ゴーン、日本再入国でも未逮捕シナリオ…日本司法の人権侵害を暴くハリウッド映画製作?

 私は経済評論家の鈴木貴博です。王山覚は私がフィクションを扱う際のペンネームです。小説家としてカルロス・ゴーン氏の国外脱出事件がこのあと、どのように展開する可能性があるのか、とりわけ日本にとって悪夢のシナリオを文章にしてみました。つまりこの文章は経済記事ではなく小説であり、その内容は近未来を取り扱ったフィクションです。

言論人ゴーン

 2020年12月29日、日本の主要メディアに激震が走った。

「本日14時からカルロス・ゴーン氏が帝国ホテルで記者会見を開くそうです」

 2019年末、日本を無断出国しレバノンに逃れたカルロス・ゴーン被告は、インターポール(国際刑事警察機構)経由の国際逮捕手配書を通じた身柄引き渡しをレバノン政府が拒否したことで、現地で自由の身となっていた。

 その後、言論人としてレバノン国内から国際世論に向けて日本の司法制度を批判してきたゴーン氏だったが、つい先週、その活動の集大成として著書の出版発表がレバノンのベイルートで行われたばかりだった。

「いったいどうなってるんだ。日本に戻れる立場でもないだろうに」

「いいからすぐに会場に向かえ! こっちでわかったことは随時情報を送るから」

 メディア各社の現場は、少ない情報のなか、会見が行われるホテルに記者とカメラを向かわせた。会見会場に集まった各社の記者はしかし、情報に二転三転させられることになる。13時30分のことだった。

「ゴーン逮捕です。ゴーン氏が日産本社前で身柄確保されたそうです」

 あわてて情報を確認する記者たち。あわただしく会場を出て行く社もあれば、人数の少ないメディアはその場に残るか現場に移動するか対応を苦慮することになる。会場では、「14時より代理人による声明があります。現在状況を確認中ですが、そのままお待ちください」とのアナウンスが繰り返し流れていた。とにかく状況が混乱していた。会場外の廊下ではゴーン氏の弁護団だった元担当弁護士に取材陣が集中している。

「とにかく何も聞いていないんです。情報がまったくない」

 弁護士もいらだちを隠せていなかった。

 定刻の14時よりも20分ほど遅れてゴーン氏の代理人を名乗るアメリカ人が通訳を伴って会見場の舞台中央に現れた。

「最新の情報をお伝えします。ゴーン氏は警視庁に身柄を確保されましたが、さきほどの情報ではすでに釈放手続きにはいったということです。本人の意向で記者会見は16時より同じこの場所で行われます」

 すべてが謎だった。なぜ会見? そしてなぜ釈放?

外交官の地位で入国

 14時30分、会見会場の各所で記者たちがざわつきはじめた。

「外交官パスポートで入国したって?」

「はい。ゴーン氏はレバノンの経済産業特使として閣僚級のポストに任命されたばかりだということです」

 他社の情報がいやおうなく耳に入ってくる。なかにはこの手の情報に詳しい記者も交じっているようで、

「でも日本政府がアグレマン(承認)を出した外交官でなければ外交特権は使えないはずだろう?」

「いえ、アメリカからレバノンに帰国する途中での日本への立ち寄りなので、現在のゴーン氏は日本国の承認のあるなしにかかわらず、国際法上の外交官の地位で入国しているという話です」

「それじゃあ検察は手を出せないということか」

 会見会場の会話を聞いているだけで、どんどん情報がアップデートされてくる。

 15時、「本日の会見資料をお配りします」というアナウンスとともに16時からの記者会見の概要が発表された。

「日本における著書の出版発表と、ハリウッドでのドキュメンタリー映画の製作発表だと?」

 会見に臨むのは3人。まずはゴーン氏本人と、日本での著書を出版する版元の社長が出版について説明する。

「ちぇっ、ライバル会社にベストセラーを持っていかれたかぁ」

 どこかの出版社系のメディアとおぼしき記者が嘆息の声をあげる。レバノンで先週発表されたゴーン氏の暴露本とおぼしき著書の題名は、直訳すれば『太陽黒点』、意訳すれば太陽が象徴する日本の暗部という意味になる。

「噂では1998年にルノーが日産に出資をすると決めた当時の日本政府との密約に遡って、爆弾級の暴露情報が実名で開示されるそうだな」

「つまり検察だけではなく日産も行政も政治家もどこに飛び火するかわからないということか」

「それよりもこのドキュメンタリー映画の製作陣って……」

 スマホで情報をググった女性記者が指摘する。

「え! アル・ゴアの映画を作ったチームか?」

地球規模の人権問題

 会見の主役の3人目はハリウッドの有名プロデューサーだった。ゴーン氏の著書の発表前後の噂では、ゴーン氏の著書を基にした映画が製作されるという話は確かにあった。しかし予想としてはEUのどこかマイナーな国の映画作品程度の影響力にしかならないのではといわれていた。

「なになに、15年前、地球環境について問題提起をしたチームがゴーン氏と手をとりあって今回新たに取り組むテーマは、地球規模の人権問題だと?」

 記者会見の資料には、東アジア各国が内政干渉だとしている人権問題を人類の問題として映画で問いかけていきたいと書かれている。具体的には中国による国内の人種迫害、北朝鮮による人権抑圧、韓国によるライダイハン問題とサムスン問題、日本の司法問題と入管問題を主軸として、地球レベルでの人権問題の解決を呼びかけていく映画になるという。

「えー、あのレベルの国々と日本が同列の話になるの?」

「つまり実質的に地球レベルの人権特使としてゴーン氏が自由に世界中で活動を始めるということか?」

「国連が日本の敵に回るってことか?」

 16時ちょうど、会見の司会者がマイクの前に現れた。かつて絶大な人気を誇るも不祥事で一線を退いた大物司会者だった。

「本日はお集まりいただきありがとうございます。予期せぬ出来事で会見が2時間ほど遅れてしまいましたが、おかげで映画のクライマックスシーンに使える逮捕シーンをフィルムに収めることができたそうです」

 そのにやりとしながらのアナウンスに会場が再びどよめく。会場の興奮がピークを迎えたそのとき、両開きのドアが開かれ、我々がよく知るあの男が記者会見会場に姿を現した。彼はゆっくりと会場を見回す。突然目があった関係者の男が強い視線におもわず飛び跳ねた。

「うわっ! 目が笑っていない!」

 そこで目が覚めた。体中をじとじとと嫌な寝汗が流れている。動悸がおさまらない。

「なんだ。ひどい悪夢じゃないか」

 そうつぶやきながら夢でよかったと安堵する関係者の姿がそこにあった。

 2020年1月2日、ひとりではなく複数の男たちがこのような悪夢の初夢で目を覚ましたという。これからの長く予測できない1年間を暗示するように。

(文=王山覚)

※注:この小説は現実に起きている事件をモチーフにしたフィクションです

株投資、今年ズバリ大注目の銘柄5選!…「東証1部駆け込み上場」銘柄が狙い目

 まいど、相場の福の神こと、藤本誠之です。マーケットアナリストで、年間約400社の上場企業経営者とのミーティングを通じて、真の成長企業を個人投資家に紹介するのが仕事です。たぶん、日本で一番上場企業経営者の貴重なお時間をいただいているアナリストです。

 今回は、相場の福の神が考える2020年の相場展望を紹介させていただきます。2020年の最大の注目ポイントは、東京証券取引所の市場再編問題です。昨年のクリスマスイブ12月24日に、金融庁が東京証券取引所の市場改革に関する金融審査会の報告書案を公表しています。この内容を簡単にまとめると、下記になります。

・2022年前半めどに1部と2部、マザーズ、ジャスダックの4市場を3市場に再編するよう東証に促す。

・新1部(仮称・プライム市場)への新規上場は市場で売買可能な「流通時価総額」で線引きし、100億円以上を目安とする。

・現在の1部上場企業には適用せず、すべての企業が希望すれば新1部に移れる。2部とジャスダック市場に属する一定の時価総額を持つ企業の上場を念頭に「スタンダード市場(仮称)」を創設。マザーズ市場などに上場する新興企業向けには「グロース市場(同)」をつくるべきだとした。

・新TOPIX(主にプライムの流通時価総額100億円以上)への移行(2022年上半期)。

 結局、現在の東証1部企業からは、すべての企業が希望すれば新1部に移れることにはなりました。まあ、なんとも日本的な既得権益を保護したような「モヤモヤ感」の残る結論とはなりましたが、とりあえず結論が出たことは幸いです。まさに、金融庁から個人投資家へのクリスマスプレゼントのようです。

 2019年は、大型に比べて中・小型株・新興市場銘柄のパフォーマンスが極端に悪かったです。これは、この東証市場再編で、現在の東証1部の銘柄の中で時価総額が小さい銘柄は東証1部から転落する可能性があったからです。

 現在、東証1部に上場していると、上場の翌月末に東証株価指数(TOPIX)の構成銘柄に自動的になります。現在(2019年11月末)の東証1部の時価総額は約640兆円です。日本最大の機関投資家である、国民の年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の2018年末の国内株式の残高が38兆6556億円となっており、この約9割がTOPIX連動で運用されています。

 そのほかに日本銀行が年間6兆円のペースでETF(上場投資信託)を買っており、その多くがTOPIX連動です。そのほかの年金・投信などでもTOPIX連動運用が多いので、全体として約60兆円程度がTOPIX連動運用されており、東証1部の全銘柄の発行済み株式の約9%をTOPIX運用で購入している計算になります。

 逆に東証1部から転落すれば、浮動株比率にも影響されますが、大雑把には発行済み株式数の約9%の株式が売却されることになります。だから、東証1部から転落する可能性のある中・小型銘柄は非常に買いにくく、株価が低迷していたのです。

 また、現在の東証1部への指定替えの基準は、東証マザーズ・2部からは時価総額40億円、東証ジャスダックからは時価総額250億円となっています。時価総額100億円の東証ジャスダック銘柄が東証1部に指定替えする場合、一旦東証2部に指定替えをしてから、東証1部に指定替えを再度行うことになります。

 このジャスダックから2部への指定替えが2018年には20銘柄もあったのに、2019年には9銘柄に激減しています。わざわざ東証1部に指定替えしても、市場再編で転落の可能性があったからでしょう。

 東証1部の中・小型銘柄の軟調が、マザーズ・ジャスダックなどの新興市場銘柄にも悪影響を与えていたのです。今回の市場再編で、一旦東証1部に指定替えになった銘柄は、希望すれば新1部に移れることになったので、2020年は東証1部への駆け込み上場が増加しそうです。

 相場の福の神の2020年の注目銘柄は、ズバリ「東証1部駆け込み上場」銘柄です。現時点で、2020年に指定替えの可能性が高い5銘柄をご紹介いたしましょう。

ハイパー (3054)東証2部 1月7日終値 730円

 ハイパーは、東京都中央区日本橋堀留町に本社がある法人向けパソコン販売と、アスクル代理店が2本柱の企業です。法人向けパソコン販売は大手・中堅・中小企業まで幅広く、小ロットから販売しています。パソコンは毎年、新機種が販売されますが、旧機種を大量仕入れすることにより、価格競争力のある価格で販売しています。販売数に応じたフロー収益のビジネスです。

 アスクル代理店は、新規顧客獲得はマーケティングコストがかかりますが、リピート率も高く、既存顧客のメンテナンスコストは低いので、ストック型のビジネスです。この2つのビジネスモデルの異なった収益源を持つのが、ハイパーです。

エヌリンクス (6578)東証2部 1月7日終値 431円

 エヌリンクスは、NHKの営業代行がメインビジネスです。また、メディア事業に注力しており、「登録したらあとは待つだけ」をコンセプトに、チャット形式を取り入れ、365日深夜でも家探しをお手伝いし新しい家探しの形を提供する「イエプラ」、スマートフォン向けゲームアプリの攻略サイト「アルテマ」、バーチャルYouTuberの制作を行うサービス「クリエイトVT」などを運営しています。光通信の保有比率が上昇しており、その思惑で昨年末にかけて株価が急上昇しています。

フェイスネットワーク (3489)東証マザーズ 1月7日終値 1445円

 フェイスネットワークは、東京都渋谷区千駄ヶ谷に本社がある新築一棟マンションを販売する不動産会社です。「城南3区」と呼ばれる世田谷区・目黒区・渋谷区を中心にマンション用地を取得し、そこに投資用マンションを建設、投資家に一棟売りするのがメインビジネスです。土地の仕入れ、ファイナンス(資金調達)、設計、建設、物件管理、物件売却、さらには税金対策までワンストップで行えるのが大きな強みです。

 メインブランドは、RC(鉄筋コンクリート)造をメインとし、無機質でスタイリッシュなデザインと優れた耐震性、セキュリティを実現し、今の時代に求められる品質を追究した投資型一棟マンションの「グランデュオ」です。

アイリックコーポレーション (7325)東証マザーズ 1月7日終値 1399円

 アイリックコーポレーションは、東京都文京区本郷に本社がある日本初の来店型保険ショップ「保険クリニック」を運営している企業です。システムを自社開発しており、保険分析・検索システム「保険IQシステム」により、顧客からじっくりヒアリングして、システムに入力すると、その方に一番合った保険を選ぶことができます。

 また、システムの提供・教育研修・販売支援などの事業や、前述の保険IQシステムをはじめ、保険の販売支援を行うためのシステム開発なども行っています。システムを自社開発していたことから、企業の人材難・生産性向上に役立つ画期的な人工知能OCR を用いた WEB クラウドサービス 「スマート OCR クラウドサービス」の提供を開始しており、高い利益率とともに急速な成長の可能性があります。

ブリッジインターナショナル (7039)東証マザーズ 1月7日終値 1915円

 東京都世田谷区若林に本社がある、電話やメールで行う非訪問型営業(インサイドセールス)がメインビジネスの企業です。少子化や働き方改革で従業員の生産性アップが大きな経営課題となる企業にとって、大きな解決策となるインサイドセールスをアウトソースできる、上場企業ではオンリーワンのニッチトップ企業です。

 インサイドセールス業界自体も大きな成長が期待できる上、ブリッジインターナショナルはAI(人工知能)を活用して、さらなる生産性アップにより、業界以上の大きな成長が期待できます。

(文=藤本誠之/マーケットアナリスト)

●藤本誠之(ふじもと・のぶゆき)
「相場の福の神」の愛称を持つ証券アナリスト。
年間300社を超える上場企業経営者とのミーティングを行い、個人投資家に真の成長企業を紹介しています。「まいど!」のあいさつ、独特の明るい語り口で人気。ラジオNIKKEIで4本の看板番組を持ち、その他テレビ出演、新聞・雑誌への寄稿も多数。

日興證券、マネックス証券、カブドットコム証券、SBI証券などを経て、現在は、財産ネット株式会社の企業調査部長。日本証券アナリスト協会検定会員、ITストラテジストAll About株式ガイド。著書:難しいことは嫌いでズボラでも 株で儲け続けるたった1つの方法(SBクリエイティブ)など。

※本サイトで紹介する意見や予測は筆者個人のものであり、所属する会社や会社のアナリストとしての意見や予測を表すものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。

みずほ銀行が振込手数料を大幅値上げ…三菱UFJ銀行は口座管理手数料を導入か?

 2020年は銀行預金者受難の年となりそうだ。まず近いところでは、3月からみずほ銀行が振込手数料を改定すると発表している。ATMで現金またはキャッシュカードを使って自行の同一支店および本支店に振り込みを行う際の手数料が値上げになるのだ。値上げ幅は110円。

 それを聞くと、ずいぶん無茶な……という気がするが、さにあらず。3大メガバンクのうち、ほかの2行を同一条件で比べてみると、実はこれまでみずほが安かったのだとわかる。ATMで現金を使っての振込手数料は、3月の段階でやっと横並びになるだけなのだ。

 しかし、見過ごせない値上げも実はある。ATMでキャッシュカードを使って振り込む場合がそれだ。みずほの同一店や本支店への振り込む場合の手数料は、改定前は無料だったのが、いきなり220円もかかることになる。同じ条件で見れば、三菱UFJ銀行や三井住友銀行は、同一支店は無料、本支店へは110円だから、飛び抜けて高い。さらに他行あての3万円未満の振り込みも330円と、これまたライバル行より高く設定した。

 また、手数料の優遇などが目玉だった「みずほマイレージクラブ」の判定基準および特典内容も変更する。これは、近々の2020年1月末の利用状況が対象になる(特典内容の変更は3月1日より)。これを見ると、こちらでも振込手数料無料特典はみずほダイレクトの利用時のみで、ATM特典は終了に。

 さらにびっくりしたのが、無料で利用できるコンビニATMの対象から、セブン銀行とローソン銀行が外れたことだ。セブン銀行が無料で使えなくなるのなら、マイレージクラブのサービスに果たして魅力はあるのだろうか? 3月からは、無料で使えるコンビニATMはイーネットのみだそうだ(利用状況に応じて月1~3回まで無料)。現在、セブン銀行で下ろしているという人は注意しよう。

口座管理手数料の衝撃

 みずほ銀行の振込手数料の値上げ、そして無料で使えるコンビニATMの激減は、むろん口座保有者にとってはサービスの改悪だ。こうした銀行をめぐるネガティブニュースに事欠かない昨今でも、かなりの驚きを持って報道されたのが、三菱UFJ銀行が検討しているという口座管理手数料の導入だろう。

 口座管理手数料というと、すべての口座にかかると思いがちだが、本件の場合はそうではない。2年間入出金などの動きがない「不稼働」のものに限り、年間1200円の手数料を差し引くという。毎年手数料を引き続け、残高がゼロになった時点で自動解約になるという仕組みだ。

 同様の口座維持手数料は、りそな銀行や地方の信用金庫などですでに採用されている。2004年から導入済みのりそなの場合、最後の出し入れから2年以上、一度も預け入れまたは払い戻しがない普通預金口座が「未利用口座」となる。ただし、残高が1万円以上、あるいは同一支店に普通預金以外の金融資産(定期預金、財形預金、投資信託、外貨預金、国債など)が1円以上ある場合などは対象外だ。

 未利用口座の対象になると、まず文書で通知が届く。その文書を出してから一定期間(約3カ月)以内に出し入れ、あるいは解約の手続きをしないでいると、未利用口座管理手数料1320円(税込み)の引き落しが開始されるという流れだ。

 もし三菱UFJが導入するとすれば、同じような手続きになると想定される。ただし、不稼働口座の対象になるのは、この制度が導入されて以降に新規開設された口座に限られる。今ある口座すべてが対象というわけではなさそうだ、少なくとも現段階では。

銀行口座を解約するには?

 不稼働口座に似た騒ぎで言えば、2019年から発生している「休眠預金」もあった。こちらも10年間出し入れなどがない預金を公益活動に充てる資金として活用しましょう、というもの。主旨は違うが、銀行としては、とにかく使われない口座にかかるコストを減らしたいし、これを機会に口座保有者に解約手続きを進めてほしいのだろう。

 では、解約したいときの手続きから説明しよう。休眠預金の際に、筆者が行った体験をベースに説明していく。まず、銀行の合併により、通帳に書いてある銀行名が今どうなっているか不明の場合は、全国銀行協会の「銀行変遷史データベース」で調べるといい。現在引き継いでいる銀行がわかれば、そのホームページに行って「長い間使っていない口座」等を検索すると、手続きが載っている場合もあるし、なければカスタマーサービスなどに問い合わせよう。メガバンクの場合は、最寄りの支店で解約手続きができることが多い。

 手続きに行くなら、とにかく関係ありそうなものを全部持っていくほうがいい。通帳、キャッシュカード、印鑑(銀行届出印が望ましいが、どれかわからない場合は別の印鑑でもいい。再登録するために必要になる。旧姓でつくった口座なら現在の姓の印鑑も)、本人確認書類(現住所がわかるもの。女性で姓が変わっている場合は戸籍抄本も取っておく)など、二度手間を防ぐために用意できるものは全部だ。

 また、古い口座を開いたときの住所を聞かれることがあるため、昔の住所録や当時の年賀状が残っていれば、それもあるといいかもしれない。これだけ揃っていれば、口座の現在の状況や残高がいくらあるかは調べてもらえるはずだ。

 ただし、口座を開いた支店そのものがなくなっていたとすると、本部へ照会するために少し時間がかかることもある。筆者の場合も、古い口座のひとつが今は存在しない支店のもので、どこの支店に口座が移ったかすぐに判明しなかったため、その日は帰宅し連絡を待つことになった。そうやって調べてもらってわかった残高を引き出すにも、届出印が手元になければ新しい印鑑を登録し、それを使って下ろすという手続きが必要となる。解約するにもなんだかんだと手間と時間はかかるのだ。

 なお、解約せずに口座を復活させる場合は現住所に変更したり、既婚女性が独身時代の口座を使うなら氏名変更および印鑑の変更もしなくてはならない。やたらと何枚もの書類を書き、やっとゴールにたどり着ける。筆者は記事を書く目的もあって実行したが、普通の人はかなりへこたれるだろうし、そもそも平日の銀行窓口にのんびり出かける時間などあるのかが疑問である。

保有口座がどんどん増えていく現代社会

 今回の口座管理手数料問題は、マイナス金利の影響で銀行が稼ぎにくくなったとか、使っていない口座の維持コストがバカにならないとか、いろいろ言われているが、それは我々利用者のせいなのだろうか。

 そもそも、積極的に自分から○○銀行に口座を開きました、という人は少数派だろう。アルバイト先、勤務先、家賃の支払いのためにと、その銀行と支店を指定されたから、自然と増えていったはずだ。

 筆者も、当時勤めていた会社に給与振込口座のほかに経費精算用の口座をつくれといわれ、指定された支店に社員全員がつくらされた。さらに転職先でも同じことが起き、給与振込先が三菱UFJ銀行だというのに、同行の別の支店で新たにつくれという。そのせいで、結局同じ銀行に4つくらいの口座があるが、自分で開いたのは大学時代のひとつだけだ。

 同じ銀行のはずなのに、融資先との関係が支店ベースだからという理由で、どんどん口座が増えていくのが日本社会の現状だ。これをユーザーが口座を解約せず放置しているのが問題だ、住所変更もろくにせずに怠慢だから口座維持手数料を取ります、というのはどうにも解せない。

 銀行は口座維持コスト云々を言うなら、いっそ支店をなくして今後は通し番号にしたらどうなのか。それなら同行内で口座もひとつ、通帳もひとつで、口座売買も防げる。ウィンウィンでみなハッピーではないか。どうせ近い将来マイナンバーで名寄せをするつもりなのだろうから、銀行側もシンプルな設計に変えてはいかがだろう。そういう改革なら、我々のほうには不利益なく、何も困らないのだから。

(文=松崎のり子/消費経済ジャーナリスト)

●松崎のり子(まつざき・のりこ)
消費経済ジャーナリスト。生活情報誌等の雑誌編集者として20年以上、マネー記事を担当。「貯め上手な人」「貯められない人」の家計とライフスタイルを取材・分析した経験から、貯蓄成功のポイントは貯め方よりお金の使い方にあるとの視点で、貯蓄・節約アドバイスを行う。また、節約愛好家「激★やす子」のペンネームでも活躍中。著書に『お金の常識が変わる 貯まる技術』(総合法令出版)。Facebookページ「消費経済リサーチルーム」

韓国K-POPとAKB48のコラボ「IZ*ONE」得票数操作疑惑、運営元が関与の疑い

活動中断に追い込まれた「K-POPとAKB48のコラボ」

「K-POPとAKB48のコラボ」として誕生した「IZ*ONE(アイズワン)」は、AKB48グループの日本人3人を含む日韓合同女性アイドルグループだ。韓国の公開オーディション番組「プロデュース48」を通じて結成され、2018年10月に韓国、19年2月に日本でデビューした。日本でのデビューシングルをプロデュースしたのは、秋元康氏だ。同年4月には2ndミニアルバムが韓国で初週売上記録を更新、7月にはMVがYouTubeで1億回再生を記録するなど、日韓双方で高い人気を集めていた。

 ところが昨年10月29日に1stフルアルバムのティーザーを公開したのを最後に、その活動にストップがかかった。11月11日リリース予定だったアルバムは、発売延期。それと前後してライブやイベントがキャンセルされたばかりか、12月4日には日本公式ファンサイトのコンテンツ更新と新規入会の受付停止が告げられた。

 理由はほかでもない、韓国で今年7月からK-POP業界を揺るがしている「八百長」騒動だ。

スターを続々輩出したオーディション番組の暗部

 IZ*ONEを生んだ「プロデュース48」は、韓国の音楽専門チャンネルMnetが制作する公開オーディション番組「PRODUCE 101」シリーズの第3シーズンにあたる。同シリーズはアイドル練習生などがサバイバル形式で絞り込まれ、最終選抜に残った十数名にグループとしてデビューする機会が与えられる内容。参加者の当落を決めるのは、番組内で「国民プロデューサー」と呼ばれる一般視聴者の投票だ。

 16年放送の第1シーズンでは11人組女性グループ「I.O.I」、翌17年の第2シーズンでは男性11人組の「Wanna One」が、それぞれ101名の参加者から選抜されてデビューを飾った。18年の第3シーズンは、製作陣に秋元氏が参加。AKB48グループの39名を含む計96名から12人組のIZ*ONEが選抜される過程が、日韓で同時放送された。

 そして昨年放送の第4シーズン「プロデュース X 101」では、11人組男性グループ「X1」が8月にデビュー。だがX1はその当初から「八百長」疑惑が騒がれ、やはり11月に入って活動が中断していた。

数学的に検証された得票数の「八百長」

「八百長」騒動に火がついたのは、第4シーズンの最終順位が発表された昨年7月19日。番組を見ていた熱心な視聴者が、得票数の人為的な規則性をネットで指摘したのが発端だ。上位20人の得票数についてその前後との差分を求めてみたところ、同じ数字の繰り返しがいくつも見つかったという。さらに検証を行った結果、20人のうち19人の得票数が一定の計算式の解とぴったり一致することが突き止められた。

 メディアの「やらせ」疑惑は韓国でも珍しくないが、「PRODUCE 101」は視聴者による投票の一部が運営者に収益として入る有料のSNSで行われており、金銭問題も絡んでいる。こうした点を問題視する視聴者たちはネットで「真相究明委員会」を結成し、番組制作者を詐欺及び偽計業務妨害の疑いで告訴。偽計業務妨害は、放送局が企画したアイドル発掘・育成という業務が番組制作者の詐欺行為で妨害された、という趣旨だ。またMnetの運営企業であるCJ E&Mも、自らを被害者として警察に捜査を依頼した。

 捜査の結果、警察は11月6日に番組の総括プロデューサーK氏とディレクターA氏を業務妨害、詐欺、背任収財、請託禁止法違反の疑いで逮捕。また番組及び芸能プロダクション関係者8人が、同月に送検された。

全4シリーズで4年越しの「八百長」が発覚

 一連の捜査から、「PRODUCE 101」の全4シリーズにわたってオーディションの「八百長」が行われていた実態が浮かび上がっている。

 第1シーズンでは参加者を61人に絞り込む過程で得票数を操作し、上位の2人を脱落者2人と入れ替えた。続く17年の第2シーズンでも同様に下位と上位の入れ替えを複数回行い、そのうち1人がWanna Oneメンバーとしてデビューしたとされている。

「八百長」はAKB48とコラボした18年の第3シーズン、「プロデュース48」でいっそう大胆になる。逮捕されたプロデューサーらは中間投票の結果が気に入らず、3次選抜された20人のうちデビューさせる12人を事前に選定。最終選抜の順位や得票数を任意に操作して、視聴者を欺いた。

 第4シーズンでも、過去にデビュー歴のある参加者を落とすなど順位の入れ替えがたびたび行われた。デビューするメンバーを決める最終選考でもやはり、順位や得票数の操作が行われたことが明らかになっている。

巨大化したK-POPビジネスの不正はどこまで明らかになるか

 逮捕されたディレクターA氏はまた、芸能事務所から47回にわたって計4684万ウォン(約440万円)相当の接待を受けたとの疑いも持たれている。番組及び芸能プロダクション関係者らはこのように共謀して、被害者であるCJ E&Mのアイドル選抜・育成業務を妨害した、というのが検察の判断だ。摘発された関係者らは第1~第2シーズンの成功を受けて、次も成果を上げなくてはというプレッシャーがあったとも伝えられている。

 だが現地では、CJ E&Mの関与を疑う報道もある。第2シーズンでデビューしたWanna Oneは1年半の活動で1000億ウォン(約94億円)を稼ぎ出し、CJ E&Mはその25%を手にしていた。第3シーズンからは、CJ E&Mの取り分が50%になっていたという。大手紙「朝鮮日報」は一介のディレクターによる犯行という見方に否定的な業界内部の声を紹介しつつ、「放送局と芸能プロダクションが共同で巨大ビジネスを手がける『プロデュース101』は、本質的に癒着疑惑と無縁でない」との見解を示した。

 そのCJ ENMは昨年12月30日に代表取締役が会見を行い、「失望を抱かせた」ことについて謝罪。同時にIZ*ONE及びX1が早く活動再開できるよう、全面的に支援すると明らかにした。また両グループを通じた利益を放棄、K-POP発展のための基金を創設するとも述べている。

 だがX1はメンバー個々の所属事務所間で今後に関する話し合いがまとまらず、今年1月6日になって解散を発表。一方のIZ*ONEは、いまのところ活動再開に向けて動きつつあるようだ。

 大きな期待と注目を集めてデビューしながら、異例の事態に見舞われたIZ*ONEとX1。番組制作者の八百長がアイドル志望の若者に与えた傷は、どこまで広がっていくのだろうか。

(文=高月靖/ジャーナリスト)

六代目山口組の年末年始の動きにも垣間見られる、髙山若頭の影響力

 六代目山口組では毎年大晦日になると、神戸市灘区にある六代目山口組総本部に全国から直系組長らが集結し、新年を越す行事が行われていた。その際、司忍組長が最高幹部を従え、総本部近くの護国神社へと初詣するのがならわしだったが、今年は総本部が使用制限を受けていることから、直系組長らが総本部へと集結することができなかった。そのため、護国神社への初詣は六代目山口組を代表する形で、執行部の一端を担う二代目竹中組組長の安東美樹若頭補佐と、総本部に住民票を置いている直系組長らのみで行われた。

「関連事務所の使用制限を受け、一部開催を控える公式行事があったとしても、六代目山口組は粛々と伝統行事を執り行い続けている。そうした方針は、特定抗争指定暴力団に指定後も変わらないのではないか」(業界関係者)

 昨年末から六代目山口組では大きな動きがあるのではないかと一部で囁かれていたのだが、実際、同組織の動向は以前とは異なりを見せていると多くの関係者が口にしている。その一例として挙げられるのが、徹底され始めた情報統制などだが【参考記事「髙山若頭体制で徹底される情報統制」】、その原動力となったのが、やはり六代目山口組の司令塔ともいわれる髙山清司若頭の社会復帰だろう。

「厳密にいえば、髙山若頭の出所直前から、六代目山口組の動きが変わってきたといえるのではないでしょうか。それほど、髙山若頭の存在は、六代目山口組組員にとって大きな影響を及ぼすということ。あくまで組織のトップは司忍組長で、名実ともに六代目山口組の頂点です。六代目山口組の象徴であり、シンボルなんです。そのために、政(まつりごと)といった組織運営に司組長が直接関わることはありません。そこで采配を振るうのが、ナンバー2の髙山若頭となるわけです。その髙山若頭が一線へと復帰したのですから、否が応でも士気が上がっているのではないでしょうか」(ヤクザ事情に詳しいジャーナリスト)

 筆者は毎年、大晦日になると思い出すことがある。筆者が所属していた組織(六代目山口組二次団体)の親分が六代目山口組総本部で年を越されるために、運転手とともに親分の本宅へと午後10時ごろに迎えに上がり、親分を総本部へと送り届けて、いったん本部事務所へと戻るということを続けている時期があった。そして、年が明けると再び総本部へと親分を迎えに上がり、本部事務所へと帰るのである。その際、司組長からのお年玉を、親分の手を介して、三役と呼ばれる二次団体の3人の幹部ももらうことができるのだ。筆者もその1人であった。

 司組長の名前が入ったお年玉袋を、親分から初めていただいた時のことは鮮明に覚えており、最近でも大晦日になれば、その時の記憶が蘇るのである。まさかあの時代、六代目山口組が分裂することも、六代目山口組総本部が使用制限を受けることなども誰が想像できただろうか。

 閑話休題。そして、年が明けた1月5日。全国から六代目山口組の直系組長が名古屋へと集結。初顔合わせとなる新年会が行われたのである。

「名古屋市内の関連施設に集まる親分衆は白ネクタイに礼服でした。表情は厳粛のなかにあっても柔らかく、特定抗争指定や分裂状態を憂いているような表情にはまったく見えませんでした。ヤクザである以上、どのような状況でも泰然自若と受け入れるといった姿勢の表れではないでしょうか」(地元記者)

 昨年暮れには、新年会の際に大きな人事発表があるのではないかと噂されていたというが、実際にはそういった発表などもなく、令和2年の新年会は滞りなく終了したという。そして、その日から2日後の1月7日、官報へ公示され、六代目山口組と神戸山口組が正式に特定抗争指定暴力団に指定されたのである。

(文=沖田臥竜/作家)

●沖田臥竜(おきた・がりょう)
2014年、アウトローだった自らの経験をもとに物書きとして活動を始め、『山口組分裂「六神抗」』365日の全内幕』(宝島社)などに寄稿。以降、テレビ、雑誌などで、山口組関連や反社会的勢力が関係したニュースなどのコメンテーターとして解説することも多い。著書に『生野が生んだスーパースター 文政』『2年目の再分裂 「任侠団体山口組」の野望』(共にサイゾー)など。最新刊は、元山口組顧問弁護士・山之内幸夫氏との共著『山口組の「光と影」』(サイゾー)。

白石麻衣、乃木坂卒業後は苦戦の懸念要因…歌と演技に低評価、口パク疑惑も再燃

乃木坂46・白石麻衣 公式サイトより

 アイドルグループ・乃木坂46白石麻衣が卒業を発表した。1期生としてグループを支え続けた白石の卒業発表を受けて、芸能界内外から惜別の声が巻き起こっている。

 白石は1月7日更新のブログで、「次のシングルをもちまして乃木坂46を卒業します。2020年始まったばかりなのに、最初のブログが卒業の話しでごめんなさい」とファンに謝罪。卒業は25歳を迎えた2年前頃から考えていたと明かし、「後輩も頼もしく成長していき、私ももう乃木坂で甘えてられないなと思い昨年の夏頃に改めて卒業のことを考え決断致しました」と綴っている。

 白石の卒業発表に元・乃木坂46で同期の生駒里奈も反応しており、インスタグラムのストーリー機能を使って「乃木坂をずっと引っ張ってくれてありがとう。乃木坂の美しさは貴女だと思ってます」と投稿。また7日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)では、乃木坂46と共演番組を持つMCのバナナマン・設楽統が「ちょっと寂しいですけど、これから個人の活躍を期待したい」とコメントした。

 ファンからも白石へのエールが相次いでおり、ネット上には「間違いなく乃木坂46の功労者。むしろよくここまで残ってくれた!」「ファンを悲しませることなくアイドルとして輝いてましたね。まさに有終の美だと思います」「白石麻衣きっかけで乃木坂ファンになったので、卒業後も彼女を応援していきたい」など、これまでの功績を称える声が目立つ。

 白石といえば1月1日、セカンド写真集『パスポート』(講談社)の累計発行部数が38万部に達したことが発表されたばかり。さらに、昨年12月には写真集の功績を称えられ「野間出版文化賞・特別賞」を受賞しており、講談社の販売担当者が「3年にわたって重版を続ける写真集界の“金字塔”です」とコメントしたことでも注目を浴びた。

 白石はこれまでスキャンダルを報じられておらず、“プロ意識”の高さを評価されているが、演技や歌唱力については批判を受けてきた。たとえば、2018年8月放送の連続テレビドラマ『絶対零度 ~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)にゲスト出演した際には、劇中でウェディングドレス姿を披露。その美しさが評判になると同時に、「演技が下手すぎる」と厳しい声が殺到した。

 またステージでは、たびたび“口パク”が疑われ、昨年12月放送の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)でも疑惑が再燃。白石は歌手・鈴木雅之とデュエットソングを披露したものの、視聴者から「鈴木雅之だけ生歌で白石麻衣は口パク? 違和感がある」「鈴木さんを相手に下手な生歌は歌えないよね」と指摘されていた。

 白石は卒業後も芸能活動を続けるという。演技も歌も評価が低いが、グループ卒業という転換点に立ち、これからどのような活躍を見せてくれるのだろうか。また、絶対的なエースだった白石を失った乃木坂46が、今後どう成長していくのかにも関心が集まる。

(文=編集部)

パチスロ6号機『ジャグラー』ついに降臨!話題のスペックは「激アマ」仕様!?【新台プレス発表会『北電子』編】

 

 パチスロ界で模範となるノーマルタイプを作り続けてきたメーカー・北電子。そんな同社が誇る人気機種『ジャグラー』初の6号機が、ついに我々の前に姿を現した。

 今回は『新ジャグラー』の新機種発表会の様子をお届けしたい。

 ついにベールを脱いだ本機の名はなんと『アイムジャグラーEX』であった。初の5号機ジャグラーと全く同じ名前が付けられている。

 これにはキチンと理由がある。代表取締役の小林友也氏、顧客需要調査室室長の川崎俊也氏の両名によれば「我々は変わらぬ楽しさを提供したい。入れ替え後にユーザーの方々が新機種だと気付かないことが目標。それほど旧アイムジャグラーEXに寄せた」とのことだ。

 確かに、ステージから白煙を切って登場した筐体は5号機の『アイムジャグラーEX』に酷似している。しかし、もちろん全く同じではない。リール上部には「JUGGLER」と書かれたロゴが用意されている。実はフルモデルチェンジしているのだ。

 続いて川崎俊也氏とパチスロライター・ガリぞう氏とのパネルトークで進められた。まず話題になったのが「ボーナスの新告知方法」だ。上述したロゴがレインボーに光る告知、「CHANCE」が点灯する告知などが発表された。後者の告知は「ジャグラーV」以来だという。

 次に話題に上がったのがスペックである。BBは252枚獲得、RBは96枚となっている。ベースは約40ゲームとのことだ。

 5号機と比べ「BBは60枚減少」「RBは8枚減少」「コイン持ちは約5ゲーム加算」となった。特筆すべきは全体のボーナス確率と出玉率が上がっている点だ。

 特に出玉率が上がった点はガリぞう氏も感嘆の声を漏らしていた。

 6号機の基準により、ノーマルタイプのビッグボーナスは理論上最大約280枚が限界である。ボーナス確率を考えれば、252枚という獲得はかなり攻めた数字である。

「試打をしての第1印象は『本当に変わらない』『確かにジャグラーを打っている』というものですね。リール上は『旧アイムジャグラー』と全く変わらないと思いました。そして『確かにコイン持ちが良くなっている』と実感できました。これは恐らくメイン小役である“ぶどう”が7枚から8枚に増えていることが関係しているでしょう。

追加された“CHANCE”が点灯する告知も運良く確認することができました。この違和感は気持ちが良いですね。

更に追加された告知方法もあるようなので楽しみです。BBの出玉感は、60枚の差を特に感じませんでしたね。ボーナス確率が上がっている分“ジャグ連”を体験する機会も増えそうですよ。好評を得られると思いますね」(パチスロライター)

「入れ替え後にユーザーの方々が新機種だと気付かないことが目標」との宣言にも納得。そこへ新しい楽しさが追加され、スペックもアップしている。ファンも納得の仕上がりと言えるだろう。

 本機のリリースは2020年春を予定。始動した『新ジャグラー』の活躍に期待は高まる。

■『アイムジャグラーEX』

©KITA DENSHI

アマゾン配達員動画に批判だけでなく同情も 「再配達」の過剰負担

正解のないWEBマガジン~wezzyより】

「GettyImages」より

 大手ECサイトAmazon(アマゾン)の配達員が、配達中の段ボールを放り投げる動画がネットに拡散され、物議を醸している。

 匿名ユーザーがTwitterにアップした問題の動画は、現場を通りかかった車のドライブレコーダーで撮影されたものだという。住宅街に停車した軽トラックから、配達員が段ボールを取り出して乱暴に放り投げる様子が映り込んでいた。

 京都新聞2020年1月6日付の記事によれば、アマゾンジャパンは同紙の取材に「該当のドライバーに対し、適切な措置を講じている」「このような行為は容認していない」とコメントしているという。

【フェアリーS(G3)展望】「アメリカ帰り」JRAルメールVS「絶好調」マーフィー対決! オーロラフラッシュかシャインガーネットか? 荒れる牝馬重賞を制するのは!?

 

 13日(月)に中山競馬場にて3歳牝馬戦線最初の重賞となる、フェアリーS(G3)が開催される。

 中山のマイルということで、クラシックに直結しない感は否めないが、NHKマイルC(G1)を制したアエロリットやヴィクトリアマイル(G1)2着のプリモシーンなどがこのレースをステップに出世している。

 また、過去10年で1番人気が3連対しかしておらず、馬券的な妙味もあるレースである。

 今年は27頭が特別登録しており、フルゲート18頭は確実な状況だ。中でも注目を集めているのが、C.ルメール騎手騎乗のオーロラフラッシュ(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)だ。

 外国産馬で父は日本でも活躍馬の多いフランケル。8月の札幌でデビューするが、5着と掲示板を確保するに留まる。2週間後の未勝利戦に出走するが、ここでもクビ差及ばず2着に終わる。仕切り直しで10月の東京未勝利戦に出走。ここでは圧倒的な1番人気に応え、上がり最速の脚を披露して快勝。東京スポーツ杯2歳S(G3)に唯一の牝馬として参戦。勝ち馬の強さが目立ったレースだったが、4着と好走してみせる。

 中間の調整も順調なようで、「体がしっかりしてきて体調は上向き。今回は牝馬同士だし、1勝馬が多い組み合わせなら重賞でも楽しみ」と陣営はコメントしている。

 無敗の2勝馬の1頭がアヌラーダブラ(牝3、美浦・萩原清厩舎)だ。

 9月の中山でデビュー。圧倒的な1番人気に推され、危なげなく勝利を飾る。続いて東京の2歳1勝クラスの条件戦に出走。ここでも圧倒的な1番人気に推され、好位から抜け出す競馬で上がり最速となる33.3秒の脚を披露して連勝する。

 1週前追い切りは美浦南Wコースで行われ、単走で6F 80.8-11.9秒と好タイムをマーク。前走よりさらに気配が上向いている。

 無敗の2勝馬、もう1頭はシャインガーネット(牝3、美浦・栗田徹厩舎)だ。

 9月の中山でデビュー。前目から進出している競馬で、後続をアタマ差抑えて勝ち星を挙げる。続いて赤松賞(1勝クラス)に出走。ここでも好位から進出する競馬で、半馬身差しのいで連勝を飾る。

 1週前追い切りでは、新コンビとなるO.マーフィー騎手を背に、美浦南Wコースで5F 67.3-12.4秒をマーク。好調さをキープしている。

 1勝馬ながら、新馬戦でインパクトを与えたのがダイワクンナナ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)だ。

 母ダイワスカーレットという良血で、父はノヴェリスト。11月の東京でデビューするが、2番人気だった。スタートから3番手につけるレース展開で、直線抜け出すとそのまま後続を突き放し、3馬身半差をつけて完勝する強い内容だった。

 このほか、2勝馬のスマイルカナ(牝3、美浦・高橋祥泰厩舎)や、ペコリーノロマーノ(牝3、美浦・久保田貴厩舎)らに注目しておきたい。

 今年最初の3歳牝馬対決。荒れるこのレースを制して、今後活躍する馬は出てくるか?

片瀬那奈「医療健康番組」出演に騒然……消えない薬物沢尻エリカとの「ばかうけクラブ映像」の衝撃

 

 昨年、女優沢尻エリカの薬物逮捕により「とばっちり」を受けている女優の片瀬那奈。

 クラブで大はしゃぎする沢尻とともに「ばかうけ」を食べながらいる映像が流出したことで「まさか片瀬も……」というウワサが流れることになった。本人がテレビで「(沢尻の薬物使用を)全く知らなかった」というのも、怪しさを増大させた原因だ。その後本人が「薬物検査」を自ら申し出、「シロ」と断定されている。

 とばっちりも甚だしい状況の片瀬だが、流出映像のインパクトがあまりにも強かったのか、年末年始もバラエティ番組に出るたびに「あ、片瀬だ」「テレビ出て大丈夫か」などというネットの声は少なくない。

 そんな中、片瀬が『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)に出演したのだが……。

「内容は【新春!芸能人余命宣告SP】だったのですが、片瀬が出演したことで騒然。日常生活から問題ある芸能人に余命宣告をしていく、というものでした。

 ネット上では『片瀬那奈の日頃の生活って』『別の問題出ないよね』など、心配そうなコメントが相次ぎました。当然ながら特に問題はなかったようです。

『格付けチェック』(テレビ朝日系)にも出演していましたし、最近また仕事が増えている印象ですね」(記者)

 とりあえず心配はいらないようだ。