行する模様。龍崎ステージは、レア役でCZ濃厚となるため激アツだ。

 CZ「黄金騎士CHANCE」は10G+α継続し、牙狼図柄の連続停止でチャンス。演出成功で紫7が揃えばAT「砑バトル」へ移行し、金7揃いはAT「魔戒RUSH」直行となるゲーム性だ。

 継続ゲーム数20Gとなる「砑バトル」は、前半が牙狼図柄orレア役で保留獲得を狙う準備パート。後半は「陰我終結の刻」というバトルパートで、獲得した保留の数だけ牙狼が攻撃する。ここで砑のHPを減らし、演出に成功すれば「魔戒RUSH」突入となる。

 メインAT「魔戒RUSH」は、突入時に特化ゾーン「絶頂ホラーバトル」がスタート。継続期待度は80%で、ホラーに勝利するたびにセットストックを獲得できる激アツ仕様だ。『番長』最強の興奮が、スタート時に必ず訪れるという破格のゲーム性となっている。

 RUSH中は、レア役や牙狼図柄揃いでホラーバトルへ突入。出現するキャラクターでチャンス役や報酬が異なり、「牙狼」は牙狼図柄揃い、「絶狼」はチェリー、「打無」はスイカでチャンスとなる。勝利時の報酬は「セットストック」「牙狼剣チャレンジ」「魔戒ボーナス」「絶頂ホラーバトル」など様々だ。

 セットストック時は背景の色に注目で、赤色なら『押忍!番長3』と同様にループ上乗せに期待。「牙狼剣チャレンジ」は牙狼図柄ナビ発生でチャンスとなり、同図柄を引き続ける限りセットストックがループする。

 また、30G継続の「魔戒ボーナス」は「チャンス告知」、「完全告知」、「後告知」の3種類の演出を選択可能。ここで7揃いさせるかAT中に「心滅カウンター」を「00.0」にすることで、RUSH性能をブーストさせる最上位ステージ「心滅獣身」への道が開かれるようだ。

「心滅獣身」の具体的な恩恵などは現時点で明らかにされていないが、強烈な内容であることは間違いないだろう。その他の情報も含め、気になる詳細は公開され次第改めて報告させていただく。

【注目記事】

パチンコ「約2250発ループ」と多彩な演出で魅了…人気シリーズの礎を築いた初代マシン!!

パチスロ『新バーサス』誕生に期待の声! 超明快な解説動画も話題!!

パチンコ「約99%ループ×1G連」の超激アツ仕様…1000連オーバーの大偉業も!?

パチンコ「約2250発ループ」と多彩な演出で魅了…人気シリーズの礎を築いた初代マシン!!

 日本のマンガ界に燦然と輝く名匠・藤子不二雄。藤本弘と安孫子素雄コンビによる共同ペンネームで、「オバケのQ太郎」「ドラえもん」「忍者ハットリくん」など昭和を代表する名作をいくつも生み出している。

 藤子不二雄の作品といえばSFやギャグ要素の強いファンタジーな作風の印象であるが藤子不二雄Ⓐによる作品は「魔太郎がくる!!」や「黒ベエ」のようなブラックユーモアたっぷりの怪作も多い。

 その代表となるのが「笑ゥせぇるすまん」で、喪黒福造を名乗る謎のセールスマンが巻き起こす非情な物語が妙に心に残る不思議な作品だが、このマンガをモチーフにしたパチンコ機が2000年に奥村から登場。その名もズバリ『CR笑ゥせぇるすまん』である。

 次回まで継続するループタイプの確変機能を搭載し、大当り1回あたりの出玉は約2250発で突入率1/2のオーソドックスなスペック。5回リミッター規制は撤廃されたが大当り終了後の時短機能は搭載されていないので、スペック的な特徴を見出しにくかった時期となる。

 従って、版権のコンテンツ力や演出に注力や変化を要することになり、当時まだそれほど盛んではなかったタイアップ機のしかも「藤子不二雄」という大看板の作品で注目を集めた。

 演出自体はシンプルだが、喪黒福造という特異なキャラクター性を全面に押し出した怪しい雰囲気の演出は味のあるもので、予告にリーチに喪黒福造が大活躍。喪黒福造の顔が浮かんでは消えていく「消灯リーチ」や「ホーホッホッホ」という特徴のある笑い声やおなじみ「ドーン」演出で大当りを狙う。

 一方、一言も言葉を発しないのに抜群の存在感を示す影の主人公、バーのマスターも登場。マスターがピカピカに磨いたカウンターの上を絵柄がすべっていく「カウンターリーチ」や9分割で隠されたコマを拭き取っていく「スクラッチリーチ」などマスター系の演出も搭載されている。

 ほかにも、多彩なパターンから発動する「チャンス目」や、ほとんどガセだが2匹出現時にリーチになれば確変濃厚となる予告など、細かい設定や法則が組み込まれた丁寧な作りの演出となっている。

 初代のヒットにより第5弾『PACHINKO CR笑ゥせぇるすまん~欲望の大都会~』まで継続する人気シリーズ機としての地位を確立したが、メーカーが消滅してしまうという憂き目に合う。

 それからは版権がサンセイR&Dへと移り変わり、その系譜が受け継がれることとなった。奥村が育んできた『笑ゥせぇるすまん』シリーズ。今後も魅力的な後継機がリリースされることを願うばかりである。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

【注目記事】

パチスロ『新バーサス』誕生に期待の声! 超明快な解説動画も話題!!

パチンコ「約99%ループ×1G連」の超激アツ仕様…1000連オーバーの大偉業も!?

パチスロ6号機で「設定5or6濃厚」の歓喜!!ボーナス連打が止まらず…気づけば「3000枚over」を達成した実戦報告!!