メッシ「移籍先」に英マンチェスターシティ秒読みか……親友アグエロのインスタ「匂わせ行為」が決定打?

 チャンピオンズリーグで2-8という歴史的な大敗を喫するなど、抜本的なチーム改革を迫られているバルセロナ。そんな中、チームの象徴的存在であるリオネル・メッシが退団の意向を申し出たことで移籍の可能性が高まり、欧州の移籍市場は今、スペインの名門を中心に燃えに燃えている。

 果たして「50年に1人の天才」とまで謳われたメッシは、どこへ新天地を求めるのか。

 バルセロナを撃破し、欧州の頂点に立ったドイツのバイエルン、長年のライバル・クリスティアーノ・ロナウドを要するイタリアのユベントス、欧州の頂点にあと一歩まで迫ったフランスのパリサンジェルマン……。

 数々の世界最高峰のクラブが候補としてメディアで取り上げられているが27日、「意外な形」で移籍最有力候補に躍り出たのが、イングランドのマンチェスターシティだ。

 昨シーズン、プレミアリーグで2位に終わり、チャンピオンズリーグでも準々決勝で散ったマンチェスターシティ。世界でも指折りの資金力を持つチームであるため、メッシの移籍候補としても有力視されているが、最も大きな理由がセルヒオ・アグエロの存在だ。

 メッシと同じアルゼンチン代表として長年コンビを組んでいるアグエロ。過去にはメッシが批判の的になるたびに「批判する人々を理解できない」と庇い、最近でも自身の動画サイトでいきなり電話するなど、その間柄はサッカーファンの間でも有名だ。

 そんなアグエロがここに来て、大きな動きを見せたことで世界中のファンから注目を集めている。

「アグエロのInstagramは『kunaguero10』というユーザー名なのですが、昨日いきなり『10』を取って『kunaguero』に変更したんです。『10』というのは、当然マンチェスターシティにおける彼の背番号。それを自ら剥奪したということは、バルセロナで『10』を背負うメッシを受け入れるためではないかという見方ができます」(サッカー記者)

 また、マンチェスターシティで現在指揮を執っているペップ・グアルディオラ監督は、かつてバルセロナでメッシと共に一時代を築いた人物。最高の時を共有した恩師の存在は、メッシにとって、イングランドへ足が向く大きな動機になってもおかしくはない。

「『CNN』のイタリア人ジャーナリストであるタンクレディ・パルメリ氏はTwitterで『マンチェスターシティはメッシの移籍金として2億ユーロを準備している』と語っています。移籍話だけに信憑性はわかりませんが、少なくともマンCがバルセロナへアプローチしていること、メッシ争奪戦の最有力に上っていることは間違いなさそうです」(同)

 果たして、アグエロの行動は親友へのラブコールなのか。それともバルセロナとマンチェスターシティとの間で、メッシの移籍がほぼ合意に達しているからか。はたまたメッシ以外で、マンチェスターシティで10番を背負えるような超大物の移籍を示唆するものなのか。

 いずれにせよ、アルゼンチン代表でも10番を付けているアグエロが「10」を取り下げた意味は小さくないだろう。世界最高のビッグプレーヤーの移籍問題が、早くも大詰めに向かっているのかもしれない。

『24時間テレビ』志村けんと相葉雅紀を「まさに感動ポルノ」と罵倒 物申す系女性YouTuberが酷すぎる

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

GettyImagesより

 “物申す系”You Tuberのへライザーが、『24時間テレビ43』(日本テレビ系)で放送した志村けんさんの追悼ドラマに噛みつき、炎上している。

 へライザーは23日に自身のYouTubeチャンネルで「【24時間テレビ43】志村けんのドラマがクズ!放送事故レベル相葉雅紀の媚び!ヒカキンドン滑り!ツイート消して逃走」というタイトルの動画を公開。

 『24時間テレビ』では、今年3月に新型コロナウイルス感染による肺炎で亡くなった志村けんさんを追悼する趣旨のドラマを放送したが、このドラマについてへライザーは「志村はクソです」「つまんない飲み屋の話ばっかり。まさに感動ポルノ」と言い放ち、志村けんさんを慕っている嵐の相葉雅紀についても「(志村けんさんに)媚びまくる社員もクソ」「小物みたいなちっちゃな目をして何感動話してんだよ。志村に膝枕されてんじゃねーよ」と罵倒した。

五代目山健組が與若頭ら「神戸残留派」を一斉処分し、離脱が決定的に…対する神戸山口組の対応は?

 神戸山口組の中核組織である五代目山健組。その親分は中田浩司組長であり、たとえその身が塀の中にあろうとも、組長の言うことは絶対である――そんな強い意志が、五代目山健組では貫かれたようだ。

 これまで五代目山健組では、神戸山口組を離脱した勢力も、残留していた勢力も、「あくまで親分は中田組長である」という明確な姿勢を示していた。その中田組長が、唯一接見できる弁護士経由で示した意向は「神戸山口組を離脱せよ」というものされている。それゆえ離脱勢力のほうが、五代目山健組の主流派であると内外に認識されやすかったといえるだろう。一方、残留派が中田組長の意向に背くつもりがあったかといえば、そうではなかったようだ。

 「神戸山口組に残留を決めた五代目山健組・與(あたえ)則和若頭(與組組長)らは、中田組長の意向に反するつもりはなく、今は神戸山口組の中で中田組長の帰りを待つという姿勢を取っていたのです。その上で、晴れて中田組長が社会復帰すれば、そこで中田組長との直接の対話を経て、神戸山口組を離脱するか、もしくは神戸山口組の中で五代目山健組として活動していくかを協議していきたいと考えていたのではないでしょうか。ですので、そうした山健組の状況に対しては、袂を分かった“分裂”というよりも、トップを同じとした“分派”という表現を用いるほうが適切に感じられていました【参考記事「新生・五代目山健組がついに誕生」】。しかし、離脱した五代目山健組の考えは、そうでなかった。中田組長の意向に沿わない残留派を問題視していたというのです」(ヤクザ事情に詳しいジャーナリスト)

 結果、五代目山健組の離脱派は、残留派に対して処分を検討。そして、中田組長の承諾を得たのち、8月24日付をもって、與若頭に絶縁処分を下したというのである。

 その他に絶縁処分を下されたのは、山健組の保守本流である健竜会出身で、五代目山健組では若頭補佐の重責を務めていた誠竜会・山之内健三会長。初代会長が、四代目山健組で若頭を務めた経歴を持つ、二代目健國会・西野雅之会長。その他、11人の直系組長が破門、6人が除籍となったようだ。つまり、残留派の直系組長たちは、離脱派から、ことごとく処分されることになってしまったのだ。これにより、五代目山健組は、神戸山口組からの離脱をより鮮明にしてみせたことになったのである。

「そうなれば、今度は神戸山口組執行部が、離脱した五代目山健組サイドにどういった決断を下すかという点が問題になってくる。離脱勢力に対して断固とした態度を見せつけないと、内外に対して示しがつかない状態になるからだ」(業界関係者)

 一方、六代目山口組の強さは、こうした事態が発生したときにあるといわれている。六代目山口組の絶対的な司令塔といわれる髙山清司若頭は、こういった際、組員の減少などには目もくれず、たとえ相手が実力のある親分であっても、組織の規律を最優先し、後に「粛清」とすらいわれる厳しい処分を下してきた。そこには微塵の躊躇もなく、それは、5年前に六代目山口組から盃を割って出た神戸山口組に対しても同じであった。

 ヤクザにとって、盃とは「掟」である。その掟を破って、自らの意志を貫こうとした神戸山口組が、今度は中核組織に離脱されるという事態に見舞われた。かつて、自身も盃を割って出たという立場だという分、神戸山口組には、目には見えない重石ともいえる、不利益が存在してしまっているのかもしれない。今後の神戸山口組の対応に注目が集まる。

(文=山口組問題特別取材班)

JRA武豊に嬉しい悩み!? 4歳牡馬「最後の希望」ワールドプレミアが待望の復帰! 秋の古馬G1でアノ馬を天秤にかけることに……

 4歳世代に嬉しいニュースが届いた。

 27日、『サンケイスポーツ』が昨年の有馬記念(G1)以降、長期休養中だったワールドプレミア(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)がジャパンC(G1)で復帰する予定と報じた。

 昨年の菊花賞馬であるワールドプレミア。古馬と初対戦となった有馬記念で3着に好走し、世代屈指の実力馬として4歳シーズンの活躍が期待されていた。しかし、体調が整わないことを理由に、目標としていた天皇賞・春(G1)を回避し、春全休となった。

 それから次走の予定がなかなか決まらない状況が続いていたが、ついに復帰のメドが立ったようだ。菊花賞馬の復帰は、不振が続く4歳牡馬の最後の望みとなるかもしれない。

 実は、4歳牡馬はJRA古馬混合の芝G1で、未だに勝利することができていない。

●4歳牡馬の主な芝G1成績
サートゥルナーリア 天皇賞・秋6着、有馬記念2着、宝塚記念4着
ダノンキングリー マイルCS 5着、大阪杯3着、安田記念7着
アドマイヤマーズ 香港マイル1着、安田記念6着
ヴェロックス 有馬記念8着

 ダートではクリソベリルが世代交代を高らかに告げ、芝のG1では唯一、アドマイヤマーズが海外G1を勝利している。だが、国内に限定すると1頭も年上相手にG1を勝利することができていないのだ。その一方で、4歳牝馬はグランアレグリアが安田記念、クロノジェネシスが宝塚記念を勝利しており、牡馬と牝馬の間で格差が開いている。

 このような状況のため、4歳牡馬にとって初のJRA古馬芝G1勝利をワールドプレミアが挙げることができるかに注目が集まる。

 そしてもう一つ注目されるのが、武豊騎手の動向だ。

 当初、武豊騎手にとって今年の古馬G1のパートナーはワールドプレミアの予定だったが、同馬が休養に入ったことでお手馬不在になった。しかし、そこに騎乗依頼が舞い込んだのが、17年の菊花賞馬キセキだ。初めて手綱を取った天皇賞・春で、課題のゲート見事にクリア。次走の宝塚記念は2着に好走し、名コンビ誕生となった。

 昨年は凱旋門賞(G1)に挑戦したキセキだが、今年は京都大賞典(G2)で始動し、天皇賞・秋を目標にしていることが明らかになっている。その後、ジャパンCに出走する可能性もかなり高いのではないだろうか。

 そうなった場合は、キセキとワールドプレミアとぶつかることになる。古馬王道路線で2頭の有力馬をかかえる武豊騎手が、どちらに騎乗するか気になるところだ。

「もし2頭がバッティングしたら、デビューからすべてのレースでコンビを組んでいるワールドプレミアを選択する可能性が高いと思いますよ。同馬のオーナーである大塚亮一さんは、武豊騎手の熱烈なファンで有名なので、むげにできないはずです。

そうなった場合、キセキの鞍上がどうなるかも気になりますね。これまでM.デムーロ騎手、川田将雅騎手とトップジョッキーが乗り替わりとなるほど、クセの強さがある乗り難しい馬です。武豊騎手とのコンビはフィットしているだけに、こっちも見たいのが本音ですね」(競馬記者)

 お手馬不在になった春とは打って変わって、秋は新旧の菊花賞馬を抱えるという嬉しい悩みの武豊騎手。果たして、ジャパンCでどちらに跨るのか注目が集まる。

準決勝ボイコット 大坂なおみの黒人差別と闘う強い思い「“差別主義者でない”だけでは不十分。私たちは“反差別主義者”でなければ」

 プロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手が、警察官による黒人銃撃に抗議し、27日(現地時間)に予定されていたウエスタン&サザン・オープン準決勝をボイコットすることを表明した。  アメリカ・ウィスコンシン州ケノーシャで23日に3人の子どもを連れた29歳のアフリカ系男性ジェイコ...

JRA「福永専用機」にも鞍上問題発生か!? グランアレグリア、タワーオブロンドンが直行するスプリンターズS(G1)でアノ馬の動向に陣営もハラハラ

 昨年のスプリンターズS(G1)で4着のミスターメロディ(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)は、福永祐一騎手とのコンビでセントウルS(G2)に向かうことが分かった。

 6月に行われた安田記念(G1)では12番人気で11着と敗れたが、昨年の高松宮記念(G1)を優勝したG1馬の底力は侮れない。また、セントウルSは阪神競馬場で開催される前哨戦だが、今年は中京競馬場での変則開催となることも歓迎材料だ。G1勝ちしたコースと同じ舞台で行われるだけに、高松宮記念馬の復活に期待がかかる。

 その一方、福永騎手とミスターメロディの動向にハラハラしていると見られているのが、レッドアンシェル陣営だろう。先週の北九州記念(G3)を福永騎手とのコンビでモズスーパーフレアを破って優勝し、中山競馬場で10月4日に行われるスプリンターズSへの直行を表明したばかりである。

 レッドアンシェルが、昨年のCBC賞(G3)優勝以来となる待望の重賞2勝目を手に入れることが出来たのは、ブリンカー効果が大きかった。福永騎手が陣営に提案したブリンカーの装着により、レースでの集中力が増したことが、好走へと繋がったと陣営も認めている。

 また、レッドアンシェルは【6-2-5-6】の成績だが、この6勝すべてが福永騎手とのコンビによるものだ。これほどまで好相性ということは、もはや「福永専用機」といっても過言ではないだろう。

6歳という年齢的にも残された競走生活はそれほど長くはないかもしれない。前哨戦で昨年のスプリンターズSの2着馬であるモズスーパーフレアを破ったこのタイミングでの参戦は、G1奪取に絶好のチャンスとなる。

 安田記念では福永騎手がインディチャンプに騎乗したため、ミスターメロディは北村友一騎手が手綱を執った。セントウルSで福永騎手が再び騎乗するということは、コンビ復活の可能性も十分に考えられる。

「前哨戦で2頭ともコンビを組む福永騎手としても悩ましい選択となりそうです。ミスターメロディにとっても、マイルの安田記念は、距離が長かったでしょうから凡走は度外視してもいいかもしれません。復活をアピールするには、適距離に戻るセントウルSは最高の舞台でしょう。

対するレッドアンシェルはすでに結果を出しているため、福永騎手の返答を待つ感じです。勢いのある前哨戦勝ち馬を選ぶか、それともG1馬の実績を取るかは難しい選択になりますね。どちらを選ぶかはセントウルSの結果次第で決まりそうです」(競馬記者)

 鞍上問題といえば、先日もグランアレグリアとタワーオブロンドンの主戦を務めていたC.ルメール騎手が、スプリンターズSでどちらに騎乗するのかにも注目が集まっている。

 同じ局面に遭遇したのは、福永騎手が現在好調であることに他ならない。

 今年のスプリンターズSを占う意味でも、9月13日のセントウルSは注目のレースとなりそうだ。

伊藤文學が語る~ぼくの運命を変えた小さな名刺

 僕は88年の人生を振り返ってみて「運」がよかったと思う。

 1971年、日本で最初の同性愛誌『薔薇族』を創刊することができたが、父が僕が駒沢大学に入学した戦後間もなくの昭和23年、株式会社「第二書房」を創立した。しかし、社員はいない。

 兄弟4人の中で男はぼくひとり、学生時代から父の仕事を手伝わされ、使い走りをさせられていた。その時代、日本は景気が悪く、卒業したからといって、就職先などなかったので、父の仕事を手伝わざるをえなかった。明治時代に生まれた人ってそういうものかと思っていたが、働いても給料など貰えず、わずかな小遣いだけだった。

 24歳の頃、夜汽車の中で出逢った、日本女子体育大学の1年だった女性と出逢い、恋に落ちた。

 君子は養女だった。初めて下北沢の駅で出逢い小田急線に乗って、柿生に行った。その頃の柿生は家などなく、雑木林で絶好の散歩道だった。どんぐりを拾い、手なども握らず何をしゃべったのか忘れてしまったが、一緒に山道を歩いているだけで幸せだった。

 帰りにわが家へ寄った。母親は喜んで君子を迎えてくれて、食事を出してくれた。

 池袋についたのは8時過ぎだったろうか。当時に池袋の東口は、寂しい駅だった。改札口を出たとたん、飛び出してきた男にいきなり君子は殴られてしまった。

 僕の周りでは見たこともない異様な男だった。目も悪いようで、背も低く、どう見ても不気味な男で、この男が養父だった。その日、ぼくと逢うことを養父に伝えていなかったので、養父は心配して改札口で待ち続けたていたのだろう。遅くなったことを詫びて、家までついて行った。

 表通りから横町に入ったところで、戦後建った家が並んでいて、映画のセットのようなわびしい家だった。おそらく四畳半くらいの部屋で、養父は君子が学校に通うのが心配で、同じ職業の指圧師の養母を埼玉の幸手に置いて池袋に出てきて指圧の仕事をしていた。

 君子の実家は農家で6人兄弟の3人目、中学1年生の頃、親類の指圧師の家に養女としてもらわれていた。

 養母は世間体を気にして、家事を一切させなかった。君子は埼玉県の久喜高校で、体育部に所属していて、校長は体育大出だったので、日本女子体育を卒業したら、久喜高校に戻ってきて、体育の教師になることを期待していたようだ。

 古い話だが、なんと新宿から少し離れた町の富久町に刑務所があった。その門前には、所内の囚人に差し入れするための店が何件も並んでいた。

 そのお店の一軒の差入屋の息子と父は友達だった。その息子が長じて宮城県の石巻で出世して、サルベージ会社の重役になっていた。その重役の息子が、東京の学習院大学に入学したので、父親からぼくの親父に下宿先を見つけてほしいと依頼の電話があった。母がわが家のすぐ目と鼻の先のアパートの部屋を見つけてあげた。

 息子は一人の生活が寂しいのかわが家に入りびたりで、一番下のぼくの妹を可愛がってくれた。

 末娘の妹の紀子(みちこ)が、小学校5年生の頃、夏休みに学習院大の息子が石巻に帰るときに一緒に連れて行ってくれた。

 だが夏休みは長い。途中で迎えに来てくれと電話があった。ちょうど、仙台の七夕祭りの前日だった。友人の「主婦と生活社」のカメラマンだった橋本さんに電話したら休みが取れるという。

 青森行きの列車は始発の上野駅から満員だった。列車は一駅ずつ止まる鈍行だ。やっと列車のまん中に潜り込んで荷物を網棚に乗せた。

 高崎を過ぎたころだったろうか、スーツケースを抱えた女性が、人をかき分けかき分け列車の中ほどまで入り込んできた。

 僕はすかさず女性のスーツケースを網棚に乗せてあげた。水色の胸のあいた洋服を着た女性。ぼくの周りの女性は、国文科の女性が多く、ぴちぴちとした女性はいなかった。まばゆいばかりの新鮮な女性だった。

「学生さんですか?」と聞いたらわが家のすぐ近くの下北沢から数駅先の明大前にある日本女子体育大学の1年生で、友人が千台のすぐ手前に実家があり規制する途中で、誘われて初めての一人旅だった。

 体育とは縁のないぼくは女性と話すきっかけが見つからなかったが、日本女子体育大学のきょうじゅで、東大の哲学科を出た先生の著書、本の名前も、教授の名前も思い出せないが、その教授の話をしたら、女性はなんとその教授の授業を受けていて、難しい話が好きだという。父の使いでよく教授の家に何度も言ったことがあるので、その教授の話で糸口が開けた。

 僕は体育が大嫌いで、大学の体育の時間は一度も出なかったが、体育の阿部教授が小説を書いていて、文芸部の顧問だったので、単位だけはくれた。後に日本体育大学に移られた優秀な先生だ。

 立ちどうしだったが、彼女のおかげで長い時間を感じなかった。仙台の手前の駅で友人が待っていた。

 列車の窓からスーツケースを下ろしてあげた。停車する何分かの間に女性は父親に作ってもらった小さな名刺を窓越しに渡してくれた。

 この小さな名刺がぼくの運命を変えたのだ。二人でいつまでも手を振っていた少女の姿が、88年も経っても僕の脳裏に焼き付いている。
(文=伊藤文學)

イノベーターたちが注目し始めた「使命の本質」は最新で最古の戦略?

 

 最近、時代の先端を取り入れることが仕事のマーケター・イノベーターたちが気づきはじめたことがあるといいます。

 それは「使命」の大切さ。世界的な新型コロナウイルス騒動によって、人類の意識の変革と事業の変革を求められています。

 従来の考え方では生き残ることが困難な時代になったのです。

 こう語るのが使命に基づく帝王学・経営コンサルタントとして活動し、数々の著作を持つ松島修さんです。

 成功とは何かを考えたときに、一般的には「自分がなりたいものになる」「自分のやりたいことをする」ということが回答の一つでした。

 そして次のような考え方に陥ります。

「ビジネスで成功して大金持ちになりたい」
「権力を握って自分のやりたい放題にしたい」

 なりたいもの、やりたいことが本来は使命なのですが、実際には、使命ではない自己中心的なものになっていたことから、真の成功概念から遠ざかっていたのです。

 使命の本質の1つは「世の中を永続的に良い方向に変革する」です。

 この世の中で歴史に名を残しているリーダーやイノベーターたちはどう考えていたのか。例えば、「経営の神様」と呼ばれる松下幸之助は次のように述べています。

「一体生産者の使命はなんだろう、こんなことを連日遅くまで考えた結果、私になりに一つの信念が生まれた。それは簡単にいうと、この世の貧しさを克服することである」
(松下幸之助著『夢を育てる わが歩みし道』より)

 ここに出てくる「使命」という言葉。

 この「使命」の本質を理解し、自分の使命に進んでいくことで、自分やチームだけでなく、広く社会全体にもイノベーションを起こし、「お金」「才能」「知恵」「愛情」「環境」「自分」「使命」という人間にとっての本当の豊かさをもたらす「7つの富」をバランス良く拡大させることができる。そして、「ビジネスにおいても、人生においても使命が一番大切」だと述べているのが、松島さんの執筆した『ビジネスと人生に飛躍をもたらす 使命の本質』(幻冬舎刊)という本です。

■なぜ「使命」が最も大事なのか

 欲望こそが自分を動かし、成功を手に入れるために必要なもの。そう考える人もいるでしょう。「資産を増やすことが正義」「重要な役職に就くことが成功」「働かなくても生きていけるようになりたい」――そうした価値観を持っている人もいます。

 しかし、そうした自己中心的な価値観には欠けているものがあります。

 お金を目的にすることで「自分という富」である品性・品格を落したり、家族を犠牲にするのでは富を毀損することになります。

 そもそも人は、他人を幸せにすることで、幸せと感じる生き物なのです。

 自分だけのために働き、自分だけのために金を稼ぐ。これは「使命」に進む人の行動ではありません。自分の「使命」を通して、社会をより良くするイノベーションを起こす。文明発展に寄与する。松下幸之助は企業を「社会の公器」と呼びましたが、まさにそれは、企業が各々に課せられた使命を全うする存在だからでしょう。

 世界で100年企業といわれる優良な企業の8割は、なんと日本の企業です。

 使命に基づく経営を使命経営といいますが、日本はもともと使命経営をしている永続的な価値を持つ企業が多かったのです。

 そして、使命の本質を知り、自分の使命に進む人は、祝福され、富むことになると、本書の著者である松島氏は言います。

 使命に向かって行動することで、周囲の人たちも応援してくれる。本書で描かれているのは理想的なリーダー像であり、それが人の本来の姿なのです。

■自分の使命を知るために必要なことは

 新型コロナウイルス騒動後の多くの人の意識は次のようなものになっています。

(1)自分はどのような存在か?
(2)自分はどのような人なのか?
(3)自分はどのように生きたら良いのか?

 この回答に答えられるのは使命です。自分はどのような存在か? は使命の基本スタンスであり正しいマインドセットの基本でもあります。

(1)愛されている存在。愛を動機にする
(2)存在だけで価値がある
(3)人生の目的は世の中を良い方向に永続的に変革すること
(p.60より引用)

 自分はどのような人なのか?という視点では、人はそれぞれユニークな性格・才能・役割を持っており、それを知ることが自分の使命に気付くことになります。

 自分のことは自分が一番分かりません。

 自分はどのように生きたら良いのか? の視点につては是非、本書をご覧ください。

 ◇

 本書の帯には「最新で最古」と書かれています。古くから、成功者たちは自分の使命に目覚め、その使命を全うし、世の中にイノベーションを起こしてきました。前述の松下幸之助は、まさにその実例といえます。

 ところが、現代は、与えられた価値観に基づき、最短距離で成功を掴むことがトレンド。かつての成功者たちが大切にしてきた「使命」に目が向けられにくくなっていました。しかし、このコロナ禍や人生100年時代、持続可能な社会といった社会の変化の中で、自分の生き方を見直す人が増え、本来の「使命」に目が向けられ始めていると松島氏は言います。

 ビジネスが上手くいかない、良い人生を送れていない。そんなときには、本書の普遍の原則と実践的なアドバイスに基づき、自分の使命に気付いて、生き方や戦略を見直すべきなのかもしれません。

 本書は自分自身の特性を知り、使命を見つける手助けをしてくれる一冊。真のリーダーに生まれ変わるための実践的なヒントが詰まっています。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

JRAキーンランドC(G3)に「G3の怪」直撃! 武豊&ダイアトニック「死角なし」も苦戦必至か!?

 30日、札幌競馬場で行われるキーンランドC(G3)に、重賞2連勝を狙うダイアトニック(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)が出走する。

 前走の函館SS(G3)では、武豊騎手と初めてコンビを組み、初洋芝を難なくこなしたダイアトニック。19日の1週前追い切りでは、しっかり負荷をかけられ、札幌芝コースを5F64秒4-ラスト12秒0の好タイムで駆け抜けた。26日は息を整える程度で、軽めに追い切られ、69秒2-12秒5をマーク。陣営も自信を持って送り出せる状態に仕上がっているようだ。

「前走から2か月以上の間隔が空きましたが、仕上がりに不安はなく、陣営も自信を口にしています。前走で斤量(58kg)も克服済みですし、すべてが順調。死角らしい死角は見当たりません。ライトオンキューが対抗格とみられていますが、函館SSで0秒6差つけていますからね。ただ死角がないことが、ダイアトニックにとって死角になるかもしれません」(競馬誌ライター)

 26日現在、『netkeiba.com』の予想オッズでは単勝1.5倍を示し、本番でも1倍台が確実視される。その1倍台というオッズこそがダイアトニックにとって危険だと前出のライターは語る。

「今年、JRAのG3で単勝オッズ1倍台に支持された馬は8頭います。しかしその成績は『0-2-1-5』。一度も勝っていません。2019年は同じ条件で『7-2-1-1』だったので、その差は一目瞭然です。G1とG2では、(昨年より)今年の方が安定した成績を残しているので、今年G3レースで1倍台の圧倒的人気を背負った馬は何かにとりつかれているのかもしれませんね(苦笑)。

冗談はともかく、今年G3を(単勝オッズ)1倍台で敗れた馬は、シンザン記念のルーツドールにはじまり、きさらぎ賞のアルジャンナ、共同通信杯のマイラプソディなどその後も精彩を欠いています。小倉大賞典で9着に敗れたヴェロックスに至っては、次走の予定すら決まっていない状況です。ダイアトニックは、今年のメンバーに入れば頭一つ抜けた存在です。完勝してスプリンターズS(G1)に向かってほしいところですが、もし負けるようなことがあれば、『今年のG3は呪われている』と言われ始めるかもしれませんね」(同)

 鞍上の武騎手は今年、G3で1倍台の人気馬に2度騎乗した。しかし結果は、マイラプソディが共同通信杯で4着、モンファボリが函館2歳Sで13着と人気を裏切っている。

 果たしてダイアトニックと武騎手は「2020年G3の怪」を止めることはできるだろうか。

明日の安倍首相会見、進退は今井補佐官と昭恵夫人しか知らない可能性…辞任翻意で続投も

 永田町に渦巻く自身の健康不安説に対して、安倍晋三首相が28日の記者会見で、何を発言するのか注目が集まっている。マスコミ各社は記者会見に向けて、首相官邸関係者や自民党幹部らを血眼になって取材をしているが、27日正午現在まで、会見の内容は明らかになっていない。そんな中、神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏が自身のTwitterアカウントに投稿した1本の記事が、現場の政治部記者の間で波紋を呼んでいる。

内田樹氏「辞意表明の確率が高く、予定稿頼まれた」

 内田氏は26日、「新聞社二社から相次いで『安倍政権の総括』原稿を頼まれました。28日に辞意表明の確率が高いということでの予定稿です」(原文ママ、以下同)「村上春樹ノーベル文学賞受賞の予定稿は毎年書いてますけれど、安倍総理辞任の予定稿ははじめてです」などと投稿した。これをデイリースポーツが同日、記事『内田樹氏が明かす「安倍首相は28日に辞意表明の確率高い」として政権総括の原稿依頼』で取り上げ、拡散した。この話題は27日朝には日本国内でTwitterトレンドに入った。

 これに対して、高千穂大学経営学部の五野井郁夫教授(政治学、国際関係論、平和研究専攻)は27日、次のようにTwitter上で苦言を呈した。

「なぜ内田樹氏はかように軽率なのか。この彼の一言でぶち壊しになる可能性があると考えなかったのか。浮かれてんじゃないよ。こういうことは頼まれてても黙ってるもんだよ。プロ意識が低い」

「国政報道について2紙以上+内外の通信社からのコメント要請はよくあること。だが通常解禁まで明かさない。本件で問題なのは、地道に裏取りし積み上げてきた記者らの努力を老人の虚栄心がぶち壊した点と、彼のフライング発言が官邸の翻意を惹起する可能性を招きかねない点だ。軽率の謗りを免れ得ない」

 一連の投稿に全国紙記者はげっそりした表情で次のように話す。

「有識者談話の原稿を誰に依頼したのかで、社として安倍首相の会見に、どのような編集方針で臨むのかがわかってしまう話なので基本的に五野井さんのおっしゃる通り、記事公開まで内密にしていただけるとありがたいのですが……。なぜあのようなかたちで事前にツイートされたのか疑問です」

 別のテレビ局記者もぼやく。

「村上春樹氏のノーベル賞文学賞受賞の予定稿が使われたためしがないので、毎回ボツになっているけれど、新聞社から予定稿の依頼が来たという記録を残されたかったということなのでしょうか……」

実際、安倍首相は辞任するのか

 一般的に新聞社が「辞任表明時の予定稿」を仕込む際は、その逆に「辞任しない時に使用する予定稿」も仕込んでいる。つまり、今回の内田氏の投稿は、27日午前中の時点でも情報の裏付けが足りず、どこの社も「安倍首相辞任へ」と決め打ちすることができない状況にあることを示している。自民党関係者は語る。

「28日の記者会見で総理がご自身の病状をどう語るのかを把握していると思われるのは、今井尚哉首相補佐官昭恵夫人、そして安倍首相の実母の洋子さんくらいでしょう。マスコミは政調会長の岸田(文雄)さんや菅(義偉)官房長官の周囲を重点的に取材しているみたいですが、芳しくないようですね。各社記者は自分の人脈のすべてを使って情報収集しているみたいです。

 出処進退はある意味、総理のお気持ち的な問題でもあります。万が一にも辞任されるおつもりだったとしても、総理としては、どこかのマスコミが『総理辞任へ』などとフライングをしたら、発表原稿を書き直してでも、明日の会見で続投を表明されるんじゃないでしょうか」

 別の自民党衆議院議員も次のように話す。

「今の若い記者は総理のお父上の安倍晋太郎先生が、重病で檄ヤセした時、それをマスコミや同僚議員に隠すためにスーツの下に詰め物までして公務をされていた逸話をご存知ないのではないでしょうか。総理はそういう父上の姿を見てきた方です」

 新型コロナの新しい対策案が何なのかも気になるところだ。果たして、内田氏の予定稿は日の目を見るのだろうか。

(文=編集部)