JRA C.ルメール「強奪」で横山武史が大ピンチ!? 藤田菜七子「無念の降板」へ……皐月賞(G1)1番人気ダノンザキッド「何故」大敗した?【週末GJ人気記事総まとめ】

 様々なGORAKUを心から愛する「GJ」。今週人気だった競馬記事を、下手の横好きライター「A」と、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに振り返ってみた!!

JRA皐月賞(G1)1番人気ダノンザキッドは「何故」大敗したのか。安藤勝己氏が語った「敗因」と止められなかった負の連鎖

ライター「A」:先週の皐月賞で1番人気だったダノンザキッドですが、残念ながら15着に大敗してしまいました。

デスク「Y」:レース前から結構、イレ込んでる感じだったね。川田騎手が上手になだめてたけど、暑いせいもあって発汗も他の馬より目立ったし……。

ライター「A」:馬体重もホープフルS(G1)の時から12kgも減っていました。

デスク「Y」:普通、あんな負け方する馬じゃないからね。やっぱりサートゥルナーリアとかコントレイルの例に倣って、今はもう弥生賞(G2)とかトライアルを使わない方が良いのかな?

ライター「A」:その弥生賞を勝ったタイトルホルダーが2着でしたからね。一概には言えませんが、前走・共同通信杯(G3)組のエフフォーリアとステラヴェローチェが1、3着。2カ月以上の間隔を空けた方が、どちらかといえばいい結果が出ているのは確かみたいです。

デスク「Y」:元騎手の藤田(伸二)さんは、ダノンザキッドの仕掛けどころが早すぎたって指摘しているね。

ライター「A」:難しいところですね。一般論としては藤田さんが言う通り、かなり積極的な仕掛けのタイミングだったと思いますが、その一方で元騎手の安藤(勝己)さんが指摘している通り、仕掛け遅れての3着だった前走の弥生賞を教訓にした川田騎手の気持ちもわかります。ただ、それ以前にもう手応えがなかったような……。

デスク「Y」:その辺りの詳細については、川田騎手の『VOICE』に期待したいね。

ライター「A」:『netkeiba.com』の新連載コラムですよね。でも、あれは隔週更新らしいですよ。今週は高松宮記念の回顧をされていたので、もう少し先の話になりそうです。

デスク「Y」:マジか。日本ダービーには間に合ってほしいな。これで人気薄になるようなら、オジサンはもう1回ダノンザキッド本命で行くぞ!

ライター「A」:皐月賞の「◎」ダノンザキッドだったんですね。そのせいで来なかったんじゃ……。

デスク「Y」:もう馬券が換金されるモノだってことも忘れたよ……。


JRA 日本ダービー(G1)C.ルメール「強奪」成功で横山武史が大ピンチ!? 陣営が下した仰天プランに話題騒然、令和版ダイワスカーレットVSウオッカ再現の期待

ライター「A」:ルメール騎手の動向が注目されていましたが、どうやらオークス(G1)ではアカイトリノムスメ、日本ダービー(G1)ではサトノレイナスに騎乗するようです。

デスク「Y」:横山武史騎手からエフフォーリアは譲ってもらえなかったけど、アカイトリノムスメは譲ってもらえたんだね。

ライター「A」:鞍上を決めるのは基本陣営ですから、横山武騎手が譲ったわけではないですけどね。アカイトリノムスメは東京のクイーンC(G3)を勝っていますし、オークスはさらに期待できそうです。

デスク「Y」:サトノレイナスも楽しみだよね。今は牝馬が平気で牡馬に勝っちゃう時代だし、やっぱりウオッカの例もあるし。

ライター「A」:現在の牡馬クラシック戦線はエフフォーリアの1強といった感じですし、サトノレイナスも逆転を期待するファンからの人気を集めるでしょうね。

デスク「Y」:里見(治)オーナーもダービー勝ちたいだろう。でも、実際のところどうなの?

ライター「A」:陣営はもともと「マイルが短い」と言っていますし、2400mは問題なさそうです。鍵はスタートでしょうね。桜花賞(G1)も出遅れてましたし、後方一気でダービーを勝つのは相当難しいですよ。

デスク「Y」:いずれにせよ、ダービーは1枠を買っておけばいいんでしょ? オジサンからすれば、あんな簡単で嬉しいレースはないよ。ロジユニヴァースは最高の思い出です!

ライター「A」:あの時は仕事中に一人だけ大はしゃぎして、ヒンシュク買ってましたね……。

JRA 藤田菜七子「無念の降板」へ。フローラS(G2)デビュー戦からコンビを組んできた「あの素質馬」がついに乗り替りに

ライター「A」:今週末のフローラS(G2)に出走するレッジャードロが、藤田菜七子騎手から柴田善臣騎手へ乗り替わりになりました。

デスク「Y」:ああ、降ろされちゃったかあ~。新馬戦の勝ちっぷりを見た時は「ついに菜七子が怪物ゲットした!」と思ったんだけどなあ。

ライター「A」:結果的には、前走の1勝クラスで負けてしまったことが痛かったですね。陣営としても、ここはクラシック出走を懸けた背水の陣といったところでしょう。

デスク「Y」:善臣先生は「左回り2000m以下」だと素晴らしく頼りになるんだよ。知ってた?

ライター「A」:確かに、ここまで重賞を94勝している柴田善騎手ですが、「左回り2000m以下」で結構勝ってますね……いえ、全然知りませんでした。

デスク「Y」:オレを見習って、もっと勉強しないとダメよ。当たり馬券のヒントは、どこに落ちてるかわからないんだからね!

ライター「A」:でも、「左回り2000m以下」だとフローラSは良くても、2400mのオークスだとダメですね。

デスク「Y」:本番は外国人ジョッキーに乗り替わり~♪

ライター「A」:先生が、かわいそ過ぎるでしょ! 第一、このコロナ禍で……ええいっ、どこからツッコんでいいかわからん!

 さて、今週も毎度バカバカしいお話にお付き合いいただきありがとうございました。『GJ』では今週末に開催される重賞関連の記事も多数掲載しております。お手すきの際にご笑覧いただけたら幸いです。
(構成=編集部)

パチンコ新台『牙狼』に続き「超激アマ」の衝撃作!「100%ST」×「破格の大当り確率」が話題!!

 パチンコ大手メーカーであるサンセイR&Dが『P牙狼 月虹ノ旅人』のリリースを発表。高継続・高火力マシンでひしめき合うパチンコ分野に、全てを超越せし爆裂マシンが名乗りを上げた。

「誰よりも強く」「誰よりも速く」という『CRぱちんこ真・北斗無双』や、『P大工の源さん 超韋駄天』への挑戦状とも受け取れる強烈なキャッチコピー。現役最強の称号を手にし、原点にして頂点となる初代『牙狼』と肩を並べる爆裂マシンへと登り詰めるのか。期待が高まるばかりである。

 新台『P牙狼 月虹ノ旅人』の発表で、注目を一身に集めているサンセイR&D。そんな同社の激アツ新台は『牙狼』だけではない。甘デジを超越する「激デジ」なる新スペックを発表。その全貌が遂に明らかにされ、大きな話題を呼んでいる。

『PA激デジジューシーハニー3』(サンセイR&D)

■大当り確率:1/77.74→1/51.84
■ST突入率:100%
■継続率:約72%
■ST回数:32回
■時短回数:0回or50回
■遊タイム:295回※低確率200回消化(時短含む)
■賞球数/カウント:1&2&3&10/10カウント
■ラウンド数;3Ror4Ror10R
○○○

『Pジューシーハニー3』が甘デジよりも遊びやすい「激デジ」として登場。大当り確率1/77.74と軽いうえ、大当り後は必ずSTへ突入する安定感のあるスペックに仕上がっている。

 初当り時の99%が「3R+ST32回」となり、ラウンド消化に「ST32回」の「ジューシーハーレムTIME」へと移行(1%はRUSH直行)。この間に1/51.84となる大当りを射止める事ができれば、RUSH「ジューシーハニーTIME」へ突入だ。

 RUSH中は「ST32回+時短50回」が付与され、連チャン率は約72%となっている。最大ラウンド比率も現実的なため、偏り次第ではまとまった出玉獲得にも期待できる仕様だ。

 また、本機には遊タイムが搭載されており、時短を含む低確率200回消化で「時短295回」が付与される。大当り確率を考慮すれば、救済としての役割は十分に果たせるだろう。電サポ中の大当りとなるので、おのずと時短50回が与えられる点も好材料だ。

「かつて甘デジ分野で一世を風靡した『CR北斗の拳STV』に似たスペックですね。あの台も大当り確率が1/80程度で100%ST+時短を採用しており、『激甘スペック』として人気でした。

大当りが軽い上にボリューム感や連チャン性能に優れている点は共通ですが、本機にはそれに加えて遊タイムまで付いています。安定性を求めるユーザーの心に刺さるマシンではないでしょうか。甘デジとして既に高い実績を誇る本シリーズ。この最新作が更なる成功を収める可能性は、十分にあるでしょう。導入後の動向に注目です」(パチンコ記者)

『PA激デジジューシーハニー3』の導入予定日は5月24日。美女たちの甘い誘惑(スペック)が、納得の出玉を提供してくれそうだ。

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JRA セイウンスカイ、ニシノフラワーの西山茂行オーナー「ウマ娘」反響にびっくり!? 前年比120%超え続出、“ブーム”は馬券売上にも影響明らか

 今月、500万ダウンロードを突破するなど、異例の大ヒットとなっているゲームアプリ『ウマ娘 プリティーダービー』(Cygames)。イベント関連の話題がTwitterでも度々トレンド入りしているように、今最も注目されているアプリゲームの1つです。

 一方、実在の競走馬が擬人化し、アイドルとして登場するコンセプトに抵抗のある方もいるそうで、発表当初はネット上でも賛否両論がありました。大手馬主さんの中でも「大人の事情」で登場が先送りになっている名馬も少なくないとか……。

 “事情”はもちろん理解できますが、ウマ娘ファンにとっては、1人でも多くの名馬が登場してほしいところ……そんな中、また1人「ウマ娘」に賛同の声を挙げてくださる方がいらっしゃいました。

 GJでもインタビュー等でお世話になっている「ニシノ」「セイウン」の西山茂行オーナーです。「ウマ娘」では、ニシノフラワーやセイウンスカイが登場しています。

「西山オーナーは一言でいえば『大物馬主』という表現がピッタリの方。とても大らかな方で、ウマ娘についても『セイウンスカイやニシノフラワーを好きになってくれる人が増えてくれれば嬉しい』といったスタンスのようです。

ただ、ブログの方では『ダビスタの新しいバージョンみたいなゲーム』と綴られていますし、ウマ娘については、そこまで詳しくはないのかも。それでOKしてしまうところが、まさに大物という感じですね(笑)」(競馬記者)

 しかし、そんな西山オーナーも「ウマ娘パワー」には驚きを隠せないようです。

 22日には『異常なアクセス数になっている』というタイトルでブログを更新。Twitterでウマ娘について呟いたところバズって驚いたとか。自身のブログもセイウンスカイが亡くなった時や、2019年の菊花賞(G1)で2番人気だったニシノデイジーの鞍上にC.ルメール騎手を起用した時のアクセス数に匹敵しているとのことでした。

「先日の桜花賞(G1)の際には、メイケイエールのオーナー・名古屋競馬の中西肇社長が『ぜひ、加えてもらえたら』と話していたように、ウマ娘の今の勢いは競馬界にとっても無視できないものになっている印象です。

G1レースの馬券売り上げも、2月のフェブラリーSが前年比96.4%だったにもかかわらず、ウマ娘ブームに火が付いたこの春は大阪杯が135.5%、桜花賞が130.2%、皐月賞も124.7%と“ウマ娘効果”は明らか。これには主催のJRAも左団扇でしょうね」(同)

「彼らの功績が20年も、25年も経過した今でも生きていることが嬉しいのだ。逆に今だに、この2頭が話題になるのがわしには不思議でならない」(原文ママ)

 今なお、形を変えて愛されるセイウンスカイやニシノフラワーについて、率直な感想を綴っている西山オーナー。有名な大物馬主の好意を得て、ウマ娘ブームはますます加速しそうですね。

(文=藤田ハチ子)

<著者プロフィール>
 藤田菜七子騎手のデビューと同時期に編集部デビュー。2日遅れだったことで「ハチ子」と命名される。以来、渋谷の忠犬ハチ公像にどこか親近感を覚える。法則、オカルト好きでTOCANA愛読者。毎年、日本ダービーで1枠からの流し馬券を買うのが恒例行事。

SOMPOひまわり生命が発売した日本初の「タバコを吸わない人限定がん保険」は何がスゴい?

 生命保険商品の提供を通じて「お客さまを健康にする」取り組みにチャレンジし続けている注目企業が、SOMPOひまわり生命保険だ。

 同社は保険(インシュアランス)と健康応援(ヘルスケア)を組み合わせた「インシュアヘルス」という「新たな価値」(同社)を提供することを社是に掲げ、既存の生保商品の概念を覆す保険を次々と投じて、生保業界に旋風を巻き起こしている。今、最も勢いがある生命保険会社の1社と言っても過言ではないだろう。

 そのSOMPOひまわり生命がインシュアヘルス商品の第8弾として販売開始したのが、非喫煙者向けのがん保険「吸わんトク がん保険」である。

 がんになった場合に入院・通院・投薬などの治療費を保障する保険商品は数あれど、「タバコを吸わない人」に限定した保険はこれまで存在しなかった。

 同社には、喫煙者と非喫煙者がどのぐらいがんになりやすいかなど、これまでの保険契約の蓄積がデータとしてあり、それに基づいて商品開発や保険料設定をしたという。「同程度の保障内容の他社のがん保険と比べて、価格優位性は非常に高い」(同社)という。

商品の特徴はどこにあるのか

 国立がん研究センターによると、タバコを吸うことで肺がんのリスクは男性で4.5倍、女性で4.2倍に増加する。がん全体でも男性で1.6倍、女性で1.5倍もリスクが高まるという。しかしながら、これまで発売されているがん保険では、喫煙者も非喫煙者も保険料は同一だった。

 ここに風穴を開けたのが同社商品であり、商品名の「吸わんトク がん保険」には「タバコを吸わない人のがん保険は、もっとおトクであるべきだ!」という思いが込められているという。

 同商品はインターネット専用商品であり、特徴は以下の5点に集約される。

1.たばこを吸わない人(たばこを過去1年以上吸っていない人)専用のがん保険で保険料が安い。

2.手続きはネット完結で、クレジットカード決済。

3.がん治療が続く限り、一定金額を毎月保障(基本は120カ月限度)

4.がん治療が続く限り、まとまった金額を1年に1回、回数無制限で保障。

5.加入後にがんリスク検査(有料)を利用でき、がんの早期発見・早期治療を支援。

 このほか、上皮内がんでも全額保障されるほか、「自由診療がん剤・ホルモン剤治療給付金」があり、所定のがんで抗がん剤やホルモン療法を受けた場合に通算12カ月を限度に毎月給付金が受け取れる。また、がんで所定の乳房再建術を受けた場合、がん治療給付金と同額が給付される。

 ただし、先進医療特約は付帯できないというデメリットはある。

これまでのインシュアヘルス商品

 SOMPOひまわり生命は2018年4月にインシュアヘルス型商品の第1弾、収入保障保険「じぶんと家族のお守り」を発売して以来、3年間で8つの新商品を市場に投入してきた。

「じぶんと家族のお守り」は、保険加入後に健康になった場合に以後の保険料を値下げするだけでなく、契約日に遡って保険料差額相当額を返金するという日本初の仕組みを取り入れており、ヒット商品となっている。

 その後、業界初となる軽度認知障害(MCI)を保障する認知症保険「笑顔をまもる認知症保険」を投入するとともに、認知機能の低下予防を支援するサービスの提供も開始している。

 また、第5弾商品として2019年12月に発売した「医療保険BLUE」は、糖尿病の重症化を予防する機能を搭載した専用商品で、糖尿病の人が加入後に健康状態が改善するなどした場合に、5年後に健康な人と同じ医療保険に移行できるという斬新な商品だ。

 同社が発売した商品群に共通するのは、単に保障の提供だけでなく、商品そのものに「より健康になる」「病気の状態が良くなる」「運動など健康増進を促す」ための仕組みを設けているのに加えて、各種無料・有料の付帯サービスの提供を通じて、まさに「健康になることを応援している」ことにある。

 現在、生命保険会社は国内で42社存在するが、これだけ徹底して「健康応援」にフォーカスした商品を出し続けているのは同社だけであり、その徹底ぶりには“凄み”さえ感じる。

実際にどのぐらいの効果が出ているのか

 ただ、課題は、これらの商品が本当に契約者の健康増進や病気の状態の改善に役立っているかということだ。商品開発のコンセプトはとても良い。そして、実際に保険商品の売れ行きは良い。しかし、商品性や話題だけが先行して、実際に成果を上げているかについては、検証する必要があるだろう。

 同社は第1弾の「じぶんと健康のお守り」については、加入後に健康になった人は一定数おり、実際に保険料の割引や返金につながった人がいると明かしているが、それ以外の商品についてはどうなのか。

 多くの商品が、発売から1~3年が経過している。加入者の健康状態の改善や保険金・給付金の支払い実態などについて、積極的に情報開示してもいいのではないだろうか。

(文=鈴木純男/金融ジャーナリスト)

眞子さま、小室さん借金問題「介入」と「新興宗教入信」問題…揺らぐ天皇家と国民の関係

 常人には理解に苦しむトリッキーな主張と、「会話をとっさにICレコーダーで隠し録り」という裏社会の住人が使うような手口に多くの国民がドン引きした「小室文書」。だが、皇室を長く取材してきたジャーナリストやメディアの間では、新事実が何もない「言い訳文書」などより、ある前代未聞の事態のほうが注目を集めている。小室圭さん・佳代さん親子と元婚約者の金銭トラブルに、眞子さまが自らの意志で「介入」していたのだ。

「小室文書」が発表された翌日、秋篠宮家の最側近・皇嗣職大夫は会見を催して、この文書については眞子さまと小室家側が相談した上で出されたものだと明かし、小室圭さんが主張している「名誉を守るために金を返さない」という方針も、「眞子さまのご意向が大きかった」と述べている。これを耳にした元婚約者が、どれほどの恐怖とプレッシャーを受けたのかは容易に想像できよう。

 戦後の象徴天皇制になってから、天皇をはじめ皇室の方々は、国民間の政治闘争や紛争に関与することを避け、中立の立場を守ってきた。国民のシンボルなのでもう絶対権力者ではないと頭ではわかっていても、日本人ならば天皇や皇室の「ご意向」に逆らうなど畏れ多くてなかなかできない。つまり、天皇・皇室が関わってしまうと、民間トラブルをフェアに解決することが難しくなってしまうのだ。

 そんな天皇・皇室の不文律が、今回あっさりと破られてしまっていたのだ。皇室という立場の方が一民間人をここまで精神的、経済的に追いつめるという「異常事態」が起きた今、我々国民はかねてから一部で指摘されていたあの不安にも向き合わなければいけない。

 それは、眞子さまの「新興宗教への入信」である。

大山ねずの命神示教会

「週刊新潮」(新潮社/2019年9月19日号)記事『小室圭さん母が信仰の新興宗教信者「“脱会したら罰が当たるぞ”と脅されてきた人生」』など、かねてから一部で報じられているように、今回の金銭トラブルの「主役」である小室圭さんの母・佳代さんは、「大山ねずの命神示教会」の信者だといわれている。圭さんが信者かどうかは定かではないが、一般論として創価学会などの新興宗教も、親の影響で入信される方は多い。

 事実、「大山ねずの命神示教会」のホームページ内の「部門・職員紹介」で信者の皆さんのお話を見てみると、「祖父母、両親のおかげで、生まれた時から神を感じて育つ」など、親の影響で入信されたということを語っている方も少なくないのだ。

 では、そんな「大山ねずの命神示教会」とは一体どんな宗教なのか。

 戦後間もない1948年、神奈川県横浜市内で銭湯を営んでいた男性の元にある夜、ピンクの服をまとった女性が現れ、「大衆を救え」とお告げをした。この女性こそ、信者の皆さんが信仰している絶対神「大山ねずの命」である。

<大山ねずの命は、命の源、心の親ともいえる神です。人の心の動きを導き、寿命までも延ばすことができる、この上もなく力のある神です。神示教会で学ぶのは、神が説かれる教えであり、人がつくったものではありません。また、今なお神からのお言葉が表される、この世に唯一無二の教会なのです>(大山ねずの命神示教会

 もちろん、日本では信仰の自由が認められているので、仮に佳代さんだけではなく、圭さんが信者であったとしても、なんの問題はない。だが、ここに眞子さまが入信されるとなると、話はだいぶ変わってくる。

 もし眞子さまが小室さんとの結婚を機に「皇籍離脱」されれば、かたちの上では民間人となられるが、「天皇家の血を引く」という事実は変わらない。そんな日本の神道においても非常に意味のある方が、「唯一無二」の大山ねずの命の信者になったら、どんなことが起きるのか。

 まず、「広告塔」にされてしまう可能性はある。過去に新興宗教が入信した有名人を使って教えを広め、信者拡大を目指した例を挙げればキリがない。

 また、このような事態に注目が集まれば、天皇や皇室への求心力低下・批判が起きてしまう恐れもある。天皇家の末裔が他の神様を熱心に信仰するようになれば、日本人が古くから信じてきたものへの不信感が芽生え、天皇や皇室への畏敬の念が薄れてしまうかもしれない。また、保守的な人々からは、眞子さまの結婚を後押しした秋篠宮への批判・責任追及などの動きが起きる可能性もある。

結婚と宗教入信

 新興宗教の信者と結婚することが、本人の「入信」問題と完全に無関係というわけにはいかないだろう。たとえば、父は創価学会本部職員で、ご本人も信者だといわれる女優の石原さとみは昨年10月、外資系企業に勤める男性と結婚した。この男性は創価学会の信者ではないといわれているが、「週刊新潮」(2020年12月31日・2021年1月7日号)記事『「石原さとみ」のエリート夫、創価学会に入信か 義父に聞いてみると』によれば、男性は結婚後に「オレ、創価学会に入ったんだよね」と同僚に打ち明けたという。

 もちろん、石原の夫が実際に入信したのかどうかは、わからないが、眞子さまが小室親子に対して心からの信頼を寄せているということは、金銭トラブルへの「異例の介入」からも明らかである以上、眞子さまが「大山ねずの命神示教会」に入信する可能性もゼロではないだろう。

 英国王室がメガン妃の告発によって激震が走ったように、日本の天皇制・皇室も小室親子という「劇薬」によって、これまで経験したことのない大きな変化に直面するかもしれない。

(文=長谷十三)

「週休3日制」の甘い罠…給料減で老後の年金も減額?厳しい“自己負担社会”が加速する

 4月、5月と続き、6月の電気代も値上げの見通しであると、大手電力会社が発表したそうだ。折しも、大都市圏をはじめとする自治体に「まん延防止等重点措置」が出され、続いて緊急事態宣言の発令へと動き出した矢先のニュース。国や自治体は、これまで以上にテレワークやオンライン授業を呼びかけており、電気の使用量は在宅率と比例して増えるだろう。それに値上げとは、家計にとってはダブルで痛い。

 値上げの原因は、火力発電の燃料に使うLNGや石炭などの平均輸入価格が上がったためで、ガス代もそれに追随しそうだ。光熱費を節約する最も有効な手段は、なるべく自宅で過ごさないことだが、それも封じられてしまったとなれば、対策はなるべく早寝・早起きに励んで不要な電気・ガスを使わず、食事時間も家族一緒に済ませることくらいだろう。我が家では洗い物を減らすために朝・昼は食事に紙皿を使用してみたが、これが果たして節約および環境によいかは結論が出ない。

 しかし、問題は光熱費云々ではない。これからの日本は「自己負担社会」に向かうのでは、という危惧だ。

 たとえば、テレワークへの移行を進めた企業が、コロナが落ち着いたのちに元に戻るかといえば難しいだろう。企業によっては、重い固定費となる都心オフィスを縮小したり、東京を離れる動きもある。稼働時間が短くなるとオフィスの光熱費は減るし、交通費も削減できる。実際に定期代の支給はやめ、実費精算の企業が増えているという。テレワークの方が会社負担を削減できるとなれば、コロナ収束後も元に戻す方向には向かわないだろう。

 では、削減できた分と同じ金額を使って従業員にテレワーク手当等を出しているかというと、そうでもない。仕事面で欠かせない通信環境も個人任せで、安く済ませている社員と諸事情でそうもいかない社員とでは、負担額も異なるはずだ。毎月の通信コストだけでも、リモート手当では足が出るという声も聞く。

 現在は外食やレジャー費が抑えられているので、家計収支的にはバランスできているかもしれないが、いざコロナ禍が収束して移動の制限が解かれ、旅行にもレジャーにも行けるようになったとすると、一気に支出が赤字に傾く可能性がある。

 しかし、リモートワークが続けば残業代は期待できないままだ。厚生労働省の毎月勤労統計調査によれば、残業手当等を示す所定外給与は昨年の4月から8カ月連続で前年比2けた以上の減少率となり、最新となる2021年2月の速報でもマイナス9%。それを補えるほどベースの基本給が伸びればいいが、それこそ会社の景気はコロナ様に聞いてくれという業種は多く、先は見えないままだ。

「週休3日制」導入なら給料はどうなる?

 減ったのは残業代だけかと思ったら、もっと雲行きが怪しくなってきた。政府が、希望に応じて週休3日を選べる「選択的週休3日制」導入への議論を始めたというのだ。自民党1億総活躍推進本部がまとめた提言案によると、「育児・介護との両立」や「学びなおし」「地方・ふるさとでの副業や兼業」といった、これまでもよく聞かれたキーワードが並ぶ。

 現状はあくまで「選択的」がついており、働き手が希望すれば週休3日を選べるというニュアンスだが、先のテレワーク同様、「今までとは何も変わりませんのでご安心を」というわけにはいかないのではないか。

 一番気になるのが、給与が変化するかしないか、つまり週休2日制と比べて下がりはしないか、という点だ。引っかかるのは「選択的」の文字。つまり、3日休みますと選んだ人と、2日しか休みませんという人が同じ月給では、後者は納得しないだろう。当然、そこには差がつくことになろう。企業の取り決めにもよるだろうが、休みが多くなれば給与も下がるのが道理だ。

 毎月の給与だけではない。週休3日制のメリットとして育児や介護との両立が挙げられているようだが、現在でも社会保障制度での休暇が認められている。これら育児休業や介護休暇を取ると、要件を満たせば所定の給付金が出る。

 たとえば、介護休業給付の1支給単位期間ごとの給付額は、「休業開始時賃金日額×支給日数×67%」により算出され、介護休業開始前6カ月間の平均月給が30万円程度の場合、支給額は月額20万円程度が目安だという。このように、給付金は月額で受け取っている賃金が計算の基準になっている。つまり、給与が減れば、これらも連動して減る可能性があるということだ。

 休日の増加は人生のクオリティを上げる一要素だ。お金では幸福は買えないかもしれないが、やっぱりあった方が助かる。現状の制度をわかった上で、総合的に判断すべきだろう。

さらに心配な老後の年金への影響

 もし週休3日を選択した結果、以前より減収になったとしても、現役時代は共働きなどでカバーできるかもしれない。それより気になるのは、将来の年金だ。厚生年金保険の保険料は、毎月の給与(標準報酬月額)と賞与(標準賞与額)に保険料率をかけて決まる。標準報酬月額は、基本給のほか、残業手当や通勤手当などを含めた税引き前の給与を1~32の等級に当てはめて決まる。すでに残業や通勤手当が減っているのに加え、もし基本給が下がるとすると、確実に等級にも変化が及ぶだろう。

 現在の月給が34万円の人が、仮に約1割減となって30万円まで下がれば、等級は2つ下がることになる。納める年金保険料も減るが、それに連動して、将来受け取れる年金も減る可能性がある。もし、その後も給与が思うように増えなければ、現状の給与が続くと想定したときより受給できる年金額も少なくなってしまうのだ。

 年金は、なんといっても老後の収入の柱だ。今の働き方だけで選択してしまうと、それが後々尾を引くことにもなりかねない。「週休3日で働けるなら、少しくらい給料が減ってもいいか」と、あまり単純に喜べる話ではないのだ。

 選択的週休3日制度が職場に導入される日が来たら、目先のメリットだけでなく、これら社会保険の制度をよく理解し、会社にも説明を受けた上で選択をしてほしい。公的年金が少々減っても賄えるように、老後資金の確保や副収入を得る準備を今から始めた方がいいだろう。

 とはいえ、週休3日で仕事から離れられることで、メンタルヘルスが健全になるケースもあるかもしれない。強いストレスは心身にも深刻なトラブルを引き起こす。定年後も働き続けなくてはいけないならば、健康は最大の武器だ。

 コロナの影響は簡単に収まりそうにない。最初に書いたように、目前では光熱費・通信費等の、本来なら職場が負担していたコストが自己負担としてのしかかる。そして、労働時間が減って給料も下がれば、社会保障の給付額や将来の年金が減少しかねない。その穴埋めも自分で賄うほかないのだ。

 淡々と仕事を続けていけば、コストはすべて会社持ちで変わらずに給料がいただける時代はコロナで一変してしまった。家計全体をコストダウンして、減収に耐える生活サイズに収めるか。それとも、副業できるスキルを磨いて、老後資金も見据えて稼ぐのか。

 どんな選択をするかを一人ひとりに迫るのが「自己負担社会」の姿でもある。なかなか厳しい時代だが、サバイバルする術はきっとあると信じたい。

(文=松崎のり子/消費経済ジャーナリスト)

●松崎のり子(まつざき・のりこ)
消費経済ジャーナリスト。生活情報誌等の雑誌編集者として20年以上、マネー記事を担当。「貯め上手な人」「貯められない人」の家計とライフスタイルを取材・分析した経験から、貯蓄成功のポイントは貯め方よりお金の使い方にあるとの視点で、貯蓄・節約アドバイスを行う。また、節約愛好家「激★やす子」のペンネームでも活躍中。著書に『お金の常識が変わる 貯まる技術』(総合法令出版)。Facebookページ「消費経済リサーチルーム

JRA 武豊「想像以上の回復」にワールドプレミア返して!? 天皇賞・春(G1)には「菊花賞4着馬」と新コンビ結成の可能性も

 22日、天皇賞・春(G1)の有力候補ワールドプレミア(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)が1週前追い切りを行い、栗東のCウッドコースで軽快な動きを披露した。

 5月9日の新潟大賞典(G3)に出走予定のポタジェとの併せ馬で7ハロン95.5秒、ラスト12.3秒と長めに追い切られて併入したワールドプレミア。新コンビを組む福永祐一騎手も「理解を深められたので、乗ってよかった」と手応えを感じている。

 昨年、コントレイルと共にキャリア初の三冠を成し遂げた福永騎手だが、意外にも天皇賞・春は17回挑戦して勝ったことがない。2019年の菊花賞馬と挑む今回は、大きなチャンスになりそうだ。

 一方、天皇賞・春8勝を誇る武豊騎手は、いまだ騎乗馬が決まっていない。

 3月20日に騎乗馬がゲートの中で暴れた際に負傷し、休養していた武豊騎手。天皇賞・春週の復帰へ向け、今週から調教にも乗り始めているが、順調な回復を見せている一方、ワールドプレミア陣営からは福永騎手との新コンビが発表された。

「ワールドプレミアはデビューからずっと武豊騎手が乗り続けてきた馬だけに、前走の日経賞(G2)に続く乗り替わりは残念ですが、ケガの治り具合が不透明だっただけに仕方ない部分もありますね。

ただ、本人は追い切りに乗った後も『特に問題はない』と話していましたし、28日に予定されている東京五輪の聖火ランナーも務めるそうです。順調に回復しているのは間違いないでしょう」(競馬記者)

 22日に更新された自身の公式ホームページでも「自分で考えていた以上に治りが早かったのは医学の進歩。感謝しなければいけませんね」と綴っている武豊騎手。

「今週は元々予定していなかったので騎乗依頼自体がありませんが、5月の第1週から実戦にも乗ります」と、まるで今週末に騎乗依頼があれば乗っていたかもしれないと言わんばかりの口ぶりは頼もしい限りだ。

「(武豊騎手の)ホームページにも『自分で考えていた以上』と書かれていますが、数多くの負傷を乗り越えてきた武豊騎手でも、想像以上の回復ぶりに驚いているようですね。これだけ順調だと、来週からの復帰は確実でしょうし『(天皇賞・春の)ワールドプレミアを返して』というのが本音ではないでしょうか。

さすがに天皇賞・春でワールドプレミアに騎乗することは難しいですが、他の馬に乗ってでも参戦したいという思いはあるでしょうね」(同)

 記者の話によると、今年の天皇賞・春には現在17頭が特別登録を行っているが、ディバインフォース(牡5歳、栗東・寺島良厩舎)はまだ騎手が決まっていないようだ。

 前走サンシャインS(3勝クラス)で3着と明らかに格下の存在だが、幸いフルゲート18頭に17頭の登録なので、出走すること自体は問題がなさそうだ。まだ、3勝クラスの身ながらワールドプレミアが優勝した2019年の菊花賞では0.3秒差の4着に好走した実績がある。

「大事なレースが続いているので、サッと軌道に乗せていくつもりです」

 待望の復帰へ向け、そう意気込みを綴った武豊騎手。もしディバインフォースとのコンビで天皇賞・春に挑戦することが決まれば、武豊騎手にとっても初めてワールドプレミアを敵に回すこととなる。

 相手は強いが、昔から「長距離は騎手の腕」という格言もある。淀の盾を8度も手にした稀代の天才が、菊花賞でつけられたコンマ3秒馬を腕で埋めるか。

(文=大村克之)

<著者プロフィール>
 稀代の逃亡者サイレンススズカに感銘を受け、競馬の世界にのめり込む。武豊騎手の逃げ馬がいれば、人気度外視で馬券購入。好きな馬は当然キタサンブラック、エイシンヒカリ、渋いところでトウケイヘイロー。週末36レース参加の皆勤賞を続けてきたが、最近は「ウマ娘」に入れ込んで失速気味の編集部所属ライター。

習い事教室の倒産が過去最多を更新か…「スポーツ」「音楽」が急増で「外国語会話」は激減

 東京商工リサーチの調査によると、2020年度の「習い事教室(教養・技能教授業)」の倒産(負債額1000万円以上)が、2月までの11カ月で合計41件に達したという。これは前年同期と同数で、01年度以降の20年間で年度最多を記録した19年度(43件)に迫る勢いだ。特に昨夏から増勢が顕著になっており、20年度は過去最多を更新する可能性が高まっている。「習い事教室」の現状について、東京商工リサーチ情報本部情報部の小川愛佳氏に聞いた。

少子化による競争激化にコロナ禍が直撃

――調査の概況から教えてください。

小川愛佳氏(以下、小川) 20年度(4~2月)の11カ月での倒産は41件です。そのうち新型コロナ関連倒産は13件となっており、全体の約3割を占めています。また、倒産した41件のうち35件は資本金1000万円未満の小零細規模でした。月平均の発生件数は3.7件で、3月も同様のペースで推移すると、19年度の43件を上回り、過去最多を更新することになります。

 さらに、休廃業・解散も増加しており、20年(1~12月)は96件と年間で過去最多を記録しました。「習い事教室」は講師などの自宅を教室として利用しているケースが多く、設備投資や借り入れなどの必要性が薄いため、債務を残さずに休廃業・解散で事業を畳むという選択が増えたのではないでしょうか。

――なぜ「習い事教室」の倒産が増えているのでしょうか。

小川 「習い事教室」は大手企業の直営やフランチャイズチェーンから、講師の自宅や賃貸の部屋を教室として利用する小規模な個人経営まで、事業形態が幅広いのが特徴です。ただし、いずれも教室に生徒が集まるという特性上、3密回避やソーシャルディスタンスの確保との両立が難しいという問題があります。

 大手の音楽教室や英会話教室などはオンライン授業に切り替えていますが、小・零細事業者や機材・器具が必要なスポーツ教室などはオンライン化が難しいのが実情です。

 もともと、「習い事教室」は少子化で競争が激化する中で倒産や休廃業・解散が増加傾向にありました。子どもの数が減少すると、生徒の奪い合いが起こります。同業者間の競争が激しくなればサービスの拡充や価格競争が激化し、事業環境が悪化します。そこに、新型コロナの感染拡大や緊急事態宣言などで休講や受講人数の制限などを迫られることになり、さらに厳しい局面に立たされています。また、生徒の側からも感染を避けるために休講や退会をする動きがあり、それらの影響が倒産や休廃業・解散の増加として表れているものと思われます。

――倒産の原因として最も多いのは何でしょうか?

小川 「原因別」では「販売不振」が37件(前年同期比15.6%増)と最多で、全体の9割を占めています。休講や退会による生徒数の減少は収入減に直結します。コロナ禍が長期化して売り上げが回復しない状況が続けば、今後も経営体力のない個人事業主や小・零細規模を中心に、倒産や休廃業・解散を選択するケースが出てくることが危惧されます。

――「習い事教室」といってもいろいろありますが、業種によって状況に違いはあるのでしょうか。

小川 「業種別」の倒産件数は、スポーツ教室やパーソナルジムなどの「スポーツ・健康教授業」が最も多く、14件です(前年同期比133.3%増)。次いで、「音楽教授業」が7件(同75.0%増)。また、「書道教授業」も前年同期の0件から2件に増えました。「スポーツ・健康教授業」は18年度の9件、「音楽教授業」は06年度の6件を超えて、すでに年度の過去最多を更新しています。

「スポーツ・健康教授業」はチームプレイの競技などをオンラインや個別で行うのが難しいケースも多く、休講を余儀なくされたことで、売り上げの減少が避けられなかったのではないでしょうか。

「音楽教授業」はオンラインで実施することも可能ですが、小・零細規模では対応が難しく、飛沫の問題で合唱や歌唱の授業も再開ができないなど、厳しい局面に立たされました。やはり、休講や生徒の退会などで資金繰りに行き詰まるケースが増えたと思われます。

 一方、「外国語会話教授業」は前年同期の11件から3件(同72.7%減)と大きく数を減らしています。オンラインへの転換が進みやすい業態であり、テレワークの浸透などで時間ができた会社員の需要を取り込めたケースもあったと考えられます。

 そもそも、教室側がオンライン授業を行っても、生徒側に受講するモチベーションがなければ休講や退会につながります。コロナ禍が長期化すればするほど、オンラインならではのメリットや対面より優れている点などをアピールしていかなければ、「習い事教室」の経営は厳しくなるでしょう。

(構成=長井雄一朗/ライター)

パチンコ「業界初の斬撃〇〇」完備!「高い完成度」でファンを魅了した大物タイトル!!

 2008年、時代劇最後の大物タイトルがパチンコ化された。『CR遠山の金さん』である。

 江戸の町奉行・遠山景元をモチーフにした物語で、遊び人に扮した遠山景元が町で直接事件に関与。黒幕や犯人と大立ち回りを演じて悪人は奉行所に引っ立てられる。その後悪人たちはお白州の場で犯罪への関与を白々しく否定するが、「この桜吹雪に見覚えがねぇとは言わせねえぜ」と先の乱闘で開帳した彫り物を見せつけるのである。

 このストーリーのフォーマットが演出に組み込まれ、コンテンツの世界観と魅力を余すところなくプレイヤーに訴求する内容となっている。確変においては悪人とのお白州問答バトルが繰り広げられ、遠山奉行の名台詞が炸裂すると大当りとなる劇中の爽快感をリアルに体験できる。

 また、本機は多くの役物を搭載し、映像の迫力と臨場感を後押し。業界初となる「斬撃センサー」は演出中に促される発生ポイントで手をかざすとそれに反応して悪者やハズレ図柄を斬り裂くプレイヤー一体型の役物となっている。

 ほかにも、「遠山桜フラッシュ」を発生させる桜役物や時代劇と奉行所を象徴する提灯役物、デジタルアクションと連動してさまざまな動きを見せるシャッター役物など、各所で活躍。ドラマ同様にファンを最後まで引き込む作りとなっている。

 もちろん、映像の演出も充実。「金・四・六」のチャンス目が停止すると発展する保留先読みやリーチがワープしながら展開していく「大当捕物帖モード」などの予告群や実写映像もふんだんに取り込まれたストーリーリーチが中心のリーチアクションと、多彩な演出が用意されている。

 ところで、本作の金さんを演じているのは橋幸夫。ご存知「御三家」として舟木一夫、西郷輝彦ともに国民的な人気を博した人物であるが、歌手としての印象が強いうえに「金さん」のイメージもある年代以降のファンには馴染みがないだろう。

 それもそのはず、橋幸夫が主演を努めたテレビドラマは全27話とシリーズのなかでも話数が少ないもので、しかもタイトルが「ご存じ金さん捕物帳」とこれもシリーズのなかで唯一「遠山の金さん」が付かないものであった。

 しかしこのことが本機の何物もマイナスに影響することはなく、むしろパチンコとしての出来の良さから人気を博し、シリーズ機として次に繋がるマシンとなったのである。ただ、権利関係で何かしらの問題があったのか、第2弾となる『CR遠山の金さん~燃えろ桜吹雪~』の後はDaiichiから藤商事へと版権が移動したのである。

 とはいえ、この『CR遠山の金さん~燃えろ桜吹雪~』もプレイヤーの胸に桜吹雪が映し出される新感覚の役物「なりきり桜プロジェクター」を搭載するなど高い意欲を持ったマシンであったし、新たな担い手となった藤商事の機種もシリーズ化されるなど人気を誇っていて、「遠山の金さん」というコンテンツの有能性が示されている。

「散らせるもんならちらしてみろぃ!」の啖呵のように散ることのない桜吹雪はここから始まったのである。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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デアリングタクトがQE2世C(G1)で海外Vに挑戦! チェアマンズSP(G1)はダノンスマッシュ「1強ムード」も、ローテに一抹の不安?【香港チャンピオンズデー展望】

 25日に香港のシャティン競馬場で行われる「香港チャンピオンズデー」。日本からは合計5頭が出走を予定している。

 まず、芝2000mを舞台に開催されるのがクイーンエリザベス2世C(G1)だ。7頭立てという少頭数になったが、過半数の4頭が日本勢。もちろん最大の注目はデアリングタクト(牝4歳、栗東・杉山晴紀厩舎)で間違いないだろう。

 1番ゲートからの発走が決まったデアリングタクト。鞍上はJRA所属騎手としては唯一、香港に渡った松山弘平騎手が務める。

 前走の金鯱賞(G2)では、単勝オッズ1.4倍の断然人気に支持されたデアリングタクトと松山騎手。最内1番枠から五分のスタートを切ったが、10頭立ての中団に控え、向正面ではうまく外に持ち出した。3コーナーすぎに松山騎手の手が動き、早めに仕掛けたものの、逃げたシンガリ人気のギベオンを捉えきれず。ジャパンC(G1)3着に続き、まさかの2連敗を喫した。

 大番狂わせともいえる黒星には松山騎手も「人気に支持していただいたので、結果として申し訳ありませんでした」とうなだれた。

 その後は宇治田原優駿ステーブルで2週間ほど調整され、先月31日に栗東に帰厩。11日に坂路、14日にはCWコースでいずれも馬なりで好時計をマークした。トレセン内での検疫を経て、15日に香港に向けて出国した。

 杉山調教師は「今回初の海外遠征となりますが、我々が想像している以上に精神面はタフで逞しい」と三冠牝馬にとって、初めての海外遠征にも大きな不安は感じていない様子だ。

 21日にはシャティン競馬場の芝コースで追い切りが行われ、4ハロン54秒2-2ハロン25秒0をマーク。騎乗した松山騎手は「今日は馬なりで、リズムを重視しました。動きは問題ありません。この2日間はリラックスできていると思います」と手応えを口にした。

 秋華賞(G1)以来となる勝利に向けて、態勢は整ったとみていいだろう。

 そのデアリングタクトのライバル筆頭が5番ゲートからの発走が決まったラヴズオンリーユー(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎)だ。

 19年に無敗でオークス(G1)を制したが、その後はなかなか勝てず。連敗を6で止めたのが、今年2月の京都記念(G2)だった。1年7か月ぶりの勝利を飾ると、ドバイシーマクラシック(G1)で海外初挑戦を果たした。

 同世代牝馬のクロノジェネシスとアイルランドのモーグルが人気を集め、ラヴズオンリーユーは少し離された3番人気。しかし、レースでは最後の直線でクロノジェネシス、ミシュリフと3頭によるデッドヒートを展開。ラヴズオンリーユーが一瞬抜け出したかに見えたが、最後はミシュリフが日本馬2頭をまとめて差し切った。

 クビ差2着にはクロノジェネシス、さらにクビ差の3着にラヴズオンリーユーが入った。日本からドバイ、さらに香港への2度目の長距離輸送を経て、中3週での競馬。しかし、馬自体は疲れを見せていないようだ。

 16日に香港に到着後、21日にはシャティン競馬場の芝コースで追い切られ、4ハロン51秒7-2ハロン23秒6をマーク。陣営も「無事追い切りを終えて、順調に来ています」と自信をのぞかせた。

 それでも実績的には、あくまでも1歳下の3冠牝馬デアリングタクトに挑戦する立場。香港の地で惜敗した前走の悔しさを晴らすことはできるか。

 日本馬4頭の中で唯一、香港での勝利経験があるグローリーヴェイズ(牡6歳、美浦・尾関知人厩舎)は、大外7番ゲートに入った。

 その勝ち鞍というのが19年の香港ヴァーズ(G1)だ。断然1番人気のエグザルタント、そしてラッキーライラックという2頭を破っての戴冠だったが、その時の距離は2400m。グローリーヴェイズにとって今回の2000mはやや距離不足といえるだろう。それでも前走の金鯱賞、そして2走前のジャパンC(G1)ではデアリングタクトと差のない競馬をしている。

 シャティン競馬場での勝利経験を武器に、2度目の香港遠征で再度の大駆けがあっても驚けない。

 日本馬4頭目は3番ゲートに入ったキセキ(牡7歳、栗東・辻野泰之厩舎)だ。

 17年には、香港ヴァーズを経験しているが、その時は9着に敗れた。19年には凱旋門賞(G1)にも挑戦しており、海外遠征は3度目。課題のスタートを決めて、思い切った逃げを打つ形に持ち込めれば、面白いが……。

 鞍上を務めるC.スコフィールド騎手は、シャティンでの追い切りに騎乗し「雄大で美しいフォームで走りますね。ラスト1ハロンは強めに追ってみたのですが、馬場も合っていると思います」と絶賛。17年の菊花賞以来、3年半ぶりの美酒を味わうことはできるか。

 他には、昨年の覇者でもあるエグザルタント(セ7歳)ら地元・香港の3頭が出走を予定している。

 芝1200mのチェアマンズスプリントプライズ(G1)には、ダノンスマッシュ(牡6歳、栗東・安田隆行厩舎)が出走する。

 13頭立ての5番ゲートから発走するダノンスマッシュ。昨年の香港スプリント(G1)で悲願のG1初制覇を飾ると、先月の高松宮記念(G1)も制覇。国内外のG1・2連勝中と勢いに乗る。

 21日にはシャティンの芝コースで追い切られ、スプリンターらしく4ハロン48秒8-2ハロン22秒9という好時計をマークした。本番でも手綱を取るマジックマンことJ.モレイラ騎手は「調子が良さそうで、力がみなぎった走りをしていました」とパートナーの動きに満足げだ。

 不安があるとすれば、前走から中3週というやや詰まったローテーションだろう。これまでの戦歴からも間隔は空けたほうがいいタイプなのは間違いない。さらに香港勢からの厳しいマークも予想される。国内外のG1・3連勝は決して簡単ではないが、本格化した今ならあっさり勝利してもおかしくはない。

 他には9戦6勝のウェリントン(セ4歳、香港)、前哨戦のスプリントC(G2)を勝ったアメージングスター(セ6歳、香港)、昨年の香港スプリントでダノンスマッシュと半馬身差の2着に入ったジョリーバナー(セ9歳、香港)などが虎視眈々と戴冠を狙う。

 ダノンスマッシュが出走するチェアマンズスプリントプライズは15時50分、日本勢4頭が出走するクイーンエリザベス2世Cは17時35分に発走予定だ。