斎藤佑樹、引退後の緻密な人生設計…スポーツキャスター→政治家へ華麗なる転身を画策か

 プロ野球、北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹が、今季限りで引退すると「週刊文春」(文藝春秋)が報じた。

 斎藤は早稲田実業高校時代の2006年、夏の甲子園決勝で駒大苫小牧のエース田中将大(現ニューヨーク・ヤンキース)と歴史に残る投手戦を演じた末に初優勝。斎藤の愛称「ハンカチ王子」は流行語になるほどのブームをつくった。その後、進学した早稲田大学でもエースとして活躍。11年にドラフト1位で日ハムに入団。

 1年目に6勝を挙げたが、それがキャリアハイ。その後は低迷し、9年間で通算88試合、15勝26敗、防御率4.34。今季も1軍登板はない。「文春」の記事によると、ここまで解雇されなかった裏には、斎藤を擁護し続けた栗山英樹監督の存在だけではなく、「10年は契約を続ける」という密約があったからだという。

 報道を受けて、インターネット上には斎藤と田中を比較する声が続出。どこまでも謙虚な姿勢を崩さず、常に高みを目指し続けて米メジャーリーグで活躍する田中と、ビッグマウスでポジティブ発言を繰り返してきた斎藤の対照的な現在の姿に、「斎藤をのぼせ上がらせた日ハムが悪い」と球団を批判の矛先を向ける人も多い。

 斎藤といえば16年、ベースボール・マガジン社の社長からポルシェの「マカン」を提供されていたことが大きな話題になった。プロで十分な成績を残せないなかで、おねだりはうまくこなしていたと批判の声が高まった。

 斎藤はデビュー前、あるテレビの取材中に「あ、カレラ・ポルシェ!」「カイエン乗りてえ」「青山に土地買うってヤバいっすか」などと発言する姿が報じられ、ネット上では「カイエン青山」との別称が広まった。

 ほかにも、入団セレモニーで8000人のファンを前に「北海道民のファンの皆様、こんにちは。東京都の早稲田大学から来た投手です」とあいさつし、「斎藤です、じゃないのか」「間違いではないが違和感のあるあいさつ」など、出だしから反感を買った経緯がある。

 そんな斎藤が、引退後の未来について語ったことがある。

「早大3年時に、早大の係属校である早稲田摂陵中学・高校で約600人の中高生を前にして、応武篤良監督(当時)と共に講演会を行ったんですが、そこで『将来は政治家になりたいと思っています』と語ったんです。そのために大学で金融、経済を勉強していると明かし、野球を辞めてからのほうが人生は長いので、“野球後”の人生設計を立てていると熱弁をふるっていました」(スポーツ紙記者)

 今回、引退報道にあたり、斎藤はスポーツキャスターに関心があるようだと報じられているが、知名度を生かしてキャスターとして成功し、その後は政治家へとステップアップしていけるのだろうか。プロ野球では思ったような活躍はできなかった斎藤だが、緻密に練った人生設計を実現していくかどうか、注目したい。

(文=編集部)

「スペースポートシティ構想図」に込めた思いとは?

有人宇宙船が発着する「スペースポート(宇宙港)」を日本につくる。そんなプロジェクトが今、進行中なのをご存じですか? 

どんなスペースポートをつくろう?

スペースポートを中心に、周辺の街はどのように発展していくだろう?

実現に向けた第一歩として、本プロジェクトを推進する、一般社団法人Space Port Japan(スペースポート・ジャパン、以下SPJ)と電通は、さまざまな企業や団体を集めてワークショップを実施。そこで出たアイデアをまとめ、「スペースポートシティ構想図」を6月に発表しました。

今回は、構想図を手掛けたクリエイティブディレクターの徳田祐司氏と建築家の豊田啓介氏が登場。SPJを立ち上げた片山俊大氏が構想図のポイントや本プロジェクトへの思いを聞きました。

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構想図で大切にしたのは、「リアル感」と「未来感」

片山: SPJの片山俊大です。SPJは、日本にスペースポートをつくるプロジェクトを推進していて、多くの企業や自治体などにSPJの会員として参画いただいています。今回お話を伺う、元電通で、デザインエージェンシー・canariaの徳田さんと、建築デザイン事務所・noizの豊田さんと一緒になって、この「スペースポートシティ構想図」をつくりました。
 
徳田:こんにちは。普段の仕事では、クリエイティブディレクター・アートディレクターとして、さまざまなプロジェクトのビジョン構築やデザインコンセプト開発を行っています。今回のプロジェクトでは、電通と共に、ブランディングをはじめ、ワークショップの企画を考え、構想図のクリエイティブディレクションを担当しました。

豊田:私は建築家として「スマートシティ」などの街づくりに携わることが多いのですが、その一環として本プロジェクトのお話を頂きました。具体的には、徳田さんや電通と協力し、スペースポートシティ構想を形に落とし込み、構想図の表紙3Dパースと、内部の構造図(ダイアグラム)を描きました。

構想図

■「スペースポートシティ構想図」(完全版)
https://www.spaceport-japan.org/concept

片山:この構想図をつくった経緯を簡単に説明すると、宇宙産業の領域では今後 10年以内に世界で数万人が宇宙旅行をするという予測もあり、世界の多くの国々で、その発着地点であるスペースポートの建設が進められています。

ところが、われわれがSPJを設立した2018年時点では、日本にスペースポート実現に向けた活動が乏しかったため、宇宙飛行士の山崎直子さんたちと共にこの団体を立ち上げました。SPJは、宇宙旅行ビジネスにおいて日本がアジアのハブになることを目標にしています。

プロジェクトの第一歩として、SPJの会員企業などが集まってワークショップを開催し、どんなスペースポートをつくりたいかアイデアを出し合いました。「スペースポートに訪れるさまざまな人をイメージして、どのように過ごすのかストーリーを考えてみよう」という徳田さんのアドバイスで、アイデアの幅がぐんと広がりましたね。

徳田:スペースポートシティには、事業創出の前提として、宇宙に行く人だけではなく、見送る人や遊びに来る人など、さまざまな人々が訪れることを想像しようと。そのためにはどんな施設が必要か、アイデアを出して活発な意見交換が行われました。ワークショップで「シティ(街)」という概念が生まれたことも、イメージを広げる大きなきっかけになりました。空港のようなものをつくるのではなく、新たなインフラをつくるんだと。そして、僕の最大のミッションは、スペースポートシティに対する皆さんの思いをデザイナーとして構想図に集約することでした。

豊田:僕は、構想図作成の段階から加わったのですが、皆さんがすでにいろいろ議論されていて、「何もない土地にポツンと建物が立っているのではなく、ウオーターフロントで、都市の一部になっていて……」など、詳細なアイデアも出ていました。そのイメージを一枚の絵に起こす役割を担うのは、非常に面白いチャレンジでしたが、ハードルはかなり高かった。アウトプットは一枚の絵ですが、単なるイメージ図ではなく、細かい部分を見て、「これは何?」と聞かれたら、きちんと説明できるものでなければいけない。一枚の絵の背後に相応の設計が必要で、例えるなら、小説を一冊書いたけど、世間に出せるのはわずか1ページの書評、といった感じでした。

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リモート取材時の様子(豊田氏)

片山:この構想図を実現するに当たり、お二人が特に苦労された点はどの部分ですか?

徳田:「未来的な雰囲気」と「リアルな雰囲気」のバランスをうまく取ることですね。あり得ないようなものを描くと現実味がないし、かといってリアル感が強過ぎると新鮮味を失ってしまう。

豊田:このことは、徳田さんや電通からも何度も言われましたね。空想の世界の建物ではなく、テレビニュースの朝のライブカメラに映っていても違和感のないものにしてほしいと(笑)。今回の建物の屋上が緩やかにうねるランドスケープのようになっているのも、朝日の低い光でうまく陰影が映えるようにという意図も込められているんです。

徳田:豊田さんが制作した完成予想図のパースには人や車など細部まで描かれていて、もうスペースポートシティが実在しているように感じました。朝、目覚めたら、昨日までなかったものが完成していたような……。

豊田:まさに新しい一日の始まりのような、朝のまばゆい光をイメージしながらデザインを進めました。

徳田:noizさんのパースが上がってきたときは、みんな「すごい!」と驚嘆していましたね。建物だけでなく、周りの道路や湾に架かる橋を見て、スペースポートシティ構想はただ宇宙港をつくるだけでなく、周辺のインフラ整備などさまざまな事業が創出される壮大なプロジェクトだということが、世の中に伝わるものになったと思います。

スペースポートシティは、地球と人類の可能性を見つめ直す場所

片山:スペースポートシティ構想図ができて、本プロジェクトも次のステップに入っていきます。お二人は、本プロジェクトについてどんな思いをお持ちですか? 

徳田:宇宙旅行ができるようになると、地球で暮らしながら地球を見る目に加えて、宇宙から地球をリアルかつ客観的に見られるもう一つの目、 いわゆる“アナザーアイ”を、いよいよ一般の人も手に入れることができると感じています。

片山:宇宙飛行士の山崎直子さんは、宇宙へ行ったことで人生観が変わったとおっしゃっていました。特に、地球に戻ってきたときに風や緑の匂いを感じて、これまで当たり前だと思っていたものが大変貴重であると気付き、「地球はすごい!」と痛感したそうです。

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リモート取材時の様子(片山氏)

徳田:その体験は、何物にも代えがたいものになるに違いありませんね。宇宙に行くことで、地球や人類の未来を想像しながら、これから何をやっていくべきか問い直す、“アナザーアイ”を手に入れることができる。しかも、NASAの宇宙飛行士など限られた人だけでなく、子どもたちも手に入れられる時代が来ます。

豊田:地球や人類の可能性を見つめ直すという点では、スペースポート自体も、モノ(フィジカル)と情報(デジタル)が重なる共有基盤“コモングラウンド”となれる可能性があります。例えば、遠隔地にいる人がロボットを通して、宇宙を体験できるといったような……。宇宙をより効果的に体験できるユニークなものをつくり、新たな可能性を爆発的に広げていける。この点にも、多くの企業や人々が興味を持ってくれるのではないでしょうか。

宇宙に行くか行かないか、1か100かではない中間的な旅行の体験というビジネスチャンスもありますね。宇宙には行かなくてもスペースポートシティを訪れることで、自宅ではできないハイブリッド体験ができたり、実地プラスアルファの高度な体験ができたり。コモングラウンドがあることで、アバター来場のようなチャンネルもたくさんできます。

片山:確かに。スペースポートは、宇宙への行き帰りに利用する施設だけでなく、まさにフィジカルとデジタルが重なるコモングラウンドであるべきですよね。

徳田:世界中でスペースポートをつくる動きが進んでいるけれど、僕たちが日本につくろうとしているのは何なのか?その意味をしっかり明快にし絵にすることで、人々のスペースポートに対する期待が全く違うものになってきます。要するに、一般の空港に行くのとは全然違うということです。

片山:豊田さんや徳田さんがおっしゃった、リアルとバーチャルを掛け合わせると可能性は無限に生まれます。ただあまり行き過ぎるとSFの世界になってしまう。産業やビジネスにどのように落とし込めるのかという視点を持って絞っていく作業も必要です。「やろうと思ったらできるな」という世界に落とし込む。それがさまざまなビジネスにもつながっていくはずです。

豊田:これから新しいビジネスモデルを構築しないといけないのですが、そのためにはビジョンや理論構築、R&Dがとても大事になってきます。でもそれは、一業種や一企業ではできません。徳田さんのようにビジョンとして落とし込んでくれるプレーヤーがいることはすでにアドバンテージなので、技術的なロジックや技術開発を担う研究者などが加わると、他国にはないものができると思います。

片山:おかげさまで、スペースポートシティ構想は反響も良く、一緒にやりたい方も増えてきていることを実感しています。最後にお二人からメッセージをお願いします。

豊田:まだ存在していない価値体系のビジョンをちゃんとつくって、それを具体的な形に落とし込むためには、既存の枠組みや既得権益を超えて、領域横断が必要です。ぜひ多くの方に参加していただきたいですね。

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リモート取材時の様子(徳田氏)

徳田:今の日本の状況は、国力が下がっています。しかし日本はものづくりの国であり、“実装する力”はたくさんあるはずです。スペースポートシティ構想は、関係者だけでなく、子どもたちも含め、たくさんの人たちが夢を見ることができる素晴らしい事業になるはずです。ぜひ一緒に実現させましょう。Join us!

 

「新しい時間割」から生まれる、新しい家族のつながり。

お互いの距離は離れていても、テクノロジーを上手に使うことで、今までよりも近くに感じられる。ちょっとした発想の転換で、まったく新たなつながりが生まれる。新型コロナをきっかけにして始まりつつある新しいライフスタイルは「リモコンライフ」(Remote Connection Life)といえるものなのかもしれません。リモコンライフは、Remote Communication Lifeであり、Remote Comfortable Lifeも生み出していく。そうした離れながらつながっていくライフスタイルの「未来図」を、雑誌の編集長と電通のクリエイターが一緒に考えていく本連載。
3回目は「VERY」の編集長・今尾朝子さんに伺いました。


<目次>
【リモコンライフストーリー#03 新しい時間割】
新しい時間割から、新しい自由が生まれる
ママの「ひとり時間」が夜から早朝にシフトする
ポジティブママの新しい気づきが、新しい行動を生む
イケてるダンナは「シェアマインド」
会えないけど身近に感じられるコミュニケーションを大事にする

 

【リモコンライフストーリー#03 新しい時間割】

(カツミ アヤコ/メーカー勤務/33歳の場合)

新型コロナをきっかけにリモートワークの普及が進み、働くパパもママも家にいることが多くなりました。当然、家族のあり方や夫婦関係にも変化が起きているはずですが、「いちばん変わったのはそれぞれの『時間割』です」と「VERY」の今尾編集長は強調します。

「今まで働くママたちは会社が決めた『時間割』や子どもの学校の『時間割』にどうにか自分を当てはめて、なんとかやりくりしてきた。だから、リモートワークをきっかけに、今まで『できない』と思い込まされていたことが、『あ、時間の使い方さえ変えればできる!』と思った人が多かったようです」

そんな今尾編集長の示唆をもとに、新型コロナによって、「ママの時間」や「夫婦関係」「家族のつながり」はどう変化するのか?ちょっとしたストーリーにまとめてみました。 

野澤友宏(電通1CRP局)

リモコンライフイラスト
イラストレーション: 瓜生 太郎


早朝5時。駒沢公園からほど近いカフェのテラス席は、ランニングを終えたばかりの客で埋まっている。アヤコは店の中に入り、いちばん奥の壁際にあるテーブルを選んで座った。

「ハーブティーをお願いします」アヤコは注文を終えるとマスクを外して、カバンから本とノートを取り出した。リモートワークの日は、4時半に起き、このカフェで「ひとり時間」を過ごすことにしている。好きな本を読んで、思いついたことを書き留める。ただそれだけをする時間が、どうして今までとれなかったのだろう……。

会社から帰って夕食の準備をし、今年4歳になる娘を寝かせる。夫が帰ってくるまでの間に持ち帰った仕事を片付け、ヘトヘトになって就寝。朝は化粧をする余裕もないほどバタバタと子どもを保育園に送り出した後、出社。「自分の時間」というものが家族の時間割のどこにも存在しなかった。アヤコは、カフェで1時間を過ごした後、商店街の老舗ベーカリーへ向かった。公園のカフェが朝5時に開けるようになってから、商店街にも早くから開ける店が増えてきた。このベーカリーも朝6時には辺りに焼きたての香りを振りまいていた。

「今日は天気もいいし、テラスで食べようよ」帰宅したアヤコに、リビングでトレーニングを終えたばかりの夫が声をかけた。外出自粛期間中、夫が急にリビングで筋トレができるようにしたいと言いだした。リビングの真ん中を占めていたローテーブルを撤去してみると、意外にも体を動かすのに十分なスペースができた。朝は夫が使い、昼は子どもがダンスをし、夜はアヤがスローヨガをして活用している。リビングがスタジオ化したこともあって、食事などをテラスでとることが多くなった。テラスにキャンプ用のテーブルセットを置いただけだが、夫婦の会話も去年より増えた気がする。

「今日は出勤の予定だったんだけど……」と夫が厚めにカットされた食パンをかじりながら言った、「イッカイでやることにするよ」。「イッカイ」というのはマンションの1階にあるワークスペースで、それまで応接スペースだった場所がコロナをきっかけに改装され、今は住人が「在宅勤務」をできるスペースになっている。夫はそこを好んで使っているが、アヤコは家の中で仕事をした方が何かと気が休まるので、今まで寝室にあった“メイクスペース”(とは名ばかりのただの物置)だった場所を片付け、「ママ部屋」として使うことにしていた。

「多分、12時から2時間くらい空くからランチは僕が作るよ。何がいい?」アヤコが答えるより早く「パスタ!」と娘が声を張り上げる。「オッケー!じゃあ、行ってくるよ」と言って夫がTシャツに短パンスタイルのまま家を出た。結婚してから8年、時には「優柔不断」で「頼りない」と思ったこともあったが、最近ではその柔軟性に感謝することが多い。学生時代からの親友で絶賛婚活中のマキがいうには、イマドキの理想の男性像は「3柔」なのだという。「物腰が柔らかい。頭が柔らかい。働き方が柔らかい」のことらしい。たしかに夫婦揃って在宅勤務になってもストレスなくやっていけるのは、夫が「3柔」であるおかげだった。

11時。2件ほどリモート会議を終えたところでインターホンが鳴った。「お、きたぞきたぞ……」今夜は、新潟にいる夫の親戚たちとリモートディナーがある。今まで盆と正月の2回しか揃わなかった面々が、今では月1回のペースで顔を合わせている。米寿の祖母もひ孫と話せるのを毎回楽しみにしている。リモートディナーのちょっとしたコツは、みんなで食べるものを揃えること。アヤコは、以前お取り寄せをしておいしかった仙台の牛タンを再度注文し、それぞれの親戚の家に「お取り分け」しておいた。そして、きっと、新潟からもおいしいものが……。

「クール便のお届けにあがりました」──海老かな?蟹かな?なんだろう……?アヤコは息を弾ませながら「はーい!」とインターホンに向かって声を張った。

(このストーリーはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません)

 

新しい時間割から、新しい自由が生まれる

上記の「リモコンライフストーリー」のヒントにさせていただいた「VERY」編集長・今尾朝子さんのインタビュー内容を、ぜひご覧ください。

リモート取材に応じていただいたVERY 今尾編集長(下段は、電通の「リモコンライフ」チームメンバー)
リモート取材に応じていただいたVERY 今尾編集長(下段は、電通の「リモコンライフ」チームメンバー)

雑誌「VERY」で大事にしているのは、とにかく読者の声に耳を傾けること。読者の声には、小さくても笑顔になれる、ポジティブに生きてみようと思えるヒントが、必ず隠れている。そんなヒントを丁寧に見つけて、読者にお届けしたい。それが、私たちの編集方針です。

ステイホーム期間以降、子どもが家にいて、夫も妻も狭いスペースでリモートワークとなるとカオスそのもの。多くは妻側の負担が大きく、子どもの勉強を見ながら仕事をし、都度食事を用意するのは相当ハードなこと。それでも働くママたちからよく聞かれるようになったのは「リモートワークっていいこともいっぱいある」という声。

私たち、とりわけ子育て中のママは、学校や企業や社会が定めた「時間割」に無理やり自分を押し込めて暮らしてきました。でも、リモートワークになってやっと従来の「時間割」から自由になるきっかけができた。「ステイホーム」という暮らしをする中で、一番の気づきはそこにあるような気がします。

VERYの読者は、とてもフレキシブルな発想で、もともと自由な時間を楽しんでいる方が多い。オシャレやお買い物も、自分らしく楽しむ。いたずらに流行りを追いかけるのではなく、機能的で心地いいものにセンスを見いだす。そうはいっても、知らず知らずのうちに誰かが決めた「時間割」に縛られていたのだ、ということに気づかされた。でも、考えようによっては、働くママにとっても、専業主婦にとっても、これはチャンスだと思うんです。私たちは、もっと自由に生きられる。もっと軽やかに生きられる、ということなのですから。

ママの「ひとり時間」が夜から早朝にシフトする

従来の「時間割」が変わった分かりやすい例として「早朝の時間」があります。ママたちにとって「ひとり時間」は、子どもが寝静まって夫が帰ってくるまでの時間くらいしかなかった。あったとしても、ダンナさんが早く帰ってきてバトンタッチしてくれて飲みに行くとか、週末に夫が子どもを公園に連れ出してくれるちょっとの時間とか、せいぜいそんなレベル。

でも、通勤時間が減って、子どもの送迎が減って、早朝の時間が「あ、こんなに豊かだったんだ」って気づいた人がたくさんいたみたいです。例えば、早朝に散歩に行ってそれまで意識していなかった鳥の声が耳に入ってくる。そんなことからいろんな気づきが生まれてくるようになり、生活全体が豊かに変わっていく気がします。

ポジティブママの新しい気づきが、新しい行動を生む

今までのママって忙しすぎて、おうちに構っていられなかった。それがこの外出自粛期間に、「子どもに運動させるには?」とか「家が小さいながらもどうすればリモートワークを上手くできるか?」とか真剣に考えるようになると、「リビングってどうあるべきなんだろう?」とか「テレビって本当はどこに置くべきなんだろう?」とか家への既成概念を取っ払わないと解決できないこともたくさん出てくる。

中には、「あ、テラスも家なんだ」というシンプルなことに気付き、 テラスを有効活用して居心地いい空間をつくったり。リビングで子どもと一緒にダンスやヨガを始めたという声もたくさん聞きました。ポジティブなママたちがちょっとした気付きをきっかけに行動を変え始めている兆しもたくさん見えてきています。 ステイホーム期間中は、発想の転換をする余裕とか想像力を発揮させる時間にもなったと思いますね。

イケてるダンナは「シェアマインド」

コロナをきっかけに「理想の夫」像も変わっていくかもしれません。簡単にいうと、「シェアマインド」を持っているか。一緒に「時間割」をつくれるかどうかがすごく大切になってくる気がします。コミュニケーション能力というと普通に聞こえてしまうけれど、新しい変化に直面したときは、お互いの役割やルールを話し合って更新して、また話し合って更新して、と地道に繰り返していくしかないはずなんです。

なので、そういう地道なコミュニケーションが得意な人かどうかは、結婚相手としてすごーい大事なんじゃないかと思います(笑)。お互いができること全部を可視化して、「じゃあ、これはどっちがやろうか?」とスムーズに話し合える能力が男性側に必要になってくる気がします。

夫だけじゃなくて、子どもにも「全体が見える力」が必要になってくるかもしれません。家事はもちろん、生活全体の中で「あれはママがやってたんだね」「でも、あれはパパがやってたんだ」って見えている子は、どんな状況になっても強いじゃないですか。社会全体を見渡したときにも「あ、これは誰がやってるんだろう」っていう想像力だったり、今まで当たり前にあったけど「これ、誰かがやってくれているんだよな」っていう気遣いだったり、そういうセンスを育てられるとホントにいいですね。

会えないけど身近に感じられるコミュニケーションを大事にする

オンライン飲み会じゃないですけど、遠方にいてなかなか会えない仲のいい友達同士でつながって食事をするとか、そういうものはずっと残していきたいですね。私の家でも、99歳のひいお婆ちゃんから3歳のひ孫までがオンラインでつながる親戚ディナーを毎週やってるんですけど、確実にコロナ前よりも「会う回数」が増えています(笑)。

「VERY」読者は、会えない中でも気持ちを伝えるコミュニケーションはすごく好きだし大事にしているので、お中元お歳暮っていうと言葉がカタいんですけれども、近場で手に入れたものお互い贈り合ったり、お取り寄せしておいしかったものをおすそ分けするとか、そういうコミュニケーションは今後ますます増えそうだなって感じています。

ステイホーム期間中は「思いの伝え方」をいろいろ考えた時期であって、「会えないけどすごく身近に感じる」ためにはどうしたらいいかっていう発想をいろいろ考えるきっかけにもなったのかなと思っています。


【リモコンライフチームメンバーより】

今尾編集長のお話の中から見えてきた、
リモコンライフをより楽しむためのキーワードはこちらです。

◉ 早朝消費 
◉ 朝5時オープン 
◉ リビング化するテラス 
◉ スタジオ化するリビング
◉ ママ部屋、パパ部屋、子ども部屋 
◉ マンションにコワーキングスペース
◉ 理想の男性は「3柔」  
◉ リモート帰省 
◉ オンラインディナー 
◉ ステイホームパーティー 
◉ お取り寄せ&お取り分け

新型コロナウイルスで、私たちのライフスタイルはどう変わるのか──人々の暮らしの中にまぎれたささいな変化や日々の心の変化に目を向け、身近な “新常態”を未来予測し、新たな価値創造を目指したい。この連載では「リモコンライフ」という切り口で、その可能性を探っていきます。

スポーツ観戦体験をアップデートせよ 三つの要素を拡張した先に見えるニュースタンダード

危機的状況が巻き起こしたデジタルシフト

近年、順調に数字を伸ばしてきたプロ野球やJリーグの観客動員数。「熱狂」を味わうことができるスポーツ観戦は、「コト消費」の代表格として、今後も市場を拡大していくとみられていた。

しかし、新型コロナウイルスにより見通しは一変。7月以降、無観客試合からは脱したものの、観客動員は大幅な制限を強いられている。またファン・サポーターたちの熱狂を象徴するような応援行為は一切禁止されている状況だ。

今、ファン・サポーターたちが必死に抑え込んでいる「静かな熱狂」。これをどう拡張表現して視聴者に届けるのかが、主催者側の大きな課題となった。こうして巻き起こったのが、スポーツ観戦体験の急速なデジタルシフトである。

熱狂を表現したいファン・サポーター、表現された熱狂を多くの人に届けたい主催者、そしてよりリアルに近い形で観戦を楽しみたいリモーター。この3者のニーズをつなぐテクノロジーに今、注目が集まっているのだ。

本記事では、6月24日に行われた「SPORTS TECH TOKYO webinar vol.1 - a new game plan –」に登壇した電通CDC Future Business Tech Teamクリエイティブ・テクノロジストの土屋泰洋氏に話を聞きながら、現在のコロナ禍で起こっているスポーツ観戦の「静かな熱狂」を、

の3要素に分け、それぞれの拡張の方法を考察する。

1.スタジアムの見え方を拡張する

人は情報の8割を視覚から得ているといわれるように、スタジアムの「一体感」や「熱狂」を最も分かりやすく伝えることができるのは「映像」だろう。

Jリーグの各クラブは、コロナ禍においても、これまで以上にスタジアムを“映える”空間にするための工夫を凝らした。

すでによく知られた取り組みだが、国内外の各クラブは、顔写真などを貼った段ボールを販売し、空席となった客席に配置した。

この「ダンボールサポーター」は、シンプルな発想ながらも、サポーターの「参加したい」「応援したい」というインサイトをついた事例として、新たな可能性を示した上、サポーターが会場にいるかのような雰囲気をつくり出し、映像でサッカーを楽しむ視聴者に対する空間づくりという点でもメリットがある取り組みだった。

ブンデスリーガの事例。スタジアムを埋め尽くした「サポーター」たち。
ブンデスリーガの事例。スタジアムを埋め尽くした「サポーター」たち。

また、普段はサポーターが紙などを持ってつくる「コレオグラフィー」にも工夫が凝らされた。浦和レッズが、スタジアム全体の客席に色のついたビニールをかぶせ、美しいコレオグラフィーをつくり上げたのは、記憶に新しい。

しかし、スタッフやボランティアの人数まで制約された状況下で、これらの取り組みを毎回行うことは難しいだろう。そこでテクノロジーの登場である。

土屋氏は、

「デンマーク、スーペルリーガのオーフスGFはスタジアムの客席に大型ビジョンを配置し、Zoomで参加したファンの映像を映し出しました。また、スペインのラ・リーガでは、セビージャ対ベティスの“セビリア・ダービー”で、スタジアムの映像にリアルタイムに観衆の映像を合成して配信する試みが行われました」

と、試合会場にリアルタイムに「ファン」たちが映像として登場できる仕組みを紹介。

「このような取り組みでは、アスリートたちもサポーターの存在を感じることができますし、テレビ的にも空のスタジアムを映し続けるよりも良い。うまくいかなかったケースもありますが、今は何かをやってみるというフェーズ。テクノロジーが提供してくれる最大のメリットは簡便化。まずは小さい単位でやってみることが大事です」

と、まずは既存のソリューションを試してみるフェーズの重要性を語った。

今後は、空いた客席にデジタル合成した広告枠をつくって販売するなど、新たなデジタルの活用も期待できるのではないだろうか。

2.改めて気づかされた、スポーツにおける「音」の重要性

また、観戦体験・視聴体験をより豊かなものにするためには、音も重要だ。

FIFAオフィシャルゲーム「FIFA 20」を開発するEA Sportsは、試合の進行に合わせて観客の声援やチャントをダイナミックに生成するシステム「ATMOSPHERIC AUDIO」を、イギリスのプレミアリーグやスペインのラ・リーガに提供している。

ゲーム開発会社が持つアセットを活用し、実際のプロスポーツの中継や配信に乗せる音を拡張するという発想は、これまではなかった。現在は、人の手を介しながら歓声を半自動的に生成しているようだが、今後はさらなる進化が期待できる分野だろう。

■ATMOSPHERIC AUDIO
https://www.youtube.com/watch?v=CGej37yyw0k

「例えば過去の試合映像のアーカイブから、試合の特定のシーンと会場の音声の対応をAIに学習させていけば、どのようなシーンでどのような音がハマるかは、ある程度の精度で推定が可能になるでしょう。こうした技術とATOMOSPHERIC AUDIOのような技術を組み合わせることで、人の手を介さず、リアルタイムに試合の臨場感を高める音声を乗せるソリューションの登場も期待できそうです」

と、土屋氏も今後の技術の進歩に期待を寄せる。

また、リモート応援システムの導入も進んだ。リモートで中継や配信を楽しむ「リモーター」が、スマートフォンアプリを片手に、どこからでもスタジアムに声援を届けることができるというサービスだ。

Jリーグでも数多くのクラブが導入したこのソリューションは、リモーターの声がスタジアムのスピーカーを通じて試合中の選手たちの耳にも届くため、臨場感をつくり出す上でも、今後も注目したい取り組みだ。


3.配信サービスでリモーターの「参加意識」「一体感」を高める方法

 

配信時代の観戦体験の可能性を語る土屋氏(右)。このウェビナー自体も最新の配信システムを使って行われた。
配信時代の観戦体験の可能性を語る土屋氏(右)。このウェビナー自体も最新の配信システムを使って行われた。

映像や音以外にも、さまざまなソリューションが導入されている。

特に、新たな参加意識を醸成する手段として複数のクラブで導入された投げ銭(ギフティング)は、今後の行方に注目が集まるソリューションだと土屋氏は語る。

「TwitchやSuper Chatといった配信サービスで投げ銭が盛り上がっていますが、なぜ盛り上がるかというと、誰かがお金を払ったということや投げ銭された総額がリアルタイムに可視化される点が大きいでしょう」

その上で、このシステムはリアルスポーツの配信でも大きな可能性があるとし、

「例えば、サポーターが大きな金額を払ったということがスタジアムのビジョンに映し出され、それを知った選手が喜び、実況が叫び、その映像を見たファンが楽しむ。スポーツの世界で投げ銭が成功するには、スタジアムに結果がフィードバックされる仕掛けが必要なのではないでしょうか」

と、投げ銭という行為自体をエンターテインメント化する必要性を訴えた。

また、配信サービスでいえば、TwitchとNBAマイナーリーグ(Gリーグ)の取り組みにも注目だ。現在Gリーグは、Twitchでの配信を許可しているため、ストリーマーといわれる配信者が、試合映像に解説をつけて配信を行うことができる。

さらに試合展開や実況・解説に対して、ファンがチャットで書き込みを行っており、にわかに盛り上がりを見せている。

この状況に土屋氏も熱い視線を送り、「この取り組みには興味深い点が二つあります」と分析する。

一つ目は、配信のあり方がこれまでとは大きく異なっているということ。

「今までのスポーツ中継では、放映権を持つ大手メディアだけが映像を中継・配信してきました。しかし、この取り組みではTwitch内の誰もがスポーツコンテンツを配信できます。実況や解説という付加価値をつけたコンテンツがパラレルに生み出され、視聴者もコンテンツを選ぶことができるという新たなコンテンツ配信のあり方には大きな可能性を感じています」

また、二つ目は、Twitch 内では映像の進行に合わせてチャットが再現されるため、時間を超えた盛り上がりが表現できていることだ。

「映像の進行に合わせてユーザーのコメントが表示される『ニコニコ動画』のシステムとも似ているのですが、ファンやサポーターの熱狂が文字として記録され、試合が終わった後でも、映像を再生すればこれらの文字によってその熱狂が再現されます。この“時間を超えた熱狂”の表現は、今後のスポーツ観戦体験のあり方として重要になってくると思っています」

今回紹介した「映像」「音」「参加意識」をテクノロジーで拡張する試みは、もちろんいずれもまだ試験的な段階であり、今後ビジネスモデルとして確立させなければならない。が、表現を拡張し、場所や時間の制約をも超えた観戦体験を実現しようと加速するスポーツ界のデジタルシフトの動きには、大きな可能性があることは感じてもらえたのではないだろうか。

ウェビナーで、観戦体験を拡張するあらゆるアイデア・試みが世界中で実施されている状況を「ある種の祭り」と表現した土屋氏。この中から持続可能なビジネスモデルが確立されていく必要がある。
ウェビナーで、観戦体験を拡張するあらゆるアイデア・試みが世界中で実施されている状況を「ある種の祭り」と表現した土屋氏。この中から持続可能なビジネスモデルが確立されていく必要がある。

今後は高速・大容量、低遅延という特徴を持つ5Gも普及していくはず。世の中のインフラとソリューションを活用し、これらの動きをアクティベートし、定着させることがこれからのスポーツ界の課題だ。

スタジアムの「静かな熱狂」を拡張し、スポーツが持つ本質的な価値に、新たな価値を付加することができたとき、われわれのスポーツ観戦体験は、これまでとは全く違ったものになっていることだろう。今、スポーツ界は変革の時を迎えているのだ。

健康不安PRで同情集めた安倍首相 本日会見の酷い中身! 新型コロナをインフルエンザ並みに格下げか 感染防止を軽視し経済優先へ

 まったく姑息にも程があるだろう。安倍首相がついにきょう、約2カ月半ぶりに安倍首相が正式な会見をおこなうというからだ。  いったいどの面下げて、としか言いようがない。安倍首相が国民への説明を無視しつづけたこの約2カ月半のあいだ、この国では何が起こったか。まず、東京都を皮切...

薬丸裕英が麻生財務相を「何様?」とコメントしてネトウヨが逆上! 当たり前の批判が大炎上した背景にポスト安倍めぐる極右勢力の焦り

 本日、薬丸裕英が一時、トレンドワードの1位になるほどの大炎上状態になった。ヤックン、いったい何をやらかしたのか、とチェックしてみたところ、きょうの『バイキング』(フジテレビ)で麻生太郎財務相を批判したことが原因で、ネトウヨたちに総攻撃を受けたらしい。  番組では、「安倍...

新台『ハーデス』も注目「ユニバーサル」…甘デジで「あの勝ち組」間もなく降臨!?

 パチスロ分野において確たる実績を持つユニバーサルエンターテインメント(以下、ユニバーサル)。2020年も『バジリスク~甲賀忍法帖~絆2』をリリースするなど、抜群の存在感を放っている。

 そんな同社は高い人気を誇る『ミリオンゴッド』シリーズを9月に導入予定。大ヒット作『アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-』のDNAを受け継いだ新機種が、間もなく降臨だ。

『アナターのオット!?はーです』は、キャラクターを可愛くデフォルメした『ハーデス』シリーズの最新作。スペックは、初代『ハーデス』の法則&演出を踏襲した本格志向だ。

 確定役は『ハーデス』と同じく「紫7揃い」「冥王揃い」「GOD揃い」の3種類。「全回転GOD」の期待値は「2000枚OVER」と、ゆるい雰囲気ながら「冥王らしい一撃」も十分に堪能できそうだ。

 シリーズ『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』の撤去が迫っていることもあり、本機への期待は確実に高まっている状況。早くも導入を待ちわびるパチスロファンが続出しているわけだが…。

 同社といえば、最近はパチンコ分野での活躍も目立つ。現在ホールでは「極上のスペシャルタイム」を提供する『Pアナザーゴッドハーデスザ・ワールド』が絶賛稼働中だ。

 もちろん良い意見ばかりではないが、右打ち中のゲーム性や出玉スピードを称賛する声も存在。導入から時間が経過した際に、どのような評価を得られているかに注目したい。

 さらには、一般社団法人「ぱちんこ広告協議会」が主催した「“ファン”が選ぶパチンコ・パチスロ大賞2019」にランクインした“勝ち組”の動向も話題になっている。

「7万発」報告も飛び出すなど好評価が目立った人気シリーズが、今度は甘デジ分野で快進撃を見せるのだろうか。


「『ファンが選ぶパチンコ・パチスロ大賞2019』で4位にランクインした『ハイスクール・フリート』ですね。作り込まれた演出だけではなく、『出玉7万発』報告も出た強力な出玉性能は大きな話題になりました。デビューから上々の稼働を見せていましたし、この結果も納得でしょう。

そんなシリーズに関し、検定を通過した『PAハイスクール・フリートAE』が注目を集めています。一部では『秋には登場か!?』と囁かれていますね。甘デジスペックだと思いますが、最近は強烈なスペックを実現した機種が多いですし高い一撃性を期待したいです。

演出面も引き続き力を入れてくるでしょうし、それらを手軽に楽しめる点も魅力でしょう。『遊タイム』の有無も気になるところ。続報に注目です」(パチンコ記者)

 近年はパチンコ分野での評価も上昇しているユニバーサル。スタンバイしている『PAハイスクール・フリート』も、ファンの支持を得られるのだろうか。その仕上がりに期待は高まる。

ヒカキンとコラボの市川海老蔵YouTube、梨園が猛反発でも勸玄くん動画投稿の裏事情

 歌舞伎役者の市川海老蔵(42)。その端正なルックスから“梨園のプリンス”とも称される彼だが、その梨園と彼との間の“あるトラブル”が報じられ、波紋を呼んでいる。

 8月27日、「女性自身」(光文社)が公式サイトで伝えたところによると、6月に自身のYouTubeチャンネル「EBIZO TV」を開設した海老蔵は、同チャンネル内ですでに90本以上の動画を公開。目隠しで高級和牛を当てる食べ比べを行ったり、ドラゴンボール愛を語るなどの企画をこなしたほか、7月31日には、アルミ玉を作るという企画で大物YouTuberヒカキンとのコラボを果たしている。

 しかし、こうした一連の活動に対し一部梨園関係者が猛反発しており、新型コロナウイルス流行の影響で延期されたものの、今後襲名予定となっている名跡、市川團十郎の名前を出し、「團十郎を穢された!」「市川團十郎といえば、日本一の大名跡。その襲名を控える海老蔵には、品のないことをしてほしくない」などの声が上がっているのだという。

「この『EBIZO TV』は8月27日時点でチャンネル登録者数30万人を超えており、海老蔵と子どもたちが食事をとりながら談笑していると、後半にとある“ハプニング”が起きるという内容の動画『【嘘でしょ。。】突然の出来事で何がなんだかわからないw放送事故なのかーい!!』が最多の272万回再生を誇るなど、かなり好調のよう。

 しかし、この動画もまさにそうですが、長男の勸玄くんや長女の麗禾ちゃんが登場する動画が多く、ネットでは『子どもの動画に本当にいやされる』『海老蔵の子ども、本当にかわいいよね』というポジティブな声がある一方、『子どもをダシに使ってるよね』『そこまでして再生数を稼ぎたいの?』という声も散見されていますね」(芸能ライター)

「海老蔵だってどんどん型破りなことをやればいい」という声も多い

 とはいえ、記事によれば海老蔵は何もYoutuberを目指しているわけではなく、歌舞伎をYouTubeで世界に広めたい、という大きな目標があるのだとか。ところが現状では、権利関係の問題がクリアできず大苦戦。現状では、上述したようなプライベートな内容の動画を上げるしか選択肢がないのだという。

 対してネットでは、今回報じられた梨園関係者によるこうした海老蔵批判に対して、「YouTubeで歌舞伎に貢献していると考えられないのかな」「もっと柔軟に考えるべきでは?」など、どちらかといえば海老蔵を擁護する声のほうが多く上がっているようだ。

「そもそも、歌舞伎役者や狂言作者などによる業界団体『伝統歌舞伎保存会』も、『歌舞伎ましょう』なるYouTubeチャンネルを5月に開設しており、多くの有名歌舞伎役者が登場。松本幸四郎が自宅で歌舞伎メイクを披露する『松本幸四郎、自宅で隈取』(約8万5000回再生)、尾上松三や坂東橘治などが蹲踞(そんきょ)の姿勢をどこまで保てるかチャレンジする『蹲踞チャレンジ』(約1万7000回再生)等々、『EBIZO TV』ほどではないにしろ、なかなかにカジュアルな動画をたくさん上げています。だから、海老蔵ばかりを非難するのもどうなのかと……。

 また、海老蔵が襲名をする市川團十郎の“元祖”、初代市川團十郎といえば、江戸の元禄期に活躍し、“荒事”を初めて歌舞伎に持ち込んだという型破りな大人物。ゆえに、『海老蔵だって、どんどん型破りなことをやればいい』という声は、歌舞伎ファンの側からも上がっていますね」(同)

歌舞伎の動画をYouTubeに上げたら、「人工知能くんにBANされた」

 8月10日には、「【解禁!】YouTubeで歌舞伎をお見せします!!人工知能に挑む!!!傘が私の体から沢山出てくるよ‼」なる歌舞伎映像を、EBIZO TVにて公開した海老蔵。解説欄では、「ついにYouTubeで歌舞伎映像を出すことができました!」と喜びの声を上げている。

 動画内では、チャンネル開設当初にも歌舞伎の映像を投稿したが、YouTube側のプログラムによって動画が削除されてしまったことにも言及(このことを海老蔵は、「人工知能くんにBANされた」と表現)。今後も、月に1回程度でもこうした動画を公開していきたいと語っていた。

 おそらく海老蔵も、そして梨園の側も、新型コロナウイルス流行によって世界中が苦しむなか、歌舞伎という古典芸能を多くの人に知ってもらいたいという思いは一緒のはず。両者が手を取り合い、動画公開をはじめとしたたくさんの意義ある活動に取り組んでほしいものである。

(文=編集部)

本田翼「はじめてのTikTok」動画が最強に可愛いと話題! ゆるふわダンスが「可愛さハラスメント」と批判されたことも

 女優の本田翼が、自身のInstagramで「はじめてのTikTok」動画を公開。あまりの可愛さにファンが沸き立ち、1日足らずで78万回以上の再生回数を記録するなど大きな反響を呼んでいる。

 本田は26日付の投稿で「#はじめてのtiktok」というハッシュタグを添えつつ、「パーマかけてぼろぼろになった髪が健康になりました。ありがとうdiane。ドンキによく置いてあるから気になっていたけどすごい」とコメントしながら動画を投稿した。

 動画では、髪が痛んで困り顔になっている本田が、爽快な音楽と共にツルツヤの健康的なサラサラヘアに変身し、満面の笑顔でダンスするという内容。自身がイメージキャラクターを務める、ネイチャーラボのヘアケアシリーズ「ダイアン パーフェクトビューティー」のTikTok公式アカウントで公開されていたものだ。

 TikTokに投稿された際も話題を呼び、数万のハート(いいね)が寄せられる大反響となっていた。だがTikTokをチェックしておらず、今回のInstagram投稿で初めて目にしたファンも多かったようだ。

 ネット上では「えー、ばっさーがTikTok!?」「キャピキャピな翼ちゃん可愛すぎ」「可愛さエグすぎて元気でた」「ばっさーしか勝たん」「この透明感と笑顔は最強」「翼ちゃんのダンスは反則」「可愛さの暴力」などと絶賛コメントが殺到している。

「TikTokでは、ユーザーに若年層が多いこともあって芸能人の動画であっても広告絡みの投稿は嫌われがちです。ところが、当該の本田さんの動画は数万のハート(いいね)を集める異例の好評ぶり。称賛コメントも大量に寄せられています。実は、振付師の女性がお手本として同じダンスを投稿した動画もあるのですが、そちらは150ほどしかハートが集まっておらず、いかに本田さんの動画の人気が特別なのかを物語っています」(芸能ライター)

 本田といえば、なぜかダンスをしているCMが多い。先日シリーズ第5弾となる新作が公開された「LINEモバイル」や、ダンスと共に歌も披露している「三井ダイレクト損保」などがあり、いずれも「死ぬほど可愛い」などと話題を呼び人気CMとなっている。

「本田さんは筋金入りのインドア派ですから、いずれもダンスはゆる~いヘタウマ風。しかし、だからこそ本田さんの『あざと可愛さ』が際立つ。特に『LINEモバイル』のダンスはあまりに可愛さが爆発しているため、一部の女性層から『自分が同じ性別なのかと思ったら落ち込む』『可愛さハラスメント』といった声が上がったこともあるほど。ですが、そういった批判も最近はなくなり、男女双方から支持されるタイプに進化しています」(同前)

 現在、本田は個人のTikTokアカウントを持っていないが、もし開設してダンスを披露すればバズること間違いなしだ。

キングダム作者、罪悪感なき大悪人か…小島瑠璃子や不倫相手を生け贄に作品創作、芸術家の業

 人気タレントの小島瑠璃子さんが交際宣言した19歳年上の漫画家、原泰久氏は、超人気漫画「キングダム」(集英社)の作者として有名だが、前妻と婚姻関係にあった2018年頃から元アイドルの女性とも交際していたと「週刊文春」(9月3日号/文藝春秋)で報じられた。

「文春」によれば、原氏は元アイドルの女性とNHKの教養番組で共演したことから交際に発展したという。この女性には当時婚約者がいたが、原氏の「妻とは別れるから、付き合ってほしい」という言葉を真に受け、婚約者ときっぱり別れたらしい。

 しかし、原氏は結局この女性とは結婚せず、彼女は今年の春にひっそりと芸能界を引退。小島さんと原氏の熱愛が報じられた直後、この女性はツイッターに<許せないことがあった。5日間ご飯食べられず、眠れなかった>と投稿している。

天才画家ピカソを彷彿とさせる原氏の女性に対する仕打ち

「文春」の報道が事実とすれば、この女性に対する原氏の仕打ちは、天才画家パブロ・ピカソの40歳年下の愛人に対する仕打ちを彷彿とさせる。最初の妻と別居中だったピカソは62歳のとき、22歳の画学生フランソワーズ・ジローと同棲を始め、息子と娘を産ませるが、ピカソはなかなか離婚せず、フランソワーズは子供2人を連れて家を出ていき、別の男性と結婚する。

 最初の妻の死後、ピカソはフランソワーズに結婚を申し込み、フランソワーズは離婚。だが、これはピカソの策略だった。ピカソは、彼女とは結婚せず、79歳で45歳も年下のジャクリーヌ・ロックと結婚し、91歳で大往生するまで添い遂げる。

 フランソワーズに対する仕打ちは、彼女がピカソを捨てた唯一の女性なので、それに対する復讐だったのではないかといわれている。もっとも、フランソワーズもその後『ピカソとの生活』という暴露本を出版し、一矢報いた。

 ちなみに、二番目の妻のジャクリーヌはピカソの死後自殺している。ピカソと関わった女性のなかには、もう1人自殺した愛人がいる。ピカソが45歳のとき、街で見かけて「肖像画を描かせてください」と声をかけた当時17歳のマリー・テレーズである。彼女はモデルになり、愛人になり、「妻とは離婚する」との約束も信じて娘を1人産むが、10年近くも日陰の身に甘んじ、別の愛人のもとへ去ったピカソに捨てられたのだ。

 ピカソのやってきたことを振り返れば、アートディレクターの結城昌子氏の「ピカソは女性たちを生け贄にして20世紀の先頭を走りつづけたのはないかとさえ思うようになった」(『ピカソ 描かれた恋―8つの恋心で読み解くピカソの魅力』)という言葉も、決して誇張ではないといえる。

偉大なアーティストになるには大悪人でなければならない

 ピカソと比べると、原氏なんか可愛いものだと思う。もちろん、元アイドルの女性は、「妻とは別れるから、付き合ってほしい」という言葉を信じて待っていたのに、原氏は前妻と離婚しても結婚してくれず、小島さんと交際するようになったのだから、自分が「最も稼ぐ漫画家」である原氏の「生け贄」にされたと感じ、それに対して怒りを抱くのは当然だろう。

 その怒りを抑えられなかったからこそ、この女性は<作品と作家の人間性に乖離があることは往々にしてあるよねー(棒読み)>とツイートしたのだろうが、こういうことは決してまれではない。素晴らしい作品を生み出すアーティストが女性にひどい仕打ちをした話は枚挙にいとまがない。作曲家の三枝成彰氏は「偉大なアーティストになるには大悪人でなければならない」(『大作曲家たちの履歴書(下)』)と述べているほどだ。

 この言葉は核心をついていると私は常々思っている。その理由として、偉大なアーティストになるほどの人は並外れた才能に恵まれているので、その才能に惚れ込む女性がいくらでもいることが大きいだろう。小島さんも原氏の才能に惚れ抜いているそうだが、そういう女性は相手の才能にひれ伏すものだ。

 また、アーティストのほうも、創作のインスピレーションを与えてくれるミューズを求めつづけるのではないか。そして、相手の女性がインスピレーションを与えてくれなくなれば、ボロ雑巾のように捨てる。そういうことをためらったり、罪悪感を抱いたりするようでは、偉大なアーティストにはなれないのかもしれない。

 さらに、「逆も真なり」という言葉通り、「偉大なアーティストだからこそ大悪人になれる」という側面もあると思う。アーティストとして成功し、富と名声を得れば,それが目当ての女性もたくさん寄ってくるだろう。また、「自分は特別な人間だから,普通の人には許されないことでも自分には許される」という特権意識も強くなるかもしれない。

 さらに、たとえスキャンダルを起こしても、作品が素晴らしければ評価され、タレントや俳優のように干されることはない。世間も「あの人は天才だから……」と許すようなところがある。だから、偉大なアーティストが大悪人になりやすいのは仕方がないと思う。

小島さんは原氏の「最後の女」になれるか

 小島さんは、「キングダム」の熱烈なファンで、2018年11月に『世界ふしぎ発見!』(TBS系)の収録で原氏に最初にあったとき、収録後に交換したサイン色紙に<一生ついていきます!!>と書き添えたそうだ。

「男は最初の男になりたがり、女は最後の女になりたがる」という言葉通り、小島氏が原氏の「最後の女」になれればいいとは思うが、その可能性は低いと思う。たとえ2人が結婚にこぎ着けたとしても、今後もっと若く美しい女性が原氏の前に現れれば、ピカソ同様、その女性のもとに走るのではないか。

 なぜかといえば、原氏のような天才的なアーティストはインスピレーションを与えてくれるミューズを求めつづけるだろうし、そうしなければ素晴らしい作品を生み出すことはできないからだ。いわばアーティストの“業”のようなもので、偉大なアーティストの相手になるには、それだけの覚悟が必要なのである。

 だから、小島さんと原氏の関係はめでたし、めでたしというわけにはいかないのではないか。ただ、あまり幸福ではない結末を迎えたとしても、そのときは『「キングダム」作者との生活』という暴露本を出版して、一矢報いればいい。

(文=片田珠美/精神科医)

参考文献

中野京子『怖い絵―泣く女篇』角川文庫 2011年

中野京子『美貌のひと―歴史に名を刻んだ顔』PHP新書 2018年

結城昌子『ピカソ 描かれた恋―8つの恋心で読み解くピカソの魅力』小学館 2008年

三枝成彰『大作曲家たちの履歴書(下)』中公文庫 2009年