大手パチンコチェーンが防災備品を寄付 子供たちの「防災意識向上」へ

 パチンコホール「D’STATION」をはじめとするアミューズメント事業を全国に展開するNEXUSは、SDGs活動への取り組みの一環として7月26日、群馬県の玉村町教育委員会の生涯学習課へ防災備品を寄付した。その旨を7月28日、公式HP上で公表した。
 
 寄附した商品は備蓄水160本、携帯トイレ40個、アルミブランケット80個、カンパン80個、レインコートや軍手ホイッスルロープ3点セットなどが入った防災袋計80袋。これら防災備品は令和3年7月31日~8月1日、玉村町文化センターにて実施された小学生向け防災講座「少年少女教室 避難所体験教室」を通じて、参加家族へ提供されたそうだ。

 この寄付に対して玉村町教育委員会の角田博之教育長は、避難所体験教室への協力を感謝すると共に、この体験によって災害について学び、実際に避難所となる小学校の体育館での疑似体験は「防災意識を向上させ、自助、公助、共助の役割を再確認することができる」と説明。「ますますのご清栄をお祈りすると共に、今後共ご高配をいただきたくお願い申し上げます」と謝辞を述べたという。 

 また、NEXUS松浦専務は今回の協力依頼について、同社がこれまで取り組んだ様々な支援活動が「今回のパートナーシップに繋がったと聞いている」と感謝。今後もSDGsプロジェクトを通じて、子供達への活動に「協力させていただきたい」と語ったそうだ。

 SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択された。国連加盟193か国が2016年から2030年までの15年間で達成するために掲げた目標で、その目標には貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、平和的社会など17項目、169の達成基準がある。

 同グループは2021年1月にSDGs宣言をしており、4月にはSDGs活動への取り組みの一環として、紙・プラスチックの代替えとなる石灰石から生まれた日本初の新素材「LIMEX(ライメックス)」を使用した名刺を新たに採用。8月7日には、同社グループのレーシングチーム「D’station Racing」が社会貢献活動の一環として、静岡県の御殿場工場で子供向けの仕事体験イベントを実施予定だ。

 なお、今回の取り組みはSDGs17項目のうち「質の高い教育をみんなに」「住み続けられるまちづくりを」「つくる責任 つかう責任」「パートナーシップで目標を達成しよう」の4項目に貢献が可能とした。 

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JRA キタサンブラック調教師の期待馬が、ダービー馬も輩出した「出世舞台」で好タイム勝利! 近親にG1連対馬、ゆくゆくはダートでも?

 7日、新潟1Rに行われた2歳未勝利戦は、福永祐一騎手が騎乗した1番人気ロードリライアブル(牡2歳、栗東・清水久詞厩舎)が勝利した。

 芝2000mの内回りレース。最内枠からスタートを切ったロードリライアブルは、逃げた前走とは打って変わって中団を追走。出入りの激しいレースとなったものの、動じることなくジッと内で我慢すると、4コーナーでは外へ。直線は内にいる各馬を外から豪快に差し切った。勝ちタイムは2分1秒7。

 レース後、福永騎手は「初戦は逃げる競馬だったが、今日はそういう形にしたくなかった。ペースが遅い中、馬のリズムを守っていき、外へ出してからは良い伸びでした」と冷静に振り返った。

 管理する清水久調教師はこれでJRA通算300勝を達成。「一人の力で達成出来るものではなく、馬たちをはじめ、馬主さん、厩舎関係者、スタッフ、牧場関係者、皆様のサポートがあって達成できる数字なので、感謝しています」とコメントしている。

 G1・7勝馬キタサンブラックやトウケイヘイローなどの活躍馬を管理してきた清水久師。国内重賞はメールドグラースで制した19年の小倉記念(G3)以来遠ざかっているが、ロードリライアブルには久々のタイトル奪取も期待できるかもしれない。

 新潟・芝2000mの2歳戦は過去5年間で16回行われおり、勝ち馬の中には19年のダービー馬ロジャーバローズや18年の共同通信杯(G3)勝ち馬オウケンムーン、17年のラジオNIKKEI賞(G3)2着ウインガナドル、20年新潟大賞典(G3)2着アトミックフォースといった、G1馬や重賞勝ち馬、重賞連対馬が名を連ねている。

 昨年は同舞台の2歳新馬戦を勝ったランドオブリバティが芙蓉S(OP)を勝利。今年のきさらぎ賞(G3)でも3着に入っている。過去5年間16頭の勝ち馬のうち、3分の1近くが重賞でも3着以内に走っていることになる。2歳馬たちにとって、新潟・芝2000mは隠れた出世舞台といってもいいのかもしれない。

 ちなみにロードリライアブルの勝ち時計は、上記の馬たちを上回る歴代2位の好タイムだった。

「ロードリライアブルは近親にAJCC(G2)など重賞2勝し、2013年の宝塚記念(G1)でも2着に入ったダノンバラードがいます。

ダノンバラードは種牡馬として日本テレビ盃(G2)を勝利したロードブレスを輩出。本馬の祖母であるレディバラードも交流重賞を2勝しています。ダート適性が高い血統でもあるので、今後は芝ダート問わずに活躍が期待できるかもしれませんね」(競馬記者)

 ちなみにロジャーバローズはダービーで12番人気、共同通信杯のオウケンムーンは6番人気など、意外と重賞で人気の盲点となりやすいのも特徴かもしれない。その辺りも含めてロードリライアブルには注目していきたいところだ。

(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。

元JRA安藤勝己氏「リスグラシュー2世」に異例のAMツイート!? 「伝説の新馬戦」2着馬の楽勝劇に「納得してもらえたでしょ」

 7日、新潟競馬場で行われた2R・2歳未勝利戦(芝1600m)は、1番人気に支持されたルージュラテール(牝2歳、栗東・矢作芳人厩舎)が好位から直線抜け出して、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。

 6月20日の2歳新馬戦以来、1か月半ぶりの実戦となったルージュラテール。鞍上は藤岡康太騎手から川田将雅騎手に乗り替わり、単勝オッズは1.2倍、単勝支持率は65.1%に到達した。

 デビュー戦でダノンスコーピオンを最後まで苦しめ、後に未勝利戦を勝ち上がったコナブラックには3馬身差をつけていたルージュラテール。追い切りの動き、そして今回のメンバーレベルを見ても、絶対に落とせない一戦だった。

 8枠12番の外目からスタートでやや後手を踏むが、すぐに挽回したルージュラテール。道中は先行集団を見る形で4番手の好位を進んだ。手応え抜群のまま直線を向き、鞍上がゴーサインを送ると、鋭く反応。2番手を進んでいたソリタリオをあっさりと交わし、最後は1.3/4馬身差をつけた。

 この勝利にいち早く反応したのが元JRAジョッキーの安藤勝己氏だ。

「ルージュラテール順当やね。時計何とかって言われてたけど、これで新馬前のつぶやきに納得してもらえたでしょ」

 レースの直後に投稿されたこのツイート。安藤氏がTwitterで重賞以外のレースについて言及するのは極めて異例だ。

「安藤氏が重賞レースの後に見解をつぶやくのは、毎週末のお決まりになっていて、それを楽しみにしているファンも多いと思います。

ただ、今回は午前中のレース、しかもわざわざ未勝利戦に言及しました。それだけ注目していたのでしょう。最後に安藤氏が重賞以外のレースについてツイートしたのは6月20日。ルージュラテールが出走した新馬戦について、レース前にある“予告”をしていました」(競馬誌ライター)

 その予告というのが、「今日の阪神5Rはメンバー良すぎて少頭数って注目の新馬戦。G1級が何頭かおって、ゆくゆく伝説の…ってなるかもしれないよ」というツイートだ。具体的な馬名は挙げなかったが、まだデビュー前のダノンスコーピオン、ルージュラテール、そしてコナブラックの上位人気馬をG1級と評価していたとみられる。

「『ゆくゆく伝説の…』とまで言っていただけに、ルージュラテールが好内容で勝ち上がったことに安藤氏もホッとしたのかもしれません。新馬戦は超スローを2番手から、今回は平均ペースを好位で折り合っての好走。牝馬クラシック戦線の有力候補になる潜在能力は秘めていると思います。

ただ今回はメンバーに恵まれたことは間違いないので、次走が試金石になるのではないでしょうか。川田騎手も『能力があるので、これから馬体が成長してくれば楽しみです』とコメントしているように、まだまだ成長する余地は残しています。デビュー前には管理する矢作調教師が『リスグラシューぐらいのイメージで』とまで豪語した期待馬だけに、今後が楽しみですね」(同)

 負けることが許されない一戦で、一発回答を果たしたルージュラテール。安藤氏のツイート通り、その走りは多くのファンを納得させたに違いない。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

パチスロ「メガヒットマシン」最新作が完全告知タイプで登場!! 「ランプの告知」と「出目の告知」を楽しめる!

 お家芸とも言える大量リーチ目に、カエル絵柄やFM音源といった表現上の工夫もプラス。4号機初頭に誕生した山佐の『ニューパルサー』は、その圧倒的な完成度で多くのファンを獲得し、4号機初頭をけん引し続けた。

 結果的に累計で20万台以上を販売したモンスターマシンの衝撃デビューから28年。同社は「ニューパルサー28周年」記念作として、シリーズ初の6号機『ニューパルサーSPⅢ』を製造した。

 リール上部でドット演出が繰り広げられるSPシリーズ第3弾の当機は、ビッグは最大259枚、REGは104枚の獲得が可能。ビッグ中は1度だけ左リールにBAR絵柄を狙って順押しでベルを入賞させ、以降は逆押しで消化すれば最大払い出し枚数を得られる。

 演出は3種類のモードから好みで選択でき、「ノーマルモード」は出目重視のモード。「フラッシュモード」は分かりやすい演出で初心者も安心の告知モードで、「ドットモード」はチャンスアクションが豊富な演出メインのモードだ。

 また、同社は先日、シリーズ最新作『ニューパルサーDX3』の発売も発表した。こちらは完全告知タイプDXシリーズの系譜を継ぐマシンで、導入は10月上旬を予定しているという。

 ボーナス獲得枚数は『ニューパルサーSPⅢ』と同じで、ビッグは最大259枚、REGは104枚の払い出し。ボーナス合算出現率は設定1:168.0分の1~設定6:136.5分の1、ビッグ出現率は設定1:318.1分の1~設定6:273.1分の1、REG出現率は設定1:356.2分の1~設定6:273.1分の1で、ビッグ偏向型の『ニューパルサーSPⅢ』と比べてややバランス型のスペックと言える。

 ちなみに、設定は「1」「2」「3」「4」「6」の5段階だ。

 ボーナス告知タイミングはレバーON~第3停止までと様々で、新告知ランプ「ゲコゲコランプ」が点灯すればボーナス確定。バウンドストップ、ボタン停止フリーズ、リール変速始動といった違和感演出も健在で、その他プレミアムパターンも多数用意されているようだ。
 
 余談だが、5号機『ニューパルサーDX』がデビューした当時は、リーチ目マニアたちから「完全告知のニューパルなんて…」と否定的な声も少なくはなかった。しかし、いざ導入されると高稼働をキープ。その後、チェリー重複割合を高めた『ニューパルサーDX~チェリーバージョン~』が登場するなど、ひとつのジャンルとして定着した。

 ランプの告知と出目の告知を同時に楽しめるのはDXシリーズならでは。6号機ボーナス市場を、さらに盛り上げてくれることは間違いないだろう。

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JRA超大物フォラブリューテ「異次元の上がり33.0秒」で4馬身差デビュー! アンカツ「確勝級」太鼓判「負けられない気持ちだった」母はマイル女王

 7日、新潟競馬場で行われた5R・新馬戦(芝1600m)は、1番人気のフォラブリューテ(牝2歳、美浦・宮田敬介厩舎)が勝利。母に2008年のマイルCS(G1)を制したブルーメンブラットを持つ良血馬が、圧巻のデビューを飾った。

 17頭立て、芝1600mのレース。スタートを決めたフォラブリューテだったが、無理せず中団やや後方から。新潟外回りコースの長い直線を迎えた際は、まだ中団にいたが、鞍上の川田将雅騎手がゴーサインを送ると、そこからの手応えは抜群。残り200mで先頭に並びかけると、最後は2着スカイトレイルに4馬身差をつける圧勝劇となった。

「非常に強い競馬でした。特に上がり3ハロン33.0秒でまとめた最後の直線は鳥肌モノの切れ味。上位の馬が軒並み34秒台だったこともあって、まさに他馬が止まって見えるような完勝でした。

川田騎手が『体はまだまだ幼い』と話している通り、434kgの馬体はまだまだ成長途上といった感じですが、5月の遅生まれですし、母ブルーメンブラットは古馬になってからG1を勝った馬だけに伸びしろは十分。

追い切りの段階から前向きなところを見せていたので、現状の距離はマイル辺りがベストかもしれませんが、一体どこまで強くなるのか、非常に楽しみな馬だと思います」(競馬記者)

 将来有望な若駒が集うノーザンファームにおいても、育成時代から高い評価を集めていたというフォラブリューテ。5月20日にゲート試験を合格した後は、成長を促すためにノーザンファーム天栄でみっちり鍛えられてきたという。

 その成果は先月9日に帰厩してからの動きを見ても明らかだ。併せ馬で年長馬を相手に先着を果たすなど、陣営も「動き自体は抜群にいい。仕掛けてからの反応、ギアチェンジもいいし、素軽さもある」と絶賛。

 その上、元JRA騎手の安藤勝己氏が自身のTwitterで「今日はフォラブリューテ(新潟5R)の勝ち方に注目してる」と言えば、この日のデビュー戦で17頭立てながら単勝1.7倍に推されたことも、妥当な評価だったようだ。

 この結果には、管理する宮田調教師も「調教の動きから『負けられない』くらいの気持ちだった。期待通りだったし、秋以降が楽しみ」と高評価。気になる次走だが「秋の東京になりそう」とのことだ。

 ちなみに母ブルーメンブラットの初勝利はダートの1800mで3歳クラシックは、オークス(G1)が9着、秋華賞(G1)8着と残念な結果に終わっている。本格化したのは5歳秋で、府中牝馬S(当時G3)で重賞初制覇を飾ると、続くマイルCSも連勝して一気に頂点へ登り詰めた。

 そんな遅咲きの母を持つフォラブリューテは、3歳春のクラシックから活躍した父エピファネイアの影響もあって、デビュー戦から非常に強い内容を見せた。母が果たせなかったクラシック制覇へ、期待は十分だ。

オーケストラ、舞台上で交わされている“無言の合図”…コンサートマスターの動きの秘密

「コンサートマスターが気持ちよさそうに体を動かしながら演奏しているけれど、ほかの奏者がほとんど動かないのは、あまり楽しくないのだろうか?」

 オーケストラコンサートを聴いている時に、こんなことを感じる方もいるかもしれません。コンサートマスター以外の奏者が楽しんでいない可能性はゼロとは言えませんが、実際のところ、コンサートマスターは楽しいから体を動かしているわけではないのです。

 ときには100名近くで演奏するオーケストラの音を合わせるのは簡単ではなく、それをいかに揃えるかが指揮者の大事な仕事です。ただ、実際に細かい音を合わせるのは、メンバー同士がお互いの音を聴き合いながら行いますし、何よりも自分のオーケストラを熟知しているコンサートマスターの役割は、指揮者以上ともいえます。

 指揮者がオーケストラにポジションを持っていたからといって、そのオーケストラの定年まで所属するわけではなく、数年単位の契約制で、長くても10年くらいの任期です。さらに、そもそもコンサートをすべて指揮するわけではありません。たとえば、1年間に100回コンサートがあったとしても指揮をするのは20回程度で、それ以外の80回のコンサートを指揮するのは客演指揮者です。客演指揮者はそれぞれ1年か2年に1回程度の登場で、なかには初めて招かれ、そのオーケストラのことをまったく知らない指揮者もいます。

 そこで、常に仕事を共にし、オーケストラの状況を一番把握しているコンサートマスターが重要な役割を果たします。メンバーのほうも、コンサートマスターの特徴をよくわかっているので、そこには独特な信頼関係が構築されており、下手な指揮者が来ても一定の演奏レベルを保つことができるのは、この信頼関係の賜物です。

 指揮者が棒を振り下ろしても、音符によっては、コンサートマスターが弾き始めないとオーケストラが演奏できない場合もあります。コンサートマスターは、指揮者のやりたい音楽を理解し、オーケストラを合わせ、美しいサウンドをつくる“実務の責任者”という重要な役割を担っているのです。

コンサートマスターの一挙一動が演奏を左右

 そんなコンサートマスターが体を動かすのは音を合わせるためで、その動きによって周りに音の出を伝えるのですが、これが簡単ではなく、ほんの少しでもタイミングがずれたらオーケストラは大混乱です。もちろん、豊富な経験も必要で、ただ自分が楽しんで自由に体を動かすようなことは絶対にできません。

 とはいえ、ただ体を動かせばいいということでもないそうです。世界最高峰のオーケストラであるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に、日本人としてはもちろん、東洋人で初めてコンサートマスターになった安永徹さんは、入団時には一般奏者だったのですが、コンサートマスターが体を動かしすぎると混乱してしまうという経験があったそうです。そこで、自身がコンサートマスターに就任した際には、合図のための動きは最小限にコンパクトになさっていたと聞いたことがあります。

 ちなみに、コンサートマスターだけでなくフルートやトランペット、トロンボーンのような管楽器奏者も、体を動かすことにより仲間に合図を送っています。手や指で直接合図をできれば簡単なのでしょうが、手指は演奏に使っているから不可能なのです。そのため、演奏をしながら体や楽器を動かして合図を送っているわけで、いわばプロ中のプロの繊細な動きなのです。

 そのなかでも、オーケストラのリーダーであるコンサートマスターは、オーケストラ全員から一挙一動を見られており、弓の動き出しすらも凝視されています。実はオーケストラでは、指揮者よりもコンサートマスターの弓の動き出しによって自分の音を出すタイミングを計るケースが多くあり、そこにはものすごい集中力を必要とします。

 たとえば、コンサートマスターの弓が動いたのを見てから音を出したら、遅れてしまいます。では、どうするのかといえば、まるで武術の居合術のように、コンサートマスターの弓の動き出しのタイミングを読んで同時に演奏を始めるといった、想像もつかない難しいことが世界中のオーケストラでは行われているのです。

 そんなコンサートマスターは、自らオーケストラ全体を眺めるだけでなく、オーケストラからも見てもらいやすいように、周りに比べて一人だけ高い椅子に座っています。

オーケストラの“無言の合図”

 今回紹介したような“無言の合図”は、オーケストラには結構あります。

 静かな曲を演奏した直後、指揮者がそのまま腕を下ろさずにじっとしていることがあります。クラシック音楽特有の余韻を楽しんでいるわけですが、そんな時にはオーケストラも楽器を構えたままで、まるで時間が停まったかのように動きません。むしろ、動いてはいけないといったほうがよいでしょう。

 しばらくして指揮者が腕を下ろすと楽員たちも楽器を下ろせるわけですが、同時に楽員の吐く息の音が聴こえるような気がするので、彼らは息も殺しているのだと思います。とはいえ、これは決まり事ではなく、オーケストラもやはり余韻を大切に考えていることの表れでしょう。1人でも楽器を下ろしたら雰囲気が台無しですし、観客席からも咳ひとつ聴こえない特別な静寂の時間です。これもクラシックコンサートの楽しみのひとつといえるでしょう。

 演奏後、指揮者が奏者を指さすことがありますが、その奏者に“立ってほしい”という合図です。一般社会にはない習慣でしょうし、そもそも相手を指さすのは失礼に当たります。そんなこの作業は、指揮者にとっては意外と難しいのです。誰でも立たせればいいわけではなく、曲の中で大きなソロがあった奏者を立たせるのですが、指揮をした直後の高揚した気持ちの中で、一番立たせなくてはいけない奏者を忘れてしまったことも、実は結構あります。

 コンサートから1年くらいたっていても、「あの曲で立たせてもらえなかったのは初めてです」と奏者が言っていたと、後から聞いたこともあります。それを教えてくれた親友のオーケストラ奏者に、今後はどうすればいいかを聞いたところ、「全員立たせればいいじゃん」と、冗談か本当かわからないアドバイスをもらいました。

 そのためか最近、全員の奏者を順番に立たせていく指揮者も増えてきたことは確かです。もちろん、観客にとっては、お目当ての奏者に対して盛大に拍手をするチャンスとなるので、大喜びでしょう。
(文=篠崎靖男/指揮者)

●篠﨑靖男
 桐朋学園大学卒業。1993年アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで最高位を受賞。その後ウィーン国立音楽大学で研鑽を積み、2000年シベリウス国際指揮者コンクール第2位受賞。
 2001年より2004年までロサンゼルス・フィルの副指揮者を務めた後、英ロンドンに本拠を移してヨーロッパを中心に活躍。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、BBCフィルハーモニック、ボーンマス交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、フィンランド放送交響楽団、スウェーデン放送交響楽団など、各国の主要オーケストラを指揮。
 2007年にフィンランド・キュミ・シンフォニエッタの芸術監督・首席指揮者に就任。7年半にわたり意欲的な活動でオーケストラの目覚ましい発展に尽力し、2014年7月に勇退。
 国内でも主要なオーケストラに登場。なかでも2014年9月よりミュージック・アドバイザー、2015年9月から常任指揮者を務めた静岡交響楽団では、2018年3月に退任するまで正統的なスタイルとダイナミックな指揮で観客を魅了、「新しい静響」の発展に大きな足跡を残した。
 現在は、日本はもちろん、世界中で活躍している。エガミ・アートオフィス所属
オフィシャル・ホームページ http://www.yasuoshinozaki.com/

JRA藤田菜七子×ゴールドシップで「1000万馬券」演出!「勝ち馬が強かった」も15番人気2着激走で新潟史上4位の超高配当!

 7日、新潟競馬場で行われた4R・3歳未勝利(芝2000m)は、11番人気のラピスデラビオス(牝3歳、栗東・高野友和厩舎)が勝利。勝ち時計1:59.5はレコードというオマケ付きで、待望の初勝利を飾った。

 平穏な午前になるはずだった。この日の新潟は朝から1番人気が3連勝。手堅い配当が続き、ネット上の競馬ファンからもSNSなどで的中報告が相次いでいた。

 ところが4Rはそんな平穏ムードを嘲笑うかのように、単勝61.2倍の11番人気ラピスデラビオスが抜群のスタートを決めると、鞍上の藤懸貴志騎手のエスコートでそのまま逃げ切り勝利。

 2着にも、藤田菜七子騎手の15番人気ブルーローズシップが混戦から抜け出して三連単は1004万5030円と、1000万馬券を超える大波乱となった。

「驚きましたね。ラピスデラビオスは1800mの前走こそ7着でしたが、掲示板(5着以内)の経験がある2000mに距離が延長されたのは明らかにプラス。レース後に藤懸騎手が『暑さも関係なく、いい状態だった』と話していた通り、減っていた馬体が戻ったのも好材料だったようです。

2着のブルーローズシップは今回が初芝でしたが、芝になって変わりましたね。ゴールドシップ×ロージズインメイという配合は、今年のオークス(G1)を勝ったユーバーレーベンと同じ。当たりハズレが激しいゴールドシップ産駒の中では、コンスタントに勝ち上がりを見せている配合ですし、この馬も初勝利は近いと思います」(競馬記者)

 結局、レースは11番人気→15番人気→5番人気で決着。三連単1004万5030円は新潟競馬史上4位、馬連38万6270円は史上最高という歴史的な大波乱となった。

 その立役者となった藤懸騎手は「抜群のスタートだったので、迷わずハナに。テンから戸惑うことなく道中を進めて、最後まで脚が上がりませんでした。強かったですね。今日は完勝です」と、最大の勝因をスタートに挙げている。ハナに立てたことでペースを支配し、あっさりと逃げ切って見せた。

 一方、ゲートが一息の上に大外18番からスタートと相まって、後方15番手からの競馬となったブルーローズシップだが「競馬は流れてくれましたし、しまいも伸びてくれました」と話した藤田騎手。スタートで後手を踏んだことで、かえって腹が括れたのかもしれない。

「勝ち馬が強かったです」

 最後はそう勝ち馬を称えたが、初の芝挑戦で上々の走りを見せたブルーローズシップも、初勝利は目前だろう。今回は15番人気を覆しての激走だったが、藤田騎手にとっても手放したくない1頭となったに違いない。

(文=大村克之)

<著者プロフィール>
 稀代の逃亡者サイレンススズカに感銘を受け、競馬の世界にのめり込む。武豊騎手の逃げ馬がいれば、人気度外視で馬券購入。好きな馬は当然キタサンブラック、エイシンヒカリ、渋いところでトウケイヘイロー。週末36レース参加の皆勤賞を続けてきたが、最近は「ウマ娘」に入れ込んで失速気味の編集部所属ライター。

パチスロ「好きな設定」に打ち換えてくれる!?【濱マモルの のほほんコラムVol.108~設定6への打ち換え~】


 昼過ぎからホールへ出向いてボーナスタイプのマシンを打つ際は、まずデータカウンターでボーナス出現率をチェック。『ジャグラー』シリーズや『ハナハナ』シリーズなど、小役出現率に設定差があるものは出玉を参考にアプリ、或いは自ら逆算して数値を出し、打つべきか否かを判断する。

 閉店間際を除いて、ある程度の優秀履歴ながらヤメられている台は、何がしかの理由で前任者が撤退した可能性が高く、最高設定にはあまり期待できないし、実際、好感触だったケースは多くないが、それでもまぁ適当に座るよりは数段マシである。

 一方、今から20年以上前の何でもありだった時代、近所のホールでは特殊な台選び方法が流行した。こちらは完全なる設定6狙いながらも至極簡単、ボーナス履歴がビッグ「7」、REG「7」になりそうな台をチョイスするだけだった。

 当時、一部のホールでは営業時間中の設定変更が普通に行われていた。そのホールに勤めていた友人曰く、閑古鳥が鳴く状況を打破しようと始めたサービスだそうで、先の通り、データカウンター上でボーナス履歴がビッグ「7」、REG「7」のゾロ目になれば好きな設定に打ち換えてくれた。

 設置機種はユニバーサル販売の『クランキーコンテスト』と、マックスアライドの『セブンボール』。6枚交換だったことから『クランキーコンドル』と違ってビタ押し必須、攻略前提且つ等価交換設計の『クランキーコンテスト』は中々に厳しいし、『セブンボール』に関しては、多店舗では爆裂仕様に裏返る中で、あろうことかドノーマルと、ラインナップとしては少々微妙だったものの、ホールの狙いは的中し、設定6という甘美な響きに吸い寄せられた客は少なくなかった。

 どちらもREG出現率の方が低いために、理想的な履歴はビッグ「6」、REG「7」。まぁサービス開始当初はともかく、そんな光り輝く履歴が落ちていることなどは滅多になく、大半はビッグ「5」、REG「7」、もしくはビッグ「5」、REG「6」といった履歴で「7」のゾロ目を目指したわけだが、言うまでもなく設定6へ打ち換えるリスクを抱えているのだから、基本的に設定は1であり、予想以上に投資が嵩むことも多々あった。

 それでも、無事設定6に辿り着ければ問題はない。悲惨なのは7のゾロ目に失敗した時で、とある日なんぞは例によってビッグ「5」、REG「6」の『セブンボール』に着席、投資1万5千円でREGを射止めてリーチをかけたまではよかったものの、次のボーナスを引くまでに2万円分の紙幣投入を強いられた上にREGというクソ引きでジ・エンド。

 そんなに金を使わされるならば隣駅にあるホールで裏モノの方を打ったわ、何ならそっちの方が爆連したかもしれないわ…と憤ったものだが、そんな立ち回りを実践しまくったからか、いまだにボーナス履歴がビッグ「7」、REG「7」になると、思わずハッとしてしまうのはここだけの話である。

(文=濱マモル)

パチンコ業界の将来性を危惧…ゲーム性には「わかりやすさ」、射幸性には「公正性」が必要 余暇進が令和3年7月度部会を開催

 一般社団法人余暇環境整備推進協議会(余暇進)は7月13日、令和3年7月度の部会・理事会を開催し、その内容を公式HP上で公表した。

 前回までと同じく感染症対策のため全面Web方式となった当部会は二部構成で行われ、第一部では今年5月に就任した佐藤会長が「遊技業界に思うこと」との演題で講演。ここまで会員が一堂に集まる機会が持てない状況を鑑み、自己紹介を兼ねて自身の幼少期から学生時代の思い出、警察官僚時代、退官後に就いた業務について振り返ったそうだ。

 続けて、遊技業界の環境については遊技の持つ面白さが大衆や社会から理解されるように、ゲーム性には「わかりやすさ」、射幸性には「公正性」を一層高めていく必要があると提唱。パチンコが大衆娯楽を標榜するのであるならば、「大衆がイメージする面白いもの、楽しいもの」でなければならないとし、デジタル化の進展の波に乗って世界の市場を拡大しているゲーム産業に対して、遊技業界は「国内で一定のパイを取り合っている状態」と危惧すると共に「グローバル化、デジタル化、次世代ユーザー」などをキーワードに「未来を変えてほしい」と語ったという。

 第二部ではダイコク電機株式会社のDK-SIS室長片瀬氏が、会員制サイト「DK-SIS」に基づく年次データブック「DK-SIS白書2021」の発刊に関連して、市況規模の推移や感染症の環境考察、遊技機管理に関する話をし、まず市場規模は2019年と比較して2020年は売上・粗利共に27%低下したと説明。月次ベースでは2020年4月の緊急事態宣言による全国的な休業で市場規模は大きく落ち込み、その後の営業再開でも6月以降は前年同月比で20~30%減の推移が続くなど、ボトムダウンが起きた状況としたそうだ。

 また、パチンコ・パチスロ別の市場規模推移については「効果的な新台入替」が一層重要とし、具体的には同社システムの「アウト支持率」や「遊技時間」といったビッグデータを用いた数値が好業績機種の見極めに役立っている点を紹介。同サービスは同社製ホールコンピューターのユーザーホールでなくても加入して閲覧できるそうで、片瀬氏は、ビッグデータの数値を活かすことで厳しい情勢の中で「1つも、2つも他店より優位な差をつけることが可能であり、この情報を知らないことは非常にもったいない」と述べたそうだ。

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iPhoneのブラウザ「Safari」と「Chrome」をどう使い分けるのが正解なの?

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

iPhoneで使えるブラウザアプリはたくさんあるが、もっとも利用されているのはiPhone標準の「Safari(サファリ)」とGoogleの「Chrome(クローム)」だろう。Webサイトを閲覧するだけなら、この2つに大差はないが、Windowsパソコンを使っている人にとっては、どちらをメインに使えばいいか悩みどころだ。そこで今回は「Safari」と「Chrome」の違いを確認し、どのように使い分ければいいか検討してみよう。

iPhoneのブラウザアプリは何を使っている?

 アナタはiPhoneのブラウザアプリは何を使っているだろうか? ほとんどの人はiPhone標準の「Safari(サファリ)」をメインで使っているだろうが、なかにはGoogleのブラウザアプリ「Chrome(クローム)」を導入している人もいるだろう。

 そもそもSafariは、iPhoneの標準ブラウザアプリであり削除することができない。iPhoneを購入したらそのままSafariを使うのが当たり前だ。一方、ChromeはGoogleが提供するアプリなので自分でダウンロードする必要がある。ChromeはWi…

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