日本企業が陥った、報じられない“マズい事態”…死屍累々の半導体ビジネスの二の舞か

 パナソニックが液晶パネル事業に続いて、半導体事業からも撤退することになった。半導体ビジネスは、完全に価格勝負の世界となっており、業界の主役は物量で勝る韓国勢や台湾勢に取って代わられている。日本メーカーは、米国やドイツのような高付加価値ビジネスに転換すべきだったが、多くの企業がこの決断ができず、新興国との不毛な価格競争に自らを追い込んでしまった。日本メーカーはどこで間違ってしまったのか検証する。

液晶パネルに続いて半導体事業からも撤退

 パナソニックは2019年11月21日、2021年をメドに液晶パネルの生産を終了し、同事業から撤退する方針を明らかにした。同社はこれまで傘下のパナソニック液晶ディスプレイ(PLD)を通じて、主にテレビ向け液晶パネルの生産を行ってきた。

 PLDは茂原工場、姫路工場など複数拠点を擁していたが、業績低迷が続き、茂原工場は2012年に国策液晶パネルメーカーとして設立されたジャパンディスプレイに売却。2016年にはテレビ向けの液晶パネルから撤退し、姫路工場に拠点を集約。医療機器やカーナビ向けに生産を続けてきた。だが市場環境さらに悪化したことから、完全撤退となった。

 もともとパナソニックは液晶パネル事業に積極的ではなく、当初はプラズマディスプレイを次世代薄型ディスプレイの主力と位置付け開発投資を行ってきた。だが液晶パネルの大型化が想定外に進んだことからプラズマディスプレイの優位性が低下。同社はプラズマと液晶の2本立てで生産を続けたが、2013年にはプラズマの生産も終了している。プラズマに続いて液晶からも撤退したことで、同社は薄型パネルを基本的に外部調達に切り換えることになる。

 液晶パネル生産終了の発表から1週間後の28日には、今度は半導体事業からの撤退も発表された。

 半導体子会社であるパナソニック セミコンダクターソリューションズ(PSCS)の半導体事業を台湾の半導体企業に2020年6月をメドに売却する。同社は2014年4月に、北陸工場にある半導体ウェハ製造工程をイスラエル企業との合弁会社に移管したり、シンガポールやマレーシアの半導体工場を香港企業に売却するなど半導体事業のスリム化を進めてきた。だが、競争環境がさらに激化したことから、PSCSを売却するとともに、イスラエル企業との合弁会社も完全に手放す。

 同社の半導体事業は歴史が長く、オランダのフィリップス社と合弁企業を設立した1952年にまでさかのぼる。パナソニックは基本的に完成品メーカーとしての性格が濃いが、1980年代には半導体の世界シェアもそれなりに高まり、デバイス・メーカーとしての地位も確立した。だが、その後は、韓国や台湾企業との価格勝負に巻き込まれ、業績が低迷していた。

1990年以降、死屍累々の日本の半導体ビジネス

 かつて半導体ビジネスは「産業のコメ」などといわれ、日本経済の牽引役だった時代もある。特に1980年代にはDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)分野で日本メーカーが世界市場を席巻。米国が強い警戒感を示し、日米半導体協定の締結を要求するという事態にまで発展した。

 しかし、日本メーカーは1990年代以降、韓国勢や台湾勢との価格勝負に巻き込まれ、徐々に半導体市場での地位を失っていった。

 海外勢との体力差を埋めるため事業統合が進められ、1999年にはNECと日立製作所の部門を統合したエルピーダメモリが発足したが、経営はうまくいかず、経済産業省主導で公的資金が注入されたものの、同社は2012年に経営破綻。事業は米マイクロン・テクノロジーに売却されている。

 続いて2010年には、日立製作所と三菱電機の半導体部門とNECエレクトロニクスを統合し、ルネサスエレクトロニクスが誕生した。同社に対しても産業革新機構が出資を行うなど政府が全面支援したが、業績は安定せず、2019年1~9月期決算では営業赤字に転落している。

 まだまだある。単独で液晶パネル事業への巨額投資に邁進したシャープは、液晶の価格破壊に耐えられなくなり、2012年3月期から連続して巨額赤字を計上。2015年3月期には累積損失が1兆円近くに達し、経営危機に陥ったが、最終的に台湾・鴻海精密工業の傘下に入ることで何とか延命できた。

 極めつけは、日立製作所、東芝、ソニーの中小型液晶パネル事業を統合して2012年4月に発足したジャパンディスプレイだろう。同社は発足から2年でスピード上場したが、いきなり業績を下方修正し、その後は連続して赤字を計上。現在は1000億円の債務超過となっており、政府もサジを投げた状態にある。

戦後は10年ごとにパラダイムシフトが発生している

 先ほども説明したように、パナソニックはデバイス・メーカーというよりもセット・メーカーとしての性格が濃く、半導体デバイスも自社の最終製品に搭載する目的で製造しているので、それほど大きな損失を抱えたわけではない。だが、上記各社の経営危機からもわかるように、半導体デバイスに特化した企業は、目も当てられない状況となっている。隆盛を極めた日本の半導体産業は、なぜここまで落ちぶれてしまったのだろうか。

 最大の理由は自ら切り拓いてきた時代の変化に自身が対応できなかったことである。

 日本は戦争によって多くの産業インフラを焼失し、戦後はほぼゼロからのスタートとなった。当時の日本の主要な輸出品は繊維製品であり、輸出の多くを繊維関係が占めていた。戦後の極端な資金不足から、政府はすべての重工業を一律に成長させることは不可能と考え、傾斜生産方式を提唱。石炭と鉄鋼の生産に資源を重点配分することになった。まずは石炭の生産量を増大させ、その石炭を使って鉄鋼の生産を強化し、他の産業の発展につなげるという段階的な産業政策である。

 傾斜生産方式が、本当に戦後の高度成長に寄与していたのかについてはさまざまな見解があるが、実際に石炭と鉄鋼の生産は増加し、1950年には鉄鋼の輸出が全輸出の15%を占めるまで成長した。

 その後、時代の変化に合わせて、日本の輸出品目の割合はめまぐるしく変化し、1950年代には繊維の割合が急低下して電気製品と船舶の輸出が増加。1960年代には自動車や各種機械の輸出が大幅に増えた。そして1970年代の後半からは自動車の比率がさらに上昇し、1980年代に入ると一気に半導体の輸出が増加した。

 ところが1990年に入ると、日本の輸出品目構成比率がピタっと動かなくなり、現時点に至るまで各品目の比率に大きな変化が生じていない。1990年代以降におけるグローバルな産業動向を考えると、むしろ以前の時代よりも変化が激しくなっており、本来であれば日本の輸出品目はソフトウェアや知的商材が急増するなど、大きな項目の変化が生じていたはずである。一連の輸出品目の動きから、日本メーカーは1990年代以降、進化の動きを止めてしまったことがよくわかる。

本当に慢心だけが原因か?

 1980年代に日本メーカーが半導体市場を席巻できた最大の理由は、大量生産による価格破壊であった。現在、世界最大の半導体メーカーとして市場に君臨している米インテルは、当初、日本メーカーと同様、DRAMを製造していたが、日本メーカーがあまりの低価格で勝負に出てきたことから同分野から撤退。付加価値の高いパソコン用のCPUに切り換え、これが驚異的な成長の原動力となった。

 日本メーカーは大量生産による価格破壊を自ら仕掛け、先行メーカーを駆逐したが、この戦略は確実に後発の新興国に模倣される。実際、1990年代以降は韓国メーカーと台湾メーカーが驚異的な低価格で市場に参入し、日本メーカーはあっという間に駆逐されてしまった。

 本来であれば、日本メーカーはインテルのように高付加価値製品にシフトするなど、根本的な戦略転換を実施すべきだった。だが日本メーカーが採用した戦略は、韓国メーカーや台湾メーカー、さらには極めてコストが安い中国メーカーと真っ向から価格勝負するというかなり無謀なものだった。

 筆者は、韓国メーカーなどと価格勝負する戦略を採用してしまったと書いたが、実際は違うだろう。世界市場を席巻し、1人あたりのGDP(国内総生産)で先進国中1位になるなど日本企業は傲慢になってしまった。自ら変化しなくても勝てると思い込み、ビジネスモデルの転換を行わず、結果として韓国や台湾、中国と価格勝負する羽目になってしまったというのが実状だろう。

 もっとも、変化を怠った理由が慢心だけならば、それをあらためることで再出発は可能である。だがひとつ気になるのは、1990年代までの市場の変化とそれ以降の変化が本質的に異なっている点である。

 1990年代以前は、同じイノベーションでも、ハードウェア分野における変化だったが、1990年代以降は、ハードからソフトへという断絶的な変化が生じている。一連の断絶的なイノベーションに関して日本企業が著しく鈍感なのだとしたら、かなりマズい事態である。筆者は単なる怠慢が原因だと思いたいのだが、読者の皆さんはいかがだろうか?

(文=加谷珪一/経済評論家)

トヨタ、ブラック体質に社員から悲鳴…土曜に職場の飲み会、“自宅残業”が常態化

 日本を代表するリーディングカンパニーで発生したパワーハラスメント自殺が波紋を呼んでいる。毎日新聞などは昨年11月19日、「トヨタ自動車の男性社員(当時28歳)が2017年に自殺したのは、上司のパワハラで適応障害を発症したのが原因だとして、豊田労働基準監督署(愛知県豊田市)が労災認定をした」と報じた。トヨタといえば、日本を代表するグローバル企業であり、手厚い福利厚生と働き方改革に率先して取り組むクリーンなイメージがある。新卒者の就職希望ラインキングでベスト10に入り続ける人気企業でもある。そんなトヨタに何があったのか。

復職後にパワハラ上司が斜め向かいの席に

 各社報道によると、労災認定は昨年9月11日付。亡くなった男性は東京大学大学院卒で15年4月に入社。16年3月、本社(豊田市)の車両設計部署で働いていた。その後、男性は直属の上司から「ばか」「アホ」「死んだほうがいい」などと叱責を受け、同年7月に休職し、適応障害と診断された。10月に復職し、別のグループに異動したが、席の斜め向かいにはこの上司が座っていた。男性は「死にたい」と周囲に漏らすようになり、約1年後、社員寮で命を絶ったという。

 そのうえで毎日新聞は次のように指摘する。

「同社社内の調査に対し、上司は暴言についておおむね認めたという。トヨタ側は、上司の言動が原因で男性が休職したことは認めたが、自殺との因果関係は否定していた。復職後の自殺は、通院を続けていないと、病気が治っていたと判断されて労災と認められにくいという。男性は通院をやめていたが、豊田労基署は、上司のパワハラで適応障害を発症し、自殺まで症状が続いていたと判断したとみられる」

パワハラの有無は部署による

 一連の報道を受けて、当サイトではトヨタ自動車の複数の社員に職場の労働環境について聞いてみた。非技術職の女性は次のように話す。

「大きな会社なので、良い部署と悪い部署、良い上司といただけない上司がいます。そういう意味で、最初の配属がどこになるかで、ホワイト企業に入社したのか、そうではないのか感想が変わると思います。基本的にほぼグループ企業の方とのやりとりですべてが完結するので、外部を知るきっかけはあまりありません。社内におかしなことがあっても気が付かない風土なのかもしれません」

 また、同じく非技術職の男性は以下のように語った。

「良い意味ですごくチームワークがある、悪い意味ですごく閉鎖的なコミュニティーという感じです。パワハラとかがあるかどうかは、本当に職場によるとしかいえません。ただ、ここまで大きな会社だと内部統制を効かせることは容易ではないだろうなと思います」

 そんななか、少し気になる話も出てきた。いくつかの項目ごとに証言を掲載する。

土曜日に飲み会

「土曜日に職場の飲み会があります。忘年会・歓送迎会シーズンになると、日曜日もつぶれることがあります。研究会や講演会、展示会などへも職場のグループで出かけるので、仕事以外の自分の時間が持てません。チームワークや仲が良い職場ということなのかもしれませんが、参加しない同僚がLINEで陰口を言われているのをみて参加するようになりました。

 参加しないとみんなに『向上心がない』とか『やる気がない』と言われるのが怖いです。飲み会では 9 割が仕事の話で事実上、仕事のミーティングではないかと思います」 (技術職)

「工数削減が常態化していて、常勤は休みの予定がまったくたてられない。期間工の休みを優先するので、そのしわ寄せがきているイメージがあります」(技術職)

昭和な雰囲気の職場

「工場に女子トイレと更衣室が少なすぎます。しかも場所が遠く、休憩時間もトイレに行って終わりになります。営業系の職場には女性の社会進出が進んでいますが、工場は女子の割合が増えているのにそんな状況です」(技術職)

「良くも悪くも昭和な雰囲気です。男性が多い職場ですし、あまり飲み会や会社の行事などには参加したくないのですが、出欠表で男性が全員参加しているのに自分だけ参加しないというのは、空気が読めないみたいな気がするので、 (断るのは)難しいです。結婚の話とか、付き合っている男性がいるのかとか、 『これはセクハラじゃなくて、職場のスムーズな運営のためだ』という前置きで話を振られることが多々あり、良い感じはしません。前に飲み会や会社の行事に参加しない同僚がいて、飲み会で悪口を言われているのを見かけました。それ以来、毎回、出ています。 女性上司のところに配属されるかどうかはかなり大きいです。きっと、聞き分けの良い娘を演じ続けることができれば、うまくやっていけるのかもしれません」 (非技術職)

残業抑制策が裏目に

「入社 10 年目以上の主任級社員には、本人の申請で45時間分の残業代として一律 17 万円が支給されることになっています。申請しないという雰囲気は職場になく、みんな申請しているので、申請しました。 効率よく仕事をすれば、確かに所定時間働いていなくても、残業代をもらえる仕組みですが、仕事量は前と変わっていないので 45 時間ではとうてい終わらせることができません。

 45 時間以上の残業をすると上司からものすごく怒られます。効率的に働けと言われるのですが、そもそも社内の決済システムが効率的ではないので、どうしようもありません。当然、休日出勤すると上司にも怒られますし、職場でも『仕事ができない』と陰口を叩かれます。

 会社のパソコンを持ち帰ることもできないので、家で同じようなエクセルなどのフォーマットをつくって、仕事をしてプリントアウトして職場に持って行き、それを会社で打ち込んでいます。いろいろ社内規定に違反しているのはわかっているのですがそうしないと査定に響き、ボーナスに直結します。非常にしんどいです」(非技術職)

 この社員が話しているのは、トヨタが2017年に導入した「入社10年目以上の社員に実際の残業時間にかかわらず毎月17万円を残業手当として一律支給する制度」のことだと思われる。

 残業を短くするほどメリットが大きい仕組みとなっており、仕事の能率を向上し、長時間労働を無くすのが狙いだった。対象は主任級以上の社員で、本人の希望で申請し認められれば適用される。17万円は主任級の残業代だとおよそ45時間分に相当。これを超過して残業した分は上乗せして支払われるという。

 いずれも社員証を確認の上、取材した。なかには、飲み会でのやり取りをICレコーダーに録音しているケース、約5年間継続的につけている日記帖にその日の就労状況に関して記載している例などもあったので、社内の相談窓口や労働組合に行くことを勧めたのだが、ある社員は次のように語った。

「相談や申請して、社内で変な目で見られたくない。守秘義務は守るとしていますが、会社の雰囲気的に絶対身バレすると思います。仕事は楽しいし、やりがいもあるので、会社に居づらくなるのも、辞めるのも嫌です。こういうやり方は批判を受けるかもしれませんが、もっと会社の雰囲気を良くしたいと思って取材に応じました」

 大きなパワハラ案件が発覚する陰には、上記のような小さな職場トラブルがたくさん発生していることが多い。同僚が命を絶つという悲劇に至る前に、なんとかすることはできなかったのか。パワハラ自殺に関し、トヨタ労働組合は次のような見解を示す。

「事実として、我々組合員がしっかり労働者に寄り添う姿勢にあったのかをしっかり振り返りを行いたいです。職場の組合員と連携を取りながら、困っている労働者がいないかしっかり見ていかなければならないと思います。相談を受けるまで動かない待ちの姿勢ではなく、積極的に声を拾っていく方針です」

 またトヨタ渉外広報部は次のように話した。

「お亡くなりになられた方に対して、心をこめて冥福をお祈りいたしますとともに、ご遺族の方に改めてお悔みを申し上げたいと存じます。ご遺族のお気持ち、亡くなられた大切な仲間のことを常に心にとどめながら、なぜこのようなことが起きたのか、改めて徹底的に調査による真因の究明を進めることにより、あらゆる観点から再発防止に努めてまいります。

 また、ご指摘いただいた事例に関して、具体的な部署名などがわからず、個別に事実確認は難しいため、直接のコメントは差し控えさせていただきます」

 より良い職場づくりは労使双方が望むことだ。今回紹介した証言に関して、法律的な見解を山岸純法律事務所の山岸純弁護士に聞いた。

●山岸純弁護士の見解

 まず、“休日の飲み会”ですが、あまり件数は多くありませんが、「会社の飲み会」が「業務(労働時間)」に該当するかどうかが争われた裁判があります。

 この裁判(東京地方裁判所平成23年11月10日判決)では、「会社業務終了後の懇親会・食事会等は、業務終了後の会食ないしは慰労の場に過ぎ(ない)」とし、原則として業務(労働時間)には該当しないと判断しました。

 もっとも、“会社の飲み会”などが「予め当該業務の遂行上必要なものと客観的に認められ、かつ、それへの出席・参加が事実上強制されているような場合」には、労働時間に含まれることがあるとも判断しています。

 トヨタの場合も、上記に該当するような”休日の飲み会”なのであれば、休日手当を支払わなければならない場合があるかもしれません。

 “残業抑制”については、45時間以上の残業をさせない(残業代を払わない残業を発生させない)ことは、法令遵守の観点からは良いことです。

 もっとも、事実上、自宅で仕事をしている状況が恒常化しているのであれば、結局のところ違法残業(残業代を払わない残業)となるわけで、

・45時間以上の残業をさせない方針でありながら、

・部下が自宅などで仕事をしていることを知っていた(さらに、これを改善することを怠っていた)

ような場合には、法定の労働時間の観点、残業代の観点などから労働基準法違反となりかねません。

(文=編集部、協力=山岸純/山岸純法律事務所・弁護士)

●山岸純/山岸純法律事務所・弁護士

 時事ネタや芸能ニュースを、法律という観点からわかりやすく解説することを目指し、日々研鑽を重ね、各種メディアで活躍している。また弁護士法人ALG&Associates所属時代は、執行役員として同法人によせられる離婚相談、相続問題、刑事問題を取り扱う民事・刑事事業部長として後輩の指導・育成も行っていた。芸能などのニュースに関して、テレビやラジオなど各種メディアに多数出演。また、企業向け労務問題、民泊ビジネス、PTA関連問題など、注目度の高いセミナーにて講師を務める。労務関連の書籍では、寄せられる質問に対する回答・解説を定期的に行っている。弁護士としては、企業法務、交通事故問題、離婚、相続、刑事弁護など幅広い分野を扱い、特に訴訟等の紛争業務にて培った経験をさまざまな方面で活かしている。

 

パチスロ「〇〇から20分で2400枚」獲得!「6号機アノ大物」の様々な狙い目!!

 パチスロ6号機はハイエナ向きの台が多く、天井狙い、リセット狙い、ポイント狙いと様々な狙い目が存在する。その中でも狙い目の多い機種が『パチスロ ルパン三世 イタリアの夢』である。

 今回の大松のパチスロハイエナ実戦はそんな本機の実戦結果を書いていきたい。

 本機は純増9枚の疑似ボーナスで出玉を獲得していくゲーム性となっている。純増9枚というのは現行最速で、あっという間に2400枚まで到達してしまう。

 疑似ボーナスは34ゲーム継続の「MAXボーナス」とナビ5回で終了の「ルパンボーナス」がある。当選契機は主にゲーム数での当選だ。レア役での当選もあるが、あまり期待しない方が精神衛生上良い。

 本機のキモは「4つのモード」にあり、そこで如何に「MAXボーナス」を引けるかが出玉の大きな分岐点になる。

 1つは通常モード。216、416、616というゲーム数にゾーン(+前兆)があり、天井は800ゲームになる。低設定域では大半がこのモードに滞在することになる。ここで「MAXボーナス」を引ければ1ゲーム連が3連までが現実的だ。

 2つ目は天国モード。216ゲーム+前兆が天井となり、「MAXボーナス」の当選率が高いモードだ。1ゲーム連の期待度は約30%で、ほとんどが単発か2連になる。

 3つ目が特殊モード。616ゲーム+前兆が天井となる。あまり移行しないが「MAXボーナス」の当選率が高く、1ゲーム連も2連3連してくれる。

 4つ目がルパンモード。出来ればこのモードを狙いたい大量獲得モードだ。216ゲームにゾーンがあるが、大半は800ゲームの天井になる。ここで「MAXボーナス」を引ければ4連以上が濃厚、2400枚の完走がなんと約45%もある。

 本機の狙い目は大きく分けて「天井狙い」「有利区間引き継ぎ狙い」の2つだ。

 天井狙いは文字通り800ゲームの天井を狙う。天井からの「MAXボーナス」は1ゲーム連が3連以上する可能性が高いので、250ゲームからでも充分狙い目だと言われている。

 続いて有利区間引き継ぎ狙いだが、疑似ボーナス後に有利区間が終了する場合と引き継ぐ場合がある。これは規則性が無いので判断が難しいがレア役で当選した場合は引き継ぎの可能性が高い。

 更に「ルパンボーナス」から引き継いだ場合は通常の2倍(設定1なら約20%)で大量獲得に期待が出来るルパンモードに移行するため、それだけでも狙い目だ、という説もある。

 なので前回が「ルパンボーナス」であればそのまま追ってみたり、前回がゾーン外での当選の台を狙ったり様々な狙い方がある。

 有利区間ランプはクレジットセグの右下にあるので確認しながら消化したい。

 そして今回座った台は前回323ゲームハマりの台。天井で当選となったが、それまでに不二子ポイントMAXまで貯めることができた(ポイントMAXでMAXボーナス濃厚)。

 3連で終わるかと思っていたが、運良くルパンモードだったようで4連以後も継続。2400枚獲得まで至った。

 300ハマりでも失敗すれば500枚失う危険があるが、リターンは大きい。上手く行けばローリスクな「ルパンボーナス後のルパンモード」を狙いたいが未だ試行錯誤中である。

(文=大松)

東芝、再建に暗雲…東証、東芝の1部昇格のため“特別救済措置”に批判強まる

 東京証券取引所は2020年2月にも、東証2部の企業が1部に移行する基準を緩和する。現行のルールでは東証2部から1部に昇格するには適正意見がついた有価証券報告書が過去5年分必要だが、東証はこれを過去2年分に短縮する。

 市場では「東芝を救済するための措置」との批判が強い。東芝は米原発子会社ウェスチングハウスの巨額損失を隠したとして、当時の監査法人が決算の一部を「意見不表明」とした。東芝は巨額損失を計上し、17年3月期末に債務超過に。東証は上場ルールに沿って17年8月、1部から2部に降格させた。基準が緩和されれば、東芝の1部復帰が早まる。東芝は19年3月期までの2年分について適正意見がついた有報を提出しており、1部復帰への申請のハードルは低くなる。

 東芝は19年12月13日、「(基準緩和の)最終決定を踏まえ、極力早期に1部指定に向けた申請を行いたい」とコメントを発表した。東証1部への復帰に向け、車谷暢昭会長兼最高経営責任者(CEO)直轄の社内組織を立ち上げた。

上場子会社3社を完全子会社にし、親子上場を解消

 東芝は1部復帰に向け、コーポレートガバナンス(企業統治)のかたちを整えてきた。12人の取締役のうち10人を社外取締役が占め、そのうち4人が外国人だ。15年に発覚した不適切会計では社外取締役が有効に機能していなかったことが指摘され、その反省を踏まえた措置である。

 19年11月13日の決算発表の席上、親子上場解消策を打ち出した。発電設備を手がける東芝プラントシステム、半導体製造装置のニューフレアテクノロジー、船舶や産業向けの西芝電機の3社を完全子会社にすると発表。総額2000億円を投じてTOB(株式公開買い付け)を実施し、非上場とする。12月25日まで実施していた東芝プラントシステムと西芝電機のTOBは成立した。

 親会社と子会社がともに株式を上場するのは海外では異例。日本特有の資本政策として敬遠されている。東芝株主の7割を占める海外投資家は子会社のガバナンスを確立できていないと問題視してきた。東芝は上場子会社4社のうち、POSなど流通系端末で同シェア5割の東芝テックを除く3社を完全子会社とする方針だ。

ニューフレアテクノロジーのTOBにHOYAが参戦

 親子上場解消策に基づき東芝(名義は東芝デバイス&ストレージ)は、50.0%(19年9月末)出資する半導体装置のニューフレアテクノロジーの完全子会社を目指し、19年11月14日から1株1万1900円でTOBを実施した。期間は12月25日までだった。

 ニューフレアも東芝の完全子会社になることに賛成していた。ここに割って入ったのが眼鏡レンズや半導体マスク基板に強いHOYAだ。半導体部材にも力を入れている。12月13日、HOYAは東芝の買い付け価格より1000円高い1万2900円でニューフレア株を買い取ると発表。東芝に対し、「ニューフレアの完全子会社化をやめてHOYAの買収に応じるように」求めた。

 HOYAは東芝によるTOBが成立しなかった場合にのみ、20年4月にTOBを開始する考えだ。最大1477億円を投じ、ニューフレアの全株取得を目指す。ニューフレアの株主に賛同を求め、東芝によるTOBを阻止する構えだ。HOYAの参戦を受け、東芝はTOBの期間を20年1月16日まで延長した。TOBを5大手企業同士が競い合う展開となった。

鍵を握るのは東芝機械

 ニューフレアテクノロジーは2002年に東芝機械から半導体装置事業を継承した。電子ビームを使い、半導体の原板に回路を描く装置で世界8割以上のシェアを持つ、ハイテク・ニッチ企業である。19年3月期の売上高は578億円、営業利益118億円。利益率が2割を超える優良会社だ。

 一方、HOYAは半導体ウエハーに回路を描く原板となるガラス製品で7割以上のシェアを持つ。半導体メーカーと取引のあるニューフレアを取り込めば、製品開発のスピードが上がるとみている。東芝によるTOBは親子上場解消が目的だが、HOYAとニューフレアの組み合わせは、「ニッチ市場のトップを目指す前向きのTOB」と評価する声が市場関係者からあがる。

 カギを握るのが、ニューフレア株の15.07%(19年9月末時点)を保有する東芝機械だ。東芝のTOBを成立させるには14.27%以上を買い付ける必要がある。東芝機械が賛同に回れば、ほかの投資家が反対してもTOBは成立する。

 東芝機械は社名に東芝とつくものの、東芝の出資比率はわずか2.77%(同)。17年に東芝は保有していた東芝機械の株式を売却しており、東芝グループから完全に離れている。20年4月には社名を芝浦機械に変更する。東芝に代わって東芝機械の筆頭株主となったのが、旧村上ファンドの村上世彰氏が率いるオフィスサポートだ。株式を継続的に買い増しており6.25%(同)を保有。さらに、旧村上ファンド系の南青山不動産もニューフレア株を12月に5.02%を保有していることが明らかになった。第3位株主にあたる。東芝機械とニューフレアの両方に影響力を行使する構えをみせている。

 旧村上ファンド勢はTOB価格の引き上げを狙う。東芝機械は、大株主の意向を無視して、買い取り価格がHOYAより1000円安い東芝のTOBに応じることはできないだろう。東芝の選択肢は限られている。TOBを成立させるには、HOYAを上回るTOB価格を提示する必要があるだろう。もしくは、東芝がニューフレア株を売却して700億円を超えるキャッシュを手に入れるかだ。2つに1つしか方法はない。

ドル箱の東芝メモリを売却

 東芝の19年9月期中間決算(米国会計基準)は、本業の儲けを示す営業利益が前年同期比7.5倍の520億円に膨らんだ。全部門が増益だった。だが、純損益は1451億円の赤字(前年同期は1兆821億円の黒字)に転落した。4割を出資する半導体メモリの関連会社、キオクシアホールディングス(旧東芝メモリ)の業績低迷や、米国の液化天然ガス(LNG)事業の売却損(約900億円)を計上した点が響いた。

 20年3月期の営業利益は前期比4倍の1400億円を見込む。中期経営計画の最終年度である22年3月期の営業利益の目標(2400億円)を達成するには、今期見通しから1000億円積み上げる必要がある。“ドル箱”だった東芝メモリを売却したため、達成に向けた成長エンジンがない。東芝の再建は茨の道だ。東芝の東証1部復帰への最初の試金石は、ニューフレアの争奪戦にどうやって勝利するかである。

 東芝の車谷CEOの評判は相変わらず良くない。原子力や半導体、ITなど安全保障上で重要な日本企業への出資規制を強化する外国為替法改正案が19年の臨時国会で成立した。「トランプ氏が中国を念頭に外資規制を強化する新法を成立させたのを猿真似した」(金融筋)ものだが、車谷氏が暗躍したといわれている。首相官邸の“影の主役”となった今井尚哉・首相補佐官を通じて、財務省に外為法の改正を働きかけた、とされている。

「東芝は青い目の“物言う株主“が大株主。経営を振り回されかねないとの懸念が強かった。自社を守るために外為法の出資規制の強化を働きかけた」(官邸筋)というのだ。足しげく官邸詣をする姿が目撃されていた。

(文=編集部)

JRA中山金杯(G3)は「3点」で完全攻略を狙う! 信頼の「現場ネタ」が導く「超勝負馬」を紹介!!

「現場情報至上主義・ジェームスT」が2020年の初戦に選んだのは5日に開催される中山金杯(G3)だ。入手した渾身の「現場ネタ」で完全攻略を狙う。確信の「3点」で挑みたいと思う。

「◎」に選んだのは、充実ぶりが目立つクレッシェンドラヴ(牡6、美浦・林徹厩舎)だ。

 

 5歳になって本格化を迎えた印象の本馬。自己条件を突破して臨んだ福島民報杯、七夕賞を連続で2着と好走した。続くオールカマーも、強豪相手に5着を確保している。

 前走の福島記念では、早めの競馬からステイフーリッシュやミッキースワローという格上馬を打ち負かして勝利。人気に応え、念願の重賞初制覇を飾った。

 中山の芝コースは9戦して4勝、2着1回。適性の高さは疑いようがない。ハンデ57キロを背負う点は気になるが「鞍上(内田博幸騎手)に競馬を教えてもらい幅が出てきた。頑張ってくれると思う」と陣営は非常に前向きだ。

 稽古の動きも上々。仕上がりに不安は感じられない。「順調に来られた。良い状態で臨めそう。期待したい」と、勝負気配漂うココは外すことができないだろう。

「〇」は安定感が魅力のウインイクシード(牡6、美浦・鈴木伸尋厩舎)だ。

 堅実な走りを見せてきた本馬だが、特に昨秋の走りは高く評価できる。福島記念4着、ディセンバーS2着と順位が上昇。こちらも充実一途を辿っている。このメンバー相手なら上位争いは十分に可能だろう。

「力を出せる状態に仕上がっているね。『年末の追い切りも十分な動きだった。休み明け3戦目の今回は走り頃だと思う』と陣営も好走を確信しているようだ。

中山2000mは4戦して全て掲示板と相性は抜群。『中山は得意。ハンデも手頃だし楽しみにしている』と色気十分なココは怖い存在だ」(競馬関係者)

「▲」には、チャレンジCで2着と好走したトリオンフ(セン6、栗東・須貝尚介厩舎)を指名した。

 重賞を2勝している実力馬。約1年4か月という長期休養明けで迎えた前走のチャレンジCでも、勝ち馬とアタマ差の接戦に持ち込んだ。勝ちに等しい内容だったと言えるだろう。陣営も「能力を再確認できた」と納得の表情を浮かべている。

 調整も順調。「前走の疲れはない。調子を維持できている。上積みも見込めると思う」とココでの好勝負を期待している。「斤量もこなせるはず。自在性もあるので楽しみ」と、完全復活を狙っている今回は馬券圏内が濃厚だ。

 今回は「クレッシェンドラヴ」・「ウインイクシード」・「トリオンフ」の馬連BOX「3点」で挑みたいと思う。

 情報の質で他を圧倒する上記3頭しか考えられない。この確信の3点に厚く張って、大きな利益を得たいところだ。確実に的中を手にして、2020年は好スタートを切りたい。

(文=ジェームスT)

米の対イラン軍事行動で自衛隊も戦争参加の危機…でも安倍首相は映画にゴルフ、河野防衛相は“俺ジョニー・デップに似てる”談義

 新年早々、世界に激震が走っている。3日、トランプ大統領の司令により、米軍がイラン革命防衛隊で対外工作を担う先鋭組織・コッズ部隊のソレイマニ司令官をイラク・バグダッドで空爆により殺害した問題だ。  ソレイマニ司令官はアサド政権を支援するイランのシリア内戦への介入をはじめと...

カレーの専門家が激賞する松屋、ロイホ、かつやの“クオリティ高すぎ”カレーメニュー

 日本人にとって「国民食」といえるカレー。外食業界でカレー専門のチェーン店といえば「カレーハウスCoCo壱番屋」(ココイチ)が1000店舗以上を展開し、不動の1位に君臨している。2位の「ゴーゴーカレー」は100店舗にも及ばず、専門チェーン店でカレーを食べようと思うと、意外に選択肢が少ないのだ。

 しかし、「専門店以外のチェーン店」に広げると、実はレベルの高い世界が広がっており、逆に選ぶのが難しい状況になってくる。そこで、カレーライターの田嶋章博氏に、非カレーチェーン店のなかで特においしいカレーが食べられる5店を教えてもらった。

「牛丼御三家」のなかで頭抜けている松屋

 牛丼チェーン店の大手で「牛丼御三家」とも呼ばれる、吉野家、すき家、松屋は、ともにカレーを提供している。なかでも田嶋氏がおすすめするのは、松屋だという。

「松屋は牛丼チェーンにもかかわらず、カレーに対する圧倒的な熱量の高さを感じます。現会長のカレーに対する思い入れが並々ならぬようで、松屋とは別に『マイカリー食堂』というカレー専門のチェーン店も展開しているほどです。現在のレギュラーカレーは2019年12月より提供開始した『創業ビーフカレー』。辛さやニンニクのパンチ力は十分ながら、突出しすぎず全体が絶妙に調和しており、松屋のカレーの集大成的な一品とも言えるハイクオリティぶり。このレベルのカレーが24時間、ワンコインで食べられるのは、冷静に考えればものすごいことだと思います。カレーに困っても、とりあえず松屋さえあれば大丈夫という存在です」(田嶋氏)

 新しく定番メニューに登場した「創業ビーフカレー」(並490円)に加え、期間限定で登場するカレーも個性的な仕上がりだという。

「期間限定カレーの“攻めっぷり”も松屋の特徴です。たとえば『ごろごろ煮込みチキンカレー』は具材の存在感と辛さが突出していますし、『トマトカレー』は強烈なニンニク風味が際立ち、トマトの酸味も強い本格派でした。賛否が分かれるのを恐れずに、カレーへの思いを貫く商品開発の姿勢には脱帽です。あくまでも松屋は牛丼、定食がメイン。だから、カレーに関しては会長の強いリーダーシップもあって、冒険できるのでしょう」(同)

「夏=カレー」を定着させたロイホのフェア

 ファミリーレストランのロイヤルホストのカレーは、「ファミレスカレーのひとつの到達点」と田嶋氏は太鼓判を押す。

「スパイシーでありながら、誰が食べてもおいしいと思う味です。『マハラジャチキンカレー』はカルダモンの香りが立ち、玉ねぎのうまみと甘さが堪能できます。インドネシア人のコックがまかないでつくっていたものがベースになっているという『ビーフジャワカレー』も、ファミレスのカレーとは思えない本格派です。専門店ではないのにレベルの高いカレーが、しかも数種類のなかから選べるのはロイヤルホストの魅力です」(同)

 ロイヤルホストは1983年から毎年、「カレーフェア」を開催している。

「今や『夏=カレー』のイメージが定着していますが、これはロイヤルホストがカレーフェアを40年近く開催し続けた功績も大きいかもしれません。フェアに合わせて開発したカレーメニューは160種類を超えているそうです。蓄積されたカレーづくりのノウハウが、レギュラーカレーのレベルの高さにも結実しているのでしょう」(同)

 田嶋氏のカレーフェアのおすすめは、第1回から登場している「カシミールカレー」だという。「フェアではいつも人気上位の商品です。黒くサラサラしたルーが特徴で、スパイシーなのに日本人の舌にも合った上品な味わいです」(同)

デニーズ、かつやのカレーにも注目

 ファミレスではデニーズも最近はカレーに力を入れており、2018年夏から販売されている「スパイス香るデリーチキンカレー」はマニアの間で絶賛されている。

「テーブルに置かれた瞬間に、カルダモン、シナモンなどスパイスの香りがフワッと漂い、表面に油がしっかりと分離しています。油が分離しているのは、インドカレーでは十分な火入れによりスパイスの風味がきちんと立っていることを示し、“マサラが立つ”と言ったりもするようです。プレートには副菜などの添え物は一切なく、らっきょうや福神漬けも付かない。“カレーのみの直球勝負”というストイックな姿勢にもグッときます。なんでデニーズにこんな本格派カレーがいきなり誕生したのか、カレーライターとして、ぜひとも商品開発の裏側を取材させていただきたいほどです(笑)」(同)

 また、スープの専門店チェーンであるスープストックトーキョーのカレーも見逃せないという。

「スープストックは女性客がメインなので、パンチは抑え目で、一口目は少し物足りないと思ったのですが、食べているうちに味の深みが伝わってきます。たとえば、『バターチキンカレー』は専門店でもクリーミーなバター風味が強く、味が一辺倒になりがちなのですが、スープストックはしっかり酸味も感じられる。素材や製法から徹底的にこだわっているので、有名店のインスパイア商品にならずに、スープストック独自の洗練されたカレーが完成しています」(同)

 そして、最後に紹介するのは、とんかつチェーン店であるかつやの「カツカレー」だ。

「かつやのカレーは、オーソドックスでサラリとしたタイプです。専門店のカツカレーは食べやすいように薄めのカツを乗せるのですが、かつやはどのカツも分厚い。それなのに油臭くなく、重くもない。カレーのベースには出汁のうまみもある。嫌なところのまったくない、『10人食べたら10人がおいしい』というカレーではないでしょうか」(同)

 田嶋氏は、非専門店のカレーは味だけでなく利便性や価格、気楽さなど「総合力の高さ」が魅力だと指摘する。

カレーは不思議な食べ物です。ひとたびカレーを食べたいと思ってしまうと、その思いを振り払えなくなりますよね。そういうときに時間や場所にこだわらずに食べられるのが、チェーン店の良さです。さらに、専門店ではないため一緒に食事をする人がカレーの気分ではなくても、ほかのメニューが充実しているので付き合ってくれます」(同)

 日本人の“カレー欲”は、実は非カレーチェーン店が満たしているのかもしれない。ほかにもカレーを提供している飲食チェーン店は数多いので、積極的に挑戦して、ぜひ“掘り出し物カレー”を探し当ててみてはいかがだろうか。

(文=奥田壮/清談社)

NHK桑子アナ「セクシー衣装」事件で考察、女子アナの真面目な“胸事情”

 昨年6月17日放送のテレビ番組『ニュースウォッチ9』(NHK)で、桑子真帆アナウンサーが肩の部分にシースルーの素材が施された衣装を着て出演し、大きな話題を呼んだ。この日の同番組の平均視聴率は10.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)と普段より高い視聴率をマークしたが、桑子アナのスタイルの良さは以前から注目されていた。

「NHKでは杉浦友紀アナも抜群のプロポーションがインターネット上で評判でした。しかし、一昨年の3月で『サタデースポーツ』『サンデースポーツ』を降板。現在は地上波で2本、BSで1本のレギュラーのみで、いずれも週1回で出番も多くない。そんななか、桑子アナはNHKの看板番組に月曜から金曜まで毎日出ている。“杉浦ロス”の視聴者も、今回の桑子アナに流れていったはずです」(週刊誌記者)

 これまで、いわゆる“美人アナ”の人気は、スポーツニュースから火が付くというのが定番だった。

「テレビ東京は特にそうでしたね。水原恵理、大橋未歩、亀井京子、鷲見玲奈など、タレントとしてもやっていけそうなルックスを持っている女子アナたちが、主な視聴者が男性であるスポーツニュースに起用され、放送中に胸の張り具合を強調するように映されていました。上半身を横から映す“YC”というカットです」(テレビ局関係者)

 衣料メーカー、トリンプ・インターナショナル・ジャパンの調査によれば、日本におけるブラのカップサイズ別の売上で、Aカップは1980年の時点で約6割だったが、2016年にはわずか4.1%にまで下がった。同時に、Dカップ以上が4.5%から51.3%に上がったという。

「昔と比べて、日本人の平均的なサイズがどんどん大きくなっているのですから、今の20代や30代のアナウンサーにそのようなタイプの人が増えてもおかしくはありません。ただし、40代以上の男性にとっては衝撃が大きいため、相変わらず話題になることが多いのでしょう」(週刊誌記者)

バカにできない真面目なテーマ

 そして、第2、第3の桑子アナはまだまだ眠っている。

「学生時代に『ミス慶應』に輝いたフジテレビの小澤陽子アナ、テレビ朝日の三谷紬アナ、日本テレビの滝菜月アナも、よく話題になります。フリーでは、CSで放送されている『プロ野球ニュース』などに出演している山田幸美アナは、いつも胸の形がはっきりわかる服装で登場しているので、男性視聴者に人気が高い。彼女見たさに視聴する人も多いといいます。このほかにも、フリーでは加藤綾子アナや、昨年12月に発売された写真集が30万部を超えるベストセラーとなった田中みな実アナなど、挙げればきりがないですね」(別の週刊誌記者)

 もっとも、女子アナの評価軸は多様であり、アナウンス力や膨大な知識を必要とされるのは、いうまでもない。

「桑子アナに限らず、プロポーションが良いことが評価される女子アナたちも、みなさんしっかり勉強しているし、進行にも安定感がある。基礎的な発声や瞬時の対応力など、アナウンサーとしての能力が高いからこそ、評価されているのです。その一方、特にスポーツニュースや夜のニュース番組などでは、アナウンサーのルックスなどが一定程度、視聴率を左右する面があるのも事実であり、それだけに女子アナの“胸事情”というのは、局にとっては無視できない真面目なテーマでもあるんですよね」(テレビ局関係者)

 世の男性陣にとって、“女子アナ”が特別な存在であり続ける背景には、さまざまな要因が潜んでいるようだ。

(文=編集部)

正月太りを隠せる!“痩せ見え&小顔”メイク…ファンデの“しっかりのせ”はNG

 年末年始においしいものをたくさん食べてのんびりした結果、少し太ってしまった……。そんな人も多いのではないでしょうか。でも職場の同僚や友人知人から「あれ、少し太った?」なんて聞かれたくないですよね。

 そこでおすすめなのが「痩せ見えメイク」。いつものメイク方法を少し変えるだけで、シュッと小顔に見せることができるんです。

 そこで今回は、過去にメイク講師の経験を持つ美眉アドバイザー・玉村麻衣子が、小顔に見える痩せ見えメイクテクニックを4つご紹介します。

1:ファンデーションは顔の中心のみにのせる

 ファンデーションをのせるとき、顔の隅々までしっかりのせている人も少なくありません。しかし実は、生え際やフェイスラインにはあえてファンデーションをのせないようにするのがポイント。

 生え際やフェイスラインにファンデーションをのせないことで、その部分が自然な影になり、奥に入って見えます。その結果、輪郭にシェーディングを入れたように、一回り小顔に見せることができます。

 シミや色ムラ、シワといった肌のカバーしたいお悩みはほとんど顔の中心部分に存在し、生え際やフェイスラインは特にカバーする必要がない人がほとんど。日焼け止めやメイク下地は顔の隅々までにしっかりのせ、ファンデーションは「中心のみ」を意識してみてください。

2:眉は「床と平行+5度」

 頬やフェイスラインをほっそり見せたいときは、眉の角度をやや上昇させて描くのがおすすめ。眉を上昇させると、視覚効果から目元、頬、フェイスラインもキュッと引きあがって見えます。

 逆にカタカナのハの字のような困り眉を描くと、目尻や頬、フェイスラインが下がって見え、顔がぽっちゃり見えやすいので要注意。

 眉の角度の目安は、床と平行よりもプラス5度程度。眉頭手前~眉山までを、斜め上に向かって上昇させるように描くのがポイントです。これよりも上昇させると、顔がキツイ印象に仕上がってしまうので注意が必要です。

3:眉はやや濃いめ、やや太めに

 眉と目は顔の中でも唯一黒い部分になり、顔のメリハリをつくるパーツ。そんな眉が薄すぎたり明るすぎたりすると、顔のメリハリが損なわれ、顔全体がぼやっと膨張して見えてしまいます。そのため、眉はややしっかり描く意識をすることが大切。目安の濃さは「髪色よりワントーン明るい仕上がり」。眉にしっかり色がのることで顔にメリハリが出て、引き締まって見えます。

 また、眉はやや太めに描くのもおすすめ。顔の余白部分が少なくなり、小顔に見せることができます。眉の太さの目安は、目の縦の幅の3分の2程度。これより太く描き過ぎると、眉ばかりが悪目立ちしてしまうのでNGです。

4:シェーディングで頬下削り

 太ったときにお肉がつきやすい場所といえば頬。そこで、シェーディングで頬に影をつくってほっそり見せるのがおすすめ。最近はドラッグストアでプチプラのシェーディングパウダーが手軽に手に入るので、ひとつ持っておくと便利です。

 シェーディングと聞くと「入れる位置が難しい」と感じる人も多いかと思いますが、とても簡単な方法があります。まず、頬をすぼませる表情をしてみてください。このとき、頬の下に影ができた部分に入れればOK。

 ブラシにしっかりシェーディングパウダーをとり、手の甲で7割落とすようなつもりでトントンとブラシをなじませてからのせると、入れすぎを防ぐことができます。

 これら4つのテクニックを取り入れることで、いつもよりも顔をスッキリ見せることができます。お正月太り解消までの間、ぜひ試してみてください。

(文=玉村麻衣子/美眉アドバイザー)

【プロフィール】

美眉アドバイザー/玉村 麻衣子

アイブロウの技術者資格保有。国内大手化粧品会社でのメイク・エステ講師、美容ライターを経て、現在は眉のスペシャリスト“美眉アドバイザー”として活動中。「骨格や筋肉に基づいたアイブロウデザイン」の提案や、ファッションやシーンに合わせたアイブロウメイクの描き換え法などを、ブログやセミナー、メディアでの執筆活動を通じて紹介している。

著書に『目元で、美人の9割が決まる』(KADOKAWA)、『いつものコーデが見違える!美眉メイク&プチプラコーデの作り方』(株式会社オーバーラップ)などがある。

38歳一児の母、趣味はプロレス観戦。

■LINE公式ブログ

https://lineblog.me/maiko_tamamura/

■アメーバ公式ブログ

https://ameblo.jp/maiko-tamamura/

■Instagram

@maiko_tamamura

https://www.instagram.com/maiko_tamamura/

年賀状、そのまま可燃ゴミはNG?百均グッズで楽々管理?面倒な保管&処分問題の解消術

 最近では、SNSの普及で年賀状を書かない方も多くなりました。しかし、まだまだ年賀状文化がなくなるというわけではありません。新年に届く年賀状を心待ちにしてポストをのぞき込むことが楽しかったり、遠く離れた友人のかわいい子供の写真が、私たちの心を和ませてくれたりします。

 さて、過去の年賀状を何十年と持ち続けているご家庭も多いのではないでしょうか?

 年賀状は、過去の思い出としての位置づけもありますが、常に見返すモノではありません。

 そんな年賀状の保管方法、手放す時期、手放し方についてご紹介していきたいと思います。

年賀状はこうやって保管する

 年賀状は紙のまま保管する場合と、データで保管する場合があります。紙で保管するメリットは、すぐに見返すことができることや、保管場所を決めておけば、なくしにくいということがあります。デメリットとしては保管場所が必要になることです。

 データで保管する場合のメリットは何より場所を取らないこと。年賀状用のハードディスクなどを決めておけば、多くのデータを一括に保管することができます。また、最近のスキャナには住所読み取り機能がついていることもあるので、次年の年賀状作成の際の宛名印刷などが楽になることもあります。デメリットとしては、コンパクトな分、どこにしまったか忘れてしまいやすいということです。ご自身の保管しやすい方法で保管されることをお勧めします。

・年賀状を紙のまま保管する場合

 どこのご家庭でも実施されていることと思いますが、ハガキ用のフォルダにて保管します。100円ショップやホームセンターなどで、ハガキ用のフォルダを手に入れることができます。オススメの商品は、無印良品の「ポリプロピレンフォト・ハガキホルダー」です。一枚ずつ入れることができるのに、とても薄くて省スペースで保管することができます。

 ポイントは年ごとにまとめて、背表紙に西暦を書いてファイリングしてください。少ない枚数用から多くの枚数用までさまざまなファイルがあると思いますが、できるだけ一つのファイルにまとめられるように多めの枚数のものを購入されることをお勧めします。

 年賀状を年ごとにまとめる理由ですが、最新の情報を常に把握しておくという意味があります。年賀状をやり取りしている相手のなかには、引っ越しをされて住所が変わってしまっていたり、結婚などで名前が変わっていらっしゃる方もいたりと、状況が変わられる方もいらっしゃると思います。複数の年の年賀状が混ざってしまっていると、そのなかから一番新しい状況のものを探すのは至難の業です。

 同様の理由から、喪中のハガキなども同時に参照できる場所で保管しておくと、年賀状作成の際にスムーズです。

・年賀状をデータとして保管する場合

 年賀状を画像データとして保管するには、パソコンなどに接続したスキャナなどで読み込む方法と、スマホなどで写真を撮る方法があります。相手方の名前や住所が宛名面に載っている場合もありますので、そのような場合は両面を画像にしてペアだとわかるようにしておく必要があります。

 大事なことは、スマホで写真を撮ったものを、そのままスマホの中だけに残しておかないことです。スマホはパソコンなどに比べてフォルダ管理機能などが使いにくい面があります。また機種変更などの際にうっかりデータがなくなってしまうこともありますので、パソコンやハードディスクにバックアップしておきましょう。パソコン上で年賀状専用のフォルダを作成しデータを管理しておくことをお勧めします。

 年賀状の宛名などを管理してくれるソフトなどもありますので、スマホやパソコンを上手に活用できるといいですね。

年賀状を手放すルールを決める

 基本的に3年分を残し、あとは手放すことをお勧めします。年賀状を取っておくことのメリットといえば、自分の交友関係を思い出させてくれたり、来年送る年賀状の宛先を調べたりできることです。大昔の年賀状が出てきて懐かしく見入ってしまうこともいい体験ですが、データでの保管など、今はもっとスッキリと情報を保管できる時代です。新しく送られてきた年賀状と過去の年賀状を見比べながら、手放していきましょう。

 3年というのには理由があります。年末に年賀状を作成しようと昨年の年賀状を引っ張り出してきます。昨年やり取りした相手に対して年賀状を作成しますが、受け取った年賀状を見ると、どうも抜けがある場合があります。例えば、喪中のハガキをもらっており、年賀状を送っていない場合などにこのような事が起こります。喪中ハガキも年賀状と同じ場所で管理できていればいいのですが、必ず同じ時期に来る年賀状と違い、喪中のハガキは年間を通して届くものです。このような場合に、漏れてしまうことがないよう、3年分保管できていれば、いつも送る相手を複数年にわたって確認することができます。

 データで保管をされていて、住所録などもきちんと管理されている方はこの限りではありません。必要に応じて年賀状を処分してください。

年賀状の処分方法

 いざ、紙の年賀状を処分しようとして、そのまま燃えるゴミに出そうとするなんてことはありませんか? 年賀状は個人情報の塊です。特に、自分にとって家族的に関わりのある大事な方々の情報ばかりです。決してそのままゴミに出すことのないようにしてください。

・シュレッダーを活用しよう

 最近は家庭用にも小型の電動シュレッダーが出回っています。価格は3000円くらいからで、年賀状を処分する程度なら十分な性能を有しています。自分の宛名の入ったDMなどを処分するのにも役立ちますので、1台持っておいてもいいかもしれません。それでも場所を取るのが嫌だという人は、1000円程度ではさみタイプのシュレッダーをお勧めします。手動なので多少手間がかかりますが、文房具セットと一緒にしまっておけるので特に場所を取られることもありません。

・個人情報保護スタンプを活用しよう

 個人情報を隠すためのスタンプを文具店などで購入することができます。どうしても手に入らない場合はマッキーなどで塗りつぶす方法もあります。個人情報を隠したら資源ごみや燃えるゴミなどに出しましょう。

 お焚き上げやどんど焼きなどに出す方もいらっしゃいますが、神社によっては年賀状を受け付けていない神社もあるので、それぞれの神社のしきたりに倣うようにしましょう。いずれの場合も、個人情報が流出しないよう、気を付けて処分を行ってください。

書き損じはがきの処理について

 書き損じしてしまった年賀状はどうしていますか? 実は、書き損じした年賀状や余ってしまった年賀状は、手数料を支払えば交換できます。

 郵便局に持っていき、所定の手数料を支払えば、切手やはがきなどに交換してもらうことができます。詳しくは郵便局のホームページをご覧になり、お問合せいただくといいと思います。

 さて、年賀状の保管方法、手放す時期、手放し方についてご紹介してみました。まだまだ年賀状でのやり取りは多く、遠くに住んでいる親戚やご友人など、年に一度の大切なお便りです。これからも年賀状文化を大切に、時代に合わせた整理と保管を実施していきましょう。

(文=中山真由美/整理収納アドバイザー、RittaStanza CEO)