JRA「お寒い」関東リーディング……。騎乗期間わずか「1ヶ月」マーフィーが未だに君臨も、悪いことばかりではない!?

 先週の日曜東京では、横山武史騎手が10Rから見事3連勝を飾り、ついに「日本人」の関東リーディングトップに立った。「日本人」をつけなければならない事情は、いまだ1位にO.マーフィー騎手がいるからに他ならない。

 競馬界では春のG1シーズンに突入し、はや5月を迎えようとしている。にもかかわらず、マーフィー騎手が、関東リーディングのままということは、異例の状況といってもいいだろう。1月5日から2月3日というわずか「1ヶ月」しか騎乗していないのだ。

 確かに2月3日現在で27勝は、全国リーディングとなる荒稼ぎだったことは確かだが、「3ヶ月」も多くの騎乗機会があれば、他の騎手が「奪首」していても不思議ではないだろう。

 だが、4月27日現在の全国リーディングに目を移しても関東リーディングに立った横山武騎手の25勝は11位でしかない。関西の騎手と外国人騎手が、上位を占めている現状だ。それでも、関東のエースだった戸崎圭太騎手が復帰していないことを考慮すると横山武騎手は奮闘しているといえるかもしれない。

 その一方で、目についたのは若手騎手の活躍だ。11位の横山武騎手をはじめ、9位に西村淳也騎手、10位に岩田望来騎手、13位に団野大成騎手の名前がある。こちらについては、外国人騎手に有力馬が集中する傾向が強い昨今の状況においても、若手騎手が育ってきているといえるだろう。

「関東が劣勢な理由として、やはり戸崎騎手の離脱は大きいでしょうね。これまで関東のいい馬は戸崎騎手に集中していましたから。それにC.ルメール騎手が関東で騎乗することが多いことでも、関東の騎手が割を食った可能性が高いといえます。

 昨年のルメール騎手は、勝ち鞍の半分を関東であげていることも無視できません。ルメール騎手がいるとそちらに有力馬の依頼がいくため、他の騎手にはなかなかいい馬が回って来ません。そんななかでベテランや中堅ではなく、若手の横山武騎手がリーディングになったことは大きな意味があるでしょう」(競馬記者)

 確かに外国人騎手の活躍が目立つとはいえ、日本人騎手のリーディング上位の顔ぶれに大きな変化がないことは事実だ。

 レジェンド武豊騎手ももう51歳。近い将来、世代交代の波が訪れることは間違いないだけに、若手騎手の台頭はむしろ明るい材料といえるのかもしれない。

岡村隆史、“貧困風俗嬢楽しみ”発言が物議…全レギュラー番組降板や活動休止の可能性も

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け政府は緊急事態宣言を発出し、東京都は“3密”による感染の可能性が懸念される施設・業種に対し休業要請を行い、幅広い業界に経済的な打撃が広まっている。

 都の営業自粛要請の対象には、「個室付き浴場業に係る公衆浴場」など、いわゆる風俗業も含まれているが、タレントの岡村隆史(ナインティナイン)が4月23日放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で発言した内容が、物議を醸している。

 岡村は以前から同番組内で自身の風俗店の利用を公言しているが、リスナーから寄せられた「コロナの影響で、今後しばらくは風俗に行けない?」というメールを受け、次のように語った。

「コロナが収束したら、もう絶対面白いことあるんです。収束したら、なかなかのかわいい人が短期間ですけれども、お嬢やります」

「短期間でお金を稼がないと苦しいですから。3カ月の間、集中的にかわいい子がそういうところで、パッと働いてパッとやめます」

「『え? こんな子入ってた?』っていう子たちが絶対入ってきますから。だから今、我慢しましょう。我慢して、風俗に行くお金を貯めておき、仕事ない人も切り詰めて切り詰めて、その3カ月のためにがんばって、今、歯を食いしばって踏ん張りましょう」

 この発言を受け、インターネット上では次のような批判の声が続出している。

「急にそんな所で働かなきゃならない人って、物凄く困っている人でしょう?好きで働いている人じゃない。それを楽しみにしているっていうの?」

「風俗という仕事を本当にやりたくないけど、やらないと死ぬという状況に追い詰められた人達が増えるわけで それを楽しみに待つという精神が少しおかしい」

「『コロナ収束後は生活苦に陥った女性が風俗で働かざるを得なくなる』『だから平時なら風俗にいないような女性も買える』ということが、少なくとも岡村さんにとっては『面白いこと』なの? その状況のどこが面白いの?」

注目されるNHK『チコちゃんに叱られる!』の判断

 今回の岡村の発言について、テレビ局関係者は語る。

「『オールナイトニッポン』での岡村の風俗ネタは定番で、毎年年末には、一緒に風俗に行く仲の出川哲郎をゲストに呼んで盛り上がるのが恒例となっています。ただ、岡村の真意がどこにあったのかは定かではありませんが、今回の発言はさすがにコロナ拡大による貧困問題と絡む内容なので、いくらネタだったとしても不適切といえるでしょう。

『オールナイトニッポン』は深夜1時から3時の放送ということもあり、もしかすると岡村もかなり疲れていたために、ついうっかり発言してしまったのかもしれませんが、きちんと謝罪なり釈明なりをしたほうが良いと思います」

 岡村といえば多くのレギュラー番組を抱える売れっ子タレントだが、気になるのは今後の仕事への影響だろう。別のテレビ局関係者は語る。

「すでに識者などからも厳しい批判が多数出る状況となっており、特に子ども向け番組でありながら幅広い層から人気を得ているNHKの『チコちゃんに叱られる!』は、もしNHKに岡村の降板を求める声が多く寄せられるような事態になれば、降板もあり得るかもしれません。そしてそれが発端となり、他の民放番組でも同じ動きが起こり、全レギュラー番組降板などに発展する可能性も十分に考えられます。発言の内容が内容だけに、これ以上厳しい声が広まれば、一定期間の活動休止なども視野に入れる必要が出てくるのではないでしょうか」

 岡村が次回の『オールナイトニッポン』で何を語るのかが注目される。

(文=編集部)

 

岡村隆史「コロナ明けの風俗を楽しみに」貧困でセックスワークに流れる女性の増加を歓迎する悪趣味

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

「岡村隆史のオールナイトニッポン」ブログより

 ナインティナイン岡村隆史のラジオ番組での発言が物議を醸している。新型コロナウイルスをこれ以上蔓延させないため、不要不急の外出自粛が続く昨今だが、岡村はリスナーの「風俗に行けない」という悩みを受け、「コロナが落ち着いたら、お金に困った女性の風俗転職が増えるので、それをモチベーションに今は耐えよう」という主旨のコメントをした。

 件のやりとりがあったのは、4月23日(24日未明)放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)。番組後半、リスナーから「コロナの影響でしばらく風俗行けない。思い切ってダッチワイフを買おうか真剣に悩んでいる」との相談が寄せられ、岡村は「いつか雨は上がんねんから、今は辛抱よ」「今面白くなかったとしても、コロナが収束したら絶対面白いことある」と励ました。

JRAサリオスNHKマイルC「回避」で日本ダービー参戦濃厚!? コントレイル逆転に「強気」の理由

 26日、3歳マイル王決定戦として5月10日に開催されるNHKマイルC(G1)の登録馬が発表された。

 デビューから3戦3勝で毎日杯(G3)を制したサトノインプレッサ、桜花賞(G1)で2着の2歳女王レシステンシアに加えて、前哨戦のニュージーランドT(G2)を制したルフトシュトローム、アーリントンC(G3)の勝ち馬タイセイビジョンら22頭が登録。フルゲート18頭のため、収得賞金900万円の9頭の中から3頭が除外対象となる。

 レースは武豊騎手のサトノインプレッサとC.ルメール騎手のレシステンシアの対戦に注目が集まりそうだ。

 その一方、出走するか注目されていたサリオス(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)の名は、登録馬の中にはなかった。

 デビューから3連勝で朝日杯FS(G1)を制したサリオス。同レースは3F33秒8のハイペースで流れ、先行馬にとって厳しいレースであった。そのなか3番手からレースを進めたサリオスは展開の不利をものともせず、2着のタイセイビジョンに2馬身半差の勝利を収めた。のちにタイセイビジョンはアーリントンCを圧勝しているため、このレースはマイル戦でのサリオスの能力の高さの裏付けにもなるだろう。

 続く皐月賞(G1)はこれまで3戦がすべてマイルだったこともあり、距離不安が囁かれた。だが、レースではその不安を吹き飛ばし、コントレイルとゴール前で壮絶な叩き合いを繰り広げる。惜しくも半馬身コントレイルに先着を許したが、3着馬には3馬身半差をつけ、世代トップクラスの実力を証明した。

 皐月賞後は次走について明言されていなかったため、さらなる距離延長で日本ダービー(G1)に挑戦するのか、それとも得意のマイル戦に復帰するのか注目が集まっていた。

 そして今回、NHKマイルCにエントリーしていないことが明らかになったため、日本ダービーへコマを進めることが濃厚となった。これにはあの外国人騎手が大きく影響しているかもしれない。

「サリオスの皐月賞は、D.レーン騎手がロスのないコース取りをした好騎乗が光るレースでした。陣営はその手腕を高く評価しています。レーン騎手の短期免許期間は5月17日までですが、宝塚記念(G1)が行われる6月まで延長する予定のようです。

 当初の免許期間では日本ダービーに騎乗できませんが、延長となればレーン騎手の騎乗が叶います。このことが陣営の選択には影響しているはずです」(競馬記者)

 実際に来日後2週間で、レーン騎手の堀厩舎管理馬の騎乗成績は【6,2,0,1】と抜群の内容だ。これだけ心強いパートナーであれば、得意のマイルではなく日本ダービー挑戦も頷けるだろう。

 さらにレーン騎手は皐月賞について「外に出すタイミングをうかがっていたら、結局馬場の悪い部分を走ることになってしまいました」と敗因を述べており、まだサリオスに逆転の可能性を感じているようだ。

 D.レーン騎手とのコンビ継続に加えて、皐月賞後に元JRA騎手の安藤勝己氏が、自身のTwitterで「サリオスは負けて強しも、安全な競馬しすぎたな。勝負付けはまだ済んでない」と述べているように、逆転の可能性もあるとなれば、陣営にとって日本ダービーは楽しみなレースになるだろう。

 まだ正式に日本ダービー参戦は発表されていないが、府中の舞台でコントレイルとサリオスの3歳頂上決戦・第2ラウンドが待ち遠しい。

中国、コロナ大恐慌で世界から排除…追い詰められた習近平が他国に戦争を仕掛ける可能性も

 米国の有力シンクタンクAEI(アメリカン・エンタプライズ・インスティチュート)が、世界の感染数値から推定して、中国の新型コロナウイルスによる死者は13万6000人だろうと衝撃的な数字を並べた(4月7日)。

 フランスの生理・医学の権威でノーベル賞受賞者のリュック・モンタニエ博士は「武漢コロナは生物化学兵器関連の人工のもの」と断定し、欧米は同博士の見解に賛意を示した。豪政府は「WHO抜きの調査団を派遣せよ」と発言した。今や中国は四面楚歌、「中国之夢」は悪夢となった。

 元凶説を中国は真っ向から否定するが、もはや欧米は聞く耳を持たない。そして、中国への賠償訴訟が次々と提示され、民間の弁護士や団体ばかりか、ついに米ミズーリ州の司法長官が正式に提訴した。

 米国では、上院のトム・コットン議員やジョシュ・ホーリー議員、下院のランス・グッデン議員やジム・バンクス議員らも、感染拡大を隠蔽した中国当局の高官を処罰し、損害賠償を求める決議案や、最初に告発して犠牲となった医師の名前を冠して「李文亮法案」「ストップCOVID19法案」などを提出した。英国、エジプト、インド、オーストラリア、ブラジル、トルコ、ポーランドなどでも提訴の動きが表面化している。

 中国の死者数を超え、被害が最悪となった米国のドナルド・トランプ大統領は「中国の発表数字はおかしい」と疑問を投げつけた。これまで親中路線を歩んだアンゲラ・メルケル独首相も「情報の透明性が必要」と中国を諭した。メルケルは、側近が感染したため自主的に2週間の隔離状態にあった。ボリス・ジョンソン英首相は一時危篤状態だった。

 志村けんの死亡は日本と台湾に衝撃を運んだが、中国は「志村けんの死因は『台湾肺炎』による」とフェイク情報を流した。また「中国に責任はない。米軍が持ち込んだのだ」と中東、アフリカで嘘放送のキャンペーンを張っている。

 賠償請求の動きに関しては「エイズは米国から発生したが、米国の責任を問うたか。米国は賠償したか。中国も今回は被害者である」と嘯いた(中国外交部、4月20日)。

中国経済、マイナス成長で失業者2億人に

 ともかく「武漢コロナ」の世界的流行、感染拡大によって、2020年第1四半期の中国GDP(国内総生産)は公式にマイナス6.8%となった。本当はマイナス30%以下だろう。

 毎年高度成長を遂げて弾丸列車のように驀進してきた中国経済に急ブレーキがかかった。中国の至るところで失業者があふれ出し、暴動予備軍となっている。中国の雑誌「財新」でさえ、失業は2億人と見積もっている。

 3月に開かれる予定だった全人代(全国人民代表大会)は開催の目処も立たず、4月の国賓としての訪日は流れ、習近平国家主席は窮地に追い込まれた。もし5中全会(中央委員会第5回全体会議)を開催すると、責任問題が噴出し、習近平は詰め腹を切らされるというシナリオが急浮上した。

 しかし、中国の死者より米国、イタリア、スペイン、フランス、英国、イランの犠牲者数が多くなり、とりわけ欧米先進国は病院崩壊の危機対策に追われて、中国バッシングどころではなくなった。

 そこで、機を見るに敏な習近平は、この隙に何をやり出したか。危機を別のテーマにすり替えて、国民の不満を逸らす欺瞞作戦の発動だ。どさくさに紛れて、中国は何をやったか。

 第一に、南シナ海の7つの島での不法占領を続け、海南省三沙市(人口は1800人)に「西沙区」と「南沙区」を新設するとした。「西沙区」はパラセル諸島を中心とする資源の宝庫。付近では、4月2日にも中国海警船がベトナム漁船に体当たりし、沈没させた。1974年以来、ベトナム漁船への攻撃が頻発している海域である。

 習近平政権は海域の7つの拠点となる島嶼をすでに白昼堂々と埋め立て、人工島を造成し、軍事基地化した。3つの島には滑走路を敷設し、ミサイルを配備した。レーダー基地を設置した島もある。

 中国は「このあたりの海域は昔から中国の領海だ」と強盗の居直りを続け、55の海底地形や25の島嶼と暗礁、合計80を勝手に命名した。これまでにも、287の島嶼・暗礁の名称を一方的に発表している。

 第二に、欧米の責任追及を拒否。武漢は安全になったと宣言した。今さら驚くことはない。中国はどさくさに便乗して、違うことを行う。火事場泥棒の行為である。

 第三に、香港で傀儡の香港政庁に命じて、自由民主の活動家、指導者らをいきなり逮捕した。これは「一国両制度」を50年保障するとした香港の自治を踏みにじり、勝手に香港基本法を無視しての介入である。

 昨夏から、香港でSNSの呼びかけに呼応した若者たちの香港政庁への抗議行動、その背後で操る中国共産党への反対集会、デモが連続し、火焔瓶が燃え、キャンパスは武器庫となり、親中派は区会議員選挙で惨敗した。習近平は香港大乱をじっとこらえながら、隙を待っていた。反撃のチャンスをうかがっていたのである。

 逮捕者は7700名、保釈金をクラウドファンディングで呼びかけると、HSBCは、その口座を凍結した。怒った若者らは銀行本部も襲撃し、親中系と言われた銀行のATMはほとんどが破壊された。

 起訴された者は、現在までに1100名。香港の自由民主活動家たちを、欧米の人権批判が弱まった隙を狙って、ごっそりと逮捕し裁判に持ち込むという卑劣なやり方である。

 4月19日、反政府運動の先頭に立っていた元民主党議員の李柱銘(マーティン・リー)や「リンゴ日報」の黎智英(ジミー・ライ)ら15名を逮捕した。非合法デモを指導したという濡れ衣をかぶせ、香港基本法の解釈を勝手に変更し、弾圧を強化する。すぐに抗議集会が持たれるのだが、今はコロナ騒ぎで香港でも5人以上の集まりが禁止されている。このタイミングを見逃さず、中国共産党は香港自治に干渉を再開したのだ。

中国、米軍の隙を突いて戦争開始のシナリオも

 ともかく、習近平は劣勢をカバーするためにさまざまな手段を講じているが、極めつけのシナリオは戦争を始めることである。

 米海軍空母に感染者が出て、空母攻撃群が機能不全に陥った。チャンスである。中国海軍は空母攻撃軍を編成し、台湾から日本領海を抜けてグアム方面に出没して米国を牽制する傍ら、尖閣諸島への領空領海侵犯を繰り返している。

 国内矛盾をすり替えるには、対外矛盾に矛先を向けて不満を反らす。三流の指導者が思いつくシナリオである。中国の民衆の声はネットからすぐに削除されるが、中国共産党だけが肥り、隠れ口座を欧米に持つ特権階級への恨みは深い。

 まして生活困窮、明日の食事代にも事欠くのに、一帯一路(シルクロード経済圏構想)などの海外援助に大事なカネを使い、予算は福祉に回さないで軍拡一本槍の政治に絶望を深める。だから、一人っ子政策をやめても若い中国人は子孫を増やすことに興味はなく、海外への移住を夢見ている。習近平は早く辞めろ、と考えている。

 裸の王様で愚鈍な指導者ゆえに、習近平は軍隊を駆使して、どこかに戦争を仕掛ける可能性も日々高まっているのである。

(文=宮崎正弘/評論家、ジャーナリスト)

アベノマスクで不良品続出、戦場と化した「保健所」に大量の検品を“押し付け”…現場の怒り

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、政府が妊婦向けに配布した布製マスクのうち数千枚に汚れなどが見つかり、配布が一時中断している問題で、全国の自治体保健部局は混乱を極めている。厚生労働省に返品するために、地域の保健所や自治体職員がマスクの検品を行わなければならないからだ。ただでさえ感染拡大防止の要として業務が集中しているのに、不必要な負荷がかかっている。

検品させられる自治体の保健部局

 妊婦向けの布マスクは14日から全国の市町村に向けに、計50万枚が発送された。ところが自治体から不良品の報告相次ぎ、その総数は20日までに計117市町村約6700枚に上った。こうした事態を受けて、各自治体は22日ごろから順次配布を中止。政府からの返品指示もあり、順次返品作業を行う予定だった。

 そんななか、日本テレビ・フジテレビ両系のクロスネット局であるテレビ大分(大分市)は23日夕方のニュースで次のように報道した。

「大分市保健所には先週、2100枚が届いていてきょうは点検作業が行われました。この中には黒い染みがあったり髪の毛のようなものがついているといった不良品がおよそ640枚確認されました」

 つまり、保健所が布マスクの検品作業を行っているというのだ。政府は27日、妊婦用布マスクの製造を伊藤忠商事、マツオカコーポレーション、ユースビオ、興和の4社に発注していたことを明らかにした。そもそも検品は出荷時にメーカーが責任をもって行う業務のはずだ。なぜ、そんな作業を多忙な保健所や自治体の保健部局の職員が行わなければいけないのか。

「検品するのはメーカー、監督は政府の仕事では?」

 当サイトでは首都圏近郊の複数の自治体に対して、妊婦用のマスクに関する検品作業を行っているかを聞いた。千葉市保健福祉局健康福祉部健康支援課の担当者は次のように話す。

「今、まさに検品作業を行っているところです。厚生労働省の指示では『不具合があるものを返品してほしい』ということでした。つまり、自治体で検品して『返品する不良品』を見つけなくてはならないということです」

 東京都福生市福祉保健部健康課の担当者は「当市では配布を行う前にあらかじめ検品を行いました。箱だしから封詰め、枚数チェックなどの作業の必要があり、一通りチェックしたところ不具合はありませんでした」と話す。

 一方、横浜市こども福祉保健部こども家庭課の担当者は「検品作業はしていません。先週、国から指示があったとおり、返品しています」と回答した。

 埼玉県内の保健所関係者は次のように憤る。

「自治体の大きさによって業務量も異なるとは思いますが、当市では数千枚のマスクの検品を行っています。毎日、新型コロナウイルス関連のさまざまなお問合せや病院との折衝、感染源の特定や消毒計画の策定など戦場のような有様なのに、なぜ自分たちは検品をしているんだろうと腹が立ちます。検品するのはメーカーの仕事で、それを監督するのは政府でしょう。

 例えば大地震や大津波などの大規模災害時に、国が緊急支援物資として不良品の医療機器や不潔な包帯を送付した上で、『その中に不良品があるかもしれないから現場の職員で検品して使って』という指示をしたらおかしいでしょう? そんな暇が現場にあると思っているんでしょうか。

 国がメーカーに対し、責任をもってちゃんと清潔な製品をつくり出荷するよう監督指導してほしいです」

 首相官邸や厚生労働省が「国民の不安を解消するための政策」を立案するのは大いに結構だが、不備が生じたとたん、責任や後処理を現場に丸投げするのはいかがなものか。

(文=編集部)

 

今、パチンコ店に行くのはギャンブル弱者の“カモ”ばかり…元パチプロが明かす勝てない理由

 大阪府が休業要請に応じないパチンコ店の店名を公表し、波紋を呼んでいる。「店名を出すのは抜群の広告効果」という声もあるように、営業を続ける店には多くの客が押し寄せていることも報じられた。東京都も、4月28日には小池百合子知事が営業を続けるパチンコ店の店名を公表する予定だ。

「新型コロナの感染拡大を防止したい」という行政の意見もわかるし、「飲食店は営業OKなのに、どうしてパチンコ店はダメなのか」という店側の主張もわかる。ライバル店が休業すれば、その客を奪えるのがパチンコ業界でもある。ただ、十分な休業補償をせずに営業自粛を要請しても、体力のある大型チェーン以外は応じられないのが実情だ。

 それはさておき、今回の騒動では、緊急事態宣言下でもパチンコ店に通う人が多くいることが浮き彫りになった。しかし、元パチプロのA氏は、そんな人たちについて「基本がわかっていない“ギャンブル弱者”」と切り捨てる。その理由を聞いた。

「カド台しか出さない」と断言した店長

 今から35年前。大学生だった筆者は、A氏と行動を共にしていた。パチンコで食うための「イロハ」を教わり、一時はパチンコで月30万円ほどを稼いでいたが、大学卒業とともに足を洗った。

 一方のA氏は5年前までパチプロを続け、少ない月で25万円、多い月で50万円を稼いでいた。そして、勝った金は畳の下に隠していた。貯金をすると不都合なため、タンス預金ならぬ「畳下預金」をしていたのだ。その額は2000万円を超えるという。

 そんなA氏に「今の時期、パチンコに行きますか?」と聞いてみた。

「行くわけないじゃん。感染したらどうすんだよ。しかも、行ったって勝てないぞ。考えてもみろよ。店はいつ休業するかわからない状態で、ただでさえ店を開けていれば客が来るんだから、思い切り出玉を絞るぞ」

「出玉を絞る」とは、釘を閉めて回転数を減らすことである。「釘はいじれなくなったのでは?」と思うかもしれないが、それは建前であり、現実は「メンテナンス」という名目でいじり放題だ。釘調整により出玉=還元率を操作しなければ、パチンコ店は成り立たない。いわば、三店方式(景品交換所を挟んだ換金方式)で法律の網をかいくぐっているのと同じ理屈である。

「通常なら25日前後は一番出る時期だけど、今は別だ。ある店長に聞いたら『先が見えないだけに、店の出口に近いカド台(一番、目につく端の台。ここを出すことで、通りすがりの客への絶好のアピールとなる)だけを出して、ほかは釘を閉める』と言っていたよ」

今、パチンコ店に通うのは“ギャンブル弱者”

 また、A氏は以下のように事情を語る。

「昔と違い、今のパチンコで食うのは難しいよ。俺がパチンコを辞めたのも、運の要素が高くなりすぎたから。5年前までは、回る台を打っていればよかったんだ。基本的に、パチンコ台は株価チャートのように1日の大当たり回数が変化する。3日間フルに回したと仮定して、3日前が6回、2日前が12回、1日前が14回とかだと、爆発する可能性が高かった。1店に1台あるかないかの『回りが良い爆発台』に座るか、『当たり頃』を見抜けば勝てたんだ。

 しかし、多くの機種が出玉と確変継続率を少なくしたことで運の要素が大きくなり、狙って勝つのが難しくなった。俺のやり方も終わりだな、と感じたので足を洗ったんだ。今は貯金を使いながら、細々とバイトしているよ」

 筆者がA氏に教わったのは、勝率を高める考え方だった。

「ギャンブルは確率で考えなければダメだ。1000円で15回転よりも20回転、25回転する台に座ること。なぜなら、それだけ抽選回数が増えて勝率も高まる。こうした基本中の基本すらわかってない奴らが、パチンコ店に通ってるんだな。いわゆる“ギャンブル弱者”だ」

パチプロの代わりに増えた“カモ客”の実態

 筆者が現役だった時代は、一発台や権利モノがメインだった。釘調整を見抜いたり台を叩いたりすれば、大当たりにありつけた。やり方次第で勝率を高められたのである。A氏は、そんな時代から「1日1万円」を目標にジグマ(同じ店に通い続けるパチプロの略)として生活していた。もちろん負ける日もあるが、不調な日は早めに見切りをつけていた。財布には常に20万円入れているが、使っていいのは3万円まで、と決めていた。

 そんなパチプロも、今や絶滅危惧種である。代わりに増えたのが「何も考えずに打っている人たち」だ。

「スーパーリーチが手前で止まると台を叩く奴とか、1000円で10回ぐらいしか回らないのに(台のスペックや換金率にもよるが、狙えるのはおおむね1000円で20回以上)金を注ぎ込む奴とか、3日連続で爆発した台を1000回転もさせる奴など、パチンコというギャンブルを理解していない奴ばかり。まさにカモだよ。そんなカモが多い店ほど潤う。今は、どの店もカモだらけだ」

 今、営業を続けるパチンコ店に殺到している人たちには、この元パチプロの金言がどのように響くだろうか。

(文=井山良介/経済ライター)

JRAコントレイルの真逆!? 福永祐一「イメージ通りの競馬ができました」インディチャンプ「完璧レース」も本番に残る「不安」とは……

「フィアーノロマーノが取消して、ヴァンドギャルドが出遅れた時点で勝負あり」

 26日、京都競馬場でマイラーズC(G2)が開催され、福永祐一騎手のインディチャンプ(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)が優勝を飾った。このレースについて、元ジョッキーの安藤勝己氏が自身のツイッターで回顧した。

 レースは発走直前に上位人気馬フィアーノロマーノが、右前肢跛行を発症したため競走除外になった。さらに2番人気のヴァンドギャルドはスタートで大きく出遅れた。しかし、圧倒的1番人気に支持されたインディチャンプの福永騎手は、周りとは打って変わって冷静だった。

 インディチャンプは好スタートを切ると、ハナを主張するランスオブプラーナ、ベステンダンクの2頭から離れた4番手で折り合いをつける。直線を向いてからは馬なりのまま先頭に並ぶと、楽な手応えで後続に2馬身差をつける圧勝だった。

「直線入って手応えが違うもんやから、ユーイチが前の2頭を可愛がった。ああなるとベステンダンクが残ってまうわ」と、インディチャンプのレース運びについて安藤氏はツイート。やはり昨年のマイル王はこの舞台では力が違ったようだ。

 また福永騎手は「イメージ通りの競馬ができました。先行馬2頭が行くと思っていたし、その後ろのいいポジションでプレッシャーのない形で追走できました」とレース内容に満足げなコメントを残した。

 福永騎手と言えば、1週間前の皐月賞(G1)で真逆のコメントを残したことが思い出される。

 皐月賞でも、同じく1枠1番で1番人気のコントレイルに騎乗した福永騎手。予想以上に後方の位置取りでのレースを強いられたが、大外を回す競馬で勝利した。「ちょっと想定外のレースになりました。ヒヤヒヤさせて申し訳なかったのですが、強い内容で勝ってくれたと思います」とレースを振り返った。

 マイラーズCでは、全く正反対の思い通りのレースとなり喜びもひとしおだろう。

「皐月賞はコントレイルが久々の実戦、不安視された稍重の馬場、さらに福永騎手自身が皐月賞未勝利だったこともあり、1番人気のプレッシャーが大きかったはずです。それに対して、マイラーズCはインディチャンプの力が抜けていたことに加えて、有力馬の“脱落”で気楽にレースができたはずです。これが好騎乗につながったのではないでしょうか」(競馬記者)

 本番・安田記念(G1)に向けて、これ以上ないレース内容となった福永騎手とインディチャンプのコンビ。だが、ひとつだけ「不安」がある。

 安田記念、マイルCS(G1)を制した昨年は、前哨戦をそれぞれ4着、3着に敗れてからの戴冠だった。叩き2戦目で好走する傾向にあっただけに、今回の前哨戦勝利が安田記念にどのような影響を与えるか気になるところだ。

「インディチャンプはもともと香港で開催されるチャンピオンズマイル(G1)に出走予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で回避しました。そのため、急遽同日開催のマイラーズCへ出走することになりました。

 もともと香港を目標に仕上げていたため、3月の中山記念(G2)を叩きとして使っていました。それが予定変更により、マイラーズCが叩き2戦目となってしまいました。まさかの万全の態勢での前哨戦となったわけです」(別の記者)

 ちなみに昨秋はマイルCSを制した後に、3戦目で香港マイル(G1)に出走するも7着に敗れている。今春3戦目の安田記念では、どのような結果が待ち受けているだろうか。

 完璧な内容で前哨戦を制した福永騎手とインディチャンプのコンビが連覇をかけて挑む安田記念に注目したい。

JRA松山弘平やっぱり「骨折」だった!? 「すでに退院」軽傷を強調も天皇賞・春(G1)メイショウテンゲン騎乗は絶望的か

 27日、先週落馬した松山弘平騎手が精密検査を行い、仙骨の骨折が発覚した。松山騎手が所属する『Risy』の公式Twitterが発表している。

 26日の京都1Rで、5頭が競走を中止する大きな落馬事故に巻き込まれてしまった松山騎手。

 JRAから骨盤骨折の疑いがあるとの発表があったが、その数時間後、天皇賞・春(G1)で騎乗予定だったメイショウテンゲンを管理する池添兼雄調教師から「本人から連絡があって、骨は大丈夫ということでした」との報道があり、事なきを得たと思われていた。

 しかし、この日「念のための検査入院」した結果、仙骨の骨折が発覚……ただ、松山騎手はすでに退院しており、自力で歩くこともできるほどの軽傷のようだ。

「骨折は残念ですが、軽傷だったのは何より。しかし、本人が『Risy』の公式Twitterを通じて『1日でも早く復帰できるように頑張ります!』とコメントしていることからも、しばらくは離脱を余儀なくされそうです。

少なくとも、今週末の天皇賞・春におけるメイショウテンゲンに騎乗するのは難しいかと。陣営は代役を探すほかない可能性が高そうです」(競馬記者)

 この春、松山騎手には大事な騎乗が数多く存在している。特に無敗で桜花賞(G1)を制したデアリングタクトには、牝馬三冠や日本ダービー(G1)挑戦の期待が懸かっているだけに松山騎手としても是が非でも乗りたい気持ちがあるに違いない。

「5月17日のヴィクトリアマイル(G1)のサウンドキアラは、ここまで重賞3連勝中。今の勢いならG1制覇の可能性も十分にあるだけに、松山騎手にとってはこちらも逃せないところ。軽傷だったことを鑑みれば間に合う可能性があるだけに期待したいですね」(同)

「もちろん心は折れていません」

『Risy』の公式Twitterには、前向きな言葉が残っている。松山騎手は間違いなく、この春G1開催の主役の1人だけに、1日でも早く元気な姿を見せてほしいところだ。

JRA【青葉賞(G2)展望】日本ダービー(G1)トライアルにフィリオアレグロ、オーソリティら良血馬が集合! 夢の舞台のキップを掴むのは……

 5月2日(土)、すべてのホースマンが目標に掲げる日本ダービー(G1)のトライアルレース、青葉賞(G2、芝2400メートル)が開催される。

 本番と同じ距離とコースということもあり、ファンも熱視線を送っている。その1戦でまず注目されるのは、共同通信杯(G3)で3着と好走したフィリオアレグロ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)だ。

 半兄は道悪巧者として知られ、17年の宝塚記念(G1)などを制したサトノクラウン。新馬戦は重馬場での開催だったが、それを苦にしない力強い走りで、半馬身差で勝利。兄同様のパワフルな走りで、将来を嘱望されていた。

 続く共同通信杯(G3)では、武豊騎手のマイラプソディに次いで2番人気に支持されるも3着。最後の直線では外からじわじわと伸びてきたものの、ダーリントンホール、ビターエンダーには届かなかった。

 その後は青葉賞を目標に、十分に乗り込まれてきたようだ。追い切りでは手綱を任されたD.レーン騎手を背に軽やかな動きを見せている。昨年、旋風を巻き起こしたレーン騎手とともに、優先出走権を手に入れて、大舞台へ歩を進めたい。

 素質馬オーソリティ(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)は、今度こそ結果を残したいところだ。

 オーソリティは父が三冠馬オルフェーヴル、母方の祖母には日米のオークスを制したシーザリオがいる良血馬。デビューから2連勝を飾るとホープフルS(G1)に向かった。だがスタート直後に他馬と接触。後方からの競馬を強いられ、3角過ぎから早めに上がって見せ場を作ったものの、力を使い果たしたのか、最後の直線で伸びきれず、5着に終わっていた。

 今年は報知杯弥生賞ディープインパクト記念(G2)から始動。池添謙一騎手からL.ヒューイットソン騎手に乗り替わって迎えた1戦は、中団追走から早めに仕掛けると、直線の入り口で先団に並びかける。だが抜け出したサトノフラッグを捉えきれず、さらに後続から伸びたワーケアにも交わされて3着に終わっていた。

 皐月賞(G1)の優先出走権を獲得したものの、陣営は回避を表明。青葉賞に出走し、日本ダービーを目指すことを明らかにした。ここで権利を獲得して、最高峰の舞台に出走できるか。

 今年に入って評価が急上昇しているフライライクバード(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)も侮れない。

 昨年は3戦連続で1番人気に支持されるも、それを裏切り続けてきた。だが、距離延長して臨んだ今年の始動戦3歳未勝利(芝2400m)では、3番手で進むと上がり最速の脚を使い、2着に5馬身差をつけて勝利を飾った。

 さらに続くアザレア賞(1勝クラス、芝2400m)も中団追走から、直線の追い比べを制して勝利。長距離適性の高さを証明し、一気に注目を集める存在となっている。

 芝2400m戦で2連勝中。阪神競馬場から東京競馬場へのコース替わりがどう影響するかが注目される。

 他にも京成杯(G3)3着の実績を持つディアスティマ(牡3歳、栗東・高野友和厩舎)や、ゆきやなぎ賞(1勝クラス、芝2400m)を危なげない走りで勝ったヴァルコス(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)、「1勝・2着4回」と安定感抜群のダノンセレスタ(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)などの実力馬が出走予定だ。

 夢の舞台への切符はどの馬がゲットするのか。日本ダービー(G1)へ繋がる重要な1戦、青葉賞(G2)は5月2日(土)15時45分発走となっている。