風俗店が違法なスカウトを利用→税務調査で税漏れ指摘!「正しく納税」主張し追徴課税を回避!

 元国税局職員、さんきゅう倉田です。風俗店の調査で、積極的に見るところは「履歴書」です。

 所得税法の通達には、「その収入の起因となった行為が、適法であるかどうかを問わない」とあります。平たくいえば、「犯罪で得た収益も、税金がかかりますよ」という意味です。犯罪を容認するわけではないけれど、所得があれば、正しいお仕事で得た収入と同じように、平等に課税されるようになっています。

 たとえば、風俗やキャバクラのスカウト行為。都道府県の迷惑防止条例によって、スカウトは禁止されています。それでも、スカウトを行っている人はたくさんいて、彼らには一定の金員が支払われています。

 スカウトする人は所得税の申告が必要ですし、スカウト料を支払った事業者は、その代金を損金に算入できます。今回は、大阪で複数の風俗店を経営する法人に税務調査が入り、スカウト料を否認された事例を紹介します。

 Aさんは、大阪市内で風俗店をいくつか営んでいます。店舗ごとに法人を設立し、それぞれ別の人物を代表取締役にしていました。

 ひとつの法人で複数の店舗を営業すると、仮にひとつの店舗が違法の認定を受けた場合に、他店舗も営業停止になってしまうため、店舗ごとに法人を設立するのだそうです。そして、代表取締役を実質経営者と別にするのは、税金の世界では所得の分散を図るためと考えることもあるのですが、実際には警察対応のリスクを回避するために行われているようです。

 Aさんは“実質の”オーナーですから、税務調査の際には表に出る必要があります。傀儡の代表取締役には任せておけません。税法や会計の知識があり、売上と損金すべてを把握しているオーナーが対応しなければ、不測の否認が行われる可能性があります。

スカウト担当者の存在が確認できず……

 Aさんが実際に税務調査に立ち会うと、5年間で5億円ほど計上していたスカウト担当者への支払いを、架空外注費だと指摘されました。Aさんにとっては寝耳に水です。毎月、しっかりと支払って領収証も保管していたからです。

 調査担当者は、こう指摘しました。

「毎月、50人ほどのスカウト担当者にスカウト料名目で支払っているようですが、複数名の名前と住所を調べたところ、どれも存在しないものでした。現金払いで、ほかに記録はありません。スカウト担当者なんて、本当はいないんじゃないですか?」

 確かに、1カ月分の支払いを毎月10日に現金で支払っていて、領収証以外に証拠がありません。スカウト行為は違法なので、偽名や偽の住所を書いている可能性は高いでしょう。契約書もなく、身分証明書を確認したこともありません。証拠を示せと言われても、その場で見せられるものがありませんでした。

A 「実際に支払っています。スカウト担当者がいなかったら、うちの女の子はどこからやってきたんですか。ホームページやTwitterから応募してきたとでも言うんですか。もちろん、そういう子もいますが、それはごく一部で、ほとんどがスカウトなんですよ。スカウト担当者がいなければ、女の子を集めることはできないんです」

調査担当者 「では、証拠を示してください。スカウト担当者がいるという客観的な事実を示してください」

A 「毎月10日に、前月のスカウト料を取りに来るので、それを見ていてください。後を追って住所や名前を確認するなり、声をかけて本人に聞くなりしてください。うちは支払った金額だけを、損金として計上しています。こういう業界ですが、申告と納税は正しく行っているつもりです」

 Aさんがそう言うと、調査担当者は「わかりました」とだけ言って帰っていきました。しかし翌月10日、調査担当者は現れず、後日のまとめではスカウト料が否認されることはありませんでした。

 風俗経営者が脱漏を企てることは、統計的にはよくあります。ただ、そのすべてがそのような意志のもとで経営を行っているわけではありません。司法と税務行政を分けて考え、違法なスカウト担当者を雇っても、納税は正しく行う。そうすることで、事業を拡大していく。それが、現代の風俗店経営のようです。
(文=さんきゅう倉田/元国税局職員、お笑い芸人)

●さんきゅう倉田
大学卒業後、国税専門官試験を受けて合格し国税庁職員として東京国税局に入庁。法人税の調査などを行った。退職後、NSC東京校に入学し、現在お笑い芸人として活躍中。2017年12月14日、処女作『元国税局芸人が教える 読めば必ず得する税金の話』(総合法令出版)が発売された。

「ぼくの国税局時代の知識と経験、芸人になってからの自己研鑽をこの1冊に詰めました。会社員が社会をサバイバルするために必須の知識のみを厳選。たのしく学べます」

パチスロ人気シリーズ最新作「重要ポイント」一挙公開! 高設定で「波ヲ超セ」!!

 まさしく前評判通り、いや、それ以上の活躍を見せているサミーのパチスロ6号機『パチスロ交響詩篇エウレカセブン3 HI-EVOLUTION ZERO』。

「波ヲ超セ」のキャッチフレーズに相応しい上乗せ性能と初代譲りの自力感の強さを併せ持ち、万枚報告も多く聞こえる本機だが、安定した勝負を望むのであるならば言うまでもなく高設定の奪取が必要不可欠である。今回は現時点で判明している重要ポイントを詳しくお伝えしよう。

 まず、本機は通常時のボーナス、とりわけエピソードBB出現率に大きな設定差がある。その数値は設定1が7559.1分の1なのに対して設定6は1687.6分の1。早い段階で複数回確認できた場合は、高設定に期待してよいだろう。

 エピソードビッグを除くビッグ時は終了画面に要注目で、「ホランド&タルホ」は奇数設定、「チャールズ&レイ」は偶数設定、「アネモネ&ドミニク」は高設定示唆。「アクセル」は設定4以上、「サクヤ」は設定6が濃厚となる。

 また、ビッグ終了画面では同社定番のサミートロフィーが出現する場合もあり、「銅」は設定2以上、「銀」は設定3以上、「金」は設定4以上、「キリン」は設定5以上、「虹」は設定6が確定。3001G~4000G、5000G以降は出現率が上昇し、基本的に偶数設定の方が出現しやすい傾向にある。

 REG中は前半パート20G間でキャラ紹介にて設定が示唆され、「メカ系」の頻出は高設定の可能性アップ。「ガリバー・ノルブ・グレッグ・デッカード・ウィル/マーサ・アクセル・ニルバーシュtype ZERO・ニルバーシュtype theENDsp2」は設定4以上、「DJ GREEN・ニルバーシュtype ZEROsp2」は設定5以上、「サクヤ・ダイアン・アドロック・ニルヴァーシュtype ZEROsp3」は設定6に大きな期待が持てる。

 このほか、本機は純ハズレからのコンパクカウントチャンス突入率、即ち謎コンパクカウントチャンス突入率に設定差がある模様。奇数設定は奇数周期、偶数設定は偶数周期でボーナス当選しやすく、設定6は早い周期で当たりやすいといった特徴もある。

 なお、本機は有利区間移行時は例外なくコンパクカウントチャンスに突入するので、朝イチでこの挙動が確認できればリセット濃厚。据え置きで前日にptが貯まっていた場合は、リプレイ成立時などに一気に加算されることも覚えておこう。

 

 

パチスロ『北斗』に攻略法!? 「激アツ」の検証が始動!!

 数あるパチンコ・パチスロ動画の中で、とりわけ「検証企画動画」が多い媒体が「ぺかる☆TV」である。

 当チャンネルのメインを務める「ゆうちゃろ」は破天荒なキャラクターで「面白いことをする」というスタンスには手加減がない。

 コスプレをして出演するのは当たり前、その発言や行動は予測不可能な域に達していて観ている視聴者がハラハラしてしまうことも度々だ。

 また、その破天荒は「運の良さ」「引きの良さ」にも現れている。収録中に『アナザーゴッドハーデス -奪われたZEUS Ver-』で2万枚を達成したことも大きな話題となった。

 運の悪い時の差が激しく、『CR戦姫絶唱シンフォギア』で「最終決戦」を4回スルーした後に全回転を引き単発で終了したり、『CR北斗無双』でSTを6連続スルーしたりなどの悲惨な目にもあっている。

 今回はそんなゆうちゃろが出演する『【有利区間関係ナシ】北斗天昇スルー打法を独占入手』をご紹介したい。

 この企画の趣旨は「パチスロ 北斗の拳 天昇」の激闘ボーナスを「ゲームアプリ」でスルーすれば実際のホールではATに当選しやすくなるのではないか、という仮説を検証するものである。

「そんなに何度も何度もスルーしないだろう」という考えのもと、ゲームアプリで7スルーした後にホールで実戦に挑む。

 ここでファンが期待してしまうのは「大量スルー」である。以前の「北斗無双」や「シンフォギア」の大量スルーが頭をよぎる。

 この人ならばもしかしたら10スルー、15スルーなどもあり得るかもしれないと思わせることが凄い。

 流石に7スルーとなると、すんなり進行はしない。何度かのATを乗り越えて7スルーを達成する。ATに当選しないことを喜ぶ姿も奇っ怪で面白い。

 そしてホールでの実戦に移る。開始から「七星チャージ」でのチャンスモード(250ゲームが天井)の示唆が出て幸先は良い。

 1度目の激闘ボーナスでは小役レベル2、バトルレベル7の計75%の勝率だ。もちろんここは初戦敗退。なんという期待通りの男だろうか。ゲームアプリと合わせて合計8スルーである。

 続いては再度240ゲームほどでの当選。今回はチャンスゾーン「世紀末ゾーン」での当選となった。小役レベルが5になりATの期待も高まる。

 難なく進めるが惜しくも3戦目で敗退。これで合計9スルーとなり、2桁スルーまであと1歩というところまで来てしまった。

 果たしてゆうちゃろは何回スルーしたのか、収録中にATは当選するのか、その様子は是非ご自分で確認して頂きたい。

【シンザン記念(G3)展望】サンクテュエールVSルーツドール! JRA良血牝馬一騎打ち!? 「アーモンドアイ2世」登場は

 12日(日)に3歳重賞の最初を飾るシンザン記念(G3)が京都競馬場で開催される。

 一昨年、アーモンドアイが始動戦にここを選び、快勝しているが、過去10年で振り返っても3着内に入った馬にペルシアンナイト、ジェンティルドンナ、オルフェーヴルとG1馬が並び、出世レースの様相を呈している。

 まず注目したいのがサンクテュエール(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)だ。

 

 8月の新潟でデビュー。1番人気に推され、それに応えるように上がり最速の脚を使って快勝している。続いて、アルテミスS(G3)に駒を進めるが、リアアメリアに0.1秒届かず2着に終わり、3歳初戦にこのレースを選んできた。

 調整も順調なようで、1週前追い切りを見届けた藤沢調教師は「競馬が上手でスピードがある馬。前走はリアアメリアにあっさり負けてしまいましたが、あの頃から比べると馬もだいぶ良くなってきていますし、落ち着きも出てきましたね」とインタビューに答えている。

 米G1を2勝しているヨシダの半妹という良血ということもあり、その素質を開花させたいところだろう。

 ルーツドール(牝3、栗東・藤岡健一厩舎)も見逃せない。

 11月の東京でデビューしているが、その内容が圧巻だった。終始2番手を進む競馬で、直線突き抜け、上がり最速の34.2秒をマークして後続をシャットアウト。5馬身差の圧勝を飾った。

 菊花賞(G1)、天皇賞・春(G1)を勝ち、有馬記念でも怒濤の追い込みで4着したフィエールマンの半妹という良血。このレースをステップに、兄と同じく3歳クラシックを狙う存在になれるか。

 牡馬も負けてはいない。タガノビューティー(牡3、栗東・西園正都厩舎)に注目したい。

 8月の新潟でデビュー。後方からの追い込みを決めて快勝。続くプラタナス賞(1勝クラス)も最後方から上がり最速の脚でごぼう抜きして連勝。朝日杯FS(G1)では9番人気と人気薄となったが、サリオスを相手に4着と好走した。

 3戦していずれも高い評価は得ていないが、3戦とも抜群の切れ味を持つ末脚を披露し、上がりタイムも上位2位までを確保してきた。1週前追い切りもなかなかの終いの切れ味を見せた。

 もう1頭牡馬の注目株であるプリンスリターン(牡3、栗東・加用正厩舎)もいる。

 7月の函館でデビュー。危なげなく勝利すると函館2歳S(G3)へ駒を進める。11番人気と人気薄ながら3着に入った。札幌のすずらん賞(OP)では凡走するが、これで人気を落としたききょうS(OP)では2勝目を挙げて見せる。朝日杯FSでも5着と掲示板を確保しており、実力の片鱗は披露できた。

 このほか、12月の阪神のデビュー戦を勝ち上がったばかりのカバジェーロ(牡3、栗東・橋口慎介厩舎)や、11月の京都で未勝利を勝ち上がってきたオーマイダーリン(牝3、栗東・河内洋厩舎)も侮れない存在だ。

 果たして、出世レースのここを勝ち上がって、3歳クラシックに名乗りを挙げる馬が登場するか?

パチスロ「一撃6000枚」も可能!? アノ6号機の「意外な狙い目」とは

パチスロ6号機の狙い目は「有利区間の使い方」が大きく関わってくる。どの機種がどんな使われ方をしているかが狙い目を見切る鍵となる。

 今回の大松のパチスロ「ハイエナ実戦」は希少台の『パチスロ 沖っ娘』について書いていきたい。

 本機はパチンコ「牙狼シリーズ」で有名なサンセイR&Dからリリースされた6号機だ。

 純増6枚の疑似ボーナスの連打で出玉を獲得する機種だ。ボーナスは1種類のみ、30ゲーム+レア役での上乗せで約180枚+α獲得できる。

 疑似ボーナス中の上乗せはレア役さえ引ければポンポン乗ってくれるので連荘すれば意外なほど出玉感がある。

 特筆すべきは「2400枚制限が無いに等しい」設計であることだ。

『超AT 美ら沖』や『スーパードラゴン』など「有利区間の開始時が連荘ゾーン」にすることで連荘すれば実質的に2400枚以上の出玉を獲得できる6号機があるが、その進化形とも言える。

 有利区間開始時の約50%で「サンセットモード」に移行する。このモードは111ゲーム以内に文字通り疑似ボーナスが「3セット」連荘するモードだ。

 このモードに2回当選すれば6連荘、3回当選すれば9連荘となるので「サンセットモードに当選する限り出玉が獲得できる」仕様だ(1撃6000枚までは確認済み)。

 なので設定変更後は激アツで、それが分かっていると取り合いになってしまう機種でもある。

 サンセットモード以外にはモードAとモードBがある。モードAは当たりやすいモードだが、モードBはいわゆる「ハマりモード」である。

 モードBに移行してしまうと有利区間を約1400ゲーム使い切るまで有利区間がリセットされない。

 天井が1000ゲームではあるが、疑似ボーナス後も有利区間を引き継ぎ、ゲーム数いっぱいまでモードが継続する(有利区間リセット前に必ず疑似ボーナスに当選する)。

 そこが狙い目である。

 本機は基本的に通常時は有利区間ランプが「点灯していない」のだが、疑似ボーナス後に有利区間を引き継いでいる場合のみ通常時でも点灯している。

 つまり111ゲーム以後に「有利区間ランプが点灯している台」はモードBの可能性が非常に高いのだ(ランプはクレジットセグ右下、横線型のランプ)。

 今回座った台は前回896ゲームで疑似ボーナスに当選後111ゲームでヤメてあった台。有利区間ランプも点灯中だ。

 前回と今回合わせて1007ゲーム消化していると予測が出来る。つまり大体あと393ゲーム以内には疑似ボーナスに当選して有利区間がリセットされる、ということになる。

 すると466ゲームで当選、疑似ボーナス後に有利区間ランプが消灯した。ここでサンセットモードが引けるか否かで展開が大きく変わる。

 次に24ゲームで疑似ボーナスに当選、有利区間ランプは点灯したままだ。レア役での当選ではないのでサンセットモード濃厚である。

 残念ながら初当り含む4連荘で終わってしまったが、上乗せが絡んだお陰で1000枚ジャストの獲得になった。

 希少台ではあるが、このパターンの狙い目を見つけた際には挑戦してみては如何だろうか。

(文=大松)

 

鹿島選手「天皇杯で非礼」ガムクチャクチャ・不遜表彰式に衝撃……過去には「賞金全額返金」も

 

 1月1日に開催された第99回天皇杯全日本サッカー選手権決勝は、ヴィッセル神戸が鹿島アントラーズを2‐0で下し初優勝した。

 表彰式では日本サッカー協会の名誉総裁を務める高円宮妃久子さまもご参加。選手たちを讃えたわけだが……。

 準優勝した鹿島の選手の行動が、物議を醸している。

「まず、ルーキーの関川郁万選手が、ガムをクチャクチャと噛みながら表彰式に出席し、久子さまら皇族と握手をしていくというシーンが全国ネットに。『完全に非礼だろ』『ちゃんと教育しろ』と批判が飛んでいます。

 さらにその直後にいたウェリントン・ダニエル・ブエノ選手も大失態。彼は首にかけられたメダルもすぐ外し、握手も終始仏頂面で目も合わせずという態度でした。日本の作法を知らないのもあるでしょうが、さすがに……ですね。

 その前のGK曽ヶ端準選手が非常に模範的だったため、より目立ってしまった印象もありますが、やはりちょっとひどすぎです」(記者)

 この行動にネット上も「流石に恥ずかしい」「ありえない」「幼稚過ぎる」と批判が渦巻いているが……。

 実際に2009年、ナビスコ杯準優勝の川崎フロンターレの選手が表彰式で「手すりに寄りかかる、しゃがみこむ、ガムをかむ」など非礼な態度をとったため、準優勝賞金5000万円を全額返上したという例もある。

 今回も何がしかの処分があるのだろうか。鹿島の判断が待たれる。

マーケティングへの疑問

フジテレビの敏腕プロデューサーとして名高い黒木さんと、電通でチーフ・ソリューション・ディレクターを務める北風さん。異なるようで近しいフィールドで活躍するお二人の対談では、同世代ならではの鋭い視点や葛藤も浮き彫りに! テレビや広告のミライは、“狭間の世代”にかかっているのかも…。お二人の日々の奮闘の様子や熱い思いがあふれる対談を全5回のシリーズでお送りする本企画。

初回のテーマは、「マーケティングという手法で、本当に優れたコンテンツは生み出せるのか?」です。

“年齢の壁”をどう捉えるべきなのか?

黒木:僕が1969年生まれで、北風さんが1970年2月生まれだから、同じ学年ですよね。北風さんは小学生の頃からタモリさんを尊敬されているとか?! 僕もずっと「笑っていいとも!」を担当していたので、何かご縁を感じます。実は子どもの年齢も近いんですよね。うちは娘が24歳で息子が22歳なんです。本日はよろしくお願いいたします。

黒木彰一氏(フジテレビ)
黒木彰一氏(フジテレビ)

北風:そう! 同じ学年、うれしいです(笑)。タモリさんファン暦は40年になります。子どもは娘が20歳で息子が17歳なので、確かに似ていますね。こちらこそよろしくお願いいたします。たくさん伺いたいことがあるのですが、最初に「年齢の区切り」に対する黒木さんのお考えを聞かせてください。テレビも広告も「生活者と向き合う」という点では共通していて、年齢で区切ってターゲティングをするケースが多いのですが、最近私はそこに懐疑的になっていて。

例えば、インフォマーシャルは50代以上の方々が主なターゲットになっていますが、30代の方でもインフォマを見て物を買うことはありますよね。なので、20代や30代、もっと若い10代向けのインフォマみたいなものが、世の中にあってもいいんじゃないかと思っているんです。人が物を欲しくなるときのスイッチって、若い方も年配の方も、あまり変わらない気がします。それと同じように、人がおもしろいと思うことや笑えることにも、もしかしたら年齢の壁はないのかも…と思っているのですが、いかが思われますか?

北風祐子氏(電通)
北風祐子氏(電通)

黒木:北風さんのおっしゃる通り、見ておもしろいと思ったり、引かれたり、興味を持ったりする事柄は、年齢差がなくなっている感じがします。例えば番組の構成会議でも、「3層(M3、F3層)には、この情報が好まれる」なんていう話を、若いディレクターたちほど、あまりしなくなってきている気もします。でも、一方でまだまだ根強く「年齢層のイメージ」もあります。

北風:自宅で家族4人でテレビを観ていても、同じところ、同じエピソードでみんなおなかを抱えて笑ったりしますからね。結局、おもしろいと感じることやワクワクすることは、根っこはみんな一緒だと思うので、人を年齢で区切るのはやめた方がいいんじゃないかなって。

F1層(20~34歳女性)とF2層(35~49歳女性)の区分も、35歳になった途端に変わるという考え方はちょっとおかしい。人は歳の区切りで生きているわけではないのに、42歳の誕生日を過ぎてから「42歳のあなたへ」というネット広告がたくさん来るようになったときも、すごく違和感がありました。黒木さんの手がけてこられた番組って、あまり視聴者の年齢を問わないものが多いですよね?

黒木:僕は長いスパンで同じ番組に携われてきたのは本当にラッキーだったと思います。「番組が視聴者の皆さんと一緒に成長してゆくことができる」という感覚で制作することができたんですよね。「皆さんの人生の中に番組が存在できる」というか。そうなってくるとターゲットとか年齢層とかはあまり関係なくなってきて、2世代3世代にわたって番組を見てもらえたり、自分の“日常の中の大切なもの”として認識してもらえたりする。「SMAP×SMAP」や「笑っていいとも!」を作っていて、そう見てもらえることを願っていましたし、また、信じていたのもそういう部分でした。

黒木彰一氏(フジテレビ)と北風祐子氏(電通)

n=1にこそ、価値がある。

北風:黒木さんはテレビの世界でおもしろい方やおもしろいことをたくさん見てきたと思うのですが、あたりまえのように“そこにタモリさんがいる”という人生を歩んでこられた中で、今はどんなことを「おもしろい」と感じていますか?

黒木:「あたりまえのようにタモリさんがいる人生」(笑)! その言葉が非常におもしろいです。まさにそれこそずっと「いいとも!」を見てきてもらった皆さまの人生!かも。すみません、脱線しました。(笑)

さっきの年齢の話でいうと、ターゲットを年齢層に置くのではなくて、より具体的で個人的な誰かに見せたい、と思うことが大事なんじゃないかと思い始めています。何を作るときでもまず「大事なひと目線」というか。

ピチカート・ファイヴの小西康陽さんにお願いして「慎吾ママのおはロック」を作ってもらったとき、家に帰ったら子どもたちが踊りまくっていたのがすごくうれしくて。いまでも忘れられません(笑)。「ある年代をターゲットにして作る」というよりも、「家族に見せたい」「両親に見せたい」「彼氏に見せたい」とか、誰かに見せたい感覚が、実は一番大事なのかなと思います。

北風:私も「自分が欲しいかどうか」「子どもにあげて喜ぶかどうか」という視点から考え始めるので、よく分かります。マーケティングの世界では、よく「n=1でモノを語るな」といわれます。nというのは母集団の数を表す数字で、世論調査なんかだとn=3000くらいが必要とされています。「n=1でモノを語るな」とは、要は「たった一人の意見でモノを語ってはいけない」という意味なんですが、私はその“1”で十分だと思っているんですよね。3000人の平均値よりも、一人の生々しい声から得られる示唆の方が多いです。

黒木:広告や商品開発など、生活に密着したお仕事をされている北風さんの視点から見て、“生活者を引きつける”ためのコツみたいなものはあるのですか?

北風:番組と同じ動画ジャンルの広告を例にとると、私の息子の世代は「デジタルネイティブ」と呼ばれていて、スマホと共に生まれて育ってきた人たちです。そうすると、広告は最初の5秒の間に印象に残る何かが起きないとダメなんです。息子に「15秒とか見続けるのはちょっと無理」と言われたことがあって(苦笑)。5秒くらいのところで飽きるんですって。確かに、彼の好きなCMでは、全部、頭の5秒以内に何か事件が起きているんです。おもしろいと感じること自体に世代の壁はないけど、もし若者に買ってほしいなら、早く見せる、山を何個か作るなど、若者ならではのアジャストは必要だと思います。

この対談の出典は、こちら

黒木彰一氏(フジテレビ)と北風祐子氏(電通)

編集部の視点 #01

お二人の対談のキモは「テレビは決してオワコン(=終わっているコンテンツ)ではない。進化の過渡期にあるだけだ」というスタンス。その視点が、新しいと思った。お二人と同じ世代なので非常に共感するのだが、僕らの世代は、テレビと共に成長してきた。番組作りからマーケティング戦略に至るまで、常にドンピシャ。この年齢に欲しいな、と思うものは寸分の違いもなく、テレビから提供されてきた。

幼少期には、ヒーローものや魔女っ子もの、国民的なお笑いタレント。思春期には、アイドルがてんこ盛りの歌番組と、若干のエロコンテンツ。大学生の頃には討論番組…。その年齢、その年齢に欲しいものは、常にテレビが提供してくれた。だから、見た。食い入るように、見た。でも、今は違う。明らかに、違う。しかしながら「もはやテレビは不要なか?」と問われれば、そうではない。その「そうではない」の部分が、なんとなく曖昧なまま、平成の時代が終わってしまったような気がする。そこを掘り下げてみたい。いや、テレビっ子世代としては掘り下げる義務があるような気がする。

「テレビのハザマで、テレビを語る」2回目となる次回は、「チームの力って、なんだ?」をテーマにお送りします。

松坂桃李、GLAYもランクイン「芸能人よく言った大賞」後編! ジャーナリストもできない権力批判に踏み込んだ2人の芸人に感動

 圧力や攻撃に怯まず、仕事を干されるリスクも顧みず、言うべきことを言った芸能人に、リテラが贈る「芸能人よく言った大賞」。10位〜6位、そして特別賞を発表した前編に続き、この後編では5位〜2位、そして大賞を発表しよう。今回は、イケメン俳優に、政治的発言とは無縁だと思っていた大...

パチスロ6号機の「大本命」! 新台『バジ絆2』の気になるゲーム性は

 待ちに待った吉報だ。長きに渡ってホールを牽引し続けた『バジリスク~甲賀忍法帖~絆』の正統後継パチスロ6号機、『バジリスク~甲賀忍法帖~絆2』のリリースが12月19日、ユニバーサルエンターテインメントの本社ビルにて、ミズホより正式に発表された。


 2020年2月のデビューを予定している本機は、1G純増約2.9枚のAT機能「バジリスクタイム(BT)」が出玉増加の主軸。主な突入契機はバジリスクチャンス(BC)で、高確中の巻物成立はBC当選に期待できるなど、基本的なゲーム性は前作を踏襲している。


 BC中の演出はお馴染みの3種類から選択可能で、「弦之介BC」は伊賀の屋敷を抜け出さればBT確定。帯色が変化するほど期待度は高まり、撃破人数による設定示唆もあるようだ。「朧BC」は弦之介に出会えればBCが約束され、BT非突入時は夜空でモードが示唆される模様。「天膳BC」は天膳復活がBC突入の合図で、告知タイミングによっては後述するシナリオの高継続が濃厚となるパターンもあるようだ。


 BTは前作と同様、「追想の刻」と「争忍の刻」の2部構成。復活を含めて最終的に弦之介が勝利すれば次セット継続確定だが、継続抽選は突入時に定められた継続率での抽選だった前作とは異なり、本機は継続率がセットごとに変化する「シナリオ」が採用されている点が大きな特徴。シナリオはBC突入画面や各セット開始画面などで示唆され、天膳BTは高継続シナリオに期待が持てるようだ。


 もちろん、ロング継続のカギを握る「絆高確」も健在で、本機は争忍の刻中のチャンス役成立を機に「絆玉」を獲得することでも発動。BT中のBC当選などを機に「朧チャンス」へ突入した場合は絆玉の大量獲得が見込め、絆玉4個獲得は「絆モード」が濃厚のようだ(残った絆玉は次回以降に持ち越し?)。

 また、「絆」を描くストーリーが展開されるエピソードBCの成立も、BTのみならず絆高確が確定。BTストックの特化ゾーン「月下閃滅」、BT+絆モード+高継続シナリオ濃厚のプレミアムBCも、大量出玉を誘発するトリガーといえるだろう。

 なお、通常時は映像が一新されており、新規演出でプレイヤーを盛り上げてくれるとのこと。新たな展開を楽しみつつも、違和感なく楽しむことができそうだ。

スーパーで買える“千円以下なのに味は高級品並み”ワイン5選!イオン、西友、オーケー…

 かつては特別な日に飲むものだったワインも、今や発泡酒や焼酎のように気軽に飲めるお酒に変わってきた。スーパーマーケット各社も手頃な価格のワインに力を入れており、系列店でしか買えないプライベートブランド(PB)のワインなどを続々と販売している。安い上に質が高く、テーブルワインにぴったり。そんな、スーパーのオリジナルワインを紹介する(価格は税別)。

イトーヨーカドー セブンプレミアム ヨセミテロード カベルネ・ソーヴィニヨン 750ml/570円

 セブンプレミアムのアメリカ・カリフォルニア産ワイン「ヨセミテロード」シリーズ。白のシャルドネ、赤のカベルネ・ソーヴィニヨン、スパークリング、スパークリング ロゼと4種類が揃っている。イトーヨーカドーのPBだけあって、どれも質が高いのに1000円以下のお手頃価格だ。

 特にオススメは赤ワインだ。主原料のブドウの品種は、世界中で栽培されているカベルネ・ソーヴィニヨン。「これぞ赤ワイン」という重厚な飲みごたえが特徴で、カリフォルニアワインならではのフルーティさも際立つ。渋さと甘さのバランスも良く飲みすいので、赤身の肉料理はもちろん、ロールキャベツ、ハンバーグなどひき肉料理との相性も良い。ベーシックだが失敗することのない1本だ。

オーケー デリ・ブティックワイン 720ml/369円

 オーケーストアの会長自ら「都内一流ホテルのハウスワインと同じものを創ってください」とメルシャンにお願いして開発したというオリジナルワイン。「高品質・Everyday Low Price」を掲げるオーケーストアらしく、ワインも激安でフルボトルながら価格は400円を切る。今回、低価格帯の商品を調査したなかでも最安値で、これなら1日2本飲んでも800円以下で収まる。

 赤と白を合わせて1日に約3000本も売れる人気商品で、しかも20年前から売られているロングセラーである点も安心できる。肝心の味は、変にコクや深みを出そうとしていないので、マイルドで飲みやすい。個性に乏しいところもあるが、400円以下という価格を考えれば大満足だ。

トップバリュ・コンドル・シャルドネ・セミヨン/538円

 イオンのPB「トップバリュ」にはワインも数多くラインナップされている。オススメはチリ産で、最近では安さだけでなく味の評価もメキメキと高めている。このワインはチリで144年の歴史を持つという由緒正しい名門ワイナリーでつくられており、クオリティは申し分ない。

 また、この白ワインは「シャルドネ」と「セミヨン」がブレンドされており、しっかりと果実感のある立体的な味に仕上がっている。シャルドネはブドウの栽培地によって大きく味が変わるが、しっかりとした酸味があり、セミヨンはコクのある甘さが特徴だ。辛口なので、白身魚のムニエルやさっぱりした豚しゃぶ、バター料理などに合わせたい。

トップバリュ リゴル エクセレンシア ロゼ ブリュット/730円

 パーティーやお祝いの席で重宝されるのがロゼ。フランス語で「バラ色」を意味するだけあって、グラスに注ぐだけで華やいだ気分になれる。そのロゼのスパークリングがトップバリュでは730円。普段の食卓に1本添えるだけで、特別な日を演出してくれるはずだ。

 スパークリングワインは、フランスの「シャンパン」、イタリアの「プロセッコ」、スペインの「カヴァ」が有名。この商品はカヴァにあたり、主にカタルーニャ地方で生産されている。シャンパンと同じ製法ながら、温暖な気候のカヴァではより果実が熟すために辛口が多いのが特徴だ。

 味については、イオンが「木イチゴを思わせる酸味とほのかな甘みとのバランスが良く、活き活きとした口当たり」と自信を持っておすすめしている。フルーティな甘さを保ちつつも辛口なので、食前酒として楽しむだけでなく、ピザや生ハム、中華料理など幅広い料理にも合うだろう。

ロンデル ゴールド セミセコ/798円

 こちらは、西友のオリジナル辛口スパークリングワイン。イオンのトップバリュ リゴル エクセレンシア ロゼ ブリュットと同じく、スペインのスパークリングワインの一種・カヴァに属する。りんご、洋ナシ、レモンに例えられるフレッシュな香りがあり、泡持ちも良い。何よりパッケージに高級感があるので、パーティーに華を添えたり手土産にしたりもできそうだ。

 最近のスーパーやコンビニはワインに力を入れていることもあり、流通・保管の体制が整っているため、熱劣化で味が損なわれることも少なくなっている。 安価で手に入りやすいのに、一口飲めばその味に通も驚く。そんなスーパーのワインを飲み比べてみてはいかがだろうか。

(文=清談社)