講談社のマンガアプリ「マガポケ」「コミックDAYS」の楽しみ方…話題の映像化作品満載

 大人になるとマンガ雑誌を毎号購読して読む機会はめっきり減ってしまいがちだが、テレビドラマ化や映画化された話題の作品はとりあえずチェックしておきたいという人は多いのではないだろうか。主要出版社のなかでも、特に講談社は実写化・アニメ化作品が多い。コロナ禍で再放送されて注目を集めたTBS系の人気テレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』や『コウノドリ』も、講談社から発行されている雑誌に掲載されたマンガが原作だ。

 そこで今回は、こうした話題の作品や大人がいま読みたいと思えるような作品に出会える講談社のマンガアプリ「マガポケ」と「コミックDAYS」をレビューしてみよう。

少年マンガメインの「マガポケ」で『シャーマンキング』が読める!

「マガポケ」は、講談社が発行する各種少年誌で人気の連載作品のほか、オリジナル作品も充実。チケットマークの付いている作品は1話ごとに「チケット」を消費して読むことができる。このチケットは23時間で1枚チャージされるため、いろんな作品を1日1話ずつ無料で読み進められるというわけだ。

 6月末時点の検索上位作品をチェックしてみると、『ザ・ファブル』や『新宿スワン』といった実写映画化作品や、5人の女子とのハーレム恋愛モノ『五等分の花嫁』、累計260万部を突破した『食糧人類-Starving Anonymous-』などがランクイン。バイオレンス、微エロ、ホラーと、大人が読んでも刺激的な作品が目立つ。

 さらに驚きなことに、1998〜2004年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されていた『シャーマンキング』が、なぜか講談社のアプリで読める。同作は、「少年マガジンエッジ」(講談社)にて新章『SHARMAN KING THE SUPER STAR』を連載中で、2021年4月からのアニメ化決定を記念し、7月1日までコミック3巻分無料キャンペーンを実施。新天地での復活の喜びを噛みしめつつ、出版社の垣根を越えて当時の懐かしさにもひたることができたのだ。

 また、スピンオフ作品も見逃せない。往年の人気医療マンガ『ゴッドハンド輝』は新型コロナ感染症を題材にした新エピソードを公開中で、時代に即した内容に感心する。マガジンを代表するサッカーマンガ『シュート!』からは、スプンオフコメディ『シュート!の世界にゴン中山が転生してしまった件』が登場しており、本編とはひと味違うギャクセンスの高いエピソードが楽しめる。

 あれこれ読むうちにマンガ熱に火がついたら、アプリ上での雑誌の購入も視野に入れよう。「マガポケ」は最新の「週刊少年マガジン」「月刊少年マガジン」「別冊少年マガジン」「月刊少年シリウス」を1冊単位で購入できるほか、お得な定期購読プランもある。たとえば、週刊少年マガジンならば1号300円のところ月額840円ですべて読めるため、ひと月あたり360円もお得になる計算だ。

「コミックDAYS」なら気になる女性向けマンガも気軽に読める!

マガポケ」が男性向けなら、「コミックDAYS」は講談社作品を幅広く網羅。「ヤングマガジン」「モーニング」「イブニング」「アフタヌーン」、女性誌の「Kiss」「BE・LOVE」の連載作のバックナンバーが無料で読める。有料話を1話ずつ購入することもできるので、「この作品だけ読みたいんだけど……」というときにうってつけだ。

 こちらも「マガポケ」同様に定期購読プランを設けており、青年誌・女性誌6冊を月額720円で楽しめる「DAYSプレミアム」プラン、さらには「少年マガジン」から女児向けの「なかよし」まで20誌をまとめて読める月額960円の「DAYSもっとプレミアム」プランもある。初月0円でトライアルができるうえに単話購読に使えるポイントももらえるので、試しておいて損はない。

 マンガから映像化……とは逆の流れの、コミカライズ作品にも注目したい。人気声優が話題のキャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』シリーズからは、チームごとに焦点を当てたオリジナルストーリーのコミック化作品が展開されている。

 また、新海誠監督の大ヒット作『天気の子』も、映画さながらの美しく繊細なタッチで描かれたマンガ版がラインアップ。原作には盛り込まれなかった外伝的なエピソードが展開する作品も多く、原作ファンなら気になってしまうのではないだろうか。

 冒頭でも触れた通り、講談社作品原作のテレビドラマや映画は多い。『私たちはどうかしている』は浜辺美波と横浜流星のW主演で7月よりテレビドラマ化され、2017年に人気を博した『東京タラレバ娘』は2020年夏に『東京タラレバ娘2020』として特別編を放送予定。五輪競技となったボルダリングを題材とした『のぼる小寺さん』は7月3日劇場公開、スキューバダイビングを題材とした『ぐらんぶる』も8月7日に劇場公開が決定している。

「マガポケ」と「コミックDAYS」は掲載作品が重複している場合もあるので、両方チェックして、より自分に合ったサイトを選ぶのも悪くない。

 映像作品の盛り上がりが冷めないうちに、気になる作品をアプリで読んでみてはいかがだろうか。

(文=清談社)

ファミマ、今“絶品”と評判の食品5選…油そば、ピッツァ、メロンパンアイス

 さまざまな業界が新型コロナウイルス感染症の影響によって打撃を受けたこの春。コンビニ業界で第2位のシェアを誇るファミリーマートも例外ではなく、4カ月連続で既存店日商と客数が前年同期と比べて大きく低下する憂き目にあっている。

 だが、5月の既存店前年比が日商は11.0%減、客数は19.9%減であったのに対し、6月は日商が8.2%減、客数が14.7%減となっており、緩やかながら回復傾向を見せている。まだまだ油断できない情勢下ではあるが、今後V字回復を図れるのか注目したいところだ。

 今回はそんなファミリーマートの食品のなかから、「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が「この夏にオススメしたい商品」を5つ選出。定番商品から発売されて間もない新商品までピックアップしているので、どれかひとつでも気になる商品があれば嬉しく思う。

オハヨー メロンパンアイス/216円(税込、以下同)

 暑い夏には、ひんやりとした甘い物が無性に食べたくなるときがあるもの。そんなニーズにバッチリと応えてくれるのが、プリンやヨーグルトで有名な「オハヨー乳業株式会社」が販売する「メロンパンアイス」だ。

 こちらは北海道産生クリームを使用した絶品カスタードアイスを、バターの香りが漂うクッキーシューで包み、メロンパン風に仕上げているアイスクリーム。これだけ聞くと本当にメロンパンの風味になっているのか疑わしく思うかもしれない。しかし、実際に食べているとクッキーシューが薄めで、ちょうどいいメロンパン感を醸し出しており、まさにメロンパンとアイスを一緒に食べているような食感を味わえるのである。

 甘いアイスとメロンパンの組み合わせながら、驚くほど絶妙にマッチしているこの逸品。数量限定で、約2秒に1個売れたという伝説を残す人気商品のため、気になった方は店頭で見かけたら迷わず購入してほしい。

手羽先/90円

 居酒屋の定番メニューのひとつである手羽先。名古屋のとある店で唐揚げにしてタレをつけて出したことから普及したといわれており、現在では全国的に食べられている。コンビニの商品としてはまだ物珍しさがある手羽先だが、なんと6月末からファミリーマートのホットスナック商品のひとつにラインナップされたのだ。

 ファミリーマートの「手羽先」は、カラっと揚げられて甘辛のタレが染み込んだ手羽先に、2種類の黒胡椒がたっぷりとかけられたスパイシーな味わいが楽しめる一品となっている。肝心の味も素晴らしく、専門店と比べても見劣りしないクオリティだと感じた。

 通な方にとっては、可食部の割合を考えると1本90円であることは少々高く感じられるかもしれないが、手軽に食べられることや味の品質の高さを考慮すれば、十分優れたコストパフォーマンスだと言えるだろう。こちらも数量限定商品なので、スタミナをつけて夏場を乗り切りたい方は、ぜひ早めにご試食していただきたい。

トマト感じるマルゲリータピッツァ/298円

 年々進化を遂げ、メディアでもたびたび取り上げられているコンビニの冷凍食品。当然ながらファミリーマートも例外ではなく、なかでも「トマト感じるマルゲリータピッツァ」は、本格的なピザが味わえると評判になっている。

 ピザの材料にはトマトソースとカットされたセミドライトマト、チーズ、バジルソース、オリーブオイルが使用され、「トマト感じる」という商品名に恥じず、トマトの程よい甘みと食感を十分に堪能できる。生地は四等分になるように切れ目が入っているため、簡単にカッティングできるのも利点といえる。175gと小ぶりなので、成人男性であれば1枚ペロッと食べてしまえるだろう。

 ピザというと外出先の専門店やファミレス、チェーン店のデリバリーで召し上がるという方が多いだろうが、実は冷凍食品のピザはリーズナブルな価格と充分なサイズで楽しむことができるので、決して侮ることができない。意外と奥深い冷凍ピザの世界に踏み入れる最初の一歩としても、「トマト感じるマルゲリータピッツァ」は打ってつけな商品だ。

カフェフラッペ/270円

 大手コンビニチェーンがカフェドリンクに力を入れるようになって久しく、各社個性豊かなラインナップを取り揃えている。そのなかでもファミリーマート独自といえる商品が、「カフェフラッペ」などのコーヒーフラッペシリーズだ。

 このシリーズの商品は冷凍されているカップを揉みほぐし、コーヒーメーカーにセットして温かいミルクを注ぎ入れ、ストローでよくかき混ぜてから飲むフローズンドリンクとなっている。ブラジル産、コロンビア産、グァテマラ産の3種のコーヒー豆から抽出したエキスが使われているためか、甘みが強いながらもコーヒーの香りが立っているため、コーヒーを飲んでいる感覚もしっかりと味わうことができるだろう。

 ほかにもさまざまな新作が定期的に発売されているため、この夏に涼を求めたいときには、ファミリーマートに立ち寄ってどんな味のフラッペが置いてあるのか、覗いてみるのもいいのではないだろうか。

東京油組総本店 油そば/258円

 東京を中心に日本各地で30近くの店舗を展開している、人気の油そば専門店である「東京油組総本店」。そんな東京油組総本店がカップラーメンで有名な「日清食品」とコラボしたことで誕生し、ファミリーマート限定で販売されている商品が「東京油組総本店 油そば」である。

 パッケージの中には麺のほかにチャーシュー、メンマ、ネギが封入されたかやく、ラードと醤油、酢がブレンドされた特製液体だれ、きざみのりの小袋が入っている。かやくを開けた麺に熱湯を注ぎ、5分待って湯切りを行い、特製液体だれと絡めた後にきざみのりを振りかければ完成だ。

 中太でもちもちとしたノンフライ麺と、濃いめの味つけになっている特製液体だれの相性が抜群で、特に酢の味わいが全体的にさっぱりとした印象を与えてくれている。かやくときざみのりもちょうどいいアクセントとなっており、油そばを構成しているすべてが絶妙な美味しさを生み出している秀逸な商品に感じられた。有名店・人気店監修のカップ麺のなかでも高いクオリティとなっているので、ぜひ一度食べてみてほしい。

 今回セレクトした商品以外にも、ファミリーマートには味やコストパフォーマンスに優れた食品が数多くラインナップされている。ぜひとも仕事の帰り道や散歩の寄り道などで、実際に足を運んでみてほしい。

(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

分科会は「Go To」について議論さえせず! 専門家の提案を拒否する安倍政権、最後は政権を追認する御用学者の尾身茂会長

 本日31日、東京都の新規感染者が463人と過去最多だったのをはじめ、大阪府や愛知県、福岡県など都市部で感染が急拡大し、全国でも1500人以上と3日連続で最多を更新している。そんななか、本日の新規感染者数が71人となった沖縄県の玉城デニー知事は、県独自の緊急事態宣言を明日8...

パチスロ「いそまる」の「本領発揮」!? 「入籍」でさらなる勢いが??

 パチンコ・パチスロ動画の「絶対王者」といえば「スロパチステーション」である。登録者数110万人を超える巨大チャンネルだ。

 同チャンネルの看板演者「いそまる」は設立当初より活躍する稀有なタレント性の持ち主。最近、特に世間を騒がせる印象である。

 2020年6月20日、自身のツイッターアカウントにて、一般女性との入籍を発表し、注目を浴びた。同僚で既婚者の「よしき」が「目指すべき夫」であると綴っている。

 ツイートには「兎味ペロリナ」や「かおりっきぃ☆」など、パチンコ業界の著名人が祝福のコメントを寄せ、祝福ムードに包まれた。

 さらに同年同月28日、ツイッター上での「呼びかけ」が話題となった。

 来店していたユーザーが財布を紛失したようで、同紛失物について「見かけた方はホールスタッフか私に声をかけて下さい」と捜索の補助を行ったのだ。

 彼の知名度を考慮すれば、非常に効果的であることは間違いないだろう。

 この行為にファンだけでなく、多くのツイッターユーザーが称賛の声を上げた。紛失物は無事に発見され、持ち主の手に戻ったようだ。

 実は同日に収録した実戦動画が既に投稿されており、100万再生に届く勢いを見せている。

 その動画は『【ヤッターマン・凱旋】久しく味わっていなかったこの感覚…【いそまるの成り上がり回胴録#494】』で確認可能だ。

 本動画は自粛期間以降では初となるホールでのパチスロ実戦ということでも注目を浴びているようである。

 実戦機種はタイトル通り、『Sヤッターマン絶対正義』と『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』の2機種だ。

 見どころはズバリ「いそまるのスタンス」である。最近では観ることはできなかった「『貪欲な』いそまる」の姿があるのだ。

 チャンネル設立間もない「いそまる」が帰ってきたような印象を受けた。投資をする度に精神的に余裕がなく、それでも決して希望を捨てない闘志が溢れている。

 これが「守る者」を得た男の強さなのかもしれない。しかし、投資は92000円を超え精神も軍資金も限界を迎える。

 目指すは『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』の天井。本機の救済機能は強力で、一撃5000枚も夢ではない。

 果たして、「いそまる」は逆転することができるのか、気になる方、ご興味がある方は是非チェックしてみてはいかがだろうか。

JRAヴィルシーナの仔ディヴィーナ“回避“の間隙を突く!? 放馬トラブルを乗り越えキングカメハメハ産駒の大物ククナがデビュー戦Vを狙う!!

 8月1日の新馬(札幌・芝1500m)は、新種牡馬モーリス、母は13年と14年のヴィクトリアマイル(G1)を連覇した名牝ヴィルシーナの良血馬ディヴィーナ(牝2、栗東・友道康夫厩舎)が、武豊騎手で登場するため熱視線が送られていた。

 ところが、直前になって管理する友道調教師が「動きに物足りなさを感じるので、今週は使いません」と明言。成長を促す意味を込めて、放牧に出されることになった。

 人気を集めていた素質馬が回避とあって、少々白けた雰囲気も漂いつつある。だが、その1戦で代わりに中心的存在となるのが、父キングカメハメハ、母は15年の桜花賞(G1)2着、オークス(G1)3着と好走したクルミナルのククナ(牝2、栗東・栗田徹厩舎)だ。

 デビューを控えているククナは、7月15日に美浦の坂路で、2歳一番時計となる4F52秒2、ラスト12秒3を記録。1週前も遜色ない動きを見せて、仕上がりの良さを感じさせている。

「水曜日の最終追い切りは、本番でも騎乗するC.ルメール騎手を背に芝コースを馬なりで。余力たっぷりでしたが、その後、鳥の声に驚いたため放馬したようです。まさかの事態に“出走回避”も頭によぎりましたが、無事に新馬戦に向かうことができるみたいですね」(記者)

 今年、キングカメハメハ産駒はすでに6頭がデビューを果たしている。だがホウオウアマゾン、レッドルーベンスが2着に入ったものの、まだデビュー戦Vを飾った馬はいない。

「ホウオウアマゾンが2戦目の未勝利戦を勝ちましたが、デビュー戦を快勝する馬が出てきてほしいところ。ディヴィーナとの直接対決がなくなったのは残念ですが、考えようによってはこれも“追い風”。ククナに運が向いてきたのかもしれません」(競馬誌ライター)

 キングカメハメハ産駒の牝馬でクラシックを勝利したのは15年の桜花賞を勝利したレッツゴードンキが最後となっている。昨年他界したこともあり、登場するキングカメハメハ産駒は減少する一方だ。ククナは久しぶりにキングカメハメハ産駒として牝馬クラシックを沸かせることができるのだろうか? まずはデビュー戦の走りに注目したい。

“優生思想”政党・維新の馬場幹事長がれいわ舩後議員の「生きる権利」発言を「旗振り役が議論封じ」と否定! 松井市長もトンデモ論理を

 日本維新の会が、そのグロテスクな優生思想を全開にしている。  先日、京都でALS患者の女性が元厚労省医系技官ら2名の医師によって殺害された事件。容疑者2名が優生思想の持ち主だったこともわかっており、当初「安楽死」などとも報じられていたが、この事件は、容疑者の優生思想に基づ...

李登輝元総統が私に語った、台湾の民主化を実現できた理由…軍事政権ナンバー2から転身

 台湾李登輝元総統が30日逝去した。28日には李氏の死亡情報が流れたが、李登輝事務所が否定し、その時点では誤報と判明したが、翌日には蔡英文総統と蘇貞昌・行政院長(首相に相当)が李氏の入院している病院に見舞いに行ったことから、「だいぶ悪いのではないか」と思っていた矢先に、訃報が現実のものとなってしまった。

 私は新聞社の香港支局長やフリーのジャーナリストとして、台湾を訪れ、何度か李氏にインタビューしたことがある。日本統治下の台湾で育ち、京都帝国大学の学生として22歳まで日本人だったこともあって、日本語は流ちょうで、考え方も日本人と同じだと感心したものだった。

 そのなかで印象に残っているのは、蒋介石率いる中国国民党が台湾を占拠し、台湾生まれの本省人を支配し、軍を中心とした専制政治を敷いた際、李氏は中国大陸の共産党政権にシンパシーを感じて、一時期、共産主義に関心を抱いた時期があったと語ったことだ。

 蒋介石政権下では思想統制が厳しかったので、わかれば、すぐに牢獄に入れられ、拷問で死んでいたかもしれない時代だった。それでなくても、当時は軍や警察による「本省人狩り」が頻繁に行われており、明け方や夜に一般の民家を官憲が急襲することもしばしばで、李氏の自宅も、何度か捜索の対象になった。しかし、「だれかいるか?」との官憲の声がすると、それには答えず、すぐに2階の窓から外に逃げたおかげで助かったという。

 外に逃げずに官憲に対応していると、有無を言わさずに逮捕され、監獄送りで、拷問されて、ありもしない罪を着せられて、10年も20年も監獄生活という例がざらだったという。いったん病気になったら看病もしてもらえないので、待っているのは死で、多数の本省人が亡くなったと語っていた。

 そのような本省人だった李氏が生き延びて、蒋経国総統に次ぐ副総統にまで上り詰めたのは、「専門が農業だったことが幸いした」と聞いたことがある。農業が専門ならば派閥もつくらず総統の座も狙わないだろうという蒋氏の思いがあったため、蒋氏は李氏に警戒心を抱かなかったのではないかというものだ。

中国・習近平との共通点

 この二人の関係を如実に表す写真がある。蒋氏の執務室で、両者が対面して歓談しているショットだが、右側に蒋氏が椅子に深々と座っているのに対して、左側の李氏は椅子の端っこにお尻を浅く乗せて、大柄の体躯を持て余すようにして両膝を窮屈そうに折って、笑顔で蒋氏の話を傾聴しているように見える写真だ。まさに弟子と師匠という関係がぴったりだ。蒋氏は最後は病気で亡くなるのだが、亡くなるまで総統職は手放さなかった。自分の命が危ないとわかっていても、ナンバー2の副総統である李氏を解任しなかったことから、蒋氏は李氏を「後継者」と決めていたのではないかとの見方もあった。

 これについて、李氏は「そういうことはないでしょう。蒋総統は私を後継者と決めていたことはないと思います。蒋氏は最後まで自分は病気を克服して、総統を続けるという自信があったのではないでしょうか」と話していた。

 蒋氏は自分の死後、李氏が総統を目指すことはないだろうと踏んでいたというのだ。つまり、蒋氏にとって李氏は自身の立場を脅かす野心はない「安全牌(パイ)」だったと思っていたということなのだろう。

 唐突だが、これは中国の習近平国家主席にも通じている。習氏は江沢民元主席の信頼を勝ち得て、中国の最高指導者に選出された。習氏は胡錦濤主席の後を襲ったのだが、江氏が胡氏の後継者として習氏を指名したのは、上海閥のトップとして江氏が長老支配政治を敷くのに適当な人物だと思ったからだとみられる。

 まさか江氏の信頼を裏切って、習氏が独裁体制を敷くとは考えていなかっただろう。習氏は父親が副首相や政治局員を務めた習仲勲氏であり、江氏から見えれば、習氏は「古参幹部のボンボン」で、政治的能力もほとんどないため、単なる操り人形だった。つまり「安全牌」だったのだ。江氏が築き上げた上海閥の中枢の最高幹部を腐敗撲滅の名目で次々と失脚させて、習氏が江氏以上の独裁者になるとは、よもや思わなかったであろう。

 これは李登輝氏にも通じる。蒋氏は李氏が国民党の独裁体制を破壊して、政治の民主化を推進しようとは想像だにしなかったに違いない。

 その意味では、李氏と習氏は同類と見ることもできるが、かたや李氏は亡くなるまで自身の名声を汚さず、安穏と死を迎えることができた。一方の習氏は自ら強気の外交を展開したため、米中新冷戦を招く羽目になった。国内政治でも自身が目指している終身主席制に反対の声が強く、李克強首相や、江氏や胡氏ら長老指導者と激しい権力闘争を展開しているとの見方もあり、自身の政治基盤は安穏とはいいがたい。

 つまり、習氏は李登輝氏とは違って、今後、習氏を待っているのは茨の道だけなのである。

(文=相馬勝/ジャーナリスト)

JRA藤田菜七子「結果で応えたい」ナルハヤ侮れない存在感! ベスト距離のクイーンS(G3)で善戦必至

 8月2日に行われる日曜札幌メイン・クイーンS(G3)に藤田菜七子騎手とナルハヤ(牝6、栗東・梅田智之厩舎)のコンビが出走する。

 藤田騎手の札幌参戦は昨年のワールドオールスタージョッキーズ以来となる。1年ぶりの夏の北海道開催でオーナーの陣内孝則氏に朗報を届けることができるだろうか。

 6歳にして初の重賞挑戦となった前走のマーメイドS(G3)は4着に敗れたものの、見せ場十分の逃げで健闘した。レース後に藤田騎手が「自分のリズムで運べました」と振り返ったように悔いを残さない騎乗が印象的だった。

 これまでは、重賞に騎乗しても後方からの競馬をすることが多かった藤田騎手だったが、積極的な騎乗を心掛けている姿勢が垣間見えるようになってきた。これは先週のアイビスサマーダッシュ(G3)でラブカンプーに騎乗した際にも同様だった。

 外枠が圧倒的に有利とされる新潟の直線1000mの条件でラブカンプーは1枠2番を引いた。快速を武器としている馬にとって不利な条件だったにもかかわらず、好スタートを決めると迷いなく外を目指してパートナーを導いた。

 内枠だったはずのラブカンプーがワープをしたかのように大外に現れたレースは大いに盛り上がった。結果こそ10着に終わったとはいえ、好騎乗だったといえるだろう

 騎乗馬の持ち味を引き出そうとする藤田騎手の姿勢はクイーンSに出走するナルハヤにとっても心強い援軍となりそうだ。ナルハヤ自身も芝1800mの成績は【1.4.3.2】と複勝率80.0%を誇る好条件である。

 札幌は初コースではあるが、父のサクラプレジデントは札幌2歳S(G3)、札幌記念(G2)の勝ち馬でもあり、血統的にこなせる背景は十分だ。

「先週開幕したばかりの札幌は芝コースの状態が良好で、逃げ先行馬の前残りが目立っています。3枠3番と逃げるには絶好の枠が当たりましたから運も向いています。

隣に同型のタガノアスワドがいるのは気になりますが、多少は競り合っても今の札幌なら残せる可能性が高いです。

展開次第では2頭が行ったままなんてこともあるかもしれませんよ」(競馬記者)

 クイーンSは過去10年でも、逃げ先行馬が圧倒的な好成績を残している舞台でもある。

 29日の最終追い切りでは継続して騎乗を任されていることに対し、「結果で応えたいです」と決意を語った藤田騎手。

 1ハロンの距離短縮を味方にあっと驚く激走を見せても不思議ではなさそうだ。

水溜りボンド・カンタと熱愛の池田エライザに「見る目あるな!」 相方が絶賛するカンタの「実直で素直で面白い」人柄とは

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

池田エライザInstagramより

『CanCam』の元専属モデルであり、女優として活躍している池田エライザ(24)と、大人気ユーチューバー「水溜まりボンド」のカンタ(26)の熱愛を「フライデー」(講談社)が報じた。2人の出会いは昨年5月に公開された映画『貞子』。池田エライザが主演したこの映画に、水溜まりボンドはゲスト出演しており、共演をきっかけに仲が深まったという。

 突然の熱愛報道に、ネット上では「なぜ、めちゃくちゃイケメンでもない一般人が美女と付き合えるんだ!」と嫉妬の嵐が吹き荒れ、「億を稼ぐ人気YouTuberの金目当てだ」と池田エライザを中傷するような記事も見かけたが、しかし、水溜まりボンドのカンタをよく知るファンたちの反応は違う。「報道みて『(彼女が)見る目あるな』って思った!」とカンタを選んだ池田エライザを称賛しているのだ。

安倍首相、“石破茂首相”誕生を絶対阻止…次期首相候補、河野・茂木・西村が有力か

 4連休前日の7月22日。安倍晋三首相は自民党の二階俊博幹事長と会食した。もっとも2人きりではない。メンバーには、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長や俳優の杉良太郎氏、洋画家の絹谷幸二氏らスポーツ、芸能、文化の重鎮が並び、場所が銀座の高級ステーキ店なのもうなずけるような豪華会食だった。

 主催は二階氏。メンバーはみな同氏と旧知の間柄だという。出席者によれば、安倍首相は着席するなり政府の新型コロナウイルス対策に関する考え方を披露。その後は、3氏がそれぞれの業界の現状について語った。生臭い話はなく終始穏やかな雰囲気で、安倍首相と二階氏の関係は良好に見えたという。実はこのメンバーでの会食を安倍首相は一度、公務を理由に断っている。それでも再設定に応え出席したところに、二階氏に対する気の遣いようがわかる。

 9月中にも行われる自民党役員人事をめぐり、安倍首相と二階氏が静かな駆け引きを繰り広げている。自民党役員の任期は1年で、例年9月に人事が行われ、安倍政権では同時に内閣改造も実施されてきた。今年も同様のスケジュールで9月中~下旬に行われると見られている。

 最大の焦点は二階氏が幹事長に留任するのか否かだ。幹事長人事をめぐる安倍首相と二階氏の駆け引きは6月頃から表面化し、二階氏が、安倍首相の嫌いな石破茂元幹事長の派閥パーティでの講師を引き受けたのもその布石。二階氏が主導し、親密関係を築く菅義偉官房長官が呼び掛け人に加わる派閥横断の議員連盟も8月中に初会合を開く予定。いずれも安倍首相に対する牽制とされる。

「安倍首相はなんとしても二階幹事長を替えたいと思っている。二階氏は9月8日まで幹事長を務めれば、通算在職日数で田中角栄元首相を超えて歴代最長となる。その勲章が得られれば、もういいだろう、というのが安倍首相の考え。二階氏が親中国なのも、米中対立を加速させているトランプ大統領との関係で障害になる。昨年の人事で二階氏を外したかったのに外せなかったことの雪辱もある。しかし、二階氏は幹事長続投への執念がものすごいから、外されれば、一気に反安倍となり、石破氏を担いで動き出すんじゃないか」(安倍首相に近い自民党議員)

燻る衆議院“秋解散”

 二階氏が交代した場合の幹事長は誰になるのか。安倍首相は昨年、自身の後継含みで岸田文雄政調会長の昇格を想定していた。しかし、コロナ対策などで失点し、世論人気も低いままの岸田氏への期待は、この1年ですっかり萎んでしまった。

「むしろ安倍首相が心を許す盟友の2人、甘利明税調会長か下村博文選対委員長が浮上する可能性がある。二階氏を外した際に岸田氏が幹事長にならなければ、安倍首相が岸田氏を見切ったということになる」(同)

 内閣改造はどうか。麻生太郎財務大臣と菅官房長官は留任の方向で、内閣の骨格は崩さないと見られる。

「メディアに頻繁に取り上げられてきた安倍首相と官房長官の不仲説が、国会で野党から質問までされるまでに至り、両者は必死で否定してきた。さまざまなコロナ対策が世論の批判を浴びていることもあり、危機管理の要として官房長官の交代は難しいのではないか」(同上)

“ポスト安倍”を競わせるため、河野太郎防衛大臣、茂木敏充外務大臣、コロナ担当の西村康稔経済再生担当大臣はポストが変わっても閣内残留の可能性が高いという。ただし、加藤勝信厚労大臣は例外。たとえ留任でも「コロナで大混乱の厚労省の後始末は最後までやってくれ」というメッセージらしい。

 いまだ燻る秋解散のタイミングによっては、人事もその時期も変わってくる可能性がなくはないが、幹事長交代があるか、ないかは、その後の政局すべてに影響しそうだ。

(文=編集部)