パチンコ驚愕の「ドル箱タワー」を生んだ梅雨の奇跡!「閉店まで連チャン」が止まらない…「5万発」を超えた先に何が!?

 私の住んでいる地域では雨模様の日が多くなっておりますが、近畿地方では平年よりも21日早い梅雨入りを観測したそうです。統計史上最も早いと報じられておりました。

 そのぶん梅雨明けも早いといいのですが、どうやら雨の期間が長くなる傾向があるようなのでガッカリしております。まだ私の地域は梅雨入りしていませんが、そんなのお構いなしと言わんばかりに連日の雨…。湿気のせいで、慢性的な腰の痛みが更に悪化している始末です。

 ただ、湿気の影響があるのは私の腰だけではありません。パチンコ店においても、湿気は大きな影響を与える要素として認識されています。

 以前のコラムでもお話させていただきましたが、湿気が多いとパチンコ島の玉の循環がスムーズにいかなくなって「玉詰まり」が多発する場合があるのです。これはホールの設備にもよると思いますが、少なくとも私が勤めていたホールは梅雨時期になると玉詰まりの対応が100件以上増えていました。

 特に玉詰まりが多かったのが、島から遊技台へ玉を運ぶ補給シュートと呼ばれる部分。スムーズに玉が流れるように清掃&潤滑剤を施したこともありましたが、それでも湿気に打ち勝つ事はできませんでした。

 他にも様々な改善案を試してみましたが、劇的な改善には至らず…。「梅雨時期の玉詰まりは仕方ない」という結論が下されたのです。それほどまでに玉と湿気は密接に関わっているという事ですね。

 そんな湿気に関するパチンコの都市伝説として「雨の日はヘソに入りやすい」「勝ちやすい」というものがあります。皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 確かに湿気による影響がありますが、これに関しては都市伝説に過ぎません。玉詰まりは無数の玉がひしめき合う島内で起こるものですし、盤面に発射された1玉の動きが変わるなんて事はないでしょう。

 ただ、そういった事とは関係なく、この時期に「驚愕のドル箱タワー」を建設した強者がおりました。

 ネット上に飛び交う「一撃〇万発」などの衝撃的な出玉報告も霞む奇跡。今回は、そんな「神ヒキ」を目の当たりにした衝撃のエピソードをお話しましょう。

 あれは4年前の雨が降り続ける梅雨の時期でした。私は仕事が休みだったので、朝からホールへ突撃。当時の人気機種であった『CR009 RE:CYBORG』を朝から全ツッパしていたのです。

 この台は大当り確率1/215.57で、初当りの殆どが通常大当りとなります。そこで付与される時短100回転で再度引き戻す事でRUSHへの道が開かれるという時短突破型のハードル高めのマシンでした。

 道のりは険しいですがRUSHの破壊力は強力。3R~16Rの細かく振り分けられた大当りが約90%でループするという、連チャンや一撃を好む私にとって理想的なスペックです。「一撃5万発」など、景気の良い出玉報告がネット上に多数挙がっていたので、それに続けと言わんばかりに夢中になって打ちました。

 しかしながら絵に描いたような展開など滅多に訪れません。初当りの1/3がRUSHに突入しましたが、10連の壁が超えられずジリ貧の展開となっていたのです。

 そのような状況の中で、早番を終えた同期スタッフの同僚が合流。私の隣で『CR009 RE:CYBORG』を連れ打ちする事になりました。「全然出てないじゃないか」と冷やかされながらも、私は大量出玉を夢見て打ち続けたのです。

 すると、初当り獲得に苦しむ私を嘲笑うかのように、同僚が軽々と時短100回をゲット。更にそこで引き戻しが炸裂し、とんとん拍子でRUSHへ突入させておりました。

「悪いね!お先!」と嬉しそうに話す同僚の笑顔は、ハマり続ける私にとって羨ましくも憎らしいものでした。後から隣に座った人が、大連チャンを始めるというのはパチンコあるある。「こういう時は連チャンするんだよなあ」なんて思っていると…。

 10連20連…30連と驚異的なヒキで連チャンが伸びていったのです。「やりすぎ!」と冗談めかした言葉を投げかけておりましたが、それから先に冗談じゃないレベルの大連チャンが待ち構えていたのです。

 40連50連…60連。更に勢いを増していき、同僚も「台がぶっ壊れた!」と興奮した様子でした。終わる気がしないという状態はこのことを指すのでしょう。連チャンするのが当たり前というトランス状態となっていたのです。

 肝心の私はというと、軍資金の5万円を使い果たして撃沈。「ご飯おごるから待ってて!」という有難いお言葉をいただいたので、連チャンが終わるのを休憩コーナーで待っていたのです。

 しかし、いつまで待っても同僚が帰ってきません。様子を見に行ってみると、データ表示器には80連という驚異的な数値がカウントされておりました。この時点で一撃5万発はゆうに超えていたと思います。

 最終的に連チャンは閉店まで続き、取り切れずに終了。夢の100連まであとちょっとだっただけに同僚も悔しそうな表情を浮かべておりました。大台突破とはいきませんでしたが、これだけの鬼ヒキを見せつけられたのは後にも先にもこの一度きりです。

 その後は私も友人の記録を超えるべく、幾度となく『CR009 RE:CYBORG』に挑戦しました。しかし、100連はおろか20連にすら届かないまま多くのホールから姿を消していったのでした。

 この強烈なエピソードは私の脳裏に焼き付いており、梅雨時期になると必ず思い出します。6月には爆裂タイトルの最新作『P牙狼 月虹ノ旅人』が登場しますし、一撃5万発の夢を見られそうな気配。かつて目の当たりにした爆裂を目標に、今後も頑張りたいと思います。

(文=ミリオン銀次)

<著者プロフィール>
 ホール店員・雀荘店員といった職種を経験。それらを活かし、ライターとして活動中。特に力を入れているのはパチンコ・パチスロ分野で、自身の遊技体験やホール店員時代のエピソードを中心にしたコラムを執筆している。パチンコ・パチスロ歴は10年以上で「打ちたい台をトコトン打つ」がモットー。結果として、目も当てられない大敗を多く経験。「悲惨なエピソードも明るく紹介したい」といった拘りを持つ。

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JRA福永祐一「僕が至らなかった」エピファネイアの屈辱から11年!因縁のキズナ産駒ファインルージュでオークス(G1)現役最多勝「武豊超え」に挑む

 23日、東京競馬場で行われるオークス(G1)に、ファインルージュ(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎)が出走を予定している。

 前走の桜花賞(G1)では、内枠を活かし8番人気ながら3着と健闘。鞍上も引き続き福永祐一騎手と盤石の態勢で挑めそうだ。

 ファインルージュは、好調続くキズナ産駒。ファインルージュが1月のフェアリーS(G3)を制すると、3月にはディープボンドが阪神大賞典(G2)を勝利し、4月にはバスラットレオンもニュージーランドT(G2)を5馬身差の圧勝で飾っている。

 今月も2日の天皇賞・春(G1)では、ディープボンドが2着に好走。翌週のNHKマイルC(G1)ではバスラットレオンがスタート直後の落馬とアクシデントに見舞われたが、同じキズナ産駒のソングラインが2着と健闘し、層の厚さも見せつけた。

 今週のオークスでも、キズナ産駒はファインルージュの他に、忘れな草賞(L)を制したステラリラ、2連勝で矢車賞(1勝クラス)を勝っているハギノピリナがおり、計3頭がスタンバイ。今の好調ぶりからは、産駒のG1制覇も時間の問題と言えそうだ。

 キズナといえば、ファインルージュに騎乗する福永騎手にとっては因縁の相手。エピファネイアで挑んだ2013年の日本ダービー(G1)では、あと一歩のところで勝利を奪われている。

 牡馬クラシック第1戦の皐月賞(G1)では、2歳王者・ロゴタイプの末脚に屈し半馬身差の2着。福永騎手が「なだめるのに2コーナーまでかかってしまいました」と話したように、その燃え上がる気性が距離延長となる日本ダービーでも不安視されていた。

 日本ダービーでは、スタートから内側を意識した進路取りで馬群の中を追走。しかし、馬群がゴチャついた1コーナーでは燃え上がる気性が災いする。

 中団の内ラチ沿いで前に馬を置いて運んだが力みは収まらず、その後3コーナーではバランスを崩し落馬寸前のアクシデント。ただ、エピファネイアはこれで終わらない。

 直線に入って外に持ち出すと、馬群を割って残り100mで先頭。大勢が決したかに思われたのも束の間、大外から一気に差し切ったのが武豊騎手の騎乗するキズナであった。

「あれだけ掛かっていたのに、あらためてすごい馬。だけど僕が至らなかった」

『デイリースポーツ』の取材に対し、そのように語った福永騎手。今年は同じ東京2400mで、キズナ産駒のファインルージュに騎乗する。

 オークスはエピファネイアの母・シーザリオ、ダイワエルシエーロ、ローブデコルテと3勝している得意舞台。近年では2018年のワグネリアンに続き、昨年はコントレイルで同舞台の日本ダービーも制している。

 2013年の日本ダービーから、大きく成長を遂げた福永騎手。オークス3勝は武豊騎手と並ぶ現役最多。久々のオークス制覇で「武豊超え」に挑む。

(文=北野なるはや)

<著者プロフィール>
 某競走馬育成牧場で働いた後、様々なジャンルの仕事で競馬関連会社を転々とする。その後、好きが高じて趣味でプログラミングを学習。馬券には一切のロマンを挟まないデータ派であるが、POG(ペーパーオーナーゲーム)では馬体派という奇妙な一面も持つ。

ツイッターの有料プランに「マジでいらない」「誰が使うの」…謎の機能にツッコミ殺到

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日本人が大好きなツイッターが、“有料プラン”を検討しているそうだ。月間アクティブユーザー数は3億3,000万人とも言われており、日本やアメリカで根強い人気を誇るツイッター。本アカ、趣味アカ、裏垢など複数のアカウントを所有し、用途によって使い分けている人も少なくない。

そんな大人気のSNSサービスが有料プランを出すとなれば、ヘビーユーザーは食いつくはず……と思いきや、その“謎”な有料機能にツッコミが殺到しているようだ。

Twitterの月額330円有料プランの機能とは?

 リーク情報で知られるJane Manchun Wong氏によると、ツイッターは現在、月額2.99ドル、日本円にして約330円の有料サービスを計画しているという。このサービスの名前は「Twitter Blue」。実にツイッターらしく、スマートでスタイリッシュな名前だ。機能は、「ツイートの送信取り消し」や「ブックマークコレクション」などがあり、ほかにもクリエイターやインフルエンサーの限定コンテンツが閲覧できる「Super Follow」なども検討されているようだ。  この機能に、ツイッターでは「マジでい…

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甘デジ「差玉10万発」の大波が押し寄せる!? 驚異の“豪運”を信じた結果は!!

 パチンコとは、スペックから算出されるプラスマイナスゼロの領域を上回る回転数、いわゆるボーダーライン以上に回る台を打ち続ければ必ず勝てる遊技である。しかし、そこには経験や行動力や忍耐などさまざまな要素が求められ、私のように楽して儲けたいと考える輩が常勝の道を築くにはだいぶハードルが高い。

 そこで勝つためにある程度必要なのが「運」となる。ところで、この「運」なるもの、総量が決まっているのだろうか。つまり、一生のうちでその人が発揮できる「運」の量がきまっていれば、たとえば100なら100だけラッキーがやってくる。

 ただ、トータルで収支が収束するのならば、良いことがあれば必ず悪いことが訪れ、結果としてプラスマイナスゼロを迎えることとなる。

 たぶん、後者で考えるほうが幸せで穏やかな人生を過ごせる気はするが、だとすると運に頼ったパチンコを打つ限り収支がプラスになることがないわけで、運が炸裂して10万発を達成できると信じて今日もハンドルを握るのである。

 と、調子が悪いときほどこのような愚にもつかないことを考えてしまうが、本日最初の台となる『Pベルサイユのばら~革命への序曲~』でまさに運命に弄ばれてしまうのである。

 160回と大当りまでいきなり手こずってしまったが、初当りで確変を引き当てると次に小当りRUSHの奪取に成功。これが運良く2回ループし、2000発を超える出玉を獲得するにいたったのである。

 このまま勢いに乗りたい場面で選んだ機種は『Pひぐらしのなく頃に~憩~』。最大84%を誇るRUSHを掴めば2500発以上の出玉を期待できるし、個人的に転落タイプはハマるとすげー連チャンするので力が入る。

 ところが、19回転で初当りを引き当てるもRUSHチャレンジの「真・身隠しモード」で圭一が全然逃げよらへん。すぐにレナにとっつかまってスーパーリーチにまったく発展しない始末。盛り上がる場面が皆無のまま終了することとなった。

 こうしてレナからは逃げられなかったが運はすっかり逃したようで、続く『P義風堂々!!~兼続と慶次~2 』もまたまた19回転でリンケージ発動からボカンとあっさり大当りをモノにする目の覚めるような展開も、義風堂々チャンスは緑・青・青・青・緑とノーチャンス。

 パネル昇格は青→緑のみで終了し、お寒い状況のなかで展開される各武将の名乗りあげが虚しく響き、当然というか必然というべきか、突破ならずでRUSHに届くことはなかったのである。

 いやー、それにしてもまた1種2種RUSHに入らないゾーンに突入したようで、第37回の『まどマギ』以降、7機種くらい連続で1種2種混合機のRUSHチャレンジを失敗している。50%とは。


【E店】
・今回のトータル出玉 -367発(総収支 -5653発)
・実戦機種 3台(計16台/20台)

これまでの結果
A店【実戦機種26台、コンプリート(大当りさせた)台、16台/33台中・収支 -12249発】
B店【実戦機種21台コンプリート、収支 -16314発】
C店【実戦機種40台コンプリート、収支 +3917発】
D店【実戦機種20台コンプリート、収支 +12249発】

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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メインで使っているQRコードランキング、3位楽天ペイ、2位d払い、1位はもはや敵なしの〇〇〇

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

QRコード決済サービスのシェア調査の結果が発表された。その中で1位となったのはやはりこれまでも“絶対王者”とされていたサービスで、大きな番狂わせは見られなかったと言っていい結果となった。このまま2021年も業界の勢力図は変わらないのだろうか。

今回は、調査結果から見えてくるQRコード決済業界のシェア争いについて考えていきたい。

PayPay、メインで使うQRコード決済で圧倒的な1位に!

 今回発表されたのは、動画メディア「山田のレゾンデートル」が4月に実施したQRコード決済やクレジットカード決済、電子マネー決済といった各種キャッシュレス決済の「メインで使っている決済」等の調査結果だ。その中のQRコード決済部門で1位となったのは、大方の予想通り「PayPay」だった。「2021 メインで使っているコード決済」の設問でPayPayを選んだのは420人。2位の「d払い」が229人であることを考えると、ダブルスコアに近い圧倒的な支持を得ていることがわかる。  また3位の「楽天ペイ」191人、4位「au PAY」135人までが3桁の回答数で、5位「LINE Pay」(52人)…

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「珍名馬」ババヲナラスクルマが誕生した前代未聞の大事件! 不祥事連発の笠松競馬で実況アナも唖然茫然、一歩間違えれば大惨事だった伝説の競走不成立

 芦毛のアイドルホース・オグリキャップを世に送り出した笠松競馬。今なお競馬ファンから絶大な人気を誇る名馬の故郷にもかかわらず、不祥事を連発している。昨年8月に騎手、調教師ら4人が不正馬券購入問題で引退。これら「八百長疑惑」の関係で、笠松競馬は1月下旬から現在も開催自粛となっている。

 それだけではなく、所属騎手1人が組合管理者指示事項に違反していたことが判明。元・地方競馬騎手が、3月上旬にSNS上で実施した懸賞で金銭を授受していたことも明るみに出た。

 そんな笠松競馬だが、レースでも「前代未聞の大事件」が発生したのが約10年前のこと。2011年1月7日、笠松競馬場で行われた第3R・若竹特別(ダート1800m)のレース中に起こった「ババヲナラスクルマ事件」はもはや伝説となっている。

 レースは5頭立て。フサイチフウジンが先手を主張してハナへ。これを追ってマイネルブラジリエが2番手につける。2頭から2馬身、3馬身離れてリックチャー、オペラテンシ、セイウンロデムが3頭一団となって追う展開。3コーナーを過ぎて逃げていたフサイチフウジンとマイネルブラジリエの差が徐々に開き、最終コーナーを抜群の手応えで迎えた。

 だが、このときに誰もが目を疑うようなアクシデントが発生する。

 本来であれば、直線でいるはずのなかったハロー車(レース後にダートの砂を均すため、ハロー掛けをする車)が2台、いままさにレース中にもかかわらず動いていたのである。

 レース後ならまだしもレース中、最後の直線にハロー車がいることは、安全面においては勿論のこと、公正競馬を行うにもありえない。レースに騎乗していた騎手も驚きを隠せなかったであろうことは容易に想像がつく。2頭は大外に持ち出し、残る3頭は左右にハロー車をすり抜け、5頭全馬が無事にゴールを通過したことで事なきを得た。

「先頭は3番フサイチフウジン、2番手には4番マイネルブラジリエ……」

 実況アナウンサーは何とか平静を保とうとしたが「直線コース」と続けた後、約10秒ほどの長い沈黙……、「直線コース、ババヲナラスクルマが2台出ております」と説明し、辛うじて「3レースは審議です」と話すのが精一杯だった。

 勿論、レースは不成立。馬券に投票された総額786万2000円は全額返金となった。ネットやSNSでは「笠松大障害」などと例えて笑い話にされていたが、一歩間違えれば騎手や競走馬が巻き込まれる大惨事となる恐れもあった。

 このような事態となった背景は1周半を回る1800m戦だったレースで、ハロー車の運転手が半周で終わる800m戦と勘違いしていたことが原因だったことが後に判明する。

 これに対し、岐阜県地方競馬組合は、「深くお詫びし以後、このようなことのないよう、真摯に開催業務を遂行します」と反省の弁を述べたが、謝って済むレベルともいえず、ファンからは競馬史に残る大事件として、現在でも語り継がれている。

 ただ、そんな状況下でプロフェッショナルな仕事を見せたのが実況を担当していた藤原健一アナだ。ザワついていた場内の様子からアクシデントを察知、レース不成立が決定前だったこともあって、冷静に実況を最後まで貫き通したことはさすがだった。

 その一方で、ハロー車という言葉がとっさに出なかったため、「ババヲナラスクルマ」と表現したことが、競馬ファンの遊び心を刺激した。9文字で競走馬の名前に似ていたことで、ハロー車がまるで“珍名馬”のような扱いとなってしまった。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

JRAオークス、最有力のソダシに不安?日本競馬160年の歴史上初の偉業達成なるか

ソダシが勝てば史上初の偉業に

 今週末は東京競馬場にて第82回優駿牝馬(オークス)が行われる。無敗の桜花賞馬ソダシが白毛馬として、1860年に始まった日本競馬160年の歴史に名を残すか、それともまさかの大波乱となるのか、日本中が注目するレースである。

 日本中央競馬会(JRA)で無敗の牝馬二冠馬にはミスオンワードとデアリングタクトがいるが、昨年暮れの2歳G1からの連勝となれば史上初の偉業。多くのファンもマスコミもその瞬間を待ちわびている。

 しかし、不安も少なくはない。これまでソダシは1800mまでのレースしか経験がなく、今回の2400mは未知の領域。父クロフネという血統も距離延長を後押しできない。そして最大のライバルであったサトノレイナスが、オークスではなく来週末の東京優駿(日本ダービー)へ挑戦することによって、他馬のマークがソダシ一頭に集中する包囲網も完成するからだ。つまり、今年のオークスは、マスコミが報道するほどソダシで絶対という雰囲気ではないのである。

 ソダシを除く出走馬17頭のなかで、どの馬に注目すべきか。一般競馬ファンがその内部事情を把握することは難しい。やはり、騎手や調教師などに対して“絶対的な権力者”である馬主の情報を正確に把握することが、的中に直結する最短ルートとも言えよう。

 ならばここで注目すべきは、馬主関係者の情報で数々の的中を量産しているトップシークレットだ。彼らは業界でも唯一、本物の馬主情報を把握するプロだと言われている。この春もその情報によって天皇賞・春(G1)や青葉賞(G2)、京都新聞杯(G2)などで馬連1点的中を達成、そしてNHKマイルカップ(G1)や青葉賞では3連単・2万馬券も的中させている。今回は、そんな馬主情報のプロからオークスに関する裏事情を聞いた。

オークスも2頭に絞られた

――このオークスはどんなレースになりそうですか?

担当者 表面には出ていませんが、1番人気が確実なソダシを勝たせたい側と、逆に負かしたいと考えている陣営、それぞれがいます。潜在能力とコース適性や距離適性で、ソダシを上回る強力なライバルがいることも事実です。そしてさまざまな馬主関係者の情報を精査した結果、このオークスは“馬連一点勝負でいい”という結論になりました。

――153通りの組み合わせから1点に絞れるということですが、それは衝撃的な話です。

担当者 先日行われた天皇賞・春でも、馬主関係者からの情報によってワールドプレミアとディープボンドで1点的中を達成しております。またダービーの前哨戦である青葉賞や京都新聞杯でも、同様に1点勝負を成功させています。

 加えて先週15日も、中京12Rで馬連・4840円という高配当を、一点で的中させました。我々の本命馬は単勝51.3倍、11番人気のハードカウントでしたが、情報通りの走りで2着。この1点を1万円購入した方は48万4000円の払い戻しを受けています。我々が馬連1点で狙えると判断した時は、以上のようにしっかりと結果を残してきました。このオークスは、そう判断できるだけの情報があり、間違いなく馬連1点勝負で提供いたします。

――1点勝負というのは、非常に難解なものだと思います。ファンにとって一般的なスポーツ紙などではまず見られません。なぜそんなことが可能なのですか?

担当者 馬券は点数が少なくなればなるほど回収率が高くなるものであり、購入点数を1点に絞ることが理想系です。ですが、マスコミはあくまでも予想という仕事をしているだけ。悪い言い方をすれば“当たれば何でもいい”という買い方です。しかし我々が情報を入手する馬主関係者にとって馬券の購入は、仕事ではなく完全な投資であり大きなビジネスなのです。的中させることが重要なマスコミ、利益を得ることが重要な馬主、目的の差が大きな差につながっているのでしょう。

――その1点予想をファンに教えていただくことは可能でしょうか?

担当者 本来は難しいところですが、現在、世の中は新型コロナウイルスが猛威を振るっており、緊急事態宣言も延長されています。そんな状況でファンの皆様や多くの方々に競馬の面白さを知っていただくために、この“オークス馬連1点勝負の無料公開”をすべきという判断になり、多くの馬主関係者からも支持を得ました。

 ただ、レース前日までにその情報をお伝えすると、マスコミ等を通じて過剰に広まってしまうこともあり、関係者からも危惧されています。そこで情報が外部に知れ渡るリスクがなくなるレース当日に、トップシークレットを通じて無料で公開したいと思っております。完全な無料公開ですので、ご安心ください。詳細はサイトをご確認いただければと思います。

――それは嬉しい決断ですね。レース当日どんな情報が公開されるか楽しみに待っています。本日はありがとうございました。

 トップシークレットは数ある競馬情報のなかでも、特に競馬界に影響の強い馬主の情報を把握している。社会的な成功を収め、上場企業の社長や会長などの要職にある馬主は、競馬界で調教師や騎手、そしてほとんどのマスコミも一目置く存在。そんな馬主関係者の1点勝負情報を入手できるのは、世の中広しといえどトップシークレットおいて他にない。

 このオークスでソダシが勝つのか、それともまさかの波乱となるのか、その結末は現時点では誰にもわからない。しかしトップシークレットの1点勝負情報を利用することで、天皇賞や青葉賞などに続く衝撃の瞬間を味わうことができるだろう。そして来週末行われる日本ダービーにおいても、トップシークレットの馬主情報はきっと大きな武器となるはずだ。

(文=編集部)

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※本稿はPR記事です。

楽天の暴走…日米の安全保障上の懸念材料に

 菅義偉首相はバイデン米大統領との日米首脳会談で安全性の高い第5世代移動通信ネットワーク「5G」の推進や、半導体など重要な戦略物資の供給網(サプライチェーン)構築に関する協力拡大で合意した。バイデン政権は安全保障や経済の覇権をめぐって対立する中国を強く警戒し、安全保障上の重要な製品の「脱中国依存」を目指している。今回の首脳会談で日本からの協力を取り付けた。ただ、半導体の材料や通信機器の部品を中国に頼る日本にとって「完全なかたちでのデカップリング(分断)は至難の業」(貿易会社幹部)だ。

 楽天グループの三木谷浩史会長兼社長は3月末、中国ネット大手、騰訊控設(テンセント・ホールディングス)の子会社からの払い込みが完了したことを確認した。テンセント子会社の出資額は657億円で出資比率は3.65%。この出資が波紋を描いている。膨大な個人情報を持ち、通信事業も営む楽天への中国企業の関与が経済安全保障上の問題として急浮上してきたからだ。

 楽天は日本郵政、米ウォルマート・ストアーズなど5社を引受先とする第三者割当増資で2423億円を調達した。テンセントの出資はこの一環である。「テンセント子会社からの楽天への出資では外為法(外国為替及び外国貿易法)の不備が露呈した」(外交筋)と指摘された。中国による先端技術取得に危機感を抱いた米欧は相次いで投資規制を強化したが、日本は出遅れた。何もしないままでは日本が中国への技術輸出の抜け穴になっているとの批判を招きかねない。2019年秋に重い腰を上げ、外為法の改正に乗り出した。

 改正外為法では、外国の投資家が指定業種の上場企業の株式を取得する際に、事前届け出が必要な基準を従来の10%から1%に引き下げ、厳しくした。武器製造、原子力、電力、通信などが国の安全などを損なう恐れが大きい業種として挙げられている。携帯電話を手がける楽天は、当然、この対象となるはずだった。

 だが、米国のファンドなどから、「投資を阻害する」との批判の声が上がったため、「取締役の派遣など経営参加をする場合以外の純投資では、届け出義務を免除する」との例外規定が設けられた。テンセントは楽天の発行済み株式の3.65%を握ったが、「経営に関与しない」との一文を契約書に入れたという。これによって例外規定に合致したとして、当局は届け出を不要と判断した。

 ところが、永田町や霞が関から「テンセントの出資は安全保障上問題がある」と懸念の声が上がった。昨年、テンセントが開発したアプリ「ウィーチャット」が米国で問題になり、トランプ大統領(当時)がダウンロードを禁止する大統領令を出し、連邦地裁が執行を差し止めるという騒動が起きたことは記憶に新しい。

国内の経済問題の範囲を超える

 中国は17年、国家の情報収集への協力を義務付ける「国家情報法」を施行した。民間企業といえども、中国当局が求めれば情報を出さなければならない。トランプ氏はテンセントについても「国家安全保障を脅かす恐れがある」として、米国人による投資の禁止を一時検討したほどだ。「そんなテンセントが携帯電話会社の楽天に出資するのは問題ではないか」(自民党の通商族議員)というわけだ。

 楽天の三木谷社長は「テンセントグループとは協業の可能性を探る」と記者会見で明らかにしたが、火が付くと「あくまで純投資で業務提携はしない」と釈明した。テンセントの楽天への出資について、バイデン政権も強い関心を示している。楽天は19年、5G向け技術を持つ米アルティオスター・ネットワークスに出資している。テンセントとの業務提携の内容次第では、米国からいったん承認を得た案件が白紙に戻る可能性もある。

 楽天・テンセント問題は、もはや国内の経済問題ではなくなった。楽天は「テンセント・リスク」について、米国だけでなく、国内の投資家や国民にきちんと説明する必要がある。三木谷氏は4月30日のイベントで「テンセントは米電気自動車(EV)大手のテスラにも投資しており、一種のベンチャーキャピタルだ。何をそんなに大騒ぎしているのか、まったくわからない」としているが、「テスラはEV(自律走行車)屋。一方、楽天は情報通信会社。通信は国の安全を左右するインフラを担っているという“社会的責任”が理解できていない」(自民党の有力商工族議員)との指摘もある。

 英政府は外国企業によるM&A(合併・買収)の規制強化を進めている。中国を念頭に通信など重要分野の技術流出の防止を目的とした「国家安全保障・投資法」が4月末に成立した。米半導体大手エヌビディアによるソフトバンクグループ(SBG)傘下の英アーム買収も安全保障面から調査する予定。買収承認に影響を及ぼす可能性が出ている。英政府は米国企業にも容赦しない。中国企業だけではなく、あらゆる面から安保上の影響を検証する。

「国家安全保障・投資法」は人工知能(AI)、量子コンピューター、通信、防衛、エネルギーなど17分野が対象だ。これらの分野の英国企業に投資する際は、政府への事前の届け出を求める。安保上問題があると判断した場合、政府は取引を阻止することができる。英政府は20年7月、ファーウェイを高速通信規格「5G」から排除することを決定。11月に「国家安全保障・投資法案」を議会に提出した経緯がある。

(文=編集部)

JRAソダシ“距離限界説”払拭のカギはデアリングタクト!? オークス(G1)「14年連続」サンデーサイレンスの牙城を崩したあの馬の存在が克服か

 23日に東京競馬場で行われるオークス(G1)は、白毛のアイドルホース・ソダシ(牝3歳、栗東・須貝尚介厩舎)の牝馬無敗2冠達成がなるかに注目が集まる。

 そんなソダシに立ちはだかるのが「2400m」という距離の壁だ。管理する須貝調教師は『サンスポ』の取材に対し、「デビュー時から桜花賞よりオークスを目標にしていた」と語るなど、800mの距離延長に自信を見せる。

 しかし、父クロフネの種牡馬としての成績を見ると、“距離限界説”が浮上するのは何ら不思議ではない。

「クロフネは、芝ダート兼用の一流種牡馬で、これまで産駒はJRAの平地重賞で40勝を挙げています。うち9勝がG1ですが、距離は全て1600m以下の短距離戦。重賞に範囲を広げても、40勝すべてが1800m以下です。1800mを超える距離の平地重賞はこれまで一度も勝ったことがありません。

特に牝馬の活躍が目立つクロフネ産駒。これまで8頭がオークスにも挑戦しましたが、2011年に2番人気で臨んだホエールキャプチャが3着に食い込んだのが唯一の好走(馬券圏内)です。クロフネ自身も現役時代、2番人気に支持された2001年の日本ダービーで直線失速し、ジャングルポケットの5着に敗れました。活躍した産駒の多くはマイラー色が強いスピードタイプの馬です」(競馬誌ライター)

 クロフネ産駒のソダシは実際にこれまで2度レコードタイムで勝つなど、非凡なスピードの持ち主だ。しかし、最大の魅力はそのスピードを持続する力だろう。前走の桜花賞でもハイペースを先行し、早め先頭で押し切る強い内容だった。瞬発力には劣るが、厳しいペースでもバテないそのスタミナは祖母シラユキヒメの影響が大きい。これまでシラユキヒメ一族はダートの中距離を主戦場とし、ソダシの伯母にあたるユキチャンは南関・川崎の2100m戦、関東オークス(G2)を制している。

 そんなダート色の濃い白毛一族から誕生したソダシが芝でも活躍できているのは、母父キングカメハメハの影響が大きいのではないだろうか。

 10~11年に種牡馬として2年連続リーディングを獲得したキングカメハメハ。昨年は初のBMSリーディングに輝き、14年間続いたサンデーサイレンスの牙城をついに崩した。BMSとしては、すでに6頭のG1馬を輩出。中でもデアリングタクトの活躍は記憶に新しい。ソダシがオークスを勝てば、昨年の桜花賞から牝馬3冠レースを5連勝ということにもなる。

 母父キングカメハメハ産駒の特長の一つが距離の融通性だ。これまで平地重賞で33勝しているが、半数以上の18勝が1800m以上の中長距離である。クロフネを父に持つソダシにとって母父キングカメハメハの存在は頼もしい限りだろう。

 これまで数えきれないクロフネ産駒が距離の壁にぶち当たってきたが、今年のオークスはキングカメハメハがその壁を取り払ってくれるに違いない。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。