脱・LINEの最有力候補? 公安警察も利用しているというメッセージアプリ「Signal」とは

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「多くの日本人が使っているコミュニケーションアプリ『LINE』が、中国にある企業で個人情報やトーク内容が閲覧できる状態にあった」この一件が世間を大きく騒がせたことは記憶に新しい。個人情報もそうだが、個人間でのプライベートなやりとりを他人に見られて嬉しい人はいないだろう。そんなプライバシーの保護に特化したメッセージアプリが、現在注目を集めている。そのセキュリティの高さは「国家レベルの検閲も迂回可能」と言われるほどで、日本の公安警察も使用しているという。今回は、絶対にバレたくないやりとりをしている人にうってつけのアプリをご紹介したい。

鉄壁のメッセージアプリ・Signal

 公安警察に利用されるほどのセキュリティを持つメッセージアプリは、アメリカで誕生した「Signal」というアプリだ。スマートフォンやPC等、様々なデジタルデバイスに対応しているこのアプリの一番の特徴は、運営元・管理者ですらユーザーのトークの内容が閲覧できない暗号化技術を採用していること。メッセージを送ったユーザーと受け取ったユーザーしか、メッセージを読むことはできないのだ。  加えて一定期間でメッセージ…

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JRA ダノンザキッド安田隆行調教師「日本ダービーに使いたい」も、まさかの勝率「1.2%」の壁……酷似する「12年前」あのダービー馬の再現となるか

 先月18日に行われた、牡馬クラシック1冠目の皐月賞(G1)。

 1番人気に支持されながらも、良いところなく15着と敗れたダノンザキッド(牡3歳、栗東・安田隆行厩舎)はレース翌日「やはり疲れている」との理由で、日本ダービー(G1)への出走は未定となっていたようだが、先日、管理する安田隆行調教師は『スポーツニッポン』に対して「ダービーに使いたい」とコメント。ダービー出走を視野に入れている様子であることが分かった。

 2歳時には3連勝でホープフルS(G1)を制し、JRA最優秀2歳牡馬のタイトルを獲得したダノンザキッド。今年に入り、弥生賞(G2)3着、そして皐月賞15着とやや精彩を欠いているものの、地力は確かだと思われるだけに、ダービーでの挽回に期待したいところだ。

 だが一方で、前走で大敗したダノンザキッドにとっては、非常に厳しいデータも存在している。

 ダービーのフルゲートが18頭となった1992年以降、前走で2桁着順だった馬のダービーでの成績は【1-2-1-79】となっており、29年間で83頭が出走するもわずか1勝のみ。勝率は1.2%という非常に厳しい数字となっている。2桁着順からダービーで巻き返しを図るのは、やはりそう生易しいものではないのかもしれない。

 そんな中、唯一巻き返しを決め、見事にダービーの戴冠を勝ち取ったのが2009年のロジユニヴァースである。

 デビュー以来4戦4勝、重賞3連勝で皐月賞に臨んだロジユニヴァース。単勝オッズは1.7倍に支持されたが、1000m通過59秒1のハイペースに巻き込まれ、4コーナーでは早くも後続に飲み込まる展開に。直線ではなす術もなく、勝ち馬アンライバルドから1秒9離された14着に敗れた。

 巻き返しを図るべく出走した第76回日本ダービーは、ゲリラ豪雨の影響により、40年ぶりの不良馬場に。皐月賞の大敗もあってか、やや人気を落としていたロジユニヴァースだったが、1枠1番からスタートを決めると、道中は3番手を追走。直線では武豊騎手が騎乗するリーチザクラウンの内に潜り込むと、後続に4馬身差をつけて頂点に。騎乗していた横山典弘騎手は、これが嬉しい日本ダービー初制覇となった。

 2桁着順からダービー優勝を目指すのは生易しいものではないかもしれないが、今回のダノンザキッドと、唯一それを達成したロジユニヴァースとでは、似ている部分もあるかもしれない。

 4戦4勝で皐月賞に挑戦したロジユニヴァースと、4戦3勝3着1回という、それに近い成績で皐月賞に出走しているダノンザキッド。共に1番人気に支持されながらも、4コーナーで手応えを無くし、勝ち馬から1秒以上離された2桁着順へと敗れている点。

 以上の条件でダービーに出走し、ロジユニヴァースが巻き返しに成功したのであれば、それに酷似しているダノンザキッドもダービーでの巻き返しが無いわけではないだろう。

 一度の大敗で皐月賞の上位陣との勝負付は済んでしまったと考えるのは、やや早計であるかもしれない。ダノンザキッドには12年前の再現を期待したいものである。

甘デジ新台「ALL10R」×「約83%継続」の超激アツRUSH!「魅惑のループ」が歓喜の連チャンを呼ぶ!!

 パチンコ老舗メーカー西陣は、今年も精力的に新機種をリリース。ホールを大いに盛り上げている。

 3月に導入された『PモンキーターンV』は、ライトミドルながらRUSH継続率が約80%。右打ち中の大当りは7割が10Rとなるボリューム感のあるスペックで好評を得た。出玉速度も申し分なく、RUSH中の爽快感を絶賛する声が続出。僅か1時間で2万発を超える出玉を手にしたユーザーもいるようだ。

 また、西陣の注目機種はこれだけではない。今後も魅力的なマシンがスタンバイしている。その一つは、5月10日リリース予定の『P織田信奈の野望 全国版』である。

 本機は大当り確率1/199.80の1種2種混合機で、ヘソ・電チューともに大当り後は全てRUSH「天下布武モード」へ突入する。トータル継続率は「約73%」を誇り、さらに右打ち中は52%の振り分けで10R約1400発が獲得可能。連チャン性能、出玉感の両方を高い水準で持ち合わせた仕上がりとなっている。

 そしてもう1機種。西陣が誇る出玉システム「ツインループ」を搭載し、ホールへ熱狂を呼び込んだ「大型コンテンツ」が遂に動き出した。甘くなっても、優秀スペックを継承した最新機種に熱い視線が注がれている。

『P結城友奈は勇者である(甘デジ)』(西陣)

■大当り確率:1/88.8
■勇者RUSH時図柄揃い確率:1/1
■勇者RUSH突入率:40%
■勇者RUSH実質継続率:約83%
■遊タイム突入条件:250G到達
■賞球:1&1&5&6&5/10C
○○○

「ゆゆゆ」の略称で知られる「結城友奈は勇者である」が甘デジとなって登場。前作の特徴である「2winループシステム」は、本作にも継承されている。

「2winループシステム」とは、確変を引くと以後「2回の大当り」が約束されるというもの。その2回の大当りのどちらかで確変を引ければ、再度「大当り2回」がループする。これを繰り返すことで連チャンを伸ばすゲーム性だ。

 本機の場合は、ヘソでの大当り(1/88.8)を射止めた際の40%がツインループ「勇者RUSH」へ突入。その後は図柄揃い確率が「1/1」となり、時短1回+保留1回の計2回分の大当りが約束される。

 RUSH中のツインループ振り分けは50%。つまり、2回の大当りのどちらかで50%を引ければ、そこから再び大当り2回がループするという流れだ。これらをトータルしたRUSH継続率は約83%を誇り、更に電チューでの大当りは全て10R。計り知れない爆発力を秘めている。

 また、本機には遊タイムが搭載されており、250G到達で発動する。ここでは最上位モードへ移行するようだ。大当りの期待度は最高潮へと達するだろう。

「ツインループへの評判は様々ですが、遊びやすい甘デジスペックで堪能できる点を魅力に感じる方はいるのではないでしょうか。本タイトルのライトミドルは好評を得ていた印象ですしね。

RUSH継続率が約83%へとパワーアップ。軽い大当り確率で、まとまった出玉も狙える設計は魅力でしょう。前作を遊技していないユーザーの反響も得られるかもしれません。導入後の反響に注目ですね」(パチンコ記者)

『P結城友奈は勇者である(甘デジ)』の導入は現時点で未定。正式なスケジュールが判明し次第、追って報告させていただく。

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楽天の通話アプリ「Rakuten Link」って何? 普通の通話アプリにはない驚きの機能も!

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2021年4月30日からいよいよiPhoneの販売も始まった「楽天モバイル」。今なら2万pt還元キャンペーンでお得にiPhoneが買えるとあって、加入者は激増していることだろう。でも、キャンペーンで2万ptをもらうには、通話アプリ「Rakuten Link」利用する必要がある。電話がかけ放題になるらしいが、そもそも「Rakuten Link」って何なのだろうか? 普通の電話アプリと何が違う? 110番やフリーダイヤル、0570のナビダイヤルにも無料で電話できるのだろうか?  

2万ptをゲットするには「Rakuten Link」の利用がが必須!

 2021年4月8日時点で390万回線を突破し、4月30日からはiPhoneの販売も始まって絶好調の楽天モバイル。今なら2万pt還元キャンペーンでお得にiPhoneが買えるので、今後加入者はますます増えるだろう。でも、楽天モバイルでiPhoneを買ってキャンペーンで2万ptをもらうには、申し込みの翌月末日までに、楽天が提供する通話アプリ「Rakuten Link」で10秒以上通話したり、SMSを1回以上送信する必要があるので注意…

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パチンコ「103連4万発」の激アツ報告!「最強最速」と評される「怪物マシン」を攻略!!

 今月も新機種が続々と誕生した。来月には大注目を浴びている『P北斗の拳8 救世主』も導入予定。さらに、6月には『P牙狼 月虹ノ旅人』が導入されることも話題に。まさに「爆裂機の嵐」が来ているが…。

 やはり話題となるのは「超時速マシン」だ。1時間あたり「〇万発以上」と、短時間で一撃を求めているユーザーにとっては「歓喜の機種」と言ってもいいだろう。

 その中、「最強最速マシン」と評される『P大工の源さん 超韋駄天』の、激アツ実戦報告が舞い込んできたので紹介させていただきたい。

『P大工の源さん 超韋駄天』(三洋物産)

■大当り確率: 約1/318.1→約1/2.06
■RUSH突入率:60.2%
■RUSH継続率:約93%
■時短回数:3回
■大当り時の出玉:9R(990個)、6R(660個)、3R(330個)
○○○

 通常時は大当り時の「60.2%」で、RUSH突入と至ってシンプルなゲーム性だ。注目のRUSHは、「時短3回+残保留1個」で当りを目指す。「1回転あたり約1秒」と、驚異的な速さが本機最大の武器と言えるだろう。

【プレイヤーからの実戦報告】

 お昼過ぎに、800ハマリしている台を発見。好状態だったので「当るまで打つか」と心に決めるが、その後しばらく打つものの熱い展開はなかなか来ない苦しい展開が続くことになる。

 しかし、相変わらず回りは良かったので、そのまま続行。500回転ほど回しても「極源炎舞」はもちろん、熱い展開が一切来ない。苛立ちを押さえながら耐え続けることになるが…。

 1500回転を過ぎた頃、初のチャンスが訪れる。きっかけは、保留変化で玉が入った瞬間いい音がして、見ると赤保留…打ち始めて、初めてと言ってもいいほどのチャンスに眠気が吹っ飛ぶ。擬似3連後、「極源炎舞」が発生しバトルリーチへ。

 仲間も参戦し熱い展開が続く。「頼む!」と願いながら見ていると、無事に大当りを射止めることに成功。念願の超源RUSHに突入した。

「約93%」継続のポテンシャルを発揮する以上に、「壊れたのではないのか」というぐらい連チャンし…最終的に「103連」。9Rの振り分けもそこそこ取れ、「一撃4万発オーバー」という大量出玉を獲得することができた。
〇〇〇

 ミドルタイプということで敬遠する方もいると思うが、現行機種でポテンシャルの高さはトップレベルだろう。今後も、大量出玉を獲得したユーザーが続々と現れそうな気配。目が離せない機種と言える。
 

(文=ひろ吉)

<著者プロフィール>

 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自信が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

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画期的な24時間営業の“スマホ契約無人くん”が韓国に登場! 日本に普及の可能性は?

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ドコモの手掛ける「ahamo」が店舗での契約サポートを開始した。オンライン契約に不安なユーザーからすれば待望のサービスであり、その内容に注目を集めていた。しかし、いざ蓋を開けてみると、あくまでも「契約の補助」といったサポート内容。それならわざわざ店頭に行かなくても…。今回はそんなスマホ契約の店舗サポートについて、韓国である画期的なサービスが生まれていることを紹介する。今後日本に同様のサービスが生まれる可能性は?

店頭の手厚いサポートを求める声は根強い

 ここ最近なにかと注目を集める「携帯電話料金」。この春には、ドコモ、ソフトバンク、auの大手3社がそれぞれahamo、「LINEMO」、「povo」の新プランのサービスを開始した。これらは、契約を「オンライン限定」とすることで、ターゲットを絞ると共に、実店舗を構えないことで人件費を削減し大幅な値下げを実現している。一方で、店頭サービスを求める声もいまだ根強いようだ。「UQモバイル」や「ワイモバイル」といった従来の格安スマホメーカーは店頭サービスを受けられることを利点として打ち出している。  そんな日本の通信各社が「値段」…

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JRAも黄金週間でゴールドラッシュ!? 今週の高額万馬券狙いレースは厳選2鞍!

 今週から世間はゴールデンウィークに突入しているが、競馬ファンにとってはいつもと変わらない週末だ。しかし今年も新型コロナウイルスの影響で、東京と関西で緊急事態宣言が発令中。昨年も競馬場へ来場できなかったが、今年のゴールデンウィークも東京競馬場と阪神競馬場は残念ながら無観客となっている。

 だからといって、このゴールデンウィークをおとなしく過ごすのはもったいない。やはりここで万馬券を仕留めて、充実した連休としたいところ。そこで今週の高額万馬券狙いレースは、毎年波乱となっている天皇賞・春(G1)週の大穴レースに照準を絞った。

 今週のレースを調べたところ、まさに高額万馬券狙いレースに相応しいレースが見つかった。それが土曜東京10Rの春光S、そして日曜阪神の端午Sだ。


■土曜の高額万馬券狙いレース

東京10R
春光S
このレースは過去5年の決着が波乱の連続。

2016年
8→14→11番人気
3連単 2,288,820円
3連複 358,290円
馬 単 136,240円
馬 連 74,140円
枠 連 14,380円
ワイド14,040円、17,100円

2017年
13→2→4番人気
3連単 220,180円
3連複 16,070円
馬 単 25,650円
馬 連 9,540円

2018年
4→7→10番人気
3連単 141,970円
3連複 29,930円
馬 単 7,980円
馬 連 4,710円

2019年
5→6→3番人気
3連単 108,530円
3連複 13,670円
馬 単 15,330円
馬 連 7,900円

2020年
1→8→3番人気
3連単 42,180円
3連複 7,340円
馬 単 7,150円
馬 連 4,400円

 この5年で3連単は、228万馬券を筆頭に10万馬券が3回発生、1番人気と2番人気は各1頭ずつしか馬券に絡んでいない。これほどの波乱が続くレースはなかなかみられない。土曜の高額万馬券狙いレースは、この春光Sで決まりだ。

 ここ5年で比較的穏やかな決着となった昨年は、緊急事態宣言で重賞レースやトライアルレースを除き東西の遠征ができず、関東馬のみのレースだった。しかし本来は関西馬も多く出走し、今年も8頭の関西馬が出走する。そして人気馬の多くは関西馬だった。だが、その人気の関西馬が敗退し、人気薄の関東馬が激走して波乱となっている。

 関西馬の出走があった2016~2019年で1~3番人気の関西馬を見てみると、

2016年
2番人気 8着
3番人気 4着

2017年
1番人気 7着
2番人気 2着
3番人気 15着

2018年
1番人気 7着
2番人気 競走中止

2019年
2番人気 4着
3番人気 3着

 と未勝利となっている。ちなみにC.ルメールは4年連続で上位人気に騎乗して3着が1度のみと苦手。今年は関東馬のモルタルに騎乗するが、残念ながら買う気になれない。また5番人気以下の関西馬が馬券に絡んだ例は一度もなく、このレースで穴馬を探すなら断然関東馬だ。

 過去5年で、5番人気以下で馬券に絡んだ関東馬9頭の傾向を検証すると、狙いとなる穴馬は以下の条件に絞られる。

・5~8歳の牡馬
・前走は6~11着に敗退
・前走は2~4月に出走
・2000m以上で3着以内
・前走は3~13番人気
・1~5枠

 今年浮上する穴馬候補は「テトラルキア」だ。東京ダート2100mは【2,1,1,4】と得意としており、今回は絶好の2枠に入った。3勝クラスに上がって7→5→3→7着の成績なら、それほど人気を集めることもないだろう。相手はギリギリまで穴馬候補に残った関東馬3頭を加え、高額万馬券を狙う。

◎テトラルキア

相手
ホウオウトゥルース
エコロドリーム
ヴォウジラール
エイシンアメンラー
モルタル
ヴィジョンオブラヴ


■日曜の高額万馬券狙いレース

阪神10R
端午S
 このレースは例年京都で行われていたが、改修工事の影響で天皇賞・春とともに阪神で行われる。そして現在8年連続で1番人気が敗退し、過去5年の配当もかなりのもの。

2016年
7→3→11番人気
3連単 220,700円
3連複 35,130円
馬 単 11,300円
馬 連 4,690円

2017年
9→16→4番人気
3連単 2,681,440円
3連複 436,730円
馬 単 296,370円
馬 連 187,440円
枠 連 17,990円
ワイド51,050円、12,460円

2018年
6→9→11番人気
3連単 434,710円
3連複 82,990円
馬 単 26,780円
馬 連 12,770円

2019年
7→5→8番人気
3連単 163,820円
3連複 23,220円
馬 単 11,270円
馬 連 5,260円

2020年
3→6→12番人気
3連単 141,150円
3連複 35,980円
馬 単 7,120円
馬 連 3,940円

 過去5年の3連単は最低でも14万馬券、最高は268万馬券というインパクト。この5年で1~2番人気はすべて6着以下、10頭中5頭が2桁着順という荒れっぷり。まさしく天皇賞・春の資金稼ぎに最適な高額万馬券狙いレースといえよう。じっくり傾向を検証して穴馬を見つけたい。

 過去5年で、5番人気以下で馬券に絡んだ12頭を見てみると、当初は関東馬の激走が見られたが、ここ3年はすべて関西馬が上位を独占している。激走馬12頭中10頭が関西馬という傾向からも、狙いの中心は関西馬でいいだろう。さらに激走に必要な条件は以下の通り。

・2勝もしくは重賞で2着の実績
・牡馬
・1200~1400mで勝利
・馬体重は440kg以上
・前走は3~4月に出走
・減量騎手ではない騎手が騎乗

 この傾向を踏まえると残るのは

フルヴォート
ショウナンバサロ
ワーズワース

 の3頭だが、フルヴォートとワーズワースは川田将雅騎手と武豊騎手の騎乗で人気が想定される。ここは人気のない「ショウナンバサロ」が狙いだ。初勝利から2連勝でオープン入りを果たしたが、前走の中京で行われた昇竜Sは後方からの競馬で力を出せず。得意の右回りに変わって激走を期待したい。

◎ショウナンバサロ

相手
フルヴォート
ワーズワース
ゲンパチフォルツァ
ペプチドサンライズ
スマッシャー
デュアリスト

 以上、今週の高額万馬券狙いレースを紹介したが、いずれも波乱必至の難解なレースだ。ゴールデンウィークで“黄金”を手にするためにも、ぜひ参考にしていただければと思う。

(文=仙谷コウタ)

<著者プロフィール>
初競馬は父親に連れていかれた大井競馬。学生時代から東京競馬場に通い、最初に的中させた重賞はセンゴクシルバーが勝ったダイヤモンドS(G3)。卒業後は出版社のアルバイトを経て競馬雑誌の編集、編集長も歴任。その後テレビやラジオの競馬番組制作にも携わり、多くの人脈を構築する。今はフリーで活動する傍ら、雑誌時代の分析力と人脈を活かし独自の視点でレースの分析を行っている。座右の銘は「万馬券以外は元返し」。

 

パチンコ「ボーダー激低」の“甘すぎ”マシン!?「時短150回」「1500発出玉」…進化した王道スペックに熱視線!!

 ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、伝説のアイドルデュオが10年の時を超えてホールにカムバック! 所属事務所も変えて心機一転、歌声と大当りを響かせる『Pピンクレディー』(Pピンク)だ。

 歌パチの先駆けとしてパチンコシーンに登場し、社会現象を巻き起こした国民的アイドルのモチーフと同じような輝きを放って、業界に圧倒的な存在感と大きな業績を残した『CRピンクレディー』。

 その後、リリース頻度は少ないなかで2011年までシリーズ機が断続的に登場していたものの、『踊るパチンコCRピンクレディー2011』以降、完全に消息を断ったかにみえた歌い手コンビはP機で大復活を果たすのである。

 再出発は平和のセカンドブランド「アムテックス」から。大当り確率が1/319.6、確変突入率60%で、大当りのほぼ90%が最大出玉10ラウンド1500発という次回ループマシンの王道型のスペックとなっている。

 こうなると、この分野でぶっちぎりのトップを走る『海物語』との比較がいやでも発生するが、通常大当りで付与される時短が150回転とパワーアップ。この時短引き戻しを加味したトータルの継続率が約76%に達し、それなりの一撃性も兼ね備えた「王道スペック2.0」となっているのである。

 このように、解釈基準の改正によって獲得できた新たなゲーム性、「ネオ時短」におけるリミットブレイク(回数無制限)、いわゆるa時短の存在によって、安定性を誇る次回ループ確変のなかにも連チャン力を仕込めるようになり、「海が120なのに150掲げる平和、もしやすごい?」「時短150は強い」と好感触を訴える評価が見られる。

 このスペックパフォーマンスはボーダーラインに絶大な影響を及ぼし、「いま導入されている台のなかで一番低いボーダー」との評価もあり、「甘すぎない?」と逆に心配されるほどである。

「スペック良すぎ」「遊タイムないのに大海の上位互換」と出玉性能への賛辞が多い一方で、演出面については否定的な意見が散見される。「一昔前の演出」「作り込みが違う」と、名のあるタイトルであり、ファンの期待値ハードルが高くなったゆえに厳しい意見が目につく結果となった。

 ただ、演出の良し悪しは好き嫌いに引っ張られ、真に客観的な評価を下すのは難しい側面があるのでなんともいえないが、CRの『ピンクレディー』を待ち望んでいたファン層とのギャップがあったということであり、違うメーカーからのリリースなので、それは致し方のないところではある。どちらが良いとか悪いとかの話ではないだろう。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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JRA青葉賞(G2)出るかC.ルメールのお家芸!? 東京2400mでドゥラメンテ産駒が真価発揮か【八木遊のフォーメーション馬券予想】

 1日(土)、東京競馬場では日本ダービー(G1)の前哨戦、青葉賞(G2)が行われる。このレースで歴代最多の4勝を挙げている藤沢和雄調教師は、来年に迫った定年を前にキングストンボーイを送り込む。

 1番人気が濃厚の5枠10番キングストンボーイ(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)。ここは素直に「◎」を打ちたい。青葉賞の勝ち方を熟知する藤沢調教師の手腕に加え、鞍上のC.ルメール騎手も同馬の重賞初制覇を後押しする。

 2月にフェブラリーS(G1)を勝って以降、重賞をなかなか勝てずにいたルメール騎手だが、先週のフローラS(G2)をクールキャットで制し、連敗を「15」でストップした。こういう時のルメール騎手は一気に勝ち鞍を重ねるのがお家芸。重賞2連勝を飾って、翌日の天皇賞・春(G1)を迎える可能性大とみる。

 キングストンボーイ自身も、この世代の強豪相手に互角の走りをしてきた。前走の共同通信杯(G3)では4着に敗れたが、先着を許したのは皐月賞(G1)馬のエフフォーリア、スプリングS(G2)を勝ったヴィクティファルス、そして毎日杯(G3)覇者のシャフリヤールという3頭。ルメール騎手は前走後、「スムーズなら2着はあったかもしれない」とも話しており、メンバーが落ちるここでは勝ち負け必至だろう。

 これまで1600~1800mの経験しかなく、一気の距離延長を不安視する声も聞かれるが、父ドゥラメンテは同じ東京2400mのダービーで高いパフォーマンスを発揮。半兄エポカドーロもダービーで2着に入っており、この距離でもまったく問題ないとみる。

「○」には、同じドゥラメンテ産駒の3枠5番ワンデイモア(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎)を抜擢する。

 4代母はメジロ牧場の基礎繁殖牝馬の一頭でもあるシエリルで、スタミナ豊富なメジロ牝系は何とも心強い。距離延長は確実にプラスに働くだろう。

 前走の弥生賞(G2)ではタイトルホルダーから0秒9差の7着に敗れたが、超スローペースのなか、後方から流れ込むだけだった。前走は度外視していい。陣営は今回も後方からの競馬を示唆しており、ある程度ペースが流れ、馬群がばらける展開になれば、まとめて差し切る可能性もあるだろう。

「広い東京は良さそうですね。能力はここでも足りますよ」と陣営も色気たっぷり。キングストンボーイとのドゥラメンテ産駒ワンツーフィニッシュを期待したい。

「▲」は8枠18番モンテディオ(牡3歳、栗東・四位洋文厩舎)。開業1年目の四位調教師は3度目の重賞挑戦で目標のダービー制覇に向けたビッグチャンスを迎える。

 勝ち上がりに5戦を要したモンテディオ。「1-4-2-0」という成績が示す通り、安定感は抜群。相手なりに走る堅実さが売りだ。昨年10月の東京2000m未勝利戦で2着に食い込んだが、この時の勝ち馬がワンデイモアだった。

 長くいい脚を使うタイプで大外枠は決して簡単ではないが、池添謙一騎手の積極的な騎乗に期待したい。2~3着付けで高配当を狙う。

「△」は4枠7番レッドヴェロシティ(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)。

 前走の水仙賞(1勝クラス)で勝利に導いたMデムーロ騎手が継続して騎乗する。その前走後には、「長い距離は合っている」と話していて、さらに1ハロン距離が延びる今回も侮れない。最終追い切りでは3頭併せでしっかり気合を注入され、勝負気配。ダービー出走が叶わなかったレッドベルオーブのためにも、ダービーの権利獲りを狙う。

「×」は2頭を押さえる。1頭目が1枠2番ワンダフルタウン(牡3歳、栗東・高橋義忠厩舎)。陣営スタッフは「正直、急仕上げの感は否めません」と実情を吐露するが、実績はこのメンバーでは一枚上。叩き台だとしても、好枠を引いた以上押さえないわけにはいかない。

 最後は8枠16番レインフロムヘヴン(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)。3頭目のドゥラメンテ産駒でもある。前走のスプリングSは13着に大敗したが、スタート直後に躓いたことが全て。走り慣れた東京コースで人気落ち必至の今回は狙い目だ。

 買い目はいつも通りフォーメーションを用いる。まず三連単は、キングストンボーイを1着に固定した合計12点。そして馬単は、キングストンボーイとワンデイモアを1着に固定し、合計10点で勝負する。ワンダフルタウンが2着なら高配当は望めないため、資金配分で強弱をつけて、プラスを目指す。

三連単フォーメーション 12点
[10] → [5,7,18] → [2,5,7,16,18] 馬単フォーメーション 10点
[5,10] → [2,5,7,10,16,18]

<筆者プロフィール>
八木遊
競馬、野球ライター。スポーツデータ会社、テレビ局の校閲職などを経てフリーに。2021年から、Twitter(@Yuuu_Yagi11)にて全重賞の予想、買い目、年間収支を掲載中。

「東芝が非上場」ではなぜダメなのか?「有名企業なら上場すべき」の価値観の歴史を考える

「非上場? トンでもない!」という価値観はどこから来ているのか?

 東芝が投資ファンドの買収&株式非公開化提案で揺れている。経営陣の混乱や買収提案の中身についてはすでにいろいろと書かれているので、ここでは株式非公開化、すなわち株式の上場・非上場について考えてみよう。

 報道では「せっかく上場に復帰したのに!」といった、非上場になることについて否定的な東芝役員・従業員の声が紹介されていた。現代日本では「上場企業=優良巨大企業」というイメージが強い。上場企業がみずから非上場になることはほぼないので、非上場になることは「上場廃止=不祥事」を意味している。

 しかし、欧米では、上場企業が上場していることのデメリット、換言するなら非上場のメリットを考えて非上場に転換することは珍しいことではない。珍しいことではないから、外国の投資ファンドが勧めているのであって、別に東芝を貶めようとしているわけではない。

戦前の財閥系企業ではまったく珍しくなかった「非上場の巨大企業」

 戦前の日本では、巨大企業が非上場というのは珍しくなかった。なぜなら、巨大企業を傘下に収める財閥にとって、傘下企業の株式を公開する(=株式市場に上場する)ことはメリットが薄かったからだ。

 財閥家族が持株会社である財閥本社の株式の過半数を所有し、財閥本社が傘下企業の株式の過半数を所有して支配を貫徹するというロジックは学校で習ったことがあると思う。支配も重要なのだが、その傘下企業が生み出す利益の行方も重要である。利益は株式に対する配当として、財閥本社に吸い上げられ、それが財閥本社の利益、つまりは財閥本社の株式の配当として、財閥家族に還流していくのだ。

 日本最大・三井財閥の三井家が日本でもっとも大金持ちだったのは、三井物産などが莫大な利益を上げていたからだ。三井家としては、三井物産の株式は全株持っていたほうがいい。

 ところが、日本が第二次世界大戦に突入し、軍需産業(もしくはその関連企業)を巨大化させる過程で、財閥家族だけの資産でその資金をまかなうことができなくなっていった。財閥系企業も株式を公開し、資金を調達せざるを得ない状況に追い込まれたのである。

 かくして、1940年、三井物産は株式を公開し、上場企業となった(そこには三井財閥の個別の事情があるのだが、それは割愛する)。実に三井物産創設(1876年)から64年もの月日が経っていた。戦争がなかったら、ずっと非上場のままだったかもしれない。

 ただ、三井財閥軽企業でもサラリーマン経営者のなかには、日本を代表するような大企業は社会の公器であるという考えから、金融系の企業は上場が進んでいた。財閥のトップが開明的だった三菱財閥では、三菱商事、三菱重工業、そして財閥本社の三菱本社も株式上場を進めていた。

戦後の財閥解体で一気に進んだ、有名企業の株式上場…そしてそのことが“有名企業の証”に

 日本が第二次世界大戦に敗れると、日本を占領したGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)は、ひと握りの財閥家族が日本の巨大企業を支配し、戦争に進んだと解釈。財閥解体を実施した。財閥家族の持つ株式を放出し、財閥本社を解散。その所有株式も株式市場に放出した。この過程で、財閥系企業のほとんどが上場企業になってしまった。ここに至ってはじめて、「上場企業=優良巨大企業」という図式が生まれたのである。

 そして、財閥解体を免れた巨大企業も、1950年代中盤以降の高度経済成長における資金需要の高まりから、株式を上場するようになった。そこで、オーナー一族は莫大なキャピタルゲイン(創業者利益)を手にすることになった。たとえば、非公開の50円株式を上場して、1000円の初値が付くとする。差額の950円はオーナーのポケットに入る。何百万、何千万単位の株式を上場すると、その利益は莫大なものになる。

 20世紀の日本では長者番付というものが公開されていたのだが、そのトップに躍り出たのは、株式を上場したオーナー一族が多かった。たとえば、ブリヂストンの石橋家、大正製薬の上原家などである。こうした、キャピタルゲインによる資産家の誕生を目にして、株式上場に否定的だったオーナーたちも、株式上場のメリットに目を向けるようになった。

 企業のトップが株式上場を目標に掲げ、従業員もまた上場会社勤務を夢見る。しかも、株式上場には厳しい審査項目があり、それをクリアすることが優良企業のお墨付きであるかのように考えられてくる。こうなると、もう上場するしかない――ってことだろうね。

大規模資金調達が不必要なためあえて上場しないサントリー、竹中工務店、講談社

 では、日本を代表する企業はみな上場企業か、換言するなら、非上場企業に有名企業はないか――といえば、これがあるのである。

 たとえば、サントリー、竹中工務店、講談社、日本生命保険などである。

 このうち、日本生命保険相互会社はそもそも株式会社ではないので、株式を発行しておらず、従って上場もない。相互会社というのは、保険会社に認められた独特の会社形式で、保険契約者の拠出金(=保険料)をもとに会社を運営していく仕組みだ。戦前は第一生命保険と富国徴兵保険(現・フコク生命保険)しかなかったのだが、戦後、ほとんどの生命保険会社が相互会社形式を採用した。その背景には諸説あるのだが、どうやらGHQが推奨したらしい。

 ただし1990年代以降、株式会社に転換する会社が増え、相互会社の元祖・第一生命保険も現在では株式会社になっている。相互会社は煩わしい株主対策がなく、買収の危険がないというメリットがあるのだが、機動的な資本調達ができず、経営危機に陥ったときに資本増強・資本提携ができないことがデメリットとして挙げられる。バブル崩壊後にバタバタと生命保険会社が破綻に追い込まれた一因にもなった。もっとも、それら生命保険会社が経営危機に陥った最大の原因としては、上場されていないから経営に対する外部からのチェック機能が働かず、放漫経営の挙句といったものが多かったのだが。

 保険会社は別として、サントリーや竹中工務店、講談社が非上場のままでいられるのはなぜかというと、そこまで大規模な資金調達の必要がないからだろう。

 酒類販売、建設、マスコミ・出版などの業種は、巨大資金を投入して工場を建設し、大量の資材を購入して――という業態ではなく、株式を上場して巨額の資金を動員しないと同業他社に負けてしまうという事態には陥らない。

 それならば、上場して買収の危険にさらされ、経営権が安定しないことよりも、非上場のままのほうがよいという経営判断だということができる。事実、非上場企業の多くは、経営者が世襲(もしくは、サラリーマン経営者が社長を務めていても、オーナー一族が支配権を保持していると想定される)というケースが多い。

 東芝の報道を見る限りでは、従業員も役員も「上場は善、非上場は悪」とばかりの感情的な論調が目立つが、何が会社にとっていちばんのメリットなのか冷静に考え直したほうがいいのではないか。株式の上場は資金調達の手段であって、目的ではないのである。

西武グループオーナー、堤義明は「西武鉄道が上場しなければならない理由がわからない」と釈明

 かつて、そのことを冷静に考え、それを発言した御仁がおられた。西武グループの総帥・堤義明だ。

 世間では、西武グループを西武鉄道を中心とする鉄道グループだとみているかもしれないが、オーナー・堤家から見ると、西武グループは(西武鉄道の親会社だった)国土計画を中心とするデベロッパー事業者だ。かつて、東京郊外を開発したときに買収したのが西武鉄道で、堤家にとって鉄道事業は特に思い入れのある事業ではない。

 そして、堤家は西武グループを閉鎖的に所有・支配することを最重要事項に置いている。

 ところが、何かの案件で多額の融資を受ける際に、その条件として西武鉄道を上場したらしい。思い入れがないとはいえ、事業の一部である。堤家は株式の名義を虚偽記載して80%以上の株式を保有したまま、西武鉄道を上場した。

 当時はコンプライアンスなんかない時代だったから、それでも異論は出なかったのだろう。しかし、2004年に監査役がそれに気づいて「これはヤバい」と発表。これに対し、堤義明は記者会⾒で「私には西武鉄道が上場しなければならない理由がわからない」と釈明した。

 堤家の論理からいうと、この釈明は誤っていない。でもそう思っているなら、問題が起こる前に非上場にしておくべきだった。当然、義明の会見を聞いた関係者は激怒。東京証券取引所は西武鉄道を上場廃止にした。みずから非上場に「する」のと「される」のとでは大違い。西武鉄道の株式の資産価値は暴落し、それによって親会社の国土計画の資産価値も毀損。銀行管理を受けることになり、西武グループは解体され、堤義明は経営者失格の烙印を押されて身を隠す羽目になった。

 世間が「上場は善、非上場は悪」と感じているうちは、東芝の対応もやむを得ないといったところだろうか。

(文=菊地浩之)

●菊地浩之(きくち・ひろゆき)
1963年、北海道札幌市に生まれる。小学6年生の時に「系図マニア」となり、勉強そっちのけで系図に没頭。1982年に國學院大學経済学部に進学、歴史系サークルに入り浸る。1986年に同大同学部を卒業、ソフトウェア会社に入社。2005年、『企業集団の形成と解体』で國學院大學から経済学博士号を授与される。著者に、『日本の15大財閥 現代企業のルーツをひもとく』(平凡社新書、2009年)、『三井・三菱・住友・芙蓉・三和・一勧 日本の六大企業集団』(角川選書、2017年)、『織田家臣団の系図』(角川新書、2019年)など多数。