パチスロ新台「終日5000枚」に続く注目の話題作が続々デビュー! 11月登場「ノーマルタイプ」特集

「終日5000枚オーバーを記録した」との報告が多数寄せられている北電子の新台『ファンキージャグラー2』。そんな『ジャグラー』シリーズを筆頭に、最近は6号機ノーマルタイプの活躍が目立っており、苦戦を強いられていた同市場は活気を取り戻しつつある。

 今年1月にリリースされたSANYOの『S Lucky海物語』は6号機ノーマルタイプ最高峰のスペックで登場、4月には大ヒットシリーズ最新作『ニューパルサーSP III』がリリースされ、いずれも一定の評価を得ることに成功している。

 そんなノーマルタイプだが、今後も注目機種の目白押し。まずは11月リリースのマシンをご紹介しよう。

『CCエンジェル』

 スぺックはボーナス+RTタイプ。BIG(約206枚)とREG(約80枚)、2種類のボーナスに加え、BIG後は30GのRT「ANGEL GAME」へ突入する仕様だ。そして、ボーナス合算確率は設定6で1/118.7、設定1でも1/149.3と、どの設定でも瞬発力のある仕上り。獲得出玉は少なめだが、立て続けの猛連チャンでまとまった出玉獲得にも十分期待できるだろう。

 初代を踏襲した演出面も見逃せない。4号機時代の代表的なリーチ目のほか、一見ハズレ目のように見えるマニアックなリーチ目も搭載されており、さらに通常時に発生する予告音には、さまざまな法則性が隠されている様子。俊逸なリール目と演出が絡み合うことで、遊技をより一層楽しむことができそうだ。

『ハイハイシオサイ2』

 ハイビスカスでお馴染みのパイオニア初の6号機『ハイハイシオサイ』。その続編となる本機は、前作と同じく「史上最光のハイビスカス」をコンセプトにしており、ボーナス合算確率は設定1でも「約1/99」という破格の当りやすさを誇る。なお、設定6であれば合算確率は1/83となっており、出玉率は前作を上回る約110%を実現。それゆえ、ボーナス時の獲得枚数(BIG 194枚、REG 102枚)こそ少ないものの、安定感や勝率は現行機トップクラスといえる。

『Re:ゼロから始める異世界生活 Apex Vacation』

 6号機最大のヒット作が、まったく新しい別スペックで再臨。今回は高純増AT機ではなくボーナス+RTタイプとなっており、本機最大の特徴は最高設定が3つもある点。「1」「2」「3」「エミリア」「レム」「ラム」と変則6段階設定で構成され、そのうちのキャラクター名が最高設定に該当する。

 ボーナス合算確率はいずれも1/135.4だが、設定ごとに特定ボーナスの出現率が変化し、特に「エミリア」「レム」「ラム」は同名のボーナスが出現しやすい仕様となっている。

 搭載されるボーナスはエミリアBB、レムBB、ラムBB、REGの4種類。それぞれ最大251枚、219枚、175枚、109枚の獲得が可能で、ボーナス終了後は30GのRT「ゼロからばかんす」、RT突入抽選を行うCZ「マジ推しチャンス」に突入するチャンスなのだが、当選したボーナスによって移行先が異なる。

 ざっとまとめると、「エミリアBB→終了後は通常時へ」、「レムBB→終了後はRTへ」、「ラムBB→5GのCZへ」、といったような流れだ。CZに関しては、消化中の7揃いで無限RT「ゼロからばかんすComplete」へ突入すると思われる。また、REG後も無限RT突入のチャンスがあるという。

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 パチスロユーザーには大変残念な出来事だが、公には2021年1月末で全ての5号機が引退する予定となっている。

 現行の5号機といえば『押忍!番長3』や『SLOT魔法少女まどか☆マギカ2』などが代表的で看板機種として運用するホールも多い。

 6号機との違いはなんといっても「2400枚制限がない」ことだ。平均獲得や出玉の中央値など6号機にも魅力は存在するが、スロッターの多くは5号機の「無限の可能性」に魅了されるものである。

 そんな万枚が狙えるマシンも引退まであと僅か…。今回は現行5号機の狙い目をまとめ、今一度おさらいしてみたいと思う。

○○○

『押忍!番長3』(大都技研)

 主な狙い目は「天井狙い」と「ベル回数狙い」。天井狙いならばベル110回ほどから期待値があると言われている。

 ベル回数を狙うなら15〜17回の周期(30〜32、45〜47)が対決に当選しやすいため狙い目だ。

 対決中にベルが入賞し、ART非当選の場合は50%以上で特訓へ移行するため数ゲーム様子を見るべきだろう。

『SLOT魔法少女まどか☆マギカ2』(メーシー)

 主な狙い目は「天井狙い」。本機はボーナスとART間を約1000Gハマりで天井となりARTに当選する。

 一般的には600Gから期待値が発生するといわれているが、リセット時は天井が「600G」に短縮されるため設定変更が予想される状況では要注目だ。

『パチスロ聖闘士星矢 -海皇覚醒-』(SANYO)

 様々な狙い方が可能なマシンだが、「リセット狙い」と「スルー回数狙い」がオススメ。天井狙いは300Gから狙えるとの意見もあるが、非常に展開が荒れる印象だ。

 特にリセット狙いが有効で、約50%でGBレベル2(突破率60%)以上が選択される他、約30%で不屈40以上、約50%で高確率スタートなど様々な恩恵を受けることができる。

 スルー回数であれば5スルー以上が狙い目。ただし、この場合は閉店時間との戦いになる場合が多いため、チャレンジする際は注意が必要だ。

○○○

 上記以外にも『パチスロ北斗の拳 新伝説創造』や『ぱちスロ 仮面ライダーBLACK』など万枚可能なスペックが現行でも稼働中。今回は設置台数が多いマシンにフォーカスしたが、こちらに関しても追々ご紹介していきたい。

(文=大松)

<著者プロフィール>
 4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

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JRAアルゼンチン共和国杯(G2)ソダシ吉田隼人騎手の運命を変えたゴールドアクター。その先にある新たなドラマとは?

●ソダシに吉田騎手を飛躍させたゴールドアクター

 ソダシの主戦騎手として全国的に知られるようになった吉田隼人騎手は、どちらかといえば日陰の道を歩んできたと言える。中央場所よりもローカル場所を主戦場とし、東京や阪神で開催がある時は、新潟や福島、中京などの裏開催で結果を残してきた。そんな吉田騎手は白毛のソダシと出会い、昨年は阪神JF、そして今年は桜花賞と中央場所で結果を出した。まさに1頭が騎手そのものを変える一例である。さらに吉田騎手のこれまでを振り返ると、運命を変えた存在はゴールドアクターだったと言えるだろう。

 2015年にアルゼンチン共和国杯を制し、次走の有馬記念も勝利して吉田隼人騎手に初のG1制覇を届けたゴールドアクター。その父スクリーンヒーローは2008年のアルゼンチン共和国杯優勝馬で、親子2代制覇を達成したことになる。3歳時には皐月賞や日本ダービーには出走できなかったものの、8月に入って2連勝で頭角を現すと菊花賞で3着に好走。約1年の休養明けから5連勝を成し遂げ、その中にアルゼンチン共和国杯と有馬記念があったのだ。

 ゴールドアクターが勝利した2015年のアルゼンチン共和国杯は、レーヴミストラル、サトノノブレス、マイネルフロストと骨っぽい相手が揃い、ハンデ戦ということもあって混戦模様。レースではゴールドアクターが好スタートを決めて3番手で先行し、2番手から抜け出しを図ったメイショウカドマツをクビ差交わして薄氷の勝利。もしここで勝利できなければ、次走に有馬記念の選択はなかった可能性もあっただけに、この勝利が有馬記念の勝利に繋がり、吉田騎手を大きく飛躍させる一端となったのは間違いない。

●今週のアルゼンチン共和国杯は大混戦

 このアルゼンチン共和国杯は天皇賞・秋とエリザベス女王杯の間に行われる谷間のレース。この週は他にもみやこS、ファンタジーS、京王杯2歳Sと合計4つの重賞レースが行われるが、注目度はやはりこのアルゼンチン共和国杯だ。何しろここを勝利したシュヴァルグランやスワーヴリチャードは後にジャパンカップを勝利してり、その後のビックレースに向けて重要度の高い一戦なのである。

 さて今年のアルゼンチン共和国杯はかなり難解なレースと言えるだろう。昨年の優勝馬オーソリティ、さらにキングオブコージなどが出走を予定しているが、休み明けや高齢、近走不振などどれも決め手を欠いている状況。過去10年で万馬券が9回飛び出しているハンデ戦ということもあり、今年もかなりの好配当になりそうな予感がする。そんな中、 万馬券的中のスペシャリストとして数々の偉業を成し遂げてきた暴露王が、このアルゼンチン共和国杯で万馬券の的中を確信するほどの情報を掴んでいるとの話を聞き、取材を申し込んだ。

●年間万馬券357本的中の破壊力

――暴露王さんといえばとにかく万馬券が当たると話題ですが、今年の実績はいかがですか?

担当者 今年はここまで(10月24日時点)283本の万馬券を的中させています。年間ノルマの300本は11月中にはクリアできるのはほぼ確実なので、あとは昨年の357本を超えられるかどうかが焦点です。

――年間300本のノルマも凄まじいですが、今年もすでに283本で昨年は357本と、まさに異次元の成績ですね。他のマスコミや予想家を見ても、ここまで的中しているのは聞いたことがありません。

担当者 我々は競馬記者の方々のように、全レースを予想して買い目を出しているわけではありませんからね。レース数を絞っての成績ですから、万馬券を的中させたければ暴露王を参考にしてくださいと自信を持って言えます。

――今年の的中で特に印象に残っているのは?

担当者 まず日経新春杯でしょう。7→13→4番人気で決着したレースですが、3連複11万2200円、馬単10万8700円の的中でお礼が殺到しました。またこの秋も神戸新聞杯にて日本ダービー馬シャフリヤールではなく、ステラヴェローチェを本命に3連単8万9330円などを的中させ、さらに9月26日の中京3Rでは3連単60万5800円、3連複10万3170円、馬単8万960円という超高額万馬券も的中。先々週(10月23日)にも阪神7Rで3連単14万6910円を的中させるなど、数えきれない印象的な的中があります。

――暴露王さんがここまで万馬券を的中できる秘密は?

担当者 我々は東西のトレセンで活動する、凄腕中の凄腕と誰もが認める超敏腕競馬記者たちと提携し、スポーツ紙や競馬専門紙などの表には出ない、関係者の本音や裏事情で激走が見込める穴馬を把握しています。その情報はマスコミを通じて表には出ませんが、我々暴露王を通じて表に出る仕組みになっています。そしてそれが結果に繋がり、万馬券の的中となっています。

――それは素晴らしいですね。今週のアルゼンチン共和国杯はどんな状況なのですか?

担当者 アルゼンチン共和国杯は毎年骨っぽいメンバーが揃う重賞であり、今年も人気上位は実績十分です。しかしこのレースが一筋縄ではいかないことは、過去の結果を見ても一目瞭然。特に暴露王が掴んでいる【人気の盲点】とも言うべき“爆穴馬”は、陣営・関係者が口々に『大駆け態勢にある』『人気上位に見劣りしない』と強気な発言を出すほど。逆にとある人気馬の陣営からは『今回は仕上がり途上で…』『次走のための叩きなので目一杯のレースはしない』というオフレコ話も聞いています。それらを総合して考えると、このアルゼンチン共和国杯は波乱と万馬券が必然的に見込めるのです。

――どれほどの万馬券を想定していますか?

担当者 マスコミの報道次第ですが、危険な人気馬に印が集中すれば、10万馬券のダブル的中となった日経新春杯の再現も十分にあるでしょう。とにかくレースが待ち遠しいですよ。

――今回アルゼンチン共和国杯の万馬券情報を教えていただくことは可能ですか?

担当者 来週から秋のG1も中盤戦ですからね。さらに競馬を盛り上げるためにも、まだ我々の実力を味わったことのない方に限り、アルゼンチン共和国杯の3種勝負馬券(馬単・3連複・3連単)を無料公開しちゃいましょう。さらに、人気コンテンツの【極穴重賞直前リポート】にて、馬券に必ず入れておきたい極穴馬も2頭紹介します。ぜひ参考にしていただければと思います。

 暴露王といえば昨年100万馬券を的中させて大きな話題となったが、今年も60万円馬券の的中などその破壊力は一向に衰えを見せない。このアルゼンチン共和国杯、そして来週のエリザベス女王杯以降のG1レースでも、彼らの情報が万馬券の的中に繋がっていくのは間違いない。この秋、未体験の万馬券的中を味わうためにも、暴露王の無料情報を利用していこう。

CLICK→無料公開!【アルゼンチン共和国杯「馬単・3連複・3連単、極穴直前情報」】暴露王

※本稿はPR記事です。

JRA福永祐一、自ら招いた「伏線回収」に泣き笑い!? “被害者”コントレイルに立ちはだかった皮肉過ぎる結果

 先週末、東京競馬場では天皇賞・秋(G1)が開催された。4歳馬コントレイル、5歳馬グランアレグリアという古馬最強クラスの2頭に、3歳馬エフフォーリアが挑んだ世代を越える三強対決は、この秋最大ともいえる盛り上がりを見せた。

 競馬ファンなら誰もが注目したであろう大一番で勝利の凱歌を上げたのは、関東の若武者・横山武史騎手に導かれたエフフォーリアだった。

 道中は、先行策を採ったグランアレグリアを前に見る形で中団前目の好位置をキープ。残り100mで脚の鈍ったマイル女王を交わすと、外から上がり3ハロン最速の末脚で猛然と襲い掛かったコントレイルの追撃を凌いで悠々ゴールした。

 ゴール前の手応えにも余裕があった上で、昨年のクラシック三冠を無敗で制した強敵につけた着差は1馬身。僅差であれば、“展開のアヤ”といえなくもないが、芝2000mをベスト距離と豪語したライバルにとっては言い訳の利かない舞台設定でもある。

 年内は天皇賞を含め、ジャパンC(G1)の残り2戦で引退を表明していたコントレイル陣営にとって、背水の覚悟で臨んだ一戦で完敗した事実はあまりにも重い。

 古馬となって、いまだG1タイトルを手にすることが出来ない現状は、大きなコンプレックスとなっていたことは容易に想像できる。とは言え、最大のライバルと見られたグランアレグリアに対し、4月の大阪杯(G1)に続いて先着することには成功した。

 残るG1を連勝して引退の花道を飾りたかった陣営にとって、最大の誤算となったのはエフフォーリアの存在だ。菊花賞(G1)を回避してまで古馬との対決を選択してきた訪問者が、最大の障害となって立ちはだかった。

 しかし、福永祐一騎手次第では、この“惨劇”が発生しなかった可能性もゼロではなかったかもしれない。

 エフフォーリアは今年の皐月賞(G1)を圧勝した実力馬。3馬身以上の差をつけたのは2011年オルフェーヴル、1994年のナリタブライアンに続いて3頭目の快挙だった。その2頭がいずれも後の三冠馬ということもあり、一強ムードの高まった日本ダービー(G1)では、単勝オッズ1.7倍の圧倒的支持を得た。

 ところが、向かうところ敵なしだった横山武騎手とエフフォーリアのコンビに先輩ダービージョッキーの意地を見せつけたのが、シャフリヤールに騎乗して無敗二冠を阻止した福永騎手である。

 前年のコントレイルに続く無敗三冠の夢が途絶えたエフフォーリア陣営に、この敗戦が与えた影響はかなり大きかったに違いない。少なくとも秋に菊花賞(G1)以外の選択肢を考えるきっかけとなったはずだ。

「仮にダービーを勝っていたなら、そのまま菊花賞で2年連続の無敗三冠を狙った可能性が高かったでしょうね。昨年のコントレイルにしても本来なら長い淀の3000mにあえての出走を決断したのは、勝てば父であるディープインパクトと同じ無敗の三冠馬の栄誉を手に入れられることが大きかったと思います。

対するエフフォーリアも菊回避の理由に距離の懸念を挙げていましたが、ダービーで負けたため、こだわる必要がなくなった三冠馬の目がなくなったなら、というのがおそらく本音。将来的には3歳で古馬相手に天皇賞を勝つ方が、高く評価されるといった計算も見え隠れします」(競馬記者)

 だが、結果的に福永騎手が三冠を阻止してしまったことによって、思わぬ強敵がコントレイルの前に現れる伏線に繋がった。

 しかも、ダービーで悔しさを味わった横山武騎手は、菊花賞でもタイトルホルダーを好騎乗で勝利に導くなど、敗戦を糧に春より一回りも二回りも成長した姿を披露した。

 喉から手が出るほど欲しかったタイトルをさらわれたコントレイル。ある意味では、伏線を回収した福永騎手の被害者になってしまったなら、あまりにも皮肉過ぎた結果といえないだろうか。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

M&Aは企業の「上流課題」を解決する究極のソリューションだ

今や「M&A」は、あらゆる企業の経営戦略に欠かせない最大のソリューションです。本連載では、今の時代にM&Aが企業や社会に何をもたらすのか、その本質的な価値を分かりやすくひもときます。

電通グループも、業界最大手の日本M&Aセンターと業務協定を結び、企業の経営課題解決の大きな武器として「M&A仲介」を行っています(前回記事参照)。

今回は、日本M&Aセンター取締役の渡部恒郎氏をお招きし、電通の片山俊大がお話を伺いました。“業界再編M&A”の第一人者として活躍する同氏が語る、M&Aが日本社会に提供できる価値とは?

<目次>
実はM&Aを選ぶ企業の多くは、売り手も買い手も「成功している企業」
「コミュニケーションの連続」で成立するM&Aは企業同士の結婚である
M&Aを通じて、企業の「上流課題」に挑む日本M&Aセンターと電通

 

日本M&Aセンター渡部氏、電通片山氏

実はM&Aを選ぶ企業の多くは、売り手も買い手も「成功している企業」

“失われた30年”の間も成長を続けてきた日本のM&A市場。
“失われた30年”の間も成長を続けてきた日本のM&A市場。 ※レコフM&Aデータベースより抜粋
  

片山:日本M&Aセンターは、業界でダントツの実績を誇る最大手です。その中でも渡部さんはM&A成約実績No1のM&Aプレーヤーとして、数多くのM&Aに携わり、まさしく日本の業界再編をけん引された一人だと思います。近年、M&Aの市場はますます急拡大しているように感じますが、プロから見て実際のところいかがでしょうか?

渡部:おっしゃる通り、M&A件数は現在かなり増えつつあります。売り手企業は年商2億~100億円ぐらいの規模が多く、買い手企業は半数ぐらいが上場企業です。M&Aと聞くと、「倒産寸前の赤字企業を買収する」というイメージを持たれる方も少なくありませんが、実はM&Aを実施した売り手の多くは、黒字の優良企業なんです。

片山:実態としては、成功している企業が戦略の一つとしてM&Aを選択するケースが多いんですね。さて、M&Aは100件あれば100通りのやり方が存在します。ビジネススクールで学べるロジックや知識も大事ですが、何よりも「経験値」が非常に重要な分野です。渡部さんは具体的にどのような業界のM&Aに携わってこられたのでしょうか?

渡部:製造業界をはじめIT、食品、建設など幅広く、北海道から沖縄まで全国津々浦々、さらに海外に拠点を持つ企業も担当しました。特に2012年ごろからは、当時まだ誰も信じていなかった「調剤薬局の業界再編」が必ず起きることを見据えて、先駆けて調剤薬局業界のM&Aに注力してきました。

他にも、IT業では東芝情報システムとデンソーという大手同士の資本提携、RistというIT系スタートアップ企業と京セラコミュニケーションシステムのM&Aなども担当しています。

片山:ありがとうございます。日本で最も多くの案件数を手掛けてきた渡部さんは、本当にシンプルにすごいことを成し遂げている方だと思います。それに渡部さんは、担当された企業が製薬会社や製造会社、IT企業など、私たちが広告コミュニケーションでお手伝いしているクライアントと非常に親和性が高いですね。

近年、電通もクライアントから、ビジネスの「上流」の戦略を求められるようになっています。M&Aはまさに企業の上流課題を解決する手段なので、その分野で圧倒的な実績を誇る日本M&Aセンターや渡部さんとタッグを組めることを大変心強く感じています。

「コミュニケーションの連続」で成立するM&Aは企業同士の結婚である


 
電通の掲げる「Integrated Growth Partner」コンセプト映像。


片山:電通は中期ビジョンとして「Integrated Growth Partner」(以下、IGP)を掲げ、クライアント企業と社会の持続的成長にコミットするパートナーであることを目指しています。これは、日本M&Aセンターが掲げる「M&A業務を通じて企業の“存続と発展”に貢献する」という経営理念に近しいものがあると感じています。改めて、M&Aが企業にどのような価値をもたらすのかを教えていただけますか?

渡部:私はM&Aを、「売り手と買い手の“ビジョン”を実現するための手段」だと考えています。売り手企業は、創業時の「こうしたい」という思いを込めたバトンを渡す。買い手企業も自社が掲げているビジョンにより早く、より良い状態で到達するためにバトンを受け取る。両社のビジョンをつなぐことが、M&Aが企業にもたらす重要な価値の一つです。

片山:ビジョンのバトンパスが次々と生まれることで、その集大成として、日本経済全体の持続的な発展にもつながるわけですよね。

渡部:はい、そう思います。現在、年間5万社程度が廃業しており、その半数以上が黒字の中堅・中小企業だといわれています。黒字ということは、日本経済に何らかの価値をもたらし、社会のためになっている企業です。その日本経済を支えている企業が毎年たくさん廃業していること自体が、大きな課題だと思っています。

片山:これまで積み重ねてきた資産や人材も含めて、廃業するとなくなってしまう。それでもM&Aではなく廃業を選んでしまう背景の一つには、M&Aに対するネガティブなイメージがあると思います。売り手・買い手が共に幸せになり、大きく成長できるという、「M&Aの本質的な価値」を社会に正しく伝えていくことも、日本経済が持続的な発展をする上で非常に重要だと思います。

渡部:そこは電通が得意とする領域だと思うので期待しています。私は電通とM&Aというのは、親和性が高いと思います。電通はコミュニケーションの会社だと思っているのですが、M&Aのプロセスも、全てはコミュニケーションの連続ですから。

片山:まさにそこなんですが、私が日本M&Aセンターとご一緒するようになって一番驚いたのが、コミュニケーションの部分です。世の中にはM&Aにドライなイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、むしろ「会社同士の結婚」と言っても過言ではないほど、濃厚なドラマとウェットなコミュニケーションがあります。

会社を動かしているのは「人」ですし、人の気持ちはお金ではなく感情で動くことがたくさんあります。特に日本M&Aセンターはコミュニケーションを大切にされている会社なんだということがよく分かりました。電通が大切にしてきたことと通じるものがあると思います。

渡部:同感です。そしてコミュニケーション以外の部分でも、大企業の事業ポートフォリオ再構築や、メディア企業の事業変革と事業アップデート、スタートアップ企業のイグジット(出口戦略)など、電通に知見とネットワークがある領域のM&Aを一緒に推進していけると考えています。私たちは中堅・中小企業のM&Aを中心に手掛けていますが、電通と組むことで、これまで以上に可能性が広がっているのを実感しています。

片山:ありがとうございます。特にBtoC商材のブランド戦略はほぼ事業戦略と同じなので、ブランドポートフォリオ=事業ポートフォリオと考えると、戦略の選択肢としてM&Aは避けて通れないものなんですよね。また、日々お付き合いしているスタートアップのIPO(株式上場)に代わるイグジット(出口戦略)としてM&Aという選択肢を提案できるようになることで、電通としても支援できる幅が広がると考えています。大企業からスタートアップに至るまで、電通のクライアントやパートナーにとって、M&Aはすでに欠かせない選択肢になっているという認識です。

今や広告業界も含めたあらゆる業界でゲームチェンジが起こり、影響力のある企業ですら一瞬にして崩壊してしまう例もあります。一方、パズルのように企業やポートフォリオの組み合わせを替えることで、一気に花開く事例もたくさん見ています。そのようにマッチングで経営課題の解決に直結するような付加価値を生み出しているのが日本M&Aセンターで、電通がやってきた代理業や経営課題の解決と似ていると、勝手に感じています(笑)。

M&Aを通じて、企業の「上流課題」に挑む日本M&Aセンターと電通

片山:さて、経営戦略の上流課題は数多くありますが、その中でもM&Aは圧倒的に重要かつクリティカルなものだと思います。また、業界再編を促すような影響力があり、社会全体にも大きなインパクトを与えます。私たち電通グループは、日本M&Aセンターと一緒にそのようなダイナミックなプロジェクトに挑戦できることを大変光栄に思っていますが、渡部さんはいかがでしょうか?ぜひ正直なところをお聞かせください。

渡部:元来、日本のバリューチェーンを商流面で担ってきたのが総合商社ですが、私たちは「M&Aによって日本全体のバリューチェーンを整理する」のが重要な役割だと考えているんですね。ただ逆に考えると、私たちは「バリューチェーンの整理」までしか担えないことが課題だったんです。

電通と組むことで、これからは「M&A以降の企業の成長」を、よりスピーディに前進させることができる。すなわち、売り手・買い手企業の“ビジョン”の実現をより早く、より良い状態で進めることもできるようになると考えています。そこが新しいチャレンジであり、とてもワクワクしています。

片山:ありがとうございます!電通としてもM&Aの「日本最強チーム」とタッグを組めることは本当に大きいことだと思います。電通はIGPを標榜(ひょうぼう)している以上、企業の上流課題を解決する究極のソリューションとして、M&A仲介は絶対になくてはならない武器です。

クライアントやパートナー企業の成長支援、業界再編、社会課題の根本解決など、私たちが普段向き合っている課題を解決する手段として、今後はもっとM&Aを活用していくべきだと考えています。ぜひ今後とも、日本企業と日本社会の持続的な成長を共に推進していきましょう!

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中国、台頭の終焉…衰退期突入で覇権国へ戦争仕掛けるリスクに世界で警戒高まる

 中国経済がここにきて急減速している。中国の第3四半期のGDP(国内総生産)は前年比4.9%増となり、第2四半期の7.9%増から大幅に減速した。今後の見通しもけっして明るくない。不動産大手の恒大集団の経営問題が中国経済全体に悪影響を及ぼす懸念が高まっているからだ。

「中国の関連産業を含めた広義の不動産業のGDPへの貢献度は30%弱に達する」という推計がある。日本や米国での不動産業のGDPへの貢献度が20%前後であることを鑑みると、中国経済の不動産依存が突出していることがよくわかる。増大する需給の不均衡の状況を見れば、住宅市場が今後大幅な長期調整を迎えるのは必至であり、中国経済のハードランディング・シナリオが現実味を帯びてきている。

 少子高齢化の問題も深刻であり、今後財政赤字が急拡大する可能性が高い。10月1日付フォーリン・アフェアーズ誌は「中国崛起(くっき)の終焉」と題する記事を掲載した。「中国の台頭」が頭打ちになったことを前提に戦略を組み立てる必要性を論じている。

 急成長する経済をバックに台頭してきた中国の国力に陰りが見え始めてきたのだが、このことは日本をはじめ国際社会にとってどのような影響を与えるのだろうか。9月24日付米外交専門誌フォーリン・ポリシーは「衰退する中国、それが問題だ」と題する論文を掲載した。執筆したのはジョンズ・ホプキンス大学のハル・ブランズ特別教授とタフツ大学のマイケル・ベックリー教授だ。ブランズ氏らの主張は「『浮上する中国』よりも『頂点を極めやがて衰退期を迎える中国』のほうが国際社会との間でより大きな対立を引き起こす」というものだ。

トゥキディデスの罠

 ハーバード大学の政治学者グレアム・アリソン氏が「既存の超大国は新興大国の浮上を邪魔するために戦争に陥る危険性が高い」とする「トゥキディデスの罠」を指摘して以来、米中関係はしばしば、紀元前5世紀のギリシャの覇権国スパルタと新興大国アテネの間で繰り広げられたペロポネソス戦争に例えられてきた。

 古代ギリシャの歴史家であるトゥキディデスは「アテネの力が徐々に強大となったことに驚いたスパルタが戦争に踏み切った」ことが戦争の原因と書いたが、ブランズ氏らの解釈は違う。「海洋軍事力で劣勢に立たされ始めたアテネが、勝利の機会を失う前に開戦に踏み切った」ことが戦争の本当の原因だとしている。

 新興大国はパワーが拡張し続ける間は、できる限り目立たずに行動し、覇権国との対決を遅らせようとする。だが新興大国の成長が天井に達し、衰退期が目の前に近づくと、悠長に構えてはいられなくなる。「トゥキディデスの罠」の真の意味は、これ以上の発展・拡大を期待できない新興大国が「挑戦の窓」を閉ざされる前に覇権国に挑むことで戦争が起きる危険性が高まるということなのだ。

「現在の中国は当時のアテネと同じ状況にある」とするブランズ氏らは「衰退期に入りつつある中国は今後10年間、自分たちの運が尽きる前に戦略的成果を得るため、より大胆かつ軽率に行動しかねない」と警告を発している。広大な領土と多くの人口を擁する点で現在の中国は、米国に次ぐもう一つの帝国といっても過言ではない。だが懸念すべきは帝国に必要な「多様性」が欠けていることだ。

ナショナリズムの台頭

 中国では今、ナショナリズムが猛烈な勢いで台頭している。朝鮮戦争をテーマにした中国映画「長津湖」が10月下旬の世界興行収入ランキングでトップに立った。朝鮮戦争に参戦した中国兵たちが厳しい寒さの中で、装備に恵まれた米軍と戦う姿を描いたこの映画は、中国で愛国心ブームをこの上なくあおっている。

 意外と思われるかもしれないが、中国はもともとナショナリズムが強い国ではなかった。ソ連崩壊により「共産主義」という統治の根拠を失った中国政府が国民の支持を取り付けるためにナショナリズムを利用したのがその始まりだ。

 中国では1996年、『ノーと言える中国』という本が出版された。米国の価値観に憧れる中国人を軽蔑し、「中国がいずれ超大国になる」と予測する内容であり、1990年代の中国のナショナリズムの台頭を示す一冊といわれた。

 中国の近代史には「アヘン戦争以来一世紀にわたって外国の帝国主義勢力に蹂躙された」という「百面国恥」が刻まれている。植民地化されたという苦い経験が深く刷り込まれていることから、中国は欧米社会が確立した国際秩序に不信感を抱き続けてきた。

 中国のナショナリズムはこれまで防御的な色彩が強かったが、リーマンショック後に中国が世界経済を牽引するようになると攻撃的なものに変わった。2012年に誕生した習近平政権が「中国の夢」を語るようになってから、状況はさらにエスカレートした。

 中国のナショナリズムはこれまで政府主導で奨励されてきたが、最近では国民のほうが過激になっている。特に留学経験のある若者たちにナショナリズムの傾向が強いといわれている。新型コロナウイルスのパンデミック封じ込めに成功したこともあって、「中国文明は世界で一番優れている」と信じるようになったのだ。だが、この偉大な国に対して国際社会からそれ相応の尊敬が与えられていない。国民の不満は募るばかりだ。中国政府は、自らつくり出したナショナリズムを制御できなくなっている。このような状況で「自国が衰退していく」という不都合な事実を断じて認めるわけにはいかない。

 民族の優越性を掲げて「帝国」を夢見ることがどれほど恐ろしい結果を招くかは、過去の歴史が証明している。窮地に追い込まれた中国政府が「国民の不満をそらすために対外的な強硬手段に出る」リスクにこれまで以上に警戒すべきだ。

(文=藤和彦/経済産業研究所コンサルティングフェロー)

●藤和彦/経済産業研究所コンサルティングフェロー

1984年 通商産業省入省

1991年 ドイツ留学(JETRO研修生)

1996年 警察庁へ出向(岩手県警警務部長)

1998年 石油公団へ出向(備蓄計画課長、総務課長)

2003年 内閣官房へ出向(内閣情報調査室内閣参事官、内閣情報分析官)

2011年 公益財団法人世界平和研究所へ出向(主任研究員)

2016年 経済産業研究所上席研究員

2021年 現職

価格1%上げれば収益は10%向上する?「価格」が持つパワーと恐ろしさ

 マーケティングの代表的なフレームワークである「マーケティング・ミックス」。形ある商品なら4P(商品・価格・流通・販売促進)、無形であるサービスなら7P(商品・価格・流通・販売促進・人・プロセス・物的証拠)など、極めて有名な枠組みである。こうした要素において、価格はもっとも活発に研究されていない領域かもしれない。

 ある豆乳メーカーにインタビューを行った際、「健康ブームを受けて、トクホ(特定保健用食品)の認証を得たものの、売価が10円アップし、売上が大きく落ち込んだ」という話を聞き、価格のパワー、恐ろしさを実感したことがある。

 価格は数字で表示されるため、誰もが簡単明瞭に判断でき、他社製品との比較も極めて容易である。また、たとえばトマトでも価格が高ければ、「きっと高品質でおいしいに違いない」、安ければ「何かワケアリのはず」と、多くの消費者が感じることだろう。つまり価格は、(正しいかどうかは別として)品質の高低も表すシグナルや、広告の役割すら担っているともいえる。

 価格戦略(プライシング)に関して、THE WHARTON SCHOOLの教授であるZ.John RajuとJagmohan Zhangによって、2010年に出版された『Smart Pricing: How Google, Priceline, and Leading Businesses Use Pricing Innovation for Profitability』Pearson Prentice Hall(『スマート・プライシング 利益を生み出す新価格戦略』朝日新聞出版)を参考に検討していく。

“何カ月も手塩にかけて育てた作物の収穫の際、「さあ、収穫の時だ。気楽にやろう」という農業従事者はいない”という書き出しは衝撃的である。つまり、企業は長い時間をかけて市場調査や製品開発を行い、市場に製品を投入するといったことには注力するにもかかわらず、こうした努力を収益につなげるために重要な役割を果たすプライシングには関心を払っていないと指摘しているのだ。

 また、多くの企業が採用している、コストプラス法、競争に基づく価格設定、需要に基づく価格設定などについて、極めて単純で場当たり的であると、痛烈に批判している。コストプラス法の利点として、シンプル、公正、財務的健全性などが指摘されるが、贈答品の場合は高価格のほうが好ましいケースもある。また、コストを売価に転化させることが可能となる場合もあり、コストを最小化しようという意欲が起きない。さらに、売上が計画を下回る場合、財務的健全さは保証されないと指摘している。

 競争に基づく価格設定に関しては、泥沼の価格競争に陥る危険性を、一方、需要に基づく価格設定に対しては、顧客ごとに売価が変わる不透明性および不公平感から生じる顧客の離反を危惧している。

 また、価格のパワーに関して、自社の収益を高めるために引けるレバーは、価格、売上数量、変動費、固定費の4つしかなく、とりわけ価格がもっとも大きな影響を与えると、多くのデータが語っているにもかかわらず、もっとも軽視されているとのこと。

 こうした企業におけるプライシングの問題点に対して、Pay as you wish(買い手が価格を決定)、Free(商品やサービスの無償提供)、自動値下げ方式、購入価格指定方式などを紹介している。

 最近、ガソリンをはじめ、物価上昇に関するニュースがしきりに流れている。確かに、価格に対して、消費者をはじめ社会の関心は極めて高い。原料高といった極めて明瞭な理由があっても、一歩間違えば厳しい批判に晒されそうな雰囲気に溢れている。

 こうした状況において企業は無難な値付けに陥りがちだが、たとえば先の著書では、価格を1%上げれば収益は10.29%向上するといったデータが紹介されている。また、世の中には一般的な商品と比較して高価格であるにもかかわらず、好調な販売を維持するプレミアム商品も数多く存在している。これらを勘案すれば、積極的・科学的なプライシングに挑戦する価値は大いにありそうだ。
(文=大﨑孝徳/神奈川大学経営学部国際経営学科教授)

業務スーパー、今、絶対買うべき「コスパも味も驚異的」な商品5選…鶏肉2kgも

 オリジナルの食品を大容量・低価格で販売している「業務スーパー」。その名から業者向けのスーパーをイメージされるかもしれないが、同店はプロだけでなく一般の客も大歓迎というスタンスで営業しており、7月末時点で全国に933店舗を展開している。

 その経営は絶好調のようだ。運営元の神戸物産が今年9月に公表した2020年11月〜21年7月期の連結決算によると、純利益が前年同期比28%増の148億円と、過去最高を達成。店舗数も1年前より67店舗増やし、ますます勢いが増しているのである。

 そんな業務スーパーには、マストバイな高コスパ商品が目白押し。今回は同チェーン店の“この秋、買うべき商品”として好評な5品をピックアップした。

冷凍いちご/278円(税別、以下同)

 毎日の朝食にヨーグルトやオートミールを選んでいる方も少なくないだろうが、直面しがちなのが“飽き”問題。そんな悩みを持つ方にぜひおすすめしたいのが、業務スーパーの冷凍フルーツの数々。数あるなかでも「冷凍いちご」は、一般的なスーパーで購入しようとすると高価格になりがちな「いちご」が、500gで278円という高コスパでゲットできる商品だ。

 そのお味はというと、やや酸味が強めな印象。やはり冷凍している分、生のいちごの甘みや果実感には及ばないようだが、ヨーグルトやオートミールに合わせるには十分すぎるほどのクオリティだと感じた。公式HPを見ても、「爽やかな酸味があるので、ジュースやジャム、ソースづくりにおすすめ」との記載があるので、そのまま食べるのではなく料理やトッピング用に使うのが良いのだろう。

 このほかにも業務スーパーでは「ミックスベリー」や「冷凍マンゴー」といった冷凍フルーツも販売しているので、お好みに応じて選んでみてほしい。

讃岐うどん/147円

 業務スーパーが展開する商品のなかには、マニアから長年愛され続けている“鉄板商品”がいくつか存在する。そのなかのひとつが「讃岐うどん」だ。こちらは冷凍された200gの讃岐うどんが5食セットになった商品。去年の夏にはコロナ禍の巣ごもり需要で生産が追いつかなくなり、品切れの店舗が続出したとか。

 この商品のスゴいところは、1食約30円というコスパの高さもさることがなら、味に関しても高い評価を受けている点。料理研究家など、料理のプロたちもそのコシやもちっとした食感を評価しているというのだから、その味わいには期待が高まる。

 実際に食べてみると人気のワケがわかった。噂通りコシが強く、もちもちで食べ応え満点。また、冷凍時はややコンパクトに見える点が気になったが、麺そのものにボリュームがあるため、食べてみると物足りなさは感じなかった。この美味しさで1食あたり約30円というコスパなら、レギュラーメンバーとして冷凍庫に常備してもいいだろう。

やわらか煮豚/498円

 業務スーパーでは冷凍食品だけでなく、そのまま食卓に出せてしまうようなチルド食品も充実している。そのなかでも、“超使える一品”として知られるのが、「やわらか煮豚」だ。

「やわらか煮豚」は、業務スーパーにラインナップされている冷凍食品やチルド食品のなかではややお高めの498円。しかし、一口食べたらそのお値段設定にも納得がいくはず。まず、肉はとてもジューシーで安っぽさを感じさせない。また、酒のつまみにもいけそうな濃厚な味わいのおかげもあって、少量でもかなりの満足感がある。

 さらに、自分でカットすることで煮豚の厚みを自在に調整できるため、ラーメンのトッピングにするにしても、ちょっとズボラに豚丼をつくるにしても、必要な分だけを使えるのが嬉しいポイント。コッテリ好きにはたまらないこの商品、ぜひ一度食べてみていただきたい。

上州高原どりもも肉/1550円

 スーパーで購入した肉をそのまま冷蔵庫に保存するとしたら、できるだけ早めに食べきってしまいたいところ。そこで、消費しきれないことも見越して肉類は冷凍保存するという方も少なくないだろう。

 そんな肉の冷凍保存に慣れている方なら、業務スーパーの「上州高原どりもも肉」もバッチリ使いこなせるはず。「上州高原どりもも肉」は国内自主関連工場で製造された、安心の鶏肉が2kg入っている大容量の商品。これこそ、業務スーパーの真骨頂といえる一品ではないだろうか。

 価格は店舗や時期によってバラつきがあるものの、この日は税抜き1550円で販売されていたので、100gあたりの価格は77.5円ということになる。このコスパは、鶏肉の消費量が多い世帯にとってはかなりありがたいはずだ。

ぷち大福/298円

 業務スーパーの得意分野といえば、冷凍食品だろう。肉や野菜だけでなく、ちょっとしたスイーツまで冷凍で販売されているのだから驚きだ。そんな業務スーパーが展開する冷凍スイーツのなかでも、とりわけ好評な商品のひとつが「ぷち大福」。

 こちらは一口サイズの大福の詰め合わせで、国内自社関連工場で製造しているため安心・安全には自信があるとか。1〜2時間ほど置いて自然解凍しておいた本品を一つつまんで口に運んでみると、冷凍食品とは思えないくらいのクオリティに仕上がっていたので驚いた。餅は柔らかいし、中のこしあんは甘すぎないので、バランスがちょうどいい。一口サイズということもあって、食べる手が止まらなくなりそうだ。

 また、公式ページに「包丁でカットしてフルーツを挟めば、ジューシーなフルーツ大福が楽しめます」と記されていたので、先に紹介した「冷凍いちご」と組み合わせて食べてみることに。すると、甘い大福にほどよい瑞々しさと酸味が加わることによって、さらに充実した味わいに変化した。こんなふうにアレンジを楽しめるのも、この商品の魅力の一つなのだろう。

 業務スーパーには、便利でお買い得な商品が盛りだくさん。ぜひ、買い物の参考にしていただきたい。

(文・取材=A4studio)

※情報は2021年10月14日現在のものです。

※価格は購入価格。時期や店舗によって変動する可能性があります。

明石家さんまが後輩芸人から本気で嫌われ出した?ついに“お笑いの帝王”陥落か

 好感度急落中の“お笑いの帝王”が、ついに芸人仲間からも嫌われ出したようだ。くりぃむしちゅー・上田晋也、次長課長・河本準一、さらには、明石家さんまを“恩人”と慕う千原兄弟・千原ジュニアまでもが苦言を吐き始めたのだ。

 2019年、さんまは「日経エンタテインメント!」(日経BP)が全国の男女1000人を対象に調べた「一番嫌いなお笑い芸人」ランキングで初の1位に。昨年は7位に転じたものの、いまだに拒否反応は続いていると言えよう。

「お笑いでは現役のさんまですが、すでに還暦をとうに過ぎて66歳と、完全なる昭和世代。冠番組の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)では男尊女卑とも取れる価値観の押し付けが目に余ると、たびたび批判されてきました。自分でも気にしているのか、最近はそうした価値観バトルでもソフトな語り口になってはいますが、いずれにしても“根っこ”の部分は簡単に変えられないのではないでしょうか」(芸能ライター)

 また、さんまは7月放送の『週刊さんまとマツコ』(TBS系)で自身の終活について触れた際、「自分は痴呆症になる家系なんや!」「うちの祖父が72歳で痴呆症になったんや!」と発言、15年以上前に「認知症」という呼び名に変わっていることから、物議を醸した。その後、自身の認識を改めたのか、別の番組では「認知症」という現在の呼び方で言及していた。

ギャラの安さが後輩芸人にも影響?

 そんなさんまが芸人仲間から敬遠されているというのは、どういうことなのだろうか?

「さんまに対する愚痴を公に言う芸人仲間が増えているのです。千原ジュニアは9月24日配信のYouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』で、こんなことを語っていました。この日の動画は、自身の車を運転しながら車載カメラの前でフリートークを繰り広げるものでした。

 生放送の情報番組の収録に向かうという彼は『他の会社やったら、(車で)迎えに来てくれて、その間に資料読んだり、今日取り扱うニュース下調べしたり、運転手の方でもいたら、そうやって現場に向かうんでしょうけど』と自身の現状を嘆きながら、『なんで、こんなことなってんねん? 結局、上なんですよ。さんまさんなんですよ。さんまさんが自分で運転していくからね。ETC代、自分で払って、ガソリン代も自分で払ってね。だからホンマに、さんまさんが会社に言うてくれるか、もっと言うたらさんまさんが我々のETC代を払ってくれるか』と苦笑いしていました。どうやら、さんまが自分の運転で仕事に行くスタイルなので、他の芸人も同様にするという暗黙のルールができているようなのです」(同)

 ジュニアのさんまへのボヤきはこの後も止まらず、「MBS(大阪の放送局)のラジオのギャラがめちゃくちゃ安い。『えっ、嘘やろ!?』みたいなギャラなんですけど。それもさんまさん。さんまさんが全然ラジオのギャラ上げへんから。さんまさんがそれでやってはんねやったら……」と、ラジオに強い思い入れを持つさんまがいまだに破格のギャランティーで引き受けていることが、他の芸人のギャラ設定にも影響していると暴露したのだ。

 他にも、さんまの“押し出し”の強さに辟易している芸人がいる。

「くりぃむしちゅーの上田は7月に新型コロナに感染し、さんまとタッグを組むはずだった日本テレビの東京オリンピック特番を休演しました。療養中に、心配するさんまからLINEで質問攻めに遭い、最終的にはブロックしたそうです。このエピソードは、さんま自身が10月16日放送の『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で語っています。また、さんまは陣内智則に深夜3時に“LINE攻撃”し、お決まりのフレーズ『ワシやないかい!』が出るまで何往復もやり取りしたことを語っていました」(同)

 また、次長課長の河本も、コロナに感染して苦しんでいるとき、さんまに送ったLINEの中で普通に数字を打ってしまい、「お前、数字入れるの?」と突っ込まれた過去を告白していた。河本にはコントで中国人のマネをする際、「カン十分からコン十分です」と言うギャグがあるが、それに気づいて慌てて送り直したそう。

 さんまのようなバイタリティあふれる人間と付き合っていくのは、並大抵の体力ではもたないのかもしれない。そんなさんまに、トラウマを抱えているタレントもいるという。

「若槻千夏は、あるバラエティ番組で『さんまさんの番組の日は、必ずお腹を壊すす』『さんまさんの“ほんで? ほんで?”という言葉が苦手』と明かし、収録ギリギリまでさんまの番組に出演することを知らせてほしくない、とマネージャーに求めていました。また、フリーアナウンサーの有働由美子も、かつてさんまとMCを組んで話していたときに『長いわ、お前の話』とぶった切られたそうで、それからさんまとのからみがトラウマになっていると話していました」(同)

深田恭子を泣かせた全否定トーク

 かつて、さんまは冠トーク番組『さんまのまんま』(フジテレビ系)でゲストを泣かせたことがしばしばあった。

「現在は女優としてアメリカに移住している元アイドルの田村英里子が出演した際、さんまは彼女が宣伝のために持ってきたCDをわざと床に落とし、拾ってはまた落とすという仕打ちを繰り返して、泣かせたことがあります。さらに、『痛快!明石家電視台』(MBSテレビ)に田村が出た際も、同じことをして泣かせています。

 また、深田恭子がゲストでやってきたときは、理想のタイプを『白馬の王子様』と話す彼女を全否定して泣かせたこともありましたし、山瀬まみが書道2段の腕前を見せた際に『2段は嘘やろ!?』と追い込んで号泣させたこともあります。これらは番組を盛り上げるためにあえてヒール役を買って出たのでしょうが、いずれにしても相手が泣くまで続けていたわけです」(同)

 もはや、さんまの笑いは時代にそぐわなくなりつつあるのだろうか。

「確かに『御殿』が数字を獲っているのは認めますが、彼がゴールデンで視聴率を獲っているのはこれしかありません。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)もなんとか踏ん張ってはいますが、上がり目はない。そんな現状で、いまだにさんまを“お笑いの帝王”と呼んで崇めるのは、そろそろやめたほうが彼のためにもなるのではないでしょうか」(テレビ局関係者)

 デビューして、すでに50年近くが経つさんま。晩節を汚すことにならなければいいのだが……。

(文=編集部)

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 自民党の地滑り勝利と、日本維新の会の大躍進に終わった衆院選。この国の地獄はまだまだ続く、その絶望感に拍車をかけたのが、いつものことながら、テレビ各局の選挙特番だった。  自民党の岸田文雄首相や高市早苗政調会長、維新・松井一郎代表には何もつっこめずに媚びへつらう一方で、立...