日本の中小企業に必要な「バディの法則」って何だ?

2017年、世界のビジネスパーソンに愛読される雑誌の日本版「Forbes JAPAN」と電通は、全国各地の未来ある中小企業を発掘すべく、「スモール・ジャイアンツアワード」と名付けたプロジェクトを発足させました。

4年目を迎える同プロジェクトとタイアップした企画として、Forbes JAPAN編集長の藤吉雅春氏、スモール・ジャイアンツアワードの審査員も務めた電通ソリューション開発センターの笹川真氏によるコラムを連載します。第1回は、藤吉氏による寄稿をお届けします。

日本の未来をつくる中小企業、名付けてスモール・ジャイアンツ

「カネがない」「人手が足りない」は組織の大小にかかわらず、あちこちで耳にする悲痛な訴えである(上司への不満と愚痴にも発展するし)。おまけに最近では新型コロナ感染によって、「先行き不透明」という最悪な要素が加わり、世界が苦境にさらされている。

しかし、逆境だからこそお伝えしたいのが「スモール・ジャイアンツ」(日本語で「小さな大企業」)という考え方だ。

カネや人手が不足していても、どーんと飛躍して成功する人たちがいる。環境は最悪だけれど、世に影響を与える仕事を生み出すことはできる。

例えば、弱小と見られていた組織が大きな者に勝つ典型的なストーリーがある。古くは「ダビデとゴリアテの戦い」から、低予算で強豪MLBチームを築いた『マネー・ボール』まで。これらは奇跡ではなく、勝利に至る「理由とプロセス」がある。軍事の世界では、これを「戦理」という。

私は2004年に『マネー・ボール』を読んで以来、この「カネがなくても勝てるチーム」の企業版を描けないだろうかと思い続けてきた。いわば、企業の「戦理」だ。

その10年後、Forbes JAPANの創刊に関わり、3年前から同誌で「スモール・ジャイアンツ」というアワードイベントを始めた。これは電通ソリューション開発センター クリエーティブ・ディレクターの笹川真氏と、「宝の持ち腐れ問題」について話していたときに思いついたものだ。

日本には無名でメディアも注目しないものの、宝の持ち腐れのように世界で勝負できる会社がたくさんある。日本の底上げをやるには、こういう企業にこそスポットライトを当てるべきではないか。そんな会話を続けるうちに、Forbes JAPANと電通の共同プロジェクトが始まった。

その名もスモール・ジャイアンツ発掘構想

組織はスモールでも、価値はジャイアンツの企業。
未来をつくる仕事に取り組んでいる会社を探そうというものだ。条件は、「創業10年以上、売上高100億円未満」の中小企業。全国の目利きに呼びかけて、「未来企業」を推薦してもらい、選び抜くものだ。

3年目となる今年1月、全国決勝大会を丸ビルホールで行った。その模様も記事にしたのが3月25日に発売されるForbes JAPANスモール・ジャイアンツ特集である。校了中、ゲラ刷りを読みながらこう感じずにはいられなかった。

「日本は捨てたもんじゃないな」と。
新型コロナ感染で逆境の今だからこそ、スモール・ジャイアンツの出番だ。そう思えたのだ。

本連載では、これまでForbes JAPANで3年にわたり紹介してきたスモール・ジャイアンツがいかにしてグローバルに羽ばたいていったか、「スモール・ジャイアンツの戦理」を紹介したい。

誰もが「もうからない」と口を揃える業界を変えた男

東京・谷中。下町の古い住宅街を抜ける細い路地を歩くと、小さくて目立たない会社がある。それが従業員30人の高山医療機械製作所だ。同社は世界中のトップクラスの脳外科医が愛用する手術器具をつくる。ハサミなど刃類を得意とし、それ以外にもチタン製の脊髄インプラントなど約70種類の手術用器具を35カ国で販売している。

創業は1905年、社長の高山隆志氏は4代目に当たる。こう紹介すると、「どっこい頑張っている下町の職人技」という情緒的な話と思われるかもしれない。

しかし、ポイントはそこではない。高山氏の代で一気に会社をグローバル化させた同社の戦理は、「標準化」である。

高山氏が話す。
「僕がこの世界に入った30年前、この業界の人はみんな『もうからない』と言っていたんですよ。でも、本当かなと思いました」

30年前、同社は社員3人で年商3000万円。ちなみに高山氏の高校進学時、「姉が都立高校にいたから、都立より学費が安い国立の東工大の附属を選びました」と言うほど、当時は厳しい環境だったようだ。

「18歳の時、小さな鉗子を一本仕上げると、売上げが5000円になりました。月に150万円の売り上げにはなるから結構もうかるじゃないかと思ったんです。これを工作機械で量産化すれば、もっともうかるし、需要の問題は海外で展開すればいい。西洋医学は日本だけではないので、世界で闘えるはず。そう思いました」

高山医療機械製作所・高山隆志氏のポートレート
高山医療機械製作所・高山隆志氏

もうからないといわれていた原因は、「そこに市場があるという意識を誰も持っていなかった」からだ。材質や商品の差別化という発想がなく、錆びないものをつくるというくらいの考えしかなかった。つまり、顧客のニーズを取り入れる発想が欠けていた。

のちに高山医療機械製作所の製品が飛躍的に売れていく理由は、次の二つのプロセスを経ていたからだ。

一つは、機械化である。金属加工は複雑な手仕事の世界であり、機械化は不可能といわれていた。彼は23歳の時に「本場のドイツの工場を見て回って、雇ってくれるところがあったら働こう」という気持ちでスイスに隣接するドイツの町に出かけた。ここで、少人数でも機械化されているメーカーを見たことで「これなら日本でも、自分でできる」と思ったという。帰国後、パソコンと工作機械を購入。何百回と失敗しながら、自動工作するプログラムづくりを連夜行った。

こうして複雑な形状の素材を固定する治具を自作できるようになった。機械にできるものは機械に、職人の技は人間に、と分担をさせて量産化に成功したのである。

もう一つのプロセスが試作である。
1999年、高山氏が社長に就任した35歳の頃、彼は医師のこんな声を聞く機会があった。「すぐに切れなくなるハサミはダメだ」「もっと長く使えるようにしてほしい」。

「だったら、きちんと熱処理した製品を提供しましょう」と、高山氏は医師に提案した。

彼が振り返る。
「執刀医がもつ器具はドイツ製が多く、高い価格で売買されていました。では、執刀医に使ってもらえる器具をつくるにはどうしたらいいか。試作をやるしかないと思い、試作をやりますと広く呼びかけたのです」

当時、どのメーカーも試作をしていなかった。その理由はコストがかかるからだ。手術用器具は少量多品種の世界であり、一つ一つ医者の要望を聞いていたら、手間暇がかかって効率が悪いし、何より採算が合わなくなる。

高山氏が試作を募ると、予想以上に医師からの要望が集まった。そして、非効率という問題を彼は解決していく。

業界の常識を覆した3つの要因

一つは、機械化による生産スピードの高速化だ。ラインを止めずに試作開発と少量多品種の生産を行った。機械化により人間には覚えきれないことがコンピューターによって整理されていった。大量の生産を可能にしたのだ。

次に、常に試作開発を行っているため、毎年、新製品を出すことができる。医師の間で評判になり、展示会では常にブースに黒山の人だかりができた。すると、さらに医師の要望が集まった。医療が高度化してくと考えていた高山氏にとって、最先端の技術が常態的に入り、試作とともに自社の技術も常にトップレベルになる。

そして最大の要因は、最初に出会ったのがプロ中のプロである「匠の手」こと脳神経外科の上山博康氏だったことだ。上山氏と共同開発し、高山氏自身も医学書を読み、手術に立ち会い、試作を行った。こうして「医師の負担を減らして命を救う道具」を次々と開発。特に、なぎなた型の刃をもつ手術用ハサミ「上山式マイクロ剪刀ムラマサスペシャル」は代表作となり、国内のシェア9割を占めるようになった。

なぎなた型の刃をもつ手術用ハサミ「上山式マイクロ剪刀ムラマサスペシャル」

つまり、トップとともに開発を行うことで、それがモデルとなり、フォロワーたちに一気に広まる。「トップモデルによる標準化」を可能にしたのだ。

「世界で闘う方法として、私は量産化ができれば、次に臨床技術が優れたドクターが私を海外に連れて行ってくれると漠然と考えていました」と高山氏が言う。その人物が現れた。上山氏の弟子である脳神経外科医の谷川緑野氏である。

谷川氏がヘルシンキ大学に招聘されて手術を行った。その時に手にしていたのが高山氏の開発による器具である。すると、世界的権威である医師たちがそれを見て、彼の器具を使いたいと言いだしたのだ。こうして北米、南米、欧州、アジアと一気にシェアを広げていった。トップクラスの名医とパートナーとなることが、最高の標準化をつくり上げたのだ。 

「こうやってリクエストが来るんですよ」と、高山氏がスマホを見せてくれた。メッセンジャーで、チリ大学の権威が写真とメッセージを書いて送ってきている。ある時はパリ大学から、またある時はアメリカの著名な病院からスマホでリクエストが来る。「僕の方からも発信できるし、世界の名医からも連絡が来るし、便利になりましたよね」と笑う。このリクエストを図面化して工作機械で作業を始めていく。

「僕がやっていたことは、21世紀に間に合いました。工作機械による機械化をはじめ、ちょっとでも遅かったら、こうはなれなかったと思います」

実はこうしたトップクラスをパートナーにした標準化は、他のスモール・ジャイアンツにも存在する。八王子にあるエリオニクスは、微細加工装置や計測・分析装置の製造会社で、ハーバード大学や東大など世界中のトップクラスの大学やソニーの研究所などをパートナーにしている。最高水準の研究者と対等な関係を構築しているため、ともに進化を続け、フォロワーの大学や企業が同社の製品を使用する。

──誰と組むか。あらゆるヒットは組み合わせで決まる。バディ(相棒)は誰か。バディと生み出したものを標準化できるか。世界制覇のポイントはそんなところにある。

スモール・ジャイアンツ グローバル賞受賞の高山医療機械製作所記事はこちら

Forbes JAPAN 2020年5月号 書影

クリエイティビティーの行く末とは? 〜白土謙二、提言する〜

拡張するクリエイティビティー

(編集部注:本コラムは、2019年8月5日に電通第3CRプランニング局で実施された白土氏の講演を再編集したものです)

 

我々はいま、クリエイティビティーとはなにか?ということを見失いかけている

4回にわたって「クリエイティビティーの過去、現在、そして未来」というテーマでお話ししてきましたが、クリエイティビティーの源は、一言でいうなら、「想像力」(imagination)だと思います。 

「想像力」(imagination)とは、なにか?もう、お分かりですよね。疑うこと。思いめぐらすこと。考えること、思いつくこと。トライすること、そして、実現することです。

製造現場の人と会う。何に困っているか聞く。経営者と会う。何に困っているかを尋ねる。「想像力」を無限に働かせながら、相手のことを知る。相手の懐に飛び込む。そうしたことから、みんな、逃げている気がする。

それが、今回の連載コラムで、私が一番お伝えしたかったことなんです。

ビジネスに成功事例はいくらでもあるけど、100%成功が約束されたケーススタディーなどというものは、どこにもない。だから、違うジャンルの人と会う。知らない本を読む。そして、想像力を膨らませていく。

ちょっと過激な言い方になりますが、電通、あるいはこの業界は、もはや周回遅れになってきている。そのことに気づいていないのではないか。あるいは、気づいていても、どうすればいいのか分からなくなっているのではないか。

いわゆる広告の制作現場から距離をおいて久しい私ですが(現在の私の肩書は「思考家」です)、そのことを危惧しています。

物事の本質を見極めること。 クリエイティビティーを語る上で、それが大切なことだと思う

 

僕が電通のインタラクティブ・ソリューションセンターでリーダーを務めていたときにつくったオフィスについて、お話しします。

畳の部屋もある広い空間で、作業台としても使える卓球台は、使わない時には折り畳むことができる。机は分解できて、自分たちで組み立てられるようになっている。フリーアドレスで、ノートブックはあるものの自分のデスクはありません。
 
日本の古い建築でも、書斎は北側に作るのが当たり前なんです。外の景色を見ながら働く人って、いないでしょ。光が入ってパソコンが光ったら、みんな目を悪くしてしまいます。北側に作った方が、温度差も上下しないし、光も入ってこないから集中して仕事ができる。

そういう当たり前のことが、現代のオフィスでは体現できていない。まさに、想像力の欠如から起こることだと思います。

社会環境課題解決を企業活動と組み合わせれば、チャンスになる

たとえば、SDGs。いまは怪しいくらいのブームですけど、これをブームと捉えずに、社会環境の問題は山積しているわけですからそれと企業活動とを組み合わせれば、色々な提案が必ず出来るはずだし、日常作業をちょっとでも拡張していけるはず。

それを、クライアントと一緒に勉強するところから始めてみてもいいと思っています。なんなら、競合相手といっしょに、その業界全体で考えたっていい。

誰もやったことのないことを「実験」するのだから、自ら垣根をつくってしまうのは、もったいないことだと思うんです。

「クリエイティビティーの過去、現在、そして未来」5回にわたる連載コラムにお付き合いいただき、ありがとうございました。

過去の広告から、クリエイティビティーのもつ普遍的な「型」を学ぶこと。
現代企業が抱える「課題」と対峙し、その本質を見極めること。
「好奇心」と「想像力」をもって、未来と向き合い、解決に挑むこと。

大事なことは、表現に逃げないこと、表現で満足しないこと。広告という枠組みで磨いてきた私たちのクリエイティビティーは、ビジネスを革新させるだけでなく、社会をより良くする力としても、今後ますます必要とされるのだから。

この連載が、皆さまの未来、そしてクリエイティビティーの未来になんらかのヒントを提供できたなら、こんなにうれしいことはありません。

K-1開催強行は安倍政権の責任逃れと矛盾だらけのコロナ対策が原因! 民間に自粛強要の一方で聖火イベントは強行し密集状態

 安倍政権のチグハグすぎる場当たりコロナ対応が、とんでもない大混乱を引き起こしている。  本日、さいたまスーパーアリーナで格闘技「K-1」のイベントが、政府と県の自粛要請に応じず、予定通り開催したことに批判が集まっている。  歓声などによる飛沫感染の恐れがあるとして、2...

JRA「春G1戦線」に影響大……ドバイワールドカップデー「中止」決定! アーモンドアイら全馬出国済み

 28日、メイダン競馬場で行われる予定だったドバイワールドカップデーが新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。ドバイ政府メディア局が、公式Twitterで正式発表している。

 ドバイワールドCやドバイターフを始めとした7競走に、日本からは史上最多となる20頭が出走予定だったが、無念の開催中止となった。なお、G1・6勝のアーモンドアイを始め、日本のすべての出走予定馬はすでに現地入りしている。

「新型コロナウイルスの影響を思えば予測できた事態ですが、関係者からすれば、せめて日本を出国する前に決まってほしかったでしょうね。

レースに出る出ないに関わらず1度出国してしまった以上、検疫は避けられませんし、当然、ここに向けて仕上げてきたわけですから。仕方がないとはいえ、非常に残念です」(競馬記者)

 ドバイ政府メディア局は公式Twitterで「全ての参加者の健康を守るため、ドバイワールドカップ2020組織委員会は、第25回大会を来年に延期することを決めた」と表明。日本から数多くの有力馬が出国しているだけに、日本で行われる春のG1戦線にも大きな影響を与えそうだ。

 まずは全馬、全関係者が無事に日本へ帰国できることを願いたい。

福原遥、『情熱大陸』で“まいんちゃん”後の引退危機を告白…「いい子なのに売れる」理由

 3月22日放送のドキュメンタリー番組『情熱大陸』(TBS系)に、女優の福原遥が出演する。同番組では、活躍の場を広げる彼女が次に目指すステージと成長の軌跡を追うという。

 福原といえば、2009年3月~13年3月まで放送されていた子ども向けの料理・食育番組『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』(NHK教育テレビ)の主人公である“まいんちゃん”こと柊まいんとして有名だ。まいんちゃんを演じる福原は、アニメパートでは声優を務め、実写パートでは本人役として料理をこなしていた。

 当時、小学生ながらキュートなルックスと振る舞いで人気を博し、同世代だけでなく親世代からも幅広い人気を獲得した福原。大人になった今でも、各所でまいんちゃんの影響を強く感じているそうだ。

 そんな福原は、過去に「ORICON NEWS」のインタビューで、街を歩いているときに知らない人から「大きくなったねぇ」と声をかけられるというエピソードを紹介している。自身が飛躍するきっかけになったまいんちゃんについて、「みなさんにもまいんちゃんのことずっと覚えていてもらえたらいいなぁ」「これからもずっと大切な存在」と語っている。

 まいんちゃんを卒業した後の福原は、10代向けのファッション雑誌「ピチレモン」(学研)の専属モデルとして活躍する。写真集や特撮番組への出演を経て、17年には声優として、人気アニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』(テレビ朝日系)の主役メンバーにも抜擢された。

 さらに、大きな話題になったドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)や、『ゆるキャン△』(テレビ東京系)にも出演する。女優として精力的に活動する福原に、ファンからは「まいんちゃん、きれいになったよね。女優としても声優としても実力あるし、自然体な雰囲気が好き」「大人になったまいんちゃん、かわいすぎます! 演技力も抜群だから、ドラマに出ているとつい見ちゃう」「小さいころから知っているからなのか、不思議と親近感を感じる。自然に応援したくなるよな」といった声が続出している。

『情熱大陸』公式サイトには、「番組では様々な現場に同行したが、どこへ行っても福原の評判は上々だ。スタッフ・共演者は皆口を揃えて『本当にいい子』だという。しかし、芸能界には『いい子は大成しない』というジンクスがある。人を押しのけてでも勝ち残っていくんだ、という気の強さが必要だとも言われている」との文章があるが、前述のファンの声からも、福原が売れている理由がわかるようだ。しかしながら、本人はまいんちゃんのイメージからの脱却に苦しみ、芸能界を辞めてメイクさんになろうと本気で考えたこともあるという。

 福原には、まいんちゃんを演じている当時、利き手とは逆の手で料理をしていたというエピソードがある。キャラクターの利き手に合わせた演技ができるようにがんばった成果らしいが、そういった真摯な姿勢に魅力を感じてファンになった人も多いようだ。

 最近では、歌手としても頭角を現し始めている福原。現在21歳の彼女は、どこまで活躍の場を広げるのだろうか。

(文=編集部)

パチンコ「一撃7000発」が狙える「極上性能」! かつてない「プレミアムクラス」体験!!【新台分析―パチンコ編ー】

『ルパン三世』などヒット作を多く持つ平和。2020年も話題作を導入している。そんな同社は、人気シリーズ最新作を導入予定。V確変4回リミット+小当りRUSHタイプという「新発想のスペック」が間もなく降臨だ。

『P銀河鉄道999 PREMIUM』

■大当り確率:1/319.6→1/66.2
■小当り確率:1/1.0(特図2)
■賞球:1&3&4&10
■ラウンド:10R
■カウント:10C
〇〇〇

 3年振りのシリーズ最新作となる本機は、小当りRUSHを搭載したミドルスペック。V確変リミットタイプとなっている。

 初当りから2種類のルートを搭載しており、出玉は全て10R(約1000発)。初回大当り60%の確変に振り分けられれば4回リミットで獲得できる。

 リミット終了後は通常大当り後と同じく100回転の時短に突入。ここで再び確変を引ければ、さらに約4000発の出玉が加算される仕様だ。

 初当りの30%で突入する「PREMIUM BONUS」を引き当てた場合は、確変に小当りRUSHがプラス。出玉期待度は「約7200発」にまでアップする。その獲得に要する時間は「約13分~15分」と「超特急(プレミアムクラス)」の名に相応しい性能だ。

 原作の世界観を再現した演出も注目したいポイント。ファン必見の仕上がりと言えるだろう。かつてない「超特急(プレミアムクラス)体験」を、ぜひとも堪能していただきたい。

堀北真希の妹・NANAMIの登場で高まる「女優復帰」の期待と執着

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

NANAMIのInstagramより

 元女優の「堀北真希の妹」だという女性・NANAMIに注目が集まっている。

 NANAMIは現在、アイデザイナーとして働きながら、きゃりーぱみゅぱみゅなどが所属するモデル事務所・アソビシステムに所属。最近ではカラーコンタクトレンズのイメージモデルを務める他、インスタグラマーとしても人気で、現在のフォロワー数は29万人だ。昨年1月には1stフォトブック『NANAMI』(主婦の友社)を発売した。

 NANAMIが「堀北真希の妹」と公表したわけではないものの、容姿が姉にそっくりということから、前々から「妹に違いない」と噂されていた。そして今月22日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ)で、堀北の妹であることを告白するようだ。

 テレビ番組で正式に公表するということから、ネット上ではNANAMIが本格的に芸能活動を開始するのだろうと見られており、堀北真希との「姉妹共演」を期待する声も大きい。しかし、堀北は芸能界を完全に引退している。復帰はあり得るのだろうか。

『テセウスの船』絶好調を支える上野樹里、令和の視聴率女王に…長澤まさみと共演NG?

 3月22日にドラマ『テセウスの船』(TBS系)が最終回を迎える。同ドラマは週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載されていた東元俊哉氏による同名漫画を実写化したもので、主人公の田村心を竹内涼真が演じている。

 竹内が演じる心は警察官の父親が起こした殺人事件の謎を追う青年で、父親が逮捕されてから、母親とともに身を隠すように生きてきた。その後、最愛の妻から「お父さんを信じてみて」と言われた心は、拘置所にいる父に会おうと決意する。しかし、昔の事件現場に向かうと、父が殺人事件を起こす直前の31年前にタイムスリップしてしまう。それから、心は「父はなぜ事件を起こしたのか?」「本当に殺人犯なのか?」を追求する……という内容だ。

「泣ける本格ミステリー」と銘打たれた同ドラマは、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が初回11.1%、第2話11.2%、第3話11.0%、第4話11.0%、第5話11.8%、第6話13.2%、第7話14.0%、第8話15.3%、第9話14.9%と全話で11%以上を記録しており、最終回で自己最高をマークするという見方も多い。ドラマ受難の時代において、特筆すべきヒット作となりそうだ。

「本作は、これまで『下町ロケット』『陸王』『ブラックペアン』など日曜劇場の作品に多く出演してきた竹内が、満を持してTBSの連ドラ初主演を飾ったことで多くの注目を集めていました。放送前こそ『また漫画原作ものか』『日曜劇場でファンタジー?』と不安視する声も少なくありませんでしたが、回を追うごとに真犯人をめぐる考察合戦が過熱するなど、盛り上がりを見せています。また、熱演を見せる竹内や鈴木亮平はもちろん、特別出演の上野樹里も視聴者を惹き付けています」(週刊誌記者)

 同ドラマで、上野は田村由紀として1人2役をこなしている。序盤は心の妻として登場し、タイムスリップ後は週刊誌の記者として再び登場。いずれも好演しており、視聴者からは『迫真の演技に泣いた』『これは上野樹里のドラマだ』『圧巻の存在感で竹内涼真を食っている』と絶賛する声が続出している。

 2002年にドラマで女優デビューを果たした上野。03年には『ジョゼと虎と魚たち』で映画デビューし、04年には『スウィングガールズ』で映画初主演を飾り、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞する。さらに、06年放送のドラマ『のだめカンタービレ』で主人公・野田恵役を演じると、人気が爆発。同作は07年にスペシャル版が放送され、後に映画化もされるなど、上野の代表作となった。その後、11年には大河ドラマ『江 ~姫たちの戦国~』(NHK)で主演を務め、名実ともにトップ女優にのぼり詰める。

 16年にトライセラトップスの和田唱と結婚し、19年には『監察医 朝顔』(フジテレビ系)で初の月9ドラマ単独主演を果たした。同ドラマで上野は新人法医学者を演じきり、全11話の平均視聴率は12.6%と、月9ドラマとしては2年ぶりに全話2桁を達成。また、19年夏クールの連続ドラマで視聴率トップを獲得するなど、ヒット作となった。

「『朝顔』はすでに続編が決定しており、今年の夏から秋にかけて2クール連続で放送されます。これは月9ドラマ33年の歴史の中で初めての偉業で、2クール連続放送自体、フジとしては開局50周年記念ドラマ『不毛地帯』以来、10年ぶりとなります」(同)

 フジで主演作の『朝顔』を成功に導いたばかりか、TBSでは『テセウスの船』をヒットさせるなど、上野の評価は高まるばかりだ。

「どのテレビ局もドラマの視聴率獲得には苦戦する中、確かな演技力で視聴者を画面に釘付けにできる上野は重宝される存在でしょう。今後の展開次第では、令和の時代の視聴率女王の座をほしいままにするかもしれません。

 また、“のだめキャラ”のイメージが強い上野ですが、仕事に対して実直で真摯な姿勢であることが知られています。しかし、そんな真面目な性格が思わぬ“疑惑”を生むこともあるようです。08年放送のドラマ『ラスト・フレンズ』では長澤まさみと共演していますが、打ち上げで泥酔した長澤の様子に辟易した上野は彼女を敬遠し、それ以来『犬猿の仲』とも『共演NG』とも言われています」(同)

 いずれにしろ、上野の快進撃はいつまで続くのか……まずは『テセウスの船』のラストに注目したい。

(文=編集部)

コロナ禍で“潰れる”アイドルも出現か…混迷を極める女性アイドルグループライブ対応策

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、多くのコンサートや演劇、スポーツイベントなどが中止・延期となっている昨今。とりわけ影響が大きいのが、女性アイドル業界だ。

「女性アイドル業界は、大手事務所が手掛けるグループから、インディーズのグループまで規模に大小はありますが、ほかのバンドやアーティストに比べると、ライブの本数が多い傾向にあります。さらに、販売されるCDやグッズには握手会やサイン会、チェキ会への参加などの特典が伴うことも多く、ライブ以外のイベントも多い。ファンと同じ空間を共有する機会が多いので、新型コロナウイルスの影響はかなり大きいのです」(エンタメライター・大塚ナギサ氏)

 具体的に、どんな影響が出ているのだろうか。主要なグループごとに新型コロナウイルス感染拡大への対応を見ていこう。

有名アイドルは続々とライブを中止に

 乃木坂46は2月21日から24日までのナゴヤドームでのコンサートは予定通りに実施。しかし、3月7日に開催予定だった国立代々木競技場第一体育館での乃木坂46/2期生の単独公演は中止となり、同日に動画配信サービス「SHOWROOM」にて2期生のライブを生配信した。また、3月29日以降開催予定の25thシングル「しあわせの保護色」発売記念個別握手会については、中止や延期のアナウンスはない(3月16日現在)。

 欅坂46は、4月3日に公開予定だったドキュメンタリー映画『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』の公開が延期となった。コンサートや握手会の開催予定はなかったため、大きな影響はないようだ。

 日向坂46も3月27日に公開予定だったドキュメンタリー映画『3年目のデビュー』の公開が延期。2月2日から3月15日までに開催予定だった個別握手会も延期となった。3月31日・4月1日にマリンメッセ福岡で開催予定のコンサートについては、開催する予定となっている(3月16日現在)。

 AKB48グループは2月26日に、「3月11日まで」として劇場公演やライブイベントなどの中止を発表。その後、再び政府よりイベント開催自粛要請があったことを受け、11日以降の劇場公演は中止となった。それに伴い、秋葉原のAKB48劇場では無観客公演を実施し、無料での生配信を実施。また、劇場公演は中止という扱いだが、個別握手会や全国ツアー公演については延期となっている。

 モーニング娘。やアンジュルムなどが所属するハロー!プロジェクトでは、2月29日から3月29日までのコンサートやリリースイベント、握手会などを中止。3月20から22日に明治神宮会館で開催予定だった『Hello! Project ひなフェス2020 ~被災地復興支援・東北を元気に!~』は、一部公演を無観客で実施し、有料で生中継される。

 ももいろクローバーZでは、3月7日から9日に開催予定だった高城れにソロ公演の『まるごとれにちゃん0202スプリングツアー2020』が6月に延期。これに伴い、3月9日にVR番組「REALIVE360 presents『高城れにの大感さ祭♡(だいかんさしゃい)』」をYouTubeで生配信した。

非接触型の体温計、アルコール消毒を義務化

 大手事務所の人気アイドルグループがほぼすべてのコンサートやイベントなどを中止している一方で、ライブハウスで活動する小規模なグループについては対応はさまざまだ。

「ライブを中止・延期するケースもあれば、そのまま開催することも多い。開催するか否かの基準が特にあるわけではなく、基本的に主催者の判断に委ねられている状況ですね。また、3月上旬の段階ではライブハウス公演を実施していましたが、政府の2度目の自粛要請を受けて、中止するようになったというアイドルグループもいます」(大塚氏)

 とはいえ、ライブを開催するにしても、感染予防の対策は実行しているようだ。

「来場者に対して非接触型の体温計を使って検温し、平熱であれば入場可能、熱があれば入場不可能、といった予防策をとるアイドルグループもいます。また、入場時に手のアルコール消毒を義務付けたり、マスクを着用していない人の入場を断ったりするケースもありますね。特典会では、握手はやめて、チェキ撮影のみというパターンも多い。このあたりの対応は運営によってかなり異なります」(大塚氏)

観客定員1名のライブを決行

 そんななか、大胆な感染予防策のもとライブを開催するグループもいる。福岡市を拠点とするアイドルグループ「九州女子翼」は、3月14日から15日に“超小規模”イベントを開催した。1公演あたりの定員を1名、もしくは最大3名に設定、ライブと特典会を合わせて15〜30分程度の公演を1日に20回以上実施するというもの。会場の人口密度が低いので、感染予防になるというわけだ。

「アイドルの運営にとってライブやイベントこそが主な収入源なので、中止になると活動ができなくなってしまうわけです。だからこそ、いろいろと工夫してライブを開催しているんです。

 でも、自分たちが主催するライブであればそれでいいのですが、主催者が別にいるイベントだと、そちらから中止と判断されることも多い。あるいは、会場サイドから中止を求められることもあります。正直、ライブハウスで活動する女性アイドルにとっては、本当に危機的な状況であるといえます」(大塚氏)

小規模アイドルは立ち行かなくなる

 困難な事態を乗り越えるべく、クラウドファンディングや動画配信における“投げ銭”によるファンからのサポートを模索するアイドル運営も少なくない。

 たとえば、アップアップガールズ(仮)や吉川友、元アンジュルムの和田彩花らが所属する「YU-Mエンターテインメント」は、所属タレントが総出演する番組『25時間半テレビ ~アイドルと未来へ向かう場所~ #愛で山田を救ってくれ』を3月13日から14日にニコニコ生放送で配信した。所属アイドルたちの過去のライブ映像を配信したほか、ライブハウスからの生パフォーマンスやトーク企画などを放送。番組内ではニコニコ生放送のギフト機能による投げ銭やクラウンドファンディングの立ち上げを告知した。

「番組内でYU-Mエンターテインメントの山田昌治社長は、ライブが中止になったことでタレントに4月分の給料が払えなくなるかもしれないなどと話していましたが、あながち冗談でもないと思います。YU-Mエンターテインメントは比較的規模の大きい事務所ではありますが、自転車操業に近い状態のアイドル運営は多い。このままライブができない状況が続けば、小規模な運営はどんどん潰れていくでしょう」(芸能事務所関係者)

ライブを無料配信することの“悪影響”

 また、大手事務所のアイドルやアーティストが無料で生配信をすることの悪影響を指摘する声もある。

「ライブが中止になったことに対するお詫びや、ファンサービスという意味合いでライブを無料配信するのは悪くはないと思います。しかし、いろいろなアイドルやアーティストが無料配信をした結果、“ライブはただで見られるもの”という感覚が当たり前になってしまいそうな空気があるのも事実。ライブこそを収入源としているアイドルたちにしてみれば、飯の種を奪われることなんですよね。

 人気があるアイドルやアーティストであれば、今すぐ潰れることもないだろうし、音源やメディア出演を収益化することもできるわけですが、小規模アイドルはそうもいかない。ビジネスの場としてのライブを確保する必要もあると思います」(音楽業界関係者)

 こういった状況を踏まえて、動画配信サービス「U-NEXT」は、無観客ライブを配信するためのインフラの無償提供を始めた。〈U-NEXTが通常徴収している手数料を0円とし、決済手数料および音楽著作権使用料を除くすべての売上を権利保有者へ還元〉するとのことで、配信の形態や価格も権利保有者が選択できる。また、U-NEXTの月額プラン会員でなくても視聴ができるという。

「U-NEXTのような取り組みは、ライブを生業とするアイドルたちにとってはかなり有意義ですね。アイドルに対してしっかりお金でサポートしたいというファンにとってもありがたいものだと思います」(大塚氏)

 新型コロナウイルスによって、女性アイドルシーンが大きく揺らいでいるのは事実。このまま何もしなくては、解散するグループや廃業する事務所が続出するだろう。アイドル業界全体が総崩れにならないためのアイディアを絞り出していく必要があるのだ。

(文=編集部)

JRA福永祐一「強奪!?」高松宮記念(G1)タワーオブロンドンと新コンビ! 連覇へ「いい結果を出せるように」意気込みも「アノ騎手」はガックリ?

 喜びも束の間、日本で重賞初制覇を決めたばかりの22歳の若武者に“悲報”が舞い込んだ。

 22日、来週29日にドバイのメイダン競馬場で開催されるアルクオーツスプリント(G1)で、ミスターメロディ(牡5歳、栗東・藤原英昭厩舎)に騎乗予定だった福永祐一騎手が遠征の取りやめを発表。新型コロナウイルスの感染拡大を重く見て、来週も国内で騎乗することが決まった。

 なお、すでに現地入りしているミスターメロディはC.ルメール騎手が騎乗することとなった。

「こういう情勢の中、藤原師と話して取り止めました」

『スポニチ』の取材にそう答えた福永騎手。世界的猛威を振るっている新型コロナウイルスはドバイでも無観客での開催が決定するなど、決して安全とは言えない状況だ。先週、一足早くドバイ入りしたルメール騎手を筆頭に、すでに関係者が続々とドバイ遠征に乗り出しているが、そういった中、福永騎手が大事を取った格好となった。

「JRAに所属する騎手の1人でも新型コロナウイルスに感染すれば、レース開催は難しくなるという話もあるだけに、慎重になる判断も決して間違いではないと思います。ただ、福永騎手が遠征を思い留まった理由は、『もう1つ』あるようですね」(競馬記者)

「これだけの有力馬の依頼を頂けてありがたいし、いい結果を出せるように努めます」

 そう福永騎手が期待を込めるのは、29日の高松宮記念(G1)に出走を予定しているタワーオブロンドンの騎乗依頼だ。

 前哨戦のオーシャンS(G3)は3着だったが、昨秋のスプリンターズS(G1)の覇者。本番でも最有力視されているだけに、福永騎手としても力の入る一戦になりそうだ。

「タワーオブロンドンには元々、ヒューイットソン騎手が騎乗予定と言われていましたが急遽、福永騎手に替わったようですね。昨年、ミスターメロディでこのレースを制しているだけに、陣営の期待も大きいと思います」(別の記者)

 22日に中山競馬場で行われたスプリングS(G2)で、来日重賞初制覇を飾ったばかりのヒューイットソン騎手。来週の高松宮記念に向けて弾みがついたと言われていたが、思わぬ形でコンビ解消となってしまったようだ。