北朝鮮、朝鮮史上最悪の大飢饉「苦難の行軍」再来に警戒…菅・新政権、経済援助再開か

 北朝鮮では8月下旬から9月にかけての3回にわたる台風などによる洪水被害で、各地で多数の死傷者が出ているほか、農作物の凶作が懸念されるなど、経済が被害を受けている。金正恩朝鮮労働党委員長は2回にわたって被災地を現地視察したのに加えて、被災者救済のために党政治局拡大会議や党中央軍事委員会拡大会議などを矢継ぎ早に開催し、人民をいたわる最高指導者を演出してみせた。

 その一方で、金氏は9月8日の党中央軍事委拡大会議で「予想外に襲ってきた台風の被害のため、われわれはやむを得ず国家的に推進してきた年末闘争の日程や成果などを全面的に見直し、闘争の方向を変更せざるを得ない状況に直面している」と経済的に大きな被害が出ていることを明らかにした。金氏が公式の場で、弱音を吐くような発言をするのは極めて異例。それだけに、対外的な支援があれば、喉から手が出るほどほしいのではないか。

 このようななかで、日本が北朝鮮を経済的に支援することができれば、今後の日朝関係改善につながり、日朝間の最大の懸案事項である日本人拉致被害者の救済につながる可能性も出てくるのではないか。14日に新たな自由民主党総裁に菅義偉氏が選出され、首相に就任されることが確実なだけに、日本政府はこの機会に北朝鮮に改めて外交攻勢をかけることも一考に値するのではないだろうか。

経済の5カ年戦略が未達成

 9月9日付党機関紙「労働新聞」は1面トップで、金氏が8日、台風9号による国家的な被害復旧対策を話し合うため、党中央軍事委拡大会議を招集し指導したと伝えた。9月9日は北朝鮮建国72周年の記念日だったが、金氏は記念日には一切触れず、北朝鮮有数の鉱工業地帯である咸鏡南道(ハムギョンナムド)検徳(コムドク)地域における被害状態を検討し、次のように触れている。

「検徳鉱業連合企業所と大興青年英雄鉱山、龍陽鉱山、白岩鉱山で、2000あまりの世帯の住宅と数十棟の公共建造物が被害に遭い、浸水した。45カ所で60kmの道路が流出し、59カ所の橋が引き裂かれ、31カ所、3.5kmあまりの区間の鉄道の路盤と、2カ所、1.13kmあまりのレールが流出した。このように交通が完全に麻痺し、非常事態に直面。検徳鉱業連合企業所の沈殿池の堤防が破壊され、多くの設備が流出するなど、莫大な被害を受けた」

 金氏は会議を招集するだけでなく、自ら被災現場に駆けつけて、民衆を激励。朝鮮中央通信によると、金氏は台風被害が大きかった黄海北道銀波郡大青里一帯の被害復旧建設のため、朝鮮人民軍を投入したほか、自身も現場を現地で指導し、実際に稲田に分け入って稲穂を手に取り稲の生育状況を確認、専門家に収穫の見通しを聞くなどしたあと、次のように語っている。

「わが党と党の革命偉業に限りなく忠実な人民軍がある限り、いかなる自然災害も、災難もわが人民の幸せと笑いを奪うことはできない。私(金氏)の人民のために闘う朝鮮労働党の信念と意志を挫く力はこの世にない」

 これは、最高指導者である金氏自身が被害状況を気にしていることを知らせるパフォーマンスともいえよう。その一方で、金氏は会議では「突然の台風被害でやむを得ず年末闘争課題を全面的に再考し、方向を変更せざるを得ない状況に直面した」と指摘し、経済計画の全面見直しに言及した。金氏は8月に経済の5カ年戦略の未達成を認め、来年1月に党大会を開いて仕切り直す方針を決めたばかりだったが、今回の台風被害でその計画も見直さざるを得なくなった状況に追い込まれたことを意味する。

 今年の10月10日は朝鮮労働党創建75周年の記念日に当たり、大規模な軍事パレードなどの慶祝行事が予定されているが、金氏が明言しているように、内実は祝賀どころでなく、計画自体を見直さざる得ない状況だ。北朝鮮は国際社会による制裁や新型コロナウイルス対応に加えて豪雨や台風に見舞われるなど、金氏は就任以来最大級の危機に直面しているのは間違いない。

 北朝鮮では、金正日総書記の時代の1994年後半から97年にかけて、いわゆる「苦難の行軍」と呼ばれる3年間におよぶ大飢饉が発生し数百万人が餓死したと伝えられる。このような状況が続けば、今後、再び「苦難の行軍」が現実化する可能性も否定できない。

政権の転覆も否定できず

 金氏は中国やロシアからの支援を期待したいところだが、最悪の場合、日本や韓国などの近隣諸国からの経済支援をも拒むことはできないだろう。なぜならば、まだ36歳と若いうえに最高指導者に就任して9年足らずで、祖父や父と違ってカリスマ性や指導力が欠如しており、農民一揆ならぬ市民による暴動が発生すれば、政権の転覆も否定できないからだ。

 本稿を書いている14日午後、菅義偉氏が自民党新総裁に選出され、16日には衆参両院の本会議で行われる首相指名選挙を経て第99代の首相に就任する見通しだ。菅首相を首班とする新政権が発足するだけに、これまでの安倍晋三政権時代の対北チャネルを活用して、新たな対北外交攻勢をかけるチャンスが到来したともいえるのではないか。

(文=相馬勝/ジャーナリスト)

 

菅義偉新首相誕生に韓国が騒然…「安重根はテロリスト」発言が再燃、日韓関係悪化懸念も

 安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選が14日に行われ、菅義偉官房長官が新総裁に選出された。16日に召集される臨時国会で新首相に選ばれる見通し。

 菅氏は2012年12月26日から7年8カ月、安倍内閣において官房長官を務めてきた。総裁選後、安倍首相が「7年8カ月、官房長官として国のために、そして人のためにもくもくと汗を流してきた菅さんの姿を私はずっと見てきた。この人なら間違いない」と称賛。さらに「令和時代にもっともふさわしい自民党新総裁ではないか」と新総裁誕生を祝福した。

 新首相が菅氏になることが事実上、確定したことで、韓国もざわついている。

 菅氏は新総裁選出後、「安倍総理が進めてきた取り組みを継承し、進めていかなければならない。私にはその使命があると認識している」と語っているように、内政のみならず外交においても基本的に安倍内閣の路線を踏襲するとみられているからだ。

 第2次安倍内閣発足後、日本政府は韓国との関係をドライに割り切って付き合ってきた。幾度となく約束を反故にする韓国に対し、譲歩することなく距離を置き、韓国側が約束を遂行しない限り歩み寄らない、という姿勢を貫いてきた。そのため、韓国では安倍首相は韓国に敵対的な人物としてとらえられている。韓国人のなかには、「戦後、日韓関係をもっとも悪化させた」などと誹謗する向きも多い。

 菅氏は、その安倍首相の路線を踏襲することを明言しているばかりか、韓国内で抗日闘争の英雄とされる「義士」と称えられる安重根のことを「我が国の初代首相を殺害、死刑判決を受けたテロリスト」と酷評したことから、韓国では大きな反発を呼んでいるのだ。

 安重根は、日本の初代首相で韓国統監府の初代統監でもある伊藤博文を狙撃し、死刑に処せられた人物だが、韓国では“反日のシンボル”となっている。ちなみに、先の菅氏の安重根評は、のちに政府の公式見解として閣議決定されている。

「2013年に韓国・朴槿恵前大統領が中国に依頼して安重根の石碑を設置しようとした際、菅氏は『安重根に関しては犯罪者であるということを韓国政府にこれまでも伝えてきた』と抗議し、石碑の建立は『日韓関係にとって役に立たない』と述べて釘を刺しました。しかし翌14年、抗議を無視して中国に安重根記念館が開館すると、『(安重根は)我が国の初代首相を殺害、死刑判決を受けたテロリスト』と発言して批判。この発言を韓国の各メディアが大きく取り上げ、韓国内で猛反発を呼びました」(韓国紙記者)

 このような流れがあったことから、菅氏の首相就任は日韓関係を改善する方向に進まないとみる向きが多い。韓国のネット上には、次のような声が相次いでいる。

「菅は安重根をテロリストと言った。安倍よりも日韓関係を悪くする」

「菅は第二の安倍どころか、安倍よりも悪質だ」

一部には菅首相誕生を歓迎する論調も

 一方で、菅氏の一連の発言はあくまでも日本政府の報道官である官房長官としてのものであり、実際は各方面のバランスを重視する温和な人物であると紹介し、菅首相誕生を歓迎する論調も一部にはある。

「菅氏は安倍首相が靖国神社を参拝する際に、周辺国の反発を考慮して引き止めたり、日韓関係が悪化して一部の政治家が韓国を侮蔑する発言をした際には、冷静な対応をするようにと苦言を呈するなど、大局的な視点を重視しているように見えます。事実、そのように期待をもって菅氏を紹介しているメディアもあります」(同)

 菅氏は総務大臣や郵政民営化担当大臣など、要職を歴任してきたため、内政においては定評があるが、外交に関しては未知数との声が多い。

 新型コロナウイルスという未知のウイルスが世界中で猛威を振るい、内政でも外交でも困難な舵取りを迫られるなかで、菅新内閣は発足する。国内外からその手腕が注目されることになるのは間違いない。

(文=編集部)

JRA横山典弘“真顔”で「一触即発」!? 京成杯AH(G3)勝利騎手インタビュー「そうなんですけど……」に苦笑いで場の空気が凍りつく事態に

 横山典弘騎手の勝利騎手インタビューに、SNSがざわついている。

 13日の京成杯AH(G3)。勝利したのは、横山騎手騎乗のトロワゼトワルであった。本馬は昨年も横山騎手で同レースを勝利しており、昨年に引き続き同コンビでの連覇達成となった。

 この「連覇」の話題から、レース後の勝利騎手インタビューは始まった。

「はい、うれしいですね」と、笑顔で答えた横山騎手。

 その後もいつものように淡々と質問に答えていた横山騎手であったが、和やかに進んだインタビュー中盤で場の空気が一変した。

 この日のインタビューを担当したのが、フジテレビの青嶋達也アナウンサー。競馬番組の実況でもお馴染みの名物アナウンサーだ。

 その、青嶋アナが「仕掛けのタイミングなんですけど、アレはどういう判断でああいう形の仕掛けになった感じでしょうか……」と尋ねようとした際、まるで質問をさえぎるように……。

「いや、もう勝つようにです」と発言した横山騎手。

 青嶋アナが「ん?」と耳を疑ったかのような反応を見せると、横山騎手も再度「勝つように!(仕掛けた)」と強めの口調で言い放った。

 次の「あー、もちろんもちろん、そうなんですけど……」という青嶋アナの言葉に、一瞬“真顔”となった横山騎手。青嶋アナもこれ以上追及できず、場の空気が凍りついたのは言うまでもない。

「(横山騎手が真顔になった)あの瞬間はヒヤッとしましたね。恐らく、青嶋アナウンサーは仕掛けどころについて、もっと細かく説明してほしかったんでしょう。一方の横山騎手は、元々あまりインタビューで難しい話はしないので、いつもアッサリとした受け答えですから……。

どちらが悪いとかではなく、お互いの意思疎通が上手くいかなかった感じですよね。何にせよ、無難に終わってホッとしました」(競馬記者)

 記者がそう話すように、インタビューを見た一部の競馬ファンからも、SNSや掲示板を通じて「一瞬、ピリッとしたな……」「ヨコノリ、いつも愛想悪い」「青嶋の質問がダメだわ」など、賛否両論の議論が巻き起こっている。

 その後は横山騎手が苦笑いを浮かべ、勝利騎手インタビューは事なきを得て終了。

 見ている方が緊張させられたインタビューであったが、そこは「勝利騎手インタビュー」である。

 次こそは、横山騎手の喜びに満ちた笑顔が見たいものだ。

JRAセントウルS(G2)セイウンコウセイ「暴走」しんがり負けで「仰天プラン」も視野に!? オーナーに「悪い」影響を与えたあの馬とは

13日(日)、中京競馬場で行われたセントウルS(G2)は1番人気に支持されたダノンスマッシュが優勝。スプリンターズS(G1)の前哨戦を快勝し、秋のG1開幕戦に弾みをつけた。

 その一方、ハイペースで逃げた5番人気のセイウンコウセイ(牡7、美浦・上原博之厩舎)は、17頭立てのレースで17着と殿負け。オーナーの西山茂行氏は、自身のブログでレースを振り返りつつ、同馬の今後について明かしている。

 レースはセイウンコウセイを先頭にラブカンプー、ビアンフェの3頭が飛ばし、馬群を牽引。だが、騎乗した幸英明騎手もレース後に、「無理してでも先手を取りに行ってくれという話でした。ペースが速くて、最後は一杯になってしまいました」と語った通り、トップで直線に入るも、早々に手応えを失い、次々にライバルたちに交わされ、無念の最下位に終わっていた。

 この結果を受けて西山氏は13日に「セイウンコウセイについて」とタイトルをつけて、自身のブログを更新。「ハナに行って前半33,0の暴走気味の大逃げは見ている馬主をドキドキハラハラさせてくれた」、「結果からすると恥ずかしい表現だが、直線入り口では夢を見せてくれました」などとレースを振り返り、「何もしないで負けるより、行くだけ行って、破れて悔いなしです。」(原文ママ)と愛馬をねぎらった。

 そしてセイウンコウセイの今後について、管理する上原師と「これからゆっくり相談」しながら、種牡馬入りを目標に動いていくという。だが、セントウルS出走前には、セイウンコウセイを「来年には種牡馬」にするプランを明かしていたものの、「サウンドトゥルーが西山茂行に悪い影響を与えました」と、地方に転厩し、10歳ながら、9日に大井で開催された東京記念(S1)を勝った同馬を引き合いに出しつつ、「ダートの地方交流の旅を1年やってみるのもありかな」などと、新たな進路も視野に入ったことを明かしている。

「セイウンコウセイの近走の成績が振るわなかったことに加えて、今回の大敗。西山オーナーもついに決断をするかと思っていたのですが、サウンドトゥルーの勇姿を見て心が揺らいだようですね。また西山オーナーはすでにリーチザクラウン、ネロと種牡馬を抱えているため、セイウンコウセイに付ける繁殖牝馬がいないという事情もあるようです。

セイウンコウセイはキャリアの初期にはダートのスプリントでも走っていました。挑戦を果たせば、サウンドトゥルーやノンコノユメのように交流重賞で活躍することもありえるかもしれません」(競馬誌ライター)

 西山オーナーにとってセイウンコウセイは、セイウンスカイの菊花賞(G1)以来、19年ぶりにG1勝利をもたらしてくれた功労馬。それだけに今後について、おいそれと決断をすることができないのも当然だ。

 セイウンコウセイはどんな未来へ進むことになるのだろうか?

芦名星さん、こぞって起用された理由…今日発売『週プレ』グラビア挑戦で語っていたこと

 突然の訃報に衝撃が広まっている――。

 14日、女優・芦名星さん(36)が亡くなったことがわかった。所属事務所のホリプロによれば、自宅マンションで亡くなっているのを親族によって発見されたという。

 芦名さんは高校2年生のときにモデルとしてデビューし、その後は女優としてNHK大河ドラマ『八重の桜』や『相棒』(テレビ朝日系)、今年1月期放送の『テセウスの船』(TBS系)など数多くのテレビドラマや映画に出演。その活躍の場は国内にとどまらず、2008年公開の日本・カナダ・イタリア合作映画『シルク/SILK』(フランソワ・ジラール監督)にも出演するなど、海外でも高い評価を得ていたことでも知られる。映画業界関係者はいう。

「芦名さんの存在を知ったのは、連ドラ『バラ色の聖戦』(テレビ朝日系/2011年放送)でした。プロのモデルを目指す主婦役の吹石一恵が主演で、芦名は主人公のライバルという役どころでしたが、正統派の美人女優でどこか妖艶なイメージをまとう芦名さんを見て、こんな女優さんもいたんだなあと印象深かったです。主人公を追い落とそうと謀略を尽くす一方、過去のトラウマを抱えて徐々に精神的に壊れていくという難しい役を、しっかりと演じていました。

 その後は徐々に映画やドラマで見かける機会は増え、主演作はなかったと思いますが、いつも助演として重要な役どころを担い、それでいて決して主演の存在感を侵食してしまわないように“抑える部分は抑える”という感じで、起用する側としても安心して起用できる女優さんだったと思います。仕事が途切れることなく、引っ張りだこだったのも、うなずけます。最近の作品では、木村拓哉主演の映画『検察側の罪人』(18年)やドラマ『グッドワイフ』(19年)などでの演技が良かったですね」

 また、別の映画業界関係者はいう。

「芦名さんはすでに『シルク』で海外デビューを果たしていますが、彼女が兼ね備える黒髪のアジアンビューティーというスタイルは、欧米でも受け入れられやすい。数年前に黒木華がベルリン映画祭で女優賞を獲得したのも、黒髪でアジア系美人という容姿が海外の人々から好印象を持たれたという要素もあったといわれています。

 芦名さんの所属事務所は大手のホリプロですし、彼女の持って生まれた美しさと演技力があれば、ハリウッドも含めてこれから海外での活躍も十分に期待できたと思います。それだけに残念です」

新たな分野にも挑戦

 女優として高い評価を得る一方、最近ではこれまでとは違ったジャンルの仕事にも意欲的に挑戦している様子がうかがえていた。

 芦名さんは本日(14日)発売の「週刊プレイボーイ」(集英社)のグラビアに登場し、インタビューでは「もともと下着が好きで、(略)女性がいちばん自分の美しい姿を見せられるものだと思っていて。その姿へ向かっていけることに、ワクワクもしていました」「撮影されたいシチュエーションもたくさんあって。例えば、太陽の下でカッコよく下着姿のままたたずんでいるとか」などと語っていた。また、8月25日発売の週刊誌「FLASH」(光文社)にも同様の仕事に挑戦し、「ワクワクしながら撮影に臨めました」と語っていたが、週刊誌記者はいう。

「芦名さんは『週プレ』のインタビューで、ドラムやアクションの仕事など、やりたいことが多すぎると語り、現在は日本酒やネイルなどの勉強もしていると話しており、公私共に幅広い分野に興味を持って意欲的に活動していた様子がうかがえます」

 所属事務所のホリプロは、「本日、午前中に新宿区内の自宅マンションで亡くなっているところを親族が発見しました。死因については現在調査中です」としている。また、昨年には俳優・小泉孝太郎との熱愛も報じられていた。

(文=編集部)

小泉今日子への中傷記事の酷すぎる中身「不倫相手の影響で政治ごっこ」「女性は本来、保守的」

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

『Kyon30~なんてったって30年!』

 KKベストセラーズが運営するニュースサイト「BEST T!MES」が女優の小泉今日子の“政治参加”をめぐる記事を掲載。「小泉今日子は“政治ごっこ」「女性は本来保守的で同調圧力が強い」等と書かれた内容が酷すぎるとしてSNSを中心に話題になっている。記事の著者はライターの宝泉薫氏だ。

 件の記事のタイトルは、<引かれる小泉今日子と守られるユーミン、女性芸能人の政界進出はヌードより恥ずかしい>。週刊誌「アサヒ芸能」9月10日号(徳間書店)が「小泉今日子が共産党から出馬する予定」と報じたことをフックに、小泉今日子の政治姿勢について“憶測”と女性への“偏見”で綴られている。

 まず記事タイトルにあるように、女性芸能人が政界に進出することはヌードよりも恥ずべき行為だと説いており、そこには職業差別と無知な女性は政治に口を出すべきではないという女性蔑視があからさまに表出している。

三浦瑠麗が仕切るドワンゴ運営「N高政治部」のトンデモ教育! 麻生太郎が「若者が政治に無関心なのは悪いことでない」と民主主義否定

 自民党総裁選はあす14日に投開票となるが、昨日12日、「ニコニコ生放送」で自民党総裁選のネット討論会が開かれた。ニコニコの総裁選討論会といえば、安倍首相が出馬した前回や前々回も、「内容がぬるすぎる」「記者クラブよりひどい忖度ぶり」という悪評がたったが、今回も全く同様のぬる...

伊勢谷友介の人生は「終わってない」 大麻所持で逮捕された漢a.k.a.GAMI、田口淳之介は今?

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

漢a.k.a.GAMIと田口淳之介

 俳優の伊勢谷友介が8日、大麻所持で現行犯逮捕された。夏クールの連続ドラマ『未満警察 ミッドライトランナー』(日本テレビ系)にも出演し、5日に最終回が放送されたばかりというタイミング。

 伊勢谷は10月に『とんかつDJアゲ太郎』、11月に『十二単衣を着た悪魔』、来年のGWに『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』など、複数の出演映画の公開を控えており、ネットでは「伊勢谷さんが出てる映画はどうなるの?」「お蔵入りってことはないよね」と心配の声も多い。

 伊勢谷は実業家でもあり、通信制サポート校のLoohcs高等学院の学長も務めていたが、今回の逮捕を受けて運営会社が今後について「特別授業などを除いて通常時に学長である伊勢谷が関与しておらず、現在の運営においても伊勢谷の逮捕による実務的な影響はございません。学生への心理的影響を少しでも和らげられるように、教員一同で取り組んでまいります」と説明している。

パチンコ・パチスロを歌ったバンド曲特集! 聴いて「ブチ上がれ」!!

 憂歌団というバンドに、「パチンコ」というストレートなタイトルの名曲がある。

 1976年9月、3枚目のシングルとして発売された同曲は、スウィングビートから突如として「パチンコ、パチンコ」と、ボーカル・木村充揮のシャウトが始まる。ひたすら「仕事が終わってパチンコに行く」といった内容を歌っているだけだが、それでいてしっかりとブルース。同バンドを世に知らしめた楽曲としても有名である。

 昔も今も、なぜかミュージシャンにはパチンコ・パチスロ好きが少なくない。当記事では、このようにパチンコ・パチスロについて歌った楽曲たちを、バンド形態のミュージシャンに絞って掘り下げていこうと思う。

 まず、パチンコ関連楽曲の宝庫ともいえるのが、ハードロックバンド「人間椅子」である。人間椅子は深夜番組「三宅裕司のいかすバンド天国」に出演したことで認知され、1990年にメジャー・デビュー。ドラマーをチェンジしながら活動を続け、2019年には30周年を迎えた。

 そんな人間椅子のベース&ボーカル・鈴木研一はパチンコ好きでも知られ、「ダイナマイト」「エキサイト」といった同名パチンコ機種への愛を歌った楽曲が存在。羽根モノの出玉感を人生に置き換えた「羽根物人生」、確変への祈りを込めた「銀河鉄道777」などは、じわじわと心に来るものがある。

 人間椅子は海外でも評価が高く、2020年2月には初の海外ワンマンツアーを成功させた。同ツアーでこれらの楽曲は演奏しなかったようだが、いつの日か異国の地で「連チャン!連チャン!」などの合唱が響くかもしれないと考えると、なかなか胸アツである。

 早稲田大学の音楽サークル内で結成したバンド「トリプルファイヤー」は、1stアルバムに「パチンコがやめられない」を収録。深夜番組「タモリ倶楽部」に出演するなど、幅広い分野で活躍するボーカル・吉田靖直は学生時代、パチンコにハマって家賃を滞納したことがあるそうで、負けた腹いせに同曲を制作したそうだ。

 日本音楽シーンにおけるミクスチャーバンドの先駆けとして数多くのバンドに多大な影響を与えた「山嵐」は、2ndアルバムに「リール制御」を収録。メンバーにはパチスロ好きが多いようで、ボーカル・KOJIMAは白夜書房発行「パチスロ必勝ガイドNEO(休刊)」でコラム「山嵐の前の静けさ」を連載していたこともある。

 ちなみに、ドラム・YOSHIAKI ISHIIの別プロジェクト「a!a!a!」には、パチスロライター・山本コーラがキーボードとして参加している。

 近年、パチンコ・パチスロライターがバンドを結成するケースも多々見られるが、その草分け的存在は当サイトでもお馴染みのアニマルかつみとガル憎の「THE MAD PACHI-SLOT BROTHER’S」であろう。その「マッパチ」は2000年11月にマキシシングルをリリース。

 当然、全ての楽曲がパチスロ関連の内容であり、そのCD制作を担当したのは、やはり当サイトでコラムを執筆中で当時、レコード会社に勤務していた濱マモルである。

JRA来年「引退」松田国英調教師「2頭出しで、最後にひと花」G1馬タイムフライヤー“級”の大物が5馬身差で連勝! 最後のフェブラリーS(G1)へ出世街道驀進!

 13日、中京競馬場で行われた8R3歳上1勝クラス(ダート1800m)は川田将雅騎手の1番人気ハギノリュクス(牝3、栗東・松田国英厩舎)が勝利した。2着は6番人気キースローガン、3着には3番人気マテラサンオウが入った。

 持ったままで2着馬を5馬身突き放したハギノリュクスの走りには衝撃が走った。他馬とはあまりにも力が違い過ぎたというしかない。単勝オッズ1.3倍の断然人気ですら高いと感じるほど、圧巻の内容だった。

 レースはあわや躓くかというスタートだったハギノリュクス。だが、ピンチらしいピンチもこれくらいしかなかった。川田騎手がすぐに体勢を立て直してリカバーすると、そのまま先手を奪ってマイペース。

 直線に入っても脚色は余裕十分。鞍上の川田騎手が後ろを振り返ることもなく、ムチを入れられて激しく追われる後続馬を置き去りにしてしまった。まさに調教代わりといえるような楽勝だった。

 それもそのはずだ。

「ハギノリュクスとタイムフライヤーの2頭出しで、最後にひと花咲かせたいと考えていますよ」

 これは先月、競馬ライターの平松さとし氏が、来年2月に定年を迎える松田国調教師を取材した際に、最後のG1となるフェブラリーSへの意気込みを語ったものだ。当時、ハギノリュクスはまだ未勝利戦をやっと勝ったばかり。それにも関わらず、G1馬タイムフライヤーと並んでその名前が出ていることからも、厩舎のハギノリュクスに対する期待の大きさがうかがい知れるだろう。

 ハギノリュクスは前走、7月に行われた函館の未勝利戦を初ダートながら1分43秒6という好時計で勝利していた。このタイムは同じく函館ダート1700m条件だったマリーンS(OP)を勝ったタイムフライヤーと同タイムだったのである。

 過去30年の良馬場で行われた函館ダート1700mで8番目に速い記録だったのだ。この時点でハギノリュクスの能力はオープンクラスと遜色がなかったといえるだろう。

「前走で462キロまで増えていた馬体がこの日マイナス20キロだったのは気になりますが、今回の大楽勝ならダメージは残らないでしょう。おそらく次はプラス体重で出走できるのではないでしょうか。

馬体重の心配よりも楽しみの方が大きなレース内容を評価したいですね。引退間近の松田国厩舎にとってもタイムフライヤーに続く看板馬となりそうです」(競馬記者)

 一時代を気付いた名伯楽も、来年の2月で引退が決まっている。調教師として挑戦できるG1レースはそう多くない。

 今回、馬なりで圧勝した中京のダート1800mは、チャンピオンズC(G1)と同じ舞台であるだけに、G1挑戦をより意識したのかもしれない。

名伯楽の引退まであと半年。果たしてハギノリュクスは、厩舎の先輩タイムフライヤーと共に檜舞台に立てるだろうか。今後のダート重賞戦線に向け、楽しみな馬が登場したといえそうだ。