巨人、来季以降にも暗雲垂れ込め…原監督長期政権の歪み&主力の高齢化が深刻

 球界の盟主・読売ジャイアンツ(巨人)に、明らかな異変が起きている。

 東京オリンピック期間の中断を挟み、シーズン再開までは首位争いを繰り広げていたチームが9月に入り急に失速し、直近の東京ヤクルトスワローズ、広島東洋カープとの6連戦では、まさかに6連敗。首位ヤクルトとは10.5ゲーム差の3位に沈んでいる(10日終了時点)。

 シーズン前は、その圧倒的な戦力から優勝の最右翼とみられた巨人だが、もはやAクラス死守が現実的な目標になりつつある。試合結果も去ることながら、何より気になるのは、淡白な試合展開と選手たちの覇気の無さだ。

 一体、何が巨人をこうも変えたのだろうか。巨人の番記者は、次のように明かす。

「今のチームは、まさに最悪といえる状況です。チーム内では良くも悪くも、原(辰徳)監督の絶対的な影響力があります。首脳陣にとどまらず、親会社や経営陣も原監督に強く言える人は皆無に等しいんです。元木大介・ヘッドコーチや宮本和知・投手チーフコーチらを入閣させ、チームの雰囲気を明るくすることを狙いましたが、負けが込むと脆さを見せています。今季は大型補強がことごとく失敗して、ケガ人の続出や外国人の帰国など不運が重なっています。それにしても、あまりに寂しい結果で、チームの中にも半ば諦めモードのような空気が流れています」

 さらに番記者が指摘するのは、ある選手の加入がチームの雰囲気を悪化させたという点だ。

中田翔の加入以降、チームが変わりました。中田の加入は完全に原監督マターですが、それが悪いほうに出たと思います。長打力がある中田は得点力不足に苦しんだチーム状況に当てはまる補強ですが、あれだけ世間を騒がした選手ですから『禊はどうなっているのか』という雰囲気にもなります。

 特に今季はファーストを任されていた中島宏之が勝負強い打撃を見せていただけに、『中島さんでいいのでは』という意見もありました。中田が活躍すれば話は違ったのでしょうが、全てが悪い方向に出てしまいました。若手は結果を残せないとすぐに2軍に落とされますが、中田は合流して即試合に使われていました。チーム内の競争という意味でも、歪が生まれた獲得でした」(同)

来季以降にも暗雲

 今季の低迷の原因は、菅野智之や丸佳浩ら主力の不振が大きく響いたかたちだ。気になるのは、坂本勇人や丸や梶谷隆幸といった来季以降も主力を担うであろう選手たちも、高齢化しつつあるという点だ。

「野手では松原聖弥、投手では戸郷翔征と高橋優貴がひとり立ちしましたが、ほかに核となるような若手が育っていません。特に野手の高齢化は深刻で、補強で補うにしても今シーズンオフは、昨季のようには選手が市場に出ない可能性が高いです。ベテラン勢も年齢的にパフォーマンスを落とす年齢に差し掛かっています。

 さらに、今季もっとも首をかしげた采配は、終盤に先発投手を中4日で回すという投手起用です。目先の勝利にこだわるあまり、投手の劣化を早め、壊しかねない手法といえます。この中4日体制は結果も伴わず、このローテーションを採用し始めた時期からチーム成績はさらに下降していきました。来季以降、この歪は必ず出てくると思います」

 そんな先行き不安な巨人の指揮官を務める原監督だが、契約は今シーズン終了までだ。一部では原体制の継続が取り沙汰されているが、実際はどうなのか。

「現状だと、ほぼ100%原さんが来季も監督に座るでしょう。ただ、年齢的なことを考えても、さらなる長期政権というのは考えにくいです。高橋由伸前監督は経歴的にも、実績的にも球団は大いに期待を寄せていましたが、その穏やかな性格もありチームをまとめきれませんでした。そこで、次期監督候補の最右翼は阿部慎之助作戦コーチでしょう。

 引退時から、“慎之助を未来の指揮官に”という絵は描かれていましたが、下で順調に指導者としてのキャリアを積んできています。彼は精神論的な厳しいことも言いますが、野球への理解も深く、選手からも慕われており、バランス感覚に優れています。特に若手の突き上げが必要な今、首脳陣を含めて若返りが必要なことは明白です。村田修一や杉内俊哉ら、現役時代から勝手知るメンバーを原監督が重用し、次へバトンを渡す準備も同時に進めているのでしょう」(球団関係者)

 仮に監督交代となると、その時期はいつになるのか。

「早ければ2023年シーズンということもあるでしょう。ただ、高橋由伸前監督の失敗もあり、親会社も慎重に判断するはずです。仮に慎之助がダメだった場合、目ぼしい候補がほかにいないので。生え抜きのスター選手で、実績と人気を兼ねるとなると、なかなか適任がいません。将来的には坂本もその筆頭でしょうが、彼にはまだまだ現役で頑張ってもらわないといけませんから」(同)

 巨人にとっては、来季も厳しいシーズンが待ち受けているのかもしれない。
(文=編集部)

「おたく」誕生から38年! 激変した「おたく」の変遷を、「おたく」文化の国際展示の第一人者・森川嘉一郎が集中講義

 最前線のアートを集中講義で学べる渋谷・道玄坂の「ホワイトルーム」

 第8回目は、森川嘉一郎氏による1日間、全4講「おたく文化史」、10月31日(日)開講です。

「おたく」誕生から38年!

「おたく」という言葉が誕生して38年、そして斎藤環氏が「20世紀名著」として選定した『趣都の誕生―萌える都市アキハバラ』(幻冬舎)から18年。

 その著者であり、ヴェネチア・ビエンナーレの「おたく」展やパリ・ジャポニスム2018「MANGA⇔TOKYO」展のキュレーターを務めた森川嘉一郎氏が、激変した「おたく」のすべてを集中講義。大学では1年にわたっての講義となるところを、1日に凝縮して行います。

「おたく」の社会的なイメージや文化としての扱われ方は激変しています。本講では、その起源、どのように変遷してきたのかをたどります。

 当初は蔑称だったかもしれないこの言葉が、いつの間にか「クールジャパン」と称されて、日本文化の一端を象徴するものとして利活用されるようになっています。マンガ・アニメ・ゲーム・おたく文化の国際展示の第一人者である森川嘉一郎氏が、文化的な側面だけでなく、市場と権力との関係性など、複合的に読み解いていきます。

 他ではまったく聴くことのできない1日集中講義です(※本講座はオンライン配信いたしません)。

森川嘉一郎「おたく文化史」

●第1講・「おたく」と「クールジャパン」
——1983年における「おたく」という蔑称の誕生から、1989年の幼女連続誘拐殺人事件報道による人口膾炙を経て、その「おたく」とイメージ的に結びつけられてきたサブカルチャーが「クールジャパン」などの額縁に入れられて公的利活用に供される状況にいたるまで、「おたく」と「おたく文化」の流転をたどります。

●第2講・「おたく」とアニメ
——「おたく」と称されることになる人物像とアニメとの、イメージ的な結び付きの形成過程を、『ヤマト』『ガンダム』『マクロス』という3作品にまたがる変化を中心にたどります。

●第3講・「おたく」と美少女
——「おたく」とアニメとの結び付きを通して発達したさまざまな表現や様式の中から、美少女キャラクターの絵柄に焦点を合わせ、マンガ、アニメ、ゲーム、さらにはライトノベルなど、さまざまな媒体にまたがって浸透し、そこに文化的アイデンティティが仮託されていった過程をたどります。

●第4講・「おたく」と秋葉原
——「おたく」という人物像と、秋葉原という都心部の街が結び付き、特有の美少女キャラクターの絵柄で街の風景が彩られ、街のイメージが大きく様変わりしていった過程をたどります。(本講義シラバスより)

お申し込みはこちらからどうぞ!

森川嘉一郎「おたく文化史」
日 程|10/31(日)
時 間|10:00〜17:45(予定)
受講料|10,000円(税込)
会 場|WHITE ROOM(渋谷区道玄坂)
受 講|会場(定員20名)/オンラインはありません。
詳 細|https://cyzo.co.jp/whiteroom/morikawa_01/
※ 本講義は【1日集中講義】です。
※ 会場受講は定員に達し次第、募集を終了します。

 

ホワイトルームとは

 日本の教育では、そもそも「アート作品をどのように見ればいいのか」という基本的なことが確立されない。なぜなら日本の学校で使用されている「美術(アート)」の教科書は、日本と欧米では大きく違っているから。日本の「美術」の教科書は薄く、アートは自由に見ることが大事だと書いてある。一方、欧米の「アート」の教科書は分厚い。それは「アート」=「美術史」だから。

 現代美術の最前線の作品にはラスコー洞窟絵から始まるギリシア・ローマ、キリスト教、ルネッサンス、印象派などなど膨大なヒストリーとコンテクストがあり、それをどれだけ感受できるのかが重要で、それこそが教養の基準とされている。それは日本の教科書では学べない。美術史を知らないから、いつまでたってもリテラシーが確立できない。

 ホワイトルームでは、アートのリテラシーを底上げするために、最前線にいるトップクラスの研究者、最前線のアーティストによって、大学半期分の授業を2日の集中講義で行います。

※講義によって、【1日集中講義】の場合もございます。本講義は1日集中講義です。

パチンコ業界で大注目! 突如現れた異色のTwitterアカウントに突撃取材!!

 今回はこの6月にTwitter界に突如現れると僅か3日足らずで3000人を超えるフォロワーを獲得した謎のアカウント『パーラー富士【池袋ノースゲートパチ屋】』に突撃取材を試みた。

 アカウントは店舗公式とのこと。中の人は店長さんなのだが、とにかく自由奔放で思っていることは全て正直に吐き出す…そんな印象だ。

 既に業界他誌やWeb媒体でも取り上げられており、すっかり有名人のようだが間違いなく今一番HOTで特異なアカウントだろう。

 《打ちには来なくていいですー 10回来ると11回負けるような台しか置いていない店ですー》、《パーラー富士は寄っても無駄足なクソ店ですー 池袋にお越しの際は他のお店を覗いてあげて下さいー よろしくお願いしますー》等々とにかく自虐tweetを満載。

 自店を蔑み競合店を持ち上げることも多いのだが、その根底には池袋エリア全体を盛り上げたいと言う気持ちが見え隠れするようにも思える。

 《オスイチ連のひぐらし止まってー 無双3やめて― いい加減にしてー》、《パーラー富士に「競合店」は存在しませんー 池袋商圏の最底辺店舗だからですー》《誰か 劇まど 止めて 劇まど 粗利ー 粗利― マイナスになるー》

 営業部長も兼任されているとのこと。私自身にも同じ経験があるだけに、日々の粗利確保に苦悩する気持ちを赤裸々に吐露する姿には相通じるものを感じた。 以前別記事で書いたこともあるが、小型店は数台の暴発で日々の粗利が吹っ飛んでしまうことも珍しくないのだ。

 《ご本人のプライバシーがあるので昨日はツイートしませんでしたが、ベテランの某ライターさんが昨日プライベート来店して全力で立ち回って、21時頃「9万2千円イカれました」と言い残して退店しましたー その唇は少し震えていましたー》

 嫌いなライターや媒体には毒づくこともザラ、時には「○○は嫌いですー」と名前までハッキリと曝してしまうその姿には清々しささえ感じる。正に天下無敵の言いたい放題といった印象だ。

 その暴れっぷりから、批判や敵視されることも絶えないようだが、全く意に介さず己を貫き通す姿勢には惚れ惚れする限りだ。

 毎日がこの調子だが稼働も上がってきているらしく、そこはやはりTwitterの宣伝効果抜群といったところか。全国屈指とも言われる池袋で大手法人を相手に堂々と渡り合っているのだから、そもそも店長は実力も兼ね備えた方なのだろう。 

 しかし以前は、かなりイケイケな営業をしていた時期もあったらしく、その時には関係各所から抗議の電話や勧告を受けることも日常茶飯事だったとか。 

 《来週は敬老の日ありますがだからと言って気が利いた総付景品を配るとかそういうのは一切無いですー ファン感もやりませんー 1セット分の景品を買う金が無いからですー》

 もうこの正直な姿勢には拍手を送りたいくらいだが、爆笑ものなのはTwitterだけに止まらない。『P-WORLD』内で更新される『店長の一言』や『YouTube』配信も見逃せない内容となっているので気になる方は是非チェックして頂きたい。 

 アカウント開設から3ヶ月が経った現在そのフォロワー数は5000人を超え、その勢いは止まるどころか増すばかり。尚、店内で『かくれんぼ』をしているらしき貴重な秘蔵写真を頂いたので貼っておくが、凡庸な私の処理能力では理解が追い付かないことを付け加えておく…。

Twitterリンク
↓  ↓
パーラー富士【池袋ノースゲートパチ屋】さん (@ERtN88ow6XjWuBu) / Twitter

YouTubeリンク
↓  ↓
池袋ノースゲートパチ屋【パーラー富士】 – YouTube

 

(文=オーハナB)
<著者プロフィール>
元ホール店員、店長経験者。パチンコ店の裏側で起きた出来事や、人間関係を題材にしたコラムを担当している。過去に話題になった業界ネタなど、時代背景を感じる記事も作成中。自身の思い入れのあるシリーズの動向にも熱い視線を注ぐ。

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パチスロ新台「ガチ鬼ループ」で“一撃1000枚超”のボーナスも!? さらなる進化を遂げたシリーズ最新作に熱視線!

 4号機時代に一世を風靡したベルコの看板シリーズ『鬼浜爆走紅連隊』。今年5月には、6号機『鬼浜爆走紅連隊 狂闘旅情編』がリリースされ、現在も絶賛稼働中だが、そんな本シリーズに最新情報が舞い込んできた。

 同社はこのほど、公式YouTubeにてシリーズ最新作『鬼浜爆走紅連隊 激闘謳歌編』のプロモーションムービーを公開。大まかなゲーム性を明らかにした。

「鬼神再臨」と銘打たれた本機は、純増約4.5枚の「ガチ鬼ループAT」が出玉増加の肝。その”鬼ループ”とは「鬼浜ボーナス」とバトル「仁義なき争い」とのことで、毎ゲーム、消化中の小役など自力抽選を行う仕様となっている。なお、そのループ率は約75%だという。

 また、そのバトルで4戦連勝できれば1000枚獲得濃厚の「特攻ボーナス」が確定し、1000枚到達時には「さらなる祝福も!?」あるとか。おそらく、その特典は有利区間完走(2400枚獲得)だと思われる。

「シリーズの世界観を踏襲しつつ、ゲーム性を一新。そして前作(約2.8枚)を超える純増枚数に加え、一撃1000枚超のボーナスも狙える仕様ということで、まさに“鬼浜”らしい仕上りといえそうです。SNS上でも『これぞ鬼浜!』『PVを見る限り、ものすごく面白そう』といった好評の声があがっており、来年1月予定の導入開始日が今から待ち遠しいですよ」(パチスロライター)

 そんな本機の導入を盛り上げるべく、同社は10月10日より「導入記念 ゾロ目キャンペーン 第1弾」を実施中。抽選の中から各1名にQUOカードPay(7777円分、5555円分、3333円分、1111円分、777円分)が当るキャンペーンとなっている。

 応募方法は、公式Twitterアカウントをフォローし、該当ツイートに「#鬼浜激闘謳歌編」を付けて引用リツイートすれば完了だ。

 なお、締め切りは同月16日まで。ただ、今回のキャンペーンは第二弾も行われるようなので、ご興味ある方は同Twitterを今のうちにフォローしておこう。

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「珍名の怪物」ママママカロニが4連勝目指し“出世”レースへ出走も……。ライバルは同じ「食材」の珍名馬?

 13日、川崎競馬場で第20回鎌倉記念(S2)が行われる。勝ち馬には、今年の白山大賞典(G3)でJRA勢相手に2着と健闘したミューチャリーなどが名を連ねている。

 そんな出世レースに今年は9頭がスタンバイ。その中でも、特に注目の存在となっているのが3枠3番のママママカロニ(牡2歳、大井・森下淳平厩舎)だろう。何と言っても、インパクトが強烈な馬名が目に入ってしまう。

「馬名の由来は、音楽グループ『Perfume』の楽曲『マカロニ』の歌詞のフレーズです。ママママカロニの山口裕介オーナーはPerfumeのファンとして有名です。それ以外の所有馬にも、Perfume関連の名前を付けられた馬がいますね」(競馬ライター)

 その一風変わった名前で話題先行のママママカロニだが、現在3戦3勝の無敗と実力も伴っている。特に3勝目となった前走のパフォーマンスは「桁違い」で、競馬ファンから「珍名の怪物」と、言われるほどだった。

「ママママカロニは、大井競馬場で行われた1200m戦のゴールドジュニア(S3)を勝利しました。鞍上の手綱が持ったまま直線で後続を見る見るうちに引き離していき、9馬身差の圧勝でした。

また、勝ち時計も稍重馬場で1分11秒5と破格。馬場状態は異なりますが、4月に行われた東京スプリント(G3)を勝利したリュウノユキナと同タイムということで、2歳の時点で中央重賞級の力を持っていると言っても過言ではないです」(同)

 しかし、今回走る川崎コースは大井とは異なり左回り。さらには未知の距離である1500mへ延長となる。管理する森下師も「左回りコース、距離と初ものづくしでどうかだけど……」と、懸念する一方、「この中間も予定通りの調教メニューを消化。デキは更に上向きだよ。能力の高い馬なので勝負になるはず」と、無傷の4連勝に向けて自信を見せている。

 そんなママママカロニの前に現れた強力なライバルの名はメンタイマヨ(牡2歳、川崎・林隆之厩舎)。こちらもママママカロニ同様、食材がモチーフの馬名であり、鎌倉記念は食材対決という意味でも楽しめそうだ。

「『netkeiba.com』に掲載されている馬名の意味は『明太子とマヨネーズ』と、そのままですね(笑)どうやら母馬チーズマヨから連想して名付けられたみたいですね」(同)

 重賞を勝っているママママカロニに対し、メンタイマヨは今回が重賞初出走。過去の戦績ではママママカロニがリードも、コース実績の点ではメンタイマヨに分がある。デビュー以来、川崎コースを走り続け3戦2勝。馬券圏内はまだ外していない。

「新馬戦では単勝オッズ1.1倍の圧倒的な支持を受けて、7馬身差の圧勝。デビュー2戦目も500mの距離延長をものともせず勝利と素質は高いです。

前走は3着に敗れましたが、林師は『放牧明けで本番を見越しての仕上げになる』と、話しており状態がそこまで良くありませんでした。

今回はひと叩きした上積みが十分見込めますので、相手が強い重賞でも好勝負になるかもしれません」(同)

 マカロニVS明太マヨ「食材が由来」の馬同士の対決という意味でも注目の鎌倉記念は13日20時10分を予定している。ちょうど夕飯の時間帯だが、グラタンやサラダを食べながら2頭の戦いを見守りたい。

(文=坂井豊吉)

<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……

中国、6年以内に台湾へ侵攻か…米CIA、中国ミッションセンター設立し諜報活動

 米中央情報局(CIA)のウィリアム・バーンズ長官は7日、声明を発表し、「中国は 21世紀に我々が直面するもっとも重要な地政学的脅威である」と指摘。米国の最大の戦略的競争相手である中国がもたらす安全保障上の課題に対応するため、中国に関する情報収集や分析能力など諜報活動の強化に向け「中国ミッションセンター(CMC)」を設立する方針を明らかにした。

 長官によると、CIAは今後1~2年間で、中国語ができる人材の採用や訓練を増やしていくなどCMCのミッション遂行のための人員の拡充や情報の質的向上を目指していくが、「脅威は中国政府によるものであり、中国人ではない」と強調している。CIAが中国に特化した組織を単独で設立するのは初めてで、CMCはCIAの中国での活動を統括する。

 これに対して、中国外務省の趙立堅報道官は「CMCは、米国の典型的な冷戦時代のメンタリティの表れである。米国の関連部門は、中国の発展と米中関係を客観的かつ合理的に見て、米中の相互信頼と協力、中国の主権、安全保障、発展の利益を損なうようなことをやめなければならない」と反発している。

 米政府系報道機関「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」によると、バーンズ長官は声明のなかで「CIAの歴史のなかで、CIAはどんな困難にも立ち向かってきた。今日、私たちは大国間競争の新時代のもっとも厳しい地政学的テストに直面しており、CIAはそれに立ち向かうために、再び最前線に立つことになる」と強調。具体的には、技術移転や経済安全保障、気候変動などの問題が主要課題になるとの見通しを示した。

 すでに、米政府内ではここ数年、中国の脅威に対抗するための活動が活発化している。米司法省は2018年、中国の経済スパイなどに対抗するため、「チャイナ・イニシアチブ(対中戦略)」を開始。経済スパイとして起訴したうち約80%が中国に利益をもたらしていると警鐘を鳴らしている。

 また、米連邦捜査局(FBI)のクリストファー・レイ長官も今年9月、FBIが「中国共産党に対する防諜活動は12時間ごとに行っている」と述べるなど、中国の活動に神経を尖らせている。

 このような経緯を踏まえて、バーンズ氏も2月に行われた指名承認公聴会で、「中国との競争は、今後数十年にわたって我々の国家安全保障上のカギとなる」と述べたうえで、「この数年間の習近平最高指導部による中国の変化は、米国と対立するようになり、攻撃的でもある。このような中国のアグレッシブで臆面もない野心と自己主張は、我々が直面している対立的で競争的な性質を非常に明確に示している」と語って、習指導部に対して強い警戒感を示している。

 また、バーンズ長官は今年4月に米議会で行われた「世界の脅威に関する公聴会」でも、「米中の対立はますます科学技術やサイバーセキュリティ問題に集中しており、CIAのマンパワーのほぼ3分の1がすでにテクノロジーとサイバー問題に取り組んでいる」と明らかにした。

中国への警戒高まる

 CIAの当面の課題としては、中国台湾侵攻の作戦に関する情報収集となるだろう。RFAによると、中国人民解放軍の台湾侵攻の可能性について、米国のトランプ政権時代の高官や現役の米軍幹部らが次々と危機感を表明している。

 18年の米国家防衛戦略の策定で責任者を務めたエルブリッジ・コルビー元国防副次官補は9月中旬、米ワシントンDCで開催された「グローバル台湾研究所(GTI)」の第5回年次総会で、中国軍が台湾海峡を封鎖し、台湾をミサイル攻撃して軍が台湾を制圧。米国が介入する前に台湾を占領してしまうという速攻作戦を展開する可能性が高いと指摘した。

 また、ロバート・オブライエン前大統領補佐官(国家安全保障担当)はGTI総会の閉会基調講演で、コルビー氏同様、中国軍の台湾侵攻作戦の可能性が高いと主張。「台湾は非常に恐ろしい危機に直面している。台北は、台湾の防衛策を検討するホワイトハウスの担当者から前向きな姿勢を引き出せるよう、いっそう努力しなければならない」と危機感を明らかにした。

 アメリカのブリンケン国務長官も6日、訪問先のフランス・パリで、台湾が設定した防空識別圏に進入する中国軍機の数が急増していることなどについて「中国による台湾付近での挑発的な軍事行動に深い懸念を抱いている。地域の平和と安定を損なうおそれがある」と指摘。そのうえで、長官は「中国政府には、台湾に対する軍事的、外交的、経済的な圧力をかけるのをやめるよう強く求める」と強調している。

中国、台湾統一に自信

 しかし、中国の習国家主席は9日、1911年に清朝が倒された辛亥革命から110年となるのを記念する式典で演説し、「祖国の完全な統一という歴史的な任務は必ず実現しなければならないし、実現できる」と述べ、台湾統一に自信を示した。

 その一方で、独立志向が強いとみなす台湾の蔡英文政権を念頭に「台湾独立の動きは統一の最大の障害であり、必ず人民に軽蔑され、歴史の裁きを受ける」と述べ、厳しく批判。さらに、習氏は台湾への関与を強めるアメリカなども念頭に「台湾問題は中国の内政であり、外部からのいかなる干渉も許さない」と強くけん制した。

 中国側の台湾問題に関する動きについて、インド太平洋軍のフィリップ・デービッドソン前司令官は「6年以内に中国が台湾を侵攻する可能性がある」と主張するとともに、中国の急速な軍備拡大により「中国が一方的に現状変更を試みるリスクは高まっている」と危機感を示している。

 また、デービッドソン氏の後任のインド太平洋軍司令官に任命されたアキリーノ海軍大将も米CNNのインタビューで、「中国は台湾を軍事的に圧倒することを目的に兵器やシステムを急速に増強しており、6年以内に軍事行動を起こす可能性がある」と警鐘を鳴らしている。

 すでに、習氏は今年7月1日、北京で行われた「中国共産党創立100周年祝賀大会」で演説し、「中国人民はいかなる外部勢力がわれわれをいじめ、抑圧し、隷属させることも決して許さない。そのような妄想を抱く者は誰であれ、必ずや14億あまりの中国人民が血と肉で築いた鋼の長城に頭をぶつけ、血を流すだろう」と激しい語調で語っているように、中国側が内政とみなす問題で対外干渉を受けた場合、武力で対抗する姿勢を示しており、台湾海峡危機は極めて現実な問題として迫っているといえそうだ。

(取材・文=相馬勝/ジャーナリスト)

●相馬勝/ジャーナリスト

1956年、青森県生まれ。東京外国語大学中国学科卒業。産経新聞外信部記者、次長、香港支局長、米ジョージワシントン大学東アジア研究所でフルブライト研究員、米ハーバード大学でニーマン特別ジャーナリズム研究員を経て、2010年6月末で産経新聞社を退社し現在ジャーナリスト。著書は「中国共産党に消された人々」(小学館刊=小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞作品)、「中国軍300万人次の戦争」(講談社)、「ハーバード大学で日本はこう教えられている」(新潮社刊)、「習近平の『反日計画』―中国『機密文書』に記された危険な野望」(小学館刊)など多数。

【江川紹子の考察】木村花さんを追いつめたネット中傷問題と、侮辱罪厳罰化…懲役刑も視野

 インターネット上の誹謗中傷への対策を強化するため、刑法の「侮辱罪」の厳罰化を検討している法制審議会(法務大臣の諮問機関)の部会は、法定刑に懲役刑を追加する法改正の要綱案をとりまとめ、近く法相に答申する。

ネットの誹謗中傷ーー発信者特定に壁

「誹謗中傷」を刑事事件として扱う場合、内容によって、適用できる罪名は異なる。そのうち名誉毀損罪は、「不倫をしている」「会社の金を横領した」といった、社会的評価を下げる事実を公然と流した場合に適用される。罰則は、最高刑が懲役3年だ。

 これに対し侮辱罪は、具体的な事実を示していなくても、「バカ」「死ね」といった悪口や罵倒、容姿をあざけるなどの文言が公然と発せられれば適用され得る。ただし法定刑は拘留(刑務作業の義務を課さない、30日未満の身柄拘束)または科料(1万円未満の財産刑)と、刑法のなかで最も軽い。

 侮辱罪改正の議論は、昨年5月、フジテレビ系列で放送のリアリティ番組『テラスハウス』に出演していた女子プロレスラーの木村花さんが、SNSで多くの誹謗中傷を受けた後に自殺した件がきっかけとなった。

 木村さんのツイッターアカウントには、多くの誹謗中傷コメントが寄せられたが、そのうち「顔面偏差値低いし、性格悪いし、生きてる価値あるのかね」「お前のいちばん悪い所は未だに世の中に汚物を垂れ流しているところや」「ねえねえ。いつ死ぬの?」「死ねやくそが」「きもい」などと投稿した2人の男性が侮辱罪に問われ、科料9000円の略式命令を受けた。

 注目されたのは、(1)多くの人が誹謗中傷をしていたのに、刑事責任を問われたのはたった2人だった (2)取り返しのつかない結果に比べ、誹謗中傷に対する法定刑が軽い――という2点だ。

 (1)については、1年と短い公訴時効と、情報開示に消極的なSNS運営会社の対応などが壁になった。

 5月23日付け日経新聞電子版によると、木村さんが死亡して3日後の時点で、誹謗中傷の投稿は約300件あった。警察は、このうち1アカウント当たり3回以上の書き込みをした7アカウントを悪質な事案として捜査対象にした。

 しかし、米ツイッター社は侮辱罪での捜査照会に対しては、「(テロや殺害などの)緊急事案に該当しない」として応じず、発信者の特定に行き詰まった。結局、特定できたのは、木村さんの自殺を知って投稿を後悔し、木村さんの母親に謝罪のメールを送って名乗り出た20代の男性と、木村さんの遺族の代理人が米国の情報開示制度を利用して割り出した30代男性の2人だけだった。残り5アカウントは消去されてしまい、警察は復元もできず、独自に容疑者を特定することはできなかった。しかも30代男性の場合、略式起訴したのは時効のわずか2日前。ギリギリ間に合った。

 公訴時効の長さは、罪の重さと連動する。法改正によって罰金刑や懲役刑を導入すれば、時効は3年に延びる。ネットでの誹謗中傷は容疑者の特定にかかる時間を考えれば、公訴時効1年はあまりに短すぎた。

 侮辱罪の規定は、明治40年に刑法が制定されて以来、そのまま現在に至る。ネット時代の今は、誰でも容易に発信できる。そのうえ、リツイート機能などを利用することで、誹謗中傷コメントも手軽かつ広範囲に拡散してしまい、そのうえ記録は長く残る。1人に攻撃が集中して“炎上”する、ネット上のリンチもしばしば起きる。

専門家いわく「表現の自由に悪影響を及ぼすのではないか、という懸念は杞憂ではないか」

 たとえば、自身が受けた性暴力被害を公表し、裁判を起こしたジャーナリストの伊藤詩織さんに対するネットリンチはすさまじかった。評論家の荻上チキさんらのチームが分析したところ、ツイッターでは伊藤さんに関する投稿を21万6294件収集し、そのうち計15.1%にあたる推計3万件超が、名誉毀損や誹謗など「セカンドレイプ」に相当するツイートだった、という。しかも、誹謗中傷はツイッターだけでなく、Yahoo!コメント欄など複数のメディアで展開される。伊藤さんは日本にいられなくなった。

 ラジオすらなく、中傷の手段が張り紙やチラシなどに限られていた明治時代とでは、被害者が受けるダメージは比べものにならない。しかも、匿名での投稿など、身元特定はより困難になっている。

 それを考えれば、今回の改正は時代の要請であり、むしろ遅すぎた、といえるだろう。

 ただ「侮辱」は、口の悪い「批判」との境界線が曖昧で、処罰の客観的な基準を設けにくい。同じことを言われても、ひどく傷つく人もいれば、罵声には耐性のある人もいる。1人や2人からの誹謗は聞き流せても、集中砲火を浴びれば大きなダメージを受ける。

 表現の自由にもかかわることだけに、曖昧さを残したまま、懲役刑まで導入するということに一抹の不安も残る。これについて、専門家はどう考えるのか。

 刑法学者で法制審の委員でもある井田良・中央大学大学院教授は、懸念については「杞憂でしょう」と一笑に付す。

「懲役刑を入れるのは、『お金で済む問題ではない』という強いメッセージという意味合いがあります。ただ、(最高刑が)『懲役1年』では、実刑判決は考えられませんが」

 同じ言葉でも人によって受け止め方が異なる、という問題はどうか。井田教授は、侮辱罪は被害者の心を傷つけることへのペナルティではないことに留意すべきだ、と指摘する。

「侮辱罪が保護しているのは、(誹謗された個人の)名誉感情ではありません。名誉毀損と同じく外部的名誉、つまり社会でその個人が得ている評価のことです。言われた本人が傷ついているかどうかといった個人の受け止め方より、一般的に考えて、(言われた言葉によって)その人の社会的評価が傷つくかどうか、が大事です」

 たとえば、ある個人がいつ、どこで、誰にセクハラを行った、と具体的な「事実」をばらまけば名誉毀損だが、「あいつはセクハラ親父だ」と抽象的な悪口にとどまれば侮辱。どちらも、社会的評価を下げる発信という点では変わりはない。「セクハラ親父」呼ばわりされて傷つく名誉感情ではなく、この社会的評価を下げる、という点が被害として扱われる。ただし具体性に富む「事実」を伴う名誉毀損のほうが、より社会的評価を傷つける、という違いはあり、そのために刑罰もより重くなっている。

「したがって、まだ言葉がわからず、名誉感情を傷つけられているわけではない赤ちゃんが相手でも、(誹謗中傷すれば)侮辱罪が成立することはあり得る」

 なるほど。では、批判との境界が曖昧な点はどうだろう。

「これだけ多くの誹謗中傷が飛び交うなかでも、侮辱罪が立件されるのは年に20件程度です。多くのものは大目に見られ、『誰が見てもひどい』というものしか対象になりません」

 だから、表現の自由に悪影響を及ぼすのではないか、という懸念は「杞憂」というわけだ。

誹謗中傷コメント削除の迅速化、発信者特定手続きの簡素化、そして低額な賠償金額の是正を

 憲法学が専門で表現の自由に詳しい曽我部真裕・京都大教授も、「(誹謗中傷の)程度や拡散の範囲、発言者の意図などを総合的に見て、一般人にとって受忍限度を超えているかを、裁判所が総合的に判断します」と述べる。

 ただ、名誉毀損罪には表現の自由に配慮した免責規定がある。

・公共の利害に関する
・発信の目的は専ら公益を図るため
・内容が真実である

との要件がそろえば免責され、特に政治家や選挙の候補者については、社会的評価を下げる言論でも、内容が真実なら「罰しない」と明記されている。

 しかし侮辱罪には、そうした規定は設けられていない。厳罰化によって、訴えが増え、その結果、政治家など公人への批判に対する捜査の介入や表現の自由の萎縮を招かないだろうか。

 日本の裁判所は、表現の自由にかかわることでも、刑罰法規の文言を形式的に当てはめて、有罪判決を導きがちだ。官舎に反戦ビラをポスティングした件では、一審が住民の被害が極めて軽微で「刑事罰を科すほどではない」として無罪だったが、控訴審が逆転有罪とし、最高裁が上告が棄却されたため有罪が確定した。専門家からは批判が起きたが、裁判所の有罪判断は変わらなかった。

 侮辱的表現との対決姿勢を鮮明にする政治家もいる。山本一太・群馬県知事は、自身のツイッターに「大バカ」「詐欺師」などと繰り返し投稿した者を裁判手続きで特定したと発表。「悪質な書き込みには断固として立ち向かっていく」と宣言した。相手が謝罪したため、山本知事はペナルティまでは求めていないが、今後、自身への否定的表現に対し、積極的に捜査や処罰を求める政治家が出てこないとも限らない。

 もちろん、政治家に対しては何を言ってもいい、ということにはならないし、批判するときの言葉は極力選びたい。しかし、期待を裏切られた、公約を反故にされた、と有権者が感じたときに、政治家を「嘘つき」呼ばわりすることはあり得る。

 「公共の利害に関する」発言であり、相手が政治家や候補者などの場合には、免責するなり、一般人とは異なる基準で判断することを明確にしておくことも考えたほうがいいかもしれない。

 曽我部教授は、「(誹謗中傷を)刑事事件に持ち込むハードルはかなり高く、濫用されるおそれはあまり考えにくい」としながらも、次のように指摘する。

「懸念があるからには、改正の国会審議の中で、(大臣など政府の)答弁で表現の自由への配慮をきちんと確認すること、さらに附帯決議で乱用防止に釘を刺しておいたらいいのではないか」

 侮辱罪厳罰化は、時代の要請とはいえ、ネット上の誹謗中傷対策という点では、効果を過剰に期待するのも禁物だ。罪に問われる、あからさまな侮辱表現を避けながら、個人の人格を貶めたり名誉感情を傷つけたり、あるいは特定の民族や集団へのヘイトスピーチを展開することは、いくらでも可能だからだ。

 たゆまぬ啓蒙活動と合わせ、SNS運営会社などが明らかな誹謗中傷コメントを迅速に削除して被害の拡大を防ぐことを求め、さらには発信者特定の手続きを利用しやすくするなど、国内外への働きかけはさらに強めていかなければならない。また、被害者が民事裁判を起こして勝訴しても、賠償金の金額が低く、弁護士費用などの経費すら回収できない、という事態も改善する必要もあるだろう。

 表現の自由を守りつつ、誹謗中傷による被害を少しでも減らし、起きた被害は速やかに回復して、言論空間をよりよいものにしていく努力は、さらに続けなければならない。

(文=江川紹子/ジャーナリスト)

●江川紹子(えがわ・しょうこ)
東京都出身。神奈川新聞社会部記者を経て、フリーランスに。著書に『魂の虜囚 オウム事件はなぜ起きたか』『人を助ける仕事』『勇気ってなんだろう』ほか。『「歴史認識」とは何か – 対立の構図を超えて』(著者・大沼保昭)では聞き手を務めている。クラシック音楽への造詣も深い。

江川紹子ジャーナル www.egawashoko.com、twitter:amneris84、Facebook:shokoeg

元JRA佐藤哲三「厳しいこと言わない方がいいかな」、怒りの矛先は戸崎圭太!? 南部杯(G1)ソリストサンダーの騎乗に不満爆発?

 11日、盛岡競馬場で行われたマイルCS南部杯(G1)は、1番人気に支持された田辺裕信騎手のアルクトス(牡6歳、美浦・栗田徹厩舎)が優勝した。8枠16番の大外から好発を決めると、外目の好位3番手からの競馬。直線で力強く抜け出すと、2着のヒロシゲゴールドに2馬身半の差をつけて圧勝した。昨年に続いての優勝を決め、史上7頭目の同レース連覇を達成した。

 同レースは昨年1番人気が敗れ、3連単の配当が約12万円と波乱の決着だったこともあり、今年は1番人気に支持されたアルクトスの単勝オッズが3.2倍だったように、決して大本命という評価ではなかった。

 JRA通算938勝を誇る元騎手で競馬評論家の佐藤哲三氏もそう考えていた一人だった。

 佐藤氏はYouTubeチャンネル『rakuten keiba』で11日15時40分から放送開始された『岩手競馬LIVE!真の達人は誰だ!?予想ランクバトル!(第34回マイルCS南部杯)』へ出演。同じ元JRA騎手の細江純子氏と「TEAM 元JRAジョッキーズ」を組み、馬券勝負で番組を盛り上げた。

「佐藤氏と細江氏のチームは、大一番の南部杯で3連複6頭ボックスなど手広く馬券を購入していました。16頭立てのレースとはいえ、7番人気までをJRA勢が独占したことから分かる通り、実質“7頭立て” みたいな下馬評でした。

人気馬同士の決着では配当も低くトリガミになる可能性もあるので、配当的な妙味もあるソリストサンダーやインティの単勝なども購入して工夫していました。

惜しくも馬券勝負はハズレてしまいましたが、佐藤氏は元騎手ということでレース回顧を担当。ただ、レースで騎乗した各騎手の乗り方には、不満が溜まっていたようです」(競馬誌ライター)

「ペースは落ち着いたかなという感じがします」と、切り出した佐藤氏が最初に注目したのは、やはり勝ったアルクトス。「マイペースで3、4番手の外、勝ちパターンのポジションだと思うんで」と、田辺騎手の位置取りについて褒めていたが……。

「いつもは冷静にレースを振り返る佐藤氏ですが、この時は最初から非常に声のボリュームが大きかったです。あれ?と不思議に思っていましたが、嫌な予感は的中してしまいました」(同)

「(アルクトスの)近くにいるジョッキーが仕掛けられないというのは、僕はどうなのかな」と、やや激しい口調へと変わった佐藤氏。不穏な空気を察した司会者の女性が思わず「どうなのかな(笑)なるほど」と、さり気なく場を収めようとするシーンもあったが、「はい」と、佐藤氏はこれまでと変わらないトーンで返す。

「佐藤氏は楽な手応えで先行していた馬に対し、3・4コーナーで他の騎手が仕掛けていかない消極的な騎乗に納得がいかない様子でした。『外からけしかけてもよかったんじゃないかなと思うけどね。勝つんだったら』と、熱弁していました」(同)

 続けて女性司会者から『佐藤さんが乗られていたら』という質問に対し、『並びかけにいくかな、絶対。だって、前止まらないのに。楽させすぎかな』と、“騎手”佐藤哲三で回答。そして、とうとう佐藤氏がここまで声を荒げることになった「原因」が判明する。

「さらに『騎乗面で思うところが』と聞かれるとまさにその通り。『15番のソリストサンダーについてですよね』と、あっさり言い当てられましたが、佐藤氏が本命に推していたのが、実はソリストサンダーでした」(同)

 元騎手の佐藤氏だけに、思わず現役時代を思い出して熱くなったのかもしれない。「内に入っていってるんで、僕の本命馬は。あまり、よろしくないんじゃないかな。ちょっと内に刺さっているんで。そういうところ、内に寄せすぎじゃないかな」と、もし自分が騎乗していたなら、“こんな乗り方はしなかった”とも言いたそうな雰囲気だった。

 これには本人もハッとしたらしく、回顧の後半で「あんまり厳しいこと言わない方がいいかな」と、言って少し冷静さを取り戻していたが、元騎手の説得力ある解説にファンから「なるほど」・「確かに」と、納得の声も上がっていた。

 ソリストサンダーを本命に推していた佐藤氏としては戸崎圭太騎手の騎乗に対し、思うところもあったのだろう。レース回顧で少し熱くなったことも、騎手目線も加味した上で真剣に予想をしているからに違いない。

 これから秋競馬に本格的に突入し、競馬評論家の佐藤氏の出番も増えるはず。引き続き、佐藤氏の“熱い”解説に期待したい。

(文=坂井豊吉)

<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……

パチスロ「設定不問」で万枚を量産、歴史的名機がシリーズ最高クラスの仕上りで再臨!【5号機を支えたトップメーカーの軌跡~大都技研編~③】

 5号機初期の暗黒時代を支え、後のAT・ART全盛期時代でも華々しい活躍を見せたヒットメーカー。その「軌跡」をご紹介するこのコーナーでは、当時話題だった名機たちをスペックや特徴を交えながら振り返る。

 今回は、トップメーカー大都技研編第三弾だ。

忍魂』や『秘宝伝〜封じられた女神〜』などのヒットで快進撃を続ける大都技研。そんな同社は2011年8月、初代『政宗』をリリースする。

 スペックはボーナス+ART機で、2種類のボーナス(BIG、奥州ボーナス)とART「隻眼ノ乱」で出玉を伸ばしてタイプ。その「隻眼ノ乱」は純増約1.3枚のゲーム数上乗せ型で、上乗せ時は必ず青7揃いが発生し、ゲーム数振り分けは最低30G~最大300Gとなっている。

 そして青7揃いの一部などで突入する特化ゾーン「秀吉決戦」は大量上乗せに期待大。ループタイプとなる本特化ゾーンは、継続率50%~85%の抽選に漏れるまで青7揃いナビが発生するのだが、その継続率に大きな設定差はなく、むしろ設定6以外の方が優遇されているのだ。

 特化ゾーンへの突入率に設定差(設定5が優遇)はあるものの、突入さえすれば設定不問の一撃を体感できる仕様。それゆえ、誤爆率は非常に高く、本機で“初万枚”を成し遂げたプレイヤーも少なくないだろう。

 なお、その爆発力は後継機にも継承されており、2代目の『政宗2』は一撃で“4桁乗せ”も可能な最強特化ゾーンを新たに搭載。今年1月にリリースされた『政宗3』はAT突入時の平均獲得枚数が約1000枚と、6号機屈指の性能を誇っている。

 さて、そんな『政宗』がホールで大暴れしているなか、同社は同年10月、シリーズ後継機となる『押忍!番長2』をリリースする。

 3種類の疑似ボーナス(青7、赤7、BAR)とART「頂RUSH」が出玉増加の軸となる本機は、新システム「漢気ループ」が最大のウリ。ボーナス・ARTともに連チャン性があり、消化中はレア役などでゲーム数上乗せを行うなど、ひとたび波に乗ればロング継続も十分に狙えた。

 また演出面も俊逸で、通常時は初代と同様に前兆ゲーム数などでボーナスの期待度を測ることができ、そのボーナス中はART当選の告知タイプを任意で選択可能。チャンス告知の「轟BB」、完全告知型の「薫BB」、そして後告知で次回モードも推測できる「操BB」と、こちらも初代を踏襲した仕上りとなっている。告知を楽しみたいなら「轟BB」「薫BB」、設定推測をしたいなら「操BB」といったように、目的に合わせて選択することもできたので、一般的なプレイヤーのみならず、勝率重視のガチ層からも愛された印象だ。

 今でも5号機の名機として語り継がれる『押忍!番長2』。本機をキッカケに、大都技研はトップメーカーとしての地位を確立し、後の爆裂AT時代においてもヒット機種を量産していくのであった。

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数年後にシェア急拡大? ドコモがシニア向けスマホの新モデル2機種を発表した理由とは

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

10月6日、ドコモが2021年冬・2022年春モデルの8機種を発表。このとき披露された3機種のうち、2機種がシニア向けスマホの「らくらくスマートフォン F-52B」、「あんしんスマホ KY-51B」だった。2機種ともに、2022年2月以降に発売する予定だが、同じターゲット層に向けて2種類も発売する理由は何だろうか。

今回は、FCNT製のらくらくスマートフォン F-52B、京セラ製のあんしんスマホ KY-51Bの違いやドコモの狙いについて紹介しよう。

新規を獲得する狙いか?シニア向け2機種の違いとは……

 らくらくスマートフォンシリーズといえば、ドコモとFCNTが手掛けるロングセラーシリーズ。もともと、らくらくホンシリーズとしてフィーチャーフォンが販売されていたが、スマホ市場の拡大にともない、らくらくスマートフォンが発売されたのだ。らくらくスマートフォンは、文字が大きく操作感もシンプルなためシニア層でも扱いやすく、長年愛されている。F-52Bモデルは、第8世代モデルにして、初めて5Gに対応する製品。従来のモデルに比べて、カメラやバッテリー機能が強化されている。

 一方、あんしんスマホ KY-51Bはらくらくスマートフォンでは対応していない機能を補っているようだ。フィーチャーフォンに慣れているシニア世代は、タッチパネルという仕組みに戸惑う可能性がある。そのため、「通話キー」「メールキー」を物理的に押せるキーとして配置している。また、一般的なAndroidスマホとは異なり、「戻る」「アプリ履歴」といったナビゲーションキーを、分かりやすいように文字で表示。さらに、らくらくスマホに比べてディスプレイが縦に長く、SNSや動画を見るのに適しているのが特長だ。

 2つのシニア向けスマホは差別化されていることが分かったが、シニア向けスマホの拡充は他にも理由がある。それは、3Gからの移行を促進するため。ドコモは2026年3月をもって3G回線が終了する。ちなみに、auは2022年4月30日、ソフトバンクは2024年1月31日をもって終了する予定。大手3社のなかで、最短で3Gが終了するauユーザーの乗り換えも狙っているようにみえる。

 さらに、今回発表されたその他の新モデルの中にはシニア層を意識した機能を盛り込んでいる機種も。FCNT製の「arr…

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