激しい倦怠感で日常生活に支障、「慢性疲労症候群」の可能性…病院でも理解されず悪化も

 今まで一部の人が患う難病ととらえられてきた「慢性疲労症候群」(別名・筋痛性脳脊髄炎)が、新型コロナウイルスの感染拡大によって私たちに身近にもなってきている。ウイルス発症者の後遺症として、数カ月にわたって激しい倦怠感や体の痛み、発熱、息苦しさなど慢性疲労症候群に似た症状に苦しむ人が国内外で多くいることが明らかになっているのだ。

 欧米ではすでに、新型コロナウイルスが慢性疲労症候群の引き金になる可能性があると多くの専門家が警告しており、研究も始まっている。

“怠け者”や“精神疾患”と誤解される

 そもそも、慢性疲労症候群とはどんな病なのか。「NPO法人 筋痛性脳脊髄炎の会」によると、国内に30万人の患者がいると推定されているそうだ。にもかかわらず、日本では欧米に比べて認知度が低く、専門医も少ないのが現状だ。

 山梨県に住むA子さん(34歳)が体調を崩すようになったのは、21歳のときだった。極度に疲れやすくなり、仕事を終えて帰宅しても体が鉛のように重く、シャワーを浴びる余力も残ってなかった。健康体であれば、このような場合には十分な休養をとれば回復する。しかし、A子さんの場合には一向に回復しないどころか、激しい倦怠感はますます深刻になっていった。

「体が動かないんです。起きているのがつらいので、横になっているしかありません」

 翌朝になると、無理やり体に鞭打って仕事に出かけるのだが、次第にそれもできなくなり、働くことを断念せざるを得なくなる。

 25歳のとき、生活保護を申請した。申請は通ったものの、検査をしても体の異常が見つからないため、福祉事務所には「怠けているのではないか。または、精神的な疾患ではないか」と疑われた。ある日、ケースワーカーと保健師がやってきて、車に乗せられた。たどり着いたのは精神科病院で、医師と看護師がA子さんを待ち構えていた。診察室に連れて行かれ、注射を打たれそうにもなった。

「統合失調症と思われていたようです。そこで暴れたり、パニックを起こしたりしたら、注射を打たれて、そのまま入院させられたのかもしれません」

 医師の診断は、「就労可能」。A子さんは不信感を持ち、別の心療内科に転院する。「めまいがひどい」と訴えると、抗うつ剤を処方された。

「でも、かえって不安が増して悪化してしまいました」

 次には漢方薬を処方されたが、症状が上向きになることがなかったため、通院をストップした。

 2019年11月、インターネットテレビ番組を観て驚いた。その番組に登場した慢性疲労症候群という病気を患う患者の症状が自分のケースと酷似していたのだ。発症から10年以上たって、やっと一条の光が見えた気がした。A子さんは専門医のいる病院を探して、現在通院中だ。

後遺症に悩む326人にうち、少なくとも5人が慢性疲労症候群に

 慢性疲労症候群と聞くと、「疲労が長く続く症状であり、休養すれば治る」と思われがちだが、実状はもっと深刻だ。極度の疲労感や倦怠感、全身の痛み、睡眠障害、思考力・集中力の低下などの症状がある神経系疾患で、日常生活に支障を来す。音や光に敏感になるため、カーテンを閉め切った部屋で過ごす患者もいる。発症後に仕事を継続できたのは2%にとどまり、重症の場合にはほとんど寝たきり状態になる。

 有効な治療法がないのが現状で、何十年もこの病と闘っている患者も少なくない。現段階では原因が特定されていないが、歴史的に見ると、SARSなどウイルス疾患の集団発生後に多発しているという事実がある。

 国によって、「慢性疲労症候群」と「筋痛性脳脊髄炎」の2つの呼び名があり、日本では今まで慢性疲労症候群と呼ばれてきた。しかし、筋痛性脳脊髄炎の会によれば、11年に発表された「国際的合意に基づく診断基準」には、筋痛性脳脊髄炎という病名のほうが正確であると明記されているという。同会では、「慢性疲労症候群という病名ゆえに偏見が助長され、この病気の深刻さの理解が妨げられている」として、病名の変更を訴えている。

 A子さんの病状は中程度で、日常生活の半分は横になって過ごす。体調が悪く生活保護費を受け取りに行けなかったため、一時支給停止になったことがある。その後はケースワーカーが自宅まで生活保護費を届けてくれるようになったが、「ノックの音が怖い」と、A子さんは怯える。25歳のときに、精神科病院に連れて行かれたことがトラウマになっているのだ。今でも、むりやり連行される夢を見ることがあるという。

 筋痛性脳脊髄炎の会では昨年5月31日より3カ月間、新型コロナウイルス後に体調不良が続いている人を対象にウェブ上でアンケートを実施した。326人の回答者のうち、極度の倦怠感など慢性疲労症候群に似た症状を呈した人は91人、全体の約28%だった。その後専門医による診察を経て、5人に慢性疲労症候群の確定診断が下った。

 この病気は重度の疲労感が半年以上続くことが診断基準となっていることや、居住地の問題などから、アンケートの回答者が専門医の診断にまでたどり着いた人は20人にも満たないそうだ。ということは、5人というだけでも高い確率を示しているのだが、実際には「少なくとも5人」ということになる。

 重症者だから後遺症が残るというわけではなく、軽症者でも後遺症に苦しむ患者も少なくないと聞く。2月下旬、筆者は東京・上野のアメ横を通り過ぎようとして驚いた。2回目の緊急事態宣言下というのに、高架下周辺の昼飲み居酒屋が大声で盛り上がる若者たちで満杯だったのだ。コロナ禍以前と変わらずぎゅうぎゅう詰めで、アクリル板などの対策もまったくない。違っていたのは、自分の身を案じてか年配者が見事に消えたことだった。重症化のリスクが少ないため気にしない若者が多いのかもしれないが、後遺症のリスクは知っておいたほうがいいのではないだろうか。

(文=林美保子/フリーライター)

●林美保子/フリーライター

1955年北海道出身、青山学院大学法学部卒。会社員、編集プロダクション勤務等を経て、フリーライターに。主に高齢者・貧困・DVなど社会問題をテーマに取り組む。著書に『ルポ 難民化する老人たち』、『ルポ 不機嫌な老人たち』(共にイースト・プレス)。

パチンコ業界の衰退が止まらない本当の理由…タイアップ台の弊害と版権マネーの裏事情

 パチンコ業界は、どこまで衰退していくのか。

 1990年代に約30兆円だった市場規模は、今や約20兆円まで減少。パチンコホール数は約1万8000店だった1995年以降、減少傾向が止まらず、2019年には1万店を割り込んだ。この現状を招いた原因は、射幸性を抑える方向への規則改正やギャンブル依存症の問題など、数え上げればキリがない。

 では、パチンコ業界で働いている人は“衰退の理由”をどのように考えているのだろうか。前編の今回は、都内でパチンコ台の液晶開発会社を経営している、元メーカー開発者のT氏に本音を語ってもらった。

アニメや芸能人との“タイアップ台”の功罪

「パチンコファンの減少に歯止めがきかない原因? 僕はタイアップ台のせいだと思っています」(T氏)

 パチンコ業界初のタイアップ台は、芸人の河内家菊水丸とコラボした羽根モノ「オロチョンパII(1992年・SANKYO)」。そして、タイアップ台の地位を確立したのが「ルパン三世(1998年・平和)」である。「ルパン三世」は20万台を超える大ヒットとなり、パチンコ・パチスロを打ったことがなかったアニメファンを取り込むことに成功した。

「パチンコ人気が一段落した時期に『CR新世紀エヴァンゲリオン』(2004年・ビスティ)や『冬のソナタ』(2006年・京楽)で新規ユーザーを獲得できたことは、業界としては大きかった。“歌パチ”というジャンルを確立させた『ピンクレディー』(2002年・DAIICHI)や『中森明菜』(2006年・DAIICHI)の貢献度も高いのは間違いないです」(同)

「でも……」と、T氏は別の側面を語る。

 アニメや芸能人のタイアップ台が次々と登場し、その多くがヒットしたことによって、パチンコ業界のイメージがアップしたことは事実だ。しかし、芸能界から売り込みがあったり、版権を扱う代理店が増えたりしたことで、パチンコメーカーが大物芸能人やS級クラスの版権を札束で買い漁る状況になってしまった。

 その結果、S級クラスの版権は一気に枯渇。近年は新台発表のサイクルが早いこともあり、メーカーはB級、C級クラスの版権に手を出さざるを得ない状況になっている。

「タイアップ台は一度火がつけばヒットどころではなく、数十万台を超える大ヒットになり、それだけで会社を支えることができた。『エヴァンゲリオン』や『牙狼』がいい例ですよね」(同)

 一大ヒットシリーズともなれば、パチンコマネーで(原作映画の)続編をつくり、その映像を使ってパチンコ・パチスロを開発する、という流れが出てきているのだ。

 また、「北斗の拳」「花の慶次」「ルパン三世」「エヴァンゲリオン」「牙狼」といったキラーコンテンツは固定ファンがついており、新台を出す際には、ある程度の台数を見込めるのも大きい。

「でも、タイアップ台ばかりつくり続けてきたことが開発者のレベル低下につながっていると、僕は思っています」(同)

 メーカーでヒット機種を手がけて独立したT氏は、タイアップ台の弊害を次のように語る。

タイアップ台をつくることに慣れると、演出のマンネリ化が起こります。原作を読み、印象深いセリフや場面を抜き出して、会話予告やスーパーリーチに当てはめるだけの流れ作業になってしまうんです。ただでさえ、今やほとんどの機種が擬似連、保留変化、ステップアップ予告、群予告を搭載。リーチ後に役モノが動けばアツく、スーパーリーチ中はカットイン演出の色で信頼度が変化といった“ありきたりな演出”ばかり。それでは開発者のスキルは磨かれません」(同)

 確かに、最近のパチンコ台は原作を知らなくても「擬似連続予告」の回数や演出の色で、だいたいの期待度がわかってしまう。「原作の世界観をパチンコ演出の“アツさ”に落とし込む努力を放棄して、ただ型にはめ込む作業をしているのが、今のパチンコ・パチスロ業界なんです」とT氏は嘆く。

「どの台を打っても一緒」でユーザーが激減

 そうした効率化によって開発の時間やコストを抑えられるのなら「致し方ない」と言う人もいるだろう。しかし、実際は液晶のクオリティを上げることでROMが高容量化し、筐体や役モノが大きく派手になることで機械代が高騰する。そのため、ホールは新台導入直後でさえ“機械代回収モード”として辛い使い方をせざるを得なくなり、そのしわ寄せはユーザーに来てしまう。

「今は、どの台を打っても中身は一緒。こんな状況で新規ユーザーが増えるわけありませんよね。既存ユーザーがどんどん減り、残るのは“ギャンブル依存症”に近いヘビーユーザーばかり。業界が衰退するのは当たり前です」(同)

「昔は良かった」なんて口にするのは、新しい時代に馴染めない年寄りみたいで嫌だ、とT氏は苦笑いする。

「昔のオリジナル台は、今の洗練された機械と比べると、確かにチープかもしれません。でも、独特の世界観があり、開発者の趣味や意図が見えた。最近のように長い上に簡単にハズれるスーパーリーチではなく、短いリーチでも十分にワクワクできた。だからもう一度、開発の原点に戻り、盤面や役モノ、音や演出を含めてパチンコ台の世界観をイチからつくり上げるということを開発者は勉強するべきですね」(同)

 某メーカーの社員時代、大ヒット作も失敗作も経験し、いろいろな開発者の姿を見てきたT氏だからこそ、タイアップ台に頼りすぎる現状が歯がゆいのだろう。今は液晶開発会社の社長として、若手社員から“開発者魂”が感じられず、マニュアル通りにこなすオペレーター気質な社員が増えていることも気がかりだという。

「海物語」シリーズの「群予告」が今や多くの機種で定番化。「ルパン三世」や「北斗の拳」などの大ヒットでタイアップ台の地位が確立。「エヴァンゲリオン」によって「突然確変」が浸透。

 パチンコ・パチスロ業界は規制の強化と緩和が繰り返され、そのたびに革新的な機械や演出が生まれ、レジャー産業のトップを維持してきた。業界的に右肩下がりの状況が続く昨今、もうそろそろ次の革新的な機械が登場してもいい頃ではないだろうか。

(文=山下辰雄/パチンコライター)

『ゼロイチ』女性視聴率で『王様のブランチ』に完敗の裏側…日テレが指原莉乃に賭けた理由

 この4月から、日本テレビの土曜昼が大きく変わった。指原莉乃がメインMCを務める新番組『ゼロイチ』がスタートしたのだ。プレスリリースによると、同番組は「トレンドや次世代のスターを“ゼロイチで生み出す”、どこよりも“今っぽい&今がわかる”エンタメ情報バラエティー」だという。

久本雅美から指原莉乃に賭けた日テレ

 この『ゼロイチ』のために犠牲になったのが、それまで25年にわたって親しまれてきた人気トーク番組『メレンゲの気持ち』だ。さらに日テレは、この長寿番組を終わらせただけでなく、同じく土曜の10時30分からの1時間、地方の系列局制作の旅番組や過去の番組の傑作選を放送してきた枠も撤廃した。

「2部構成の『ゼロイチ』は合計165分、2時間45分の超大型番組です。第1部は10時30分から11時45分の75分。そして、料理番組『キューピー3分キッキング』を挟んだ後に始まる第2部は、11時55分から13時25分の90分です。

『メレンゲ』を終わらせてここまでの時間を『ゼロイチ』に割いたのは、コアターゲット層の取り込みを狙ったからだと言われています。『メレンゲ』は打ち切りが報じられていた当時から、主にF3層(女性50歳以上)しか見ていないという現実がありましたから。その『メレンゲ』も、打ち切られる1年ほど前からは若者向けの情報に特化したつくりをしていました。それが最後の悪あがきだったのか、次の番組に向けてのテストだったのかはわかりませんが、落ち込んでいる番組の次に入れる第2、第3のコンテンツを考えている日テレですから、すでにプロジェクトは動いていたのではないでしょうか。

 いずれにしても、日テレは久本雅美ではなく、次の10年、20年を見据えて指原莉乃に“ベット”したということでしょう、ちなみに、『ゼロイチ』のチーフプロデューサーには『ZIP!』や『ザ!鉄腕!DASH!!』を手がけるクリエイターが入っています」(テレビ局関係者)

『ブランチ』に追いつけない『ゼロイチ』

 王者・日テレが大改革に踏み切った裏には『王様のブランチ』(TBS系)の存在がある。同番組は、奇しくも『メレンゲ』と同じ1996年4月6日にスタートした老舗の情報バラエティだ。初代司会を務めたのは寺脇康文と田中律子。その後、女性司会者はさとう珠緒、優香と変わり、本仮屋ユイカ、新川優愛をはさみ、現在は佐藤栞里へとバトンが引き継がれている。男性司会者は、寺脇と同じ俳優の谷原章介が2代目を務めた後、お笑い芸人のアンジャッシュ・渡部建へ。変化を恐れないキャスティングで、常に新しさを追求してきた。

「『ブランチ』は司会の交代もドラスティックに断行してきました。事情が若干違いますが、昨年にはスキャンダルで活動休止に追い込まれた渡部を降板させています。また、番組に華を添える若手女性タレントの“ブラン娘”、現在で言うブランチリポーターも、25年間で約100人が入れ替わっています。かつては坂下千里子や“姫”として人気を博したはしのえみも輩出するなど、女性タレントの登竜門にもなっています」(芸能ライター)

 この『ブランチ』が独占してきたのが、F1(女性20~34歳)、F2(女性35~49歳)である。日テレとしては、その奪取をもくろんで当代ナンバー1女性司会者の指原を起用して殴り込みをかけたわけだが、その『ゼロイチ』の最近の視聴率はどうなのだろうか?

「5月22日の『ゼロイチ』の第1部(10時30分~11時45分)は、世帯5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人は2.4%でした。対して『ブランチ』の第1部(9時30分~11時45分)は世帯5.6%、個人2.9%。世帯・個人ともに『ブランチ』がやや有利ですが、『ゼロイチ』も決して戦えていない視聴率ではありません。

 続く『ゼロイチ』の第2部(11時55分~13時25分)は世帯3.6%、個人1.8%。対して『ブランチ』の第2部(11時59分~14時)は世帯4.8%、個人2.6%と、こちらもやはり『ブランチ』が優勢です」(前出のテレビ局関係者)

『ゼロイチ』の差別化戦略が不発?

『ゼロイチ』はスタートしてまだ約2カ月。全体的な比較で見ると可もなく不可もなくといったところだが、世代別ではどうなのだろうか?

「世代別となると、やはり『ブランチ』が強いということがわかります。同じく5月22日の『ブランチ』の第1部のF1視聴率は3.0%、F2は3.8%、F3も4.7%と、各世代で安定して獲得していますが、対して同日の『ゼロイチ』の第1部のF1は1.7%、F2は1.6%、F3は3.5%となっています。この差は、第2部に移った後も変わりません。ちなみに、男性視聴者も『ゼロイチ』にはほとんど見向きもせず、『ブランチ』にチャンネルを合わせています」(同)

 この現状を、どう評価すればいいのだろうか?

「これは、ある意味仕方ないところもあるでしょう。『ゼロイチ』の第1部は『ゼロイチ経験旅』というコーナー名のもと、関東近郊の日帰り旅企画が大半を占めています。一方、第2部は『ゼロイチワードランキング』ということで、注目しておくべきトレンドをランキング形式で紹介しています。

 これを見てわかるのが、『ブランチ』とは徹底的に差別化しているということです。たとえば、『ブランチ』なら阿部寛や川口春奈といった放送中のドラマの俳優が番宣で来たり、話題の映画や本の紹介、最近話題のグルメスポットでのロケなどさまざまなコーナーが配置されていますが、『ゼロイチ』はこうした“かぶり”を一切排除しているのです。

 似たようなコーナーで同じ映画や本を紹介するわけにはいかないですし、またドラマの出演者をゲストで仕込むこともできますが、たとえば裏の『ブランチ』に同じ事務所の俳優が出ていたら、生放送ということもあり、何かと調整なども必要になってきます。日帰り旅企画は『ブランチ』の第2部で時々オンエアされていますが、基本的には『ブランチ』にはないコーナーを展開するのが『ゼロイチ』の戦略のようです」(同)

 では、そんな『ゼロイチ』が『ブランチ』に勝つための秘策はあるのだろうか?

「今のところは見つかりません(笑)。『ブランチ』優位の状況については、『ゼロイチ』に先行して朝9時半から始まっている点も大きいでしょう。特に『ブランチ』は、『ゼロイチ』が始まる10時半前後に豪華な番宣ゲストをスタジオに登場させたりしています。業界では、ある番組の裏に似たような番組をわざと当てて、一方をつぶす手法が採られたりしますが、今のところ『ゼロイチ』には『ブランチ』以上の魅力が見当たらない。指原1人の力ではどうにもならないということです」(同)

 しかし、数字のためなら番組をどんどん進化させることで知られるという日テレだけに、今後は民放王者の意地をかけて同時間帯1位を貪欲に獲りにいくに違いない。

(文=編集部)

平井卓也デジタル相のヤクザ恫喝はオリパラアプリのデタラメ発注をごまかすため! 不自然な契約、異常な金額、いまだテストできず

 陰湿極まりない「恫喝内閣」の実態が暴かれた。巨額の契約が問題視されてきた「オリパラアプリ」の費用削減をめぐり、平井卓也デジタル改革相が内閣官房の幹部に「(発注先を)脅しておいたほうがいい」などと指示してことが発覚した件だ。  この「オリパラアプリ」というのは、東京五輪の...

パチンコ新台『牙狼』の全国デビューに匹敵の激アツ!? パチスロには「2万枚」も余裕だった爆裂タイトル降臨…注目新台が続々始動!!

 パチンコ・パチスロ分野に導入された新台は激熱スペックが目白押し。話題の爆裂マシンや激アマ機など、名だたる新機種がホールへ活気を呼び込んでいます。

 パチスロ新台で爆裂を披露している機種といえば『パチスロ鉄拳4デビルVer.』。AT「デビルRUSH」の期待枚数は驚異の「約1600枚」を誇る高火力スペックです。前作で好評だった強力なフリーズも健在。各地のホールで5000枚クラスの出玉報告が続出しています。

 もう一つの注目機種『パチスロ ガメラ』は、フル攻略で「機械割102%」という激アマ仕様で登場。平均で560枚を獲得できるBIG BONUSは、技術介入によって出玉が変動する特徴があります。綺麗な右肩上がりのグラフを形成するケースも多く、目押しを好むユーザーから好評を得ている印象です。

 そして、特に熱い展開となっているのがパチンコ分野。ファンの期待を一身に背負った新台『P牙狼 月虹ノ旅人』が、満を持してデビューしました。

 現時点では西日本のみの導入ですが、早くも爆裂で名を馳せた「牙狼らしさ」が炸裂。景気の良い出玉報告がネット上に飛び交っています。5万発クラスの出玉は通過点に過ぎないといった印象で、早くも「7万発」という大記録も達成したとか。

 東日本の導入予定日は週明けの6月14日。初代がもたらした「出玉の祭典」が、再び全国で展開されるのか。大いなる期待を胸に遊技を待ち望んでいるファンは、私だけではないでしょう。

 6月は激アツ新台が一挙に登場。パチンコ・パチスロ両分野が盛り上がりを見せる状況ですが、先述した大物タイトルに負けずとも劣らない新たなライバルが続々と検定を通過しております。

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・『S コードギアス反逆のルルーシュ3 KZ』(銀座)

・『P世界でいちばん強くなりたいMU』(サンセイR&D)

・『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーンb』(ビスティ)

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 個人的に注目しているのはパチスロ新台『S コードギアス反逆のルルーシュ3 KZ』ですね。設定1でも万枚を狙えた初代は、好きでよく打っていました。強力な上乗せ性能とボーナスが噛み合った際の爆発力は驚異的。ストックが把握しきれないほどの大事故が、2万枚レベルの出玉を生むこともあった名機です。

 そんな初代の遊技性が、シリーズ最新作にもしっかりと受け継がれているみたいですね。純増2.0枚のATとリアルボーナスで出玉を増やす「A×ATタイプ」。「自力要素」と「偶発性」が特徴で、「ギアス高確」「ギアストリガー」「ギアスロック」といった3種のフラグが搭載されています。その仕上がりに期待したいですね。

 またパチンコ分野では『P世界でいちばん強くなりたいMU』が検定を通過。メーカーは過去作を手掛けた藤商事から、サンセイR&Dへバトンタッチされています。既にPVも公開されており、大当り確率1/199のライトミドルタイプで、RUSH継続率は驚異の「95%」。爽快な連チャンを味わえそうです。

 そして『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーンb』も注目すべきマシン。人気シリーズ最新作は、1種2種混合の「真バトルスペック」で登場予定です。詳細は明らかにされていませんが、公開されたPVでは「スピードの覚醒」「デストロイの性能 RUSH」といった興味深いワードで紹介されています。続報が待ち遠しいですね。

 今回はパチンコ・パチスロから計3機種をピックアップしてご紹介しました。それぞれ詳細は分かり次第、当サイトにて紹介させていただきます。

(文=HIRA.777)

<著者プロフィール>

 飲食店やホテルマン、営業など幅広い職種にチャレンジ。どれも長続きせずにいたが、趣味であったパチンコ関連業界へ就職し現在に至る。今では自身の体験談や、業界関係者から入手した情報などを元に記事を作成中。パチスロ4号機にハマっていたいわゆる「北斗世代」で、長きに亘り活躍するシリーズの動向に注目している。主に検定通過情報や、動画レビュー記事を担当。動画は大量出玉を実現した内容を好んで紹介している。

【注目記事】

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JRA「武豊愛」キーファーズの大物はデビュー前から「特別連載持ち」?「迷走」サリオス安藤氏VS堀調教師、「屈辱」コメでグランアレグリアのプライド崩壊!?【週末GJ人気記事総まとめ】

 様々なGORAKUを心から愛する「GJ」。今週人気だった競馬記事を、下手の横好きライター「A」と、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに振り返ってみた!!

JRAダノンキングリー「屈辱」コメントでグランアレグリアのプライド崩壊!? 安田記念(G1)前走「最下位馬」に偉業阻止された女王の誤算、絶対に負けられない秋のリベンジマッチ

ライター「A」:先週の安田記念(G1)では、ダノンキングリーが待望のG1制覇。大本命のグランアレグリアが敗れる、まさかの結果でした。

デスク「Y」:前走最下位(天皇賞・秋12着)から巻き返してのG1制覇は、JRA所属馬としては初の快挙らしいね。川田将雅騎手の騎乗もさすがだけど、立て直した萩原清厩舎も良い仕事。それにしても、ソダシ、エフフォーリアと大本命馬が負ける流れはグランアレグリアでも止められなかったか。

ライター「A」:おかげでデスクもG1・3連敗でしたね。

デスク「Y」:もう何を信じていいのかわからないくらいボコボコに……(泣)。

ライター「A」:勝ったダノンキングリーですが、萩原調教師は「どの距離が一番いいのか掴めてない」と話しています。安田記念を勝ちましたが、1600mは昨年の安田記念(G1)以来。生粋のマイラーというわけではないのかもしれません。

デスク「Y」:ダービー2着馬だもんね。ただ、昔から「東京マイルのカギはスタミナ」って言われてる通り、グランアレグリアよりダノンキングリーの方が最後の勝負どころでスタミナ面でアドバンテージがあったのかも。

ライター「A」:確かに、この安田記念だけを見ても、ウオッカやディープスカイといったダービー馬が連対していますもんね。ダノンキングリーと同じダービー2着馬でも、ダンツフレームやジェニュインが2着。スワーヴリチャードやスマイルジャックも3着に好走しています。

デスク「Y」:同じ東京コースだからかもしれないけど、意外に関連性があるんだよ。ダービー2着馬といえば、サリオスも出走してたね。

ライター「A」:そのサリオスについては、次の話題に行きましょう。


JRA「迷走」サリオス安藤勝己氏VS堀宣行調教師で意見真っ二つ……「何度も言うけど、マイルじゃ忙しい」「能力を出すのに何の問題もない」世代No.2の本当の姿は

ライター「A」:先週の安田記念に出走したサリオスですが、ほとんど見せ場をつくることもできずに8着に敗れています。

デスク「Y」:ダノンキングリーと同じダービー2着馬だけど、明暗が分かれたね。松山弘平騎手は「取りたいポジションを取れなかった」って話したけど。

ライター「A」:2歳時に朝日杯フューチュリティS(G1)を勝っているサリオスですが、スタミナ自慢のハーツクライ産駒ということもあって、早くからベスト距離が話題になっていました。安藤勝己さんは2歳の頃から「2000m以上」と話していますね。

デスク「Y」:ジャスタウェイ(2014年安田記念1着)みたいな例もあるから、ハーツクライ産駒ってだけで一概にマイラーじゃないとは言えないんだけどね。ただ、アンカツさんは血統だけじゃなくて、馬そのものを見て判断してるからなあ。

ライター「A」:一方、サリオスの堀調教師は「能力を発揮するのに問題ないコース」と東京マイルに自信を持っている様子でした。結果はショックだったと思いますが、いつもよりも後方からの競馬になりましたし、この一戦だけでマイル適性がないとするのは早計かも。

デスク「Y」:アンカツさんは「何度も言うけど、サリオスは基本マイルじゃ忙しい」って言ってるけどね。いっそのこと、秋は天皇賞・秋(G1)→ジャパンC(G1)→有馬記念(G1)って王道を歩んでみてほしいな。それで結果が出なければ、みんなも納得するかも。

ライター「A」:ファンや安藤さんは納得するかもしれませんけど、(サリオスの権利を持ってる)シルクの会員さんは納得できないんじゃ……。

デスク「Y」:お姉ちゃん(サラキア)みたいに覚醒するかもよ。早くコントレイルと戦う姿が見たい!

JRAキーファーズ「武豊愛」の証明はマイラプソディ妹だけじゃない!? 「面白いですね」レジェンドも絶賛の好素材、デビュー前から「連載持ち」売れっ子の正体とは

ライター「A」:今週のエプソムC(G3)でマイラプソディに騎乗する武豊騎手ですが、19日にデビュー予定の妹マイシンフォニーにも騎乗することが決まっているそうです。

デスク「Y」:キーファーズの武豊愛は凄いよね。松島正昭代表はずっと「武豊騎手と凱旋門賞(G1)を勝つのが夢」って話してるけど、着実に近づいてることだけは確かだよね。去年は出走取消で叶わなかったけど、欧州の一流馬ジャパンの権利を買って、凱旋門賞で武豊騎手を騎乗させるなんて“ウルトラC”をやっちゃう辺り、めちゃくちゃ行動派ってイメージ。

ライター「A」:記事に出てくる2歳馬のゲーテも、雑誌『GOETHE』(幻冬舎)が武豊騎手を取材する中で急遽決まったとか。

デスク「Y」:それで『GOETHE』の方も、馬のゲーテの連載企画を組むことにしたんでしょ? まさにWIN-WINの関係だよね。松島代表もそうだけど個人馬主さんって、ホント器がデカいというか大物な人が多い。それにしてもゲーテなんてストレートな名前がよく馬名審査通ったな。

ライター「A」:もともと雑誌の『GOETHE』がドイツの文豪ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテを由来としていますからね。「人名」ということでパスしたんでしょう。

デスク「Y」:物は言いようってわけか。上手くやれば高須克弥院長の「イエスタカス」も通ったんじゃ……。

ライター「A」:結局、通らずにダッシングブレイズになったんでしたよね。

デスク「Y」:今週末にはエプソムCがあるけど、2017年にこのレースを勝って重賞初制覇を飾ったのがダッシングブレイズ。ここまで出世するんなら、高須院長もイエスタカスでごり押ししたかっただろうなあ。「北海道の鷹栖町から取りました」とか言って(笑)。

ライター「A」: CMでめっちゃ「Yes!高須クリニック!」って言っちゃってますからね……(笑)。

 さて、今週も毎度バカバカしいお話にお付き合いいただきありがとうございました。『GJ』では今週末に開催される重賞関連の記事も多数掲載しております。お手すきの際にご笑覧いただけたら幸いです。
(構成=編集部)

甘デジ「万発」製造マシンの誕生!?「高継続&出玉感」が魅力の「大人気シリーズ」を考察!!

 パチンコ分野には『牙狼』『バジリスク』といった大物シリーズ最新作が降臨。特に西日本でデビューを果たした『P牙狼 月虹ノ旅人』は、初代を彷彿とさせる一撃を炸裂させている状況だ。

 他にも魅力的な新台がデビュー。上々の反響を得ているわけだが、筆者が特に注目しているのは甘デジとは思えぬ“爆発力”を有した機種である。

 当りが軽く打ちやすいだけではなく、短時間決戦や投資が嵩んだ時などにも攻められる存在。まさに万能機種といった印象だ。

 そこで今回は6月7日導入された、人気シリーズの甘デジ最新作を紹介したい。秀逸な演出かつ、強烈な一撃を堪能できる高レベルの仕上がりとなっている。

『P戦国乙女6 暁の関ヶ原 甘デジ』(アムテックス)

「戦国乙女」シリーズの甘デジ最新作は、遊タイムを搭載した1種2種混合機。まずはスペックとRUSH突入までの流れを振り返ってみよう。

■特図1大当り確率:1/99.9
■特図2大当り確率:1/51.5
■賞球数:1&3&4&10
■カウント/ラウンド:10カウント / 10R or 4R or 2R
■BONUS出玉:10R約1000発 or 4R約400発 or 2R約200発
■RUSH突入率:44.5%
■RUSH継続率:約77%
■時短回数:時短71回+残保留4個 or 時短25回+残保留4個
○○○

 通常時は大当り確率「1/99.9」の当りを目指す。通常時の「98%」は4R(時短25回+残保留4個)の当りとなり、引き戻し確率は「38.7%」。ここで引き戻せるかが、勝負の分かれ道になるだろう。

 出玉獲得のメインとなるRUSHのトータル継続率は「約77%」。RUSH中の1000発比率は50%となるため、偏り次第では「万発」クラスの出玉を生み出すことも可能だ。甘デジとは思えぬ一撃に期待できる。

 本機の遊タイムは「777回転」で発動と甘デジスペックの中では厳しめだ。多くの機種は、「確率×2.5~3倍」が一般的である。本機に関してはオマケ程度の印象だ。直当りのみの確率を考慮し、このような仕様にしたのではないかと推測している。

 とりあえず、万発も狙えるスペックは高く評価できる。秀逸な演出を気軽に楽しめる点も魅力だ。

 短時間で出玉を出したいユーザーにも好評を得そうな機種と言えるだろう。台のコンディション次第にはなってくるが、個人的には積極的に狙ってみたい機種である。
 

(文=ひろ吉)

<著者プロフィール>

 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

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大井競馬「史上最高」2億2813万165円馬券の「50円販売」に羨望の声……売り上げ“伸び悩み”JRA WIN5との「大きな違い」とは

 10日に行われた大井競馬で地方競馬史上最高配当が飛び出した。

 券種は3つのレースの馬単を全て的中させる『SPAT4LOTO トリプル馬単』(三重勝馬番号二連勝単式)と呼ばれるもの。7→4番人気、12→3番人気、4→5番人気という人気薄が絡み、的中は5口。最低購入金額の50円が2億2813万165円になる超万馬券となった。これは2018年2月に同じく大井競馬で出た1億5056万3990円を大きく更新している。

「前日まで2日連続で的中がなく、7000万円以上がキャリーオーバーになっていました。中央のWIN5と同じで、やはりキャリーオーバーが発生するとトリプル馬単の売り上げは跳ね上がります。今回は稀に見る人気薄決着となって、『億り人』が誕生しました」(競馬誌ライター)

 このニュースに対し、SNSなどで「50円が2億って夢ありすぎません?」というファンの声が聞かれた一方、「地方は10円単位で購入できるのか?」と勘違いするファンも少なからずいたようだ。

「2014年6月から始まったトリプル馬単ですが、現在は南関4場と門別競馬で発売しています。1組につき50円以上から購入可能なのですが、同じ組み合わせを複数購入する場合、60円や70円というふうに、10円単位で増やすこともできます。そのため、『10円から買える』と勘違いする人もいたようですね。

JRAも地方も馬券購入は100円単位というのは、競馬ファンならよく知っていると思います。ただ、点数が増えがちなWIN5は『10円単位で購入できるようにしてほしい』という声は、以前から根強くあります。私もたまにWIN5にも手を出しますが、とにかく当たりません(笑)。本気で当てに行くには200点、300点は当たり前。いや、1000点買っても当てる自信はありませんが……」(同)

 振り返ると、今年に入ってからWIN5では高配当が連発している。1月にはJRA史上最高の4億8000万円超が飛び出すと、その2か月後には5億5000万円超が出て記録を更新。さらにこの4週間で3度の「億超え」が発生している。

 それでもWIN5の売上額は、始まった当初(2011年)に比べるとかなり減っている。1年目(2011年)は物珍しさもあって、ほぼ毎週のように売上額は10億円を超えていた。その後は徐々に低迷。14年6月には払い戻しの上限がそれまでの2億円から6億円に引き上げられたが、起爆剤にはならず。2015年ごろからは毎回5億~7億円で推移している。

 コロナ禍とウマ娘効果で馬券の売り上げは絶好調のJRA。WIN5も今年に入ってからは、ほぼ毎週のように8億円前後を売り上げており、徐々に人気を高めているのは間違いない。

 しかし、さらなる売り上げ増のためには、単価を10円に下げることも検討すべきだろう。

 10円単位なら100点でも1000円、500点でも5000円で購入できる。もちろん配当額は「0」が1つ減ってしまうが、間違いなくファン層拡大にはつながるはず。インターネット投票のみのWIN5なら障壁も低いだろう。

「10円単位なら毎週買いたい」と思っているファンは決して少なくないはずだ。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

パチスロ新台『まどか☆マギカ』は「万枚」も期待できる!? 驚異的「パワーアップ」に期待の声が続出!!

 5月31日、ユニバーサルエンターテインメントはTwitter公式アカウントで新台『SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語』のPV解禁を告知し、大きな話題となった。

 PVでは、「魔法少女まどか☆マギカ」のアニメーション映像を交えながら、ソウルジェムが並んだスロット筐体が公開されており、ファンは期待感を高めている。

 本機は、2013年に登場し多くのファンから愛された初代「魔法少女まどか☆マギカ」を踏襲したシリーズ最新作。

 ボーナスや穢れシステム、上乗せ特化ゾーンなど初代のゲーム性を再現しつつも、新システム「ソウルジェムシステム」やランクアップ式上乗せ「マギカアタック」など、新たな要素が多数追加されている。

 上乗せ特化ゾーンの「ワルプルギスの夜」も健在。ソウルジェムシステムが加わり、新たなゲーム性に進化した。

 また、フリーズ発生で突入する「アルティメットボーナス」は超強力。ボーナス後は5G間のST方式上乗せ特化ゾーン「救済の祈り」に突入し、「3桁以上の上乗せが90%以上でループ」という性能で熱視線を浴びている。

 本機に関してYouTubeの人気チャンネル「パチ屋の裏研修」も反応を示し、特集動画を配信。数値設計やゲーム性の解説を行っている。

 その様子は『【速報】まどか☆マギカの新作は初代を再現してるから契約してよ! 出玉率よくご確認の上、契約してよ』で確認できる。

 詳しい出玉率などの数値は動画をご覧頂きたいが、前作『SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』に比べスペックがパワーアップしている印象。よりユーザーライクな設計と言えるのかもしれない。

「ゲームフローを確認すると、疑似ボーナスからATを目指すゲーム性ではなく、ゲーム数やCZ成功でATへ直行する仕様のようです。前評判は良好ですが『差枚数管理AT』という点で不安を抱くユーザーもいるようですが…。

前作をメイン機種として稼働しているホールも存在します。ヒットの可能性は十分にあるでしょう。出玉の荒さを表す『コイン単価』は前作と比べて、やや暴れる印象。数千枚の波も難しくないかもしれません」(パチスロ記者)

 本機の導入は8月初旬の予定。今後の動きから目が離せない。

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衆議院議員の非常識な対応に呆れ返った…国会議員に半導体政策立案を行う資格なし

衆議院への参考人招致

 最近、永田町界隈が、「半導体、半導体、半導体」と騒がしい。日米首脳会談を行った菅義偉首相が米国のバイデン政権と協力して半導体のサプライチェーンを強化する方針を打ち出し、経済産業省が台湾TSMCへ国内誘致を働きかけ(筆者はTSMCは来ないと確信しているが)、自民党には甘利明元経産相を会長とし、安倍晋三元首相と麻生太郎財務大臣を最高顧問とする「半導体戦略推進議員連盟」なるものが立ち上げられた。

 この半導体議連については、あちこちの記事で「安倍・麻生・甘利」の3人の頭文字をとって、「A・A・A(トリプルエーとかスリーエー)」などと報じられている。これを見た時、「何かの悪い冗談」ではないかと思った。それほど、この3人と半導体は結びつかないのである。そして、この半導体議連の政策は、あまりにも荒唐無稽であることを記事にした

 そして、筆者は6月1日、衆議院の「科学技術・イノベーション推進特別委員会」に、半導体の専門家として参考人招致され、意見陳述を行うことになった。筆者以外にも、理化学研究所の理事、一橋大学名誉教授が招致され、筆者を含めて3人が、それぞれ15分の意見陳述を行った。

 そのテーマを簡単に言うと、「日本半導体産業の過去を振り返り、反省・分析し、未来の政策を考える」というものである。この内容を、半導体の「は」の字も知らないであろう衆議院議員たちに、どう説明したら良いか悶絶する日々を送った。

 筆者の本来の仕事を中断し、この意見陳述用資料作成に10日以上を費やし、知恵を絞り、エネルギーを集中させ、15枚のパワーポイントを作成した。その意見陳述の様子がYouTubeで公開されている。ぜひ一度、視聴してみてください

 本稿では、その後日談をお話ししたい。筆者の意見陳述は、委員会に参加していた衆議院議員たちに大きな衝撃を与えたらしい。その結果、何が起きたかを詳細に説明したい。その上で、このような衆議院議員たちには半導体政策を立案する資格はないことを断じる。

衆議院の2回戦目の招致要請

 衆議院の委員会で意見陳述を行った6月1日(火)から1週間たった6月7日(月)の午後、その委員会に参加していた山岡達丸衆議院議員から、『国会議員・勉強会の講師の依頼について』というタイトルのメールが来た。そのメールから、一部抜粋して以下に示す。

「先日、衆議院の科学技術イノベーション特別委員会(科技特)で、立憲民主会派を代表し、湯之上さんに質疑をさせていただいた者です。先日の委員会の後、科技特の田嶋要委員長と話をする中で『湯之上参考人のお話はとても興味深い。一度、湯之上さんだけをお招きして、立憲民主党と国民民主党の議員の有志の集まりのもとで勉強会を開催したい』ということになりました」

「尚、勝手ながら、6月16日に今国会は終了(現政権は延長を拒んでいるため)する見込みです。国会が終わると議員たちは集まりにくくなる関係で、6月11日、14日、15日あたりの日程で議員会館(国会の隣になります)での開催を念頭に動いております。これらの日程も勘案の上で、是非、前向きにご検討を願いたく、お願い申し上げます」

 山岡議員が自ら書いているように、「国会の閉会までに勉強会をやりたい」というのは、身勝手極まりない言い分である。この時点で、何をどの程度話すかわかっていなかったが、筆者にとっては、あまりにもタイトなスケジュールであり、12日(土)と13日(日)の2日間を、勉強会の資料作りの準備に充てるしかないだろうと覚悟せざるを得なかった。

 ただでさえ本来行うべき仕事を一旦棚上げし、衆議院の意見陳述の準備に膨大なエネルギーを費やしただけに、暗澹たる気分になってきていた。

筆者からの要望

 それでも最善を尽くそうと考えた筆者は、山岡議員に6月7日、以下を要望するメールを出した。

1)どのような内容をご希望なのでしょうか? 半導体と言っても、様々なテーマがあります。議員の皆様が何にご関心があるか、お知らせ願えないでしょうか?

2)勉強会の時間はどのくらいを想定されていますでしょうか?(前回のように15分だと、表面的なことしか述べられないと思います)

3)この勉強会は、前回の衆議院の委員会のように、リアルに会議室で行うのでしょうか? コロナ禍でもあるので、私としては、リモートが望ましいのですが、いかがでしょうか?

4)頂いた日程では、6月14日(月)か15日(火)が望ましいのですが、朝に弱いので、午後以降でお願いできないでしょうか? 因みに前回の衆議院の委員会は、朝早くて、私にとってはつらいので、前泊しました。

山岡議員からの返答

 翌6月8日(火)、山岡議員からメールがあり、筆者の3番目の要望については、

「大会場のプロジェクターを設けてカメラとマイクを用意し、双方向で質疑応答を行うという機材を6月15日までに揃えることが難しいということが分かり、完全オンライン形式にするか、開催を先送りするかという点で、明日、企画の発起人で協議を行うことになっています」

ということになった。また、2番目の勉強会の時間については、

「ご講演は、例えば45分程度+質疑応答でトータル1時間+α(最大で1時間半)という時間を念頭においております。湯之上さんのお話を聞くには、これでは短いかと思いますが、何卒、ご理解を賜れれば幸いです」

と書かれていた。テーマにもよるけれど、45分の持ち時間というのは中途半端で、短すぎると思う。たった45分で、何を勉強したいというのだろうか。筆者には、国会議員が何を考えているか、さっぱりわからなくなってきていた。本当に、半導体を勉強したいと思っているのだろうか。

衆議院の勉強会は6月9日(水)に開催決定

 そして、6月9日(水)に、山岡議員から以下の内容のメールが届いた。

「お待たせして大変申し訳ありません。議員の発起人会での話がまとまりました。あらためて、湯之上さんに講演の依頼をお願いをさせていただきます。日時は15日17時から(冒頭に呼びかけ人代表の挨拶等があり、17時10分までには講演を開始します)」

と書かれている。そして、これはリモートではなく、リアルな会議であり、議員会館というところまで足を運ぶように要請された。

 しかし、東京都は緊急事態宣言下にある。東京都の小池百合子都知事は、「県境を越えて移動しないでください」と連日のように警告している。また、筆者の自宅がある埼玉県でも、大野元裕県知事が移動の自粛を要請している。そして、政府が民間企業に「極力在宅勤務、極力リモート」を推奨している。

 にもかかわらず、なぜ国会がリアルな会議にこだわるのか。リアルが好きなのか、リモートが無理なのか(一つ前のメールに技術的に難しいと書かれている)、その両方なのか。

 この衆議院の勉強会にどのくらい人が集まるかは知らないが、民間企業では数十人でも数百人でも、普通にリモート会議や講演会を行っている。その普通のことが、なぜ国会ではできないのか。本来ならリモートを推奨している国会議員が、その範を示すべきではないのか。筆者のなかでは、国会議員に対して不信感が募り始めていた。

筆者から山岡議員への要望

 勉強会の日程と形式は決まったが、そのテーマについては依然として不明である。何度か電話したり、メールで尋ねても、「前回の意見陳述と同じようなお話をしてください」というだけで、一向に埒が明かない。

 例えば、前回の15分の意見陳述を、少し肉付けし、さらに現在は半導体不足が深刻で、このままいくとトヨタ自動車など日本の基幹産業である自動車産業が壊滅するかもしれない、というようなことを言えばいいのだろうかと思い始めていた。

 しかし、それでも45分というのは実に中途半端な時間であり、勉強会の時間としては短すぎる。トランジスタ、微細化、ムーアの法則など、半導体集積回路の基本的なことすら解説する時間を取ることはできないだろう。

 そこで、頭に一つのアイデアがひらめいた。45分の持ち時間では、表面的なことしか述べられない。それならば、筆者の本を購入していただいて、国会が閉会になった6月16日以降に各議員が勉強できるように誘導すればいいのではないか。

 幸い、2012年に出版した『「電機・半導体」大崩壊の教訓』(日本文芸社、1500円+消費税)が20~30冊ほど、筆者の書斎の押し入れの中に眠っている(図1)。これを送付し、議員のポケットマネーで購入して勉強していただき、半導体の政策立案に役立てていただければと思ったのである。9年前の古い本であるが、改めて読み返してみると、自分で言うのも何であるが、面白く、今でも役に立ちそうである。

 そこで、6月10日のお昼ごろ、山岡議員に電話して、「拙著を各議員にポケットマネーで買っていただいて、閉会後に読んで勉強してもらって、半導体の政策立案の参考にしていただきたい」と連絡したところ、山岡議員は拒絶的な反応を示した。山岡議員には「勉強会の前に読んでくださいというのではなく、あくまで各議員がポケットマネーで買ってもらって、閉会後に勉強してほしいのです」ということを繰り返したが、否定的な態度は変わらなかった。そのため、山岡議員には「委員長に伝えて検討してください」と申し出た。

勉強会中止の連絡

 筆者の提案は、悲劇的な結果となった。上記提案を行った同日の午後15時42分、山岡議員から、以下が書かれたメールが送られてきた。

「今回の企画は私一人で進めているのではなく、議員有志で行っていることもあって、あらたな支出が必要な場合は全員に同意を取る手続きに時間を要します。そして期日が迫っている中で、これ以上、お待たせるのはご迷惑になりますので、15日の開催は現段階で見送りといたします」

 こちらは、税抜きで1500円(税込みで1650円)の拙著をポケットマネーで買ってほしいと言っているにもかかわらず、彼ら国会議員は自腹を切ろうとせず、なんらかの予算を使おうとしていると思われる。その予算の出どころは、税金である。そして、その算段が付かないから今回の勉強会は見送りとなったわけである。驚きを通り越して、呆れかえるしかない。

 当初、国会が閉会になる6月16日までに勉強会を行いたいから、国会まで足を運べと命じ、45分では満足な勉強会ができると思えないので、それを補足する意味で、ポケットマネーで拙著を購入していただいて国会閉会後に勉強してくださいと要望した途端に、中止を言い渡されたわけである。

 自分たちを何様だと思っているのだろうか。国会議員に来いと言われれば、誰でも尻尾を振って喜んでくると思っているのだろうか。ちなみに個人事業主の筆者は、今回の意見陳述や勉強会の準備をほとんど手弁当でやっている。高年俸が保証され、その年俸以上の経費を使うことができ、公共交通機関をただ乗りできる議員パスを持っている国会議員とは、わけが違う。通常、企業で講演したら講演料として1回数十万円をいただくのに、国会での意見陳述はほとんどタダ働きとなる。

衆議院議員に半導体政策を立案する資格なし

 6月1日の衆議院の意見陳述に端を発した一連の騒動で筆者が感じたことは、次の通りである。

 最近、永田町界隈で「半導体、半導体、半導体」と騒いでいるのは、一過性のブームにすぎない。東京五輪が開催されるかどうかはわからないが、その前後に行われる衆議院の解散総選挙後に、菅内閣が一掃され、新たな内閣が組閣され、各委員会もいったんターミネートされたら、「半導体? あーそういうこともあったね?」ということになるのではないか。

 今は、米国のバイデン政権を模倣して「半導体は重要だ」などと大合唱しているが、来年の今頃には、このブームは消滅し、また別の話題で持ち切りとなっているのではないか。

 そして、1500円(税抜)の拙著をポケットマネーで買うことすら拒んだ衆議院議員たちに、一言いいたい。

「自分たちがリモート会議をできないくせに、国民にリモートを推奨したりするな」

「1500円程度の本を自腹で買えないような議員は、半導体の政策立案なんかに関わるな」

 はっきり言って、迷惑である。そして、6月1日の意見陳述で明言した通り、政府や経産省が関わって成功した半導体の政策は一つもない。もっとも有効な政策は、政府や経産省が「何もしないこと」である。余計なことをしないでいただきたい。

(文=湯之上隆/微細加工研究所所長)

お知らせ)5月31日に行ったセミナー『半導体緊急事態宣言 その対策の羅針盤』は大変好評だったことから、オンデマンド配信をすることになりました。8月30日まで視聴可能です。多くの方の半導体関連ビジネスに役立てて頂ければ幸いです。

詳細はこちら

●湯之上隆/微細加工研究所所長

1961年生まれ。静岡県出身。1987年に京大原子核工学修士課程を卒業後、日立製作所、エルピーダメモリ、半導体先端テクノロジーズにて16年半、半導体の微細加工技術開発に従事。日立を退職後、長岡技術科学大学客員教授を兼任しながら同志社大学の専任フェローとして、日本半導体産業が凋落した原因について研究した。現在は、微細加工研究所の所長として、コンサルタントおよび新聞・雑誌記事の執筆を行っている。工学博士。著書に『日本「半導体」敗戦』(光文社)、『電機半導体大崩壊の教訓』(日本文芸社)、『日本型モノづくりの敗北』(文春新書)。

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