「ニベアと混ぜるとシミが消える」は違法?薬機法のみならず景表法にも違反か

 世界的なスキンケアブランドとして抜群の認知度を誇る「NIVEA(ニベア)」。そのニベアを国内で販売するニベア花王が12月3日、ある化粧品の広告に関してツイッター上で注意喚起を行った。

「『ニベアクリームと●●を混ぜるとシミが消える』という類の広告にニベア花王は一切関与しておりません。ニベアクリームを、他の製品と混ぜて使わないでください」

 指摘されている化粧品は、健康美人研究所が販売する「ヴィオテラスCセラム」だ。インターネットメディアやSNS、ゲーム広告などで「ニベアと混ぜるとシミが消える」と宣伝していた。なかには「皮膚科医が推奨する方法」と謳い、「もはや整形レベル」などと劇的にシミが消えることをアピール。

 このような広告を見た消費者からの問い合わせがニベア花王に数多く寄せられたことから、前出のような注意喚起を行うに至ったという。

 ニベアの知名度に便乗するかのように勝手に名称を利用し、混ぜるとシミが消えると謳うこの広告は、法的に問題ないのだろうか。山岸純法律事務所代表の山岸純弁護士は、次のように解説する。

「化粧品では、広告に使って良い表現が薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)によって制限されています。『シミが消える』は、そもそも広告の表現として許されていないので、薬機法違反です。また、どうせインチキでしょうから、景品表示法が禁止する『優良誤認(実際の性能より良いものと勘違いさせる広告)』になるので、景表法違反です」

 一般的にスキンケア商品は、医薬品、医薬部外品、化粧品に分類される。医薬品は、病気やケガなどの治療を目的とした薬であり、配合されている有効成分の効果について、厚生労働省が認めている。また、医薬部外品は、厚労省が認めた有効成分が一定の濃度で配合されている。医薬品が治療を目的としているのに比べ、医薬部外品は予防を目的としているといえる。

 これに対して化粧品は、肌を保湿する、汚れを落とす、といった、肌質の向上などを目的としており、医薬品や医薬部外品のように効能・効果を謳うことはできない。パッケージへの表記はもとより、広告でも禁止されている。

 ヴィオテラスCセラムに限らず、インターネット上には景表法違反が疑われる広告が急増している。「飲めば痩せる」「シミが消える」「シワが消える」などの効果を前面に出し、さらに「このページを閉じると二度と開けません」「残りわずか」「今日だけ」といった文言で購入を急がせるのも、詐欺的商品の広告によく見られる特徴だ。

 景表法が疑われる事例を見つけたら、消費者庁、公正取引委員会、都道府県知事のいずれかに情報提供しよう。外部からの情報提供を受けると、消費者庁は調査を実施し、違反行為があると認めた場合には、不当表示の排除や、再発防止策の構築などを命ずる「措置命令」を行う。違反の事実が認められない場合であっても、違反のおそれがあると判断すれば指導の措置を行う。

 心を揺さぶるような魅惑的な文言を掲げる広告は多々あるが、医薬品・医薬部外品ではないのに効果・効能を謳う商品は疑ってかかるようにすべきだろう。

(文=編集部)

JRA三浦皇成「チグハグ騎乗」連発にファンの不満爆発!? かつて武豊超えも期待された“元天才”騎手が裏開催で大誤算

 12日、阪神競馬場で華やかに行われた阪神JF(G1)は、M.デムーロ騎手のサークルオブライフが完勝で2歳女王の座についた。

 1番人気に支持されたナミュールは、スタートの出遅れが響いて4着に敗れた。同馬は前走の赤松賞(1勝クラス)を三浦皇成騎手とのコンビで勝利したものの、本番ではC.デムーロ騎手への乗り替わりとなった。

 三浦騎手としても可能なら継続して騎乗したかっただろうが、この日の裏開催である中山のカペラS(G3)にお手馬のダンシングプリンスがスタンバイ。4着に敗れたナミュールに対し、こちらはしっかり勝利と結果を残すことに成功した。

 ところが、メインレースこそ快勝したものの、この日10Rまで精彩を欠いていた。の間に全7回の騎乗機会があり、内3レースが1番人気馬の騎乗にもかかわらず、いずれも勝利できなかった。

 なかにはチグハグに見える騎乗で敗戦したケースもあり、ネットの掲示板やSNSでは一部のファンから厳しい意見も出ていたようだ。

 特に目立ったのが、日曜中山7Rのカフジオクタゴン(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)での騎乗だ。同馬は前走の未勝利戦を2着馬に1秒の着差をつけて圧勝。昇級戦となる今回(2歳1勝クラス)も単勝1番人気に支持されていた。

 レースでは内枠から好スタートを決めるも、三浦騎手は中団後方の控える選択。向こう正面で他の騎手が動いたときにも手綱を絞って動かないままだった。そして、気がつけば後方2番手のポジションまで下がってしまう。これにはさすがにまずいと焦ったのか、3~4コーナーから慌てて追い上げた挙句、それまでのインからまさかの大外ぶん回し。

 勝ち馬は3番手から抜け出し、2着にも逃げた馬が粘り込んだ前残りの展開で、やることなすことすべてが裏目に出てしまった格好だ。素人目から見てもこのレースを制した横山武史騎手との差が分かる騎乗ぶりだった。

 他のレースでも全体的に消極的な騎乗が目立っていた日曜の三浦騎手だが、唯一存在感を見せられたのが、メインレースのカペラS(G3)だ。このレースでは、快速馬モズスーパーフレアをピッタリマークする積極策で見事に重賞勝利を挙げ、前半の汚名返上と、G1での乗り替わりの鬱憤を晴らした。

 近年着実に勝ち星を増やしながらも、ムラのある騎乗ぶりや大舞台での弱さを指摘されてきた三浦騎手。通算900勝以上を誇る実力派の割に、G1などの大舞台で騎乗依頼の声が掛からない理由には、こういった安定感のなさも影響しているのかもしれない。

 若手騎手の台頭が著しい近年、改めて自身の騎乗を見直すことが、悲願であるJRAG1制覇のためにも求められるのではないか。

(文=椎名佳祐)

<著者プロフィール>
 ディープインパクトの菊花賞を現地観戦し競馬にのめり込む。馬券はアドマイヤジャパン単勝勝負で直線は卒倒した。平日は地方、週末は中央競馬と競馬漬けの日々を送る。

ローソンおかかご飯、なぜ販売?実は販売終了?年明けに“~だけ弁当”第3弾発売

 おかずがウインナーだけ、ミートボールだけの「ウインナー弁当」や「ミートボール弁当」を売り出し大きな反響を呼んだ、大手コンビニチェーン「ローソンストア100」(東京都品川区)の“超シンプルメニュー”がTwitter上で注目を集めている。

 話題の商品は「おかかご飯」(税込162円)。「ウインナー弁当」などと同じサイズの容器に白米をつめて蓋をし、テープでかつお節と醤油を蓋に貼り付けただけの“超シンプル”なメニューだ。11日ごろからTwitter上で前述のシンプル弁当と比較した上で「弁当というよりおかかのおにぎりをバラしたものでは?」「限界弁当が限界を超えてきた」などと話題になっていた。

「あまり売れ行きがよくなく、販売終了へ」

 当編集部は13日、現物を入手し、実食しようとローソンストア100を複数店舗はしごしたのだが、どこの店も「今日は入っていない」との回答だった。商品は本当に販売されているのか。またTwitter上で指摘されている「ウインナー弁当」などと同じシンプルシリーズの“弁当”なのだろうか。同社広報担当者は次のように話す。

「『おかかご飯』は今月8日に発売した当社の商品で間違いないのですが、あまり売れ行きがよくなく、現在、販売を終了しようかという方向になっています。今回、インターネット上で注目をいただいていることはうれしいのですが……。幻の商品になってしまっております。『ウインナー弁当』シリーズとは別の独自商品です。お好きなお惣菜などと組み合わせていただきたいというコンセプトで販売していました」

「ミートボール弁当」に続く“第三の弁当”は年明けに

 ローソンストア100は、今年6月30日、「お弁当には色とりどりのおかずが入っているべきという常識を覆し、ひたすら好きなものだけを堪能したいというニーズに応える」という商品コンセプトで、ウインナー5本だけをおかずにした「ウインナー弁当」(税込216円)を販売。そのコストパフォーマンスとシンプルさから大反響を呼び、当初、関東に限定していた販売エリアを中京、近畿に拡大。同社プレスリリースによると、販売数は10月末までに50万食に達する大ヒットとなったのだという。同社は11月10日、一連の弁当シリーズの第2弾として「ミートボール弁当」(同)を新発売している。

 シリーズの今後の予定について、同社広報担当者は「実は『ミートボール弁当』に続く第3弾となる商品を来年年明けにも販売する予定です」と語った。

(文=編集部)

 

ビッグ偏向で「沖スロ」らしい“荒波”を実現! チェリーがアツい名機がパチスロ6号機で復活!!

 6号機屈指の豪快スペックで、沖スロ市場に旋風を巻き起こす。オーイズミはこのほど、最新パチスロ『来雷エイサー30』の特設ページを公開し、そのスペックを明らかにした。

 当機はビッグとREG、2種類のボーナスで出玉を増やすシンプルな仕様で、ビッグは最大259枚、REGは最大129枚の獲得が可能。ビッグ出現率は設定1:303.4分の1~設定6:255.0分の1、REG出現率は設定1:516.0分の1~設定6:339.6分の1、合算出現率は設定1:191.3分の1~設定6:145.6分の1で、ビッグ比率が約60%と高いことから、ベース値が42.5G~44Gと遊びやすくも沖スロらしい荒波を体感できるという。

 ボーナスはリプレイを含めた全小役と重複する可能性があり、5号機時代の2016年に登場した同社初の沖スロ『乱雷エイサー30』と同じく、チェリーは大チャンス。そのチェリー出現率は約85分の1で、ボーナス期待度は約33%となる。ちなみに、『乱雷エイサー30』のチェリー出現率は約90分の1、ボーナス期待度は約25%だった。

 これら成立役を迅速に察知するためには、小役の目押しが必須。通常時は左リールにBAR絵柄を目安にチェリーを狙い、上段までスイカを引き込んだ時のみ残りリールにもスイカをフォローすればOKと思われる。

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 告知パターンは先告知80%、プレミアム告知20%で、1G連を含めたプレミアム告知はビッグ濃厚。プレミアム告知は沖スロ史上最多の100種類超で、もちろん先代でお馴染みの衝撃パネル「フェイスオブシーサー(F.O.S)」も搭載されている。

 また、当機は告知再抽選機能も採用されており、告知発生後、レバー上にある2つのボタンを長押しすれば告知ランプが消灯。次ゲームで再び告知が発生するので、あえてボーナス絵柄を揃えず多彩な告知パターンを楽しむこともできるというわけだ。

 このほか、当機は「設定シーサー」と呼ばれる設定推測要素があり、ビッグ5回ごとに「シーサールーレット」、REG後に「シーサーフラッシュ」が発生。前者は消えたシーサー、後者は点灯したシーサーで特定設定が否定されるようなので、自身の台のみならず周囲も必ずチェックしよう。

 なお、導入は2022年1月24日予定とのことだ。

業界初「スマートハンドル」搭載のシリーズ最新作、RUSH継続率「最大91%」のラブコメパチンコなどが登場! 12月20日パチンコ導入リスト

 時が経つのは早いもので、12月20日は2021年ラストの新台導入日。この日、パチンコはビスティの『新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~』、高尾の『Pらんま1/2 熱血格闘遊戯 199Ver.』、サンセイR&Dの『Pキャプテン翼 若林Ver.』、マルホン工業の『P沖7 し~さ~ば~じょん』、西陣の『P春一番~春絵巻~GC250A(GC250XA)』の5機種がデビューする。

 シリーズ最大の可動ギミックと、打ち手に優しい「スマートハンドル」を初搭載した『新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~』は、シンプルなV確STタイプ。大当り確率は319.7分の1、ST突入率は約70%で、継続率約81%のST中は大当りの全てで10R約1,500個の出玉を獲得できる。

 人気ドタバタラブコメディをモチーフとした『Pらんま1/2 熱血格闘遊戯 199Ver.』は、確率199.8分の1の大当り後に100%RUSHへ突入する1種2種混合タイプ。初回RUSH突破率は約80%で、以降は時短4回+残保留4個が時短8回+残保留4個に変化することでトータル継続率は約91%までアップするのが大きな特徴だ。

 2021年9月に登場した『Pキャプテン翼2020』の兄弟機である『Pキャプテン翼 若林ver.』は、文字通り原作の天才ゴールキーパー・若林源三をフィーチャーしたマシン。大当り確率は319.68分の1、初回大当り時のRUSH突入率は60.16%で、時短4回or100回のRUSHトータル継続率は約94%となる。また、遊タイムへは大当り間959回転消化で突入し、時短100回=次回大当りが濃厚となる。

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 シーサーが光ればボーナス確定の定番シリーズ最新作『P沖7 し~さ~ば~じょん』は、設定「1」「3」「6」の3段階設定。初当り確率は初当り確率は設定1:150分の1、設定3:138.9分の1、設定6:125分の1で、大当り時の確変突入率はヘソ・電チュー共に80%、確変大当り時はST36回(電サポ32回)、通常大当り時は時短32回が付与される。大当り時の50%で10R約1,200個の出玉を獲得できる点も見逃せないポイントだ。

 残る『P春一番~春絵巻~GC250A(GC250XA)』は、2021年1月からホールで活躍している『P春一番~高絵巻~』の甘デジバージョン。大当り確率は89.90分の1、ST突入率はヘソ・電チュー共に100%の安心設計で、ミドルやライトミドルバージョンと同じくC時短(確率496.48分の1→時短20回)や遊タイム(低確率250回転消化→時短341回)も採用されている。

話下手を克服するための「3つのコツ」とは

 今年も残すところ3週間。新型コロナウィルスの感染拡大やオリンピック開催など、印象深い出来事も多かった2021年のベストセラー本といえば『人は話し方が9割』(永松茂久著、すばる舎刊)だ。

 2019年9月に出版された本書だが、日販調べの2021年年間ベストセラーランキングで総合1位を獲得。トーハン調べの2021年ビジネス書年間ベストセラーランキングでも第1位に輝いており、2年以上にわたって売れ続けているロングセラー作品となっている。

 そんな本書には、話下手に悩む人たちが知るべき内容が書かれている。話下手を直すために、無理に話し方を修得したり、言葉を勉強しなくてもいいというのだ。

 では、自分の話し方を変えるにはどうすればいいのか。それにはまず話し方の「根幹」にメスを入れることが大事だ。ここでは、本書からその基礎となる考え方を紹介していこう。

「自分は話し方が下手」と思っている限りは話し上手にはなれない

 話が上手い人と下手な人。その差はどこから生まれるのだろうか。著者の永松氏は、「自己肯定感」であると述べる。

 「自分には価値がある」と自分を肯定できていると、自信たっぷりに話すことができる。その一方で、「周囲の人からどう思われているのか分からない」となかなか自分に自信が持てない人は、話し方にも自信のなさが投影されてしまう。

 つまり、「自分は話し方が下手」と思っている限りは、それを克服することはできないのだ。

話せるようになる「3つのコツ」とは

 では、そうしたメンタルから抜け出すにはどうすればいいのだろうか。本書では「3つのコツ」があげられている。

 1つ目のコツは「否定禁止」だ。

 何かを発言をしても否定的な言葉が返って来ると、だんだん発言したくなくなる。一方で、どんな発言をしても肯定的に受け取られる環境であれば、発言のハードルがどんどん下がっていく。

 自分も相手も「否定」を使わないこと。それが自由に発言できるモチベーションを高めるのだ。

 2つ目のコツは「笑顔でうなずく」というもの。

 発言に対して、笑顔でただ縦に首を振る。これだけでも場はポジティブになる。自分の話を聞いてもらっているという安心感が高まり、話す力が引き出される。

 3つ目のコツは「プラストーク」。

 前向きな話は人を元気にし、エネルギーを高める。人をほめること、感動した話をすること、現状を良くしようとすること、こうした明るい話をすることで場も明るくなり、どんどん話せるようになっていく。

「否定のない空間」が話下手を改善する

 上記の「3つのコツ」から分かるように、「否定」が話すことに対するモチベーションを下げていく。

 つい感情にとらわれて、否定的な言葉を使ってしまうこともあるかもしれないが、話下手を直したいのであれば我慢したほうがいいだろう。話している相手を否定しないことが、自分への否定をなくす解決策となるからだ。

 「相互全肯定」の状態でこそ、自己肯定感は高まる。話下手を改善したいなら、否定をしないことから始めてみるのがいいだろう。

 ◇

 話下手の原因となっていたのが、自分に向けられた「否定」だとすれば、それを克服するためには、自分を否定してくる人――つまり「苦手な人」を避けることが第一歩となる。

 まずは苦手な人とのコミュニケーションを取ることを極力避けて、自分を肯定してくれる大好きな人と話す時間を増やそう。

 話すことが楽しくなれば、話下手な自分はもういなくなっているはずだ。(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

パチスロ「伝統の名を冠した初のBタイプ機」~4号機名機伝説~ 『トロピカーナ』前編【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.73】


 史上初の新要件パチスロ4号機『チェリーバー』のセンセーショナルなデビューから半年が経過した1993年5月。

 業界を代表する2大メーカーから、待望の純国産4号機パチスロがリリースされた。山佐の『ニューパルサー』、そして今回取り上げるユニバーサルグループはメーシー販売の『トロピカーナ』である。

「トロピカーナ」という機種名は、0号機の時代から「アメリカーナ」と並んで、ユニバーサル系マシンの代名詞として親しまれてきた伝統のブランド。

 特に1.5号機の『トロピカーナ7X』は、ボーナス成立ゲームでのみ発生するフラグ告知サイン「遅れ」や、ビッグ中の「増やし」に代表される数々の攻略法で、ライトユーザーからプロまで多くのファンに愛された。

 続く2号機『トロピカーナA』は、ビッグボーナスの代わりに集中役「パーティーチャンス」を出玉獲得の主軸に据えた斬新なCタイプ機として登場。話題と注目は集めたものの、残念ながら先代を超えるヒットには至らなかった。

 そんな伝統ある名を冠したことからも、初の4号機に対するメーカーの意気込みが伝わってくるわけだが、何より本作が注目を集めたのは、「史上初のBタイプ」であったことにほかならない。

 前にも説明したとおり、2号機からビッグ中のJACゲームの回数やビッグの有無によって、「A」「B」「C」の3タイプに仕様が分類されるようになった。

 Bタイプは、ビッグ中のJACゲームが最大2回で、一般的なAタイプ機と比べると獲得枚数が少ない。その分、確率を高く設定できるというメリットがあった。しかし、どういうわけか2号機でも3号機でもBタイプ機は1機種もリリースされなかったのである。

 史上初のBタイプとして登場した新生『トロピカーナ』のビッグ確率は、最低設定1でも186分の1、最高設定6に至っては131分の1と、一般的なAタイプでは考えられない超高確率。「出玉は少ないが、とにかく当りやすい」というBタイプのメリットを象徴するかのようなスペックだ。

 なお、サブキャストとしてシングルボーナスを搭載しているが(REGは未搭載)、その集中役は無く、また確率も全設定共通の1260分の1と激低。あっても無くてもいいようなものなのだが、その役割については後述する。

 ゲーム演出については、『チェリーバー』でファンに衝撃を与えたビッグ成立ゲームのみのフラグ告知機能「ビッグチャンスフラッシュ」が最大のポイント。

 全リール停止後、リールの中段に稲妻が走るようにバックライトが左から右へフラッシュすればビッグ成立となる。

 …と同時に、リール窓枠右横の「WIN」が点灯するのだが、例によって「モーニング台がバレてしまう」という理由で、大半のホールでは断線されていた。

 一方、リーチ目については、ユニバーサル伝統のシンプルなテンパイ型がメインだが、多くのパターンはシングルボーナスの取りこぼしでガセることがあった。

 逆にいえば、「フラッシュするか否か…最後のリールを止めるまで、ドキドキワクワク」という寸法。つまり、このドキドキ感を演出するためにシングルボーナスは存在していたのである。


 破格のビッグ確率とスリリングな演出を搭載して登場した『トロピカーナ』。果たして、市場の反応はいかがなものだったのだろうか。次回、史上初のBタイプ機に対する市場の反応と、その行く末について綴ってみたい。

(文=アニマルかつみ)

JRA近親にピクシーナイトを持つ「良血馬」がデビュー戦鮮やかにデビュー勝ち! 見えてきた新種牡馬イスラボニータ産駒の「買い時」

 12日、中山競馬場で行われた5Rの新馬戦は、津村明秀騎手の2番人気のパンテレリア(牡2歳、美浦・林徹厩舎)が勝利。新種牡馬イスラボニータ産駒が、直線最内から鮮やかに抜け出して見事にデビュー戦で白星を決めた。

「ゲートをしっかり出て、いい位置がキープできました」

 フルゲート16頭によって争われた、芝1600mの一戦。騎乗した津村騎手のコメント通り、2枠3番からポンと好スタートを切ったパンテレリアは、先行勢を行かせてインの6番手からの競馬。すぐ前に1番人気のスパイダーゴールドを見る絶好のポジションで4コーナーを回り、最後の直線を迎えた。

 直線では外に出したスパイダーゴールドとは対照的に、津村騎手とパンテレリアは迷わず内を選択。ぽっかりと空いた内ラチ沿いから矢のように伸びて後続との差を広げると、最後は外から迫ってきたスパイダーゴールドに3/4馬身の差をつけて1着でフィニッシュした。

「1番人気のスパイダーゴールドは、今年のきさらぎ賞(G3)を勝ったラーゴムの半弟ということで評判を集めていましたが、最後は直線での進路取りが明暗を分ける形となりました。

インを突いて瞬時に抜け出した津村騎手の騎乗は見事だったと思います。勝ち時計の1分36秒7は決して目立ったものではありませんが、最後までラップを落とさずに加速している点も評価できます」(競馬誌ライター)

 勝ったパンテレリアは近親に、今年のスプリンターズS(G1)勝ち馬で、香港スプリント(G1)にも参戦したピクシーナイトがいる良血馬。一族には他にも重賞3勝のウキヨノカゼや、阪神牝馬S(G2)を勝ったクィーンズバーン、南部杯(G1)で2着に入ったダノンカモンなど重賞活躍馬がズラリと並ぶ。

 また父イスラボニータの産駒は、先週のピンクセイラーに続いて2週連続で中山の新馬戦を勝利。前日には黒松賞(1勝クラス)でニシノレバンテが特別勝ちを収めている。

 現役時代に皐月賞(G1)を勝っているイスラボニータは、デビューした産駒がここまで芝ダート合わせて14勝。そのうちの1/3以上にあたる5勝を、皐月賞の舞台でもある中山競馬場で挙げている。今後も同競馬場では注意しておきたい種牡馬の1頭となりそうだ。

「これから成長してくれば上のクラスでもやれると思います」

 パンテレリアの将来性についてそう語った津村騎手。本馬は6月5日の遅生まれのため、まだまだ伸びしろはたっぷりと残していそうだ。ちなみに菊花賞(G1)を勝ったダンスインザダークや、無敗で牝馬二冠を制したカワカミプリンセスと同じ誕生日である。長い目で見守っていきたい。

(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。

パチスロ新台「“裏技成功”で出玉率104%」完全フル攻略で超激アマスペックに変貌!?

 11月に「A PROJECT」シリーズ第14弾となる『CCエンジェル』をリリースし、来年1月にはシリーズ最新作『バーサスリヴァイズ』を導入予定の大手パチスロメーカー・ユニバーサルエンターテイメント。そんな同社はこのほど、パチスロ最新機種『SLOTマッピー』の販売を発表し、大まかなゲーム性を明らかした。

 ナムコの名作ゲーム「マッピー」をモチーフにした本機。スペックはボーナス+ATタイプで、ボーナス合算確率は約1/138.0~約1/149.6。その軽いボーナスと、純増約0.3枚のAT「マッピーゲーム」「マッピーラウンド」で出玉を増やしていく仕様だ。

 ボーナス当選を楽しむ要素としては“リーチ目”や“リール配列”に要注目で、「上段青7テンパイ」「中段リリス(リプレイ・リプレイ・スイカ)」「ゲチェナ」などでボーナス確定になるなど、同社が誇る名機『クランキーコンドル』『HANABI』のDNAを色濃く継承している。

 そして本機最大のポイントは、自分の力量に合わせて選べる技術介入要素で、BIG中は左リール3連マッピー絵柄の2コマ目押しをフルできれば出玉率は設定1でも100%超、左リール中段への青7絵柄ビタ押しができれば102%を超える。

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 なお、目押し成功時はAT「マッピーゲーム」のG数を獲得できるわけだが、AT中のボーナスは“スーパー”へと昇格し、目押し不要でATのゲーム数を上乗せ。また、本機には“ヒキ”で獲得するセット数管理型AT「マッピーラウンド」というのも搭載されており、BIG経由であれば高確率で突入するという。

「目押しでATのゲーム数を獲得=出玉率がアップ。このゲーム性は、現在も高稼働中の『ディスクアップ』と非常に似ていますよね。ただ、『マッピー』に関しては、『ディスクアップ』を超える要素が存在しており、BIG中の最終ゲームで“裏技”を繰り出すと出玉率が『104%』まで上昇するようです。詳しくは、YouTubeチャンネル・A PROJECTチャンネルの『緊急企画!「SLOTマッピー」最速解説動画』をご覧いただければと思います」(パチスロライター)

 完全フル攻略で出玉率が104%までアップ。これだけでも十分打つ価値があるだろう。そんな激アマスペックを実現した『SLOTマッピー』の導入日は来年2月を予定しているという。

阪神JF(G1)1番人気ナミュール敗戦は「タックル被害」が決定打!? 不完全燃焼に元JRA安藤勝己氏も「力負けやない」

 12日、阪神競馬場行われた阪神JF(G1)は、直線外から抜け出した3番人気のサークルオブライフが優勝。重賞を連勝で2歳女王の座を手にし、来年の桜花賞馬候補へと名乗りを上げた。

 レース後、「来年ものすごく楽しみ」と振り返ったM.デムーロ騎手も好感触だった。

 そんな兄に対し、1番人気を裏切る格好となってしまったのは、4着に敗れた弟のC.デムーロ騎手とナミュール(牝2、栗東・高野友和厩舎)のコンビだ。

 まだキャリア2戦と少ないながら、前走の赤松賞(1勝クラス)圧勝を評価され、1番人気の支持を受けた。レースの勝ち時計1分33秒8は、サークルオブライフが優勝した重賞のアルテミスS(G3)の1分34秒0よりも0秒2速く、ナミュールは上がり最速33秒0の末脚を披露していた。

 同じ良馬場での開催。当時7番人気と伏兵的な存在だったサークルオブライフが、2着馬にクビ差の辛勝だっただけに、ファンがナミュールを上に評価したのも不思議ではなかっただろう。

 しかし、レースでは兄であるM.デムーロ騎手が意地を見せ、ナミュールとコンビを組んだ弟のC.デムーロ騎手は、残念ながら4着と振るわなかった。

 大舞台に強いノーザンファーム生産馬に、世界的な名手へと成長したC.デムーロ騎手が起用されたように陣営の勝負気配は明らか。まともならこの馬が勝利の最短距離に位置していたように思われたが……。

 では、なぜナミュールは人気を裏切ってしまったのだろうか。

「ゲートの出が良くなく後方からのレースになりましたが、向正面で前の馬がゴチャゴチャした時に怖がって内に入る形になりました。直線では最後に前があいて馬場の悪い内から伸びています。今日は外枠が難しかったです」

 レース後のコメントでC.デムーロ騎手は、スムーズなレース運びが出来なかったことと、外枠が敗因の一つだと説明。元JRA騎手の安藤勝己氏も自身の公式Twitterにて「スタート後に脚使って、道中また詰まって下げたからね。この馬だけは力負けやない(一部引用)」と不完全燃焼だったことを示唆。こちらについては、C.デムーロ騎手のコメントと通じるところもある。

 その一方、レースを見ていて8枠17番からスタートしたナミュールが、最内から伸びて来たことに違和感を覚えたファンも少なくなかったのではないか。

 阪神の芝は、先週からBコースに替わったとはいえ、やはり伸びていたのは外。ただでさえフルゲート18頭立ての多頭数で、進路取りが難しくなる内を突くメリットはそれほどないように思える。

「ナミュールの上がり3ハロン最速33秒6の末脚は目を引きましたが、馬場の悪い内を通ったこともあって最後に伸び切れませんでしたね。パトロール映像を見ても、サークルオブライフの通った進路とは芝の状態が明らかに違っていました。

現在の外伸び馬場を把握していれば、あえて内を突かなくてもと思ったのは私も同じですが、どうやらスタート直後に受けた不利でそうせざるを得なかったように思います。これがなければ勝てたとまではいえませんが、外を回すという選択肢がなくなった原因の一つではないでしょうか」(競馬記者)

 確かにナミュールは出遅れたとはいえ、当初は真ん中から外の進路を視野に入れられるポジション取りだった。ここまではC.デムーロ騎手の修正プランにも入っていたはずだ。 

 だが、ちょうどサークルオブライフの直後につけた辺りで、酒井学騎手のサクと馬体が接触し、5~6頭分くらい内へ逃避しているのだ。ただでさえマイナス10キロで430キロの小柄なナミュールにとっては大きな痛手となったに違いない。記者が外を回す選択肢がなくなったと指摘したのはこのことだ。

 実際、加害者となった酒井騎手が「やってしまった」という感じで、ナミュールの行方を一瞬チラ見で追っているシーンがある。一旦内へ弾き飛ばされた上で、再び外に行くロスを避けようとしたC.デムーロ騎手がイチかバチかのイン突きを選んだのも、やむを得なかったのかもしれない。

 レースでは一瞬の判断が結果を左右するため、これもまた結果論であることに違いはない。それでも絶望的な状況から、コンマ2秒差まで巻き返したナミュールだけに、チグハグな騎乗に終わってしまったことは残念でならない。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。