なぜ、健康食品の広告には、体験談が多いのか? – 客単価アップ大事典

「どうすればお金をかけずに、売上や利益をもっと増やせるのか」――。この切実なお悩みに答えるのが、人気の販促コンサルタント・岡本達彦氏の最新刊『客単価アップ大事典 「つい買ってしまう」販促の仕掛け75』(ダイヤモンド社刊)です。同書は、「行動経済学×現場目線」で「つい買いたくなる」販促の仕掛けとは何かを言語化した初の書。本書が提示するのは、「お客様の購買行動そのものを変える設計とは?」です。どうすれば、「利益が残る経営」へと変われるのか? 本連載では、同書に収録されている75の事例の中から、特に現場で導入しやすく、成果につながりやすい客単価アップの仕掛けを厳選して紹介していきます。

「人生がみるみる不幸になっていく人」の共通点・ワースト1 – 人生の経営戦略

「あなたは人生というゲームのルールを知っていますか?」――そう語るのは、人気著者の山口周さん。20年以上コンサルティング業界に身を置き、そこで企業に対して使ってきた経営戦略を、意識的に自身の人生にも応用してきました。その内容をまとめたのが、『人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20』。「仕事ばかりでプライベートが悲惨な状態…」「40代で中年の危機にぶつかった…」「自分には欠点だらけで自分に自信が持てない…」こうした人生のさまざまな問題に「経営学」で合理的に答えを出す、まったく新しい生き方の本です。新年度を迎えるこの時期に、この本に込めた、著者の山口さんのメッセージを聞きました。

そりゃ愛され続けるワケだ…大谷翔平がエンゼルスを去る時に残した言葉が胸に刺さる – ニュースな本

チームを移籍するとファンからブーイングを受ける選手が少なくないなかで、大谷翔平はいまも古巣のファンから愛され続けている。その理由は、ドジャースの入団会見で大谷が語った言葉から垣間見える。敵すらも味方に変える言葉の使い方を、大谷の会見から学ぶ。※本稿は、作家の西沢泰生『大谷翔平はなぜ、壁を越えられるのか?仕事にも人生にも効く大谷イズム・クエスチョン57』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。

【くびれづくりのプロが伝授】「ぽっこりお腹」の人の特徴とは? やってほしい1つの習慣 – くびれヨガ

「キレイになって、人生を変えたい」 「いろいろ試したけれど、続かない。結果も出ない」 ――変わりたいのに、変われない。 そんなモヤモヤを抱えている人は、決して少なくありません。 でも、春はもうすぐそこ。 立ち止まったままでいるのは、もったいない気がしませんか? そこで注目したいのが、ヨガ×呼吸×トレーニングで“くびれ”をつくる人気メソッド「くびれヨガ」。 考案者でありヨガ講師のtsukiさんに、お腹やせのポイントを伺いました。 読めばきっと、「今日から何をすればいいのか」が、きっとクリアになるはずです。 ※ワーク・画像は書籍『くびれヨガ』(ダイヤモンド社刊)より抜粋 構成:依田則子 写真:榊智朗

なぜ世界的な富裕層ホテル王は「瀬戸内の小島」を選んだのか? – 日本人の9割は知らない 世界の富裕層は日本で何を食べているのか?

世界の富裕層たちが日本を訪れる最大の目的になっている「美食」。彼らが次に向かうのは、大都市ではなく「地方」だ。いま、土地の文化と食材が融合した“ローカル・ガストロノミー”が、世界から熱視線を集めている。話題の書『日本人の9割は知らない 世界の富裕層は日本で何を食べているのか?』(柏原光太郎著)から、抜粋・再編集し、ガストロノミーツーリズム最前線を解説し、いま注目されているお店やエリアを紹介していきます。

【マンガ】チャレンジ! 「楽しかったです」を使わずに作文を書ける? – こども言語化大全

「うちの子、語彙が少ないのでは?」「自分の意見をちゃんと言えない」‥‥‥。子どもの「言葉にする力」の衰えを危惧する声が増えています。文章の専門家・山口拓朗氏が著した『12歳までに身につけたい「ことば」にする力 こども言語化大全』(ダイヤモンド社)は、マンガと「言葉を使ったゲーム」を通じて、子ども(小学校低学年~高学年)が楽しく言語化能力を身につけられる画期的な一冊。今回は、「言語化とは何か?」「言語化できるとどんないいことがあるのか?」を小学生にもわかりやすく描いた水谷さるころさんによるマンガを本書から抜粋して、紹介します。

「だから最近ワクワクしなかったのか…」目標に縛られてはいけない本当の理由 – 「やりたいこと」はなくてもいい。

社会的な「成功レール」の崩壊、どんどん不確実になる未来、SNSにあふれる他人の「キラキラ」…。そんな中で、自分の「やりたいこと」がわからず戸惑う人が、世代を問わず増えています。本連載は、『「やりたいこと」はなくてもいい。』(ダイヤモンド社刊)の著者・しずかみちこさんが、やりたいことを無理に探さなくても、日々が充実し、迷いがなくなり、自分らしい「道」が自然に見えてくる方法を紹介します。

トヨタ1強体制を加速させるか…300万円台「ランクルFJ」がSUV市場を揺さぶる

●この記事のポイント
トヨタが2026年に投入する新型「ランドクルーザーFJ」は、300万円台という価格でラダーフレーム構造を採用した本格SUVとして注目を集めている。受注停止が続くランクル300・250の需給逼迫を緩和する“調整弁”としての役割が期待される一方、日本市場では競合不在の状態が続き、トヨタ1強体制をさらに強化する可能性も指摘される。2.7Lガソリンエンジンやパートタイム4WDなどコスト重視の設計により、「室内の狭さ」「乗降性の悪さ」「4WDの使い勝手」といった弱点も存在する。実用性と資産性を兼ね備えた“道具としてのクルマ”である点を理解できるかが購入判断の分かれ目となる。

 2026年の国内自動車市場において、間違いなく“台風の目”となる一台が姿を現そうとしている。トヨタ自動車が投入する新型「ランドクルーザーFJ(以下、ランクルFJ)」だ。発売は同年5月以降と見込まれており、すでに市場では“争奪戦”を前提とした期待が過熱し始めている。

 現在、ランドクルーザーシリーズ(300、250、70)は、いずれも需要過多により国内受注が実質停止。中古車市場では新車価格を上回る“価格逆転”が常態化し、需給の歪みは極限まで達している。そうしたなかで登場する“第4のランクル”は、需給逼迫の解消に向けた切り札となるのか。それとも、さらなる混乱を招く引き金となるのか。

 本稿では、このランクルFJを単なる新型車ではなく、「市場構造を変える装置」として捉え、その本質に迫る。

●目次

「受注停止」でも売れる…トヨタが描く需給コントロール戦略

 まず押さえるべきは、トヨタが現在直面している“異常な需要環境”だ。SUV(スポーツ用多目的車)市場全体は拡大基調にあるが、とりわけラダーフレーム構造を持つ本格オフローダーは供給が追いつかず、事実上の「売りたくても売れない」状態にある。ランクル300は納期数年、250も同様に長期化、70は限定供給──この状況は、メーカーにとって機会損失であると同時に、ブランド価値を維持するジレンマでもある。

 ここで投入されるのが、よりコンパクトで生産効率の高いランクルFJだ。自動車アナリスト・荻野博文氏はこう指摘する。

「FJは単なるエントリーモデルではなく、“需給の緩衝材”として設計されている可能性が高い。高価格帯モデルに集中した需要を一部吸収し、ランクルブランド全体の熱量を維持する役割を担うとみられます」

 つまりFJは、“売るための車”であると同時に、“待たせすぎないための車”でもある。顧客を他ブランドへ流出させないための、極めて戦略的なプロダクトと言える。

競合不在の現実…日本SUV市場の“空白”

 では、このFJの競争環境はどうか。結論から言えば、極めて「競合が弱い」市場に投じられる。

 かつてこの領域では三菱自動車「パジェロ」が存在感を放っていたが、現在は事実上の不在。各社の現行ラインナップを見ても、FJと真正面から競合する車種は見当たらない。

・スズキ「ジムニーシエラ」:オフロード性能は高いが、サイズ・快適性・積載性でFJに劣る

・三菱「パジェロスポーツ」:海外主力だが、日本市場では空白状態

・ホンダ「パスポート」:北米主軸で、サイズ・価格ともにFJより上位

 結果として、FJの最大の競合は“他社ではなく自社”になる。具体的には、都市型SUVである「カローラクロス」や、中古市場で価格高騰が続く「旧型FJクルーザー」だ。これは、トヨタがセグメント全体を“内製化”している構図ともいえる。

 荻野氏は次のように分析する。

「現在の日本市場は、“トヨタ内での競争”に近い状態だ。他社が不在の領域では、価格帯や用途別に自社製品を並べることで需要を囲い込む戦略が成立する。FJはその典型例だ」

 この構造こそが、「トヨタ1強」をさらに強固にする要因でもある。

300万円台の裏側…“割り切り”としての設計思想

 ランクルFJの最大の魅力は、300万円台後半と見込まれる価格設定にある。ラダーフレーム構造を持つ本格SUVとしては異例の“低価格帯”だ。

 だが、その価格は決して「お得」だけで成立しているわけではない。明確な“割り切り”の上に成り立っている。搭載が見込まれるのは2.7Lガソリンエンジン。ハイブリッドや高出力ターボではなく、信頼性とコストを優先した選択だ。この時点で、トヨタがFJを「ラグジュアリーSUV」ではなく「実用車」として位置づけていることがわかる。問題は、その割り切りがユーザー体験にどのような影響を与えるかだ。

■購入前に直視すべき「3つの死角」

(1)想像以上に「狭い」室内空間

 FJはコンパクト化と悪路走破性を両立するため、全高を高めつつ全長・全幅を抑えている。その結果、室内空間、とりわけ後席はタイトだ。

 ドア開口部は狭く、乗降性も決して良好とは言えない。ファミリーユースを想定する場合、この点は“試乗ではなく実用目線”で確認する必要がある。

(2)パートタイム4WDという“割り切り”

 FJはフルタイム4WDではなく、2WDと4WDを手動で切り替えるパートタイム方式を採用する見込みだ。

 これはオフロード性能や燃費の面では合理的だが、雨天時の高速走行や日常使用においてはフルタイム式に劣る場面もある。

「パートタイム4WDは“理解して乗る”必要がある仕組みだ。知らずに乗ると違和感につながるが、理解すれば非常に合理的な選択でもある」(同)

 つまり、この仕様は“性能の問題”ではなく、“使いこなしの問題”といえる。

(3)高さが生む「乗り降りの壁」

 悪路走破性を高めるための高い最低地上高は、日常利用では“乗り降りのしにくさ”として表れる。

 特に高齢者や子どもにとっては、この高さがストレスになる可能性がある。ステップ装着などの対策はあるものの、根本的な解決にはならない。

万人受けはしないのに売れる理由

 ここまで見てきた通り、ランクルFJは万人向けのクルマではない。快適性や利便性を求めるなら、カローラクロスやハリアーのほうが適している。それでもなお、このクルマが売れると予測される理由は明確だ。

「本物のラダーフレーム車」が、この価格で手に入るからである。荻野氏はこう総括する。

「FJの本質は“所有する価値”にあります。単なる移動手段ではなく、耐久性・信頼性・ブランドを含めた“資産性”を持つ点が評価されるでしょう」

 ランクルブランドは世界的に高いリセールバリューを持ち、過酷な環境でも走り続ける信頼性で知られる。FJは、そのエッセンスを比較的手の届く価格帯に落とし込んだモデルだ。

 ランクルFJは、需給逼迫の緩和という意味では「救世主」となり得る。しかし同時に、トヨタへの需要集中をさらに強める「加速装置」としても機能する。つまりこのクルマは、市場を“正常化”する可能性と、“独占化を進める”リスクの両方を内包している。

 そしてユーザーに突きつけられる問いはシンプルだ。このクルマの“不便さ”を受け入れられるか。ランクルFJは、快適な乗用車ではない。あくまで「道具」であり、「使いこなす対象」だ。その本質を理解せずに手を出せば後悔するが、理解したうえで選ぶなら、これほど魅力的な選択肢もない。

 トヨタが仕掛けたこの“劇薬”が、日本の自動車市場にどのような変化をもたらすのか。その答えは、発売後の受注状況がすぐに示すことになるだろう。

(文=BUSINESS JOURNAL編集部、協力=荻野博文/自動車アナリスト)