JRA福永祐一「3年ぶり」1日5勝の大暴れ! 大阪杯(G1)ダービー馬ワグネリアンと復活V決める!?

 4日、土曜阪神で福永祐一騎手が騎乗機会6回に対し、5勝をあげる大暴れ。日曜に行われる大阪杯(G1)で騎乗するワグネリアン(牡5、栗東・友道康夫厩舎)とのコンビで日本ダービー(G1)以来の勝利に向け、絶好調をアピールした。

 1Rの3歳未勝利を4番人気セントクリーガーで内から好スタートを決めて逃げ切ると、この勝利を皮切りに、4Rの3歳未勝利では2番人気ユピテルルークスで好位の中団から鮮やかな差し切り勝ち。

 続く5Rの3歳1勝クラスを2番人気オーロラテソーロで逃げると2着馬に4馬身差をつける大楽勝。そして9Rアザレア賞(1勝クラス)を単勝180円の断然人気に支持されたフライライクバードで後方から外を回しながらも、しっかりと人気に応えてここまで4連勝と快進撃が続いた。

 10R明石特別(2勝クラス)は3番人気ダンスディライトで7着に敗れるも、最終レース(2勝クラス)を2番人気シェパードボーイで好位から差し切り、この日の5勝目を飾った。

 逃切り勝ちもあれば、鮮やかな差し切りもあるなど、まさに変幻自在の福永マジックが炸裂した。福永騎手が1日5勝をあげたのはこれまでも複数回あるが、直近だと17年の6月24日以来。また、このときも土曜競馬だった。

 福永騎手は、日曜阪神のメインレース・大阪杯にはワグネリアンとのコンビで挑む。現役時代に“天才”と称された元JRA騎手の父・洋一氏もつかめなかった“ダービージョッキー”の称号をプレゼントしてくれた相棒だ。

 昨年の大阪杯では勝ったアルアインからクビ差の3着と惜敗しているだけに、今年こその想いは強い。

「もうひと花、ふた花咲かせたいね」福永騎手のワグネリアンへの信頼も厚い。それに応えるべく、陣営も「追い切り後の疲れ、反動もなくていい状態ですね。無駄な肉もないですし、きっちり仕上がったと思います。絶好調ですね」と万全の仕上がりを約束した。

 4枠4番に決まった大阪杯に福永騎手は、「内過ぎたら嫌だったけど、ここならいいですね。競馬を組み立てやすい、いいところだと思います」と好感触だ。

 大阪杯の共同会見では「うまく流れに乗れるかどうかということに繋がってくるのだと思います。とにかくいいスタートを決めたい」とスタートがカギになるとコメント。

「ここは全力で勝ちに行く調整をしているので、なんとかそれに応えられるような騎乗をしたいと思っています」とレースへの意気込みを語った。

 大阪杯はワグネリアン、桜花賞(G1)はミヤマザクラ、皐月賞(G1)はコントレイルと有力馬への騎乗が予定されているのも、各陣営からの福永騎手に対する信望の厚さだろう。

 ワグネリアンは2018年神戸新聞杯以来、コンビとしては日本ダービー以来の復活Vへ、態勢は整った。

中国、湖北省の封鎖解除で隣市と争乱発生…警察同士が衝突、行政は不手際を否定

 新型コロナウイルスへの恐怖が、前代未聞の暴力事件を生んだ。

 1月23日以降、封鎖が続いてきた中国湖北省武漢市について当局は、4月8日に封鎖の解除を発表。それにより徐々に企業活動が再開されるなど終息に向けた動きが広まっている。これに先だって、同じく封鎖が続いてきた湖北省各地で、3月25日から徐々に封鎖が解除され、周辺地域との往来が可能になっている。

 ところが、封鎖の解除をめぐり争乱も発生している。隣接する地域では、湖北省から新型コロナウイルス感染者が流入してくるのではないかという潜在的な恐れが拭いきれず、それが争いの種となっているようだ。

 3月27日には、長江を挟んで橋で結ばれている湖北省黄梅県と江西省九江市で争乱が発生。この様子が居合わせた人々によって撮影され、国内メディアで大きく報じられることになった。

 現場となったのは、省の境界でもある九江長江大橋。封鎖が解除されたことで移動が可能になった黄梅県側の住民が自動車を運転して橋を渡ろうとしたところ、九江市側の警察が停車させ、通行を許可させなかったことが発端だ。

 当初は住民と警察の押し問答であったが、事態はエスカレート。両岸の警察官が通す、通さないをめぐって争うことになり、一部の報道では九江市側の特警の制服を着た10人以上の警察官が橋を渡って湖北省側に入り、黄梅県の交通警察官を暴行する騒ぎになったとも伝えられている。現場に駆けつけた湖北省黄梅県党委員会の書記が、にらみ合う双方の警察官に解散を指示して事態は沈静化したという。

 争乱の原因になったのは、封鎖解除に対する湖北省と江西省の認識にズレがあったことだ。黄梅県の住民にとって九江市の九江駅は、鉄道を利用する時の最寄り駅である。封鎖が解除されたことで、湖北省側では以前のように利用できると思われていたのだが、そうではなかった。

 九江市防疫統括本部によれば、黄梅県の住民が駅を利用するために九江市に入るためには、電車の切符、省が発行する健康であることを証明するグリーンコード、目的地接収証明(目的を証明する書類)を提示する必要がある。さらに、九江市が準備する車両を利用して駅まで向かうことと定められていた。

 どうやら、こうした手続きが必要なことが住民に伝わっておらず、住民と警察の争いが警察同士の衝突に発展したというのが真相のようだ。しかし、九江市防疫統括本部は、「手続きが周知されていなかったことはない」と否定し、行政側に不手際はなかったと主張している。

 一方で、双方の行政機関では警察同士での「紛争」があったことは認めている。ただ、黄梅県側の警察官が殴られたかどうかについては「実際の状況とインターネットで流れている内容は異なっている」として明言を避けている。

 事件の背景には、長らく封鎖が続いたことでストレスを抱え込んだ湖北省側と、封じ込め成功に対して疑義を感じている江西省側の対立があるようにも見える。日本国内でも、封じ込めのために都市の閉鎖が具体化してきているが、無用な争乱が起こらないことを祈る。

(文=昼間たかし/ルポライター、著作家)

パチスロ「激アツ」を超えた展開!「引き強王シーサ。」劣勢から大逆転!?

 ご存知「引き強王」の名をほしいままにしている「シーサ。」は、本日もパチスロ動画界を賑わせている。

 冠番組「シーサ。の回胴日記」の配信は1000回を目の前にしてなお、勢いが止まる気配がない。

 彼の柔らかい物腰と洗練されたトークスキルは、視聴者に受け入れられやすいのだろう。

 そして何より、その剛腕で「何か起こしてくれる」という期待感が強い。

 見せ場を作ることに関しては、右に出るものが居ないのではないだろうか。

 得意機種の『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』では毎回のように「SGG-EX」などの爆発トリガーを引いて楽しませてくれる。

 6号機においては『Re:ゼロから始める異世界生活』の実戦が多い。出玉の荒い機種だけに、見せ場も作りやすいのかもしれない。純粋に「リゼロ好き」という面もあるのだろう。

 今回の『【手堅く!全6に期待してリゼロを打ちます。】シーサ。の回胴日記第988話』でも同機種の実戦となった。

 タイトル通り、高設定狙いで「手堅くリゼロ」を狙っていく。

 低設定であれば、荒波の有利区間完走を期待できるハデな展開になるであろう。しかし、今回は最高設定狙い。ATが連荘する「超天国」など低設定では味わえない展開を期待したい。

 ホールのクセを掴んでいるのか、同機種のコーナーでは次々と早いゲーム数で「白鯨攻略戦」に突入していた。

 そのままATに繋げている台もあるようで「島全体が高設定なのでは……」という雰囲気に包まれる。シーサ。自身も大きな期待感を持って回していく。

 だが、期待とは裏腹に天井に到達。投資782枚、764Gに白鯨攻略戦に突入した。

 持ちアイテムは「撃破率UP黄」と「撃破率UP青」だ。心許ないラインナップだが、ここは剛腕で撃破率71%にまで上昇させる。

 1体目、2体目と次々に白鯨を討ち落としていく。3体目の初撃はチャンスの「リカード」。次撃に「クルシュ」であれば激アツだが……。

 攻撃選択画面で押しボタン演出が発生。この時点で撃破濃厚、激アツを超えた。このATで100G以上消化できればプラス域に突入する。

 次の白鯨攻略戦は波乱の展開を見せた。再度天井に到達してしまい、最高設定を期待するには厳しい状況に。それでも「出せば良い」とボタンを連打すると撃破率は「65%」まで上昇した。

 初撃は弱攻撃扱いの「ミミ」。さらに次撃も弱攻撃の「討伐隊」。この展開は非常にマズイ。

 案の定、白鯨の攻撃で地面を転がるスバル。今回は駄目だったかと誰しもが思った。

 しかし、ここでまさかの「死に戻り」演出が発生。強制的に「3戦目」に突入する救済演出である。つまり、この1体を撃破すればAT当選なのだ。

 果たして、白鯨は撃破できたのか、シーサ。は勝利することができたのか、是非ご自分の目で確認していただきたい。

 

佐藤健の真剣な役作りに感服! どんな役でも観客を魅了するのは「努力」の賜物だった

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

佐藤健オフィシャルサイトより

 佐藤健が30代にして再び大ブレイクと言える人気を獲得している。“彼氏感”が味わえるLINEやYouTubeチャンネルも話題だ。

 今年1月から3月に放送された主演ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)はのSNSで大きな盛り上がりを見せ、平均視聴率11.6%(ビデオサーチ調べ、関東地区)を記録するヒットとなった。今夏には映画『るろうに剣心』シリーズ最新作の公開が控えている。

志村けんさん、コントで見せない貴重な「素の顔」…『いいとも』出演拒否、舞台裏での敬語

 新型コロナウイルスに感染し、合併症の肺炎により亡くなった志村けんさん。荒井注さんに代わって1974年にザ・ドリフターズの正式メンバーとなり、『8時だョ!全員集合』の「東村山音頭」でブレイクすると、その後は「ヒゲダンス」「カラスの勝手でしょ~」などのヒットギャグを連発し、日本中の人気者となっていった。

 その芸風は実に多彩だった。加藤茶さんにツッコんだかと思いきや、いかりや長介さん相手にボケをかます。ツッコミもボケも一流で、コントにおける「間」も抜群。志村さんが加入する前のドリフターズの“エース”は加藤さんだったが、それはいつしか志村さんに変わっていった。

 いかりやさんは、自伝『だめだこりゃ』(新潮社)で、次のように記している。

「笑いに関しては素人の集まりでしかなかったドリフだったが、今思えば、この志村だけが、本格的なコメディアンの才能をそなえていたのかもしれない」

『笑っていいとも!』で異例の“出演拒否”

 お笑い芸人には、その人本来の「素」が垣間見える瞬間がある。トーク番組が全盛の近年は、お笑い芸人が「素」を見せることも珍しくなくなったが、志村さんの全盛期は「舞台やスタジオでのコント」が主で、お笑い芸人の「素」の部分が見える瞬間は今ほど多くはなかった。

 それだけに、「素」が見えると、その人の楽屋裏での話し方や雰囲気などが想像できておもしろかった。そして、普段との落差が大きければ大きいほど、印象に残るものだ。テレビで見せる顔と、時折見せる「素」の部分の落差が大きい芸人が、志村さんだった。

 初めて志村さんの「素」が垣間見えたのは、『笑っていいとも!』の人気コーナー「テレフォンショッキング」だ。1992年、桑野信義さんからお友達紹介で電話を受けたにもかかわらず、志村さんは出演を断った。

 タモリさんの「明日なんですが、大丈夫ですか?」との問いかけに「ダメです」と即答。観客の爆笑を誘った直後、「明日はゴルフなんですよ」との声が聞こえてきた。それは、コントで見せる志村さんのトークとは異なる「素の声」だった。

脇役に徹した『紅白歌合戦』

 次に印象深いのが、2001年の『NHK紅白歌合戦』出演だ。この年の目玉として、ドリフターズは「ドリフのほんとにほんとにご苦労さんスペシャル」を歌唱した。当時のドリフターズは唯一のレギュラー番組だった『ドリフ大爆笑』の放送が終了しており、5人での出演は久々だった。

 ここでも、「コントの志村けん」とは異なる表情だったのが印象に残っている。『志村けんのだいじょうぶだぁ』など自身の冠番組では中心的存在となるが、5人全員での出演で、しかも歌番組。当然ながら、「東村山音頭」以外は脇役となる。普段のコントやバラエティとは異なる空気で、志村さんの表情はどことなくやりにくそうにも見えた。そんな「素」の部分が浮かび上がった生放送の『紅白』も、視聴者にとっては貴重な瞬間だった。

『ドリフ大爆笑』での敬語ににじみ出る人柄

 3つめの印象的なシーンが2003年、いかりやさんが死去する3カ月ほど前に『ドリフ大爆笑』のオープニングを20年ぶりに5人で撮り直した際のシーンだ。収録中、スタジオにダウンタウンの浜田雅功さんがドリフターズのメンバーにあいさつをしに来た。そのとき、志村さんはほかのメンバーに対して「紅白以来ですよね、5人揃うのは」ときちんと敬語を使って話していた。

 このシーンはいかりやさんの最後の仕事として、またドリフターズが5人揃った最後のシーンとして流れることが多いが、志村さんの礼儀正しさが表れている瞬間でもあるだろう。そうした志村さんの「舞台裏での素顔」も、ファンにとっては貴重な姿だった。

 コントにおける才能があふれていただけに、たまに見える「素」も、志村けんという芸人の持ち味であった。合掌。

(文=稲垣翼/テレビウオッチャー)

JRA馬券発売決定! ダノンプレミアムVS「マジカル級」世界的名牝、豪クイーンエリザベスS(G1)に好メンバー集結

 3日、JRAは11日にオーストラリアのランドウィック競馬場で行われるクイーンエリザベスS(G1)の出走予定馬を発表した。日本からはダノンプレミアム(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎)が挑戦する。なお、馬券発売も行われる見込みだ。

 新型コロナウイルスの影響でドバイワールドカップデーが中止になるなど、海外遠征を敢行した日本馬がとんぼ返りを強いられている中、一足早く海を渡ったダノンプレミアムは順調に本番を迎えられそうだ。

 今回は主戦の川田将雅騎手に替わってJ.マクドナルド騎手が手綱を執るが、ダノンプレミアムとの初コンタクトで「本当に素晴らしい馬」と感激。「走りのバランスが良かったですし、仕掛けた時の反応にも大変満足しています」と好感触を掴んでいるようだ。

 昨年4月のマイラーズC(G2)以来、勝利から遠ざかっているダノンプレミアムだが、秋には天皇賞・秋(G1)、マイルCS(G1)で連続2着と実力を示した。現地でも優勝候補の1頭として、日本のトップホースを警戒している。

 これにはマクドナルド騎手も「対戦相手となる地元馬やイギリス馬も強いですが、ベストを尽くしたい」と意気込み。「この馬に2つ目のG1タイトルを獲らせたい」という陣営の強い思いがあっての遠征だが、迎え撃つライバルたちも、そう簡単にビッグタイトルを譲るわけにはいかないだろう。

 筆頭は、前哨戦のランヴェットS(G1)を制した英国のアデイブ(セン6歳、英・W.ハガス厩舎)だ。

 現在5戦連続で連対中と充実一途のアデイブ。特に、昨秋の英チャンピオンS(G1)では、世界的名牝マジカルに3/4馬身差の2着だった。3着だった日本のディアドラに2馬身1/4差を付けており、これだけを見ても世界のトップホースの1頭であることがわかる。

 前走のランヴェットSでは、1番人気のベリーエレガントとのマッチレース。後続を5馬身以上に突き放し、最後は半馬身前に出た。実力、充実度からもダノンプレミアムの最大のライバルになることは間違いないだろう。

 一方、そのランヴェットSでアデイブと死闘を繰り広げたベリーエレガント(牝4歳、豪・C.ウォーラー厩舎)も、当然警戒すべき存在だ。

 ランヴェットSでは惜しくも2着だったベリーエレガントだが、連闘で挑んだタンクレッドS(G1)では、2着に4馬身1/4差をつける圧勝。これだけを見ても、本馬が豪州の中長距離戦線のトップホースであることは疑いようがない。

 管理するウォーラー調教師は、豪州競馬の伝説的名牝ウィンクスを手掛けた伯楽。ここ8年連続でリーディングを獲得している豪州では絶対的な存在。オーストラリアで「最も勝ち方を知る男」といえるだろう。

 本質的にはマイラーながら、中距離でも高いパフォーマンスを発揮するテアカウシャーク(セン5歳、豪・J.リチャーズ厩舎)も優勝候補の一角だ。

 ここまで1600m以下を主戦場として、今年2月にはG1を2連勝。豪州のマイル戦線では一枚上の存在だが、光るのは昨秋のコックスプレート(G1)3着だ。

 この豪州の中距離王決定戦を制したのは日本のリスグラシュー。彼女が如何に強かったのかは、昨年末の有馬記念(G1)における圧勝劇で、日本の競馬ファンも記憶に新しい。テアカウシャークはリスグラシューにこそ突き放されたものの3着と、2000m級でも戦えることを示している。出走して来れば当然、要注意の1頭になるだろう。

 そのコックスプレートで2着だったキャステルヴェキオ(牡3歳、豪・R.リット厩舎)も出て来ればチャンス十分だ。

 コックスプレート2着後は連敗と低迷していたキャステルヴェキオだが、今年3月のローズヒルギニー(G1)で見事な復活勝利。クイーンエリザベスSの有力馬に浮上したが、4日に行われたオーストラリアンダービー(G1)では9着に沈んでいる。当てにできない面はあるものの、ハマった時に力はG1級。連闘になるが、参戦する可能性もありそうだ。

 一方のダノンプレミアムも「こちらの馬場にも順応しているように感じました」とマクドナルド騎手は好感触。新型コロナウイルスの影響で、日本の競馬がいつ休止してもおかしくはない状況。果敢に海を渡った本馬には、明るいニュースを届けてほしいところだ。

コロナ自粛下、オンライン婚活パーティーが活況…大打撃の婚活・ブライダル業界の逆襲

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、飲食店や宿泊施設が大打撃を受けている。一方、あまり焦点が当てられていないのがブライダル・婚活関連業界だ。調査によると結婚式を控えた女性の3割が延期またはキャンセルを決定。

 結婚式直前でのキャンセルは通常100%のキャンセル料金となるが、式場が配慮してキャンセル料を一部負担するケースも増えている。また、数カ月先の挙式をキャンセルする夫婦も増えており、業界全体への影響は大きい。

婚活イベントが次々とキャンセルに……

 関係者筋によると、「婚活パーティー」「街コン」「相席屋」の3業態が特に影響を受けているという。これら3つの出会いはいずれも新型コロナウイルスに感染しやすい条件である「密閉・密集・密接」を満たしている。そのため、自然と参加者が減っている状況だ。

 また、マッチングアプリを経由した出会いでも必然的にデートスポットは飲食店となる。飲食店での会話は必ずしも「密閉・密集・密接」を満たすとは限らないが、出会いそのものを自粛する男女が増えているのは事実だ。

 相席屋では緊急対策としてビュッフェでの食事提供を中止、全従業員の手指消毒、食器の除菌を徹底すると宣言。大手婚活パーティー主催企業のシャンクレールグループも、参加者へマスクの着用と消毒を呼び掛けている。

 しかし、これらの対策が顧客の心を変えるまでは至らないようだ。通常であれば、婚活パーティーで開催日が土日の会が空いていることは少ないが、現在はちらほらと空席が出始めている。今後、仮に主要都市部がロックダウンされれば実施が厳しくなるため、業界各所は戦々恐々だ。

婚活パーティーに「来た相手の神経を疑う」

 婚活をする男女はどう考えているのだろうか。実際に婚活をしている女性は、こう語る。

「アプリで婚活していますが、どうせデートできないならその期間の会話がダレるので、やってられません。“婚活自粛”なんて婚活仲間と言い合っています」

 また、別の女性もこう述べた。

「春だし、新しい出会いがあればいいなと思って婚活パーティーへ行こうか悩んでいましたが、こんな時にノコノコやってくる男性は、危機管理能力があると思えないから魅力的に思えないよなー。私が男性でも、こんな時に来た相手の神経疑うわ、と思ってやめました」

業界各所から、苦渋の声

 婚活業界にとって、春は繁忙期。転居などで新しい出会いを求める男女が、一斉に婚活サービスへ登録する時期だ。その大事なピーク期を、新型コロナウイルスにつぶされてしまったかたちとなる。業界関係者はいう。

「東日本大震災の折には、婚活希望者が増加しました。危機感を抱くと、誰もが寄り添ってくれる相手を求めるからです。ですが新型コロナウイルスでは、不安ばかりが増幅する一方で、出会いのチャンスが奪われている。私たちにとってはつらい状況です。万が一にも自社から感染者が出てしまったら、社のダメージは計りしれません。経営やお客様のニーズを見ると、なんとしてでも開催したいのですが……」

 確かに、東日本大震災の際には「震災をきっかけにこれまで以上に大事にしようと思った人間関係がある」と、女性の80%、男性の68%が回答した。多数のカップルが震災を機に結婚を決めた事例が増え「震災婚」という言葉が生まれたほどだ。

 しかし、今回の新型コロナウイルスは事情が異なる。いくら寄り添うパートナーを求める男女が増えても、寄り添えば感染のリスクが増える。さながら、全身を針で覆われているために、寄り添うと相手を傷つけてしまう“ヤマアラシのジレンマ”を思わせる悲劇だ。

テクノロジーが出会いを救う?

 そんななか、新しい婚活の兆しがある。マッチングアプリ「aeru.party」はオンライン通話での婚活パーティーを可能にした。分単位で切り替わる画面を使うと次々と新しい相手に出会え、個人情報を守ったまま通話できる。

 関西の「結婚相談所Dash」では、会員へオンライン通話システムZoomを利用した出会いの場を提供している。Zoomでは1対1で話せる機能があるため、パーティーを主催したのちに1対1の時間を取ることも可能だ。

 筆者も参加しているため手前味噌で恐縮だが、婚活・恋愛相談サービス大手「魔女のサバト」では、婚活相談イベントをオンライン化した。ゲストとして招く専門家もオンライン参加できるため、従来のセミナー会場を貸切るイベントよりも自由度の高いプログラムを実現している。

 新型コロナウイルスによって打撃を受けても、チャンスをつかみ取る企業が存在する。ITが遅れているといわれてきたブライダル・婚活業界にも、ついに技術革新が訪れようとしている。

(文=トイアンナ/ライター)

クラシックオーケストラ、演奏者たちの驚異の連帯…観客が知らないトラブル回避術

 今や、日本のオーケストラのレベルは世界でも驚かれるほど高くなっています。一昔前ならば、マーラーの交響曲などは「これは大変」と、いつも以上に念入りに練習しなくてはならなかったのですが、今ではマーラーばかり演奏するようなアマチュアオーケストラがあるほどです。僕も海外に20年間住み日本に帰国した際、浦島太郎のように驚きました。

 日本でも三本指に入るといわれている一般大学のオーケストラを指揮していた時のことです。この大学オーケストラも、マーラーの『交響曲第2番』を大成功させたのち、僕は客演指揮者として指揮台にのぼりました

 オーケストラの演奏が始まってからしばらくたったころ、一挺のヴァイオリンが弦楽器セクションの奥のほうの、観客からは見えないところにある椅子の上に置かれていることに気づきました。「あれ、あんなところにヴァイオリンが置いてある。何かあったのだろうか? もしかして、これまで練習していた学生の一人に不幸があったのだろうか?」と少し気になってしまいました。

 プロのオーケストラ楽員は、若い時に入団したのち、大概は定年等で辞めるまで同じオーケストラで演奏しています。一般企業のように転勤も配置換えもなく、ずっと同じリハーサル室と、会場の場所は違えども、いつも同じステージで演奏し続けるわけで、その関係は家族、もしかしたら家族以上に同じ時間を過ごしています。そんな楽員の仲間に不幸があったとしたら、みんなで悲しみを共有し、それを表すために、その楽員が座っていた椅子に楽器だけを置いて、追悼演奏をすることが多いのです。

 そんなわけで、僕はてっきり不幸があったのかと思ったのですが、この大学オーケストラの場合は事情が違いました。実は弦楽器、特にヴァイオリンは高い音を演奏するために、楽器に張られている弦が細く、演奏中によく切れてしまいます。もちろん、各々の奏者はスペアの弦を持っていますが、舞台上に持ってきているわけではありません。張り替えるのにも少し時間がかかるため、スペアの楽器を舞台上に置いておき、弦が切れた場合にすぐに使えるようにしていたのです。そんな話を演奏会後に聞き、僕はホッとしたのでした。

世界が驚嘆した五嶋みどりさんの天才ぶり

 演奏会中は、何があっても演奏を止めることはできません。たとえば、先述したマーラーの『交響曲第2番』などは、3楽章から5楽章までを続けて演奏するため、その時間は約50分にも及びます。そんな時に弦が切れたらどうするのでしょうか。慣習として、世界のどこのプロのオーケストラでも、弦が切れてしまった楽器を背後の奏者の楽器と交換して演奏を続けていきます。その楽器は順繰りに後ろに回っていき、最後尾の奏者は、足音を立てないように舞台袖に楽器と一緒に退場し、そこで新しい弦を張り変えて、舞台に戻ってきて演奏を再開することになっているのです。

 実は、これはヴァイオリンのソリストにも起こるのです。むしろ、激しく弾き続けるソリストのほうが、弦が切れたりするトラブルは多発しがちです。ソリストの場合は目の前にいるコンサートマスターの楽器と入れ替えることになっていますが、同じヴァイオリンであっても一つひとつの個性が違うため、問題が生じるのです。

 演奏家は新しい楽器を購入したとしても、半年くらいかけて自分の手になじませていくものなので、急に弾いたこともない他人の楽器で、超絶技巧を必要とされる協奏曲を弾きこなさなくてはならない事態は、ソリストにとっては最大のピンチとなります。特に、デビューしたての若いソリストにとっては、オーケストラと協奏曲を弾くことは最大のチャンスで、ここで大成功すれば次の仕事に結びついていきますが、そんな時に弦が切れてしまったら、それこそ悲劇ですし、経験の少ない若いソリストにとっては、頭が真っ白になってしまう事態でしょう。

 ところが、この悲劇を大きなチャンスにしたヴァイオリニストがいます。それは、日本を代表するソリストのひとりで世界的ヴァイオリニストの五嶋みどりさんです。彼女が14歳の頃、世界的巨匠であるレナード・バーンスタインとボストン交響楽団をバックに、バーンスタイン本人作曲の『セレナード』という名の協奏曲を演奏していました。この曲は、ソリストにとっては大変な超絶技巧を必要とされるのですが、わずか14歳の天才少女のみどりさんは、易々と弾きこなしていました。

 そんな時に、弦が切れてしまったのです。そして、コンサートマスターから渡されたのは、名器ストラディバリウスでした。しかも、当時小柄だったみどりさんは、まだ大人用のサイズのヴァイオリンを使用しておらず、4分の3サイズの子供用ヴァイオリンを弾いていたのです。世界的名器とはいえ、1.3倍以上も大きな大人用のヴァイオリンとなれば、彼女にとってはまったく違う楽器を弾くのと同じです。

 しかし、事件はこれだけでは終わりませんでした。コンサートマスターが弦の切れたみどりさんのヴァイオリンを後ろの奏者に受け渡して間もなく、みどりさんがコンサートマスターから借りていたヴァイオリンの弦まで切れてしまったのです。固唾を飲んでいたオーケストラや聴衆の前で、みどりさんは落ち着いて、副コンサートマスターのヴァイオリンを借り、何事もなかったかのように、最後まで見事に弾き終えたのです。このビッグニュースは全世界に「大奇跡」としてあっという間に広まり、みどりさんは世界のスターヴァイオリニストの仲間入りをしたのです。

 しかし、ヴァイオリンだけがトラブルに見舞われるわけではありません。トランペットの音を変えるピストンが動かなくなったり、管楽器の管に唾が溜まって音が出なくなったり、オーケストラ奏者にとっては、想像もしたくないような恐ろしいことが、実際には頻繁に起こっています。

 こういう時には、指揮者は無事に終わるように祈るしかないのですが、ときには観客も気づかないような間一髪で難を逃れることを目撃するケースもあります。僕がフィンランドでオーケストラを指揮していた時のことですが、ある日、一番オーボエ奏者の楽器の様子が少しおかしいと感じた隣の二番奏者が、さっと唾を吸いとる紙を楽器に差し込んだのです。それを見た時には、僕は彼らのプロフェッショナリズムに驚くしかありませんでした。
(文=篠崎靖男/指揮者)

●篠﨑靖男
 桐朋学園大学卒業。1993年アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで最高位を受賞。その後ウィーン国立音楽大学で研鑽を積み、2000年シベリウス国際指揮者コンクール第2位受賞。
 2001年より2004年までロサンゼルス・フィルの副指揮者を務めた後、英ロンドンに本拠を移してヨーロッパを中心に活躍。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、BBCフィルハーモニック、ボーンマス交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、フィンランド放送交響楽団、スウェーデン放送交響楽団など、各国の主要オーケストラを指揮。
 2007年にフィンランド・キュミ・シンフォニエッタの芸術監督・首席指揮者に就任。7年半にわたり意欲的な活動でオーケストラの目覚ましい発展に尽力し、2014年7月に勇退。
 国内でも主要なオーケストラに登場。なかでも2014年9月よりミュージック・アドバイザー、2015年9月から常任指揮者を務めた静岡交響楽団では、2018年3月に退任するまで正統的なスタイルとダイナミックな指揮で観客を魅了、「新しい静響」の発展に大きな足跡を残した。
 現在は、日本はもちろん、世界中で活躍している。ジャパン・アーツ所属
オフィシャル・ホームページ http://www.yasuoshinozaki.com/

元JRA藤田伸二「俺は賛成しない」 職員コロナ感染も来週以降も予定通り開催の方向

 4日、JRAは職員が新型コロナウイルスに感染していたことを発表した。感染した職員は3月30日に発熱などの症状が出て、以降は自宅待機となっている。2日にPCR検査を受けた結果、3日に陽性が判明した。感染経路は不明のままだ。

 これを受けてJRAは3日夜、職員と接触があった騎手を発表した。4、5日の阪神、中山競馬で藤懸貴志、川須栄彦、岩崎翼の3騎手が騎乗予定となっていた乗り鞍は全て乗り替わりとなった。

 JRAは開催について細心の注意を払い、2月29日から無観客競馬を続けていたが、ついに職員に感染者が出てしまった。

 この件について元JRA騎手の藤田伸二氏は、自身のTwitterで「騎手も名指しで3名自粛で乗り替わり…その3名に接触してる者もいるはずなのに…」と、JRAの対応について疑問を投げかけるとともに「職員やって開催場には東京本部からの遠征の方もいる…この状況の中での開催は…」と感染の恐れが、名前が出た人物以外にも広がる可能性を懸念しる。

 また、「俺は賛成しないな…思い切った決断をしないと人も馬も可哀想な気がする…」と新型コロナウイルス感染のリスクがある状況下での開催続行について否定的な考えを述べている。

 そして「正解は分からんが死者まで出てる病原菌…難しい…」正解はわからないと配慮しつつ、今回の対応の難しさを慮った。

 感染した職員は、3月29日の高松宮記念を、阪神競馬場の調整ルーム内で藤懸、川須、岩崎騎手と一緒にテレビで観戦したようだ。関係者からの発表では、該当職員はマスクを着用しながら3人の騎手と数分の間、一緒にいたという。

 この件について、保健所から濃厚接触者と認定されたわけではなく、JRAが安全を守るための措置としての騎手変更だったと説明がされた。

 現在のところ、乗り替わりとなった3人の騎手は、平熱で健康状態も良好で検査の予定はないとされている。一方で、自宅待機がいつまで続くのかは決まっていない。

 福田理事は「JRAとしては来週以降も、予定通り競馬を実施したいと考えている。来週の状況を精査して、その都度、適切に対応したい」と今後の開催については続ける意向を表明した。

 職員が陽性と判明したのは3日だが、JRAは念のため、2日に阪神の調整ルームを消毒している。

 また、福田理事は、JRAから初の感染者が出てしまったことについて、「ファンの皆様に多大なるご心配をおかけして、お詫び申し上げます。1日も早く、JRA、競馬開催への信頼を取り戻すべく、いっそうの感染防止に務めて参りたい」と陳謝した。

 JRAは引き続き19日までの無観客競馬を発表している。今週からは大阪杯(G1)、桜花賞(G1)、皐月賞(G1)と春のG1が予定されるなかで、常に開催中止と紙一重の状況は続いている。

 5月末の東京開催では”競馬の祭典”日本ダービー(G1)が予定されているが、現在の状況が続くと無観客競馬での開催、最悪の場合は中止の可能性も十分に考えられそうだ。

JRA理事「来週中止ない」桜花賞(G1)予定通り開催の方針。職員が新型コロナウイルス感染も接触3騎手は健康問題なし

 首の皮一枚つながったということだろうか。

 JRA(日本中央競馬会)は4日、20代の男性職員が新型コロナウイルスに感染し、接触の可能性があった3騎手を自宅待機としたが、当面の開催を続ける方針であることを発表した。

 阪神競馬場の調整ルームの執務者である男性職員は29日、調整ルーム内で中京競馬場で行われた高松宮記念(G1)を藤懸貴志、川須栄彦、岩崎翼の3騎手と観戦。その翌日に発熱し、2日にPCR検査を受けた結果、陽性だったという。

 しかし、接触のあった3騎手は現段階で健康状態は良好。発熱などの症状もないという。自宅待機の期間は未定だが、早期の復帰も検討されそうだ。

 本件に対して、JRAの福田正二審判担当理事は「JRAとしては来週以降も、予定通り競馬を実施したいと考えている。来週の状況を精査して、その都度、適切に対応したい」と話し、来週末に予定されている桜花賞(G1)などの競馬開催が現段階で中止になるということはなさそうだ。

ただ、接触があった3人の騎手と他の騎手との接触については「ほぼない。全くではない」と応じている。

 また、同担当理事は「ファンの皆様に多大なるご心配をおかけして、お詫び申し上げます。1日も早く、JRA、競馬開催への信頼を取り戻すべく、いっそうの感染防止に務めて参りたい」とコメント。

 現役最多勝を誇る名伯楽・藤沢和雄調教師が「競馬をさせてもらっているだけで奇跡」と話す現状だが、1日も早い通常開催を祈りたい。