甘デジ「確率1/9.9×変動1.5秒」の超速確変スペック爆誕! 新台分析-パチンコ編-

 パチンコ大手メーカー三洋物産は、昨年に続き2022年も魅力的な新台を提供してくれそうな気配だ。

 特に熱い視線が注がれているのは『P大工の源さん 超韋駄天 BLACK』。高い出玉性能と爽快感のあるRUSHで一世を風靡した過去作のゲーム性そのままに、よりパワフルなスペックへと進化を遂げている。

 RUSH継続率は約93%を誇るうえに、最大獲得出玉は1500発という破格の仕様。試打動画では「56分で5万7000発」が炸裂しており、その実力は極めて高いといえるだろう。

 パチンコ分野に再び旋風を巻き起こしてくれそうだが、三洋物産の激アツ新台は他にも存在する。同社が誇る超大人気タイトル『海物語』。その甘デジ最新作が、超速高ループ仕様で遂にホールへ解き放たれた。

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『PA海物語3R2スペシャル』(三洋物産)

■大当り確率:約1/99.9→約1/9.9
■賞球:3&2&12&1&4
■カウント・ラウンド:6カウント・10R o r4R
■確変割合:75%
■確変タイプ:次回まで
■時短:20回
■トータル継続率:約80.4%
○○○

 大当り確率が約1/99.9の確変ループタイプ。確変割合が75%と、過去作に比べ連チャン性能が大幅に強化されている点が特徴だ。

 大当りの内訳はヘソ・電チュー共通で、「10R確変・出玉720発」2%、「4R確変・出玉288発」73%、「4R通常・出玉288発」25%。なお通常大当りを引いた際は時短20回が付与され、時短引き戻し(残保留4個含む)を考慮したトータル継続率は約80.4%を誇る。

 また、確変中は大当り確率が約1/9.9と軽いうえに、変動秒数は約1.5秒(+停止0.7秒)と短期決着に期待できる仕上がり。スピード感のある連チャンを楽しめる点も、大きな魅力といえるだろう。

 演出面に関しては、シンプルな「海モード」、ボタン押下で魚群を呼び込む「アクティブモード」、初代の海を楽しめる「初代モード」の3つから選択可能。好みの演出バランスを楽しめる「My海カスタム」のほか、新たにボタン振動演出も追加されている。より一層『海物語』を楽しむことができそうだ。

『PA海物語3R2スペシャル』は全国のホールで順次導入が開始されている。その活躍に期待したい。

パチンコ「突出した爆発力」と珠玉の演出で魅了…激熱タイアップ機の初代は狂気の沙汰ほど面白い

 古くから麻雀をモチーフにしたパチンコ機は数多い。同じ「遊技」としての類似性やゲーム内容の親和性など、パチンコに落とし込みやすい要素を備えていることもその理由のひとつであろう。

 その麻雀パチンコは麻雀そのものを動機づけするコンセプトから麻雀を扱ったコンテンツによるタイアップマシンが主流となる。さらに、井出洋介や小島武夫といった麻雀プロを登場させるものよりも「マンガ・アニメ」原作が中心となる。

 奥村遊機から登場した『CR闘牌伝説アカギ狂気編』はその先駆者的マシンの代表格である。原作となる「アカギ~闇に降り立った天才~」が麻雀マンガのブームを牽引してきた人気作品で26年も連載が続いた。

 作者は「カイジ」でおなじみの福本伸行。荒唐無稽なルールやシチュエーション、手に汗握る展開や圧倒的な心理描写など独自の世界観がつまった、これぞ福本作品と呼べるようなストーリーや名シーンが本機の演出の随所に盛り込まれている。

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 リーチの基本はライバルたちとの生き馬の目を抜くような対局バトルで、特に印象的な場面を抽出した「ストーリー系リーチ」なら期待度が高い。また、どのリーチでも「虎柄」や「激熱文字」など信頼度が大幅にアップするチャンスアップパターンが用意されている。

 そして確変「闘牌モード」では最大の敵となる鷲巣との直接対決が展開。原作ではこの「鷲巣麻雀編」が半荘6回で20年近い歳月を費やしたことで有名だが、自らの血を懸けて闘う狂気とスリルに満ちたこの対局が連チャンモードで味わえるのである。

 アカギが勝利すれば大当り&確変継続となるいわゆる「バトルタイプ」だが、流局や逆転演出、「採血演出」からの復活など本作ならではの要素も盛り込まれている。なかでも「聴こえなかったか? 大当りだ」は原作ファンがしびれる演出となる。

 また、バトルタイプらしく突確、潜確、小当りなどを駆使した頻繁にモード移行が発生するゲーム性で、通常時に移行する通常or確変の「暗雲モード」や確変から移行する確変or時短の「鷲巣邸モード」が用意されている。

 ただ「暗雲モード」なら、通常状態時はSPリーチハズレや規定回数到達で通常モードに戻るが内部確変状態ならモードが継続し続けるなど、わかりやすい設計になっているので比較的安心してプレイできる。

 ちなみに確変継続率は82%と非常に高いうえに大当りの半分近くが最大出玉約1500発となる15ラウンド大当りと爆発力を持ったスペックとなっている。大当り確率は1/398.5で、いわゆるMAX機に分類される機種となる。

 突出した出玉性能と珠玉の演出を楽しめる魅惑のマシン。狂気の沙汰ほど面白い。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

JRA武豊でも「制御不能」乗りこなしてもファンから恨み節、苦労人騎手が「審議」ランプ点灯級の大失策

 10日、中京競馬場で行われた11Rの淀短距離S(L)は、1番人気のスマートクラージュが好位から伸びて優勝。オープン昇級初戦を勝利で飾り、前走から連勝を果たした。

 その勝ち馬を中団から追撃するも、3/4馬身差の2着に敗れたのが、竹之下智昭騎手の3番人気ダディーズビビッド(牡4歳、栗東・千田輝彦厩舎)だ。

 竹之下騎手は敗れた悔しさを滲ませながらも「いい感じで行けました。(休み明けで)若干重い感じもあったので、使って良くなると思います」と、次戦も好走可能なことをアピールした。

 前走のオーロC(L)は14着と大敗したが、巻き返すことに成功した。前走を除くと、本馬は竹之下騎手とのコンビで「1-1-2-1」と、安定した成績を残しており、人馬の相性は決して悪くない。

 ダディーズビビッドには、かつて武豊騎手が主戦騎手として騎乗した過去もある。同騎手とのタッグでは新馬戦などの2勝をはじめ、現在マイル戦線で活躍するホウオウアマゾンに食い下がる2着にもなり、一定の相性の良さを見せていた。

 しかし、2番人気で挑んだ昨年5月の葵S(G)で16着に大敗して以降、竹之下騎手に主戦の座が舞い込んできた。

「主戦交代」のキッカケとなった芝1200mの3歳重賞で、ダディーズビビッドはスタートから折り合いを欠いた。武騎手も必死に宥めたが、レース後に「スイッチが入ってコントロールが利かなかったですね」と振り返ったほど、制御不能だったということである。

 対する竹之下騎手は、直前の橘S(L)で、初コンビを組んだが、スタートからゴールまで折り合いをつける満点に近い騎乗で、3勝目をエスコート。2着は現オープン馬のヴィジュネルだが、その差は4馬身差とまさに会心のレース内容だった。

 日本競馬界のレジェンドから実力でダディーズビビッドを奪う形となった竹之下騎手だが、昨年の騎乗回数が42回であったように乗り鞍が少ない。それゆえ何としても数少ないお手馬を失わないよう、今回必死に乗ったと思われるが、それが仇となったかレース中に“あるミス”を犯してしまった。

「直線で内に寄れて、併走していたグルーヴィットの進路をカットしましたね。修正も遅れているので、完全にやってしまいました……。これが原因で竹之下騎手は、過怠金5万円の制裁を受けています。

ダディーズビビッドは、武豊騎手でも制御不能に陥ったほど乗り難しい馬ですが、竹之下騎手は何とか乗りこなしていました。今回結果は出しましたが斜行で他の馬の進路を妨害していますので、お世辞にも褒められる騎乗ではありません」(競馬誌ライター)

 斜行の被害を受けたグルーヴィットは、それまであった3着以内に入りそうな勢いが一変。脚色が鈍ると、ゴール前で猛追したタイセイアベニールに差されてしまい4着となった。

 もし、グルーヴィットが不利を受けていなければ、3着に残っていた可能性も高く、同馬を応援していたファンの一部からは、竹之下騎手への恨み節もネットの掲示板やSNSに見られた。

 結果的にダディーズビビッドは、降着とはならず、2着に入ることができたが、次走はクリーンなレース運びで勝利を目指してくれることに期待したい。

(文=坂井豊吉)

<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……

ブリヂストン、凄まじいリストラ、滲む危機感…8千人転籍、工場4割を閉鎖・売却

 タイヤ国内最大手のブリヂストンが大規模な人員削減に踏み切る。防振ゴム事業を中国企業に、自動車部品などの化成品ソリューション事業を投資ファンドに売却する。国内外で22カ所の事業所を譲渡し、従業員約8000人に転籍を求める。国内では全体の従業員の1割弱、3000人弱拠点の2割強にあたる11カ所が移ることになる。

 2021年2月、「23年までに世界約160カ所の工場のうち4割を閉鎖・売却などで削減する」計画を打ち出した。石橋秀一取締役最高経営責任者(CEO)は「過去の課題に正面から向き合う。やれることはすべてやる」とリストラへの覚悟を示した。

 事業構造の変革を急ぐ背景には、中国勢など新興タイヤメーカーの追い上げがある。中国・中策ゴムや韓国ハンコックタイヤなどが低価格品を武器に台頭。米業界誌「タイヤビジネス」によると、ブリヂストンの世界シェア(売上高ベース)は、00年はシェアトップの20%だったが、14年には14%に下がった。19年には仏ミュランに敗れ、2位に後退した。

 ブリヂストン、仏ミシュラン、米グッドイヤーの3強で世界のタイヤ市場を寡占状態にしてきたが、新興勢に均衡が破られた。新興勢力は2000年に43%だった世界シェアを20年には64%にまで拡大した。ブリヂストンは激しいシェア争いに巻き込まれ、タイヤ事業の採算が悪化した。

 売上高営業利益率は15年12月期は14%(日本基準)だったが、20年同期には7%(調整後営業利益率、国際会計基準)と半減した。業績を牽引してきたタイヤ事業の収益性の低下で、不採算事業の“外科手術”は待ったなしとなった。乗用車や鉱山機械など、過去に積極投資してきたタイヤの生産能力の増強が重荷になった。南アフリカ、フランス、中国など農機やトラック・バス、乗用車向けのタイヤ工場の閉鎖を決めた。

 自動車のエンジン向けなどに使われる防振ゴム事業は中国・安徽省の企業に7月に売る。自動車のシートパッドなどをつくる化成品ソリューション事業は投資ファンド、エンデバー・ユナイテッド(東京)に8月に売却する。防振ゴム事業の20年の売上高は544億円、化成品ソリューションは557億円だった。

 この2つの事業の従業員は7886人でグループ全体(約14万人)の6%弱にあたる。このうち国内は2773人である。従業員は売却先の企業に転籍してもらう方針だ。譲渡する国内の拠点11カ所とは別に、今回の事業売却に伴い閉鎖が決まっている工場もある。埼玉、静岡、岐阜、香川の2事業関連の4工場は23年までに閉じる。19年時点で約160カ所あった国内外の生産拠点を23年までに4割減らす。

 コロナ禍で業績は落ち込んだが、タイヤの販売が回復してきている。21年12月期の連結決算は、売上高が前期比18%増の3兆3200億円、当期損益は3250億円の黒字(20年同期は233億円の赤字)に転換する見込みだ。

脱炭素に向けてエアレスタイヤを開発

 タイヤ業界にもカーボンニュートラル(温暖化ガス排出量実質ゼロ)の波が押し寄せてきた。世界的なEV(電気自動車)シフトが起きるなか、脱炭素タイヤの開発競争が始まった。

 ブリヂストンは乗用車用新製品「VRX3」を21年9月に発売した。すべり事故の原因となる氷上の水膜を除去する「発泡ゴム」などの独自技術を進化させ、タイヤが路面を捉えて張り付く力を改善した。従来製品の「VRX2」と比べ、氷上のブレーキ性能は20%、タイヤを摩耗しにくくさせる性能を17%向上させたという。

 EVの普及にも対応し、タイヤの常識を覆すエアレスタイヤの開発を進めている。接地面とホイールの間に入った空気がクッションの役割を果たす従来のタイヤと異なり、空気の代わりに樹脂製の柱で車体を支える仕組みだ。パンクの心配がなく、廃棄するタイヤを減らせるほか、ガソリンスタンドで空気圧の点検などをする必要もなくなる。EVや自動運転車の普及後にはガソリンスタンドでタイヤを点検する機会が激減するのに対応した。

 日米欧のタイヤ販売拠点をEVのサービス拠点として、新興の車メーカーに活用してもらう構想を持っている。EVで産業の水平分業が進み、工場を持たず販売はネットに軸足を置く車メーカーが増える見通しだ。こうした車メーカーのEV整備の黒子となり、サービス事業をタイヤに次ぐ中核事業に育てたい考えだ。

 20年3月、石橋氏がCEOに就任した。石橋氏は創業家と同姓で、孫正義氏や堀江貴文氏などが出た福岡の有名進学校、久留米大学附設高校を卒業しているが、創業家の出身ではない。

 業績の悪化に直面した石橋CEOは、抜本的な構造改革に突き進む。旧経営陣やリストラの対象になる幹部や社員は、当然のことながら猛反発し、ハレーションを起こした。外国企業や投資ファンドに転籍を求められる従業員は「将来、仕事がなくなるのではないか」と不安を募らせている。

 経済専門誌は石橋氏を“首切り大魔王”と評した。脱炭素、EV時代に備えた、グローバル・レベルの構造改革の答えは1、2年後には出る。

(文=編集部)

 

JRA荒れる愛知杯(G3)だからこそ警戒したい「特注」サウスポー、波乱必至の牝馬重賞で「完全一致」の伏兵に熱視線!

 15日、中京競馬場で行われる愛知杯(G3)は、荒れる牝馬のハンデ重賞として知られているレースだ。

 過去10年(※15年は休止)の平均配当は、馬連が約1万4500円、3連単だと約70万4000円。1番人気2勝、2番人気1勝に対し、6~9番人気が5勝、12番人気も1勝と荒れ放題となっている。

 今年、出走を予定しているメンバーだと、昨年のローズS(G2)を制したアンドヴァラナウトや前年の愛知杯覇者マジックキャッスルに人気が集まりそうだ。

 前者はデビューから7戦すべての手綱を取った福永祐一騎手が負傷により離脱中。後者は前走の府中牝馬S(G2)を1番人気で15着に大敗したばかり。レース後、戸崎圭太騎手が「自分から進む気がなくて、反応がなかった」とコメントしているのは、気になる材料だ。上位人気馬が裏切ってきたこれまでの傾向から、どちらも全幅の信頼を置くには心許ない。

 そこで熱視線を送りたい馬が、アナザーリリック(牝4、美浦・林徹厩舎)だ。

 前走の秋華賞(G1)を7着に敗れたが、フルゲート16頭立てのレースで8枠15番という不利な枠も痛かった。アネモネS(L)の勝利はあれども、やはり「右回りより左回りでこそ」という印象が残った。

 その根拠となるのが、秋華賞前に使われた佐渡S(3勝クラス)の圧勝である。このときは17頭立て芝1800mのレースで、いつもより後ろの後方3番手からの追走。しかも馬場状態の良好な夏の新潟開催で、1000m通過59秒4というスローペースで流れてのもの。

 最後の直線で33秒2というメンバー最速の末脚を繰り出すと、前を行く12頭すべてを飲み込んだ。それもハナやアタマの僅差ではなく、2着に入った3番人気ゴルトベルクに2馬身半という決定的な差をつけての大楽勝。明らかにモノの違いを見せつけた勝利だったといえるだろう。

 そして、この勝利の価値を裏付けたのが、0秒5差をつけて切り捨てた3着モズナガレボシが、次走の小倉記念(G3)で勝利を挙げたことだ。2着のゴルトベルクにしても、次走のレインボーS(3勝クラス)を勝利と、佐渡S組のハイレベルを証明してみせた。

 さらにアナザーリリックに好都合なのは、53キロの斤量というハンデ。いずれも55キロを背負ったG1の舞台で7着に敗れているものの、2勝している54キロよりも軽い。同世代のアンドヴァラナウトの55キロに対し、2キロもらえたのはまたとないアドバンテージだ。

 人気を分けるアンドヴァラナウトやマジックキャッスルが、いずれもテン乗りのパートナーと挑むことを考えれば、デビューからの6戦すべてでコンビを組んできた津村明秀騎手との絆も生きて来るのではないだろうか。

 12日現在、『netkeiba.com』の単勝予想オッズで、アナザーリリックはライバルたちから離れた5番人気。軽ハンデ、得意の左回りという有利な条件が揃った今回、「特注サウスポー」が、待望の重賞初勝利を決めても不思議ではない。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

経口中絶薬、デメリットが多い?厳格な管理が不可欠、個人使用で健康被害の懸念も

経口中絶薬」の承認の申請を、イギリスの製薬会社ラインファーマが行ったことが話題となっている。承認されれば国内で初となる。その薬は、妊娠継続に必要な黄体ホルモンの働きを抑える「ミフェプリストン」と、子宮を収縮させる「ミソプロストール」である。

 一部の報道では、“海外ではすでに多くの国や地域で使用されている”として安全な薬との印象を与えるが、流産が中途半端で止まってしまい大量出血を起こす不全流産や子宮破裂など命にかかわる副作用を起こす可能性もあり、日本で経口中絶薬を承認する前に論議されるべきことは多くある。

 経口中絶薬について、三軒茶屋ARTレディースクリニック院長・坂口健一郎医師に話を聞いた。

掻爬法は主流ではない

 経口中絶薬の国内承認を求める推進派からは、「日本では、金属製の器具で子宮内の胎盤などをかき出す『搔爬(そうは)法』がいまだに主流であり、女性の体に負担がある」という意見があるようだが、その主張自体にズレがある。実は、現在の医療現場で、掻爬法を行う医療機関は極めて少ないという。

「確かに、掻爬法では子宮に傷をつけてしまったりする可能性や、初めての妊娠の場合には手術前に子宮の入り口を広げるための処置を行う必要があり、患者さんが受ける身体的負担は大きいと思います。しかし、現在は掻爬法を行う医療機関は少なく、中絶手術は『吸引法』が主流です」

 吸引法は子宮の内容物を吸い出す方法で、掻爬法に比べて手術時間が短く、出血も少ないうえ、子宮内膜へのダメージも小さい。

「吸引法の場合、入院の必要もなく、一般的には子宮口を広げる処置も不要で、安全性が高い手術です」

 吸引法よりも経口中絶薬が安全だという確証はなく、現段階では安全性に疑問を感じる。

デメリットが多い経口中絶薬

 これまでも、海外から経口中絶薬を個人輸入して使用し、健康被害を起こす事例もあり、厚生労働省は注意を呼びかけていた。

「妊娠が進んでからの経口中絶薬の使用は不全流産となり、母体は大きな痛みや出血を起こす可能性が高いと思います。また、帝王切開をした人のなかには、子宮収縮薬が禁忌(使用してはいけない)というケースもあり、知らずに使用すれば子宮破裂を引き起こすこともあります」

 経口中絶薬を使用する場合、妊娠7週未満の初期に限定されるが、妊娠7週を過ぎてから妊娠に気づく人も少なくない。

「経口中絶薬の使用には、専門医による厳格なガイドラインが必要です。経口中絶薬の承認申請がなされたとしても、日本国内での使用開始まではまだまだ遠いのではないかと思います。むしろ、話題性だけが先行し、個人輸入などによって誤った使用による健康被害が出ないように対策が必要だと思います」

 日本での中絶手術は母体保護法の規定に基づき、都道府県医師会の指定を受けた「指定医師」が、一定の要件を満たす場合に行うことが許されている。経口中絶薬が承認された場合、その点も広く周知すべきだろう。

 刑法第212 条では、「妊娠中の女子が薬物を用い、又はその他の方法により、堕胎したときは、1 年以下の懲役に処する」と規定している。また第213 条では、「女子の嘱託を受け、又は その承諾を得て堕胎させた者は、2年以下の懲役に処する。よって女子を死傷させた者は、3月以上5年以下の懲役に処する」とあり、指定医以外が「堕胎」を行った場合は、たとえ妊娠した本人であっても罪となる。

 記憶に新しいところでは2021年2月、会社員の男が妊娠中の交際女性にインターネットで買った国内未承認の中絶薬を飲ませて中絶させようとした事件があった。被害女性は、流産する結果となった。経口中絶薬が国内で使用されるようになれば、同様の事件が起きる可能性もあり、流通にも厳しい規制を設けるべきだろう。

(文=吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト)

吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト

1969年12月25日福島県生まれ。1992年東北薬科大学卒業。薬物乱用防止の啓蒙活動、心の問題などにも取り組み、コラム執筆のほか、講演、セミナーなども行っている。

NHK捏造・虚偽放送問題で河瀬直美監督のコメントが無責任すぎる!ドラマの デモ描写に異議唱えた『相棒』脚本家と大違い

 証言のない「実はお金をもらって動員されていると打ち明けた」というテロップを流し、重大な放送倫理違反が問われているNHKの捏造・虚偽放送問題。ここにきてようやく河瀨直美監督がコメントを発表したが、それが火に油を注ぐかたちとなっている。  河瀨監督が11日までに公表したコメ...

パチスロ「設定不問で万枚」も可能だった激熱タイトル最新作が降臨!「98.8%ループ」など爆裂要素が満載!!

 カプコンとユニバーサルエンターテインメントがコラボして生み出された激アツ新台『パチスロ デビル メイ クライ 5』(アデリオン製)。その製品PVが遂に公開されました。

 本機は純増約3.5枚/Gの差枚数管理型ATタイプ。初期枚数100枚に加えて、AT開幕時は上乗せ特化ゾーン「SPECIAL DEVIL TIME(SDT)」からスタートする熱いゲーム性となっています。

 このSDTは上乗せがコンボする「3役ST特化ゾーン」で、V・ダンテ・ネロの3キャラクターが、それぞれ上乗せ役「小Vベル・ダンテ目・リプレイ」に対応。この3役成立でSTゲーム数上乗せ&STリセットが発生する仕様のようです。

 ここでの攻撃発生率は1/2.7と高く、上手くコンボを繋ぐことで更なる上乗せに期待できます。またレア役成立は大チャンス。PVでは3キャラクターによる全体攻撃が繰り出され、差枚数が上乗せされた上に3役全てのSTゲーム数がリセットされていました。

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 ここでバトルに勝利すればボーナス獲得。SDTのストックに特化したボーナスとなっています。特化ゾーンとボーナスがループする激アツ仕様ですが、本機の強力な出玉トリガーは他にも存在しているのです。

 それが最終決戦「VERGIL BATTLE」。具体的な内容は明らかにされていませんでしたが、本フラグは「98.8%ループ」という驚異の継続率を誇っております。大量出玉獲得の起爆剤として、重要な役割を担っているに違いないでしょう。

 最高にスタイリッシュなゲーム性で、その仕上がりに期待は高まるばかり。今後のパチスロ市場に新たな旋風を巻き起こしてくれそうです。

 私は原作のゲームをプレイしたことはありませんが、パチスロでの同シリーズは好きで初代から遊技しています。5号機として登場した『デビルメイクライ3』は、ボーナス中に引いたJACの種類によって獲得枚数が変化するという特殊なゲーム性でした。

 同色BIGは激熱ボーナスとなっており、5号機の最大値となる約448枚を獲得可能。コイン持ちが良いノーマルタイプだったので、大きな出玉の波を待ちながらまったり打てました。

 その後に登場した『デビルメイクライ4』では、純増約2.1枚/GのART機へと変貌を遂げます。本機のボーナスはART中に引けば「全て上乗せ特化ゾーン」となる破格の仕様でした。

 極論をいえば、設定1だろうがARTに入れてボーナスを固め打ちできれば大勝利を掴み取ることができるといった印象。設定不問で万枚の夢を見られた思い出深い機種です。

 本機が有する自力要素と強力な上乗せ性能は、『デビル メイ クライ クロス』に受け継がれました。特化ゾーン超高確率となる「魔人召喚チャンス」と特化ゾーン「Let’s Rock」がもたらす強烈な上乗せは、多くのユーザーへ感動と出玉をもたらしたことでしょう。

 シリーズを重ねるごとに、よりスタイリッシュに魅力的なマシンへと進化を遂げ続けている『デビルメイクライ』。その最新作となる『パチスロ デビル メイ クライ 5』にも期待が高まるばかりです。

(文=HIRA.777)

<著者プロフィール>

 飲食店やホテルマン、営業など幅広い職種にチャレンジ。どれも長続きせずにいたが、趣味であったパチンコ関連業界へ就職し現在に至る。今では自身の体験談や、業界関係者から入手した情報などを元に記事を作成中。パチスロ4号機にハマっていたいわゆる「北斗世代」で、長きに亘り活躍するシリーズの動向に注目している。主に検定通過情報や、動画レビュー記事を担当。動画は大量出玉を実現した内容を好んで紹介している。

パチンコ「最大3000発×0.76秒変動」の爆速高ループが降臨! 新台分析- P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.-

 パチスロ機を中心に数々のヒット作を生み出している大手メーカー大都技研。昨年も『政宗3』、『S牙狼-黄金騎士-』、『秘宝伝 解き放たれた女神』など、人気シリーズ最新作をホールへ送り出した。

 そんな同社は2022年に大注目の新台『押忍!番長ZERO』を間もなくリリース予定。1Gあたり純増約2.7枚のAT機で、ゲーム数30Gの「頂ROAD」、1セット10~50Gのポイント特化ゾーン「頂CHARGE」、3種類のボーナスといった要素が駆け巡る「漢気ループ“零式”」で出玉を伸ばすゲーム性だ。

 高い爆発力を武器に、絶大な支持を獲得してきた『押忍!番長』シリーズ。その流れを汲む本機の仕上がりにも期待が高まるが、大都技研の激アツ新台はパチンコ分野にも存在する。

 初当りは必ず「1500発or3000発」を獲得できるうえに、高継続のRUSHでも3000発ループに期待できる破格のスペック。大型タイトル最新作が、満を持してホールへ降臨だ。

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『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』(サボハニ製)

■大当り確率:1/319.6→約1/99.9
■鬼がかりRUSH突入率:約55%
■鬼がかりRUSH継続率:約77%
■ST回数:144回
■鬼がかりRUSH中BONUS出玉:0発or300発or1500発or3000発
■大当り振り分け
・通常時
「出玉3000発RUSH突入」55%
「出玉1500発RUSH非突入」45%
・右打ち中
「出玉3000発」約25%
「出玉1500発」約55%
「出玉300発」約6%
「ST回数回復」約14%
○○○

 大当り確率1/319.6のミドルタイプで、初当り時の約55%が「出玉3000発RUSH突入」。非突入の場合も1500発の出玉を獲得できるという豪快なスペックとなっている。

 ST「鬼がかりRUSH」は、144回の間に約1/99.9の大当りを射止めるゲーム性で、継続率は約77%と連チャン性能も十分。更に右打ち中も約25%が「出玉3000発」を獲得できるため、強烈な一撃にも期待できるだろう。変動時間は「0.76秒」と極めて速く、出玉スピードも申し分のない仕上がりだ。

 また、RUSH中の演出はカスタム可能。多彩な演出を楽しめる「ノーマルモード」、液晶ランプ・サウンドで様々な違和感が発生する「違和感モード」、一発告知系の「レムモード」、保留入賞時が告知タイミングとなる「先バレモード」、予告発生=超激アツの「予告無しモード」といった全5つのモードから選択できる。

『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』は、1月11日より順次導入が開始されている。「鬼がかり3000スペック」の活躍に期待したい。

JRA ドウデュース「最優秀2歳牡馬」受賞の決め手は武豊!? ライバルとの直接対決に敗れたオジュウチョウサンとの共通点とは

 11日、JRAから「2021年度 JRA賞」受賞馬が発表された。

 年度代表馬には昨年末の有馬記念などG1を3勝したエフフォーリアが選ばれ、各部門の受賞馬も併せて発表された。

 記者投票によって各部門の馬が選出されるため、必ずしも満場一致で決まるわけではない。ただ、今年は軒並み「思った通り」「自分も同じ」などの声が多く、競馬的には「順当決着」といったところだろうか。

 一方で、ファンの間で議論を呼びやすい部門が「最優秀2歳牡馬」である。

 その名の通り、最も優秀な2歳馬を決めるものだが、16年までは2歳牡馬が出走可能なG1が朝日杯FS(G1)のみだったため、勝ち馬がほぼ自動的に最優秀2歳牡馬に選出されるのが“既定路線”だった。

 しかし、暮れのホープフルSがG2からG1に昇格すると事態は一変。朝日杯FSとホープフルSという2つのG1レース優勝馬から、いずれかに投票せざるを得ない状況となった。

 今年は、ドウデュース(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)が朝日杯FSを優勝、キラーアビリティ(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎)がホープフルSを優勝した。

 票数的にもう少し割れそうなイメージがあったものの、計296票中ドウデュースに251票、キラーアビリティ44票、該当馬なしに1票と大差がついた。

 キラーアビリティのあまりの票数の少なさに驚いたファンも多いが、投票した記者は一体どのような見立てをしているのだろうか。

「17年からの最優秀2歳牡馬受賞馬は、朝日杯FS組とホープフルS組で『2-2』のイーブンでした。いずれもG1ということもあり、記者の間でも同等に扱われている印象があります。

評価対象は、これまでの戦績や相手関係、将来性なども考慮されていると考えられます。今年に関しては、直接対決でキラーアビリティを負かしたダノンスコーピオンが、朝日杯FSで3着に敗れていたため、間接的にドウデュースが上に見られた可能性も高そうですね」(競馬記者)

 また、無敗馬の評価も高く、現在5年連続で選出されている。

 そして、ドウデュースの選出を大きく後押ししたのが、おそらくその「話題性」だろう。

「今年の『最優秀障害馬』は中山大障害(J・G1)を制したオジュウチョウサンが受賞しましたが、直接対決となった中山グランドJ(J・G1)でメイショウダッサイに完敗しています。

にもかかわらず、敗れた側のオジュウチョウサンが受賞したのは、ファンの多くが望んだ復活勝利というドラマや、これまでの貢献度も評価されてのことでしょう。

そういう意味では、武豊騎手が長年勝てなかった朝日杯FSを勝たせたドウデュースに票が集中したのも分かります」(同)

 だが、これはあくまで各記者が選んだ結果。2頭の競走生活はまだまだこれからも続いていく。

「最優秀2歳牡馬」のタイトルは、ドウデュースが受賞したものの、今年の活躍次第でキラーアビリティも最優秀3歳牡馬や年度代表馬などのタイトルを手にするチャンスも十分にあるだろう。

(文=坂井豊吉)

<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……