日本映画界の大御所・原田眞人監督、パワハラ告発に反論「事実無根の誹謗中傷」

 映画監督・原田眞人氏がスタッフ、キャストへパワハラを行っていると、俳優の松崎悠希がTwitter上に投稿し、物議を醸しているが、原田氏が否定した(後述参照)。ここ最近、相次ぐ有名監督や俳優の問題行為の告発に揺れている日本映画界。まず、3月発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、榊英雄氏が映画監督という立場を利用して女優を目指す女性と合意を得ないまま不適切な行為におよんでいたと報道。続けて「文春」は、人気俳優の木下ほうかも同様の行為を行っていたと伝えた。さらに5日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)は、映画監督の園子温氏が日頃から女優に、自身の作品への出演話を持ち掛けながら肉体関係を迫っているとスクープ。そして7日発売の「文春」は、園氏の右腕ともいえる存在である映画プロデューサー・梅川治男氏が、立場を利用して女優に不適切な行為におよんでいると報じた。

 一連の報道を受け、榊氏の監督作『蜜月』『ハザードランプ』は公開延期となり、木下は出演予定だったドラマを降板し無期限の活動休止に入るなど、早くもその影響が広まりつつある。

 現在72歳の原田氏はこれまで、『金融腐蝕列島 呪縛』(1999年)、『突入せよ! あさま山荘事件』(2002年)、『クライマーズ・ハイ』(08年)など数多くのヒット作を手掛けた日本映画界の大御所。最近では、岡田准一主演の『関ヶ原』(17年)、木村拓哉と二宮和也が初共演した『検察側の罪人』(18年)、岡田主演の『燃えよ剣』(21年)など、ジャニーズタレントを起用した話題作が続いている。

 そんな原田氏にまつわる情報が取り沙汰されるようになったのは、3月に俳優の松崎悠希がTwitter上に投稿した、次のようなツイートがきっかけだった。

<原田眞人による俳優へのパワハラエピソードがどんどん出てくるんだけど、なんでこれが「面白エピソード」みたいに紹介されてんの?俳優仲間に聞いても「脇役をゴミのように扱う」ってみんな言うんだけど。なんで放置されてんの?>

<原田眞人の新作映画『ヘルドッグス』で、原田眞人による脇役俳優(主演級には激甘らしいですね!)や撮影スタッフへのパワハラを防止する、どのような「新たな措置」が取られたのか知っている方は教えて下さい>

バラエティ番組でも“怖い監督”

 原田氏といえば、過去にテレビのバラエティ番組でも“怖い監督”として取り上げられたこともあり、たとえば17年8月放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)でも“怖いと評判”だと取り上げられたことも。ちなみに同番組内では岡田が、原田氏のあまりの厳しさに撮影現場で女優が泣き出したというエピソードも語っていた。

「原田さんがスタッフを怒鳴ったりして、さらに現場が過酷だという話は広まっているので、業界スタッフの間では“できれば原田さんの現場には入りたくない”という声があるのは事実。原田さんと同年代の有名な監督でも、スタッフやキャストへの暴言や暴力などパワハラが酷いことで恐れられている人も何人かいるが、彼ら世代が若い頃は、映画業界全体でそういうことが当たり前だった。そんな環境でのし上がって来た人たちに今さら“それはダメですよ”と言っても、仕方ない気もする」(映画制作スタッフ)

 また、50代の映画会社関係者はいう。

「もう20年くらい前から、原田さんがよくスタッフを怒鳴るという話は有名だった。もっとも、昔はそんなのは当たり前だったので、特段に驚くべきことではないが、以前、原田さんがブログで実名を晒してスタッフを批判していたことがあり(編注:02年に『突入せよ! あさま山荘事件』のスタッフについて原田氏がブログで言及)、“いかがなものか”という疑問の声が業界内でも広まったことはある。監督による助監督をはじめとするスタッフへの叱責はあくまで“愛のある指導”であるべきで、大前提として“監督はスタッフを守る立場”でなければならない」

 榊氏や園氏、梅川氏をめぐる告発は、彼らの女性への不適切な行為に関するものだが、映画業界関係者はいう。

原田眞人さんに関していえば、女性関係の問題については聞いたことがないし、そういうことはしない人だと思う。彼の現場がキツイといわれるが、たとえば戦国武将モノの撮影であれば何週間も山の中で、数百人にのぼる大所帯で早朝から夜まで撮影が連日行われることもあり、スタッフもキャストも精神的肉体的に追い込まれるので、スタッフが“飛ぶ”ことはあるだろうし、どんな現場でも急にスタッフが来なくなることは起こる。“スタッフやキャストに厳しい”といっても、それだけ真剣にクオリティを追求している証かもしれないし、彼が多くの大御所俳優たちから慕われ尊敬されているという事実は曲げられない」

 また、別の映画業界関係者はいう。

「小津安二郎や溝口健二、相米慎二など往年の名監督の現場では、ワンシーンを撮るのに延々と丸一日、一人の俳優に“駄目出し”し続けるなんてザラだった。監督が現場で怒鳴るくらいで批判されていたら、映画撮影なんて成立しない。もっとも、黒沢清や周防正行、是枝裕和といった最近の監督は、現場でも誰に対しても丁寧で腰が低いタイプの人が多い」

原田氏の回答

 一連の告発について当サイトが原田氏に見解を問い合わせたところ、次のような回答を得た。

【原田氏の回答】

 先ず松崎氏のTwitterの投稿に関してですが、映画関係者から、こんなことを書いている人がいるとの連絡があり、一部を読みましたが、事実を曲解もしくは事実無根の誹謗中傷だったので、現在製作中の映画会社スタッフとも相談中であり、松崎氏に対するコメントは差し控えます。ただし、このままTwitterの投稿が削除されないようであれば、法的手段をとらなければいけないだろう、という認識です。それを踏まえて、質問事項にお答えします。

Q1「現場スタッフ&端役へのパワハラを常態化している」「脇役をゴミのように扱う」に関して。

 そのような事実はありません。現場で大声を出すことはあります。日本映画の撮影現場は、『関ヶ原』のようないわゆる大作であっても、ぎりぎりの予算、ぎりぎりのスケジュールで撮っています。撮り直しがほぼできないことを前提として撮るわけで、効率よく進めるための緊張感はあります。数百人のエキストラが出演する群衆シーンで助監督が勘違いして、監督とは別の指示を出すこともあります。その場合は大声で修正します。私が怒る時の声の多くは「違うだろ!」の一声です。怒り続けるわけでもありません。怒るときは、現場を進めるためであって、現場を停滞させないことは映画監督の使命の原点です。

 端役への扱いでいえば、100の端役があったとして、1人か2人、演出プランとは違うことをやって、私が注意指導を行わなければならないときもあります。松崎氏は「主役には激甘で脇役もしくは端役に厳しい」というようなことを投稿していたと記憶していますが、これは事実をかなりねじまげた表現です。

 先ず、主役クラスの役者とは準備段階から接する機会が多くあります。衣装合わせにも時間をかけますし、リハーサルも、メインの役者のメインのシーンは入念にやります。ですから、私の演出意図を明確に理解しているので、現場で問題もおきません。

 端役の場合は、どんなに小さな役でも、オーディションで私自身が見て会話して選びます。ただし、準備期間中に打ち合わせの時間はほぼ取れません。しかし、作品の雰囲気を知っておいてもらいたいので、クランクイン前の全体読み合わせには、セリフがなくても参加を促します。これは原田組恒例のイヴェントで、ちょい役でも大切にすることから、私の作品に参加したいという無名の役者が多いことに繋がっています。さらには、端役の役者であっても、原田組未経験者には、前もって現場の空気を知ってもらうため、スケジュールに支障がなければ、それぞれの本番前日に現場入りし、撮影見学をしてもらうようにしています。それでも、撮影当日、私から「違うだろ!」とか「何やってんだ!」と怒られる人間が出ることはあります。

 今思いつく例としては、ある作品で、集団の芝居を様々なアングルで撮っているときに、1人だけ、立ち位置をカット毎に変えている役者がいました。少しずつ集団の中にいるメインの役者に近づいて、彼のアングルになったときにはその隣に立っていました。助監督が気付く前に私が気付いて「元の位置に戻れ!」と怒った記憶はあります。

 同じくQ1の、岡田さんの『行列のできる法律相談所』の発言に関して。

 あまりの厳しさに女優が泣き出したわけではありません。これは、岡田さんが、テレビ向けに面白可笑しく話を脚色したのだろうと思います。この女優が泣き出したのは、一言のセリフが言えない悔しさからだったと記憶しています。彼女は、オーディションで私が選び、セリフは少ないけれど、目立つ役で抜擢しました。全体の読み合わせのときに、セリフのトーンがおかしかったので、セリフの背景にある人物のイメージなどを説明し、参考のために、居合わせた何人かの女優にそのセリフを言わせて違いをわかってもらおうとしました。本番はその数週間後でしたから、こういう時代劇を見て研究するようにといった色々な助言もしました。

 撮影当日、リハーサルの時点で、やはりフラットな味のないセリフの言い方だったので、調度見学に来ていたヴェテラン女優に頼んで、撮影合間にセリフのレッスンをしてもらいました。本番はいつもどおり、様々なアングルから撮って行くので、彼女がセリフを言う回数は複数テイクも含めて十数回あったと思います。しかし、何回言っても、なかなか望む言い方にはなりませんでした。彼女のセリフは数シーン程度の短いものだったので、あとで吹き替えればいいのですが、本人のために、なんとか演じ切ってもらいたかったため、ぎりぎりまでねばっているうちに泣き出したのです。私は、多数の俳優・女優と撮影をしてきた経験から、彼女の涙は悔し涙だと理解しています。いずれにせよ、彼女のセリフは別の女優に吹き替えてもらっています。

Q2「現場での暴力や暴言などのパワハラが常態化、それに耐えかねて現場を離脱するスタッフが出ることもある」

 暴力をふるったことなどなく、暴言もありません。現場を離脱するスタッフが出ることはありますが、大抵が本人の事情です。私に怒鳴られたからやめた、というスタッフがいたという記憶はありません。スタッフの大多数は、原田組の現場は愉しい、と言ってくれます。

『突入せよ』の問題部分は、2002年当時の私の愚かさに起因しています。現場での出来事を逐一ブログに書くことにスタッフが反発し、私自身も反省して謝罪しました。当時は、映画をめざす若者に、現場で何が起きているかをリアルタイムで伝えたい、という気持ちがあって、日々の出来事を書いてしまったのです。これは映画監督としてのルール違反であることは明白でした。

(文=Business Journal編集部)

 

日本映画界の大御所・原田眞人監督、パワハラ告発に反論「事実無根の誹謗中傷」

 映画監督・原田眞人氏がスタッフ、キャストへパワハラを行っていると、俳優の松崎悠希がTwitter上に投稿し、物議を醸しているが、原田氏が否定した(後述参照)。ここ最近、相次ぐ有名監督や俳優の問題行為の告発に揺れている日本映画界。まず、3月発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、榊英雄氏が映画監督という立場を利用して女優を目指す女性と合意を得ないまま不適切な行為におよんでいたと報道。続けて「文春」は、人気俳優の木下ほうかも同様の行為を行っていたと伝えた。さらに5日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)は、映画監督の園子温氏が日頃から女優に、自身の作品への出演話を持ち掛けながら肉体関係を迫っているとスクープ。そして7日発売の「文春」は、園氏の右腕ともいえる存在である映画プロデューサー・梅川治男氏が、立場を利用して女優に不適切な行為におよんでいると報じた。

 一連の報道を受け、榊氏の監督作『蜜月』『ハザードランプ』は公開延期となり、木下は出演予定だったドラマを降板し無期限の活動休止に入るなど、早くもその影響が広まりつつある。

 現在72歳の原田氏はこれまで、『金融腐蝕列島 呪縛』(1999年)、『突入せよ! あさま山荘事件』(2002年)、『クライマーズ・ハイ』(08年)など数多くのヒット作を手掛けた日本映画界の大御所。最近では、岡田准一主演の『関ヶ原』(17年)、木村拓哉と二宮和也が初共演した『検察側の罪人』(18年)、岡田主演の『燃えよ剣』(21年)など、ジャニーズタレントを起用した話題作が続いている。

 そんな原田氏にまつわる情報が取り沙汰されるようになったのは、3月に俳優の松崎悠希がTwitter上に投稿した、次のようなツイートがきっかけだった。

<原田眞人による俳優へのパワハラエピソードがどんどん出てくるんだけど、なんでこれが「面白エピソード」みたいに紹介されてんの?俳優仲間に聞いても「脇役をゴミのように扱う」ってみんな言うんだけど。なんで放置されてんの?>

<原田眞人の新作映画『ヘルドッグス』で、原田眞人による脇役俳優(主演級には激甘らしいですね!)や撮影スタッフへのパワハラを防止する、どのような「新たな措置」が取られたのか知っている方は教えて下さい>

バラエティ番組でも“怖い監督”

 原田氏といえば、過去にテレビのバラエティ番組でも“怖い監督”として取り上げられたこともあり、たとえば17年8月放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)でも“怖いと評判”だと取り上げられたことも。ちなみに同番組内では岡田が、原田氏のあまりの厳しさに撮影現場で女優が泣き出したというエピソードも語っていた。

「原田さんがスタッフを怒鳴ったりして、さらに現場が過酷だという話は広まっているので、業界スタッフの間では“できれば原田さんの現場には入りたくない”という声があるのは事実。原田さんと同年代の有名な監督でも、スタッフやキャストへの暴言や暴力などパワハラが酷いことで恐れられている人も何人かいるが、彼ら世代が若い頃は、映画業界全体でそういうことが当たり前だった。そんな環境でのし上がって来た人たちに今さら“それはダメですよ”と言っても、仕方ない気もする」(映画制作スタッフ)

 また、50代の映画会社関係者はいう。

「もう20年くらい前から、原田さんがよくスタッフを怒鳴るという話は有名だった。もっとも、昔はそんなのは当たり前だったので、特段に驚くべきことではないが、以前、原田さんがブログで実名を晒してスタッフを批判していたことがあり(編注:02年に『突入せよ! あさま山荘事件』のスタッフについて原田氏がブログで言及)、“いかがなものか”という疑問の声が業界内でも広まったことはある。監督による助監督をはじめとするスタッフへの叱責はあくまで“愛のある指導”であるべきで、大前提として“監督はスタッフを守る立場”でなければならない」

 榊氏や園氏、梅川氏をめぐる告発は、彼らの女性への不適切な行為に関するものだが、映画業界関係者はいう。

原田眞人さんに関していえば、女性関係の問題については聞いたことがないし、そういうことはしない人だと思う。彼の現場がキツイといわれるが、たとえば戦国武将モノの撮影であれば何週間も山の中で、数百人にのぼる大所帯で早朝から夜まで撮影が連日行われることもあり、スタッフもキャストも精神的肉体的に追い込まれるので、スタッフが“飛ぶ”ことはあるだろうし、どんな現場でも急にスタッフが来なくなることは起こる。“スタッフやキャストに厳しい”といっても、それだけ真剣にクオリティを追求している証かもしれないし、彼が多くの大御所俳優たちから慕われ尊敬されているという事実は曲げられない」

 また、別の映画業界関係者はいう。

「小津安二郎や溝口健二、相米慎二など往年の名監督の現場では、ワンシーンを撮るのに延々と丸一日、一人の俳優に“駄目出し”し続けるなんてザラだった。監督が現場で怒鳴るくらいで批判されていたら、映画撮影なんて成立しない。もっとも、黒沢清や周防正行、是枝裕和といった最近の監督は、現場でも誰に対しても丁寧で腰が低いタイプの人が多い」

原田氏の回答

 一連の告発について当サイトが原田氏に見解を問い合わせたところ、次のような回答を得た。

【原田氏の回答】

 先ず松崎氏のTwitterの投稿に関してですが、映画関係者から、こんなことを書いている人がいるとの連絡があり、一部を読みましたが、事実を曲解もしくは事実無根の誹謗中傷だったので、現在製作中の映画会社スタッフとも相談中であり、松崎氏に対するコメントは差し控えます。ただし、このままTwitterの投稿が削除されないようであれば、法的手段をとらなければいけないだろう、という認識です。それを踏まえて、質問事項にお答えします。

Q1「現場スタッフ&端役へのパワハラを常態化している」「脇役をゴミのように扱う」に関して。

 そのような事実はありません。現場で大声を出すことはあります。日本映画の撮影現場は、『関ヶ原』のようないわゆる大作であっても、ぎりぎりの予算、ぎりぎりのスケジュールで撮っています。撮り直しがほぼできないことを前提として撮るわけで、効率よく進めるための緊張感はあります。数百人のエキストラが出演する群衆シーンで助監督が勘違いして、監督とは別の指示を出すこともあります。その場合は大声で修正します。私が怒る時の声の多くは「違うだろ!」の一声です。怒り続けるわけでもありません。怒るときは、現場を進めるためであって、現場を停滞させないことは映画監督の使命の原点です。

 端役への扱いでいえば、100の端役があったとして、1人か2人、演出プランとは違うことをやって、私が注意指導を行わなければならないときもあります。松崎氏は「主役には激甘で脇役もしくは端役に厳しい」というようなことを投稿していたと記憶していますが、これは事実をかなりねじまげた表現です。

 先ず、主役クラスの役者とは準備段階から接する機会が多くあります。衣装合わせにも時間をかけますし、リハーサルも、メインの役者のメインのシーンは入念にやります。ですから、私の演出意図を明確に理解しているので、現場で問題もおきません。

 端役の場合は、どんなに小さな役でも、オーディションで私自身が見て会話して選びます。ただし、準備期間中に打ち合わせの時間はほぼ取れません。しかし、作品の雰囲気を知っておいてもらいたいので、クランクイン前の全体読み合わせには、セリフがなくても参加を促します。これは原田組恒例のイヴェントで、ちょい役でも大切にすることから、私の作品に参加したいという無名の役者が多いことに繋がっています。さらには、端役の役者であっても、原田組未経験者には、前もって現場の空気を知ってもらうため、スケジュールに支障がなければ、それぞれの本番前日に現場入りし、撮影見学をしてもらうようにしています。それでも、撮影当日、私から「違うだろ!」とか「何やってんだ!」と怒られる人間が出ることはあります。

 今思いつく例としては、ある作品で、集団の芝居を様々なアングルで撮っているときに、1人だけ、立ち位置をカット毎に変えている役者がいました。少しずつ集団の中にいるメインの役者に近づいて、彼のアングルになったときにはその隣に立っていました。助監督が気付く前に私が気付いて「元の位置に戻れ!」と怒った記憶はあります。

 同じくQ1の、岡田さんの『行列のできる法律相談所』の発言に関して。

 あまりの厳しさに女優が泣き出したわけではありません。これは、岡田さんが、テレビ向けに面白可笑しく話を脚色したのだろうと思います。この女優が泣き出したのは、一言のセリフが言えない悔しさからだったと記憶しています。彼女は、オーディションで私が選び、セリフは少ないけれど、目立つ役で抜擢しました。全体の読み合わせのときに、セリフのトーンがおかしかったので、セリフの背景にある人物のイメージなどを説明し、参考のために、居合わせた何人かの女優にそのセリフを言わせて違いをわかってもらおうとしました。本番はその数週間後でしたから、こういう時代劇を見て研究するようにといった色々な助言もしました。

 撮影当日、リハーサルの時点で、やはりフラットな味のないセリフの言い方だったので、調度見学に来ていたヴェテラン女優に頼んで、撮影合間にセリフのレッスンをしてもらいました。本番はいつもどおり、様々なアングルから撮って行くので、彼女がセリフを言う回数は複数テイクも含めて十数回あったと思います。しかし、何回言っても、なかなか望む言い方にはなりませんでした。彼女のセリフは数シーン程度の短いものだったので、あとで吹き替えればいいのですが、本人のために、なんとか演じ切ってもらいたかったため、ぎりぎりまでねばっているうちに泣き出したのです。私は、多数の俳優・女優と撮影をしてきた経験から、彼女の涙は悔し涙だと理解しています。いずれにせよ、彼女のセリフは別の女優に吹き替えてもらっています。

Q2「現場での暴力や暴言などのパワハラが常態化、それに耐えかねて現場を離脱するスタッフが出ることもある」

 暴力をふるったことなどなく、暴言もありません。現場を離脱するスタッフが出ることはありますが、大抵が本人の事情です。私に怒鳴られたからやめた、というスタッフがいたという記憶はありません。スタッフの大多数は、原田組の現場は愉しい、と言ってくれます。

『突入せよ』の問題部分は、2002年当時の私の愚かさに起因しています。現場での出来事を逐一ブログに書くことにスタッフが反発し、私自身も反省して謝罪しました。当時は、映画をめざす若者に、現場で何が起きているかをリアルタイムで伝えたい、という気持ちがあって、日々の出来事を書いてしまったのです。これは映画監督としてのルール違反であることは明白でした。

(文=Business Journal編集部)

 

パチスロ「わずか数時間で万枚」…捨てた台でまさかの悲劇が!? 爆裂必至の出玉トリガーを搭載した往年の名機シリーズ!

 先日、元プロレスラーのアントニオ猪木さんが、ロシア軍のウクライナ侵攻に対して緊急メッセージを発信したことがニュースになっていましたね。難病で療養中の猪木さんですが、もう一度元気な姿を見せていただきたいものです。

 そんな猪木さんといえば、パチンコ業界でも古くから大活躍中です。まあ、私に猪木さんを語らせれば長くなるのでさっさと本題に入りますが、今回ご紹介するマシンはオリンピアの5号機『アントニオ猪木が元気にするパチスロ機』(2010年)です。

 まず今回気づいたのですが、個人でこれだけパチンコ・パチスロ化されているのって猪木さんだけなんですよね。人気アニメなどであれば「北斗の拳」や「エヴァンゲリオン」など他にもありますが、個人であれば猪木さんが圧倒的な数です。ちなみに、次に多かったのが歌手の倖田來未さん。

■『初代猪木』では辛い経験も……

 猪木さんが初めてパチスロ化されたのは、2003年リリースの『アントニオ猪木という名のパチスロ機』。4号機時代の爆裂AT機として知られていますが、特徴でもあった「押し順当て」というのがどうにも苦手で打っていた台を捨てたところ、後から座られた方に僅かな時間で「万枚のオカマ」を掘られたという苦い思い出があります。

 とはいえ、ATの名称が「闘魂チャンス」だなんてカッコよすぎですよね。かの有名な1・2・3・ダー!!』」に合わせた演出もめちゃくちゃマッチしていて本当に上手く作ったなという印象でした。

 他には、この頃ほとんどなかったロングフリーズ演出もありますが、それがまた最高でしたね。そう『道』です。猪木さんが1998年の引退試合の後で披露した“この道をゆけばどうなるものか……”で始まるあの有名なスピーチです。このフリーズ後はATの大連チャンが濃厚となるため、出玉的に嬉しい最高の瞬間ですね。

 それからもパチンコ・パチスロともに多くの後継機がリリースされますが、軒並みタイトルが長いのも大きな特徴のひとつといえます。 

■強制フラグを駆使して道フリーズを発生!!

 今回プレイしてきたのは『アントニオ猪木が元気にするパチスロ機』ですが、当時の定番となりつつあった典型的なA+ART機でした。もちろん、初代からの伝統と猪木さんの魂はしっかりと継承されています。

 そして最大の見せ場であり、爆裂トリガーでもある『道』フリーズももちろん継承されておりますが、今回は強制的に道フリーズを発生させていただきました。これはもう、猪木さんの熱烈なファンでなくとも要必見、感涙モノの出来栄えで、数ある機種のフリーズ演出の中でも屈指のカッコ良さではないでしょうか。

 その後も平和は精力的に猪木さんとのタイアップ機をリリース。現在も6号機の『闘魂継承 アントニオ猪木という名のパチスロ機』が稼働中ですね。

 今でも『黄門ちゃま』や『ルパン三世』と並ぶ同社の看板タイトルのひとつですが、猪木さんが少しでも早く元気になり、またリング上で燃えるような熱いパフォーマンスを見せてくれる日が来ることを願うとともに、猪木さんのパチンコ・パチスロも継続してリリースされることを期待したいものです。

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
 業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

【注目記事】
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パチスロ「わずか数時間で万枚」…捨てた台でまさかの悲劇が!? 爆裂必至の出玉トリガーを搭載した往年の名機シリーズ!

 先日、元プロレスラーのアントニオ猪木さんが、ロシア軍のウクライナ侵攻に対して緊急メッセージを発信したことがニュースになっていましたね。難病で療養中の猪木さんですが、もう一度元気な姿を見せていただきたいものです。

 そんな猪木さんといえば、パチンコ業界でも古くから大活躍中です。まあ、私に猪木さんを語らせれば長くなるのでさっさと本題に入りますが、今回ご紹介するマシンはオリンピアの5号機『アントニオ猪木が元気にするパチスロ機』(2010年)です。

 まず今回気づいたのですが、個人でこれだけパチンコ・パチスロ化されているのって猪木さんだけなんですよね。人気アニメなどであれば「北斗の拳」や「エヴァンゲリオン」など他にもありますが、個人であれば猪木さんが圧倒的な数です。ちなみに、次に多かったのが歌手の倖田來未さん。

■『初代猪木』では辛い経験も……

 猪木さんが初めてパチスロ化されたのは、2003年リリースの『アントニオ猪木という名のパチスロ機』。4号機時代の爆裂AT機として知られていますが、特徴でもあった「押し順当て」というのがどうにも苦手で打っていた台を捨てたところ、後から座られた方に僅かな時間で「万枚のオカマ」を掘られたという苦い思い出があります。

 とはいえ、ATの名称が「闘魂チャンス」だなんてカッコよすぎですよね。かの有名な1・2・3・ダー!!』」に合わせた演出もめちゃくちゃマッチしていて本当に上手く作ったなという印象でした。

 他には、この頃ほとんどなかったロングフリーズ演出もありますが、それがまた最高でしたね。そう『道』です。猪木さんが1998年の引退試合の後で披露した“この道をゆけばどうなるものか……”で始まるあの有名なスピーチです。このフリーズ後はATの大連チャンが濃厚となるため、出玉的に嬉しい最高の瞬間ですね。

 それからもパチンコ・パチスロともに多くの後継機がリリースされますが、軒並みタイトルが長いのも大きな特徴のひとつといえます。 

■強制フラグを駆使して道フリーズを発生!!

 今回プレイしてきたのは『アントニオ猪木が元気にするパチスロ機』ですが、当時の定番となりつつあった典型的なA+ART機でした。もちろん、初代からの伝統と猪木さんの魂はしっかりと継承されています。

 そして最大の見せ場であり、爆裂トリガーでもある『道』フリーズももちろん継承されておりますが、今回は強制的に道フリーズを発生させていただきました。これはもう、猪木さんの熱烈なファンでなくとも要必見、感涙モノの出来栄えで、数ある機種のフリーズ演出の中でも屈指のカッコ良さではないでしょうか。

 その後も平和は精力的に猪木さんとのタイアップ機をリリース。現在も6号機の『闘魂継承 アントニオ猪木という名のパチスロ機』が稼働中ですね。

 今でも『黄門ちゃま』や『ルパン三世』と並ぶ同社の看板タイトルのひとつですが、猪木さんが少しでも早く元気になり、またリング上で燃えるような熱いパフォーマンスを見せてくれる日が来ることを願うとともに、猪木さんのパチンコ・パチスロも継続してリリースされることを期待したいものです。

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
 業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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映画レビュー「デュエル」

パリに現れた太陽の女神と月の女神。地上に留まるために必要な魔法の宝石をめぐって、熾烈なバトルを繰り広げる。

投稿 映画レビュー「デュエル」映画遊民 映画をもっと見たくなる! 映画ライター沢宮亘理の映画レビュー、インタビューetc に最初に表示されました。

斜陽産業のパチンコ業界を救う!? 若年層ユーザーを獲得したいのなら「新しいカタチ」でアプローチするべし!【松戸檸檬の人生ちらみせ道中膝栗毛】

パチンコの未来を案じた私が見つけた、若年層ユーザーを獲得する新たな活路とは……


 世間にパチンコのイメージは?と聞くと、悲しいかな悪い意見ばかり。それは私も認識している故、この業界で働いていることは大っぴらに出来ず、美容室やエステサロン等で「何のお仕事されているんですか?」と聞かれれば、編集者の時は「雑誌の編集者です」、パチンコのデザインをバリバリやっている時も「グラフィックデザイナーです」と言っていました。間違ってはいないけど、そこは深く突っ込まないで欲しいなと常々思っていた私です。どうも、松戸檸檬です。

 道を歩いている時に男性から声をかけられ「どこに行くの?」の質問に「パチンコ屋さん」と言うと、ぷっと鼻で笑われた過去もあります。え?ウケ狙ってないんですけど。でも、これを言うと大体引いて去ってくれます。

 そうなんですよ、パチンコってね、印象が悪いんだよー!大好きな業界だから、斜陽産業と言われようが、どうにか脱却して欲しいわけですよ。でね、私は考えました。パチンコの未来を考えると若い子を取り込まなくてはいけない。

 しかし、今の若い子ってお金も時間も節約するシンプルライフを好む傾向にあるんだとか。うぉーあかんやん、パチンコと真逆!と諦めることなかれ、突破口ならこの松戸檸檬、見つけておりますぞ。

若いユーザーを獲得したいのなら、新しいカタチでアプローチするべし!


 今の若い子は面白いことなら多少無駄なことでも飛び付くと思うんですよね。体に悪そうな見た目の甘過ぎる地球グミやティックトックゼリーと呼ばれる駄菓子屋で売られてそうなルックスのくせに、1個100円相当のゼリーを囓って食べるという動画を撮ってTikTokに投稿しています。

 私からすると何が楽しいのかな?と思うけれど、ただ知らないだけで楽しさがあるのかもしれない。その世界に足を踏み入れれば、楽しさに気づくかもしれないのです。そうです、パチンコのように。

 バズってる地球グミを食べている私どう?という承認欲求を満たしたいだけならば、パチンコを打ってみたワタシっていうのをバズらせたらどうだろうか?一回バズれば、真似して撮って投稿してくれる人が続出するはず。

 ただ、ここで注意すべきは、パチンコ業界にいる人がバズらせても意味がありません。全くパチンコに接点がなさそうな人気のTikTokerがバズらせることに新規ユーザー獲得の突破口があるのです。

 みんなに親しみのある愛されキャラの子(男女問わず、もしかしたらオネエキャラが良いのかもしれない)が「パチンコ行ってみたー!」とホールに入店し、「あ、なにこれ可愛いキラキラじゃん、光ってんじゃん。座っちゃおー、ここにお金入れんの?まじウケるー!」と打つ機種を選び、「え?ここにお金入れんの?」とサンドにお金を投入。

■若い子からパチンコの楽しみを教わるのかも?

 そして「なんか玉が出てきたんですけど、まじやばくない?みんなここ持ってんの?」とハンドルを持って打ち出し、「あ、玉が入って、なんか動いたー。うわっ、なにこれー!私が大好きなキャラクターが出てきたんですけど、かわいすぎてしんどー」と演出を実況し、「え?なんかここ玉が詰まってタピってない?やばっ(笑)」等と、「玉が詰まる=ぶどう」と呼ばれている用語を「玉が詰まる=タピる」と勝手に現代風にアレンジしちゃったりして、パチンコを初めて打ったけど楽しいじゃんって動画をギュッと60秒にまとめてTikTokに投稿するのです。

 これを見たパチンコを知らなかった若者が「えーなんかゲームみたいで面白そう。てか、パチンコホールってギラギラで映えるんじゃね?」と気づき、今まで見向きもしなかったパチンコホールに足を運んでくれることでしょう。射幸性を煽ってパチンコを楽しむというよりも、パチンコで勝つことだけが正義みたいになっている昨今、もしかしたら若い子からパチンコの楽しみを教わるのかもしれません。

(文=松戸檸檬)
<著者プロフィール>
パチンコ発祥の地・名古屋市出身。ファッション誌の編集者になる予定がパチンコ雑誌の編集者になった事がきっかけで、この業界にズブズブと浸かる。編集者の後、フリーライターを経て、開発会社にてグラフィックデザイナーとなる。パチンコ業界の外側から内側まで経験し、業界で稼いだお金はキチッとホールに還元する清く正しきパチンカー。

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斜陽産業のパチンコ業界を救う!? 若年層ユーザーを獲得したいのなら「新しいカタチ」でアプローチするべし!【松戸檸檬の人生ちらみせ道中膝栗毛】

パチンコの未来を案じた私が見つけた、若年層ユーザーを獲得する新たな活路とは……


 世間にパチンコのイメージは?と聞くと、悲しいかな悪い意見ばかり。それは私も認識している故、この業界で働いていることは大っぴらに出来ず、美容室やエステサロン等で「何のお仕事されているんですか?」と聞かれれば、編集者の時は「雑誌の編集者です」、パチンコのデザインをバリバリやっている時も「グラフィックデザイナーです」と言っていました。間違ってはいないけど、そこは深く突っ込まないで欲しいなと常々思っていた私です。どうも、松戸檸檬です。

 道を歩いている時に男性から声をかけられ「どこに行くの?」の質問に「パチンコ屋さん」と言うと、ぷっと鼻で笑われた過去もあります。え?ウケ狙ってないんですけど。でも、これを言うと大体引いて去ってくれます。

 そうなんですよ、パチンコってね、印象が悪いんだよー!大好きな業界だから、斜陽産業と言われようが、どうにか脱却して欲しいわけですよ。でね、私は考えました。パチンコの未来を考えると若い子を取り込まなくてはいけない。

 しかし、今の若い子ってお金も時間も節約するシンプルライフを好む傾向にあるんだとか。うぉーあかんやん、パチンコと真逆!と諦めることなかれ、突破口ならこの松戸檸檬、見つけておりますぞ。

若いユーザーを獲得したいのなら、新しいカタチでアプローチするべし!


 今の若い子は面白いことなら多少無駄なことでも飛び付くと思うんですよね。体に悪そうな見た目の甘過ぎる地球グミやティックトックゼリーと呼ばれる駄菓子屋で売られてそうなルックスのくせに、1個100円相当のゼリーを囓って食べるという動画を撮ってTikTokに投稿しています。

 私からすると何が楽しいのかな?と思うけれど、ただ知らないだけで楽しさがあるのかもしれない。その世界に足を踏み入れれば、楽しさに気づくかもしれないのです。そうです、パチンコのように。

 バズってる地球グミを食べている私どう?という承認欲求を満たしたいだけならば、パチンコを打ってみたワタシっていうのをバズらせたらどうだろうか?一回バズれば、真似して撮って投稿してくれる人が続出するはず。

 ただ、ここで注意すべきは、パチンコ業界にいる人がバズらせても意味がありません。全くパチンコに接点がなさそうな人気のTikTokerがバズらせることに新規ユーザー獲得の突破口があるのです。

 みんなに親しみのある愛されキャラの子(男女問わず、もしかしたらオネエキャラが良いのかもしれない)が「パチンコ行ってみたー!」とホールに入店し、「あ、なにこれ可愛いキラキラじゃん、光ってんじゃん。座っちゃおー、ここにお金入れんの?まじウケるー!」と打つ機種を選び、「え?ここにお金入れんの?」とサンドにお金を投入。

■若い子からパチンコの楽しみを教わるのかも?

 そして「なんか玉が出てきたんですけど、まじやばくない?みんなここ持ってんの?」とハンドルを持って打ち出し、「あ、玉が入って、なんか動いたー。うわっ、なにこれー!私が大好きなキャラクターが出てきたんですけど、かわいすぎてしんどー」と演出を実況し、「え?なんかここ玉が詰まってタピってない?やばっ(笑)」等と、「玉が詰まる=ぶどう」と呼ばれている用語を「玉が詰まる=タピる」と勝手に現代風にアレンジしちゃったりして、パチンコを初めて打ったけど楽しいじゃんって動画をギュッと60秒にまとめてTikTokに投稿するのです。

 これを見たパチンコを知らなかった若者が「えーなんかゲームみたいで面白そう。てか、パチンコホールってギラギラで映えるんじゃね?」と気づき、今まで見向きもしなかったパチンコホールに足を運んでくれることでしょう。射幸性を煽ってパチンコを楽しむというよりも、パチンコで勝つことだけが正義みたいになっている昨今、もしかしたら若い子からパチンコの楽しみを教わるのかもしれません。

(文=松戸檸檬)
<著者プロフィール>
パチンコ発祥の地・名古屋市出身。ファッション誌の編集者になる予定がパチンコ雑誌の編集者になった事がきっかけで、この業界にズブズブと浸かる。編集者の後、フリーライターを経て、開発会社にてグラフィックデザイナーとなる。パチンコ業界の外側から内側まで経験し、業界で稼いだお金はキチッとホールに還元する清く正しきパチンカー。

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【新台】パチスロ5号機「大ヒットタイトル」を思わせるゲーム性… 新システム搭載の遊びやすいマシンは各種演出に秘密あり!?

 ボーナス+ATの合算確率は設定1でも128.7分の1。4月4日に全国導入を開始したメーシーの『SLOTえとたま』は、5号機の人気タイトル『SLOT魔法少女まどか☆マギカ2』を彷彿とさせる出玉展開に加えて、遊びやすさを追求したマシンとしてファンの注目を集めている。

 本機は「せるふまっぷ」なる新システムがゲーム性のカギを握り、マップの色と成立役が合致すれば「萌力ポイント」が加算。通常時はこの萌力を100pt貯めれば高確移行orAT抽選が行われ、高確中の100pt到達は文字通り高確率でATへと繋がる。

ボーナスは約150枚獲得のえとたまぼ~にゃすと、約40枚の獲得が見込めるみにぼ~にゃすの2種類で、前者消化中は萌力100pt到達ごとにAT抽選。みにぼ~にゃすは消化中の告知発生でATが確定し、同ボーナスの一部で発動するべーすぼ~にゃすは、その時点でATが約束される。

 AT「萌力祭(そるらるふぇすてぃばる)」は1G純増約2.0枚、初期ゲーム数50Gで、消化中は萌力100p到達でバトルへ発展。これに勝利できればゲーム数上乗せor特化ゾーンへ突入し、AT中のボーナスは上乗せ確定&バトルストック→勝利で恩恵を得られる。

■サブ液晶タッチ時のボイス、ボーナス終了画面などで設定示唆演出が発生

 そんな本機はすでに複数の設定推測要素が判明しており、まず通常時はサブ液晶タッチによるセリフで設定が示唆される。

 その内容は選択キャラで変化し、例えば「にゃ~たん」選択時、「きんようびはすき焼きにゃ!」は奇数設定、「ぐうたらして過ごしたいにゃ」は偶数設定示唆。「ぐうたらして過ごしたいにゃ!」は偶数設定濃厚で、「にゃ?にゃんかこの感じ知ってるにゃ…」は高設定に期待できる。

 他のキャラについても「き」から始まるセリフは奇数設定、「ぐ」から始まるセリフは偶数設定示唆。偶数設定示唆セリフの末尾に「!」や「?」が付けば偶数設定濃厚で、自信ありげなセリフや偉そうなセリフは高設定の可能性が高まると覚えておこう。

 えとたまぼ~にゃす終了時は画面を要チェックで、「にゃ~たん&タケル+提供UTC」は奇数設定、「にゃ~たん&タケル+提供メイド喫茶干支」は偶数設定、「萌えにゃ~たん」は高設定示唆。「萌えにゃ~たん+提供あり」は設定2以上、「全員集合」は高設定濃厚で、「全員集合+提供あり」は設定6のサインとなる。

 みにぼ~にゃす中はキャラ紹介パターンに秘密があり、「チュウたん・ウサたん・ウマたん・ピヨたん」は奇数設定、「シャアたん・メイたん・キーたん・イヌたん」は偶数設定、「にゃ~たん」は高設定示唆。「タケル」は設定2以上、「店長」は設定3以上の可能性大で、「ベル1回でのキャラ変化」(通常はベル2回)頻発は高設定に大きな期待が持てる。

 また、AT終了時はサブ液晶タッチで設定の高低、CHANCEボタンを押せば設定の奇数or偶数が示唆され、PUSHボタンを押してボイスが発生すれば設定4以上が濃厚。これらボタンはいずれか1つだけ確認できる仕組みで、PUSHボタンを押して設定4以上示唆が出現しなかったから、サブ液晶をタッチして設定の高低を判別…といったことはできない。

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 本機は「せるふまっぷ」なる新システムがゲーム性のカギを握り、マップの色と成立役が合致すれば「萌力ポイント」が加算。通常時はこの萌力を100pt貯めれば高確移行orAT抽選が行われ、高確中の100pt到達は文字通り高確率でATへと繋がる。

ボーナスは約150枚獲得のえとたまぼ~にゃすと、約40枚の獲得が見込めるみにぼ~にゃすの2種類で、前者消化中は萌力100pt到達ごとにAT抽選。みにぼ~にゃすは消化中の告知発生でATが確定し、同ボーナスの一部で発動するべーすぼ~にゃすは、その時点でATが約束される。

 AT「萌力祭(そるらるふぇすてぃばる)」は1G純増約2.0枚、初期ゲーム数50Gで、消化中は萌力100p到達でバトルへ発展。これに勝利できればゲーム数上乗せor特化ゾーンへ突入し、AT中のボーナスは上乗せ確定&バトルストック→勝利で恩恵を得られる。

■サブ液晶タッチ時のボイス、ボーナス終了画面などで設定示唆演出が発生

 そんな本機はすでに複数の設定推測要素が判明しており、まず通常時はサブ液晶タッチによるセリフで設定が示唆される。

 その内容は選択キャラで変化し、例えば「にゃ~たん」選択時、「きんようびはすき焼きにゃ!」は奇数設定、「ぐうたらして過ごしたいにゃ」は偶数設定示唆。「ぐうたらして過ごしたいにゃ!」は偶数設定濃厚で、「にゃ?にゃんかこの感じ知ってるにゃ…」は高設定に期待できる。

 他のキャラについても「き」から始まるセリフは奇数設定、「ぐ」から始まるセリフは偶数設定示唆。偶数設定示唆セリフの末尾に「!」や「?」が付けば偶数設定濃厚で、自信ありげなセリフや偉そうなセリフは高設定の可能性が高まると覚えておこう。

 えとたまぼ~にゃす終了時は画面を要チェックで、「にゃ~たん&タケル+提供UTC」は奇数設定、「にゃ~たん&タケル+提供メイド喫茶干支」は偶数設定、「萌えにゃ~たん」は高設定示唆。「萌えにゃ~たん+提供あり」は設定2以上、「全員集合」は高設定濃厚で、「全員集合+提供あり」は設定6のサインとなる。

 みにぼ~にゃす中はキャラ紹介パターンに秘密があり、「チュウたん・ウサたん・ウマたん・ピヨたん」は奇数設定、「シャアたん・メイたん・キーたん・イヌたん」は偶数設定、「にゃ~たん」は高設定示唆。「タケル」は設定2以上、「店長」は設定3以上の可能性大で、「ベル1回でのキャラ変化」(通常はベル2回)頻発は高設定に大きな期待が持てる。

 また、AT終了時はサブ液晶タッチで設定の高低、CHANCEボタンを押せば設定の奇数or偶数が示唆され、PUSHボタンを押してボイスが発生すれば設定4以上が濃厚。これらボタンはいずれか1つだけ確認できる仕組みで、PUSHボタンを押して設定4以上示唆が出現しなかったから、サブ液晶をタッチして設定の高低を判別…といったことはできない。

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JRA「ウマ娘」藤田晋オーナーの重賞初勝利なるか?「G3降格危機」でも馬主的には美味しい?ニュージーランドT(G2)

 9日、中山競馬場で行われるニュージーランドT(G2)。3着馬までにNHKマイルC(G1)の優先出走権が与えられるトライアルレースに、所有馬2頭を登録(デュガは回避の見込)しているのが藤田晋オーナーだ。

ウマ娘 プリティーダービー』(Cygames)を手掛ける株式会社サイバーエージェントの社長としても知られる藤田オーナーは、2021年にJRAの馬主としてデビュー。初年度から5頭の所有馬がすべて勝ち上がると、このレースにも登録しているジャングロは中京2歳S(OP)とマーガレットS(L)を連勝。悲願の重賞初勝利に向けて、矛先を向けたのがマイルG2のこの舞台だった。

 ニュージーランドTと言えば、今年1月にJRAから「格付けに対する警告」が発表されたことでも話題に。3歳G2の基準となるレースレーティングが「110.00」であるのに対し、同レースの年間レースレーティングは2019年から「106.75」、「106.50」、「103.50」。昨年の数値に関してはコロナ特例によりノーカウントとなったものの、3年連続で大きく基準を下回ってしまったことで、G2の地位が揺らいでいる状態だ。

 この「年間レースレーティング」とは、1月に発表される「JPNサラブレッドランキング」で各馬に付与されるレーティングの数値によって決まるもの。当該レースにおける上位4着までの馬の公式レーティングの平均値がそのままレースの格に反映されるということで、当該レースのレベルの高さに加え、当該レースに出走した馬がその後にどんな飛躍を見せたか、という部分が大きく関わってくる。

 その数値が低いということは、要するにレースレベルが高くなく、そこに出走していた馬のレベルも高くなかった、ということ。それでいてG2なので1着賞金は5400万円と高額で、3着までに入ればG1の出走権も手にすることができる。馬主から見れば、JRA屈指のチャンスレースとなっているのだ。

 今年発表された重賞競走における年間レースレーティングを見ても、その事実は明らか。以下は3歳限定のG2戦における昨年の年間レースレーティングと、直近3年の平均値である。

・弥生賞ディープインパクト記念 = 117.00 / 113.08
・スプリングS = 108.75 / 109.42
・青葉賞 = 110.0 / 109.83
・京都新聞杯 = 107.00 / 108.50
・セントライト記念 = 111.00 / 110.83
・神戸新聞杯 = 115.00 / 116.08
・チューリップ賞 = 106.50 / 107.67
・フィリーズレビュー = 105.00 / 104.83
・フローラS = 107.75 / 106.92
・ローズS = 109.00 / 108.00

・ニュージーランドT = 103.50 /105.58


 こうして比較してみると、牝馬限定戦も含めた全11のG2レースの中で、昨季の年間レースレーティング「103.50」というのはワーストの数値。同週に桜花賞(G1)があり、翌週には皐月賞(G1)が控えていることで、順調に賞金を重ねてきた世代の強い馬たちは出てこないというのが大きな要因としてあるが、もうひとつ考えられるのがアーリントンC(G3)の4月移行だろう。

 1992年にペガサスSから改称された同レースは、2018年から開催時期を4月に変更。ニュージーランドTの翌週、皐月賞の前日に阪神競馬場で行われるNHKマイルCのトライアルレースへと生まれ変わり、こちらも3着までの馬に優先出走権が付与されることとなった。

 このアーリントンCの昨年の年間レースレーティングは「112.50」。3歳限定のG3戦としては共同通信杯、毎日杯に次ぎ、シンザン記念と並ぶレベルの高さとなっている。こうしてトライアルが東西に分散したことも、ニュージーランドTのメンバーがより手薄になる要因として考えられる。

 それでも、勝ち馬をさかのぼると“芦毛の怪物”ことオグリキャップの名前も出てくるような歴史を誇るレースであり、ほかにもシーキングザパールやエルコンドルパサー、最近ではカレンブラックヒルがここを勝って挑んだNHKマイルCでG1タイトルを手中に収めている。

 伝統のG2は今年こそ近年の停滞ぶりを晴らし、その“格”を誇示することができるか。そのためにも、今年こそはハイレベルな熱戦に期待したい。

(文=木場七也)

<著者プロフィール>
29歳・右投右打。
 本業は野球関係ながら土日は9時から17時までグリーンチャンネル固定の競馬狂。
ヘニーヒューズ産駒で天下を獲ることを夢見て一口馬主にも挑戦中。