ヨドバシカメラ、全国「翌日配達」実現で物流革命…物流を制する者が世界を制す

 家電量販店のヨドバシカメラは、600億円を投じて全国で翌日配達を可能にする物流体制を構築しようとしている。それによって同社は、今後5年間でネット通販事業が販売に占める割合を現在の3割から5割に引き上げたいとしている。

 同社の大規模投資の背景には、世界経済のデジタル化の加速がある。リーマンショック後、米国のアマゾン、中国のアリババ・グループなどが急速にECビジネスのシェアを拡大した。特に、今回のコロナ禍の発生は、人々のITプラットフォーム上での購入を増やし、迅速に商品を最終目的地に届ける物流の重要性を一段と鮮明化した。

 そうした状況下、ヨドバシカメラは物流拠点を増やして動線への依存度を減らし、消費者の利便性を高めることを想定している。日本では、今後、人口の減少によって買物環境の維持の重要性は増している。全国を対象に翌日配達を可能にする物流体制を敷くことは、ヨドバシカメラがより多くの消費者との接点を持ち、関係を強化して潜在的な欲求を理解することにつながるだろう。

 物流機能の強化は、ネット通販事業の強化に加えて、新しい需要創出につながる可能性がある。ヨドバシカメラがどのように国内の物流体制を強化し、その上で新しい取り組みを進めるかに注目したい。

ヨドバシカメラを取り巻く事業環境の変化

 近年、ヨドバシカメラを取り巻く事業環境は加速度的に変化している。国内では、少子化、高齢化、人口の減少によって個人消費全体は伸び悩んでいる。国内需要の減少によって地方では、買物環境の維持が困難になっている。また、過去30年間の平均給与額の伸びは極めて緩やかだ。その状況下、個人消費が右肩上がりで増え、家電などの販売額が増加する展開は想定することが難しい。

 その一方、近年の家電大型専門店の販売額は緩やかに増加した。経済産業省が公表する「商業動態統計」を見ると、2014年と比較した場合に2020年の家電大型専門店の販売額は6%増加した。品目別に見ると、テレビなどのAV家電、エアコンや冷蔵庫などの生活家電の販売が増えた。その背景要因として、テレビで動画のストリーミングサービスを視聴したり、省エネ性能の高いエアコンなどに買い替えたりする消費者の増加があげられる。ただし、そうしたトレンドが続くとは考えづらい。

 また、経済のデジタル化によってネット通販で家電を買い求める消費者は増加している。ヨドバシカメラもそうした変化に対応するためにネット通販事業を強化した。さらには、コロナ禍が発生したことによって、ヨドバシカメラは巣ごもり需要の増加に直面した。自宅で過ごす人が増えた結果、一時的にパソコンなどの情報家電の需要が押し上げられた。

 それに加えて、都市の中心部に近い場所から郊外に移り住む人も増えている。一部の企業ではテレワークを恒久的な勤務形態として認め始めた。在宅勤務からオフィス中心の勤務体制(コロナ禍以前の働き方)に戻ろうとする企業もあるが、コロナ禍の発生を境に世の中全体で新しい生き方が模索されている。世界経済全体で、従来よりも人々の移動を前提としない生活が目指されている。

 今回ヨドバシカメラが翌日配達体制を強化するのは、人々の生き方の変化に対応するためだ。同社はデジタル空間上でのマーケティング戦略の強化と、より効率的に商品を最終目的地に届ける体制整備によって、より多くの需要を獲得しようとしている。

物流は世界を制すほど重要なファクター

 ここへ来て、消費の場が実店舗からデジタル空間に移行している。コロナ禍はそのスピードを加速させた。デジタル技術を用いることで、ネット上で購入契約と資金の決済を行うことはできる。その上で重要なのが、最終目的地に迅速に商品を届ける物流だ。

 ヨドバシカメラは物流を強化して消費者によりよい消費体験を与え、より長期の関係を獲得したい。物流の強化とは具体的に、物流拠点の増設や効率的な物流を支えるITシステムの開発と運営などだ。

 アマゾンは書籍のネット販売からスタートし、家電、生鮮食品や自社ブランド商品の取り扱いを増やした。それが可能だったのは、アマゾンがデータによって消費者の潜在的需要を把握し、迅速に世界に物流網を張りめぐらして最終目的地に商品を届ける体制を整備したからだ。突き詰めていえば、物流網の構築力が、企業の競争力に影響する。中長期的に世界経済のデジタル化は加速し、それとともに物流の重要性は増す。

 ヨドバシカメラによる物流拠点の増設は、そうした変化に対応するための取り組みだ。同社が重視するポイントの一つとして、競合他社との差別化の要因として配達スピードの重要性が増していることがある。

 家電メーカーと、ITプラットフォーマや小売店の価格交渉力に幾分かの差があるにせよ、販売価格に大きな差はつきにくい。他方で、消費者は一刻も早く手もとに、注文した商品を届けてほしい。翌日配送は小売業と消費者の関係強化を支え、小売業とメーカーの交渉力にも影響する。消費者との関係を強化するために小売業にとって当日配送の重要性も増すだろう。

 消費者は届けられた商品の機能やデザインを確認して、期待した満足感が得られるか否かを確かめる。期待ほどではなかった場合は返品する。その際も、物流サービスの巧拙が消費者の満足度に影響する。物流の強化は消費者の満足感の向上を支え、他社との差別化につながる。迅速な配達だけでなく企業が消費者との接点を増やし、長期の関係を構築するために一段と物流の重要性が増している。それはB2B、B2Cのいずれにも当てはまるだろう。

ヨドバシカメラの物流革命への期待

 中長期的な展開として注目されるのが、物流の強化を基点にしたヨドバシカメラの自己変革だ。物流の強化によって、ヨドバシカメラは消費者が潜在的に欲するモノやコトを把握できるようになるだろう。それを新しい需要の創出につなげことによって、家電を仕入れて販売する、という同社の既存のビジネスモデルは変化する可能性がある。

 例えば、現在の世界経済では脱炭素への取り組みが加速している。わが国でも、国内で設計と開発を行い、中国メーカーが生産する電気自動車(EV)を導入して近距離での配送に用いることによって温室効果ガスの排出を減らそうとする企業が増えている。今後の展開として、ヨドバシカメラが物流拠点を中心に近距離の利用を目的とするEVの設計・開発、生産の委託に進出する可能性がある。それは、同社が脱炭素に対応し社会的な責任を果たすために重要であるだけでなく、EV分野への参入につながる可能性もある。

 また、ヨドバシカメラが宅配サービスに、高齢者の見守りや近距離移動などのサービスを結合する展開も考えられる。そのために、同社が高齢者でも簡単に使うことのできるITデバイスを設計・開発して、国内外の企業に生産を委託する展開もあるだろう。

 重要なことは、既存の発想にとらわれずに、新しい成長の可能性を探ることだ。ヨドバシカメラは物流拠点の増設に取り組むことによって、潜在的な新しい需要を把握し、それを満たす新しいモノやサービスの創出を目指している可能性がある。

 物流の強化は、企業が新しい需要を生み出す基点になり得る。その意味で、物流を制する者が競争を制する時代が本格化している。新しい商品、サービスを創出することができれば、国内市場において企業が長期の成長を実現することは可能だ。さらには、物流管理のシステムなどを海外に輸出して、より多くの需要獲得を目指すという意味での成長期待も高まるだろう。ヨドバシカメラが物流を強化してオンラインでの販売額を増やし、その上で得られた資金を既成概念にとらわれずにどう再配分するかに注目したい。

(文=真壁昭夫/法政大学大学院教授)

●真壁昭夫/法政大学大学院教授

一橋大学商学部卒業、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学大学院(修士)。ロンドン証券現地法人勤務、市場営業部、みずほ総合研究所等を経て、信州大学経法学部を歴任、現職に至る。商工会議所政策委員会学識委員、FP協会評議員。

著書・論文

『仮想通貨で銀行が消える日』(祥伝社、2017年4月)

『逆オイルショック』(祥伝社、2016年4月)

『VW不正と中国・ドイツ 経済同盟』、『金融マーケットの法則』(朝日新書、2015年8月)

『AIIBの正体』(祥伝社、2015年7月)

『行動経済学入門』(ダイヤモンド社、2010年4月)他。

「マニュアル見るな!」あの有名飲食店チェーンで壮絶パワハラ、パート店員も病気に

 本部が知れば晴天の霹靂だろう。顧客満足が高いことで知られる全国展開の飲食店チェーンのフランチャイズ店(FC)でパワーハラスメントが横行しているのだから。

 問題の主は、長年パートを続けているバックヤードの女性従業員・Aさんで、調理以外に新人の教育を担当している。いくら記憶力のいい人間でも、まったく未知のことを一度聞いただけで膨大な量を記憶するのは困難だ。それがAさんには気に入らないらしく、怒りが爆発することが多々あった。

 新人アルバイト店員は社会経験のない高校生や大学生たちで、こうしたAさんの指導が嫌になって、さっさと辞めてしまうという。ランチタイムは複数のパート店員がシフトに入っているが、Aさんが勤務する夕方以降はバイト歴半年の大学生2人、バイト歴4年の大学生1人、7年前に採用された3人のフリーターという新陳代謝の悪さだ。新しいバイト店員が入るたびに「どれぐらい続くか」と予測しあっているという。

 店長はバイトから正社員になり、転勤でこの店舗に異動してきた。店長はどんなに忙しくても物腰が柔らかく、バイトに注意するときも「●●をしてくれたら嬉しいです」と言うような温厚な人で知られていた。

 一方、Aさんは店長が異動する数年前からいた“店一番の主”で、業務上はそつなくこなすため、店長も頼りにしていることは間違いなかった。辞めたバイトのなかには、店長にAさんからのパワハラを訴える人もいたが、Aさんは自分を正当化し、もっともらしい主張をするので、店長も「言い方は厳しいかもしれないが、間違っていることを言っていない。今の子は少しのことですぐに辞める」と誤認してきた。調理部門には契約社員もいないため、Aさんの独壇場だったこともパワハラを産み出す土壌となっていた。

パワハラの定義

 職人の世界や師弟関係が重視される世界に限らず、パワハラがたびたび社会問題化するが、パワハラとは何か。

 2020年6月1日に改正労働施策総合推進法(パワハラ防止対策義務化)が施行され、厚労省はパワハラの定義を以下の通り定めている。

「職場において行われる(1)優越的な関係を背景とした言動であって、(2)業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、(3)労働者の就業環境が害されるものであり、(1)から(3)までの3つの要素をすべて満たすものをいいます。なお、客観的にみて、業務上必要かつ相当な範囲で行われる適正な業務指示や指導については、職場におけるパワーハラスメントには該当しません」

 複数の店舗を持つ飲食店では、接客や調理方法に関するマニュアルがある。どこの店でも同じ材料、同じ分量、同じ調理時間、同じ調理方法でお客に提供することが絶対条件だからだ。

 主婦のBさんがパートを始めたのは、3カ月前のこと。週に3回、夕方から調理を担当することになった。新人はお皿洗いから始まり、揚げ物やサラダといったサイドメニューを経て、ベテランがメインディッシュを受け持つこととなる。

 その飲食店ではサイドメニューだけでも30種類を超える。サラダのドレッシングも複数あり、ドレッシングをかける順番がそれぞれに違っている。材料の保存場所や料理に応じた食器、盛り付け方法など、覚えることは膨大にある。簡単な揚げ物にしても付け合わせの配置も個々に違う。

 AさんはBさんに「少しでも早く覚えさせるために」と、「マニュアルをメモしてはいけない、見てもいけない。口述するから覚えろ」と言い、困り果てたBさんが調理場に保存しているレシピをメモしようと早めに行っただけで、「早く来てはいけない」と叱られた。「なぜですか?」と聞こうものなら、「覚えればいいだけ!」と取り付く島もない。

 そこでBさんはAさんの目を盗んでメモをつくり、盗み見することにしたが、急いでメモをしているため書き漏らしもある。マニュアルを盗み見して確認していたところをAさんに見つかり、こっぴどく叱られた。「現場には(メモを)ひっくり返す時間もない、わからないの!」と怒鳴られたかと思えば、「メモを見なさい」「きちんとメモを取りなさい」と言う。それまでは従順にしていたBさんだが、「メモを見ていいのですね、本当にいいのですね」と2回確認すると、Aさんは「切れるよ」と怒りながらBさんを追いかけてまで恫喝する。どうやらひとたびスイッチが入ると、感情のコントロールができないタイプのようだ。

 こんなこともあった。Aさんはレシピを抱えながら、Bさんに「新メニューの味見をさせてあげる」というので、一切れ食べた。Aさんはその後、レシピをどこかにしまったため、当然メモなどできない。それなのに後日、いきなり「つくれ」という。“味見”がトレーニングだったらしく、「なぜ作れない! トレーニングをなんと思っているの?」とさんざん切れた。

パワハラをする人の特徴

 飲食店の運営にとって注文伝票の管理は重要だ。混雑時には一気に何十品の注文が入る。Bさんの店では例えば、一番先の注文が短時間でできるサラダなら、時間がかかる揚げ物からつくっていく決まりだが、Bさんは手順を教えてもらっていなかった。注文伝票の順番通りにつくっていたら「違う」と叱られたが、何が、どう違うのか、まったく説明がない。こんな嫌がらせは数え切れないぐらいあった。やがてBさんはストレスから病気になり、店を辞めることにした。

 Bさんは「どれほど無用な時間と労力を費やしたのだろうと悲しくなったことは事実ですが、今後、人と接する際の大きな気づきもあった」と振り返る。 

 Aさんがいないある日、Bさんにあるバイト店員が声を掛けた。「自分も徹底してやられてきた。日によって言うことが違うし、教えてもらっていないのに、いきなり叱られる。Bさんだけでなく、新人には全員そうなんですよ。相手をとことんやり込めるまで叱るので、彼女が原因で辞めていくんですよ」と慰めた。この店員はそれ以来、陰に隠れてフォローしてくれたという。また、間違いやすい点をいろいろと教えてもくれた。

 Aさんの説明は何度聞いても頭に入ってこなかったが、不思議なことにこの店員の説明は砂地に水がしみこむように頭に入り、1回で覚えることができた。Aさんの説明とは何が違ったのか。

 ひとつは、伝える音域がまったく違ったのだ。Aさんは金切り声で感情的に話すため、聞きづらい。頭に入れようとしても、ただキンキンしているだけなので、聞くほうは嵐が静まるのをひたすら待つという感じだった。

 片やバイト店員は、誰にもよく通る声の持ち主で、要領よく端的に、相手の反応を見ながら話すペースを変化させたので、頭にすっと入る。

 こういう事例は高齢者でも起こる。耳の遠いお年寄りが遺言書を作成する際、いくら弁護士が大声で話しかけても反応せず、見かねたアシスタントの問いかけには反応したり、男性の声には反応するが女性には反応しなかったり、若い世代の声には反応しなかったり、その逆だったりということを筆者も何度も経験した。「聞こえないから」と高齢者の耳のそばで大声を出す人がいるが、聞こえない場合は音域を変えてみることをお勧めしたい。

 もうひとつのAさんの問題点は、“思い込み”だ。目に入った情報だけで判断し、叱る。Bさんが「違う」といくら言っても、ヒートアップしたAさんを止めることはできなかった。

 思い込みは過ちを生み、信頼関係など到底築けない。ひょっとしたら、パワハラをする人にとっては、音域や自分の思い込みなど考えたこともないのかもしれない。人に指導する立場にある人こそ立ち止まって、自身の行動を振り返ってみることが不可欠ではないか。

(文=鬼塚眞子/一般社団法人日本保険ジャーナリスト協会代表、一般社団法人介護相続コンシェルジュ協会代表)

●鬼塚眞子/一般社団法人日本保険ジャーナリスト協会代表、一般社団法人介護相続コンシェルジュ協会代表

出版社勤務後、出産を機に専業主婦に。10年間のブランク後、保険会社のカスタマーサービス職員になるも、両足のケガを機に退職。業界紙の記者に転職。その後、保険ジャーナリスト・ファイナンシャルプランナーとして独立。両親の遠距離介護をきっかけに(社)介護相続コンシェルジュを設立。企業の従業員の生活や人生にかかるセミナーや相談業務を担当。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌などでも活躍。

掃除を劇的にラクにする裏ワザ&神アイテム7選!洗えるペーパータオルで布巾いらず

 整理収納アドバイザーのまいです。掃除は好きですか? 面倒だし、なるべくならやりたくない、時間もかけたくない。そうですよね。私もそう思います。

 今回は知っているだけで普段の掃除や大掃除がラクになる裏ワザや、便利なアイテムをご紹介します。重曹とかクエン酸は出てきませんので、ぜひ気楽に読んでくださいね。

1.冷蔵庫や食器棚の上にラップを敷く

 キッチンは油や水を使うので、高い所にもベタベタした汚れが付きがちです。拭くだけではなかなか落とせず大変ですよね。

 冷蔵庫の上に食品用のラップをかけて、端がずれないようにマスキングテープなどで留めます。年に一度はがして取り替えるだけなのでラク。大掃除のあとにぜひやってみてください!

2.冷蔵庫のドアポケットにキッチンペーパーを敷く

 冷蔵庫のドアポケットには、調味料を入れることが多く汚れやすいですね。外して洗うのも面倒です。

 ドアポケットの下にキッチンペーパーを敷いておき、ドレッシングや調味料、牛乳などがこぼれて汚れたら取り替えるだけ。拭いたり洗う手間が減ります。

 同様に、チルド室や冷凍庫にはアルミホイルを敷けば、汚れを防ぎながらも冷えやすくなるので一石二鳥。このようにラップやキッチンペーパーを敷く「予防掃除」は掃除の負担を軽減してくれます。

3. 布巾の管理にさよなら! 洗って使えるペーパータオルは神アイテム

 キッチンアイテムのなかで、買ってよかったナンバーワンがこれ「洗って使えるペーパータオル」。私は愛用して4年になります。

 布巾の管理って面倒ですよね。すぐに臭うし漂白が必要です。この洗って使えるペーパータオルは、その名の通り洗っても破れずに何度も使うことができるのです。

 私の使い方は、おろしたては食器拭き、次にテーブル、シンク回りや電子レンジなどを拭きます。

 最後に床やサッシなど、汚れのひどい場所を拭いて捨てています。このアイテムの良い点は、布巾の管理がなくなるだけでなく「ついあちこち掃除をしてしまう」ことなのです。布巾や雑巾だと拭き跡がつくことがありますが、これは汚れを落としやすいし跡も残りにくいのです。捨てる前に使い倒そうと考えるので、ついでに家がきれいになっていきます。

 本当に一度は使ってみてほしいアイテムです。61枚で300円ほどなので、毎月150円程度で掃除の手間が減り布巾の管理が不要になるなら高くは感じません。これがない暮らしはもう考えられないくらい、大のお気に入りです。

4.網戸の掃除に! メラミンスポンジ

 網戸は内側にはホコリや油、外側には黒い汚れがたくさんつきます。年末の大掃除に外して洗うのはかなり大がかり。

 そこで万能選手「メラミンスポンジ」の出番です。大きめにカットしたメラミンスポンジを濡らして絞ったら、網戸をなでるだけ。網戸は押す力に弱いので優しくなでましょう。

 あっという間に真っ黒に。スポンジが汚れたら洗って拭いてを繰り返します。洗剤を使わないので、手荒れも防げます。

5.床拭きはクイックルワイパーに「ふきん」が使える

 床を拭く習慣はありますか? 掃除機だけで済ませる方も多いかもしれませんが、実は拭いてみると雑巾が真っ黒になるほど汚れています。水拭きロボットは高価だし、腰を曲げて拭くのは疲れますよね。床拭き専用のモップが便利ですが、クイックルワイパーがあれば代用できます。

 ウェットシートは上滑りするような気がして好きではないので、ふきんを濡らして挟んでいます。このマイクロふきんは100円ショップで購入しました。使い捨てではないのでエコです。

 床拭きのあとは、部屋の空気が澄んだような感じがするのでおすすめです。

6.ウェットティッシュをあちこちに置く

 床や壁、家電などがちょっと汚れているのを見つけても、後回しにしたり見て見ぬふりをしていませんか? ウェットティッシュをあちこちに置くだけで解決できます。我が家は3カ所です。

 まずはリビング。食事中手や口を拭くだけでなく、床やカウンター、窓の汚れなどが気になったときに使っています。

 それから洗面所。ドラム式洗濯機なので、乾燥後のホコリを毎回取り除いています。洗面所は髪の毛が落ちるので、床を拭きがてら髪もキャッチ。

 水回りは汚れが付きやすいのでマメに拭きとります。

 あとは玄関にも。外のホコリや汚れが一番たまりやすい場所です。

 私は子どもを見送りながら、玄関扉や鏡、インターホンや郵便受けなどをたまに拭いています。ウェットティッシュケースはリビングが無印良品、ほかは100円ショップで購入しました。

 家を汚さないコツは、「気づいたときにすぐ拭き取る」ことです。

7.トイレの便座を上げて掃除するタイミング

 これはちょっとおまけの裏ワザ習慣です。トイレの掃除をするときの、便座を上げる瞬間ってちょっと勇気がいりませんか? 毎日トイレ掃除をする人ならそんなことはないのかもしれませんが、数日おきになると嫌な気持ちになりながらすることになります。

 我が家は息子2人なので、「男性陣が用を足すついでに拭いてほしい」と言っていますがなかなかやってくれません。

 そこで、私個人の習慣として「自分が大を流す前に、便座を上げてトイレットペーパーでさっと拭く」ようにしました。一日に一度はまぁ大を流すので、便座に汚れがたまらなくなりトイレ掃除がだいぶ(気が)ラクになりました。男性陣に腹を立てることがなくなったので、なかなか良い習慣だと思っています。

おわりに

 掃除の裏ワザやアイテムをご紹介しました! 掃除はあまり前向きになれない家事かもしれませんが、少しでも簡単にできるといいですよね。この記事がお役に立てたらうれしいです。

(文=まい/整理収納アドバイザー)

※家事の裏ワザはこちら

「主婦歴18年の私が実践、料理と後片付けを劇的にラクにする裏ワザ7選!ピーラー、食器洗い…」

●まい

整理収納アドバイザー1級、整理収納教育士、クリンネスト2級

夫・男児2人と都内の一戸建てに暮らす主婦「まい」です。

2014年に次男の入園を機に整理収納アドバイザーを取得しました。

片付けブログ「まいCleanLife」暮らしのいろいろを日々更新中。

現在はWEBライティングを中心に活動をして、たまに雑誌に協力させていただいています。

ブログ:https://maicleanlife.com/

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秋の夜長の晩酌が大失敗に?メルカリで買うのは避けたい“残念な調理器具”5選

 食欲の秋が訪れ、旬の味覚が店頭に並ぶようになった。食べ頃を迎えた食材を目にすると、「どういうふうに調理しよう」と考えるのと同時に、「どんなお酒が合うだろう」と、晩酌に思いを馳せる人も多いのではないだろうか。

 お気に入りのお酒と、その味わいを引き立たせるような肴を用意し、秋の夜長に堪能するというのはなんとも味わい深い。出来合いのものでも悪くないが、手作りすれば、より自分好みに仕立てることができる。そんなときに便利な調理器具が揃っていると、凝った料理にもチャレンジできる。

 一方、調理器具のアイテム選びに失敗すると、無駄な出費をした上に、キッチンに邪魔なモノが増えるだけになってしまう。そこで今回は「メルカリ」内から独断でセレクトした、この秋に買うと後悔するかもしれない調理器具5選を紹介する(各種情報は調査時点)。

ビールサーバー

 秋限定の商品も登場し、ビール愛好家にとってはいい季節だが、家で飲む際にワンランク上の味わいを演出してくれるのが「ビールサーバー」だ。濃厚な泡を自在に操り、単なる缶ビールを飲食店クオリティの“生”へと進化させられるアイテムだが、さすがに寒くなってくると出番が減ってしまうことは否めない。

 さまざまな食材があふれるこの季節は、ビールだけでなくいろいろなお酒と合わせたくなる。パーティーなどで集まったときに、このサーバーを持ち出してもビールの減りが鈍いということが増えてしまうだろう。

 また、メルカリではビールサーバーは季節を問わず数多く出品されており、相場もほとんど変わらないため、急いで買う必要がない。来年の夏前までは、おすすめできないアイテムだ。

銀杏殻割り器

 この季節になると出回る「銀杏」。煎るだけでなく、揚げたり、アヒージョに入れたりと、食べ方が豊富でおつまみとしても悪くない。そこで、必要になってくるのが銀杏の固い殻を割るための道具だが、確かにひとつあればなんなく殻を割ることができる。しかし、最近は剥いた状態の銀杏も手に入るので、わざわざ殻付きを買って手間をかける意味合いが薄い。また、殻を割るのはトンカチなどでも代用できるため、わざわざ専用の器具を買うというのも躊躇してしまう。

 さらに、銀杏にジャストサイズで設計されているため、他の殻付きナッツなどを割ろうと思うとなかなか難しく、用途限定なわりには台所の引き出しでかさばるサイズ……。メルカリで安く手に入るとはいえ、よほどの銀杏好き以外は手が出しづらいだろう。

デジタル計量スプーン

 酒の肴をつくるときにも各レシピサイトは非常に便利。そこで大事なのは、材料をしっかり計ることだ。そこで、材料をすくうだけで重量を自動で計算してくれる「デジタル式計量スプーン」があると非常に便利に思える。

 ただ、使ってみると意外な不便さに気づく。このスプーンで表示される重さはグラム表記だが、レシピに書かれている調味料の量などは「大さじ」「小さじ」で書かれているため、「30グラムって大さじに換算するといくつだっけ?」と、頭の中で計算する手間がかかってしまうのだ。

 ましてやほろ酔い状態で料理する際などは、もはやグラムも大さじも気にせずに目分量で行うことがほとんど。せっかくの機能を台無しにしがちだ。この商品は、どちらかというお菓子作りなどのときに活躍するため、お酒好きには必要ないかもしれない。

七輪

 さんまやキノコ類など、秋の味覚をイメージしたときに一緒に浮かんでくるのは「七輪」ではないだろうか。素材の味を活かすには、そのまま七輪で炭火焼きにするのが一番。そんな贅沢が家で手軽に楽しめると考えて、メルカリに出品されている七輪をポチりたくなってしまう気持ちはわかる。

 確かに、七輪で炭火焼きは最高だが、それを家で行うとなると想像以上に面倒だ。まず、炭を調達しなければならないし、網やトングなどのアイテムも必要。つまり、七輪を手に入れるだけでは炭火焼きを行うことはできない。メルカリでは「本体のみ。網は別売り」というケースも多く、計画的にアイテムを買い集めないといけない。

 また、炭の火起こしや管理は意外と面倒だし、焼いた後は内部の灰の処理や網の洗浄など、後片付けが大変という難点も。夜風に当たりながら旬の魚の炭火焼きを相性の良い酒で流し込む……のは悪くないが、その前後にかなりの作業があることを認識した上で購入を検討する必要がありそうだ。

燻製器

 お酒好きたちの心をときめかせる言葉、それは「燻製」。秋の夜長にマイ燻製器で思いつく限りの食材をスモークし、深い味わいや薫りを楽しみながらお酒をチビリ……。食材だけでなく、チップにこだわってみたり、火入れの時間を調節したりと奥深い楽しみ方もできるので、まさに趣味といえるアイテムなのだが、メルカリで探すのはちょっと待っていただきたい。

 メルカリで「燻製器」と検索すると、アウトドア用から携帯用、さらに本体以外の付属品や燻製にまつわる書籍など、ありとあらゆるアイテムがヒットしてしまい、イメージしている商品が探しにくいのだ。「スモーカー」「燻製マシン」など名称を変えても同じような結果になるので、目ぼしい出品物を見つけるまでに時間がかかってしまうだろう。

 また、中古の燻製器は、その使用感に差があり、内部まで写真を撮って掲載している出品者が少ないので程度がわかりにくいのもネック。燻製器そのものはお酒好きであればぜひ手に入れて欲しい商品ではあるが、フリマサイトで探すのはあまり賢明とは言えない。

 記事内でも少し触れているが、今回紹介した器具たちは、使用シーンが変われば大活躍してくれるものも多い。買うときは、どんな場面で使うことが多いかをシミュレーションしてから商品を選ぼう。

(文=清談社)

『日本沈没』の小栗旬、ジャニーズ落ち、ハリウッドで辛酸…でも当たり役に恵まれるワケ

 現在TBS系「日曜劇場」枠でオンエア中の連ドラ『日本沈没―希望のひと―』の勢いがすごい。初回視聴率は15.8%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で、米倉涼子主演の大人気シリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)に次いで10月クールドラマでは第2位と好発進。最新回の第4話でも15.5%と15%台をキープしており、さらには地上波オンエア後にすぐさま全世界配信されているNetflixにおいても常に上位にランクイン中。つまり、テレビ離れしている視聴者層にも確実にリーチしているようなのだ。

 あるテレビ誌の記者は、本作の魅力をこう語る。

「1973年に刊行されたSF小説の金字塔である小松左京による同名原作をベースにしており、これまでにも映画、ドラマで何度も映像化されている作品ですが、この2021年版はかなり大幅なアレンジを施されています。小栗さん演じる主人公を含む主要キャラのほとんどが原作にはないオリジナルキャラクターで、沈没の規模も日本全土ではなく関東圏のみに縮小。その分、『地球環境』という大きなテーマが俎上に載せられており、より現代的なリアリティーにこだわっているという印象を受けますね。東日本大震災からちょうど10年という節目の年に、著名原作にここまで大胆なアレンジをしてでも視聴者に環境問題を問うという戦略は、やはり“ドラマのTBS”の面目躍如といったところでしょうか。

 撮影もすでにクランクアップしているのですが、そもそも小栗さんへのオファーは、なんとコロナ前になされていたとか。撮影中にコロナ禍となり、小栗さんは『みなさんが疲弊しているなか、この作品を届ける意味はなんなのか、ずっと模索しながら撮影してきました』とコメント。大震災から10年という節目に世に問われる記念碑的作品になる予定だったものが、作品の持つ意味合いが新型コロナで大きく変わってしまったわけで、このようにご本人が戸惑ってしまうのもうなずけます。しかし、その分新たな注目を集めたという意味では、今般のコロナ禍は作品にとっては追い風ともいえますし、俳優・小栗旬はやはり運に恵まれた俳優だなあとあらためて思わされますね」

来春からの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の撮影が終了すれば、小栗旬は再びハリウッドに挑戦する?

 本作の撮影をすでに終えている小栗は現在、来年1月から始まるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の撮影の真っ最中。『日本沈没―希望のひと―』で高視聴率を持続し、初の大河ドラマ主演作へと弾みをつけたいところだろう。

「今夏は小栗さんのハリウッド映画進出作『ゴジラvsコング』の公開もありました。全米では興行収入1億ドル超えと大ヒットを飛ばしましたが、日本では20億円ほど。しかし、コロナ禍で映画館も人数制限や時間制限があるなか、興行収入20億円は大ヒットといえるレベルですよ。

 小栗さんは『英語がそこまでのレベルじゃない』と一度は出演を断ったそうですが、同作の監督、アダム・ウィンガードから直接口説かれて出演を快諾。単身撮影現場に乗り込むもやはり英語の壁は高く、かなり苦戦したようです。仕上がりを見ると出演シーンも相当カットされており、ハリウッドの洗礼を受けたようですね。その苦い経験を糧にし、今回の『日本沈没―希望のひと―』や1月からの『鎌倉殿の13人』にどう生かされているのか、そこにも注目したいですね。

 大河の撮影が終わったらまたハリウッドに乗り込んで、今度はオーディションからちゃんと受けて改めて挑戦するつもりのようです。やはりこのままでは終わらせたくないようですね」(前出・テレビ誌の記者)

小栗旬がジャニーズに受かっていれば、『花より男子』での松本潤との共演もなかったはず

 まだまだエンタメ界をにぎわす存在であり続けることは間違いなさそうな小栗旬。10月8日に放送されたバラエティ番組『A-Studio+』(TBS系)出演時には、実父から「ジャニーズ事務所のオーディションに自ら応募し落選した」という黒歴史を暴露されたことが話題に。

 ある映画会社のプロデューサーはこう語る。

「現在38歳の小栗さんは嵐と同世代なので、もしもジャニーズ事務所に入所していたら、『花より男子』(2005年、TBS系)で松本潤さんと共演することもなかったはず。『花より男子』は小栗さんが世に出ることとなった彼の代表作のひとつですが、ジャニーズは主要キャストを自社俳優で固めることはあまりありませんからね。それに、ジャニーズタレントではなかったからこそ、ここまで役者業に専念することができたわけですし、ジャニーズに落ちて本当によかった(笑)。

 小栗さんの演技力は誰もが認めるレベルですが、役者はやはり役に恵まれてこそ。『花より男子』もそうですが、『日本沈没―希望のひと―』や『鎌倉殿の13人』など、自身にフィットした本当の当たり役を引き寄せる才能が彼にはあると思います。小栗さんの同世代の俳優や後輩たちが彼を慕うのも、きっとそういう“引き寄せ力”によるものだと思いますね」

 いよいよ放送も後半戦に入ってくる『日本沈没―希望のひと―』。ハリウッド進出で辛酸をなめた俳優・小栗旬は、本作をも大ヒットに導けるのだろうか?

(文=藤原三星)

●藤原三星(ふじわら・さんせい)
ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。<twitter:@samsungfujiwara

岸田政権がケチなのは給付金だけじゃない! 保育士・介護士の賃金引き上げもわずかで、口実に医療・介護・保育費値上げを画策

 選挙が終わった途端、自民党政権がいつもの棄民姿勢をあらわにしている。その最たる例が、非難の嵐となっている「18歳以下の子どもに5万円+クーポン券5万円を給付」という政策だ。  大元は公明党が「18歳以下に現金10万円を一律給付する」と選挙公約に掲げていたもので、自民党は...

パチンコ17万発も確認された「第2の覚醒」搭載機が好調な推移…今後は人気タイトルのパチスロ販売も!?

 シンプルなデジタル演出とメリハリある出玉性能で人気の『J-RUSH』シリーズ。その最新作『P J-RUSH5 HSJ-S』と『P J-RUSH5 RSJ-S』の導入を11月22日に控えるSANKYO(東証:6417)は11月8日、2022年3月期第2四半期決算を公表した。

 これによると、売上高は前年同期比10.8%増の280億6,100万円、営業利益は29億1,400万円、経常利益は34億900万円、純利益は45億7,500万円。前年同期の売上高は253億3,200万円、営業利益は10億8,400万円、経常利益は15億8,800万円、純利益は14億700万円だった。

 パチンコ・パチスロ業界では、2022年1月末となる旧規則機の撤去期限に向けて新規則機への入替が進められている。

 世界的な半導体不足によって一部の新機種の販売が延期となるなど、販売数量が制限されるといった影響はあるものの、パチンコはメーカーによる供給タイトルの充実、新規則機へのファンの定着が進み、概ね順調。

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 一方、パチスロについては有力な新機種供給が不足していることなどを背景に、パチンコに比べて稼働や新台販売市場の回復に時間を要している。

 このような状況下、パチンコ機関連事業は主にST70回の「革命ヘブン」と時短10,000回の「超革命ヘブン」を合わせたRUSHで出玉を増やす『Pフィーバー革命機ヴァルヴレイヴ2』(SANKYO)、17万発オーバーの出玉も確認された覚醒することで出玉スピードが格段に上昇する『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン』(SANKYO)、継続率約85%のRUSH「超波動RUSH」が大量出玉を呼び込む『P宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(Bisty)、往年の名機に遊タイムを搭載した『Pフィーバーパワフル』(ジェイビー)の4タイトルを販売。総販売台数は60,740台で、売上高は前年同期比14.7%増の256億7,000万円、営業利益は65億100万円となった。

 パチスロ機関連事業では、既存機屈指とも言える1G純増約9.5枚のAT機能を出玉トリガーとする『パチスロ マクロスデルタ』の1タイトルを販売。販売台数は2,384台で、売上高は前年同期比25.2%減の11億3,100万円、営業損失は14億6,900万円となった。

 また、補給機器関連事業の売上高は前年同期比11.0%減の11億円、営業損失は4,500万円となった。

 今後としては、パチンコ機関連事業では『P新世紀エヴァンゲリオン 未来への咆哮』など8タイトルほど、パチスロ機関連事業では『パチスロ戦姫絶唱シンフォギア 勇気の歌』『パチスロ新世紀エヴァンゲリオン 魂の共鳴』など3タイトルを販売予定。

 総販売台数はそれぞれ154,000台、30,000台を見込んでおり、通期の売上高は730億円、営業利益は89億円、経常利益は96億円、純利益は66億円としている。

JRA 掲示板5着馬まで出走停止……武豊「半端じゃない」ベタ褒めの超大物がド派手デビュー! 早逝した世界賞金王の忘れ形見に「タイムオーバー被害」続々

――BC制覇の次はケンタッキーダービー制覇か。

 日本競馬の次なる夢を託せる「砂の怪物」が誕生したかもしれない。

 13日、阪神競馬場の4Rで2歳新馬戦が行われ、武豊騎手の2番人気ジュタロウ(牡2歳、栗東・河内洋厩舎)が勝利。誰もが舌を巻く圧巻のパフォーマンスを見せてくれた。

 10頭立てのダート1800m戦。8枠9番からスタートしたジュタロウは、抜群のスタートを切った隣のプラウサスを先に行かせて、道中は2・3番手の位置からレースを進めた。

 前半1000m通過1分2秒6と新馬戦にしては速いペースで流れて先行馬が一杯になる中、ジュタロウは馬なりで単独先頭へ。そこからは武騎手の手綱は動くことなく、後続を突き放す独走劇だった。

 2着に2.4秒、3着には4秒と大差をつけての圧勝に、困ったのは中継カメラだろう。3着以下はアングルを目一杯引かなければ、分からなかったからだ。

 ド派手なデビュー戦を飾った若駒に対して、武騎手は「強いね。ダートの長距離が合っているんじゃないかな。スタミナが半端じゃないですよ。将来が楽しみです。時計も速かった」と、褒めちぎった。

「勝ち時計1分53秒6は、稍重で行われた阪神ダート1800mの新馬戦で歴代2位の好タイムです。この時計は同じ馬場状態で行われたG1・5勝馬のゴールドドリームの新馬戦タイムを0秒4上回っていますので、既にG1級と言ってもいいのではないでしょうか。

それにジュタロウはスタートから一切追っていません。また、河内師が『外から行かれたからきつい形になった。もっと楽なら、もっと強かったと思いますよ』と、話す通り展開次第では更に高いパフォーマンスを発揮できた可能性もありました。

逆に歴代1位のタイムでジュタロウが走っていたら、他の競馬関係者はもっと困っていたと思います……」(競馬記者)

 というのも、ジュタロウがあまりにも強すぎたため、出走馬の半数がタイムオーバーとなってしまったのだ。タイムオーバーは1着馬の走破時計から規定の時間を超えてゴールしたとき、一定期間次のレースへ出走出来なくなる制度のことだ。

 ダート1800mの新馬戦の場合、1着馬から6秒を超えてゴールした馬は1ヶ月間次のレースへの出走が認められない。今回の場合、ヒロノシュンから下の着順の馬が該当するが、本馬は何と掲示板を確保した5着馬。出走馬計10頭の半分、そして掲示板を確保した馬までタイムオーバーの規定に該当してしまったのだ。

「先週行われた同条件の新馬戦の走破時計は1分55秒8でした。この時計でしたら、タイムオーバー該当馬が一気に2頭まで減ります。

裁決委員がやむを得ない事情と認めた場合タイムオーバーは適用されませんが、それに該当したのは3コーナーで不利を受けた最下位のナリタボルテックスのみ。他の5頭はすべてタイムオーバーとなってしまいました」(同)

 ここまで強いデビュー戦を見ると、頭に浮かぶのが来春のケンタッキーダービー(G1)のことだ。

 何故なら、ジュタロウの父は2017年に日本のテイエムオペラオーを抜いて当時世界で1番賞金を稼いだ米国馬のアロゲートだからだ。アロゲートは勝負所の3・4コーナーでポジションを上げていくスタイルで、数多の大レースを制して世界賞金王に輝いた。ジュタロウの今日のレースぶりは、まさに父そっくりの内容だったと言える。

 ケンタッキーダービーは米国競馬最高峰のレースの1つで、過去に日本馬も果敢に挑戦してきたが高い壁に跳ね返されてきた。

 ただ、先日マルシュロレーヌがBCディスタフ(G1)を制して、初めて日本調教馬が米国ダートG1を勝利した。日本調教馬が米国ダートG1を勝つのは、もう夢ではない。

 武騎手はレース後の談話を「気性が前向きすぎるところがあるけどね」と、締めた。これから気性面で成長できれば、亡くなった父の故郷の国で存分に暴れ回る姿が見れるかもしれない。

(文=坂井豊吉)

<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……

パチスロ大量投資を続けている時の感覚に似ている…【濱マモルののほほんコラムVol.122 芽生えた恐怖心】

 高い所が好きだった。だった、と記していることでお察しの通り、現在は、苦手とまでは言わないものの、好きとも言い難いレベルだ。

 馬鹿と煙は高い所に上る。昔の人は上手いことを言ったもので、若かりし頃のアタシは高所でキャッキャとはしゃぐ残念なタイプ。高層ビルや観覧車、ロープウェイやフリ―フォールなんてものも好物で、わざわざ誓約書まで書いてバンジージャンプに挑んだこともあった。ただ三半規管が弱いのか、ぐるぐると回転する系のジェットコースターは気持ち悪くなるのでNGだ。

 思えば、高い所で味わうゾクゾク感に高揚していたのかもしれない。生と死の狭間にいる緊張。この感覚が単純に好きだったわけで、決して高い所でも「平気」という超人ではなかったということだ。

 それに気が付いたのは先日、家族で「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」なる施設へ遊びに行った時だった。そこには命綱を装着してスリルと絶景を体感できる巨大クライミングアトラクションがあり、嬉々として息子が挑戦。アタシと娘はその様子を眺めようと軽い気持ちで展望台へ上ったところ、今までにない感覚に襲われたのである。

「これ…すごくない?」。過去に飛んだバンジージャンプは、これよりも間違いなく高かった。それなのに、顔色ひとつ変えずに数々の難所をクリアする息子に自分を置き換えると、絶対に無理だと判断。むしろ少しばかり恐怖を覚えたわけで、超人、もしくはなにかが欠落している息子の雄姿に感心というか、驚きを隠せなかったのが本音だ。

 人は年を取ると涙もろくなる。それは、人生経験を積んだことで目の前の出来事と自分を重ね合わせてしまうからであり、ある意味、必然。高所で快楽を味わえなくなったのも、いろいろな経験、環境や立場の変化などがあったからだと推察できる。

 となると、気掛かりなのがパチスロだ。3度の飯より連チャン好き。伸るか反るかのマシンに目がなかった時代はどこへやら、このところプライベートで打つのは『ハナハナ』シリーズを除いて6号機ばかりである。

 まぁ6号機全てが遊びやすいわけではないが、2~3万円の攻防にすっかり慣れてしまったアタシは今後、もしパチスロの規則が7号機への移行などで緩和されて爆裂仕様が登場しても、それを「アツい」と思えるのだろうか。大量投資を続けている時の感覚は、高所アトラクションでのそれに似ている。件の施設からの帰り道、少しばかり不安になったのはここだけの話である。

(文=濱マモル)

JRA【エリザベス女王杯(G1)予想】レイパパレ&アカイトリノムスメではない「強力なもう1頭」から3点勝負! 激走を予感させる穴馬の存在で波乱の1戦になるか!?

 今回は中休みを挟んでの8週連続G1開幕を飾るエリザベス女王杯(G1)を予想したいと思う。

 その中休みの先週、アルゼンチン共和国杯は完敗というか、ハンデ戦にもかかわらず上位人気馬の決着でなんともはや。オーソリティは本当に強いのかもしれない。が、C.ルメール騎手が上手く乗ったとも言える。ルメール騎手には、してやられてばかりだ。恨みがあって切っているわけでもないのだが、切れば必ず来るのは競馬あるあるだろうか。

さて、予想に戻ろう。いつも通り、まずは過去10年馬券に絡んだ30頭の前走データを挙げてみる。
府中牝馬S 13頭
秋華賞 6頭
オールカマー 3頭
札幌記念 2頭
宝塚記念、ヴィクトリアマイル、オークス 各1頭
条件特別 1頭
平場2勝クラス 1頭
外国馬 1頭
となっている。府中牝馬Sからの転戦が圧倒的に多く、実は馬券に絡まなかったのは15年の1回だけ。高確率で来るローテーションと言えよう。秋華賞からの3歳馬の挑戦も多いが、連勝を飾ったのは13年のメイショウマンボ1頭のみ。オークスからの直行で馬券に絡んだのは、先週に歴史的偉業を成し遂げたラヴズオンリーユーだ。

次に人気順の成績を見てみよう。
1番人気 2-3-2-3
2番人気 1-1-1-7
3番人気 4-0-2-4
4~6番人気 2-2-5-21
7~9番人気 1-3-0-26
10番人気以下 0-1-0-83
1番人気はそれなりだが、それより注目したいのは3番人気の4勝。次いで4~6番人気の好走も目立つ。逆に信用しにくいのは2番人気か。過去5年に絞っても1番人気【1-0-2-2】、2番人気【0-0-1-4】、3番人気【3-0-2-0】と3番人気に偏った実績を示している。

 これを踏まえて「◎」は9番ウインマリリンとする。

 ローテーション的にはそれなりに実績があるオールカマーからの参戦で、前走は完勝とも言うべき強い勝ち方をした。

 本馬は3歳時にも今年と同じく阪神コース開催のこのレースに参戦し、僅差の4着と好勝負を演じている。2200mに特別強いという成績ではないが、勝ち鞍は2000~2500mと中長距離に集中しているので、距離適性があるのだろう。前走は休み明け+14kgと過去最高体重での出走だったが、それでも上がり最速で勝ちきるあたり、充実期に入っているのだろう。

 中間でアクシデントもあって横山武史騎手の不安な発言は気になるが、陣営からは「状態面での不安はない」とのこと。2強ムードが漂う今回だが、割って入るならこの馬だろう。

 続いての「○」はその2強の1頭、3番アカイトリノムスメを指名する。

 前走は母子制覇となった秋華賞で強い勝ち方をした。大本命のソダシにアクシデントがあって、多少恵まれた感もなくはないが、戦績を見れば桜花賞4着、オークス2着と安定している。ナンバー2と目されていたサトノレイナスがリタイアしていることもあるが、少なくとも世代トップクラスの実力の持ち主なのは確かだ。

 秋華賞・エリザベス女王杯連覇は上述の通り、13年のメイショウマンボしかいないが、こと馬券に絡むとなれば実績のあるローテーションではある。

 陣営からも11年前に同じローテーションで取りこぼした母アパパネと異なり、距離が延びた方がいいというコメントも出ている。実際、桜花賞までは一貫してマイル戦ばかりを使われてきたが、桜花賞4着のあとにオークスは僅差の2着になるなど、陣営の距離適性の評価は確かなものを感じる。

 母に劣らぬ名牝への道を歩む一歩として、このレースは重要な一戦となるはず。勝ち負けは確実とみている。

「▲」は6番ランブリングアレーを推す。

 前走は「◎」の勝ったオールカマー。今回のメンバーはオールカマーからの転戦組が多いが、そのうちの1頭。着順自体は7着と褒められたものではないが、着差は勝ち馬から0.6秒差と大負けしているわけではない。また、牝馬限定重賞だけで言うなら5戦して着外はターコイズS(G3)の7着だけで、残りの4戦はすべて馬券に絡んでいる。

 陣営からは距離に関して不安があるようで、鞍上に期待をかけたいというようなコメントが出ているが、今回は5戦2勝2着2回と確かに手が合う吉田隼人騎手に手綱が戻る。距離面で言えば前走が2200m初体験となったわけだが、2000mまでなら良績が残っているので、残り1ハロンも陣営の期待通り何とか乗りこなすのではないか。

 牝馬限定重賞なら実力を十全に発揮している戦績を残しているだけに、前々走のヴィクトリアマイル(G1)を人気薄で2着したように一発があってもおかしくはない。

「△」には11番ソフトフルートと15番ウインキートスを挙げる。

 ソフトフルートはローテーションで言えば実績がないので切りなのだが、前走は昨年新設されたばかりのオープン特別。ローテーションのデータで挙がらないのも仕方のないところだ。

 距離適性で言うなら2000m以上に良績が残っており、昨年は秋華賞3着のあとに本レースにも出走して6着と健闘している。同距離かつ牝馬限定戦の前走で2着に好走しているのも後押しできる材料となろう。

 ウインキートスは前走オールカマー組の1頭。昨年春以降2400m前後を集中して使われている上に、斤量に恵まれたとはいえ目黒記念(G2)を制した実績は侮れない。オールカマーで2着しているのも実績通りと言っていいはずだ。牝馬限定戦となる今回はある意味前走より楽なメンバーになっているだけに、この馬もチェックしておきたい。

 1番レイパパレだが、前走は休み明けだった上に過去最高体重で出走しているので、その分は多少甘く見てもいいだろう。前々走は同距離同コースの宝塚記念(G1)で3着しているので、その点も悪くはない。

 陣営は2戦連続で負けている2200mということで、距離適性について不安を持っているようである。適性距離でないことは間違いない。前2走のように牡牝混合戦ではなく、牝馬限定戦になって多少は相手関係が楽になるかもしれないが、それでも正直なところ勝ち負けまではないだろうという判断で敢えての「切り」とする。

 ただし、陣営からはルメール騎手への乗り替わりで持たせてしまうだろう、と期待値込みの発言も出ている。確かに今秋のG1は4レースを消化しているが、そのすべてでルメール騎手が馬券に絡んでいるという事実がある。そこから考えると、距離不安のあるレイパパレを馬券圏内に持ってきてしまう可能性は捨てきれない。切ってはしまうが、来てもおかしくない、来たら仕方がない、といったところか。

 ということで、今回は3番、6番、9番、11番、15番の5頭から3番・9番の軸2頭流し三連複3点勝負としたい。上位人気の馬も指名しているので、配当は期待しづらいところはあるが、ソフトフルートの激走があれば、高配当に期待できる。

(文=トーラス神田)

<著者プロフィール>
オグリ引退の有馬記念をリアルタイムで見ている30年来の競馬好き。ウマ娘キャラがドンピシャの世代。競馬にロマンを求め、良血馬にとことん目がない。おかげで過去散々な目に遭っている。そのくせ馬券は完全データ派。座右の銘は「トリガミでも勝ちは勝ち」。