モーツァルトで“脳内麻薬”が増える?幸福感を得られ、集中力が高まり作業効率も上がる

 最近、興味深い本を読む機会がありました。それは、芸術などの美しいものに感動した時、脳内がどうなっているのかという内容です。

 人間は、コンサートで演奏を聴いて感動したり、素晴らしい絵画を鑑賞している時に、眉間の上あたりにある脳の部位、内側眼窩前頭皮質が活発に活動することが、MRI検査でわかるそうです。半面、良くない演奏や醜い絵画の場合は、まったく活動をみせないか、みせたとしてもちょっぴりだそうで、なかなか厳しい芸術評論家のような部位が脳内にあるわけです。この部位は美しい景色や建築物にも反応するそうですが、快楽や報酬動機に関係するドーパミンに関連する脳内機構の一部ということで、ますます驚きました。

 ちなみに、アルコールを飲むと快く感じるのもドーパミンの影響です。麻薬や覚せい剤も、ドーパミンを活発化し快楽をもたらすことにより、依存症を引き起こしてしまいます。脳の中枢から分泌されるドーパミンは、このような作用から「脳内麻薬」と呼ばれることがあるそうです。

 厚生労働省の解説によるとドーパミンとは、「神経伝達物質のひとつで、快く感じる原因となる脳内報酬系の活性化において中心的な役割を果たしている」とあります。簡単にいえば、快楽や幸福感をつかさどる脳内物質のひとつです。物事に対する意欲をつくったり、運動にも関連性があるそうで、運動障害がでるパーキンソン病も、ドーパミン不足により引き起こされるそうです。

 このような作用があるために、ドーパミンは「生きる意欲をつくるホルモン」とも称されます。ドーパミンが大量に分泌するのは、「意欲が出ているとき」「褒められて気分が良いとき」「成功体験を得たとき」「音楽や絵のような美を鑑賞して感動しているとき」などが挙げられます。しかし、そんなにしょっちゅう、勝手に意欲が湧き出したり、他人に褒められたり、成功体験が得られるわけではありません。そこで、コンサートや展覧会に来ていただければ、手っ取り早くドーパミンの分泌を促進できます。

 ほかにも、たとえば音楽を聴く、絵画を鑑賞する、ふと空を見上げた時に見た美しい秋の月に感動する、村上春樹の本を夢中になって読む……。そんな時間には、ネガティブなことを忘れているのではないでしょうか。実は、快楽や幸福感の内側眼窩前頭皮質が活発化している時は、嫌悪や痛みに関係している脳内の島皮質も活動は抑制されているそうです。人間が生きる上で、なぜ美が必要なのかがよくわかります。

プロの音楽家は、なぜ音楽を聴いても感動しにくい?

 もうひとつのドーパミンを出す方法、アルコールを嗜むのもたまにはよいのでしょうが、朝から酒を飲むわけにもいきませんし、飲みすぎてアルコール依存症になったら大変です。一方、仮に“音楽の依存症”になっても健康に害がありません。朝起きたときに美しい音楽を聴きながら身支度をするのもいいですし、もちろんコンサートにお越しになれば、ますます効果的です。しかも、ドーパミンは美しいものだけでなく、新しい体験をすることでも放出されますので、今までクラシック・コンサートに来たことがない方にこそお薦めなのです。

 そんな入門者には、僕はモーツァルトを勧めます。モーツァルトは不思議な作曲家で、聴くと脳が活性化するという“モーツァルト療法”も一時期、話題になりました。モーツァルトの音楽にはドーパミンを増やす効果があり、集中力が高まり作業効率が上がるという研究もあるくらいです。動物でも、乳牛にモーツァルトを聴かせると乳がたくさん出るということは、よく知られていますし、不思議なことに聴覚がないはずの植物も、モーツァルトを聴かせるとよく育つそうです。

 ところが皮肉なことに、モーツァルト自身はドーパミン不足によって天才的な作品を生みだせたという説があります。モーツァルトはとにかく落ち着きがない人物で、今でいうところの「注意欠陥性多動性障害(ADHD)」であったのではないかといわれています。このADHDがドーパミン不足を引き起こすので、とにかく動き回ってドーパミンを補っていたと考えられているのが、その根拠です。真偽のほどはわかりませんが、モーツァルトは無意識にドーパミンが出やすい音楽を作曲したのではないかといわれているのです。いずれにしても、モーツァルトを聴くと脳内のドーパミンが増えて、快楽や幸福感を得られ、嫌なことを忘れることができるかもしれません。

 しかし残念なことに、エキスパートでもある音楽家にはそれほど効果がないかもしれません。プロの音楽家は、音楽を聴いていても音そのものだけで判断するように習慣づけられているので、記憶や認知、判断を冷静に司っている背外側前頭葉前皮質が、快楽と幸福感の内側眼窩前頭皮質の活動を制御しているのではないかと考える研究者がいるのです。

 これはプロの冷静な「審美眼」に結びついているともいえますが、我々音楽家にとっては、少し残念な話です。プロの演奏家が、自分の出演したコンサートであっても、大感動するのは一年に数回しかないとみんな口を揃えて言うのは、そういう理由かもしれません。

(文=篠崎靖男/指揮者)

●篠﨑靖男
 桐朋学園大学卒業。1993年アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで最高位を受賞。その後ウィーン国立音楽大学で研鑽を積み、2000年シベリウス国際指揮者コンクール第2位受賞。
 2001年より2004年までロサンゼルス・フィルの副指揮者を務めた後、英ロンドンに本拠を移してヨーロッパを中心に活躍。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、BBCフィルハーモニック、ボーンマス交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、フィンランド放送交響楽団、スウェーデン放送交響楽団など、各国の主要オーケストラを指揮。
 2007年にフィンランド・キュミ・シンフォニエッタの芸術監督・首席指揮者に就任。7年半にわたり意欲的な活動でオーケストラの目覚ましい発展に尽力し、2014年7月に勇退。
 国内でも主要なオーケストラに登場。なかでも2014年9月よりミュージック・アドバイザー、2015年9月から常任指揮者を務めた静岡交響楽団では、2018年3月に退任するまで正統的なスタイルとダイナミックな指揮で観客を魅了、「新しい静響」の発展に大きな足跡を残した。
 現在は、日本はもちろん、世界中で活躍している。ジャパン・アーツ所属
オフィシャル・ホームページ http://www.yasuoshinozaki.com/

JRA・M.デムーロ「未練タラタラ」“おかわり”ムチ3発……府中牝馬S(G2)1番人気ラヴズオンリーユー屈辱の敗戦に過る「アノ馬」の影

 17日、東京競馬場で行われた府中牝馬S(G2)は、7番人気のサラキア(牝5歳、栗東・池添学厩舎)が優勝。3歳No.2サリオスの姉が待望の重賞初制覇を飾った。

「毎日王冠(G2)で弟がいい走りをしていたので、姉の威厳を示せてよかった」

 レース後、鞍上の北村友一騎手がそう話した通り、先週の毎日王冠では3歳馬の弟サリオスが古馬を一蹴。同じ府中の芝1800mで、今度は姉が魅せた。

 8頭立てで行われたレースだったが、トロワゼトワルが飛ばして逃げたため、道中は縦長の展開。サラキアは中団から前を見るような形で進めると、早めに先行グループに並び掛ける。北村友騎手が「直線はいいところを通れた」と振り返った通り、横一列に並んだ最後の直線で外に持ち出されると、そこからライバルたちをまとめて交わし切った。

 2着には6番人気のシャドウディーヴァ、3着には8番人気のサムシングジャストが入線し、三連単は18万9020円という“大波乱”。8頭立てということもあって、三連単336通り中の313番目の“高配当”だった。

 その一方、見せ場を作ることができずに波乱の立役者となってしまったのが、1番人気のラヴズオンリーユー(牝4歳、栗東・矢作芳人厩舎)だ。

 秋始動戦を迎えたこの日、単勝2.3倍に推されたラヴズオンリーユーだったが、最後の直線で伸びを欠いての5着。掲示板確保という結果だったが、8頭立てとあっては褒められたレースではないだろう。

「うーん、こういう馬場(重)が苦手だとは思うんですが、最後の直線では勝ったサラキアとほぼ同じ位置にいただけに、陣営にとってもショックな敗戦。今後は予定通り、エリザベス女王杯(G1)を目指すことになると思いますが、不安の残る内容だったと述べざるを得ません。

ゴール前ではもう大勢が決まった後になっても、M.デムーロ騎手が珍しくムチを入れている姿が印象的でした。昨春から、この馬にずっと乗り続けていますし、思うところがあったのかもしれません」(競馬記者)

 この日の府中牝馬Sのゴール前ラスト200mでは、サラキアが大きく抜け出し、追走するシャドウディーヴァの脚色も上々。残すはサムシングジャストとトロワゼトワルの3着争いが焦点となっていた。

 しかし、5着敗戦が濃厚となっていたラヴズオンリーユーのデムーロ騎手は、そこからムチを1発、2発、3発……。決して強く打ったわけではないが、最後の最後まで諦め切れない様子が伝わってくる騎乗ぶりだった。

「単純に1番人気で負けてしまった悔しさもあったと思いますが、それ以上にラヴズオンリーユーの不甲斐なさに納得いかなかったのかもしれません。

というのも、エリザベス女王杯に向かうにあたって、デムーロ騎手には春に大阪杯(G1)を制したラッキーライラックに騎乗する可能性もありました。しかし、本馬とは今夏の札幌記念(G2)で単勝1.9倍を背負って敗れたことを機にコンビ解散……エリザベス女王杯にはC.ルメール騎手との新コンビ結成が発表されています。

デムーロ騎手としては、ラヴズオンリーユーとのコンビで見返したい気持ちは当然あるでしょうし、そんな中、前哨戦で1番人気を背負っての惨敗は、悔しさもひとしおのはずです」(別の記者)

「久々であったことに加えて、今日のような馬場。さらに他の馬からのプレッシャーもあり厳しかったです」

 レース後、そう語ったデムーロ騎手といえば、良くも悪くも「諦めの早い騎手」といわれている。騎乗馬に無駄な負担を掛けない一方、早々に勝負を諦めてしまう姿は関係者への心象も芳しくなく「それが乗り馬の減少にも繋がっている」という意見もあるほどだ。

 しかし、この日のデムーロ騎手は紛れもない「諦めの悪い男」だった。「1回使っていたら、また違ったと思う。良くなってきそうです」という言葉を希望に、本番での巻き返しに期待したい。

パチスロ6号機に「裏モノ発覚」!? 元「開発者」が実戦で「検証」!!

 パチスロ業界には多くのインフルエンサーが存在する。「兎味ペロリナ」や「寺井一択」などの発言はユーザーへの影響力非常に大きい。

 その中でも特筆すべき人物は「1GAME」の「てつ」である。彼は小さなイベント団体をトップ媒体へと押し上げた敏腕経営者だ。

 1GAMEの配信する動画は非常に人気が高い。パチンコ・パチスロ愛好家の「ヨースケ」、三枚目キャラクターとして愛されている「ガット石神」、美麗な女装男子「あおい」という、個性豊かな演者が動画を彩っている。

 代表である「てつ」も演者として出演しており、同チャンネル一番の人気を誇る。彼の担当する動画は再生数が頭一つ抜きん出ている印象だ。

 その秘密は「てつ」のカリスマ性とトーク力にあるだろう。彼は元遊技機メーカーの開発者であり、パチスロの仕組みや規則に造詣が深い。知識に裏打ちされたトークとジョークのセンスは視聴者を魅了し続けている。

 Twitterにおいても、その発言力は健在。SNS上での様々な問題を快刀乱麻に解決へと導くことも珍しくない。

 そんな「てつ」はユーザーからリクエストを受けることも多いようだ。新機種や気になるマシンを打って欲しいというファンからのコメントは日常茶飯事である。

 特に新規参入メーカー「オズ」が開発した『OZ-1』についての要望が目立っていたようで、新動画『OZ-1(オズワン)が「裏モノ」らしいとの噂なので検証してきた』の配信がファンの間で話題となっている。

 同機種に関しては、詳しい解析情報が一切不明であり、遊技説明以外の情報は噂レベルでしか存在しないのが現状だ。

 ゲーム性は山佐の「リノシリーズ」と同タイプで、状態に突入させることでリアルボーナスの連打を実現させたスペックとのこと。

 ホール情報サイト「P-world」の機種掲示板には「ボーナスが150連した」との情報も存在し「裏モノなのでは?」という声も上がる正体不明のマシンである。

「てつ」が実戦を開始すると、550枚で「流星ゾーン」に突入。当ゾーンに突入でリアルボーナスが期待できるようだ。

 このゾーンで大連チャンを果たすことになるが、その間に知識を総動員させ、一つ一つを推測していく様は一見の価値があるといえよう。

 果たして『OZ-1』は「裏モノ」なのだろうか。気になる方、ご興味のある方は是非ご覧になってみてはいかがだろうか。

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JRA藤原英昭調教師「武豊じゃないと勝ってない」と絶賛! コントレイル世代「未完の大器」が引退……「大物」全弟に託されたG1制覇

 17日、レッドベルジュール(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)の競走馬登録抹消がJRAから発表された。

 デビュー戦を快勝し、デイリー杯2歳S(G2)を連勝で飾った本馬。当初騎乗を予定していたL.デットーリ騎手がメルボルンC(豪G1)の斜行で騎乗できなくなったため、乗り馬のいなかった武豊騎手を鞍上に出走した。

 レースでは最後の直線で最内を突き、完璧な騎乗で差し切った武豊騎手。

『武豊TV!II』(フジテレビ系)では、この騎乗について藤原英昭調教師が「(武)豊かじゃないと勝っていない。100点や」と話していた事が紹介されており、番組に出演する武豊は「それはちょっと褒めてもらい過ぎだと思うんですけど……」と謙遜している。

 続く朝日杯FS(G1)ではC.スミヨン騎手に乗り替わったが、見せ場なく10着に敗れる。レース後、スミヨン騎手は「フォームがバラバラでスムーズに走れていなかった。スタートもフォームも前走とは違った」とコメントしており、もうこの時点で本馬の歯車は狂い始めていたのかもしれない。

 トモが緩く、デビュー戦後はソエや背腰に疲れが出るなど、体質的な弱さを持っていたレッドベルジュール。左の弁の動きが悪く、喉頭片麻痺を起こしている事がデイリー杯2歳S前に判明するなど、何かと問題を抱えていた。

 喉の手術を年明けに行い立て直しを図ったが、状態はさらに悪化。軽微ではあるものの骨折も判明し、その能力を惜しまれつつも引退を余儀なくされた。

 今後は種牡馬として、北海道新ひだか町のアロースタッド繁用される予定。第2の馬生としての活躍を期待したい。

 しかし、レッドベルジュールには競走馬として後を担う存在もいる。全弟のレッドベルオーブ(牡2歳、栗東・藤原英昭厩舎)だ。こちらも藤原厩舎に所属しており、兄と比べ体質はしっかりしている。

 デビュー戦で2着となった本馬は、2戦目の未勝利戦をレコードで圧勝。初戦で手綱を握った戸崎圭太騎手は「いい馬でポテンシャルの高さは感じました。今日は踏み遅れてしまったのが悔やまれます……」とメンバー最速の上がりを使いながらも、前を捉えきれずの2着。

 これには藤原調教師から「あれだけスタート出たのなら、もっと前に行かないと……」と、本馬が所属する東京サラブレッドクラブの公式HPには戸崎騎手を叱責するコメントが掲載された。その後に綴られた「乗り方ひとつで勝てていたでしょう」というコメントからも、初戦から勝ちに等しいパフォーマンスは見せているといえるだろう。

 レッドベルオーブの次走は、兄が勝利したデイリー杯2歳Sを予定。ここを勝利すれば、兄と同じ朝日杯FSに進む可能性も十分に考えられる。

「未完」のまま引退を余儀なくされた、兄のレッドベルジュール。託されたG1制覇は、「大器」と騒がれる弟・レッドベルオーブが果たしてくれるはずだ。

木村拓哉が工藤静香そっくりに? メイク2時間を訂正し「45分程ですよぉ~!」

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

木村拓哉Instagramより

 俳優の木村拓哉が、一部ネットニュースに反論したことが注目を集めている。

 木村は15日にインスタグラムを更新し、来春放送予定のスペシャルドラマ『教場2』(フジテレビ系)の撮影現場でメイクをしている写真を公開。木村が演じる初老の教官・風間公親に変身するためのメイク時間について明かした。

<変身中です!2時間とか言われてますが、風間に変身するのに毎回45分程ですよぉ~!>

 木村がわざわざ<2時間とか言われてますが>と説明しているのは、4日に『日刊ゲンダイDIGITAL』で配信された「竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭」という記事内で<キムタクは初老の教官役・風間公親を演じているのだが、髪の毛を白髪にし、顔に微妙なシワを入れる特殊メークには2時間近くかかるという>という記述があったためのようだ。

JRA天皇賞・秋「想定12頭」に消えないアーモンドアイ「忖度」の声……ライバル不在40年ぶり最低頭数の可能性に問われる「8冠」の価値

 11月1日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋(G1)の出走メンバーが、いよいよ固まりつつある。

 現在登録を予定しているのは、史上初の芝G1・8冠が懸かるアーモンドアイら以下の12頭。例年、大きな盛り上がりを見せる秋の中距離王決定戦としては、やや寂しい頭数に落ち着きそうだ。

第162回天皇賞・秋(G1)登録予定馬 
※()内は騎乗予定騎手

アーモンドアイ(C.ルメール)
ウインブライト(松岡正海)
カデナ(未定)
キセキ(武豊)
クロノジェネシス(北村友一)
ジナンボー(M.デムーロ)
スカーレットカラー(岩田康誠)
ダイワキャグニー(内田博幸)
ダノンキングリー(戸崎圭太)
ダノンプレミアム(川田将雅)
フィエールマン(福永祐一)
ブラストワンピース(池添謙一)

 今年の注目は、何といっても芝G1・8勝目が懸かるアーモンドアイの存在だろう。ここを勝てばディープインパクトやキタサンブラックといった歴代の名馬を超える前人未到の大記録となる。

 一昨年に牝馬三冠を達成し、ジャパンC(G1)で強豪古馬を破ったことで年度代表馬に選出されるなど、一気に競馬界の頂点へ上り詰めたアーモンドアイ。昨年もドバイターフで海外G1初勝利、天皇賞・秋も勝ってG1通算6勝目と歴史的名馬の階段を順調に登っていた。

 しかし、年末の有馬記念(G1)でまさかの9着。単勝1.5倍の支持を裏切ってしまうと共に、キャリア初の惨敗を喫した。この敗戦を機に、順風満帆だったキャリアに小さくはない影が差すこととなる。

 2020年はアーモンドアイにとって、これまで苦難の年となっている。

 有馬記念の惨敗を受けてピークアウトが囁かれる中、予定されていたドバイターフが新型コロナウイルスの影響によって中止に。

 仕切り直しの一戦としてヴィクトリアマイル(G1)が選択されたが、芝G1最多勝のタイ記録が懸かる一戦で、比較的メンバーが楽な牝馬限定戦が選ばれたことは、一部メディアやファンの間で物議を醸すこととなった。

 そのヴィクトリアマイルを4馬身差で圧勝し、“雑音”を封じたアーモンドアイだったが、続く安田記念(G1)では1つ下の女王グランアレグリアに完敗。大きく出遅れた昨年の安田記念、不完全燃焼だった有馬記念を除けば、まさに力負けという結果に、いよいよ「限界説」が囁かれつつあるのが現状だ。

 そんな中で迎える天皇賞・秋は、アーモンドアイが芝G1・8勝を成し遂げる「ラストチャンスではないか」と見られている。

 今年になって2つ下の3歳世代からは無敗の三冠を狙うコントレイル、デアリングタクトといった突出した大物が出現。1つ下のグランアレグリア、宝塚記念(G1)を圧勝したクロノジェネシスなどの次期女王も台頭し、競馬界の全体の新陳代謝が極めて活発になっているからだ。

「そこに拍車を掛けているのが、アーモンドアイが所属するノーザンファーム系ホースクラブによる“忖度”疑惑ですね。

春にアーモンドアイを正攻法で負かしたグランアレグリアが短距離路線に回った他、毎日王冠(G2)を圧勝した3歳馬のサリオス、昨年の皐月賞馬サートゥルナーリア、大阪杯(G1)を勝ったラッキーライラックなどの有力馬が揃って天皇賞・秋を回避。結果、登録予定が12頭という寂しいメンバーになりました。

それがまるでアーモンドアイの快挙達成の花道を飾っているようにも見えるので、ファンの間では早くも『8冠の価値』を疑う声が上がっています」(競馬記者)

 とはいえ、天皇賞・秋に登録を予定している12頭はアーモンドアイを含む7頭がG1馬という豪華メンバー。ここを勝つことができれば、それなりの価値はありそうなものだが……。

「G1馬7頭といえば聞こえはいいですが、キセキやダノンプレミアムは、すでにピークを過ぎている感が否めませんしウインブライト、フィエールマン、ブラストワンピースといったところは『次』を見据えており、秋初戦のここは叩き台になる可能性が高いと言わざるを得ません。

唯一、期待が持てそうなクロノジェネシスは、高速馬場が予想される天皇賞・秋には不安が残りますし、時計の掛かるレースでこそ真価を発揮できる馬。正直、出走馬の中にアーモンドアイを負かせそうな馬が見当たらないのが現状です」(別の記者)

 いずれにせよ、今年の天皇賞・秋は名実ともにアーモンドアイが主役であり、圧倒的な人気を集めることが予想される。

 もし、ここから1頭でも回避馬が出れば1980年以来の11頭立てという極めて寂しい頭数となってしまうが、近年の競馬界の顔役として活躍した女王だけに、様々な“雑音”を跳ね返すようなパフォーマンスを見せてほしいところだ。

ラミー、バッカスはなぜ減ったのか?激ウマチョコ菓子リニューアルの真意をロッテに問う!

 菓子メーカーのロッテが毎年冬季限定で発売しているチョコレート商品「ラミー」と「バッカス」。ラミーはラムレーズンと生チョコが入ったチョコレートバー、バッカスはコニャックを含むブランデーをチョコレートで包んだものであり、ファンが多い人気商品だ。

 こちらの両商品、今年も10月13日から販売されているのだが、その“異変”が、ネット界隈をざわつかせている。

 というのも今年からリニューアルされた両商品、従来とは包装が変わっただけでなく、なんと量が少なくなっってしまったというのである! 特に話題となっているのはラミーで、昨年までは銀紙に包まれたチョコレートバーが1本標準45gで2本入っていたのに対し、今年は個包装パックに入って1本標準26gの3本入りに。つまり、ざっと45g×2本で計90gだった昨年に比べ、今年は26g×3本の78gで、およそ12gも少なくなっていることになるのだ。

 バッカスも、以前は紙のトレーであった部分がプラスチック製に変更されており、それに伴い12粒から10粒に変更されている。

「なんで減ったんですか?」勇気を出してロッテに聞いてみた

 こうした変更についてネット上では、「ラミーが小さくなってる…」「ラミー、3本入りって増えてるじゃん、ってワクワクしながら買ったら減ってた」「バッカス、2粒少なくなって悲しい」と、落胆の声が殺到。ごく一部には「ラミー、確かに小さくなったけど食べやすくなった」「小分けになったの便利」という声もあるものの、残念に思う人が大半のようだ。

 老舗商品であれば菓子に限らず、原材料の高騰やそもそも社会一般の物価上昇によって、以前より内容量が減ってしまった……というのはよくある話。とはいえこの9月にも、ネスレ日本が発売する人気チョコレート菓子「キットカット」が“減量リニューアル”が話題になったばかり。こちらは、キットカットミニで1枚あたりの重量が11.6gから9.9gへと減少してしまった。

 天下の老舗菓子メーカー・ロッテをして、今回の悲しきリニューアルを決断せしめた要因とは果たしてなんなのか。同社広報部に泣きながら問い合わせたところ、担当者さまより以下の真摯なる回答を得たのであった。

「利便性や品質の向上」と「お客様にお買い求めいただきやすい価格の維持」の両立を目指した結果

「弊社では、『ラミー』『バッカス』をさらに多くの方にお楽しみいただきたいと考え、主にまだお召し上がりいただいたことがない方のトライアルを喚起するため、スタイリッシュで高級感を付与したデザインにリニューアルしました。また、リニューアル実施にあたり、ラミーおよびバッカスを長年ご愛顧いただいているお客様にご意見をいただいたところ、『ラミーは1本が大きすぎて食べきれない』『バッカスのパッケージはリクローズできないので不便』といったご不満点を頂戴したため、食べきれるサイズ、リクローズできる包装にそれぞれ設計を見直しました」

 つまり、ラミーが個包装パックで2本から3本に小分けされ、バッカスが紙のトレーからプラスチック製のものに変わったのは、消費者からの声を受け利便性を向上させたということのようだ。

 一方で内容量の減少については、「チョコレート製品に関するさまざまな原料が高騰する背景もあり、『利便性や品質の向上』と『お客様にお買い求めいただきやすい価格の維持』の両立を目指した結果」とのことで、顧客満足度の最大化と営利企業としての利益確保との間で揺れ動く、ロッテの苦しい乙女ゴコロが垣間見えたのであった。

 とはいえ、内容量減の代わりに商品クオリティを向上させたそうで、ラミーはチョコレートの厚みを1mm増したことで食べごたえ強化され、バッカスはチョコレートに包まれたブランデー中のコニャックの割合を51%から60%に増加させ、味わいの豊かさが増しているのだという!

ロッテ側は、減量を嘆くネット上の声も把握済み

 また、ネット上の声については同社もすでに把握していたそうで、「内容量やデザインなどの変更について、消費者調査を通じてご意見をいただいた」とのこと。続けて、「両商品がこれほどまでに皆様から深く愛されていることを再認識し、大変ありがたく感じております。ぜひ新しい『ラミー』『バッカス』もご愛顧いただければ幸いです」と、これまでと同じように両商品を愛してほしいとの切ない訴えをたまわったことも付言しておきたい。

 原材料高騰などの諸事情によって、今回のような“減量処置”がなされてしまうのには、致し方ない側面もあろう。SNSの発達によってユーザーの声がメーカー側に伝わりやすくなった昨今。我々消費者としては、言いたいことは言いつつも、愛する美味商品を味わい続けられる幸福をかみしめたいものである。虫歯にはならないように気をつけつつ……。

(文=編集部)

米倉涼子は独立後も前事務所にギャラを“献上”?続出するタレント独立とカネ勘定

 どうも、“X”という小さな芸能プロダクションでタレントのマネージャーをしている芸能吉之助と申します。

 今回は、相次ぐ芸能人の「独立」と、その際の“おカネの事情”について触れてみようと思います。

 剛力彩芽さん、城田優くん、少年隊の錦織一清さんと植草克秀さん……最近、大手芸能事務所を退所する芸能人のニュースが続いていますよね。そのなかでも特に「人材流出が止まらない!」と大きな話題になっているのが、剛力彩芽さんも所属していたオスカープロモーション。米倉涼子さん、忽那汐里さん、岡田結実さん、福田沙紀さん、堀田茜さん、森泉さんなど、この1年の間に数多くの人気タレントが事務所から退所しています。

 本連載の第22回でもお話ししたように、創業者である古賀誠一氏(現在は会長)が社長を退いたことで社内体制が大幅に変わり、それがきっかけでタレントやスタッフが離れているといわれていますが……。“オスカー帝国”が今後どうなっていくのか気になるところです。

【参照/第22回「当初は批判されたホリプロ、美人姉妹が担うナベプロ…世襲に成功した芸能プロの秘密」】

ナベプロから干された西島秀俊、バーニングから干された水野美紀

 そんなふうに最近増えている“芸能人の事務所独立・移籍”ですが、以前に比べてネガティブなイメージが払拭されてきたような気がします。過去には、大手芸能事務所から移籍した芸能人が、各メディアの忖度によって“干される”ことも少なからずあった。

 アイドル路線に反発して渡辺プロダクションから移籍した西島秀俊さんや、清純派として売り出そうとする事務所と意見が合わずバーニングプロダクションを飛び出した水野美紀さんが、その後数年、目立ったテレビドラマに出演できなかったというのは有名な話ですよね……。

 それが最近では、ジャニーズ事務所を退所する予定の長瀬智也くんに対しても「次は何をするのか?」と明るく期待する報道ばかりだし、3月にスターダストプロモーションを退社した柴咲コウさんも10月クールのドラマ『35歳の少女』(日本テレビ系)で主演を務めるなど絶好調。“干される”なんてブラックな気配は微塵たりとも感じられません。もちろん、揉めて退所したのか“円満退所”かにもよるので一概にはいえないわけですが、とはいえ、こうした大手事務所から独立するだけで大騒動になっていたひと昔前から考えれば、個人的には隔世の感がありますね……。

衝撃だった、公正取引委員会からジャニーズへの“注意”

 さて、こんなふうに事務所独立・移籍のイメージが変わってきたのは、ここ数年の芸能界の動きが関係しているのではないでしょうか。

 まずひとつは、2019年に公正取引委員会が大手芸能事務所に対して注意・指摘を行ったこと。具体的には、元SMAPの稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんに対してテレビ出演させないよう圧力をかけた疑いがあったとして、ジャニーズ事務所に注意を行ったこと。また、闇営業問題であらわになった吉本興業の“契約書なし”問題について、公正取引委員会の事務総長が指摘をしたことです。ここ数年、世間で注目されつつあった“芸能人の権利”が、より強く認識される方向に向かっているわけです。

 もうひとつは、YouTubeやSNSの発展で、芸能事務所を通して旧来型のメディアに出なくても、発信できる場が広がったこと。今年ブレイクしたYouTuberのフワちゃんのように事務所に所属しないまま自分で動画を作って発信できる子がどんどん出てきているし(彼女はもともとはナベプロ所属だったそうですが、ブレイク前にフリーになっています)、オリエンタルラジオの中田敦彦さん、佐藤健くん、本田翼ちゃん、手越祐也くんのように、芸能界からYouTubeに参入して成功しているタレントもたくさんいますからね。すでに人気があって、ある程度仕事をマネジメントしてくれる人さえ身近にいれば、「芸能事務所には所属せずにフリーでやればいいや」って思う人はどんどん増えるでしょうね。その分、ぼくら芸能事務所は、これから大変な時代に突入するかもしれませんが……。

米倉涼子は独立後も前事務所とギャラを折半?

 さてここからは、気になる“芸能事務所とタレントのおカネの取り分”についてお話ししていきます。
 
 芸能事務所を退所し独立した場合、所属中に事務所が取ってきた仕事に関しては、事務所に一定の割合でギャラをバックするのが慣例となっています。今年3月にオスカープロモーションを退所した米倉涼子さんの場合は、「独立後も継続する仕事のギャラは、ドラマは3割、CMは半分、前の事務所にバックする」と「週刊文春」(文藝春秋)などで報道されていましたが、だいたい相場はそんな感じでしょうね。

 今年6月に独立を発表したローラさんは、推定3億円を稼いでいたとみられる事務所在籍時の仕事をすべて引き継ぐという好条件で“円満退所”したと報道されていますが、これはかなり異例の好条件。まあ、ローラさんの場合は2017年に“奴隷契約”騒動を起こして事務所とかなりドロドロに揉めたこともあり、今回の“円満退社”はオモテ向きのことで、そこにいたるまでになんやかんやがあったはずですが……。

 米倉さんがオスカーに所属した当初は給料制でギャラが支払われていたそうですが、途中から歩合制に変更されたと報道されています。これはよくある話で、事務所に所属しているタレントの給料形態は、基本的に固定月給制か歩合制のどちらか。「CM仕事が決まったらボーナスをつけますよ」といったような固定月給+歩合のような形態も多いですね。

 事務所の規模にもよりますが、芸人さんは歩合制が多くて、タレントやアイドルは月給制であるケースが多いかな。デビューしたばかりの駆け出しのアイドルなんかは初めのうちは仕事の量が少ないので、特に地方出身の子なんかだと、月給制じゃないと暮らしていけない子が多いんです。で、その後だんだん売れてきたところで事務所と相談して歩合制に切り替えるというパターンが多い。その時のタレントと事務所の取り分が7:3なのか6:4なのか5:5なのか……というのは、その時の関係値によるんじゃないですかね。本当にケース・バイ・ケースです。

タレントは、カネの話をヘアメイクや共演者から情報収集する

 かなり売れているタレントでも、月給制のままの人もいます。以前、和田アキ子さんがテレビで自分が月給制であるとお話しされていましたけど、結局、大事なのはトータルでいくらもらえるかですからね。歩合と給料、年間でもらえる額にそんなに差がないのであれば、安定してギャラが支払われる月給制がいいと思う人もいますよね。

 デビューしたてのタレントの場合、新人の頃は無我夢中で仕事に取り組んでいるんだけど、少しずつ売れて人気が出てくるとおカネのことが気になり出すケースが多いですね。というのも、芸能界に馴染んでくると、仕事の現場でメイクさんや共演者と、けっこうおカネの話になるんですよ(笑)。もちろん事務所としては、お給料のことは口外しないように言ってはいるんですけどね、みんな若いから、ついつい喋っちゃうんですね……。

「へー、◯◯ちゃんって月給制なんだー」なんて言われて、「あれ? もしかして私あんまりもらってない……?」て気になっちゃう。そういうのがどのタイミングで訪れるかは人によって違うし、なんなら全部親任せにしているアイドルの子なんかもいるし、お金に対する考え方は本当に人それぞれ。その時々で交渉していくしかないんですよね。

 で、タレントのなかにそうやって自分のもらっているおカネに対しての疑問が芽生えたときに、所属事務所とタレントの間できちんとした信頼関係が醸成されているかどうかが、実は大事なポイント。そうじゃないと、「(所属事務所の)社長は新しいクルマを買っているのに、私は少ししかお給料がもらえてない……こんなに働いているのに!」なんて小さな不満から、だんだん綻びが大きくなっていくことにもなりかねないわけです。

 芸能界の仕事は、もちろんおカネがすべてではありません。でも、おカネのことは、すごく大事でデリケートな話。そこに不信感が生まれると、タレントと芸能事務所の関係が崩れるきっかけになる可能性はおおいにあり得ます。ぼくら芸能事務所がタレントとずっといい関係で、いい仕事をできるように、しっかり信頼関係を築いていきたいものです。

(構成=白井月子)

●芸能吉之助(げいのう・きちのすけ)
弱小芸能プロダクション“X”の代表を務める、30代後半の芸能マネージャー。趣味は食べ歩きで、出没エリアは四谷・荒木町。座右の銘は「転がる石には苔が生えぬ」。

甘デジの「向こう側」へ…アクセル回せば「出玉と連チャン」が全開!!

 私は普通自動車免許を取得するまえに原動機付自転車の免許にいったので種類のところに「原付」と印字されているカッコいい免許証を保持している。まあ高校生で取ることもあるから別にそんなに珍しくないだろうと思うかもしれないが、大学生の時に取りに行った強者なのである。

 いや、自動車の免許取れやと当時の仲間にも突っ込まれたが、貧乏学生が即座に用意するには20万、30万はtoo expensiveすぎたのである。しかも、取得には最低でも2週間を要する。

 大学が僻地にあって、なにがしかの機械の力に頼らなければ移動手段がままらないとあって、即座のモータリゼーションが必要だったので、安価なうえに1日で取れる原付を受けることにしたのである。高校生、しかも15、6歳に混じって受けた試験や講習はなかなかに恥ずかしかった。

 結局、卒業前まで自動車免許を取りに行かなかったのだが、取ったら取ったで流浪の末に何の因果か花の都大東京に薄っぺらのボストンバッグでたどり着くと車がいらない生活で10年くらいペーパードライバーという。

 さらに、その間に自動二輪免許を取ったはいいものの、いろいろあって移動を繰り返していくうちに二輪免許取得してから今まで一度もバイクに乗らずの奇行で今日に至るのである。最近、ちょっとバイクに乗ってみたい衝動に駆られるものの、やはり怪我とか事故の怖さがあるので躊躇してしまう。

 気分だけでもその代用を求めた先が『CRぱちんこ仮面ライダー フルスロットル タックル99ver.』である。いつでもどこでもアクセル全開! スロットルを回す時は「ブルルン、ブルルン」と心の中で叫んでいるのは内緒である。

 疾走感抜群の連チャンモードに突入すれば気分は最高。プレイ中は、出玉とバトル演出が生み出す一陣の風が体を吹き抜けるような感覚を覚えるのである。

 その連チャンモードはST60回+時短20回で構成され、トータル継続率は約70%の爆走仕様。しかも、大当りの25%が最大出玉となる15ラウンド約1150発なので、ボリューム感もバッチリである。

 ただ、連チャンモードへの突入条件が兄機のそれとは異なり、時短突破型となっている。しかも、ヘソ抽選時の確変突入率は0%なので、時短で引き当てる以外の方法がない。つまり、初当りで付与される50回転以内に大当りさせることがマストとなる。引き戻し率は約39.5%。本機で一番の力の入りどころであろう。

 ST中にはノリノリのオリジナル楽曲(全14曲)が聴けるドライブコンディションも完璧。普通なら天候に左右されるバイクツーリングであるが、本機のドライブに影響するのは運と引きだけ。本物のバイクと同じくらいスリルと疾走を感じられる『CRぱちんこ仮面ライダー フルスロットル タックル99ver.』で、レッツドライブ!

(文=大森町男)

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「悪い口コミ書くからな」…Go To イート不正利用者の脅迫に飲食店が悲鳴

 10月1日から始まったGo To イートキャンペーン。購入金額に25%が上乗せされるプレミアム付き食事券の販売と、オンライン予約によるポイントの付与の二本柱を掲げるこの制度は、主に後者においてさまざまな問題を起こしてきた。居酒屋チェーン・鳥貴族にオンライン予約をしたうえで、298円のメニュー単品だけを頼み、1000円分のポイントをもらうことで、差し引いた分が特になる“トリキの錬金術”がその代表的なものだ。

 その後政府は、この制度を一部変更し、昼食は500円、夕食は1000円の最低利用料を設定。この“錬金術”は崩壊することとなったが、現在また新たな問題が起き、注目を集めているという。

予約客が、店側に予約人数の“水増し”を要求

 15日、東京・御茶ノ水と浜松町に店舗を構える日本酒の日本酒のアンテナショップで、角打ちスタイルの居酒屋でもある「名酒センター」のTwitter公式アカウントが投げた一連の投稿が注目を集めた。

 投稿によれば、グルメサイトの食べログを経由して名酒センター御茶ノ水店を予約した客が、店側に予約人数の水増しを提案。店側がそれを断ってトラブルに発展したのだという。

「本人談によると、昨日も一昨日も警察来たと言っていた。他のお店にもやってるのかも?」
「飲食店の方々、注意してください」

 などと注意を呼び掛けた一連の投稿は、16日現在で2万5000件のリツイート、3万6000件の「いいね」を集めるなど話題に。ネット上では、「そこまでしてポイントを稼ぎたいのか」「これは“トリキの錬金術”と違って純粋に詐欺だし、客ではなく犯罪者でしょ」などといった声が上がっている。

 果たして実際にはどのような状況だったのか。当事者である名酒センター御茶ノ水店のオーナーに話を聞いた。

退店を願うと、「私を侮辱しているのか」「なぜ出ていかなければならないんだ」

「最初にこの方がいらっしゃったのは14日の昼で、初老の男性でした。もともと食べログ上は2名予約でしたが、実際に来たのはお1人。ところが、10人で予約したことにしてほしいと提案されたんですね。食べログを介して予約された場合、ランチだと1人あたり100円の紹介料を店側が負担するのですが、10人分のポイントが付与される最低額の5000円分の飲食を自分がするから、紹介料は十分払えるでしょうとおっしゃる。ランチの時間帯は1予約当たり500円のポイントが利用者に付与されますので、10人換算だと計5000ポイントが付与されることになります。

 つまりその方は、実質無料で飲食をしようということだったんでしょう。丁重にお断りすると、タコブツを頼み、食べもせずに帰られました。その方は、1人分の最低額である500円のみをお支払いになったわけです。去り際には、『ネットに悪い口コミ書くから』と、脅迫めいたこともおっしゃいましたね。

 当然もう来店はないだろうと思っていたのですが、なんと同じ日に食べログを通してまた同じ方の予約が入りまして……。ディナーの時間帯に同じように2名の予約、来店したのはその方1人だけという形で、やはり同様の提案をされたんですよ。『もうこれはお客さんじゃないぞ』と思って退店をお願いしたんです」

 すると男は、「私を侮辱しているのか」「なぜ出ていかなければならないんだ」などと怒り始め、やむなくオーナー氏は警察を呼ぶことにしたのだとう。

「10分程度で警察が到着して、取り囲んで説得に当たってくれたんですが、それでも男は出ていかず、えんえん押し問答が続いたんです。男も暴力行為に及ぶわけではないので、警察側も強制的に連れ出すわけにもいかないようで。結局1時間ほどしてやっと出ていってくれたのですが……いやはや本当に変わった方で、こちらもほとほと困ってしまいましたね」(名酒センターオーナー)

“穴”があるのはしょうがない。利用する方のモラルの問題ではないか

 危うく不正の片棒を担がされそうになったというわけだが、飲食店としては、Go To イートキャンペーンについてはどのように考えているのだろうか。

「こうした制度を政府が始めてくれたこと自体はいいことだと思っています。もちろん、このGo To イートが完璧な制度だとは思っていません。でも、“穴”が見つかったから埋めて、でも、また“穴”が見つかったから埋めて……を繰り返して、よりよい制度を目指せばいいだけ。だから、こういうことが起こることに関しては、制度が悪いというよりも、やはり利用される方のモラルの問題ではないかと思いますね」

 新型コロナウイルスの流行により、名酒センターの経営も劇的に悪化。展開する2店舗のうち、浜松町店は11月29日で閉店することを決心したばかりだという。

「飲食店というのは、そもそも平常時でも損益的にギリギリのところでやっているお店が多い。だから、ちょっとした売り上げ低下が大打撃になってしまいがちなんです。それでも今は、4月5月の頃に比べればお客さんの入りもだいぶ盛り返してきている。このまま、以前のような状態に戻っていければよいのですけどね」(名酒センターオーナー)

 これ以上、このGo To イートキャンペーンに関連したネガティブなニュースが聞こえてこないことを願うばかりである。

(文=編集部)