JRA「G1・13勝」C.ルメール&川田将雅VS「大躍進」横山武史&菅原明良! 2022年は新鋭が“四天王”の牙城に挑む

 28日の開催を終え、2021年のJRA全日程が終了した。

 昨年に続いて、世の中は新型コロナウイルスに振り回された不本意な一年だった。一方で、今年の競馬界を振り返ると、『ウマ娘 プリティーダービー』(Cygames)の大ヒットによる競馬ファン層の拡大や、クロノジェネシスのグランプリ3連覇、そして11月には日本競馬の悲願である米ブリーダーズC(G1)制覇など嬉しいニュースが数多くあった。

 そして、この年末にエフフォーリアで有馬記念、キラーアビリティでホープフルSと連続でG1を制し一年を締めくくった横山武史騎手が、年間を通して競馬界を席巻した。

 今年一年の騎手の勢力図を振り返ってみると、横山武騎手を筆頭に若手騎手の台頭が例年以上に目立った年でもあった。

 その横山武騎手は、年間勝利数を初の三桁に乗せて、キャリアハイの104勝を挙げた。春にはエフフォーリアで皐月賞を制しG1初勝利を挙げると、その勢いは留まる事を知らず1年でG1・5勝の固め打ち。来年はC.ルメール騎手、川田将雅騎手、松山弘平騎手、福永祐一騎手が2年連続で独占したリーディングトップ4に殴り込みをかける。

 さらにもう1人、来年トップ4を狙えそうな位置にいるのが岩田望来騎手だ。

 今年はキャリアハイの87勝を挙げ、リーディング7位に食い込んだ。また全騎手の中で最多の騎乗数を誇るタフネスぶりで、来年は更なる勝ち星の上積みと、悲願の重賞制覇を狙う。

 そして関東の若手、横山和生騎手と菅原明良騎手の活躍も見逃せない所だ。

 横山兄弟では、これまで弟の横山武騎手にスポットライトが当たる事が多かった。しかし、兄の横山和騎手は今年、昨年の30勝から2倍以上となる79勝を挙げ一気に勝ち星を伸ばした。有馬記念では菊花賞馬タイトルホルダーの代打を任されるなど、着実に関係者の信頼を勝ち取りつつある。

 もう一人の関東の有望株、3年目の菅原明騎手も横山和騎手同様、昨年の30勝から75勝と大きく勝ち星を伸ばした。

 2月にはカラテで東京新聞杯(G3)を勝利し、初の重賞制覇。また7月のアイビスサマーダッシュ(G3)ではバカラクイーンに騎乗。圧倒的不利と言われる新潟芝1000mの1枠1番で、スタートから終始内ラチ沿いを走り続ける型破りな戦法で、単勝130倍ながら3着に入り大波乱を演出した。その大胆さを武器に、来年はトップ10入りと初のG1制覇を狙う。

 その他にも、鮫島克駿騎手や坂井瑠星騎手などが順調に勝ち星を伸ばしており、世代交代を予感させる一年となった。

 一方で、ベテラン勢に目を向けると、関西の幸英明騎手が81勝を挙げ、28年目にしてキャリアハイを達成。また関東の重鎮・柴田善臣騎手も55歳にして重賞3勝を挙げるなど健在ぶりをアピール。そしてレジェンド武豊騎手も念願の朝日杯FS(G1)を勝利し、G1完全制覇に王手をかけるなど、若手に負けじと気を吐いている。

 とはいえ“四天王”のルメール騎手、川田騎手、松山騎手、福永騎手は相変わらずの盤石ぶり。今年のG1全24レース中、半数以上の13勝をこの4人で勝っており、特にルメール騎手、川田騎手は勝率などの数字面でも3位以下を圧倒しているのが現実だ。

 外国人騎手の参戦や、度々話題となるシビアな乗り替わりなど、ごく一部のトップジョッキーを除いて、騎手を取り巻く環境は厳しい。

 しかし、その中でも着実に頭角を現してきている若手がいるのも事実だ。G1で上位に来る「いつものメンバー」だけでなく、フレッシュな顔ぶれがビックレースでも上位に割って入るようになれば、日本の競馬は更なる盛り上がりを見せるに違いない。

(文=椎名佳祐)

<著者プロフィール>
 ディープインパクトの菊花賞を現地観戦し競馬にのめり込む。馬券はアドマイヤジャパン単勝勝負で直線は卒倒した。平日は地方、週末は中央競馬と競馬漬けの日々を送る。

パチスロ「天井=最強特化」で激アツの狙い目!!「〇〇」に注目で大チャンス!?

 大松のパチスロ「ハイエナ」考察。今回は人気萌えスロシリーズ最新作『シンデレラブレイド4』について書いていきたい。

 本機は1Gあたり純増約2.7枚のATを搭載したマシン。主にバトルロイヤル式のメインAT「武闘会」で出玉を形成する。

 シリーズお馴染みの特化ゾーン「OPT」は健在。バトルロイヤル中に敵を撃破するたびに特化ゾーンのチャンスとなり、特に「3日目」「7日目」は突入率が高いようだ。

 主なATの当選契機はCZ「滅龍戦線」の突破。「CZ」とは名乗っているものの、純増約2.7枚で40G+ α継続するATになっているのでCZだけで100枚ほどのメダルが増加する疑似ボーナス的な役割も含む。

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 CZは「滅龍戦線・絆」と「滅龍戦線・死闘」の2部構成。前半で仲間が合流するほど後半で敵を撃破しやすく、敵の最終形態撃破でメインAT突入となる。

 通常時はシリーズ伝統の周期抽選を採用。通常ステージ(4種類)に、ゲーム数が変動するミッションタイプのチャンスステージ(6種類)が加わり、ゲーム性がパワーアップしている。

 通常ステージは約32Gで1周期となり、周期中は全小役でレベルアップ抽選を行う。レア役による減算停止や姉ステージ移行抽選も行っており、最終的なレベル(最大Lv10)が高いほどCZの当選期待度も高い。

 本機の天井は最大18周期となっており、10周期などで天井を迎えるケースも存在。実戦上はジャッジ含め約50Gで1周期となるためゲーム数に換算すると約900Gで天井という計算になる。

 なお、最大天井に到達した場合は特化ゾーン「OPT」からのメインATスタートとなる模様。大ハマリの台は大量出玉を獲得するチャンスともいえるだろう。

 本機は「天井狙い」と「レベル狙い」がオススメ。

「天井狙い」においては先述した通り恩恵が大きいため比較的に浅めのゲーム数からチャレンジできそうだ。一般的には「350Gから」が狙い目と言われている。

「レベル狙い」に関しては単純だ。液晶下部の「LEVEL」を確認し、高いほどCZ当選が期待できる。残りゲーム数によるが、「LEVEL5」以上であればチャレンジする価値は大いにあるといえるだろう。

 狙い目を発見した際は是非チャレンジしてみてはいかがだろうか。

(文=大松)

<著者プロフィール>
 4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

JRA“女の戦い”は痛み分け!最後まで争った熾烈な新人最多勝争い!「実力主義」時代突入を予感させたルーキーズの1年

 28日の中山・阪神開催で幕を閉じた、今年の中央競馬。様々な話題があった2021年の競馬界の中でも、忘れてはならないのが新人ジョッキーたちの奮闘ぶりだ。

 新人騎手8人がデビューした3月6日は、阪神1Rで小沢大仁騎手が初騎乗初勝利を記録しただけでなく、中山3Rでも永野猛蔵騎手が同じく初騎乗初勝利。最初の1ヶ月で8人中6人が勝利を挙げるなど、今年の新人騎手は馬券的にも無視できない存在となった。

 デビュー1年目を終えた結果、8人中4人が2桁勝利をマーク。毎年のデビュー人数が違うので単純に比較はできないものの、近年では異例といえる活躍をみせた今年は新人の「当たり年」だったといえるのではないだろうか。

 8人の中で、最初に注目を集めたのは古川奈穂騎手だ。4月3日の阪神3Rで1着となり、初勝利を挙げた週から4週連続で勝利を記録。これは96年の福永祐一騎手以来と話題を集めた。

 しかし「好事魔多し」とはこのことか。4月25日の騎乗を最後に左肩の治療のため長期休養に入り、復帰したのは10月9日。最終的には、もうひとりの新人女性ジョッキーとして話題を集めた永島まなみ騎手と同じ7勝で1年目を終えた。

 この2人の強みは、なんといっても「減量制度」にある。19年導入の新制度で、女性騎手の斤量は永久的に2キロ軽減。さらに50勝以下の見習騎手のルールと合わせると、最大4キロ減の恩恵を受けるこの2人は、通算51勝目を挙げるまで平馬戦では4キロ減での騎乗が可能。来年以降も女性騎手のメリットともいえる「減量制度」を活かした騎乗ぶりを見せることで、存在価値も出てくるだろう。

 一方で「当たり年」と言われた今年のルーキー最多勝争いを制したのは、31勝をマークした小沢騎手。3月28日の鈴鹿Sを勝利して、同期で特別戦勝ち一番乗り。その後も勝ち星を積み重ね、5月29日の中京12Rではこちらも同期最初の10勝目を記録した。

 31勝を記録したことでG1騎乗が可能となった小沢騎手と、最後まで激しい最多勝争いを演じたのが、「タケゾー」こと永野騎手。2人の争いは最終週までもつれ、結果的に29勝に終わったものの、関東所属の同騎手の健闘ぶりはもっと評価されてもよいだろう。

 そもそも新人騎手の起用スタンスには、東西で異なった傾向があるといわれる。リスク承知で積極的に若手を起用する関西厩舎に対して、関東厩舎の場合は「実績重視」で若手を起用。こうした傾向は、過去の例をみても明白だ。そんな背景がありながら特別戦3勝をマークした永野騎手は、来年以降も注目のジョッキーといえる。

 小沢、永野両騎手の共通点といえば、競馬界とは縁のない一般家庭で育ったという点。2人の1年目の活躍は、たとえ「血縁関係」がなくとも結果を残せば、騎乗依頼を得ることができることを証明したのではないだろうか。

 来年から「新人」の看板が外れ、若手騎手というカテゴリの中に放り込まれる8人のジョッキーたち。お互いに切磋琢磨を繰り返して、「2年目のジンクス」を吹き飛ばすような活躍を期待したい。

(文=鈴木TKO)
<著者プロフィール> 野球と競馬を主戦場とする“二刀流”ライター。野球選手は言葉を話すが、馬は話せない点に興味を持ち、競馬界に殴り込み。野球にも競馬にも当てはまる「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」を座右の銘に、人間は「競馬」で何をどこまで表現できるか追求する。

吉野家、値上げ後も客数増の秘密…男性顧客同士の競争心を煽る尖った戦略

 11月25日、一般社団法人日本フードサービス協会は10月度外食産業市場動向調査を発表。「緊急事態宣言などの解除後も課題は尽きず」とし、全体概況を以下の通りまとめている(以下、抜粋)。

<9月末には全国的に「緊急事態宣言」および「まん延防止措置」の解除、10月下旬には首都圏1都3県や大阪府の時短営業要請の解除があり、好調が続くFF(筆者注:ファストフードの略)洋風の牽引で全体売上はほぼ前年並みの99.5%、コロナ禍前の一昨年比では93.9 %にまで回復したが、パブ・居酒屋業態は酒類提供が再開されてもなお苦戦が続き、前年比で69.2%、一昨年比で46.5%であった>

 飲食店は自治体からの要請に基づく時短営業や酒類販売の停止などにより、大幅な打撃を受けたが、ファストフード業態はコロナ禍においてテイクアウトを中心に販売戦略を強化し販売機会を確保した。そのため他の飲食業態と比較して堅調に推移している。

吉野家の3つの柱

 たとえば吉野家は、ビジネス街をはじめ駅前で展開する飲食店がコロナ禍で苦戦を強いられるなかでも、比較的堅調に推移している。10月29日に牛丼の価格改定(値上げ)を行ったにもかかわらず、11月も客数は堅調だ。

 吉野家の月次業績を見ると、11月の全店売上高は前年同月比110.3%、客数は同106.5%である。9月に緊急事態宣言が解除され、10月に時短要請やアルコールの提供制限など各種制限が緩和されたことを受け、外食全体でも客数の回復が見られるなかでの健闘だ。

 吉野家ホールディングスは22年2月期上期について、決算説明会資料で「各セグメントでキャンペーンを積極的に展開」と題して「ゲームユーザーの獲得」「ファミリー層の獲得」そして「コア層の来店頻度向上」が3つの柱だとしている。そしてデータに基づく新規顧客・コア層のLTV(顧客生涯価値)獲得を目指している。

 5月の連休を挟んで実施された「ポケモンGO」連動企画や、小学生以下割引の施策は実施期間が短期であり、実績への効果は限定的とみられる。ファミリー層が外食する店舗を選ぶ意思決定権はお父さんよりお母さんにあるケースが多いと思われるが、吉野家が好きなお母さんが多いとは考えにくく、価格戦略だけでファミリー層に対する訴求は厳しい。

 割引でファミリー層を引き込む成功例としては、物語コーポレーションが運営する「焼肉きんぐ」があげられる。食べ放題における幼児無料、小児半額、60歳以上は500円引きというわかりやすい価格設定と、3世代に訴求している点は秀逸だ。一つの皿は小さいため多くの種類を楽しむことができ、高齢者や食の細い人も食べ残しを心配することなく注文できることも大きなポイントだ。

「魁!!吉野家塾」

 吉野家がコア層向けに実施した2つの戦略もとてもわかりやすい。公式ファンブックの付録としてチャージのたびに金額の20%ボーナスチャージされる「ゴールドプリカ」。そして「魁!!吉野家塾」は、ポイントカードを使い来店のたびに米札(マイル)が貯まるマイレージプログラムとなっている。後者の名称は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で掲載されていた『魁!!男塾』が元となっている。少年誌に掲載されていた作品であるがゆえに、思い切って男性顧客にフォーカスした戦略と見受けられる。

 このキャンペーンは、登録した顧客同士のライバル心を掻き立てて来店を促進している点も見逃せない。登録した区市町村、都道府県そして全国順位が掲載されているからだ。餃子の王将は顧客ロイヤルティの充実を狙って同様の戦略を取っているが、吉野家は顧客同士の競争心を煽ることにより、さらなる来店を促していると思われる。

 筆者も試しに同キャンペーンに登録してみた(画像参照)。順位が下位であればさほど気にはならないのだろうが、上位100位以内に属していると俄然空気が変わってくる。目に見えないライバルたちが競っているかのように、日々順位が変わってくるのだ。

 順位付けも巧妙だ。例えば12月20日に表示される順位は「12月15日お会計分までのランキングです」といったようにスコアは数日前の来店に基づいている。そのため、このタイムラグの間にライバルたちの動向を気にしながら、それぞれ参加者が足繁く店舗に足を運ぶことになる。12月20日現在の参加者は全国で約260万人を超える。東京都の参加者は20万人とあり、都の労働生産年齢人口910万人の約2.2%が登録している計算となる。

 吉野家はデータに基づく新規顧客・コア層のLTV獲得を目指しており、「女性客を追わない」と宣言したのであれば、競合他社にとってはとても怖い存在になる。なぜなら客層が限定されれば、尖った戦略も可能になるからだ。

女性客獲得は諦めるのか?

 しかしながら、客層を広げることを諦めるのは早計ではないだろうか。吉野家は黒い看板が目印となる店舗や、客席が斜めに配置されたカウンターの店舗などを新たに設定し取り組んできた。セルフサービスを基本とし、カウンターを廃止した店舗も登場した。それでも駅近やビジネス街の店舗で、男性以外の姿を見つけることはまれだ。たまに見かけたとしてもテイクアウトの受け取り、または男性に同伴されての来店が目立つ。利用しやすい店舗設計など工夫しても、女性客を吉野家で見かける事例は決して多くはない。

 2013年にある媒体で牛丼チェーンの集客戦略についてインタビューに応じたが、あれから8年近く経過し、女性顧客への訴求に関してはいまだ完成形は定まっていないようだ。目を合わせないカウンター席やテーブル席の設置など些少の取り組みは進展しているものの、感染症対策でパーティションが設置され、より手狭になっている。

 ちなみに「女性顧客の比率は現状どうだろうか」と思い吉野家に問い合わせたところ、「社外秘のため非開示とさせていただいております」という回答だった。

 吉野家の掲げるスローガン「うまい・はやい・やすい」は、顧客により「うまい(だろ)・せまい(だろ)・早く(出ろ)」と映る。目線を広げれば女性に限らず顧客の多様性に対する取り組みはまだまだ不十分ではないか、と感じられる。競合他社のひとつ松屋では、吉野家より女性客の姿を見かける機会が多い印象を受ける。松屋にあって、吉野家にはないもの。そこが大きな要因のひとつではないだろうか。

 思い切って女性顧客に対する最後のアプローチとして、時間限定で「女性専用店舗」として試してみてはどうだろうか。全国の店舗で展開するのは無理としても、近隣で補完できるのであれば一部の店舗かつ期間限定で試してみることは可能と考える。東京・有楽町駅は2店舗が至近に立地しているため、候補のひとつだろう。また、中目黒店も2階が呑み仕様のためテーブル席がメインであり、注文用タブレットが設置されるなど候補として最適と思える。鉄道会社では女性専用車をかなり前から運用している。女性専用車は「女性等に配慮した車両」が正式な名称である。女性等に安心して利用していただくようにという視点は必要であろう。

 ここまでやっても女性顧客の拡大が図れないのであれば、諦めることもひとつの選択肢だろう。コアなファンが高い頻度で利用することにより、業績は安定することは確かだ。そうはいってもコア層だけで安定的に客数の増加を図ることは経営的にみれば冒険といえる。コア層に軸足を置きつつ、客数の増加をうかがう吉野家。感染症の動向に予測はつかないものの、客単価増を狙うアルコールキャンペーン(来年2月28日まで)を展開している。このキャンペーン期を経て、吉野家の本格的な営業戦略が動き出すのだろう。

 外食各社がテイクアウト、デリバリー、そして内食に向け通販の強化を図るなか、吉野家は1993年から通販に着手し、冷凍牛丼の具としてスタートした通販事業は2012年11月より自社ECサイトにて本格的に稼働した。最近では缶詰も販売されている。ツールはそろっており、顧客の認知度は比較的高い。

 外食産業にとり「新しい生活様式」とどう向き合っていくか。感染症対策に終わりが見えないなか、「どのように顧客に選ばれるか」「どのように顧客にリーチするか」が引き続き戦略の軸となるだろう。

 価格改定後に客数を維持できるのか、またコア層に加えどのくらい顧客を上積みすることができるのか。3月末まで展開される「魁!!吉野家塾」キャンペーンの動向を見ながら、吉野家の顧客層にどのような変化があるのかが楽しみである。

(写真・文=重盛高雄/フードアナリスト)

●重盛高雄/フードアナリスト

ファストフード、外食産業に詳しいフードアナリストとしてニュース番組、雑誌等に出演多数。2017年はThe Economist誌(英国)に日本のファストフードに詳しいフードアナリストとしてインタビューを受ける。他にもBSスカパー「モノクラーベ」にて王将対決、牛丼チェーン対決にご意見番として出演。最近はファストフードを中心にwebニュース媒体において経営・ビジネスの観点からコラムの執筆を行っている。

実録・投資素人の筆者が投資に挑戦!口座開設からレポート、いきなり躓いたワケ

 気がつけば知人間での会話トピックに資産運用系トークが増えてきた。筆者はそれをどこぞ異国の言葉のように聞き流していたが、いつの間にやらアラフォーに突入。「みんながいつの間に大人になっている?」と焦り、そんな会話に「自分も混ざりたい!」と願っても、小難しい話から逃げまくっていたツケが回り、投資なんて何から始めていいのかさっぱりだ。

 そんな折、投資体験ルポ連載のお話が舞い込んだ。これは渡りに船ということで、財テク能力ゼロのアラフォーフリーライターが、自腹でゼロから投資にチャレンジすることになった。

 細かい用語や制度の説明は他の解説サイトや動画に任せるとして、素人投資家がどうなっていくのか、本連載はそのドキュメンタリーである。

二大ネット証券、「楽天証券」「SBI証券」で口座開設

 とはいえ、小学生並みのマネーIQの筆者が自力でやっても仕方がない。ということで、編集部が監修役としてオファーしてくれたのは、ファイナンシャルプランナーの高山一恵さん。これまで何冊もの投資関連本を出版、マネー系の講演を日々こなすプロフェッショナルなお方だ。実に心強い。

 投資といえば安直に株を連想する筆者だが、高山さんによると、「どの銘柄(企業)の株を買えばいいのか、業績や株価を見なくてはいけないので難易度はやや高め。さらに通常は100株など最低限の株数での購入になるので、いろんな銘柄の株を購入するとなると非常にお金がかかります。対して、超初心者でも安心して始められるのが『投資信託』の、特に『つみたてNISA』になります」という。

 それでは「つみたてNISA」をやってみよう。しかし、筆者には「投資信託」が何なのかすらわからない。

「ざっくり説明すると、プロのファンドマネージャーが選んだ国内外の株式、債券、不動産などのパッケージ商品で、100円から買える金融商品です。その種類は約6000本もあります。そのなかで、国が厳選した約200本の優良な投資信託を購入でき、しかも利益に対して非課税となる制度が『つみたてNISA』なんです」(高山さん)

 年間投資上限額40万円、非課税期限20年らしいが、初心者が運用するうえで、とりあえず気にすることではないだろう。そして、「つみたてNISA」を始めるには、投資信託を売買するための証券口座を開設する必要があるそうだ。

 証券会社が何なのかもよくわからないが、取引手数料の安さやポイント運用の利便性などから、数ある証券会社のなかから「楽天証券」と「SBI証券」という二大ネット証券が初心者向けだという。

ということで、さっそくこのふたつの証券会社で証券口座を開設することにした。

納税方法の選択……いきなりのつまずきポイント

 まずは「楽天証券」。メール登録と免許証を撮影してお客様情報の入力へ。「名前」「性別」「生年月日」「住所」「電話番号」の入力は問題ないのだが、さっそく引っかかったのが「納税方法の選択」。

「特定口座開設 源泉徴収あり」と「特定口座開設 源泉徴収なし」と「特定口座開設しない 源泉徴収なし」の3つから選ぶのだが、これはいったい何なのか。

「これは『つみたてNISA』以外の利益に対する納税方法を決める画面です。それぞれの特徴は以下の通り」(高山さん)

・『特定口座開設 源泉徴収あり』…投資で利益が出たら税金を証券会社が自動で引いてくれた額が口座に入金されるので、確定申告が不要

・『特定口座開設 源泉徴収なし』…確定申告は自分でしなくてはいけないが、確定申告をしやすくする明細は作成してくれる

・『特定口座開設しない 源泉徴収なし』」…確定申告も自分でして明細もつくってくれない

「基本的には『特定口座開設 源泉徴収あり』でいいと思いますが、こちらの場合、『つみたてNISA』以外でも非課税となる20万円以下の利益に対しても強制的に税金を支払うことになります。もし大きく儲からない予定であれば、『特定口座開設 源泉徴収なし』でもいいかもしれませんね」(高山さん)

 筆者はまがりなりにも自営業なので、確定申告の概念はなんとかわかる。また、今後「つみたてNISA」以外の投資をしたとしても、そこまで利益を出すほどがっつりやるかもわからない。結果、『特定口座開設 源泉徴収なし』を選択することにした。高山さんがいなければ、もうここで挫折するところだった。

 次に「NISA口座の選択」では、冒頭の通り「つみたてNISA」を選択。通常の「NISA」との違いはスペースの関係で割愛するが(決して理解してないわけではない)、とにかく「つみたてNISA」が初心者向けなのだ。

 続いて、連携するといろいろお得だということで、「楽天銀行」を「申込む」、すでに保有しているが、「楽天カードの案内」も「受け取る」を選択。

 自分の掛け金を運用し、その利益で公的年金に上乗せできるという「iDeCo」もこの段階で申し込むことができるが、吹けば飛ぶようなフリーランスの身の上には分不相応な気がしたので見送る。「FX」や「信用口座」も怖いイメージだし、高山さんも「特に必要ない」とおっしゃっているのでパス。これで口座の設定は完了。口座開設完了の連絡を待つ。

スマホ撮影で最初の挫折

 その間、もうひとつの大手ネット証券「SBI証券」も同様に設定して、両輪で「つみたてNISA」を運用して、数年後の飲み代の足しにしたる! と息巻くも、身分証の撮影で顔写真認識エラーが起こり、3度ミスを繰り返したところで操作不能に。「『楽天証券』では問題なかったのに何なんだ、システムが甘いんじゃないのか!」と腹が立ち、高山さんも「ひとつで運用すれば十分」と言ってくれているので、「SBI証券」の口座開設は断念。「楽天証券」一本で運用していくことにする。

 4日後、「楽天証券」の口座開設完了のメールを受信。「いざ運用!」とログインすると、マイナンバーを登録しろとの通知が出た。マイナンバーの撮影には楽天証券用のトレードツールアプリ「iSPEED」が必要ということで、インストールしてマイナンバー通知カードを撮影。すると、「読み込みに失敗しました」のエラーメッセージ。これが何度やっても変わらない。

 スマホによる認証とは、なんと難儀なものなのか。投資という未知の大海。まったくもって、先が思いやられる船出となった。次回こそは運用をスタートさせます。

(文=武松佑季/フリーライター)

監修:高山一惠
ファイナンシャル・プランナー(CFP)/(株)Money&You取締役
2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンを創業、10年間取締役を務め退任。その後、株式会社Money&Youの取締役へ就任。女性のための、一生涯の「お金の相談パートナー」が見つかる場『FP Cafe』を運営。全国で講演活動、多くのメディアで執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく親しみやすい性格を活かした解説や講演には定評がある。著書は『やってみたらこんなにおトク!税制優遇のおいしいいただき方』(きんざい)、『税金を減らしてお金持ちになるすごい!方法』(河出書房新社)、『パートナーに左右されない自分軸足マネープラン』(日本法令)など多数。

『紅白』凋落…ジャニーズ5組の一方、BE:FIRSTもJO1も出ず疑問続出

 31日、『第72回NHK紅白歌合戦』が放送される。今年はこれまでの「紅組司会」「白組司会」「総合司会」という呼称をやめ、俳優の川口春奈と大泉洋、同局の和久田麻由子アナウンサーがそろって「司会」を担当。すでに出場者は発表されており、デビュー15年目で初出場となるKAT-TUNや、アーティスト活動40年目で単独では初出場の布袋寅泰など計10組の初出場組を含め、企画枠の東京都交響楽団なども含めると総勢約50組のアーティストがパフォーマンスを披露する。

「今年はヒット曲といえるほどの曲が少ないこともあり、出場者やゲスト審査員の顔ぶれをみてもわかるように、“目玉”がない。11月に出場歌手が発表された後も、藤井風や『さだまさし』、ケツメイシの出場が追加で発表されたが、話題にならず、逆にピアニストでユーチューバーの『ハラミちゃん』の“出演がなくなった”というニュースのほうがSNS上で大きく話題になる事態に。そして、この期に及んで松平健の『マツケンサンバII』と郷ひろみの『2億4千万の瞳』頼みというお寒い状況。

 昨年は松任谷由実とスモール3(岡村隆史・出川哲朗・田中裕二)のコラボというサプライズが少なからず話題となったが、今年はまだサプライズとして可能性があるものとしては、メジャーリーガーの大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)と日本ハムファイターズ新監督の新庄剛志、『新しい地図』(稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾)の登場くらい。大谷の登場はかなり微妙だとみられている一方、新しい地図のほうは9月にMCを務めるNHK Eテレの番組(『ワルイコあつまれ』)がスタートし、さらに草なぎは『ブラタモリ』のナレーションを担当したり大河ドラマ『青天を衝け』に出演するなどNHKへの貢献度が高いため、“ひょっとすると”と注目を集めている。ただ、果たしてこの3人が出たところで、どれだけ世間的に話題になるかは未知数だろう」(テレビ局関係者)

『紅白』といえば毎年、ジャニーズ事務所所属グループの出場組数、いわゆる“ジャニーズ枠”が注目されるが、今年はKing&Prince、KAT-TUN、SixTONES、Snow Man、関ジャニ∞の5組が顔をそろえる。

「ジャニーズ以外の男性グループは、バンドを除くとGENERATIONSと純烈の2組のみ。また、ジャニーズからは5組も出る一方、人気急上昇中のBE:FIRSTやINI、JO1の名前はなく、さらにいまや全国区の人気を誇るBOYS AND MENやDa-iCEなどもいまだに出場を果たせず、ファンからは人選に疑問の声があがっている」

『紅白』の終わりの始まり?

 一方、かつては国民的番組ともいわれた『紅白』をめぐる変化を指摘する声も。

「今年は裏番組で視聴率的には大差で勝っていたとはいえ強力なライバルだった『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない』(日本テレビ系)の放送がなくなり、『紅白』としてはここ数年届いていなかった平均世帯視聴率45%超えを狙っていると聞く。ただ、もう今の人たちは“『ガキ使』の代わりに『紅白』を観る”とはならず、Netflixやamazonプライム・ビデオなどの動画配信やオンラインゲームといった“テレビ以外”の選択肢に流れる人も多く、テレビという枠のなかでパイを取り合う時代ではない。

 さらに、近年では『紅白』出場のオファーを受けても辞退するアーティストも出てきているという情報も漏れ伝わっており、それだけアーティストにとっても『紅白』に出る“旨味”が減っているのではないか。もし今年、『ガキ使』がないなかで視聴率が昨年より大きく落ちるようなことがあれば、それこそ“『紅白』の終わりの始まり”が近づきつつあるといえる」(テレビ局関係者)

 今年の『紅白』はいかに――。

(文=編集部)

 

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パチンコ「100%ST×継続率約79%」の安定感で出玉が加速… 右打ち「高確率で1500発」獲得のハイスペックマシンを実戦!!

 ひろ吉のパチンコ「実戦」コラム。今回は、大人気アニメをモチーフにしたタイアップ機『とある魔術の禁書目録(以下、インデックス)』について書いていく。まずは本機のスペックについて説明しよう。

■大当り確率:1/319.6 → 1/99.9
■賞球数:1&2&5&10&15
■大当り出玉:約400(4R) or 1500個(10R)
■確変突入率:100%(ST154回転)
■ST継続率:約79%
■遊タイム:通常時800回転消化で時短1214回へ突入

〇〇〇
 本機は、初当り=ST突入率100%という安心スペックに加え、継続率は「約79%」と連チャン性能も優秀。ST中の大当り確率は「1/99.9」とやや重たいが、STの前半部分「リミットブレイクチャンス(1~30回転)」中は超高速消化による即大当りを期待できる。また、ST中の大当りは70%で1500個の払い出しとなるため、一撃大量出玉も十分射程圏内だ。

 そんな本機を朝一から実戦したのだが、打ち始めて57回転、いきなり大チャンスが到来。前回実戦した時と同様に「シンプルモード」に設定しているため、保留変化が発生した時点で期待度は50%overとなるが、「インデックス保留」→「金保留(約70.3%)」変化からのハズレからSP図柄が停止し、中央のギミックが交差して「科学と魔術が交差するとき、物語は始まる!!予告(約64%)」が発生した。

 発展先が「VS前方のヴェント(トータル信頼度:約12.7%)」と弱かったが、「メモリーチェンジ(保留変化)」予告が発生→大当り濃厚となる「DANGER保留」へと変化し、見事初当りをゲットした。

 ST前半のリミットブレイクチャンス中に2回大当りを引き、幸先の良いスタートを切るも、その後は何もなく起きずに終了……。

 「もう少し連チャンしてほしかったな」とげんなりしていると、残保留から引き戻しに成功!そのSTでは順調に出玉を伸ばしていき、11連約12000個を獲得してSTは終了した。その後、通常時を100回転程回して、実戦を終えた。

 結果、投資1000玉、回収8000玉と余裕のプラスで終わることができて大満足の結果となった。

(文=ひろ吉)

<著者プロフィール>

 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

JRA「明暗」分けた横山武史とC.ルメールの最終決戦。コロナ禍で変化した外国人騎手入国制限による若手騎手の台頭が、世代交代へのカウントダウンを告げる

 28日(火)に行われたホープフルS(G1)では、2番人気に支持された横山武史騎手のキラーアビリティが優勝し、2021年JRA最後のG1レースを締め括った。

 スタート後、後れを取った1番人気のコマンドラインとは対照的に、キラーアビリティは3番手の好位置をとる。道中も終始楽な形で追走し、最後の直線へ。絶好の手応えで抜け出し前を捕らえると、最後は2着のジャスティンパレスに1馬身半差をつける完勝だった。

 2日前には有馬記念(G1)をエフフォーリアで、C.ルメールのクロノジェネシスを下した横山武騎手。有馬記念、ホープフルSともに横山武騎手VSルメール騎手という構図だったが、どちらも横山武騎手に軍配が上がった。競馬界に新たな世代交代の波を感じさせる瞬間でもあった。

「今年は100勝することと、G1を勝つことが目標」と掲げていた23歳の若武者が見事な有言実行を果たした。

 今年の横山武騎手は、ダービー制覇こそ来年以降の持ち越しとなったもののG1・5勝を挙げる大活躍。自身初の年間100勝も達成し、全国リーディングでも5位と輝かしい成績を収めた。28日の最終日には節目のJRA通算300勝を達成し、まさに充実一途の1年を終えた。

 2021年の全レースが終了し、ルメール騎手が5年連続リーディングジョッキーを獲得。年間リーディングの上位陣は代わり映えがないものの、10位までのメンバーはここ2、3年で大きな変化を見せている。特に横山武騎手を筆頭に、若手騎手の活躍には目を見張るものがあった。

 関東では、横山武騎手の兄である横山和生騎手が全国リーディング10位と大躍進。昨年の30勝から今年79勝と倍以上の勝利を挙げた。有馬記念では菊花賞馬タイトルホルダーに騎乗するなど、弟の大活躍に刺激を受けている点も、この結果につながったのだろう。

 これに続いたのが、菅原明良騎手だ。こちらも昨年30勝だったが今年は75勝を挙げ、2021年新潟リーディングも大差で獲得。その充実ぶりが窺えた。両騎手ともキャリアハイを大きく更新し、関東のトップジョッキー達と肩を並べるまでに成長を遂げた。

 一方、関西では今年全国リーディングで6位となった岩田望来騎手の活躍が目立った。重賞勝利こそないものの人気馬に騎乗することも多く、勝ち星を量産した。

 さらにフェブラリーS(G1)で人気薄エアスピネルを2着に持ってきた鮫島克駿騎手や、阪神JF(G1)をラブリイユアアイズで2着した団野大成騎手などの若手もG1で記憶に残る騎乗を見せてくれた。

 コロナ禍を余儀なくされている中、例年のように来日していた外国人騎手達の入国が制限され、ここ2年はほぼ国内騎手同士での争いとなっている。その結果、若手騎手にもチャンスが回り、それを活かした騎手が馬主や厩舎の信頼を勝ち取って好結果に繋げている。

 若手騎手の目覚ましい活躍はJRAにとっても嬉しい誤算だったに違いない。来年はますます競馬界を盛り上げてくれること、そしてさらなる新星の誕生を願い、今年も無事競馬開催が終了したことに感謝したい。

(文=ハイキック熊田)

<著者プロフィール>
ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?