元JRA藤田伸二氏「勝ちにいってない」のに武豊の代打・池添謙一に賛辞を送った理由。メイケイエール“アドバイス通り”のレースぶりにご満悦?

 3日、中山競馬場で行われたスプリンターズS(G1)は、3番人気ピクシーナイトが優勝。07年のアストンマーチャン以来、14年ぶりに3歳馬が秋のスプリント王に輝いた。

 2馬身差の2着にはレシステンシア、さらにアタマ差の3着に伏兵シヴァージが入った。そして、やや離れた4着に追い込んだのが7番人気のメイケイエール(牝3歳、栗東・武英智厩舎)だった。

「これまで少なくない“被害馬”を生んできただけに、メイケイエールのレースぶりに注目していたファンは多かったと思います。今回はまずまずのスタートを切りましたが、すぐに首を横に振って鞍上に抗う素振りを見せると、外にいたタイセイビジョンに猛然とタックル。さらに外のエイティーンガールも、そのあおりを受け弾き飛ばされるという不利を与えてしまいました」(競馬記者)

 実際、武豊騎手から“代打”を託される形になった池添謙一騎手だが、レース後にはこのタックル(斜行)に対して、JRAから戒告処分が下されている。

 池添騎手といえば、これまでオルフェーヴルやスイープトウショウなど数々の癖馬を扱ってきた名手だ。しかし、この斜行には、「スタートして、タイセイビジョンとエイティーンガールに迷惑をかけてしまいました」と平身低頭。池添騎手をもってしても、メイケイエールを制御するのは難しかったようだ。

 一方で『スポーツ報知』によると、「いかに、リラックスできるかだと思っていたが、馬自身が行く競馬を覚えている。それでも、我慢させたし、コントロールできている方だと思う。一度、我慢を経験させたので、それが次に生きると思う」ともコメント。レース途中からは今後につながる内容の競馬ができたと前を向いた。

 そんな池添騎手とメイケイエールに注目の眼差しを送っていたのは一般のファンだけではない。元JRA騎手の藤田伸二氏もこのコンビに熱い視線を注いでいた。

 レース前日には、「個人的に着順ともかく3枠に入ったメイケイエールの謙一の乗り方に注目だ」とツイート。

 先月24日のYouTube配信では「(メイケイエールが)行きたがっても無理してでも抑えて、上がりの3ハロンでどれくらいの脚を使えるのか。後ろから残り600mまで我慢して、そこから大外ブン回してどれくらいの脚を使えるか。そうしたら次のレースにつながると思う」と、前半に我慢させれば次につながるという趣旨の“アドバイス”を池添騎手に送っていた。

「実際に、レース前半は持っていかれる場面がありましたが、外に出してからは何とかなだめて、我慢が利いていたように見えました。イン有利な馬場、さらに前残りの展開で4角7番手から大外を回し、4着に追い上げた競馬は今後に向けて大きな収穫になったと思いますよ」とは記者の言葉だ。

 藤田氏はこの日も15時から自身のYouTubeチャンネルでライブ配信を行っていたが、メイケイエールの走りを見届け、「いい意味で勝ちにいっていない。馬に勉強できるレースができたんじゃないかな」と自身のアドバイス通りメイケイエールに我慢の競馬を実践した後輩に賛辞を贈った。

 他馬に迷惑をかけた上、暴走気味にハナを奪って最下位に敗れた2走前の桜花賞(G1)。同じような競馬で1番人気を裏切った前走のキーンランドC(G3)。この2戦に比べると、今回の騎乗が次につながるのは間違いない。

 レース後に戒告を受けてしまったこともあり、池添騎手にとって今回の代打騎乗は満点とはいかなかった。だが、少なくともメイケイエールの未来に繋がる競馬をすることには成功したのではないだろうか。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

元JRA藤田伸二氏「勝ちにいってない」のに武豊の代打・池添謙一に賛辞を送った理由。メイケイエール“アドバイス通り”のレースぶりにご満悦?

 3日、中山競馬場で行われたスプリンターズS(G1)は、3番人気ピクシーナイトが優勝。07年のアストンマーチャン以来、14年ぶりに3歳馬が秋のスプリント王に輝いた。

 2馬身差の2着にはレシステンシア、さらにアタマ差の3着に伏兵シヴァージが入った。そして、やや離れた4着に追い込んだのが7番人気のメイケイエール(牝3歳、栗東・武英智厩舎)だった。

「これまで少なくない“被害馬”を生んできただけに、メイケイエールのレースぶりに注目していたファンは多かったと思います。今回はまずまずのスタートを切りましたが、すぐに首を横に振って鞍上に抗う素振りを見せると、外にいたタイセイビジョンに猛然とタックル。さらに外のエイティーンガールも、そのあおりを受け弾き飛ばされるという不利を与えてしまいました」(競馬記者)

 実際、武豊騎手から“代打”を託される形になった池添謙一騎手だが、レース後にはこのタックル(斜行)に対して、JRAから戒告処分が下されている。

 池添騎手といえば、これまでオルフェーヴルやスイープトウショウなど数々の癖馬を扱ってきた名手だ。しかし、この斜行には、「スタートして、タイセイビジョンとエイティーンガールに迷惑をかけてしまいました」と平身低頭。池添騎手をもってしても、メイケイエールを制御するのは難しかったようだ。

 一方で『スポーツ報知』によると、「いかに、リラックスできるかだと思っていたが、馬自身が行く競馬を覚えている。それでも、我慢させたし、コントロールできている方だと思う。一度、我慢を経験させたので、それが次に生きると思う」ともコメント。レース途中からは今後につながる内容の競馬ができたと前を向いた。

 そんな池添騎手とメイケイエールに注目の眼差しを送っていたのは一般のファンだけではない。元JRA騎手の藤田伸二氏もこのコンビに熱い視線を注いでいた。

 レース前日には、「個人的に着順ともかく3枠に入ったメイケイエールの謙一の乗り方に注目だ」とツイート。

 先月24日のYouTube配信では「(メイケイエールが)行きたがっても無理してでも抑えて、上がりの3ハロンでどれくらいの脚を使えるのか。後ろから残り600mまで我慢して、そこから大外ブン回してどれくらいの脚を使えるか。そうしたら次のレースにつながると思う」と、前半に我慢させれば次につながるという趣旨の“アドバイス”を池添騎手に送っていた。

「実際に、レース前半は持っていかれる場面がありましたが、外に出してからは何とかなだめて、我慢が利いていたように見えました。イン有利な馬場、さらに前残りの展開で4角7番手から大外を回し、4着に追い上げた競馬は今後に向けて大きな収穫になったと思いますよ」とは記者の言葉だ。

 藤田氏はこの日も15時から自身のYouTubeチャンネルでライブ配信を行っていたが、メイケイエールの走りを見届け、「いい意味で勝ちにいっていない。馬に勉強できるレースができたんじゃないかな」と自身のアドバイス通りメイケイエールに我慢の競馬を実践した後輩に賛辞を贈った。

 他馬に迷惑をかけた上、暴走気味にハナを奪って最下位に敗れた2走前の桜花賞(G1)。同じような競馬で1番人気を裏切った前走のキーンランドC(G3)。この2戦に比べると、今回の騎乗が次につながるのは間違いない。

 レース後に戒告を受けてしまったこともあり、池添騎手にとって今回の代打騎乗は満点とはいかなかった。だが、少なくともメイケイエールの未来に繋がる競馬をすることには成功したのではないだろうか。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

JRA毎日王冠&京都大賞典、万馬券決着か…衝撃の穴馬含む馬券候補5頭!

 新型コロナウイルスの国内感染者が大きく減少し、緊急事態宣言が解除された。このままコロナ禍は終息に向かうのか、それとも第6波がやってくるのか、それは誰にもわからない。それでも、「スポーツの秋」や「芸術の秋」が到来し、これからプロ野球や競馬、そしてコンサートなどで、さまざまなビッグイベントが行われる。ファンとしては感染対策をしっかりと継続しながら、それらのイベントを楽しみたいものだ。

 特に10月からは日本中央競馬会(JRA)にとって最大の繁忙期を迎えるG1シーズンが開幕する。秋華賞、菊花賞、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念など、秋のG1は日本プロスポーツにおいても、もっとも大きなビッグイベントでもある。特に暮れの有馬記念は、日本全国1000万人以上のファンが参加し、たった1レースで400億円を超える馬券が売れるのだ。そんな秋競馬をただ楽しむだけでなく、本気で馬券の利益を追及していく、そんな目標を立ててみてはいかがだろうか。

 競馬をギャンブルと捉え、「儲からない」と考えるのは古い思考だ。競馬新聞や競馬雑誌しかなかった一昔前とは異なり、今や競馬はあらゆる情報やデータが得られるようになり、さまざまな馬券術や投資法が存在する。そして年間数億円もの利益を得るような馬券の勝ち組も一人や二人ではないという。つまり、競馬に関しては、単なるギャンブルというよりも、より投資に近い公営競技といっても過言ではないのである。

 そんな競馬で勝つために必要なものは、正確な情報、そして確かな経験と眼ではなかろうか。素人にはサラブレッドの馬体の良し悪しも、どんな状態かもわからない。そして騎手の技術や展開、馬場を読むことも困難。加えて、一般競馬ファンが参考にする競馬新聞やスポーツ紙に掲載されている予想は、レース当日の各馬の状態や天候などはほとんど考慮されず、しかも枠順確定前に作成したもの。果たしてこれがベストの予想ツールなのか、疑問を感じるファンも少なくないだろう。

 そこで、このところ大きな注目を浴びているのが、競馬関係者たちがレース当日まで情報を集め、分析した情報を公開している情報会社だ。なかでも絶大な支持を集めているのが、競馬界の重鎮が所属する「シンクタンク」である。

 数多く存在する情報会社のなかで、なぜシンクタンクが支持を集めているのか。今回はシンクタンクとは何か、彼らが持つ情報、今週末の毎日王冠や京都大賞典、そして秋のG1シーズンに関して、話を聞いた。

――シンクタンクとは、どんな会社なのですか?

担当者 競馬で勝つために、マスコミでは入手できない“本物の関係者情報”を提供しています。弊社には名前を出せる情報ルートとして、最高顧問を務める国民的アイドルホース・ハイセイコーの主戦騎手の増沢末夫(元JRA騎手・元JRA調教師)、元JRA調教師の平井雄二、中野渡清一、畠山重則、境征勝、さらに元JRA騎手の安田富男といった大物競馬関係者が多く在籍しています。そういったプロたちが入手する情報や経験、データ分析もしっかりと行い、精度の高い最終結論を導き出しています。

――なぜこれほどのメンバーがシンクタンクに集まるのですか?

担当者 弊社はすでに創業25年以上の実績があります。業界からも信頼、支持を頂いていることが大きいですね。ファンに本物の情報を届けたいという気持ちに賛同される関係者は少なくないということです。実際に情報を提供していただいている現役の競馬関係者とのつながりは強固で、業界最高峰と自負しています

――どんな情報があるのですか?

担当者 調教師、騎手、厩務員、馬主、大手生産者、外厩牧場、エージェントなど全国の競馬関係者とパイプがあります。また、ひとつの情報に特化した部門があり、その代表例が、平井雄二元JRA調教師が率いる「重賞メイン特捜部」です。

――ファンとしては特にG1レースを的中させたいと思います。そのあたりはいかがですか?

担当者 春のG1レースでも宝塚記念、安田記念、日本ダービー(東京優駿)、NHKマイルカップ、桜花賞、大阪杯、フェブラリーステークスなどのG1レースを的中させており、万馬券も含まれています。特筆すべきは、多くのマスコミがノーマークだった8番人気や9番人気で2~3着に入った穴馬の激走情報を事前に把握していたこと。これには多くの反響を頂きました。

――今週末の重賞レースについては、どんな情報が届いていますか?

担当者 今週末は秋競馬恒例の3日間開催で、重賞レースも毎日王冠、京都大賞典、サウジアラビアロイヤルカップと、注目の3レースが組まれています。重賞メイン特捜部は、このレースを的中させるために1カ月以上前から情報収集を行っており、陣営の思惑や作戦、そして各馬の力関係も正確に把握。馬券になる確率が高い馬も絞り込んでいます。

――それは頼もしいですね。その情報を教えていただくことは可能ですか?

担当者 我々の方針として、体調の変化が著しいサラブレッドや、天候や枠順に左右されやすい芝のレースということも鑑みて、万全に万全を期してレース当日まで裏付けを取っています。今回は馬券候補となる5頭の情報を提供致しますが、そちらもレース当日に実名と情報内容を無料公開いたします。今週末の対象レースは毎日王冠、京都大賞典、サウジアラビアRCですが、ご参加された方には翌週以降の秋華賞や菊花賞、天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念など、すべての重賞レースやG1レースも特別に無料で公開しますよ。

――それは驚きです。ファンにとっても素晴らしい企画ですね。

担当者 長年、競走馬を間近で見てきた平井雄二元JRA調教師が率いる重賞メイン特捜部の情報です。競馬ファンが絶対に経験することがない“出走させる側の視点”を基に選び抜く候補馬は、ほかでは見られません。この秋もオールカマーで上位を独占するなど実績は申し分ないですし、ぜひ本物の情報を体験してください。

――有意義な時間となりました。本当にありがとうございました。

 競馬で勝利するには正確な情報と的確な分析が重要だが、“本物中の本物”が集結したシンクタンクであれば、その不安はゼロに等しい。今週末の難解な毎日王冠や京都大賞典、そして来週から始まる秋のG1シーズンは、シンクタンクの情報を参考に馬券で勝負するのがベストだ。ぜひこの機会を逃さずチャレンジしてほしい。

(文=編集部)

CLICK→【今週末の重賞から有馬記念(G1)「厳選5頭」を全て無料公開!】シンクタンク

※本稿はPR記事です。

JRA毎日王冠&京都大賞典、万馬券決着か…衝撃の穴馬含む馬券候補5頭!

 新型コロナウイルスの国内感染者が大きく減少し、緊急事態宣言が解除された。このままコロナ禍は終息に向かうのか、それとも第6波がやってくるのか、それは誰にもわからない。それでも、「スポーツの秋」や「芸術の秋」が到来し、これからプロ野球や競馬、そしてコンサートなどで、さまざまなビッグイベントが行われる。ファンとしては感染対策をしっかりと継続しながら、それらのイベントを楽しみたいものだ。

 特に10月からは日本中央競馬会(JRA)にとって最大の繁忙期を迎えるG1シーズンが開幕する。秋華賞、菊花賞、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念など、秋のG1は日本プロスポーツにおいても、もっとも大きなビッグイベントでもある。特に暮れの有馬記念は、日本全国1000万人以上のファンが参加し、たった1レースで400億円を超える馬券が売れるのだ。そんな秋競馬をただ楽しむだけでなく、本気で馬券の利益を追及していく、そんな目標を立ててみてはいかがだろうか。

 競馬をギャンブルと捉え、「儲からない」と考えるのは古い思考だ。競馬新聞や競馬雑誌しかなかった一昔前とは異なり、今や競馬はあらゆる情報やデータが得られるようになり、さまざまな馬券術や投資法が存在する。そして年間数億円もの利益を得るような馬券の勝ち組も一人や二人ではないという。つまり、競馬に関しては、単なるギャンブルというよりも、より投資に近い公営競技といっても過言ではないのである。

 そんな競馬で勝つために必要なものは、正確な情報、そして確かな経験と眼ではなかろうか。素人にはサラブレッドの馬体の良し悪しも、どんな状態かもわからない。そして騎手の技術や展開、馬場を読むことも困難。加えて、一般競馬ファンが参考にする競馬新聞やスポーツ紙に掲載されている予想は、レース当日の各馬の状態や天候などはほとんど考慮されず、しかも枠順確定前に作成したもの。果たしてこれがベストの予想ツールなのか、疑問を感じるファンも少なくないだろう。

 そこで、このところ大きな注目を浴びているのが、競馬関係者たちがレース当日まで情報を集め、分析した情報を公開している情報会社だ。なかでも絶大な支持を集めているのが、競馬界の重鎮が所属する「シンクタンク」である。

 数多く存在する情報会社のなかで、なぜシンクタンクが支持を集めているのか。今回はシンクタンクとは何か、彼らが持つ情報、今週末の毎日王冠や京都大賞典、そして秋のG1シーズンに関して、話を聞いた。

――シンクタンクとは、どんな会社なのですか?

担当者 競馬で勝つために、マスコミでは入手できない“本物の関係者情報”を提供しています。弊社には名前を出せる情報ルートとして、最高顧問を務める国民的アイドルホース・ハイセイコーの主戦騎手の増沢末夫(元JRA騎手・元JRA調教師)、元JRA調教師の平井雄二、中野渡清一、畠山重則、境征勝、さらに元JRA騎手の安田富男といった大物競馬関係者が多く在籍しています。そういったプロたちが入手する情報や経験、データ分析もしっかりと行い、精度の高い最終結論を導き出しています。

――なぜこれほどのメンバーがシンクタンクに集まるのですか?

担当者 弊社はすでに創業25年以上の実績があります。業界からも信頼、支持を頂いていることが大きいですね。ファンに本物の情報を届けたいという気持ちに賛同される関係者は少なくないということです。実際に情報を提供していただいている現役の競馬関係者とのつながりは強固で、業界最高峰と自負しています

――どんな情報があるのですか?

担当者 調教師、騎手、厩務員、馬主、大手生産者、外厩牧場、エージェントなど全国の競馬関係者とパイプがあります。また、ひとつの情報に特化した部門があり、その代表例が、平井雄二元JRA調教師が率いる「重賞メイン特捜部」です。

――ファンとしては特にG1レースを的中させたいと思います。そのあたりはいかがですか?

担当者 春のG1レースでも宝塚記念、安田記念、日本ダービー(東京優駿)、NHKマイルカップ、桜花賞、大阪杯、フェブラリーステークスなどのG1レースを的中させており、万馬券も含まれています。特筆すべきは、多くのマスコミがノーマークだった8番人気や9番人気で2~3着に入った穴馬の激走情報を事前に把握していたこと。これには多くの反響を頂きました。

――今週末の重賞レースについては、どんな情報が届いていますか?

担当者 今週末は秋競馬恒例の3日間開催で、重賞レースも毎日王冠、京都大賞典、サウジアラビアロイヤルカップと、注目の3レースが組まれています。重賞メイン特捜部は、このレースを的中させるために1カ月以上前から情報収集を行っており、陣営の思惑や作戦、そして各馬の力関係も正確に把握。馬券になる確率が高い馬も絞り込んでいます。

――それは頼もしいですね。その情報を教えていただくことは可能ですか?

担当者 我々の方針として、体調の変化が著しいサラブレッドや、天候や枠順に左右されやすい芝のレースということも鑑みて、万全に万全を期してレース当日まで裏付けを取っています。今回は馬券候補となる5頭の情報を提供致しますが、そちらもレース当日に実名と情報内容を無料公開いたします。今週末の対象レースは毎日王冠、京都大賞典、サウジアラビアRCですが、ご参加された方には翌週以降の秋華賞や菊花賞、天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念など、すべての重賞レースやG1レースも特別に無料で公開しますよ。

――それは驚きです。ファンにとっても素晴らしい企画ですね。

担当者 長年、競走馬を間近で見てきた平井雄二元JRA調教師が率いる重賞メイン特捜部の情報です。競馬ファンが絶対に経験することがない“出走させる側の視点”を基に選び抜く候補馬は、ほかでは見られません。この秋もオールカマーで上位を独占するなど実績は申し分ないですし、ぜひ本物の情報を体験してください。

――有意義な時間となりました。本当にありがとうございました。

 競馬で勝利するには正確な情報と的確な分析が重要だが、“本物中の本物”が集結したシンクタンクであれば、その不安はゼロに等しい。今週末の難解な毎日王冠や京都大賞典、そして来週から始まる秋のG1シーズンは、シンクタンクの情報を参考に馬券で勝負するのがベストだ。ぜひこの機会を逃さずチャレンジしてほしい。

(文=編集部)

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※本稿はPR記事です。

「アベノミクスで格差拡大」という誤った認識が流布した理由…ジニ係数の読み方

実感なき景気回復の裏づけとされる所得格差拡大

 2018年までの日本経済は景気回復が続いてきた。GDP統計によれば、日本経済は2015年度から2018年度まで4年連続でプラス成長を続けている。また、失業率は2017年度に23 年ぶりに3%を下回り、雇用情勢も好転してきた。しかし、格差の拡大を理由に、このような景気回復を体感温度の上昇として実感できている人は必ずしも多くないとする向きもある。

 ただ、あくまでそれは定性的な判断であることが多く、所得の不平等さを測る指標はジニ係数によって算出されることからすれば、格差が実際に拡大してきたかどうかは、実際のジニ係数によって評価すべきと考えられる。

 そこで本稿では、厚労省が実際に算出したジニ係数を基に実際の格差を把握し、今後の政策対応について考えてみたい。

アベノミクスで所得格差縮小

 そもそもジニ係数とは、イタリアの統計学者コラド・ジニにより考案された所得等の分布の均等度合を示す指標である。実際にジニ係数の値は0から1の間をとり、係数が0に近づくほど所得格差が小さく、1に近づくほど所得格差が拡大していることを示す。そして、一般に0.5を超えると所得格差がかなり高い状態となり是正が必要となるといわれている。

 そこで、厚労省が計測した過去の当初所得ジニ係数の推移を見ると、1999年以降に上昇ペースが上がったが、直近2014年から2017年にかけては低下に転じていることがわかる。

 1999年以降に上昇ペースが上がった時期の特徴としては、世界的に経済のグローバル化が加速し、それに伴って生産拠点の海外移転が急速に進んだことがある。そして、雇用機会が海外に流出したことや、海外から安い製品が大量に輸入されるようになったことが、それまでと異なる点である。事実、消費者物価指数を時系列で見れば、当初所得ジニ係数が上昇している期間に物価は下落しており、就業者数も減少傾向にある。

 しかし、直近2014年から2017年にかけては低下に転じている。この背景には、(1)アベノミクスの異次元金融緩和により極端な円高・株安が是正され、生産拠点の海外移転に歯止めがかかった。(2)結果として就業者数が500万人近く増加し、低所得層の所得が底上げされたこと等がある。

 実際、2015年以降の海外生産比率は頭打になっている一方で、消費者物価指数も上昇に転じている。極端な円高・株安の是正による名目経済規模の拡大、女性や高齢者を中心とした労働参加率の上昇などが相まって、日本国民の稼ぐ力が誘発されたと考えられる。

 こうしたことからすれば、巷で広がっているアベノミクスで格差が拡大したいう噂は誤解であり、むしろ貧困層の雇用・所得環境改善で所得格差が縮小に転じているといえる。

より実感に近いのは再分配ジニ係数

 ただ、当初所得ジニ係数のみで所得格差を判断することには注意が必要だ。というのも、ジニ係数を判断する場合、当初所得で格差を図る場合と、再分配所得で図る場合では、評価も変わってくる可能性が高い。

 当初所得ジニ係数とは、純粋に前年の所得を対象に計算して求められた数値である。ただ、実際に我々が受け取る所得はそこから社会保険料や税金が控除される一方で、年金や医療、介護などの社会保障給付が加えられる。

 このため、実際の所得格差を示すのは、こうした再分配後の所得格差であろう。従って、当初所得を対象に計算して求められた当初所得ジニ係数ではなく、社会保障や税金を控除し、社会保障給付を加えた所得から求められるジニ係数が、より人々の実感に近い所得格差となる。

 特に、再分配後の格差を判断するには「再分配所得ジニ係数」が重要であり、税・社会保険料、現金給付、医療・介護や保育などの現物給付を合わせた所得再分配の状況を反映したほうがより現実に近いものと思われる。例えば、所得税の累進課税は格差縮小に作用する。従って、所得再分配も考慮したジニ係数で判断することは非常に重要といえよう。

再分配所得ジニ係数は2000年代後半以降縮小トレンド

 そこで、実際に厚労省が計算した再分配所得ジニ係数を見てみた。下図は、再分配所得ジニ係数を時系列で示したものである。バブル崩壊以降の局面を見てみると、当初所得ジニ係数は2014年まで上昇トレンドにあったが、再分配所得ジニ係数は2000年代後半以降低下トレンドに転じていることがわかる。これは、社会保険料・税金の支払いや社会保障給付を加味すれば、むしろ所得格差は縮小していることを意味している。

 また年齢階級別にみると、高齢期において改善度が大きく、ジニ係数の改善には高齢化に伴う年金制度の成熟化などが影響していると厚労省は指摘している。そして何よりも、ジニ係数の改善度を税と社会保障に分けると、社会保障による改善度が相対的に大きく上昇していることが重要だ。つまり、公的年金をはじめとする社会保障による再分配が効いており、当初所得ジニ係数の動きのみで判断すると、所得格差が拡大しているとミスリードしてしまうことになる。

需要不足の解消が最優先課題

 このように、当初所得ジニ係数が実際の格差を示さない背景には、日本では手厚い社会保障制度により再分配機能が大きく作用していることがある。このため、こうした所得格差の実態を表さない経済指標を基に安易に所得格差が拡大していると判断すると、経済政策の判断を誤る可能性があり、多くの国民が経済成長の恩恵を受けられなくなる可能性がある。特にコロナショック以降、デフレギャップが大きく残存する現局面では、総需要を持続的に増加させ、一刻も早く経済の正常化に結び付ける政策が優先されるべきだ。

 具体的な処方箋としては、まずは人々が安心して外出したり消費したりできるように、欧米のようにコロナ禍でも行動制限せずに済む医療提供体制の拡充・構築が必要だろう。また、お金を使った家計や人件費を増やした企業が得をする優遇策や支援策も検討すべきだろう。そのためには、経済全体で見た需要不足が完全に解消されるまで財政健全化を棚上げすることも必要になってくるだろう。

(文=永濱利廣/第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト)

●永濱利廣/第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト

1995年早稲田大学理工学部工業経営学科卒。2005年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。1995年第一生命保険入社。98年日本経済研究センター出向。2000年4月第一生命経済研究所経済調査部。16年4月より現職。総務省消費統計研究会委員、景気循環学会理事、跡見学園女子大学非常勤講師、国際公認投資アナリスト(CIIA)、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、あしぎん総合研究所客員研究員、あしかが輝き大使、佐野ふるさと特使、NPO法人ふるさとテレビ顧問。

「福永さん、反則ですよ」新王者ピクシーナイトが見せたタイキシャトル伝説の再臨! “グランアレグリア級”圧勝劇に福永祐一「想像を超えた馬になる」

「岡部さん、反則ですよ。こんな強い馬に乗ってたなんて……」

 歴史に残る世代交代を遂げた1997年のマイルCS(G1)。3歳の短距離馬にとって、初めて古馬と戦うG1で、2馬身半差の圧勝を飾った主役タイキシャトルの横山典弘騎手は、大先輩で主戦の岡部幸雄騎手に向かって、思わずそう文句を言ったという。

 それくらい、この3歳馬の能力は、すでに他の追随を許さない領域にあった。

 これには藤沢和雄調教師たっての依頼という形で、乗り難しいシンコウキングの手綱を託されていた岡部騎手も「何言ってんだ。もし最初からお前が乗ってたら、こんなに強くなってないよ」と冗談半分で応戦する一幕があったという。

 この後、再び主戦の岡部騎手に戻ったタイキシャトルは、当時12月だったスプリンターズS(G1)も連勝。最優秀短距離馬に選出されると、翌年の安田記念(G1)も楽勝し、ついにはフランスのジャックルマロワ賞(G1)で歴史にその名を刻んだ。

「ちょっと想像を超えた馬になる可能性が出てきました――」

 平成最強の短距離馬タイキシャトルの世代交代劇から24年。3日に中山競馬場で行われたスプリンターズS(G1)を、3歳馬のピクシーナイト(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)と福永祐一騎手が勝利。2007年のアストンマーチャン以来14年ぶりとなる世代交代を高らかに告げた。

 ただし、アストンマーチャンは斤量53kgの3歳牝馬。55kgを背負う3歳牡馬となると、タイキシャトルを破って世代交代を告げたマイネルラヴ以来23年ぶりとなる。つまりはタイキシャトルが3歳でスプリンターズSを制した翌年まで遡るということだ。

 着差は2馬身、しかしこれはスプリンターズSでは「圧勝」の部類に入る。実際に過去10年のレースを振り返っても、2馬身は昨年のグランアレグリアと同じ最大着差。それどころか、他には1馬身超える着差を付けた優勝馬すらいない。

 ちなみにタイキシャトルでさえ、2着とは1馬身3/4差だった。これだけを見ても、如何にピクシーナイトが抜けたパフォーマンスを発揮したのかが窺える。

「レース後、福永騎手が『ここまでいいポジションで行けるとは正直驚いた』と振り返った通り、展開に恵まれた面はあります。ただ、『G1を勝てる馬にしたいという思いはありましたけど、こんなにG1の舞台でああいう横綱相撲の競馬をできるとは』と話している通り、以前から本格化するのは来年以降と言われ続けてきた馬。それだけに、今日の完勝は末恐ろしいものがあります」(競馬記者)

 また、この結果には元JRAの安藤勝己氏も「恐らく陣営すら想像以上のスピードで進化しとるんやと思う。来年に天下取る馬って見立てをいい意味で裏切られた」とツイートするなど、この日のピクシーナイトの走りには、さすがのJRA1111勝ジョッキーも度肝を抜かれた様子だった。

「前々から『すごい馬になる』とは公言していたんですが、ちょっと想像を超えた馬になる可能性が出てきました。国内のみならず、いろんな選択肢が考えられる馬だと思います」

 レース後、主戦の福永騎手の「海外」を見据えたコメントは、やはりあの時のタイキシャトルを彷彿とさせる。

「福永さん、反則ですよ。こんな強い馬に乗ってたなんて……」

 スプリント界を制圧した若き王者はこれから、我々競馬ファンにどんな夢を見せてくれるのか。これだけ途方もない可能性を示し、次走が待ち遠しい馬は久しく現れてなかったかもしれない。

(文=浅井宗次郎)

<著者プロフィール>
 オペックホースが日本ダービーを勝った1980年生まれ。大手スポーツ新聞社勤務を経て、フリーライターとして独立。コパノのDr.コパ、ニシノ・セイウンの西山茂行氏、DMMバヌーシーの野本巧事業統括、パチンコライターの木村魚拓、シンガーソングライターの桃井はるこ、Mリーガーの多井隆晴、萩原聖人、二階堂亜樹、佐々木寿人など競馬・麻雀を中心に著名人のインタビュー多数。おもな編集著書「全速力 多井隆晴(サイゾー出版)」(敬称略)

基本料金無料「povo」、他社プランのほうが得の人も?意外な画期的オプション?

 大手キャリアによる携帯料金の値下げ競争がますます激化している。2020年9月に菅政権が発足し業界に携帯料金の引き下げを働きかけたことで、大手キャリアは契約をオンラインに限定した新たなブランドを続々と発表。2020年12月、NTTドコモから「ahamo」、ソフトバンクから「LINEMO」、今年1月にKDDIから「povo」が誕生した。

 そんななか、KDDIは今年9月下旬から「povo」を基本料金0円という「povo 2.0」に刷新することを発表。このプランは基本料金が無料で、自身のライフスタイルに合わせてオプションをトッピングしていくというシステムだ。

 可能なトッピングは「データトッピング」「通話トッピング」「コンテンツトッピング」の3種類。「データトッピング」のラインナップは1GB/7日間で390円(税込/以下同)、3GB/30日間で990円、20GB/30日間で2700円のほかに、60GB/90日間で6490円、150GB/180日間で1万2980円と、従来の月額制という常識を打ち破るものも用意されている。

 だが、KDDIが勝負に出たことは伝わってくるものの、ユーザーにとってどのくらいのメリットがあるのか、いまいちピンと来ていない方も多いことだろう。そこで、今回はITジャーナリストの法林岳之氏に、「povo 2.0」の可能性や格安スマホ界の現状について話を聞いた。

“パートタイム的にデータをトッピングしたい人”にはおトクなプラン

 まず、オンライン限定プランの市場の誕生から現在までの流れを整理してみよう。

「だいぶ以前から、業界共通の課題として、契約をオンラインに限定することで価格を抑えたブランドが打ち出せないかという構想はあったようです。そんななかで菅首相からのお達しがあったことで、その構想を大急ぎで形にして発表したという背景があったのではないでしょうか。ですが、タイミング的にもコロナの影響で店舗に人が集まるのは避けるべきというムードでもありましたし、菅首相の働きかけがなくても遠からずオンライン限定プランのリリースラッシュは来ていたのだと思います。

『ahamo』は8月時点で契約数180万件を突破し、次いで『povo』が9月時点で約90万件、ソフトバンクの『LINEMO』が8月時点で50万件以下と、まだマイノリティではありますが、少しずつ契約数を伸ばしているようです。

 オンライン限定プランのメリットは、料金が安いのはもちろんですが、お店でやりとりをしないで済むというのも大きいでしょう。ユーザーにとっても店頭で何時間も待つ必要がないし、キャリア側にとってもコストカットができるということで、双方にメリットがあります。ただ、故障などのトラブルが発生したときにお店を頼れないのはデメリットでしょう」(法林氏)

povo」は今回、同ブランドを基本料無料の「povo 2.0」にリニューアル。法林氏いわく、「povo 2.0」は、海外では普及しているプリペイドSIMカードのシステムをうまく採用したプランだそうだが、ズバリ、「povo 2.0」はおトクといえるのだろうか。

「『povo 2.0』のプランが自身のライフスタイルにハマる人とそうでない人がいるでしょうから、一概におトクか否かを語るのは難しい。例えば、1GB/7日間の料金は390円。これを1カ月分の料金に換算すると4GBで1560円と、やや割高に感じられてしまうでしょう。ですから毎月定常的に使っている人や、通信量が多く大手キャリアの使い放題のプランを使っている人にとっては、あまりメリットがないのです。

 逆におトクに使えるのは、パートタイム的にデータをトッピングしたい人。半年間どこかへ出張するなどネット環境が変化する際に、とりあえず180日間150GBの1万2980円のプランを契約してみる、といった使い方はアリでしょう。ほかにも、テレワークでWi-Fi環境の整った自宅から出なくなり、月々のデータがたくさん余っているような方は、3GB/30日間で990円のプランや、60GB/90日間で6490円のトッピングを選んでみてもいいと思います。自分を取り巻く環境に応じて、身軽に内容を変えられるというのがこのプランのメリットであり、そういった自分のライフスタイルにハマる使い方ができればおトクとなるはずです」(法林氏)

「povo 2.0」なら簡単に月々の通信量を変更できるため、テレワークが今後いつまで続くかわからないという方でも、とりあえず契約するという選択を取りやすいだろう。

話題に上がることは少ないが、実は画期的な「コンテンツトッピング」

 どうやら、「povo 2.0」をおトクに使うための第一歩として、自身が普段スマホをどのように使っているかを見極めるのが重要なポイントになってくるようだ。

「その見極めが一番大切ですね。特にコロナの流行によって生活が一変し、人によってスマホの使い方に大きな差が出るようになっているため、これを機に一度プランを見直してみるといいかもしれません。

 ただし、これが店舗で取り扱いのあるブランドであれば、店頭で自分の状況を教えてもらえたり、ちょうどいいプランを提示してもらえたりもしたのですが、『povo 2.0』の契約はオンライン限定なので、自分で判断するしかありません。とはいえ、確認の仕方さえ間違わなければ、縛りやメールアドレスなどの余計なものがないので、期間限定で契約するという使い方はアリでしょう」(法林氏)

povo 2.0」の話題でも、これまであまり話題にはあがっていない「コンテンツトッピング」。こちらは、7日間スポーツ専門の定額制動画配信サービス「DAZN」が使い放題のプランが760円、24時間スマホに特化した縦型シアターアプリ「smash.」が使い放題のプランが220円でトッピングできるというものだ。法林氏はこの「コンテンツトッピング」が、実は画期的なのだと力説する。

「通常、1カ月単位で契約しなくてはいけない『DAZN』を、1週間単位で契約できるのはすごいこと。サッカーの日本代表戦の試合は通常1週間で2試合やるというスケジュールですし、ゴルフも大会があると月曜スタートで日曜あがりだったりするなど、スポーツの試合は同じ週に集中することが少なくありません。この仕組みに、『DAZN』の見放題トッピングの7日間という期間はちょうどよくマッチするんですよね。ですから観たい試合がある週だけトッピングするという、無駄のない使い方ができるわけです。

 業界的な視点でいうと、1週間だけコンテンツが観られるプランは国内で前例があまりないので、このプランで『DAZN』と話をまとめて来たKDDIはすごいなと思っています。もしかしたら、将来的に『Netflix』や『Amazon Prime Video』の2週間パックが出てきて、年末年始だけ契約する……そんな使い方ができるようになる可能性も十二分にあるでしょう」(法林氏)

 では今回の「povo 2.0」の発表を受けて、NTTドコモやソフトバンクが対抗策を出してくる可能性はあるのだろうか。

「すぐに他のキャリアが対抗策を出すのは難しいのではないでしょうか。そもそもこのプラン自体、楽天モバイルが今年1月に発表した、月々のデータ使用量が1GBに満たない場合は月額0円で使用できるという、『Rakuten UN-LIMIT VI』に対抗して出したものだと思われます。ですから、今後同じように楽天モバイルに対抗する形でNTTドコモやソフトバンクが似たようなプランを提案して来る可能性はありますが、新しい料金プランはすぐに作れるものではないのです。今回の『povo 2.0』は、今までにないものを生み出したという意味で業界やユーザーへのインパクトが大きい。もしかすると、今後このスタイルが新しい流れになっていくかもしれません」(法林氏) 

 軽いフットワークで、その時々に最適なプランを選択したいという方にとっては、「povo 2.0」はおトクに使えるのではないだろうか。

(取材・文=福永全体/A4studio)

生活者調査に変革!AIで“ウェブと対面のいいとこどり”を狙う

Smart Interviewer_図表1
企業のマーケティング活動に必要不可欠なリサーチ活動。

中でも、顧客の声に耳を傾け分析することは特に重要で、いかに「多くの顧客」から「深いインサイト」を得られるか?という点がマーケティングのカギとなります。

この二つのカギを「AIチャットボット」が解決してくれるとしたら──?

電通と電通マクロミルインサイトでは、このようなリサーチ手法の高度化を目指すため、生活者のインサイトを独自のAIチャットボットが自動で深掘りするソリューション「Smart Interviewer(スマートインタビュアー)」のβ版を開発しました(リリースはこちら)。

Smart Interviewerの実証実験では、注目すべき発見が得られました。一般的なアンケートフォームと比べて、フリーアンサーの回答量が大きく増加し、回答内容の質にも大きな変化が見られたのです。

今回は実証実験の結果を基に、AIチャットボットをリサーチ活動に活用するメリットやポイント、今後の展望について、Smart Interviewerの開発を手掛けた電通・事業共創局の水津龍耶と電通マクロミルインサイト ビジネス開発部の沖田奈央がご紹介します。

<目次>
フリーアンサーの回答量が4.3倍、「特になし」は7割減!
「ラダリング」の手法を用いたAIならではのインタビュー術
AIとのチャットで、本音を引き出す “自然な対話”
回答データからマーケターにとって重要な文脈が見えてくる!
AIデータ蓄積やクリエイティビティにより、広がる活用ポテンシャル

 

フリーアンサーの回答量が4.3倍、「特になし」は7割減!

まずは水津が、本実験で得られた結果について、「一般的なWEBアンケートの自由回答フォームで得られた回答」と比較しながら、その特徴や傾向を見ていきます。

実証実験では、ある飲料ブランドの広告の印象について、500名の回答者にSmart Interviewerを使って聴取しました。

まず全体の傾向として、従来手法と比べて一人あたりの回答文字数は4.3倍、回答切り口の数は2.3倍まで増加した一方、「特になし」といった回答は72%低減しており、回答の「量」と「質」、両面での向上が見受けられました。

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また、回答されやすい内容の傾向にも変化が見られました。

例えば、広告の印象について聞かれたとき、最もコメントされやすいのがタレントやキャッチコピー等の「広告表現」です。もちろん広告表現についての意見も大切ですが、マーケターにとっては「その広告表現が、実際に商品特徴や購入意向につながっているのか」という点がより重要なはずです。

しかし従来の回答フォームでは、やはり目につきやすい広告表現に対する意見や感想で終わる場合も多く、本当に知りたい「商品の特徴」や「回答者自身の態度変容」への言及が含まれる回答割合は、合わせて35%程に留まっていました。

Smart Interviewerでは、AIが「広告表現について答えた回答者」に対して、「商品特徴」や「態度変容」に関する質問を展開していくため、それらが含まれる割合を52%まで増やすことができました。

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それでは、なぜSmart Interviewerでは、このようにバランス良く回答を引き出せるのでしょうか?

「ラダリング」の手法を用いたAIならではのインタビュー術

まずは、回答者とAIがやりとりをしている様子を動画でご覧ください。

 

このようにSmart Interviewerでは、回答内容をAIが解析し、「次に聞く質問」を自動的に展開します。この裏側のプログラムでは「ラダリング法」と呼ばれる調査手法に基づいた設計がなされています。

ラダリング法とは、人の意識やブランドの価値について階層構造でひもといていく手法です。
例えば、広告印象評価の場合では、下図のように「聴取したい階層構造」や「想定される回答要素」を事前にAIに学習させておくことで、ラダリング構造に沿った質問を自動で選定できるようになります。

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開発時に課題となったのは、回答される内容の表現の“ゆれ”や、「同義語」「類義語」等の判別です。例えば「タレントが良い」という意味の回答一つとっても、回答者によって「出演者が魅力的だった」「俳優さんが素敵だった」など、さまざまな形で表現されます。

生活者の回答を適切な「ラダー(階層)」に当てはめ、次の質問を展開していくためには、まずはAIがこうした“揺らぎ”のある回答内容を正しく認識する必要があるのです。

この課題は、電通独自開発のAI日本語対話エンジン「Kiku-Hana(リリースはこちら)」の技術を活用することでクリアしました。Kiku-Hanaは、自然言語解析や理解、推論などに最適な論理型プログラミング言語「AZ-Prolog」を採用し、少ない学習量でも多様な言語表現の意味を捉えることが得意なエンジンです。

AIとのチャットで、本音を引き出す“自然な対話”

次に、重要なポイントとなったのが「いかに回答者と自然な対話を成立させ、本音に近い回答を引き出すか?」という点です。

実証実験は2回行い、それぞれ回答者に「回答しやすかったですか?」「楽しく回答できましたか?」という質問をしましたが、1回目の実験で「回答しやすかった」「楽しく答えられた」と答えた割合は、どちらも半数程度に留まりました。

そこで、2回目の実験では、電通マクロミルインサイトのモデレーターの意見を参考にしながらAIの話し方や相づちの調整、およびアイコン変更などのUI改善を試みました。

その結果、対話の内容自体は変えていないにも関わらず、「回答しやすかった」「楽しく答えられた」という回答の割合が大幅に向上しました。(下図)

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調査対象者からは「自分の考えがまとまりやすくなった」「回答がはかどった」「AIなので本音で答えやすい」といった好意的な声も数多く寄せられており、ちょっとした対話やUIの工夫により評価が大きく変わることがわかりました。また、AIが適切な相づちを挟みながら順次質問をしていく形式が、自由回答を豊かにする手助けになったこともうかがえます。

このような対話・UI設計は、電通グループの強みでもあるクリエイティブの力を掛け合わせていくことで、さらに発展させることが可能だと考えています。

回答データからマーケターにとって重要な文脈が見えてくる!

この章では、書き手を交代し、電通マクロミルインサイトの沖田が、実際にSmart Interviewerを使ってみた所感と、クライアントからのフィードバックをご紹介します。

一般的なウェブ調査では、フリーアンサーの収集方法として、「〇〇についてのイメージをどのようなことでも、ご自由にお知らせください」というような質問に対し、一つの回答ボックスを設けて、そこに記入していただくケースが多いです。

より豊かなフリーアンサーを取得するため、回答ボックスを2~3個用意したり、「回答例」を提示したりすることも考えられます。しかし、前者は一言で回答される場合も多く、その理由や背景を理解するに至りません。後者は、提示する例文によってバイアスがかかる可能性があります。

Smart Interviewerはそういった課題を解決し、かつ従来のような人間による定性インタビューでは取得できないサンプル数を獲得できます。

実際に、今回の実証実験で取得したデータと、従来の1ボックスで取得したデータを、テキストマイニングツールでマップを作成し、比較してみました。

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Smart Interviewerにより取得したデータでは、マップに表出する単語が増え、分岐も多くなっていることがわかります。

例えば広告評価であれば、従来の手法でのデータ取得によるマップは印象に残った広告表現が主な内容になっていますが、Smart Interviewerでのデータ取得によるマップは、「印象に残った広告表現」に加えて、伝わった「商品のイメージ」や、それを知ったことによる「心理・態度変容」まで、一つの文脈としてデータを取得できていることが見て取れます。(下図)

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また、実証実験だけではなく、実際にクライアントにご活用いただくシーンも増えています。ある飲料メーカーのご担当者が、商品コンセプト評価でSmart Interviewerを利用されたところ、以下のようなフィードバックがありました。

  • 普段行っているコンセプト評価の自由回答と比較し、とてもリッチな記述を得られた。
  • 通常は提示文章に記載のある表現に対しての良しあしの評価が大半を占めるが、AIの深掘りによってコンセプトから伝わる知覚品質や便益の言葉がいくつも見られ、それらが記述量としても確認できた。
  • 時間にあまり猶予がない際に仮説の更新と検証を効率的に行える、定量と定性双方の機能を兼ね備えた非常に良いソリューションだと感じた。

このように、リサーチ現場およびクライアントの目線からも、Smart Interviewerは回答量・質の双方から満足と期待が感じられる成果を出すことができています。

AIデータ蓄積やクリエイティビティにより、広がる活用ポテンシャル

総括すると、Smart Interviewerの最も大きな強みは、

  • 一度に大人数へのインタビューができる点
  • 一人一人の回答をAIが掘り下げてくれる点

です。

今後このメリットをさらに拡大していくことで、最終的にはアンケート調査と対面調査の“いいとこどり”ができる、新リサーチ手法に進化させることを目指しています。

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そのための課題として、現状はAI学習の手間がかかるため、AIへの幅広いジャンルの学習データの蓄積とシステムの汎用化に取り組みたいと考えています。

Smart Interviewerの活用は、リサーチ領域のみにとどまりません。そのコアである「AIが生活者インサイトを掘り下げるアルゴリズム(特許出願中)」は、基礎技術としてさまざまなコミュニケーションやマーケティング活動をサポートできるポテンシャルを秘めています。

例えば、対話AIをキャラクター化し、アニメーションと連動させて生活者とのコミュニケーションに活用したり、マーケティングオートメーションツールやレコメンドエンジンと連携することでDXの一環として応用したりする使い方もあると思います。

本サービスのリリース公開後、企業からトライアルのお声を頂くことも増えてきており、次なる機能の拡張も予定しております。

新たなマーケティング手法にチャレンジしたいと考えている皆さま、ぜひ一緒にAI時代を切り拓いていく試みに挑戦しませんか?

【実証実験の概要】
調査概要:飲料ブランドの動画広告に対する印象評価
調査方法:インターネット調査(自由回答設問をSmart Interviewerで調査)
調査対象:500サンプル
調査時期:2020年12月 
調査主体:電通/調査実施機関:電通マクロミルインサイト

 

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喫煙率低下でも肺がん患者増加の謎…喫煙と肺がんの関係は?データの読み解き方

 人生100年時代となった今、人々の関心は「健康寿命」をいかに長く保ち、人生を謳歌するかということだろう。健康思考が高く、生活習慣を見直し、バランスの良い食事に適度な運動を実践する人は多い。

 健康に害があるともいわれるタバコに関しては、もはや喫煙者の肩身が狭い状況である。厚生労働省「最新たばこ情報」の統計情報(2020年12月)によると、習慣的に喫煙している人の割合は16.7%であり、男女別にみると男性 27.1%、女性 7.6%であった。過去10年間の推移を見るといずれも有意に減少している。

 しかしながら、喫煙率が下がっているにもかかわらず、厚労省の発表を見る限り、肺がんの罹患数は増えている。喫煙と肺がんには相関関係がないのだろうか。「埼玉みらいクリニック」院長の岡本宗史医師に聞いた。

60歳以降で肺がんが急増

「肺がんの罹患数は年々増加傾向であり、2018年には約12万が新規の肺がんと診断されています。(全国がん罹患モニタリング集計より)男性が女性より約2倍多く、60歳以降で発症が急増しています。また、肺がんの死亡数も年々増加傾向であり、2019年には約7万5000名が肺がんで死亡しており、がん死亡数のなかでは1位です(国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」より。注:女性のみの統計では乳がんが1位)」

 昨今の肺がんの罹患数増加に伴い、60歳以上の男性喫煙者の場合、肺がんで死亡する可能性は心臓病で死亡する可能性と同等であり、女性喫煙者の場合でも肺がんによる死亡の可能性は、40歳以降では乳がんで死亡する可能性を上回っているという考察もある。

タバコに含まれる発がん物質

「肺がんのリスクとしては、何より喫煙が挙げられます。肺がんは肺の細胞の遺伝子が損傷を受け、複製の際に遺伝子変異を引き起こし、異常な細胞(がん細胞)が無秩序に増殖を繰り返すことで生じますが、その一番の原因が喫煙と考えられています。タバコの煙の中には約200種類もの有害物質が含まれており、このなかにベンゾピレンなどの発がん物質が含まれることが確認されています。事実、非喫煙者群に対して、喫煙者が肺がんに罹患するリスクは、現在の喫煙者で4.5倍、過去の喫煙者(禁煙者)で2.2倍という報告があります。(Int J Cancer. 2002 May 10;99(2):245-51より)」

 発がん性物質が、タバコの煙の中にも含まれるということは、喫煙者のみならず周囲へ及ぼす影響もリスクが高い。

受動喫煙についても、受動喫煙のある人はない人と比較して約1.3倍肺がんに罹患しやすいとの報告もあります。(Jpn J Clin Oncol. 2016 Oct;46(10):942-951.より)」

 2020年4月に受動喫煙防止法が施行され、受動喫煙のリスクは広く認知されていると思うが、喫煙者は、タバコを吸う際は、周りへの配慮を十分に行ってほしい。

喫煙率の低下でも肺がん増加の理由

 喫煙と健康に対する意識、喫煙に関わる規制強化、たばこ税の増税等によって、1980年には43.1%あった喫煙率は、2019年には16.7%まで低下している(OECD healthより)。肺がんの原因である喫煙率が低下してきているにもかかわらず、肺がんの罹患者数が増加傾向であるという背景にはどういったことが考えられるのだろうか。

「その答えとしては、2つの理由が考えられます。1つは高齢化です。高齢化が進行することで、肺がんに限らず、がんの発症率また死亡者数が増加します。そこで高齢化など年齢による影響を除いた『年齢調節死亡率』で検討すると、1995年をピークにして、肺がんでの死亡者数は減少傾向であることがわかります(国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」より)。

 もうひとつの原因としては、喫煙から肺がんの発症までに数十年のタイムラグがあることです。つまり、たとえば現在肺がんを発症された方が、過去の喫煙に起因する可能性もあり、現在の喫煙率の低下とは直接関係づけられません。

 喫煙が肺がんを引き起こすメカニズムについては、まだ十分にわかっていない点もありますが、喫煙が肺がんのリスクになることは科学的に証明されています。また喫煙は肺がんだけでなく、ほかのがんの発症や、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、気胸、動脈硬化など、さまざまな側面から有害であります」

 ひとつの細胞が1センチのがんになるまでには、長い時間がかかる。現在の喫煙率の低下が、肺がんの罹患率に反映されるのは、もう少し先なのかもしれない。タバコがさまざまな健康被害を及ぼす可能性があることは事実であり、喫煙者もそういった事実を踏まえ、吸い過ぎには注意してほしい。
(文=吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト)



吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト
1969年12月25日福島県生まれ。1992年東北薬科大学卒業。薬物乱用防止の啓蒙活動、心の問題などにも取り組み、コラム執筆のほか、講演、セミナーなども行っている。

モス、今秋SNSで話題沸騰中の5品を食べてみた!ソイチーズバーガーは絶品

 国内に1251店舗(2021年8月末時点)を有するハンバーガーチェーン「モスバーガー」。こだわりの素材とつくりたてのおいしさを追求し、“ファストフード店”でありながら注文を受けてからつくるスタイルで有名だ。

 そんなモスバーガーを運営する株式会社モスフードサービスの2021年4~6月連結業績を見てみると、前年同期の4億6300万円もの赤字から一転、7億6000万円の黒字を計上している。売上高も前年同期比16.3%増と堅調だ。

 今年度の第1四半期から好調な滑り出しを見せるモスバーガーは、その長い歴史もあって美味しい商品が多く並ぶ。今回は、この秋に買うべきモスバーガーのメニュー5つを厳選したので、紹介していきたい。

ソイチーズバーガー/250円(税込、以下同)

 ソイパティとは、パンの間に挟まれているパティ(ハンバーグ)に大豆由来の植物性たんぱくを使ったヘルシーな具材だ。「ソイチーズバーガー」は、その名のとおり「チーズバーガー」に使用しているパティをソイパティに変更したメニューである。

 ソイパティシリーズのハンバーガーは9種類もあるのだが、SNSなどでは「ソイパティそのもののおいしさを味わうには、チーズバーガーくらいシンプルなメニューが最適」との声が散見される。また、ほかにも「味付けや食材の相性によってはソイパティの味が微妙に感じるが、ソイチーズバーガーは満足度が高い」などの声もある。

 実食してみると、「お肉のようで、サラダの気分」というソイパティの売り文句のとおり、あっさりとした味のソイパティがとてもおいしい。弾力たっぷりの歯ごたえは通常のパティ以上かもしれない。やはり、「ソイチーズバーガー」はソイパティの魅力がしっかりと伝わるハンバーガーであるといえそうだ。

 たとえば、ソイパティのほかに具材がドッサリと中に入ったハンバーガーであれば、ソイパティの魅力は埋もれてしまうだろう。ソイパティそのものの魅力を味わいたいなら「ソイチーズバーガー」が最適だ。

ダブルとびきり和風ソース/670円

 2008年から始まった「とびきりハンバーグサンド」シリーズは、100%国産の牛肉と豚肉を合い挽きしたパティを使用している。「ダブルとびきり和風ソース」は、そのパティを2枚乗せ、上から和風ソースをかけたボリューミーなハンバーガーだ。

 その具材の豪快さに胸を打たれるファンも少なくない。SNSでは「2枚重なった国産パティの圧倒的な肉感が和風ソースとマッチしてうまい」「シャキシャキとした玉ねぎも合う」など、称賛の声が相次いでいる。

 実際に頼んで商品を受け取ったところ、やはりまずはその大きさに驚く。食べてみると、肉2枚の厚みの存在感がすごい。そして、国産丸大豆醤油をベースにしたモス特製の和風ソースがふんだんにかかっていて美味。ソースにはハーブやスパイスもミックスされているため、香りが豊かだ。ボリューミーなメニューだが、飽きずに最後まで食べることができる逸品。

スパイシーモスチーズバーガー/450円

 モスバーガーには辛党向けの商品がいくつかある。そのなかでも特におすすめしたいのが「スパイシーモスチーズバーガー」。本品は、ピリッとした辛さのハラペーニョとスライスチーズを入れ、その上から熱々のミートソースを乗せたハンバーガーだ。

 ハラペーニョといえばメキシコを代表するトウガラシの一種で、かなり辛い。だが、SNS上では「スライスチーズが入っていることによって、辛さは和らいで最後までおいしく食べることができた」「ハラペーニョの辛さとチーズのまろやかさが絶妙にマッチングしている」と、辛みとマイルドさのバランスや相性の良さを褒め称える声が多いのである。

 本当に辛さが和らぐのか食べてみたところ、確かにSNSでの評判のとおり、本品は辛さとまろやかさの絶妙なバランスが取れていた。そしてトマトやオニオン、パティに加えてチーズやマヨネーズ、ハラペーニョなどの具材が調和し合い、とても美味。モスバーガーに数多くあるスパイシー系メニューのなかでも、本品は辛いものが苦手な方にも一度は食べていただきたいイチオシメニューといえるだろう。

ダブルモスバーガー/520円

 続いて紹介するのは、定番であり看板メニューともいえる「モスバーガー」のパティを2枚重ねにした「ダブルモスバーガー」。本品は、具がたくさん入っている「モスバーガー」の食べ応えをさらに上回る、がっつり系メニューだ。

 SNS上でモスファンからは「いつも限定メニューに惹かれがちだけど、ド直球のダブルモスバーガーは常に魅力的」といった声が上がっている。また、ハンバーガーの中に詰め込まれている溢れんばかりの具材のうち、トマトとパティの間に挟まれたミートソースは、食べている最中に袋の中でこぼれがちだが、そのこぼれたミートソースに、「フレンチフライポテト(Sサイズ/230円)」をディップして食べるのも通の食べ方のようだ。

 実際に、「ダブルモスバーガー」に「ポテトS・ドリンクセット(410円)」をつけ、ポテトをミートソースにディップしてみた。もちろん、「ダブルモスバーガー」そのものもおいしいのだが、味変したポテトも絶品。変化球的な楽しみ方だが、ぜひ試してもらいたい。

こだわりサラダ ローストアマニトッピング 和風ドレッシング<減塩タイプ>/290円

 最後に紹介する商品が、「こだわりサラダ ローストアマニトッピング 和風ドレッシング<減塩タイプ>」だ。こちらは、2020年夏に当サイトで掲載した『モス、開発に1年半かけた「グリーンバーガー」が絶品!今夏食べないと後悔する商品5選』と、2019年春に掲載した『マックにはない!モスバーガー、今食べるべき商品5選…食べたら驚く美味さ&ガッツリさ!』でも紹介した商品。

 前出記事では、「モスバーガー自慢の野菜を贅沢に味わえて、ダイエット食にうってつけのメニュー」と紹介したが、今あらためてSNSで評判な理由は、それだけではない。「初めて食べたけど、和風ドレッシングがさっぱりしてるし、野菜も新鮮で美味しい」「あまりトマトが好きではないんだけど、モスのトマトはおいしい」と、新鮮な野菜がおいしいあまりに野菜への苦手意識を克服したといった絶賛の声も出ているのだ。

 その評判を確かめるべく注文してみると、キャベツやレタス、グリーンリーフといった緑色の野菜の上にトマト、オニオン、黄パプリカが乗せられていて、とても彩りがいい。そして食べてみると、野菜の食感や和風ソースとの相性が抜群。やはり、モス自慢の野菜というだけある。

 さて、この秋ご紹介したいおすすめのモスバーガーは以上である。モスバーガーは他チェーンほど新作を頻繁に出すお店ではないが、定番メニューのなかにもまだまだ知られざる魅力は多くある。本記事を読んで気になった方は、ぜひご賞味あれ。
(文・取材=A4studio)

※情報は2021年9月17日現在のものです。