プロ野球が開幕!コロナ禍で特別ルールだらけ&超過密日程…得する球団・損する球団を検証

 ようやくプロ野球の季節がやってきた。当初は3月20日予定だった今年のシーズン開幕は、新型コロナウイルスの影響で約3カ月遅れとなる本日、幕を開ける。延期を重ねるなど紆余曲折を経て、開幕に漕ぎつけたかたちだが、今年は例年とは異なり、いくつかの特別ルールが採用されている。そんなコロナ禍のシーズンが各球団に与える影響は多方面にわたる。

 大きな変更点を挙げれば、延長が10回まで(従来は12回まで)、シーズンは120試合制(同143試合)、出場選手登録人数は31人(同29人)、外国人選手の登録枠は5人(同4人)となったことだろう。そのほかにも、出場登録の抹消や登録など細かい変更点もある。そして、順位に強く影響を及ぼしそうなのが、ほぼ毎週6試合を消化するというスケジュール面だ。野球解説者は、その影響をこう語る。

「近年は試合数が増加しても、試合間隔は比較的ゆとりを持って組まれていました。それが今年は、ひと昔前までの“死のロード”と呼ばれたような過密日程で試合をこなさないといけない状況です。特に投手陣、もっと言えばリリーフ陣への負担が大きいシーズンになります。そういった意味では、戦力の層が厚く先発投手陣の駒が揃っているチームが上位に来る可能性が高いといえるでしょう。外国人登録枠が増加する関係で、外国人の質も例年より大きなウエイトも占めると考えられます」

巨人と阪神、ソフトバンクと楽天を優勝候補に推す声が多い理由

 すでに多くの野球解説者たちが予想順位を発表しているが、セ・リーグで多く優勝候補に挙げられているのは読売ジャイアンツ(巨人)と阪神タイガースの2球団。パ・リーグでは福岡ソフトバンクホークスと東北楽天ゴールデンイーグルスとなる。その理由はどこにあるのか。前出の解説者が続ける。

「セ・リーグは、今年に関しては例年よりも戦力が拮抗しています。正直、どこの球団が優勝してもおかしくありません。そんななかでも巨人と阪神は投手陣の層が厚く、面白い若手も出てきています。巨人は山口俊(米トロント・ブルージェイズ)、阪神はラファエル・ドリス(同)、ピアース・ジョンソン(米サンディエゴ・パドレス)の抜けた穴が大きいですが、セ・リーグはどの球団も昨シーズンの主力が抜けている点は同じです。編成面を考えると、過密スケジュールを乗り切る上でも替えが利く選手がおり、投手陣に不安が少ないのがこの2球団です。

 広島(東洋カープ)はドラフト以外ではめぼしい新戦力がおらず、上積みが少ない。横浜(DeNAベイスターズ)は、筒香嘉智(米タンパベイ・レイズ)の抜けた穴は簡単に埋まらないでしょうし、投手陣が未知数です。東京ヤクルトスワローズも、バレンティンが抜けてドラフトで即戦力投手は補強したものの、計算しづらいチームです。

 中日(ドラゴンズ)も打線は強力で投手陣も若手が出てきていますが、シーズンを通して先発ローテーションを回せるかは怪しいところです。外国人の質という意味でも、5枠への増加の恩恵を受けるのは、金銭面で余裕がある巨人と阪神でしょう。特に阪神の新外国人は例年になく“当たり”の予感がしますし、貧打が解消されれば久しぶりの優勝が見えてきます。

 一方、パ・リーグもソフトバンクと楽天の金銭的に余裕がある2球団の戦力が抜けています。松井裕樹が先発に周り、則本昂大、涌井秀章、岸孝之と合わせて計算できる先発を4人要する楽天は、ソフトバンクと肉薄する可能性があると見ています。ソフトバンクは高橋礼、松本裕樹、高橋純平といった伸び盛りの若手の働きが優勝への鍵となるでしょう」

巨人、阪神の死角

 もっとも、セ・リーグの人気2球団にも死角がないわけではない。阪神番記者が、シーズンを通しての懸念点を明かす。

「米ロサンゼルス・エンゼルスで大谷翔平とチームメイトだったジャスティン・ボーアは、メジャー通算で100本近いホームランを打った久しぶりの大物助っ人です。ほかの外国人も含めて久しぶりに優勝への期待ができるチーム編成ですが、外国人を含む選手たちが、本拠地の暑さに耐えられるか、という不安は残ります。

 今年は新型コロナウイルスの影響で高校野球甲子園大会が中止となり、7月、8月の暑い時季での甲子園開催試合が多く、日程的なハンディがあるという見方もできます。例年でも夏バテする選手がいるなか、今年のような異常な過密日程の場合、体調管理が難しく、シーズン最後に響いてくる可能性もあります。特に他球場と比べても甲子園の暑さは異常ですから。ホーム球場のアドバンテージという意味では、今年は冷房が効くドームを本拠地とする球団が受ける恩恵は大きいとみています」

 セ・リーグでドームを本拠地とする球団は、巨人と中日だ。今年も優勝の最右翼とみられている巨人だが、今月頭にはコロナトラブルも発覚している。巨人の番記者が明かす。

「シーズン開幕前に主軸の坂本勇人と大城卓三が新型コロナに感染して、暗雲が漂いました。大なり小なり影響はあるでしょうが、2人の状態も含めて今年はチーム状態の判断が難しいです。新型コロナの影響で、選手への取材が困難で、少し前までは球場への出入りすらできませんでした。そのため選手の準備や、新戦力の性格や適応具合といった把握が正確にはできていません。特に、大枚をはたいて獲得した外国人、エンジェル・サンチェスの活躍で順位が変わりそうですが、今年は現場でもなかなか情報を掴めず、すべての面で予測がしづらい状況です。

 あと個人的に心配しているのは、過密日程で選手たちの息抜きの場がなく、精神的に息詰まってしまう部分があるのでは、ということです。近年の巨人は、選手のプライベート管理も厳しいですが、当然、飲み歩くのが好きな選手もいますから。万一、坂本や大城が再びコロナに感染などとなると、世間の目も厳しくなるので、例年以上に選手への注意喚起が行われています」

損する球団は?

 とはいっても、戦力的な面でも財政的な面でも潤沢な資金力を持つこの2球団は不測の事態が起きても対応できる点は強みとなる。では、コロナ禍における開幕で損する球団はどこになるのか。

 今季は7月10日以降に制限つきで観客入場が可能になるが、5000人が上限となる。8月1日には、各球団の収容人数の50%前後まで解禁される見込みだが、まだ先行きは不透明だ。「今年は我慢のシーズン」と話すのは、広島の球団OBだ。

「去年の広島は、約170億円の売上高に対して動員収入とグッズ販売を合わせた売り上げが100億円近くを占め、割合いが大きくなっています。45年連続で続いた黒字も、今年はストップすることが濃厚で、来季以降の予算や補強費、ドラフトなどにも強く影響してくるでしょう。加えて、あの満員のマツダスタジアムの雰囲気はチームの成績にも大きな追い風でしたが、今年は収容人数が制限されるなかで、これまで維持してきた圧倒的なホームアドバンテージを受けることが難しくなるのも痛い点です。市民球団で財政的な余裕もないため、コロナウイルスの影響をもっとも受けると思いますね」

 コロナの年として、後世の記憶に残るであろう今シーズン。最後に笑うのはどの球団だろうか。

(文=中村俊明/スポーツジャーナリスト)

パチスロ『ミリオンゴッド』最新作ついに降臨!? 公開された「新情報」に熱い視線も…

 2020年もパチスロ分野を大いに盛り上げているユニバーサルエンターテインメント(以下、ユニバーサル)。

 2月にデビューした『バジリスク~甲賀忍法帖~絆2』は好スタートを切り、長期稼働を予感させる反響を得ていた印象。長きに亘りエースとして活躍してきた『バジリスク~甲賀忍法帖~絆』に続けるか注目したい。

『サンダーVライトニング』と『沖ドキ!2-30』もホールへ登場。デビュー前から話題を集めていたこともあり、まずまずの稼働を見せている状況だ。

 そんな両機に関する興味深い情報が存在する。2機種同時開催のオリジナルグッズプレゼントキャンペーンがスタート。ユニバーサル公式LINEを友だち登録してトークルームのメニューから応募すると、抽選で合計161名にオリジナルグッズが当たるという内容だ。

 ポスターやオリジナルパネル、サウンドトラックやTシャツなどファン必見のラインナップとなっている。興味がある方は、詳細を公式ブログでご確認いただきたい。

 新台だけではなく魅力的なキャンペーンも話題のユニバーサルだが、いま最も注目を集めているのは「アノ超人気機種」だろう。

 強烈な一撃性を武器に、次々とヒット作を生み出してきた『ミリオンゴッド』シリーズ。パチスロ界に金字塔を打ち立てた超大物コンテンツがついに始動!?

 ユニバーサルは19日、同社YouTube公式チャンネルでパチスロ新台のティザーPVを公開した。ユーザーから熱視線を浴びている。

「PVでは筐体のシルエットと、本機の特徴と思われる内容が確認できます。その全てが『ゴッド』シリーズを連想させるもの。以前から登場の噂が絶えない『ハーデス2』ではないかと予想する方は多いです。

最近になって『凱旋の撤去時期に合わせて導入!?』といった声が増えており、動向に注目が高まっていた状況。そのタイミングでのPV公開ですからね。そのように考える方が多いのも自然でしょう。

ただ、すでに検定を通過している『S/アナターのオット!?はーです』の可能性も否定できません。タイトルから、シリーズの重々しい雰囲気とは異なる『ゆるせぽね』を意識した仕上がりではないかと予想されていますが…。

PVでは『神は偉大だ。いろんな形があっていい』といった文言が紹介されています。予想されている世界観となっているならば、この表現は当てはまるかもしれませんよね。いずれにせよ、シリーズの最新作が間もなく動き出すのだと思います。動向から目が離せません」(パチスロ記者)

 パチスロ界へ金字塔を打ち立てた『ミリオンゴッド』シリーズ。念願の最新作が、間もなく降臨するのだろうか。期待は高まるばかりである。スペックを含めた続報に注目したい。

JRA ユニコーンS(G3)デュードヴァンは「偉大な先輩」ノンコノユメを超えられるか!? 加藤征弘調教師が描く「ドバイ遠征」プラン

 今週21日に東京競馬場でユニコーンS(G3)が行われるが、ヒヤシンスS(L)を快勝したカフェファラオ、サンバサウジダービー馬フルフラット、9馬身差で2連勝目を飾ったレッチェバロックなど3歳のダート巧者が集まり、今年はレベルの高い一戦と言われている。

 そして、この中に割って入ろうとするデュードヴァン(牡3歳、美浦・加藤征弘厩舎)も、負けず劣らずの逸材である。

 このデュードヴァンを管理する加藤征調教師は、かつてノンコノユメを育てたトレーナーだ。

 2015年、青竜S(OP)からユニコーンSに向かい2連勝、その勢いでジャパンダートダービー(G1)を制覇したノンコノユメは、まさに規格外だった。のちにフェブラリーS(G1)制覇を果たし、ドバイのゴドルフィンマイル(G2)にも出走(10着)している。

『デイリースポーツ』の取材では、ノンコノユメと同じステップでユニコーンSへ向かうデュードヴァンについて、加藤征調教師は「ノンコノユメは別格だから比べるのはかわいそうだけど」と前置きしつつ「実績からチャンスは十分にあると思っているよ」とコメントしている。

「デュードヴァンが勝った前走・青竜Sの走破タイムは1分36秒2(良馬場)で、良馬場のレースレコードとなりました。これまで青竜Sの良馬場の最速タイムは、ノンコノユメが出した1分36秒4です。デュードヴァンはこれを0.2秒上回りました。

これだけで『デュードヴァンがノンコノユメを超えた』とは言えませんが、今後どれくらい成長していくのか、非常に楽しみです」(競馬記者)

 デュードヴァンの戦績は4戦3勝だが、ダートだけに絞れば3戦3勝でダート適性は十分だ。新馬戦でデュードヴァンに敗れて2着のダノンファラオは、兵庫チャンピオンシップ(交流G2)で2着になっていることから、デュードヴァンは重賞でも良い勝負になると思われる。

 また、東京は梅雨に入っているが、この馬は初戦が重馬場、2戦目が不良馬場で、それぞれ勝っており、雨を苦にしないのも強みだ。

 加藤征調教師はデュードヴァンでドバイに行くプランも語っており、まずはこのユニコーンSで、その夢が大きく膨らむような走りを見せられるか。

JRA函館スプリントS(G3)馬名とは裏腹に“思った通りにいかない”ライトオンキュー。「薬物騒動」「ドバイ中止」の“不運”もG1ロードへの序章か

 21日(日)、函館競馬場で行われる函館スプリントS(G3)でライトオンキュー(牡5歳、栗東・昆貢厩舎)が7か月ぶりの実戦復帰を果たす。

 馬名の意味は「思った通りに」。しかし馬名とは裏腹に、この1年間はなかなか思った通りには事が運ばなかった。

 ちょうど1年前の函館SSは、禁止薬物騒動に巻き込まれ無念の除外を余儀なくされた。その後、11月の京阪杯(G3)で重賞初制覇を飾ったが、3月のドバイ遠征は新型コロナウイルスの影響でまさかの開催中止という結果に。出走することなく帰国を余儀なくされた。

 2度の“不運”が重なり、躍進が期待されたこの1年間は結局3レースに出走しただけ。勝ち鞍も京阪杯のみに終わった。それでも陣営のライトオンキューに対する期待は大きい。

 昨年11月の京阪杯後には、昆貢調教師がかなりの自信をのぞかせるコメントを残している。

「(昨年8月の)キーンランドC(G3)で後にG1を勝つ馬とも接戦でしたし、この相手なら負けられない気持ちでした。今後はタワーオブロンドンを負かすつもりでローテーションを考えています。無事に(G1へ)持っていけるように、様子を見て次走は考えようと思います」

 結局、次走に選択したドバイのアルクオーツスプリント(G1)でその実力を試すことは叶わなかったが、7か月ぶりの実戦に向けて調教ではしっかり動いている。

 10日(水)の1週前追い切りでは、栗東坂路で一杯に追われ、49秒4という破格のタイムをマーク。17日(水)の最終追い切りは、前進気勢あふれる走りで函館芝コースを5ハロン64秒4、ラスト11秒4で駆け抜けた。

 最終追い切りに跨ったのは、今回で8戦連続コンビを組む古川吉洋騎手だ。調教後、『日刊スポーツ』の取材に対し「いやー、脚が速い。力は出せると思う。全てにおいて本当にいい馬」と最愛のパートナーを“べた褒め”。「4-1-0-2」とコンビ相性も抜群だ。2度の馬券圏外は、いずれも勝ち馬とは僅差の4着と5着なら今回も好走は必至だろう。

 中央全10場のなかで最多の84勝をマークしている函館で、古川騎手が今年初重賞制覇を狙う。

 自信みなぎる陣営にとって、秋の大目標はスプリンターズS(G1)になるだろう。有力馬の1頭として“本番”を迎えるためには、久々でもここは勝ち負けが絶対条件だ。

 まずは競走除外となった1年前のうっ憤を晴らし、「思った通りに」、秋の大舞台に駒を進めたいところだ。

「たった1つの質問」で3倍の契約数を達成! 売上を伸ばすためにするべき「質問」とは?

 なかなか顧客がつかない。お店に人が来てくれない。自社のECサイトの売上が伸びない。こうした悩みを解決するために行うのが販売促進活動だが、チラシを配っても、ウェブサイトをリニューアルしても結果は同じ、ということであれば何かを変えなければいけない。

 では、何を変えるのか? それはお客様に対する「質問」である。

 こう述べるのが、販促コンサルタントの岡本達彦氏だ。岡本氏の秘策は、「売れない」を「売れる」に変えるたった1つの質問にある。では、そのたった1つの質問は一体どういうものだろうか。

■「決め手」を勘違いしていたファイナンシャルプランナー

 その質問を明かす前に、自分自身や自分の提供しているサービス・商品の本当の強みをどこまで知っているだろうか?

 岡本氏はそれを「決め手」と呼ぶ。

 顧客が自分に相談する「決め手」、自社の商品を選んでくれる「決め手」である。「それは分かっているよ」と思うかもしれない。しかし、自分で思っている「決め手」と顧客が考える「決め手」が異なる場合がある。

 岡本氏の著書で、このほどオーディオブック版が配信開始した『お客様に聞くだけで「売れない」が「売れる」に変わるたった1つの質問』(ダイヤモンド社刊)から、あるファイナンシャルプランナーの男性の事例を紹介しよう。

 彼は「納得して加入をしてもらう」をモットーに、お客様に対して一から丁寧に保険内容を説明していた。しかし、その丁寧な説明はなかなか成約に結びつかず、岡本氏に相談をした。

 岡本氏のアドバイスを受け、彼はまず、契約してくれた人たちは何を決め手として自分を選んでくれたのかを、顧客に聞いた。その答えは「自分の話をしっかり聴いてくれたから」というものだった。

 実は彼はその「決め手」を自覚しておらず、知識を豊富に持つことが大事という業界内の常識にとらわれ、方向性を見誤っていたことに気づいたのだった。

 自分の「決め手」を理解した男性は、話しやすさ、相談しやすさを打ち出す。すると、次第に口コミが広がり、相談件数は増えていき、3倍の契約数を達成した。

■「決め手」が分かるたった1つの質問とは?

 自分自身で自分の「決め手」を探すと、的外れになってしまいやすい。だからこそ、「自分自身で考えないでお客様に聞く」ということが大事なのだ。

「他の●●があるにも関わらず、何が決め手となって選んだのですか?」

 これが「たった1つの質問」の答えである。では、この質問をどのタイミングですればいいのか? 岡本氏は3つの鉄則があるという。

鉄則1:お金を出した人に聞く

 商品やサービスを無償で提供した相手は、まだあなたの顧客ではない。

鉄則2:購入したあと、すぐに聞く

 申し込んだ直後、お金を払ってすぐのタイミングで聞く。時間を置いてから聞くと、「決め手」を忘れていることが多い。

鉄則3:お客様が話したとおりにメモをする

 心に響く文章をそのままにメモする。ここで出てきた言葉は、キャッチコピーやPRワードで使える。

 また、もう一つ、「決め手」の選び方も3つの鉄則があるという。こちらも紹介しよう。

鉄則1:1番多い「決め手」を選ぶ

 一番多いものが最も再現性が高いということ。

鉄則2:価格・場所以外の「決め手」を選ぶ

 価格や場所は競争に巻き込まれやすいため、差別化しにくい。

鉄則3:無理がない「決め手」を選ぶ

 お客様から期待されていることが自分にとって無理があると、長く続けることはできない。

 こうして「決め手」を認識し、販促ツールに取り込んでいくというわけだ。

 ◇

 『お客様に聞くだけで「売れない」が「売れる」に変わるたった1つの質問』では、「決め手」をいかに販促に活用していくかという部分もカバーしており、個人店舗、営業マン、士業、中小企業経営者など幅広いビジネスパーソンの強い味方になる知恵が書かれている。

 自分のことはなかなか分からないというもの。顧客が定着しない、サービスが広がらないという悩みがある人は参考にしたい一冊だ。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

JRA「日本レコード」「史上最短」も、体質の弱さに泣いたトーホウジャッカル……。初年度産駒がお馴染みの厩舎からデビュー! スペシャルウィークの血脈が騒ぐ

 今年の新種牡馬として大きな注目を集めているドゥラメンテとモーリス。初年度の交配数はそれぞれ284頭、265頭ということからも、期待の大きさが窺える。

 その一方で、同じく初年度産駒がデビューするトーホウジャッカルの交配数はわずか11頭。血統登録頭数では9頭しかおらず、稀有な存在となりそうだ。

 21日、阪神5R芝1600mの新馬戦にトーホウスザク(牡2歳、栗東・谷潔厩舎)が出走する。この馬が希少なトーホウジャッカルの初年度産駒である。

 父トーホウジャッカルは東日本大震災が発生した2011年3月11日生まれ。2歳時には腸炎を発症し体重が50キロ近く減少し、生死の境をさまよった。一時はデビューすら危ぶまれたが、無事に回復し3歳の3月末にトレセンに入厩し、5月末にようやくデビューを果たす。

 3戦目で初勝利を挙げるとその後は順調に結果を出して、神戸新聞杯(G2)で3着に入り菊花賞(G1)の切符を獲得。その菊花賞をデビューから149日の史上最短記録で制し、さらに勝ちタイムの3分1秒0は、未だに破られていない芝3000mの日本レコードである。まさに新星の誕生を印象付ける内容だった。

 だが、その後はケガとの戦いに苦しみ、思うような結果を出せず、右前脚に屈腱炎を発症して引退。トーホウジャッカルの半生は激動の連続だった。

 そんなトーホウジャッカルの仔であるトーホウスザクは、血統表にトーホウの名がずらりと並ぶ東豊物産ゆかりの血統。また、入厩先は父を管理した谷厩舎で、まさにトーホウジャッカルファンにはたまらない馬である。

 18日、トーホウスザクは栗東坂路コースで4ハロン51秒4、ラスト12秒7の好時計をマーク。デビュー戦に向けて万全の仕上がりだ。

「ジャッカルは底知れない能力のある馬だったけど、いかんせん体が弱かった。使いたいレースも使えなかったし、いろいろやり残したことがある。スザクは幸い脚元も丈夫そうだし、ジャッカルでかなえられなかった夢も一緒に追っていけたら」

 詳細は本記事を確認いただきたいのだが、『東スポ』の取材に谷調教師が上記のようにコメントしている。是非とも親子で夢を叶えてほしいものだ。

 さらに、2018年4月に他界した祖父にあたるスペシャルウィークの血脈を残すという仕事もある。

「スペシャルウィーク産駒の大物といえば、ブエナビスタ、シーザリオと牝馬が中心です。シーザリオがエピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアと牡馬の活躍馬を輩出したことで、スペシャルウィークの血が残ることは濃厚です。

しかし、直系ではスペシャルウィークの血が絶滅の危機にさらされています。現在、リーチザクラウンが種牡馬として繋養されていますが、大物の輩出には至っていません。スペシャルウィーク産駒のG1馬で唯一種牡馬入りしたトーホウジャッカルには期待がかかります。是非とも名馬の血を直系で残して欲しいところですね」(競馬記者)

 日本ダービー(G1)を制した祖父、菊花賞を制した父に続いて、3代にわたる活躍が期待される。ただ、トーホウジャッカルは交配数も少ないため、初年度産駒がいきなり勝負の年になりそうだ。

 まずはトーホウスザクが初陣を飾ることができるか注目したい。

パチンコ業界「新台供給」は大幅増も…「アフターコロナ」の先行きは「不透明」!?

 業界ニュースを発信する『遊技通信web』が報じたところによると、令和元年度の日電協証紙発給枚数は41万984枚となり、前期と比べ22.3%増と大幅に増加したようだ。

 これは日電協の通常総会によって発表された数字だが、証紙発給数は新台供給量の目安となる数値。保通協の認定試験における適合率の停滞などによって新台が供給不足になっているイメージもあったが、着実に市場を満たしてきていることになる。

 しかし、ご存知のように新型コロナウイルスの影響により空白の期間が生じてしまった。これによって「新台の供給が以前の水準に戻るには数ヵ月かかる」との見通しを日電協は示した。

 このように新台が思うように導入できなかったり、緊急事態宣言が解除された以降も期待していたほど客足が戻らないような状況を鑑みてか、全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)はパチンコ店の広告宣伝について、テレビ・ラジオ・新聞紙面・チラシ・SNS・ダイレクトメールなどの利用を認める方針を決定したと業界情報サイト『情報島』が伝えた。

 やはり集客目的のイベント告知は禁止のままだが、従来の営業時間や新台入替えなどの情報は広く世間にアピールできるようになる。

 さらに新規開店、いわゆるグランドオープンやリニューアルといった大規模な改装について一部条件付き(各都道府県組合の判断)だが、これも認められる方向になっているようだ。

 他にも、新たに「自店のイメージ」広告宣伝可能な内容として加えられた。ひどく抽象的な指標ではあるが、ブランドイメージの向上や感染症予防対策への万全な取り組み姿勢を広く認知してもらうなど、使い方によってはパチンコ控えのコロナ休眠ファンやパチンコ離脱組をうまく掘り起こすことができそうだ。


 まずはコロナ以前にアクティブなパチンコライフを堪能していたファンに復帰願いたいところであるが、先の日電協総会後の記者会見において、今年開催を予定していた「パチスロサミット2020」の中止が伝えられた。

 このようなファンが直接参加できる業界発信のイベントは重要な訴求機会となる。ご時世的に大人数を集めるような催しごとは厳しい側面があるが、時代に即した見事な対応をみせるイベントもある。

 パチンコイベント夏の風物詩となった「花慶の日」がオンライン開催すると発表されたのだ。

 通常の現地会場を使った大規模なイベントとしての「花慶の日」は開催を見合わせ、その代わりにインターネット上で楽しめる「花慶の日2020夏(仮)」を用意するという。

 詳しい内容はまだ決まっていないようだが、まさにコロナ時代を象徴するような「新たな取り組み」だ。

 暗い話題が先行するパチンコ業界であるが、広告宣伝の緩和や新機軸の試みなど、活性化にむけた「明るい兆し」がみえてきた印象もある。

いよいよジャニーズ退所?手越祐也を彩る華麗なる醜聞人脈…柏木由紀、金塊犯、安倍昭恵の闇

 緊急事態宣言中に2度にわたって女性と夜遊びしたことが報じられ、ジャニーズ事務所から無期限活動休止処分を受けているNEWS手越祐也。コロナ禍をきっかけに生まれたジャニーズ内のチャリティユニット「Twenty☆Twenty」(通称トニトニ)はTOKIOを除くデビュー組が顔を揃えるなか、手越の名前はユニットから除外。また、手越の出世作ともいえる高視聴率バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)までレギュラーから外される格好となった。ジャニーズ事情に詳しいあるスポーツ紙の芸能記者はこう語る。

「手越くんが無期限活動休止処分になって、すぐさま『手越退所か?』の報道が駆け巡りましたが、その一方で、手越くんがひとり親家庭に弁当を無償で届けるボランティア活動をしていたという報道も、結構なボリュームでメディアを駆け巡りましたよね。

 この絶妙すぎるタイミングから、一部では『事務所が仕込んだのか?』ともささやかれていましたが、本当に手越くんがジャニーズを退所する話になってるなら、こんな報道が世に出ることをジャニーズが許さないと思うんですよ。なので、手越くんはやはりジャニーズは辞めないんじゃないかなと我々はにらんでます。9人で始まったNEWSも、いまや手越くんを入れて4人。これ以上少なくなると、さすがにグループとして存続させるのもキツくなるというのもあるでしょうね」

柏木由紀、金塊強奪犯、そして安倍昭恵

 2003年に9人編成で産声を上げたNEWSからひとり減り2人減り……そして人気の高かった山下智久と錦戸亮が抜けたのは2011年のこと。以後、4人編成での10年目を迎えようとした矢先に、今回の騒動が起きたわけだ。「でも、手越がやらかすのは時間の問題だった」と語るのは、ある週刊誌の記者だ。

「手越は、“ジャニーズの異端児”と呼ばれるにふさわしい人物。AKB48のメンバー・柏木由紀との2ショットが流出したり(2015年)、金塊強奪犯と記念写真を撮ったり(2017年)、アッキー主催の『桜を見る会』に参加したり(2020年)。写真を撮らせないことで有名なジャニーズタレントのなかにあって、彼はあまりにも脇が甘すぎました。

 本人は、ジャニーズ事務所に入所してたった10カ月でNEWSのメンバーに抜擢され、デビューした逸材。本来ならジャニーズJr.として数年は下積み時代を送り、そこでさまざまな“アイドルとしてのお作法”を学んだりするのですが、手越くんの場合はその期間があまりにも短すぎた。つまりアイドル純度が高い反面、芸能人としての常識感覚に著しく欠けるといえます。ですから、我々記者からすると、ありがたい存在なんですけどね(笑)」

“悲運のグループ”の印象が強烈なNEWS

 気になるのはNEWSの今後だ。現在のエース格である手越の不在で、グループが崖っぷちに立たされていることは想像に難くない。前出のスポーツ紙記者は、さらに次のように語る。

「NEWSはメンバーの脱退や不祥事が多く、“悲運のアイドル”的なイメージが強い。たとえば小山慶一郎は2018年に未成年との飲酒が明るみになり、同席していた加藤シゲアキは厳重注意のみでしたが、小山くんは活動を自粛。それをきっかけに、2010年から地道に続けていたニュースキャスターの座を失うことになりました。芸能活動が再開できてもいまだキャスターには戻れておらず、一応報道番組の枠内でいうとMXテレビの『バラいろダンディ』にコメンテーターとして出演する程度。加藤くんは小説家として精力的に活動していますが、ドラマやバラエティへの目立った活躍はさほど見られません。

 そこで、NEWSのなかでも地味な存在だった増田(貴久)くんがここにきて『ぐるナイ』のゴチメンバーに抜擢され、最近では深夜ドラマの主演まで張るように。意外な伏兵が今のNEWSを支えているのが現状です。

 エース格の手越くんがいつグループに戻ってくるのか、または本当に戻れるのか、まだ判然としませんが、今の3人で活動を続けるとなると、やはり失礼ながら少々心もとない印象です。今回の手越くんの不祥事が緊急事態宣言絡みだったため、少なくとも『手越の復帰は、コロナが終息するまでは絶望的』という声もあるので、いっそのこと手越くんがグループを抜けて3人編成で再出発したほうが、“悲運のアイドル”としては箔がつくかもしれませんね……」

 かつてはジャニーズの中でも「スーパーエリート集団」と呼ばれていたNEWS。残された3人のメンバーが背負い続けるには、この“悲運の金看板”はあまりにも大きすぎるのかもしれない。

(文=藤原三星)

●藤原三星(ふじわら・さんせい)
ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。<twitter:@samsungfujiwara

 

今さら聞けない「DQN・こどおじ・バズる・ステマ」ネットスラングの意味

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

 これまで、ネットではさまざまなスラングが生まれてきた。会社や友人との会話でも、本当はよく意味がわからないのに、何となくわかっているふりをしてやり過ごしている人は多いだろう。そこで今回は、ネットに溢れる代表的なスラングの意味を解説する。

もはや日本語の一部になったネットスラングも?!

 アナタは「DQN」「こどおじ」「バズる」「ステマ」といった単語の意味をすべて答えることができるだろうか? これらは「ネットスラング」と呼ばれるもので、古くは1990年代のパソコン通信時代から使われ始めた。2000年代に入ると「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」などで爆発的に増加し、2010年頃には大手メディアでもネットスラングが取り上げられるようになってくる。

 たとえば、女子高生を意味する「JK」や、空気が読めない「KY」、お疲れ様を意味する「乙」、Googleで検索する「ググる」、笑いを表現する「草」や「W」などは、もはや日本語の一部といってもいいだろう。そこで今回は、今どき知っていないと笑われそうなネットスラングを4つ紹介しよう。

続きは【オトナライフ】で読む

吉村洋文府知事の「言論弾圧訴訟」を検証…豊島区、講演会出席者の名簿提出を不当要求

 新型コロナウイルスが完全に終息するのは、まだ先のことになりそうだ。

 自分自身や大切な人を守るために、警戒して感染拡大を防ごうとするのは当然だろう。しかし、合理的でない「8割接触自粛」などで、経済的に大打撃を受けて人生が狂ってしまった人も多い。

 そして、コロナ対策を口実に、全体主義的・ファシズム的な空気が社会に蔓延していることが危険だ。政府や自治体の要請に従わない人々を攻撃して自分の正しさに安心する、「自粛警察」「自粛ポリス」などと称される人たちが暴走している。

 一方、行政側も小池百合子東京都知事や吉村洋文大阪府知事を筆頭に、みんなが安心して攻撃できる敵(たとえば営業を続けていたパチンコ店など)をつくり、攻撃の矛先がそちらに向くように仕向けてきた。

 権力と庶民の両方からの圧力のなかで、外出自粛期間中から営業せざるを得ない人々や、街頭デモを実行する人たちを、筆者は取材してきた(5月1日付当サイト記事『安倍首相私邸前で「もっと補償しろ」デモ…「ウイルスではなく奴等に殺される」悲痛な叫び』など)。

 だが、「コロナ圧力」が筆者に直接ふりかかるとは予想していなかった。

吉村大阪府知事の「言論弾圧訴訟」がテーマの講演会

 筆者は毎月1回、「草の実アカデミー」という勉強会を主催している。コロナの自粛期間中は公民館が軒並み閉鎖になり、市民団体の会議室を借りて会場を確保し、ほそぼそと言論活動を続けてきた。

 コロナ禍が始まってから、文化や芸術イベントの開催ができなくなっていたことは、マスコミで報道されてきた。

 しかし、重要な国家賠償訴訟の報告会や、さまざまな市民運動の集会が大幅に制限されていることは、あまり報道されていない。大切な集会が開けない状況は、緊急事態宣言が発せられる前から問題になっていた。多くの集会主催者が「自粛」を余儀なくされていたからだ。

 その自粛状態に緊急事態宣言が重なって、公共施設での集会の自由が実質的になくなっていたのである。

 6月に入って、各地の公民館再開の動きのなかで、ようやく自由に講演会を実施できると喜んでいた矢先のこと。講演会会場に予定していた豊島区の公民館「雑司ヶ谷地域文化創造館」を運営する「公益財団法人としま未来文化財団」が、コロナ対策としてイベント参加者の名簿を館に提出してほしいという文書を送ってきたのだ。

 この知らせが届いたのが6月5日、文書発信日は6月1日である。筆者は「吉村洋文(大阪府知事)と2億円言論弾圧訴訟の全貌」というタイトルで、6月20日にジャーナリストの寺澤有氏を招いて講演会を開催する予定だ。

 2000年代前半、消費者金融最大手だった武富士は、その強引な返済取り立てが社会問題化していた。それを記事にしたジャーナリストらに対し、武富士は高額の金額を請求するスラップ訴訟(言論弾圧やいやがらせを目的とする訴訟)を仕掛けていた。

 当時、寺澤有氏は「週刊プレイボーイ」(集英社発行)において、武富士と警察の癒着を指摘する短期集中連載の記事を書いていた。そのために武富士から2億円の高額訴訟を仕掛けられたのだが、武富士側の代理人として吉村洋文弁護士が活躍していたのである。

 弁護士として活躍し始めた頃の事件なので、いま話題の吉村知事がどのような人物かを探る格好の講演会だ。その講演に出席した人の名簿を提出せよというのだから、穏やかではなない。

集会結社の自由と思想信条の自由は?

 もし参加者の名簿を公民館側に提出することになれば、集会結社の自由や思想信条の自由を脅かす勢力に筆者が加担したことになる。公民館からの文書を読んだ瞬間に、名簿提出拒否を決めた。

 6月9日、筆者は会場として予定していた「雑司ヶ谷地域文化創造館」に電話した。

筆者:「講演会の参加者名簿を提出してほしいという文書を受け取ったのですが」

公民館担当者:「それは、参加者全員の指名と電話番号を書いて出してほしいということです。コロナ対策でクラスターが発生したときに備えてです」

筆者:「今、日本中で集会や講演会ができなくなっているところに、公民館に対して出席者の名簿を出すなどというのは問題だと思います」

 こう疑問を述べたところ、担当者が「わかるものに代わります」と電話を保留にした。

 次に電話口に出たのは館長だった。そこで筆者は、以下のような趣旨を伝えた。

筆者:「コロナ対策を理由に、講演会や文化活動、集会などを開催できなくなっており、そのうえ出席者の名簿を提出せよというのは、集会結社の自由を侵害し、思想信条の自由にもかかわる。今回の要請は重大だととらえている」

 A館長は、コロナ感染者が出た場合のクラスター対策であると、窓口担当者と同じ主旨を述べた。そこで筆者は、文京区の公民館では主催者が名簿を管理しておけばよいことになっていると告げ、同様に主催者が管理しようと考えていると説明して理解を求めた。

 するとA館長は、「いますぐ答えられないので待ってほしい。こちらから連絡します」と答えた。

名簿提出を回避、豊島区公民館が方針を転換

 翌10日午前、館長から連絡があった。

「(講演会が)終わったあとに報告する用紙があります。出席者の体調を問う欄があるので、そこにチェックを入れていただければ結構です。その裏面に出席者の氏名と連絡先を書くようになっているのですが、それは提出していただかなくて結構です」

 あっさりと、主催者が管理すれば館に名簿を出さなくていいことになった。ということは、登録団体に向けて出した文書は、確たる根拠なしに発信されたのではないか。

 ともあれ、筆者が主催する講演会に限っては名簿を提出しなくていいと決まった。

 しかし、豊島区に複数存在する地域文化創造館に登録されている団体は、たくさんある。彼らはどうなるのか、以下のように質問を投げた。

「では、登録団体に送信した文書を修正・訂正をするのですか。メールで連絡するとか、ホームページに主催者が名簿を管理するなら館に提出しなくていいとか記載するのでしょうか」

 それに対して館長は、「それは検討していません」と答えた。

「私の主張が受け入れられたのはうれしいが、特定の団体だけが特別扱いになるのはおかしい。きちんとホームページ等で告知してもらいたいと思います。これを要望としてお伝えしますので、ご検討をお願いします」

 筆者はこう言うしかなかった。念のため、今回の文書発信元である公益財団法人としま未来文化財団 地域文化課」のお問い合わせフォームで、「主催者で参加者名簿を管理すれば館に提出する必湯はありあせん」と修正し、告知すべきではないかという要望を送信した。

 その結果、6月17日朝、当該法人からメールで連絡がきた。

<林様からご提案いただきました内容につきまして、豊島区と協議し、「地域文化創造館のご利用時における名簿作成は、新型コロナウイルス感染拡大防止のためにご協力をお願いするものであるという趣旨を踏まえ、ご希望があれば名簿の作成及び保管については、利用者様の方で行うことも可能」といたしました>

 さらに、上記の内容を、窓口での口頭、貼り紙、ウェブサイトで知らせるということである。新型コロナウイルスを「正しく恐れて適切な対応をとる」ことからも、極めて妥当な判断ではないだろうか。

 今回の件を前述の「草の実アカデミー」メルマガで伝えたところ、「公民館に要請されて名簿を提出してしまった」という連絡もあった。

 今まで守られてきたものが、コロナを理由に守られなくなっている。それでいいのか。プライバシーや集会結社の自由を守るには、今後とも十分注意していく必要がありそうだ。

(文=林克明/ジャーナリスト)

※講演会情報

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