横山武史とエフフォーリアは「何故」ナリタブライアンになれなかったのか。日本ダービー(G1)シャフリヤール「10cm差」の大接戦に恵まれなかった「ゲリラ豪雨」

「人気に応えることが出来なくて、申し訳なかったです」

 単勝1.7倍の大本命馬による2着敗戦に、22歳の若武者は開口一番、ファンへ謝罪した。皐月賞馬エフフォーリアと横山武史騎手の無敗三冠の夢は、日本ダービー(G1)の舞台で潰えた。

 4戦4勝の無敗で制した皐月賞(G1)では、2着に3馬身差という決定的な差をつけたエフフォーリア。0.5秒以上の差をつけたのは、過去にナリタブライアンとオルフェーヴルという2頭の三冠馬だけ。この事実はメディアでも大きく取り上げられ、クラシックの開幕戦にして早くも同世代の陣営に絶望を突きつけたことは言うまでもない。

 しかし、そこには落とし穴があった。何故なら、ナリタブライアンとオルフェーヴルの皐月賞は良馬場であり、エフフォーリアは稍重だったからだ。

 あくまで一般論だが、例えば重馬場で行われた今年の大阪杯(G1)で伏兵レイパパレがコントレイルらに4馬身以上の差をつけて勝ったことや、同じ稍重なら昨年の宝塚記念(G1)でクロノジェネシスが6馬身差で圧勝したように、雨で重くなった特殊な馬場は着差が大きく開きやすい。

 レイパパレやクロノジェネシスが現役屈指の強豪であることは間違いないが、これらの着差を鵜吞みにできないことは多くのファンが経験則で知っている。

 そういった意味でエフフォーリアの3馬身差と、ナリタブライアン・オルフェーヴルの3馬身差には小さくはない違いがあった。特に日本ダービーは、毎年のように東京特有の超高速馬場で行われているレース。稍重の皐月賞を圧勝したエフフォーリアには時計勝負に一抹の不安があったことは確かだ。

 そんなエフフォーリアにとって、この日に突如降り出した雨は、まさしく恵みの雨だったに違いない。

 日本ダービーの直前となる10Rのスタート頃には、中継の画面越しにも確認できるほど、大粒の雨が降っていた。そんな関東地方の状況を受け、Twitterでは「ゲリラ豪雨」がトレンド入り。ダービーへの影響を心配したファンからも多くの書き込みがあった。

 レース後に横山武騎手が「最後は勝ち馬(シャフリヤール)に切れ負けしてしまいました」と語った通り、もし今年の日本ダービーが皐月賞と同じ稍重で行われていれば、結果は変わっていたのかもしれない。

「15時頃に東京各地で雨が降ったそうですが、東京競馬場では10Rの頃にやや強い雨が降った程度。『ゲリラ豪雨』と呼ぶには、少し大袈裟な雨量だったと思います。JRAの公式HPに掲載されている10Rの天気は『曇り』ですし、馬場発表も『良』のまま。ダービーの頃には快晴でしたね」(競馬記者)

 一方、雨が早めに上がったことで“幸運”を掴んだのが、シャフリヤールだった。

 重賞初制覇となった前走の毎日杯(G3)は、古馬を合わせた阪神1800mのレコードタイという超高速馬決着。2着だったグレートマジシャンと共に時計勝負への裏付けがあった2頭は、ダービーの舞台でも強豪を押しのけて3、4番人気に支持されていたのだ。

 最終的にシャフリヤールとエフフォーリアの差は、わずか約10cmだったという。

 2頭の決着には様々な要素が絡んでいるが、「豪雨」にならなかった“ゲリラ雨”が少なからぬ影響を与えたに違いない。皮肉なことに「強い幸福感」という名を持つエフフォーリアが、クラシックで最も「運」が必要とされる日本ダービーで幸福に見放された。(文=大村克之)

<著者プロフィール>
 稀代の逃亡者サイレンススズカに感銘を受け、競馬の世界にのめり込む。武豊騎手の逃げ馬がいれば、人気度外視で馬券購入。好きな馬は当然キタサンブラック、エイシンヒカリ、渋いところでトウケイヘイロー。週末36レース参加の皆勤賞を続けてきたが、最近は「ウマ娘」に入れ込んで失速気味の編集部所属ライター。

実はあなたも? 80%のサラリーマンが“間違いだけどやってしまう”習慣とは

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

新社会人がそろそろ落ち着き始める時期、これまで間違いだと習ってきた敬語を先輩方が使っていて戸惑った、などということはないだろうか。正しい敬語がすべてではない、暗黙のビジネスルールは、ややこしいものなのだ。例えば、取引先の会社を呼ぶときはどうだろう。「様」や「さん」と敬称をつけるべきか。間違った使い方だから不要!と思うものの、呼びつけにしているみたいで気がひける。今回は、この敬称についてみんなの意見を紹介したい。

会社名にも「様」を付けるのがもはや常識か

 社会に出ると、学生時代とは違うビジネスパーソンとしての考え方や行動、礼儀作法などにふれる機会が増える。これらは、誰でも失敗を重ねながら少しずつ覚えていくものだが、最低限のビジネスマナーとして、なにより相手に不快感を与えないために、「敬称」は身につけておきたい。  会社名に付ける敬称は、手紙の宛名には○○会社「御中」、文章中では「貴社」、電話や対面などでは「御社」を使うのが正しいとされる。しかし、複数の会社の人と話をする場合、「○○会社さん」や「○○会社様」と呼ぶことがある。「様」「さん」は、個人名に付けるのが原則だが…

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パチンコ「自力」が試される「斬新RUSH」は出玉も強烈!? その魅力が「お試し感覚」で手軽に体験できる!!

 777TOWNにサミーの最新機種『P甲鉄城のカバネリ 319 覚醒Ver.』が超速で登場。さっそく、まずは新機種ゾーンで導入された体験版をプレイしてみるのである。

 その前に、本機のスペック・ゲーム性を軽くおさらい。大当り確率が1/319.7となるミドルタイプの小当りRUSH搭載機で、ヘソの50%、電チューなら100%確変に突入するV確ループのシステムを採用している。

 ただ、通常の小当りRUSH機とは違い、通常時や時短中なら確変=小当りRUSHとなるが、確変中における小当りRUSHのメイン契機は規定電サポ回数消化によるもので、新感覚の連チャン模様を体験できるゲーム性となっている。

 とにかく、まずは初当りで50%の確変を引き当てること。これがないと何も始まらないのである。

 ところが、そんな思惑をことごとく打ち砕く絶望の初当りが続く。609回転、通常大当り、時短スルー。301回転、通常大当り、時短スルー。3度目の正直と606回転で当てた初当りも図柄が「4」。昇格もなく、軽い放心状態で時短モードを眺めていると、まさかの10回転で引き戻し!

 やっと来たと興奮するも、これがやっぱり通常大当り。右打ちでも時短なら50%で確変取れないんだったとうなだれることしかできなかった。いやー50%V確の悪いところが全部出ているなと、1/2を引けない呪いを恨みながら続けること161回転目。

 やっとのことで確変を獲得したと思ったら「ツラヌキTIME」スタート。あれ? これ219ver.? と混乱のなかで次に引いた当りが「リバイバルBONUS」。4ラウンド通常で時短なしというすべての終わりを告げる悪魔の大当りである。

 考えられうる最悪の裏目を引き続ける展開に、黒目しかない瞳で一切の表情筋がピクリとも動かない顔になったのは言うまでもないだろう。

 そんな状況で迎えた210回転。3図柄の大当り。V入賞の表示もした。ところが移行したのは「ツラヌキTIME」である。やはり219ver.のようだが、六根チャレンジ選択時の導入演出ですぐにメーターMAXとなり無事小当りRUSHに突入。

 ここからはRUSH×14・2136発→ツラヌキTIME→小当りRUSH×4・2796発(トータル)と順調にループを重ね、最終的にはRUSH×56の7644発まで出玉を伸ばすことに成功したのである。

 小当りRUSHがループすることももちろんあるが、基本的には一度確変モードである「ツラヌキTIME」に戻って展開され、10~50回まで振り分けのある電サポ回数で大当りしないようにやりすごすといった連チャン展開が必要となる。

 これにより、従来の小当りRUSHよりスリリングさを味わえるとともに、自力感をより感じられるパチスロ的な打感といった印象。好き嫌いが明確にわかれそうであるが、出るときと出ないときの差もかなり激しい。

 とにかく小当りRUSHに突入させないと話にならないので、本機の魅力を知ってもらうには777TOWNでのプレイが大きなサポートになりそうである。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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スマホ出荷台数、Appleがぶっちぎりの1位と判明! iPhone人気はまだまだ続く?

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

日本のスマートフォン市場における、「iPhone VS Androidスマホ各社の連合軍」という世界的に珍しい対立はまだまだ終わりそうにない。MM総研の調査によると、2020年度の携帯電話総出荷台数は3,511万台で、そのうちスマホは3,275.7万台で前年比16.9%増。出荷されたスマホをメーカー別でみると、アップルが半数近くを占め9年連続の1位に。2021年度からは楽天モバイルもiPhoneの取り扱いをスタートしているためアップルはさらに出荷台数を増やすと見られており、V10も確実か。

iPhone SEの発売により、シェアをさらに伸ばしたアップル

 調査によれば、スマホ出荷台数は2017年度の3,258万台をわずかに上回り、年度別で過去最高を記録した。とくにSIMフリースマホの出荷台数は428.7万台と42.4%の大幅アップで、SIMフリー比率は13.1%に拡大。2020年4月からMNOサービスを開始した楽天モバイルによる「1年間無料サービス」の影響ではないかと推察される。

 スマホのメーカー別出荷台数では、1位アップル、2位シャープ、3位サムスン電子、4位富士…

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JRA日本ダービー(G1)「なんじゃこりゃ!!」田原成貴氏が“大手術”施した福永祐一勝利で号泣!? 「◎○△」大的中に称賛の嵐!

 30日、東京競馬場で行われた第88回日本ダービー(G1)は、福永祐一騎手が騎乗したシャフリヤール(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)が1番人気の皐月賞馬エフフォーリア(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)をハナ差かわして世代の頂点に立った。
 
 福永騎手は史上3人目のダービー連覇。2018年ワグネリアン、20年コントレイルに続く自身3勝目を挙げ、レース後のインタビューでは開口一番「最高にうれしいです」と喜びを表した。

 福永騎手の会心の勝利に、元JRA騎手でご意見番の安藤勝己氏も「ダービーを勝っとるユーイチの経験がデカかった」と賛辞を送った。

 その陰で同じ元騎手のあの男が大粒の涙をこぼしていた、かもしれない。

 安藤氏の1歳年上で騎手として活躍した田原成貴氏だ。長らく表舞台から遠ざかっていたが、昨年12月に『東京スポーツ』で“奇跡の復活”。昨年の有馬記念(G1)を皮切りに同紙でたびたびG1レースの予想を披露している。

 30日付の紙面でも1面を飾り、「なんじゃこりゃ!! から始まった… 祐一との物語」という見出しが読者の目を引いた。詳細は同紙を手に取ってご確認いただきたいのだが、田原氏が現役時代に初めて福永騎手の騎乗を見たとき、お世辞にも上手いとはいえないその動作に「なんじゃこりゃ!!」という声を上げてしまったというエピソードが記され、ダービーの予想記事とともにしたためられている。

 当時、駆け出しの福永騎手に懇願された田原氏は、同騎手の悪癖を矯正するため訓練を施し1か月半ほどで“大手術”は成功。当時の福永騎手の必死に食らいついて練習する姿を回想しつつ、文末には、「大一番で新しい自分を生み出せ! そしてオレを泣かせてくれ!」と福永騎手にエールを送った。

 そんな田原氏が「◎」を打ったのはもちろんシャフリヤール。大本命エフフォーリアの強さを認めつつも、福永騎手の隠れた感性を評価しての抜擢だった。そして実際にレースではこの2頭の一騎打ちとなり、最後は田原氏本命のシャフリヤールがハナ差競り勝った。

「◎○」の大本線で予想を的中させた田原氏だが、それだけにはとどまらなかった。3着に追い込んだ9番人気ステラヴェローチェ(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎)にも4番手評価の「△」を打っていたのだ。買い目は不明だが、もし三連単を買っていれば、589.8倍の高配当を手にしていることになる……。

 この田原氏の大的中にはSNSなどでも「田原さん流石~」、「田原成貴を信じればよかった」など称賛の声が多数上がった。

 また、東京スポーツの藤井真俊記者は自身のTwitterで「福永騎手の冷静な騎乗はまさに東スポ紙面の田原さんの予言を見ているかのよう」とつぶやき、この日も自身のYouTubeライブ配信をしていた元騎手の藤田伸二氏もレース後に「田原先生、すげーなー」と先輩の会心の予想に恐れ入った様子だった。

 現役時代はダービーのタイトルに縁がなかった田原氏の予想から今後も目が離せない。(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

「コテンラジオ」に、コピーを学ぶ

電通で、クリエーティブ・ディレクター/コピーライターを務めている橋口幸生氏。彼が招待するのは、広告とはまったく別の世界で活躍している「言葉の猛者」たち。

本連載では、隔月のペースで開催されるウェビナーの内容を、編集部視点で再編集。「新しいものは、必ず新しい言葉と共にやってくる」という橋口氏の視点の下で、言葉の持つ力や、その可能性についての考察を深めていく。

第一回にあたる本稿では、古今東西の歴史をひもとく「コテンラジオ」というコンテンツで注目される深井龍之介氏と橋口氏の対談内容から、時代を動かす言葉のメカニズムとその魅力について紹介していきたい。

文責:ウェブ電通報編集部


コテンラジオ
深井龍之介氏:歴史データベース「coten」の研究開発、及び、Podcast 「歴史を面白く学ぶCOTEN RADIO」を運営するCOTENの代表を務める。人文学・歴史・社会科学が大好き。3,500年分の世界史情報を体系的に整理し、200〜300冊の本を読んで初めてわかるような社会や人間の傾向やパターンを、誰もが抽出できるように世界史の一大データベースを作成するプロジェクトを進行中。橋口幸生氏: クリエーティブ・ディレクター/コピーライター。最近の代表作はロッテガーナチョコレート、「世界ダウン症の日」新聞広告、スカパー!堺議員シリーズなど。歴史ファンとして、「風雲児たち」「鬼平犯科帳25周年ポスター」など、歴史をモチーフにした作品の広告も手掛けている。「100案思考」「言葉ダイエット」著者。https://twitter.com/yukio8494
 

「美女500人との宴会より、自己との対話。仏陀」(対比構造)

コテンラジオ

王子としての何不自由のない生活を捨てて、衆生を救うために出家した仏陀。おだやかな表情の裏に隠されたドラマに想像を馳せることも、歴史の楽しみの一つ。(橋口幸生)

「コテンラジオ」の中で紹介されたコピーの中で、橋口氏が真っ先に注目したのがこのコピーだ。他に「天才思想家にして、変態紳士 ルソー」というものもある。いずれも、「対比構造」が生み出す言葉のマジック、と橋口氏は指摘する。

「仏陀という人は、王子の身分の出で、人間の持ついわゆる三大欲求の全てにおいて満たされていた人。だからこそ、このコピーに説得力が生まれる。ルソーにしてもそう。『人権の父』とも評される稀代の天才思想家が、露出狂、あるいはマゾだったというようなあたりに、人間というものの深淵さが見てとれる。広告でもこの手法はよく使われていて、『想像力と数百円』(新潮文庫)といったようなコピーワークに、人はゾクゾクさせられるのだと思います」


「ガソリンが充満した部屋でマッチを擦った人 ルター」(例え)

コテンラジオ

実はルター自身は宗教改革なんてするつもりはなかったらしい。彼の主張が一人歩きしてしまい、自分でも手に負えないと思っていたのだとか。今で言う炎上?(橋口幸生)

宗教改革の口火を切った人として知られるルターを、深井氏は「コテンラジオ」でこのように表現した。「イノベーションで注目されるのは、ともすればマッチを擦った人になりがちなのですが、実はそのとき、ガソリンが充満していたということがポイントであるような気がします」と指摘する深井氏。

世界が変わるとき、そこに言語がある。あるいは、些細な言語が世界を変えてしまうことがある。「それは、エネルギーを持っている大衆に、理論武装を与えるということだと思いますね」と深井氏は言う。

「人間にとって大義名分というものはとても大事。大義があると、分散していたエネルギーがそこに一気に集約される。現代社会における企業が掲げるスローガンと同じですね。50年前ならいざしらず、この時代、お金をもうけるということだけでは、社員や株主、顧客といった人々の心を一つにするための大義にはなりませんから」。橋口氏の言葉に、ミッション、エンゲージメントといった昨今よく耳にするワードの本質が垣間見える。
 

「スタートアップから天下を獲った英雄 曹操」(置き換え)

コテンラジオ
三国志演義では悪役のイメージが強い曹操だけど、史実では政治家としても軍人としても超一流。肖像画からも、そのオーラはうかがえる。(橋口幸生)絵画の出典は「三才図会」の曹操孟徳(国立国会図書館ウェブサイトより)

「コテンラジオ」で披露されたこのコピーをきっかけに、ウェビナーは三国志の話題で大いに盛り上がることとなる。浅学なる筆者には、三国志のダイナミズムがいまひとつ理解できないのであるが、ポイントはそこにはない。戦争中、馬上で本を読んでいたというエピソードで知られる曹操。その出自を、スタートアップという現代の言葉に置き換えているところが興味深い、と橋口氏は指摘する。

「諸葛孔明と劉備の関係も、『劉備が人生で初めて受けた戦略コンサルティング』と表現してもらうと、その瞬間、ストンと腹に落ちる気がする。この置き換えというテクニックも、広告コピーではよく用いられる手法なんです」。

深井氏によれば、劉備は元々「傭兵」のようなガラの悪い人間で、その日、いかに飯を食うか、食わせるかということだけを考えていたような人。でも、他人の話に耳を傾ける才能というか、謙虚さを持った人だった。「だからこそ、稀代の軍師であった諸葛孔明からの一言一言を、戦略コンサルティングとして受け止められたとのだと思います」

コテンラジオで披露された「ヒトラー、30歳。ニート、無職、自称芸術家」というタイトルについても、深井氏はこう解説する。「彼には、軍師としての才能も、政治家としての才能もなかった。でも、演説の才能だけは、突出していた。自称芸術家の『自称』というあたりに、そのあたりのニュアンスを感じとっていただけると、歴史というものが途端に面白く見えてくるのではないでしょうか?」

言葉は、歴史を変える

コテンラジオ
この聖徳太子の肖像画(唐本御影)は、現在では、聖徳太子本人ではないという説も出ている。だからこそ、想像する楽しみも生まれる。(橋口幸生)絵画の出典は国立国会図書館ウェブサイトより

「日出處天子到書日没處天子無恙云云 」。言わずと知れた、聖徳太子が隋の煬帝に送ったとされる書簡だが、橋口氏はこれを日本史上、最古にして稀に見る名コピーだと指摘する。

そこに、深井氏がコメントを挟む。「当時の日本は、大国である隋の東の端っこにある、発展途上の、いわば野蛮な小国。『東に位置する、ちっぽけな国を治めている者』というファクトを『日出ずる処の天子』と表現しているところが、すごいですよね。しかも、大国の皇帝のことを『日没する処の天子』と、自身と対等どころか、没するという言葉を使うことで、なんだか下に見ているかのような印象すらある」。このあたりが、橋口氏の言う「歴史を変えた言葉たち」ということになるのだろう。物言い一つで、国の歴史すら動かしてしまう。言葉には、それだけの力があるということだ。

やや長い引用になるのだが、橋口氏が紹介してくれたヘレン・ケラーの言葉も興味深い。

「悲観論者が、星についての新発見をしたり、海図にない陸地を目指して航海したり、精神世界に新しい扉を開いたことは、いまだかつてない」。橋口氏いわく「会社経営などにも通じることですが、悲観的なことを言う人というのは、つまるところ失敗したときの言い訳をしている場合が多いんです。ところが、楽観的なことを言う人がバカっぽく見えるのに対して、悲観的なことを言う人は賢そうに見えたりする。そのあたりについて、ヘレン・ケラーにズバっと指摘されると、ドキっとさせられる」。

深井氏は、悲観的な物言いには物事をストップする力があるのだと言う。このところよく耳にする「アクセルとブレーキ」の「ブレーキ」にあたる言葉だ。なんだか英断をしたかのように報じられるブレーキだが、見方を変えれば、ただ単に「進むことをあきらめた」とも解釈できる。そのような言葉に操られて、私たちは今を生きているのだ。

歴史は、ネタバレしていてもなお、面白い

歴史の面白さ、歴史を知ることの面白さを、深井氏はこのように表現した。ネタバレしていてもなお、面白いものなど、この世の中にそうそうありませんよね、と。結果が分かっているスポーツの試合を録画再生したところで、面白くもなんともない。でも、歴史はちがう。それどころか「分かっている」と思っていた歴史上の事実が、一夜にしてひっくり返ってしまうことすらある。「イイクニつくろう」と覚えた鎌倉幕府の成立が、実は1192年ではなかったというだけでも、なんだかゾクゾクさせられる。

「深井龍之介のレキシアルゴリズム」に、こんな一節がある。「どんな人も、生きているだけで価値がある。僕は、本当にこう思っています。綺麗ごとや理想として語っているわけではないんです。僕たちの過去の歴史が、はっきりとそう示しているからです」。

なるほどなあ、と思った。「たとえば、ニートと呼ばれる人がいますよね。現代社会の闇のように報道されがちですが、100年後、200年後から振り返ってみれば、ニートの存在が社会に多大な影響を与えていた、といった歴史観が生まれているかもしれない。それがいい影響なのか、悪い影響なのかは、その時になってみなければ分からない。大事なことは、影響を与えているかもしれないという視点を持つことだと思いますね」。

※本連載は、「言葉最前線」と題されたウェビナーの内容を、主催者でありMC役でもある橋口幸生氏(CXCC局)の監修のもと、ウェブ電通報独自の視点で編集したものです。

 

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 28日におこなわれた記者会見で、緊急事態宣言下での東京五輪開催について否定しなかった菅義偉首相。そればかりか、「緊急事態宣言下で野球やサッカーをおこなっていることも事実」などと述べ、観客を入れての開催にまで意欲を見せた。  まさに狂っているとしか言いようがない。東京に3...

パチスロ「設定1でも102%」や「6000枚超え」が話題のユニバーサル…新台『バジリスク』や『ミリオンゴッド』ファン必見情報も!!

 パチスロ業界において、抜群の存在感を放つユニバーサルエンターテインメント(以下、ユニバーサル)。これまで『ミリオンゴッド』や『バジリスク』といったヒット機種を続々と発表してきた。

 2021年も話題作を導入しており、ホールを大いに盛り上げている状況だ。

 まずは、カプコンとの強力タッグによるアデリオンの『パチスロ バイオハザード7 レジデント イービル』。圧倒的なグラフィックによる演出と、増殖をはじめとする多彩な上乗せが好評を得た。導入後は、前評判通りの活躍を見せていたと言えるだろう。

 エレコの最新タイトル『SLOTアルドノア・ゼロ』も好反響が寄せられている1台。「トリプル抽選システム」を採用した自力感の強い仕様を、絶賛する声が続出した。終日6000枚超えのデータも確認されるなど、注目度は高まっていった印象だ。

 同社が手がけるパチスロ機種といえば、スタンバイしている新機種も大きな反響が寄せられている。

 ボーナスタイプを語る上で欠かせない「ハナビ」シリーズが始動した。5号機で復活した『ハナビ』は、リールフラッシュや消灯と出目が絡み合う演出が特徴。シンプルながらも奥深いゲーム性で多くのユーザーを魅了した。

 そんな『ハナビ』が間もなく撤去期限を迎えるという状況での発表ということもあり、後継機となる6号機『新ハナビ』へ期待の声が続出している。

 機種サイトがオープンしており、YouTubeでは本機PVと最速解説動画が公開中。5号機『ハナビ』のゲームフローを完全継承しており、新演出やレベル別の技術介入要素など様々な要素が追加されている点が確認できる。

 設定「1」「2」「5」「6」の4段階で、ボーナス確率は約1/ 156.0~1/ 131.6と5号機『ハナビ』に比べアップ。秀逸なリーチ目を、今まで以上に堪能することができそうだ。

 ビッグは最大202枚、REGは最大112枚の獲得が可能で、ビッグのみならずREG中にも技術介入要素が組み込まれている。

 全ての技術介入要素を駆使すれば、設定1でも機械割「102%」という仕様。そのスペックの甘さは既存機屈指と言っても過言ではない。コアなファンだけではなく、幅広い層から好まれそうな仕上がりだ。

『新ハナビ』の導入は今年7月を予定。新たな一面も感じられそうな最新作への期待は高まるが…。

 注目度の高さでは、熱狂的ファンを持つ「大物コンテンツ」も負けてはいない。

 パチンコ・パチスロとしても高い人気を誇る『バジリスク』シリーズ最新作がスタンバイ。「第2の出玉トリガー」を搭載した斬新な仕上がりへ、早くも熱い視線が注がれている。

 パチンコ新台『Pバジリスク~桜花忍法帖』が6月7日に降臨予定。新筐体「SHINOBI7」を採用しており、新感覚のトランスフォーム型ボタン「SHINOBI TRIGGER」といった他では味わえない興奮が味わえる点も特徴だ。

 気になるスペックは、大当り確率1/319.68のミドルタイプで大当り後は100%STへ突入する安定感の高い仕様。STの継続率は約75%と、十分に連チャンを期待できる設計だ。

 やはり注目したいのは斬新システム「咲き戻りST」。最大120回継続するSTのラスト20回転消化で「約1000発の獲得&大当りを狙える」という「第2のBONUS」を搭載している。「駆け抜けなしで遊べる」という点が特徴だ。

 さらに「うたかたの刻」消化中の大当りには、次回大当りが濃厚となる時短10000回が付与。STラスト20回転をアツく楽しめるゲーム性は、多くのユーザーに好まれそうである。旧ST機の弱点を完全払拭した印象の本機も、導入後は反響が寄せられそうだ。

 両分野へ魅力的な新機種を導入予定のユニバーサル。話題作たちがどのような評価を得られるか気になるところだが、注目を集めているのは新機種だけではない。

 公式Webショップ「UNI-MARKET(ユニマーケット)」で、毎年恒例の福袋ならぬ「chance bag」が販売される。

 今回は『ミリオンゴッド』、『アナザーゴッドハーデス』、『沖ドキ!』、『バジリスク』、『A PROJECT』のグッズが必ず入っているという内容。総額15,000円相当の商品が7,770円で購入できる。

 さらにchance bag限定グッズとして、「A PROJECTデザインのTシャツ」と「ミリオンゴッドジグソーパズル」も用意しているようだ。こちらもファン必見の内容だろう。詳細は公式ページを確認していただきたい。

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「マクドナルド」ハンバーガーランキング! 3位ダブチ、2位てりやき、を抑えた断トツ1位は?

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

1971年7月20日に日本第1号店がオープンしたマクドナルド。2021年には日本での創業50周年の節目を迎えるというマクドナルドについて、コミュニケーションアプリのLINEが運営するリサーチノートは5月27日、10代~50代の男女を対象に、マクドナルドを食べる頻度や、一番好きなハンバーガー等の調査結果を発表した。

みんながマックを食べる頻度は?

 みんな大好きマクドナルド。多くの人に愛されるブランドなだけあり、「マック」か「マクド」か、どちらの愛称がメジャーかなどと微笑ましい論争が繰り広げられてきた。そんなマクドナルドは、銀座三越の1階に日本第1号店が出来てから50年目を迎えるという。この節目の年に、マクドナルドの関する興味深い調査が行われたので、その結果やランキング結果を紹介していこう。  まずは、「どのくらいの頻度でマクドナルドを食べていますか?」という質問の結果から。総じて「月に1日」食べるという人が各年代ともに最多で、おおむね30%前後の人が回答した。そしてその30%の回答者を含め全体のほぼ半数が「月に1日」以上食べているということが分かった。また、「週に1日…

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JRA日本ダービー(G1)「おかわり」目黒記念(G2)で大穴狙い!? 混戦を断つのは「前走から斤量4kg減」菊花賞2着の実力馬!【八木遊のフォーメーション馬券予想】

 30日、東京競馬場では競馬の祭典・日本ダービー(G1)が行われる。その余韻が冷めやらぬなか迎えるのが伝統のハンデ重賞、目黒記念(G2)だ。

 今年のJRAレーシングカレンダーを見ても、同日に同じ競馬場で平地重賞が開催されるのはこの日だけ。ダービーを当てた人も、負けた人も“おかわり”ができる特別なレースである。昨年は1番人気キングオブコージが勝ったが2~3着に人気薄が入り、三連単8万円超えのヒモ荒れとなった。やや混戦模様の今年も高配当に狙いを定めて予想していきたい。

「◎」は、7番サトノルークス(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)とする。

 2年前には菊花賞(G1)でワールドプレミアとクビ差の2着に入った実力馬。その後は骨折もあって、6戦連続で掲示板を外している。

 しかし、前走のメトロポリタンS(L)で復活の兆しを見せた。59kgを背負って、勝ち馬から0秒6差の6着。今回は2歳の時以来となる軽量55kgで、前走からは4kg減。そろそろ激走があってもおかしくないだろう。

 4年前の1歳セレクトセールで3億円近い高額で取り引きされたサトノルークス。これまで稼いだ賞金は1億円強で、元を取るにはまだまだ走ってもらわなければ困る。ちょうど2年前のダービーでは、スタートでよれて17着に惨敗した。2年越しの“リベンジ”に期待したい。

「○」は11番グロンディオーズ(牡6歳、美浦・田村康仁厩舎)だ。

 この馬は3年前の菊花賞に4戦3勝で出走。勝ったフィエールマン(7番人気)を上回る6番人気に支持された素質馬だ。その後は屈腱炎を発症し、1年半以上戦列を離れたが見事に復活。前走のダイヤモンドS(G3)でオーソリティを抑え、重賞初勝利を飾った。

 その後は具合があまり良くなく、天皇賞・春(G1)には向かわず、確勝を期してここへ。前走から一気に距離が900m短縮されるが、東京2400mでは2戦2勝。2戦ぶりに手綱を取るC.ルメール騎手の存在も重賞2連勝を後押しするか。サトノルークスとほぼ同等評価の対抗とする。

「▲」には、5番ウインキートス(牝4歳、美浦・宗像義忠厩舎)を指名して高配当を狙う。

 前走の日経賞(G2)では、この馬に「◎」を打ったが、まさかの最下位15着に沈んだ。しかし、敗因は明らかで、3角で致命的な不利を受けたのが全て。道中の手応えから、不利さえなければ馬券圏内は十分あったはずだ。ユーバーレーベンに続きゴールドシップ牝駒が府中の芝で躍動できるか。

「△」は川田将雅騎手の8番ヒートオンビート(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 母が桜花賞馬のマルセリーナという良血馬だが、初勝利に5戦を要した遅咲き。いい脚を長く使えるその脚質は広い東京向きで、「2-1-1-0」と好相性の川田騎手とのコンビで好走を期待したい。

「×」は3頭を押さえる。

 54歳の大ベテラン柴田善臣騎手が騎乗する4番サンアップルトン(牡5歳、美浦・中野栄治厩舎)は、東京コースで3、2、3、4着と大崩れしていない。出遅れさえなければ好勝負必至だろう。

 2連勝中の上がり馬、6番アドマイヤポラリス(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)は、昇級初戦がG2と条件は易しくない。斤量も55kgとやや見込まれたが、前走で中山への初長距離輸送を克服している点を評価した。

 最後は、12番ダンスディライト(牡5歳、栗東・松永幹夫厩舎)。3走前のオリオンS(3勝クラス)でヒートオンビートに競り勝ち、昇級初戦の京都記念(G2)でもラヴズオンリーユーと0秒7差と健闘。昨年キングオブコージを導いた横山典弘騎手の手綱さばきで上位の可能性も。

 以上、大荒れを期待して出走16頭中7頭に印を回した。今年の“借金”を帳消しにするためにも、ここは思い切って保険をかけず、三連単で大勝負をかける。

三連単フォーメーション(30点)
◎○→◎○▲△→◎○▲△×

<筆者プロフィール>
八木遊
競馬、野球ライター。スポーツデータ会社、テレビ局の校閲職などを経てフリーに。2021年から、Twitter(@Yuuu_Yagi11)にて全重賞の予想、買い目、年間収支を掲載中。