シンガポールで知った、グローバル プランナーズ ネットワークの強み

赤道直下の小さなクリエイティブエージェンシーで働く

日本から飛行機で約7時間、熱帯に位置するシンガポール。高層ビルが立ち並ぶビジネス街のど真ん中に電通イージス・ネットワーク(以下、DAN)Singapore はオフィスを構えている。海外電通グループの複数のエージェンシーが協業しており、全体で500人近いスタッフが日々業務に励んでいる。

私は、その一つである“Dentsu Singapore”に2019年3月からEIBAプログラム(※)でストラテジックプランナーとして赴任している。クリエイティブソリューションを得意とする小さな組織で、20~30代の社員が大多数を占める若くエネルギッシュなエージェンシーだ。

私が所属するプランニングチームは、イギリス、スリランカ、インド、スウェーデンの出身者が在籍。さまざまなバックグラウンドを持つチームメイトの中で刺激的な毎日を送っている。

プランニングチームの仕事の進め方は、日本と大きく変わらないように感じる。しかし、使えるデータベースやリソースが限られているため、効率的にアイデアを収集するべく“100BOX”と呼ばれる全社員を招集したブレストミーティングが頻繁に開かれることはユニークな点の一つだ。担当クライアントを超えてアイデアを出し合い、強いクリエイティブアイデアを探求している。

電通シンガポールのオフィス
オープンで明るい雰囲気のオフィス
アイデアを収集するための100box
100BOX「どんなアイデアも否定しない」というただ一つのルールのもと、全社員一丸でアイデアを出し合うブレストミーティング

DAN Singaporeには、シンガポール単体マーケットを対象としたローカルプロジェクトの推進とAPAC(アジア太平洋)各国を対象としたリージョナルプロジェクトの推進という二つの機能がある。

現在では、広告作業のローカライゼーションが進んでいるため、シンガポールにAPACを統括する拠点を置いてリージョン(地域)全体のブランディングや販促キャンペーンを統括する企業は減ったそうだ。それでも着任後、自動車会社や他のメーカーの案件など、いくつかのリージョナルプロジェクトに携わることができた。

今回は、DAN Singaporeの機能としてユニークであるリージョナルプロジェクトでの経験をもとに、実際に体験した仕事の難しさや、電通のソリューション力について感じたことをシェアしていきたい。

リージョナルプロジェクトで感じた大きな壁

着任後、言語の壁と同じくらい大きな障壁を感じたことがある。それは、クライアントを知らない、商品を知らない、国民を知らない、つまりインサイトの感覚が自分にないということだ。

当然、担当するに当たっては、時間をかけてクライアントや商品に関する情報、マーケットの状況や消費者のニーズについてのインプットを行うのだが、必ずしも必要な情報がすぐに手に入るとは限らない。

私が担当した自動車会社のリージョナルプロジェクトでは、タイ、インドネシア、フィリピン、インド、マレーシアなどに展開するブランド戦略を立案するために、各国の人々の意識や価値観を収集し、各国で共通するキーとなるインサイトを発掘していく必要があった。

シンガポールのことですら理解し始めたばかりにもかかわらず、アジアの周辺国の人々のインサイトを考えることは非常に難しいことである。しかし、それはクライアントも同様で常に課題に感じており、そして、これこそが電通に求められている価値の一つであると強く感じた。

「アジア各国の消費者のここ10年の購買行動の変化をマーケット情報としてこの企画書に加えたい」
「このコンセプトに関して、アジア各国の人への簡単なネガティブチェックを行いたい」
「アジア各国に拠点を持つ電通の経験則をもとに、うまくいくキャンペーンとうまくいかないキャンペーンの違いを分析してほしい」
クライアントから上記のようなリクエストをされることは日常茶飯事だ。

重要なのはセンスチェックによるPDCAを回すこと

こうしたリクエストに対して、リサーチデータの分析や消費者へのインタビュー、関係者へのヒアリングなどを通じて、一定程度の“答え”を出すことは可能だ。しかし、最後に重要なのは、その答えが本当にその国々の人々の“センス”と合致しているかを確かめ、ブラッシュアップのPDCAを回していくことにあると思う。

実際、前述の自動車会社のプロジェクトでも、各国の電通拠点のストラテジックプランナーと定期的にプロジェクトをアップデートする会議を行い、共にリサーチや消費者インタビューの結果の読み込みを行った。

特に、インサイトの抽出においては、仮説のアイデアや切り口の視点が重要となるため、各国のプランナーと協業できることはアウトプットの質を大きく高める。ストラテジックプランナーのネットワークが各国にあるからこそ、広範で詳細なインサイトの探求をグローバルに行うことが可能なのだ。

と、ここまで書くと万能で無敵なネットワークのように感じるかもしれないが、実は一筋縄ではいかないことも多かった。

例えば、昨日までやりとりしていた担当者が突然退職していたり、あれこれ理由をつけて、大きくデッドラインを過ぎた上に、明らかに求めているものと違うものが送付されてきたり、現地の言語(非英語)で行われたインタビュー映像が送られてきたり…。

人的リソースの連続性と質の統一性はこのネットワークを活用する上で、常に意識しなければいけないテーマであるように思う。

優れたアイデアを創出するために必要なもの

それでも、先述のクライアントからの要望にあるように、各国のプランナーとのネットワークへの期待は大きい。

オープンデータなどを活用することで、われわれはかつてと比べると容易に各国の消費者情報へアクセスできるようになった。Skypeなどを活用することで、直接消費者へ問いかけを行うこともできる。つまり、世界中のどこの国のデスクに座っていてもある程度のアイデアを考案することはできるかもしれない。

しかし、優れたアイデアを創出するためには、その背景を読み解く研ぎ澄まされたセンスが必要で、そのセンスはその国の歴史や文化を十分に理解し、豊かなプランニング経験を持つプランナーと協業することで、ブラッシュアップされていくように思える。

アジア太平洋広告祭(ADFEST 2019)において電通グループは、3年連続で「ネットワーク・オブ・ザ・イヤー」に輝いた。優れたクリエイティブネットワークには、こうした人的ネットワークの強さが貢献していると私は考えている。

DANシンガポールのエントランス
電通グループは、専門領域ごとに多数のエージェンシーとコラボレーションが可能。領域を超えてつながる人的ネットワークに今後さまざまなシナジーの創出が期待されている
(※)EIBA (Emerging International Business Assignment)
次世代を担う人財育成の一環として、電通イージス・ネットワークの拠点に、若手社員を1年間派遣する実務研修。異文化環境下で業務経験を積み、国内外を問わず、プロジェクトの現場リーダーとして必要な視点、スキル、人脈の獲得を目指す。
 

新型肺炎で帰国者にチャーター機代8万円請求はまさに安倍首相の真骨頂! イラク人質事件でも「被害者に救出費用請求を」と主張

 今月29日と30日、新型コロナウイルスの感染が広がる中国・武漢市から日本人400名余りが日本政府のチャーターに乗って帰国した。  これに対して、ネットでは〈全員強制的に隔離しろ〉〈そのまま中国に置いておけばいい〉〈検査拒否したやつは武漢に送り返せ〉といった暴言が吹き上が...

キンプリ平野&セクゾ中島W主演ドラマ、いまだ正式発表されない“ジャニーズの裏事情”

 日本テレビ系の今年7月期の連続テレビドラマとして、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)の人気連載漫画『二月の勝者-絶対合格の教室-』を原作とする作品が放送されるという情報が流れている。

「ドラマのタイトルは原作漫画と同名で、主演は過去にカンヌ映画祭で日本人初となる主演男優賞を受賞した柳楽優弥が務めるようです。放送枠は土曜夜10時枠で、近日中に情報が解禁される見込みだということです」(テレビ局関係者)

 そこで気になるのが、同じ日テレ土曜ドラマの4月期の作品が正式発表される前に、なぜその次クールの作品が発表されるのかという点だ。

「すでに報じられているとおり、4月期のその枠ではKing&Prince平野紫耀とSexyZoneの中島健人がW主演を務めるドラマが放送予定です。一部ではドラマのタイトルも報じられていますが、現時点では未定で、正式には2月中に発表される予定みたいですね。

 本来であれば7月期の作品より、こちらのほうが先に発表されるのが自然ですが、平野と中島が所属するジャニーズ事務所の大先輩である木村拓哉主演のテレビ朝日系4月期ドラマより前に、発表するわけにはいかないという事情があり、ジャニーズ事務所から発表に“待った”がかかった状態なんです。

 一方、今年は7~8月に東京五輪が行われるため、スポンサーとの調整やロケ場所確保などの都合もあるため、どの局も7月期ドラマの発表は例年よりかなり前倒しになる傾向で、『二月の勝者』も例外ではない。大人の事情で1月中か2月頭には情報を解禁しなければならないということで、結果的に発表の順番が逆になるという現象が起きてしまうのです」

 そんな平野と中島の今回のドラマに、日テレは並々ならぬ期待を寄せているという。

「2018年に公開され、今年2月に続編が公開される映画『スマホを落としただけなのに』は“ヒット作”として世間では認知されていますが、実は興行収入的には、昨年公開された平野主演の映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦』のほうが上なんです。正直言って『かぐや様』のほうは世間的な認知度は高いとはいえませんが、このヒットによって、映画・テレビ業界内では“キンプリ=確実に数字を持っているグループ”と認識されました。

 実際にキンプリの人気はすさまじく、ジャニーズのなかでは“今もっとも勢いがあるグループ”と言って間違いありません。セクゾも決して人気が低いわけではないものの、キンプリと比べればその差は歴然。そのため、ドラマの制作にあたっては、平野と事務所の先輩にあたる中島のバランスをどう取っていくのかが難しいと同時に、成功のカギを握るでしょう」(別のテレビ局関係者)

 ちなみにテレ朝の木村主演ドラマは18年放送の『BG~身辺警護人~』の続編だというが、“平野vs.キムタク”の視聴率争いも注目を集めそうだ。

(文=編集部)

 

映画レビュー「アメリカン・ドリーマー」

「イージー★ライダー」成功後のデニス・ホッパーが、ホッパー自身を演じる異色のドキュメンタリー。何が虚構で、何が真実なのか。

投稿 映画レビュー「アメリカン・ドリーマー」映画遊民 映画をもっと見たくなる! 映画ライター沢宮亘理の映画レビュー、インタビューetc に最初に表示されました。

覚えてる?全キャラクターを2人で演じた『まんが日本昔ばなし』声優の生涯

 あなたにとって「懐かしい」とはどんな情景でしょうか? 1970~90年代の「懐かしい」を集めたのが「ミドルエッジ」。あなたの記憶をくすぐる「懐かしい」から厳選した記事をお届けします。

 今回のテーマは、「まんが日本昔ばなしの声優」。放送開始から同作の語り手を務めた市原悦子さんと常田富士男さんの生涯について振り返ります。

1975年に始まった『まんが日本昔ばなし』

 1975年1月7日に「こぶとり爺さん」と「笠地蔵」で幕を開けた『まんが日本昔ばなし』(TBS系)の歴史。放送開始以来、日本各地に伝わる民間伝承を時にユーモラスに、時にシニカルにアレンジ。名作が次々と誕生し、お茶の間の人気を獲得していきました。

 それらのナレーション、キャラクターボイスはすべて市原悦子さんと常田富士男さんが務めていたことはよく知られています。市原さんの声といえば、明るく柔和なハイトーンボイス。一方の常田さんの声は、どこかとぼけた調子のある優し気なおじさん声。市原さんが可憐な町娘を演じれば、片や常田さんは悪代官を演じ、常田さんがキップのよい若者を演じれば、片や市原さんが老婆を演じるなど、見事に役柄を演じ分けました。

 なお、市原さんは2019年1月12日に心不全で、常田さんは2018年7月18日に脳内出血でそれぞれ鬼籍に入っています。

市原さんといえば『家政婦は見た!』。一方の常田さんは……

 市原さんといえば、テレビドラマ『家政婦は見た!』(テレビ朝日系)での名演があまりにも有名。1990年には映画『黒い雨』での演技が認められ、第13回日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞を受賞するなど、華々しい経歴を歩んできました。さらにその演技力は映画作品だけでなく、舞台作品においても発揮されています。劇団四季創設者のひとりである浅利慶太さんは、市原さんを多くの舞台で起用し、「戦後新劇の生んだ最高の女優」と大絶賛しています。

 一方の常田さんも、知る人ぞ知る名優のひとり。熊本の高校を卒業後、上京して劇団民藝の養成所に入所。以降、黒澤明監督の『赤ひげ』(1965年)や市川崑監督の『幸福』(1981年)、若松孝二監督の『水のないプール』(1982年)など、映画界の巨匠から重用されました。

 また、バラエティ番組『巨泉・前武ゲバゲバ90分!!』(1969年~1970年)に出演したり、1977年には「まごころの政治」のスローガンと共に東京・保谷市長選に立候補したり(結果は落選)と、多方面で精力的に活動しました。

1970年の迷曲「私のビートルズ」

 常田さんの活動のなかでとりわけ印象的なのが、音楽活動です。1970年には、石川さゆりの「天城越え」などを手掛けた名作詞家・吉岡治(当時の名義は「吉岡オサム」)が作詞した「私のビートルズ」をリリース。ロックナンバーである同曲の歌い出しは「ハゲ山のハゲ鷹が 私を少しかじったから ハッシッシ、ハッシッシ、ハッシッシをあげたのさ 夢見るたび」となっています。

 ハッシッシ=ハシシとは大麻樹脂のこと。ビートルズといえば、ボブ・ディランに勧められたことをきっかけに大麻を常用していたことで知られていますが、そのことを意識しての歌詞なのでしょうか。後に続く歌詞も、「バラの花をベッドに敷き詰めて、ジョンとポールが愛し合っている」「羽の生えたトイレにまたがって空をヨーコは一人飛んでいる」となかなか意味不明。常田さんの「まんが日本昔ばなし」での声優業とは、かなりかけ離れたイメージとなっています。気になる方はぜひ一度聴いてみてください。

 この連載では次回以降も皆さまの脳裏に「懐かしい」が蘇りそうな記事を提供して参ります。「こんな記事は?」「あのネタは?」なんてお声も、ぜひお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。

(文・構成=ミドルエッジ)


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検査拒否のチャーター機帰国者2人に批判、安易な隔離強制は危険…ハンセン病問題の教訓

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大しているが、中国・武漢市からチャーター機の第1便で帰国した邦人のうち2人がウイルス検査を拒否したことについて、安倍首相は30日の参院予算委員会で「大変残念だ」と述べた。

 この2人は、なぜ検査を拒否したのか? 現時点では症状がないので大丈夫と思っているのか。あるいは、万一陽性という結果が出たら、隔離されることになって厄介なので、検査を受けたくないのか。もしかしたら、法的拘束力がない以上、検査を受ける必要などないと思っているのか。

 その胸中を推測するしかないが、この2人に対しては批判の声があがっており、「強制的に検査を受けさせるべき」「帰国したら一定期間隔離すべき」といった厳しい意見もあるようだ。

 たしかに、オーストラリアのように、武漢市を含む湖北省から待避させた自国民を、「クリスマス島」という孤島にウイルスの潜伏期間とされている14日間隔離する国もある。このように一定期間隔離することは、感染拡大を防ぐうえである程度有効なのだろうが、それが自由な民主主義国家でどの程度まで許されるのか?

 そもそも、隔離は、一般市民の安全と本人の人権を秤にかけて、法律の範囲内で行われるべきだ。感染症と必ずしも同列には論じられないかもしれないが、精神障害によって自傷他害の恐れがあると診断された措置入院の患者を何人も診察してきた精神科医としての長年の臨床経験から申し上げると、一般市民の安全を優先するあまり過度に隔離することは人権侵害につながりかねない。

 たとえば、旧ソ連では、数多くの反体制派が「緩慢な統合失調症」と診断されて、精神科病院に隔離されていた。この「緩慢な統合失調症」は便利な病名だった。「進行が遅い統合失調症なので、現在は症状が表に出ていなくても、やがて出現する」という理由で、反体制派を隔離することができたのだから。日本でも、ハンセン病の感染力は弱いことが判明していたにもかかわらず、1996年まで「隔離政策」が続けられた。

 もちろん、新型コロナウイルスへの不安が強いのは、よくわかる。新たに人間に感染したウイルスで、現時点では誰も免疫がなく、中国ではSARSを超えるほど感染者が激増し、何百人も死亡しているのだから、私自身も医療従事者の1人として不安がないと言えば嘘になる。

 ただ、武漢市からの観光客が乗ったバスの運転手とバスガイドが感染していたことから考えて、新型コロナウイルスは日本国内にすでに拡散しているのではないか。だから、感染しても症状が出ない「不顕性感染」の方も相当いるはずで、重症化するのはむしろ少数だろう。したがって、冷静に対処すべきで、「隔離」「隔離」と声高に叫ぶのは、いかがなものかと思う。

 それでも、今回ウイルス検査を拒否した2人の方には、やはり検査を受けていただきたい。もちろん、陰性であると確認できれば、誰よりも本人が安心できるだろう。また、たとえ陽性とわかっても、入院して適切な治療を受けられる。検査を受けずに、放置すれば、万一感染していた場合、重症化しかねない。結局は本人のためなのだから、きちんと検査を受けるべきである。

(文=片田珠美/精神科医)

東京2020大会の「選手村ビレッジプラザ」を報道陣に公開(提供動画あり)

東京2020組織委は1月29日、東京・晴海に設置する「選手村ビレッジプラザ」を報道陣に公開した。
ビレッジプラザは選手村の代表的な施設で、オリンピック・パラリンピックの期間中に選手の生活を支える施設として、雑貨店などの店舗や、カフェ、メディアセンターなどが配置される。オリンピック・パラリンピックファミリーや、メディア関係者、居住者の関係者らが訪れる施設になる。また、入村式の舞台として、メディアを通して多くの人の目に触れることになる。
施設は事後利用を考慮して、木造の仮設とした。

施設外観

組織委は、オールジャパンで大会を盛り上げ、環境に配慮した持続可能な大会を実現するため、プロジェクト「日本の木材活用リレー ~みんなで作る選手村ビレッジプラザ~」を推進してきた。全国63自治体から借り受けた木材を使ってビレッジプラザを建設し、大会後に解体された木材は、各自治体の公共施設などでレガシーとして活用してもらうもの。

施設内側/施設構造/廊下/岩手産木材/木組み構造

ビレッジプラザはA~Eの5棟で構成され、延べ床面積は約5300平方メートル。廊下を使い全棟を行き来できる。各棟は、それぞれの使用目的に適した3種類の木構造架構が施されている。内部には、ドライクリーニングやヘアサロン、オフィシャルショップ、銀行、写真店、インターネットラウンジなど、日常生活に必要な機能がそろう予定で、内装工事を経て4月の完成を目指す。
5棟には、全国の自治体から提供されたスギやヒノキ、トドマツなど約4万本の木材が使用され、内部にはすがすがしい香りが満ちている。

(以下の画像・映像=© Tokyo 2020)

森会長あいさつ/自治体の内覧


C棟で行われた式典で、組織委の森喜朗会長は「選手村には、選手・関係者ら約1万8000人が入村するが、このビレッジプラザにおける同プロジェクトは、IOCからも評価が高い。自治体の皆さんには本日、それぞれ提供してもらった木材が、どこに使われているかを見てほしい。そして、大会後にお返しする木材を、特に子どもたちに向けて有意義に活用してほしい」とあいさつした。
東京都の小池百合子知事は「大会期間中、多くの選手らを迎えるビレッジプラザが、東京・日本の情報を発信する拠点として、大いににぎわうことを願っている」と話した。
式典後、各自治体からの出席者らが思い思いに内覧を行い、自身の自治体が提供した木材を確認する様子が見られた。

 

「東京2020協賛ジャンボ宝くじ」CM 7年前の「TOKYO!」の名シーンを脚色(メーキング映像あり)

「東京2020協賛ジャンボ宝くじ」「同ジャンボミニ」が2月3日から発売されるのに先立ち、新テレビCM(発表会で宝くじ編:15・30秒)を1月28日から放送している。
例年、この時期には「バレンタインジャンボ」が発売されるが、オリンピック・パラリンピック開催年の今年は、名称を“大会協賛”として、収益金の一部を大会の準備・運営費に役立てる。
また、同宝くじは、東京2020公式ライセンス商品でもあることから、テレビCMや広告なども、東京大会にちなんだものになっている。
ジャンボは、1等・前後賞合わせて3億円、ミニは同3000万円。

CMカット

CMは、2013年のブエノスアイレスで行われたIOC総会で、ジャック・ロゲ会長(当時)が、20年オリンピック・パラリンピックの開催都市を「TOKYO!」と発表した場面を脚色したもの。
舞台は、2020年最初のジャンボ宝くじのネーミングが発表される会場で、最前列にはジャンボ宝くじイメージキャラクターの笑福亭鶴瓶さんと、佐藤健さんが待ち構えている。プレゼンターが封筒からカードを取り出すと、「東京2020協賛ジャンボ」の文字が。その瞬間、会場から大歓声が上がり、タレントのSHELLYさんと、元バドミントン選手の潮田玲子さんが抱き合う。その横では競泳界のレジェンド・北島康介さんが「3億円気持ちいい!」と雄たけび。鶴瓶さんが、「買わないという選択肢は、ないやろおぉー」と決まり文句を絶叫すると、会場のボルテージは最高潮に達する。
さらに30秒CMでは、「ミニはどうなるんや…」と心配する鶴瓶さんだが、プレゼンターが掲げたカードには「ミニも!」の文字が。会場は再び熱狂し、北島さんは「3000万円も気持ちいい!」と名言にちなんだせりふを連発する。


撮影後のインタビューで、北島さんは同協賛ジャンボについて「選手たちが頑張るきっかけになるし、多くの人の応援は力になる」、潮田さんは「宝くじを通して、大会を応援できるのはすごく良いこと」とコメント。
鶴瓶さんは大会について「メダルへの関心だけでなく、誰もが無事で平和に競技することを楽しみたい」、SHELLYさんは「オリンピックの開会式から、パラリンピックの閉会式まで、日本中がずっと熱くなっていてほしい」と話した。
また北島さんが、3億円が当たったらの問いに「選手に賞金を出したい。10分の1くらい」と答えると、鶴瓶さんはすかさず「少なっ!」と突っ込み笑わせた。

公式サイト:
https://www.takarakuji-official.jp/special/2020J/

 

明日、沢尻エリカ初公判で発言、エイベックスが“厳重監視体制”で恐れる事態

 麻薬取締法違反の罪で起訴された女優の沢尻エリカの初公判が、明日31日に開かれる。保釈の際も報道陣の前に一切姿を見せず、そのまま病院に入院したため、初公判ではどのような表情を見せ、何を語るのかが注目されている。

「すでに東京地裁の傍聴券交付の抽選案内が公表されていますが、当日は午後3時の開廷で、午前9時30分頃から抽選券の交付が始まり、午前11時には締め切られるもようです。傍聴希望者の集合場所は、酒井法子が覚せい剤取締法違反の罪で起訴された事件の初公判と同じく日比谷公園です。酒井のときには6000人以上の傍聴希望者が集まりましたが、今回も地裁は用意周到に準備を整えている様子がうかがえます」(マスコミ関係者)

 沢尻は現在、都内の有名大学病院に入院していると報じられているが、週刊誌記者は語る。

「沢尻が業務提携というかたちで事実上所属しているエイベックス・マネジメントは、保釈された先月6日に『本人を更生するための支援をいたします』という異例のコメントを発表し、今に至るまで沢尻を手厚くフォローしています。薬物依存治療のために現在入院している名門病院でも、厳重にセキュリティーが守られた個室があてがわれ、その入院費も馬鹿にならない。ただでさえ多額の損害賠償金を背負わされるエイベックスが、なぜそこまでして沢尻を守るのか。よほど沢尻を囲わなければならない理由があるのかもしれません」

 その理由について、スポーツ紙記者は言う。

「直撃取材でもされたら何を話すかわからない危なっかしい沢尻が、裁判で不利になるような発言や、エイベックスにとっても不利益になるような発言をメディアの前でしてしまわないように、監視しているように見えますね。エイベックスはマスコミ各社からの問い合わせに対しても、“初公判ですべて話すから”という理由で、“本人による謝罪やコメントなどは出さない”という姿勢です」

 また、テレビ局関係者は言う。

「沢尻は2010年から個人事務所エル・エクストラテレストレを軸として活動しており、エイベックスとはあくまで業務提携という関係だった。その後、12年公開の映画『ヘルタースケルター』で女優に本格復帰して以降は、事実上エイベックスのマネジメント下に置かれ、これまでの“お騒がせ女優”というイメージが薄れて、“大人になった”“成長した”などと世間からの評価も変化しました。

 その一方、エイベックスとしては、どんなに金を費やしてでも、沢尻の口を閉じさせなければならない理由があるんです。その理由はすでに一部では報じられていますが、今後徐々に明らかになり、第2、第3の騒動に発展する可能性もあるかもしれませんね」

 あるエイベックス関係者は「ウチが対応するのは判決が出るまで。その後は、“もう無関係”ということで態度を一変させるでしょう」と言うが、いずれにしても、初公判での沢尻の発言が注目される。

(文=編集部)

ガールズユニット「821」 デビュー 名付け親は篠原誠氏(動画あり)

2018年に開催された第43回「ホリプロタレントスカウトキャラバン」の合格者で結成されたガールズユニット「821(ハニー)」のデビュー記者会見が1月24日に東京都内で行われた。会見にはアオさん、カンナさん、レイアさん、ユリナさん、リコさんの5人(12~15歳)のメンバーが登場、1stデジタルシングル「WHO」(ユニバーサルミュージック)を2月28日にリリースすると発表した。

「821」メンバー集合写真
左から、ユリナさん、カンナさん、アオさん、レイアさん、リコさん

「821」のユニット名は、142番目の素数「821」が由来。ユニットが誰にも割らせない唯一無二なもの、一人一人が個性という輝きを発揮する特別な存在になるように命名された。会見には、ユニット名の名付け親であり、デビュー曲「WHO」の作詞を担当したクリエイティブディレクターの篠原誠氏も参加。「これから、それぞれの色や個性がどのように出てくるのか楽しみ」と今後の期待を語った。
作曲は世界的音楽プロデューサーのOllipop氏が手掛けた。

クリエイティブディレクターの篠原誠氏、「りぼん」編集長の相田聡一氏
左から、クリエイティブディレクター 篠原誠氏、「りぼん」編集長 相田聡一氏

同ユニットについては、2019年3月から「りぼん」(集英社)の少女漫画『きみとゆめみる羊』(著者: 柚木ウタノ氏)で、メンバーと同名の少女たちがタレントオーディションを通して成長する姿が描かれ、最終話(同年11月30日掲載)で5人の写真とともに実在の物語だと明かされた。オーディションからメンバーを見守ってきた『りぼん』編集長の相田聡一氏は「『りぼん』には夢を持って頑張っている読者が多いので、メンバーの姿に共感してくれる。これからも読者が夢を託せる存在になってもらいたい」とエールを送った。

「821」メンバーとキャラクターパネル

デビュー曲について最年少のアオさんは「821ってこういうグループだよ、というメッセージを込めた、私たちの自己紹介ソングになっています」と紹介。リコさんは「一度聴いたら絶対忘れられないメロディーとリズム」と聞きどころを、ユリナさんはミュージックビデオ(2月28日、YouTubeでプレミア公開)について「殺陣のシーンを頑張ったので、そこを楽しんでもらいたい。不思議なストーリーなので何度見ても楽しめる」とそれぞれアピールした。またレイアさんは「盛り上がる曲なので、元気がないときに聴いてもらいたい」、最年長のカンナさんは「何かを目指している人の背中を押す曲なので、私たちと同じように夢に向かって頑張っている人に聞いてもらいたい」とそれぞれメッセージを述べた。
メンバーは、音楽以外にもモデルや女優に挑戦したいと意気込み、「応援よろしくお願いします」と呼び掛けた。

 
「821」デビュー曲「WHO」ジャケット

【1stデジタルシングル】
「WHO」
作曲:Ollipop  作詞:篠原誠
発売日:2020年2月28日(金)
販売元:ユニバーサル ミュージック
ダウンロード販売、主要サブスクリプションサービスでの配信のみ

821 オフィシャルサイト
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