企業が成長するために取り組むべきこと。顧客接点、UX、組織づくり

電通による“人”起点のマーケティング「People Driven Marketing(※)」(ピープル・ドリブン・マーケティング)も、4年目を迎え、「PDM4.0」として大きく進化しました。  
 
本連載では、電通人と企業のゲストたちが、マーケティングとデータの未来を語った「People Driven Marketing® 実践ウェビナー2020」3日間の模様を、ダイジェストでレポートします。

今回ご紹介するのは「ソーシャルデータ活用」「消費財メーカーとリテールによる競争・共創」「デジタル/UX組織の立ち上げ」をテーマした三つのセッションです。

※People Driven Marketing
https://www.dentsu.co.jp/business/pdm/
電通が提唱する、データ&デジタル時代に対応した“人”基点の統合マーケティング・フレームワーク。課題を人(People)基点で捉え直し、電通グループが持つ最先端のマーケティング手法を統合して、顧客の持続的な成長を支援していく。

 

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ソーシャルデータ活用に立ちはだかる「ユーザーボリューム・時差・指標」の3問題


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今やSNSをはじめとするソーシャルメディアと、そこから得られる生活者データ(=ソーシャルデータ)の活用は、マーケティングに不可欠です。

「ソーシャルデータからブランドの顧客体験へ─生活者とつながるマーケティングの時代に─」と題したセッションでは、電通の郡司晶子氏と、電通のグループ企業・DataCurrentから大驛貴士氏が登壇。

ソーシャルデータを豊かで幸せな顧客体験につなげるためのソリューションについて解説しました。

デジタルマーケティング、特にコミュニケーション領域に長年取り組んできた郡司氏によれば、2010年ごろから本格化した企業のソーシャルメディア活用は年々高度化が進み、現在ではソーシャルデータを商品開発の参考にしたり、ソーシャルメディアとECの連携も行われているといいます。

「中でもソーシャルデータの活用においては、最初はブランドの評判をモニターする“ソーシャルモニタリング”。やがて生活者の生の声を聞く“ソーシャルリスニング”へ移行し、キャンペーン成果の測定や生活者のインサイト分析に活用されるようになりました。そして現在は“ソーシャルインテリジェンス”、リアルタイムで顧客ニーズとモーメントを捉えるところまで進化しています」(郡司氏)

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この10年で企業のソーシャルデータ活用は大きく進化し、現在はユーザーに対してリアルタイムに“良い顧客体験”を提供するための試行錯誤が始まっている。

郡司氏はデジタル時代には「ユーザーが欲しいコンテンツ、欲しい情報、欲しいサービスや商品を、欲しいタイミングと場所で提供すること」が必要だとし、ソーシャルデータを「生活者の本音をリアルタイムで把握し、良い顧客体験をつくるための重要な手段」と位置付けました。一方で、高度化したデータ活用の現場では、業務が分断されがちという課題も挙げました。

「例えば、『日焼けしたくない』とツイートしているユーザーに対して、そのタイミングで広告配信しようと計画したとします。しかし、いざ実行したらキーワードをツイートしている人が少な過ぎたり、あるいは配信のタイミングを逃してしまうといった問題が、一定頻度で発生します」(郡司氏)

それゆえ、より良い顧客体験を生み出すためには、チームメンバーが連携して分断された業務をつなげていく必要があると結論づけました。

こうした課題を解決すべく発足したのが、国内電通グループのデジタル系7社による横断プロジェクトチーム「Dentsu Engagement 360」です。同プロジェクトはソーシャルデータ活用を軸に、新規顧客の獲得から既存顧客の育成まで、ワンストップのマーケティング支援を提供しています。

具体的なソリューションについて、データストラテジストの大驛氏は、「三つの問題と解決策」を挙げて説明しました。

課題①「ユーザーボリューム問題」
あるキーワード(以下KW)を投稿したユーザーに広告配信しようとしても、対象ユーザーボリュームが少なくて生かしきれない問題。

解決策:「『ヒストリカルKWターゲティング』というソリューションを開発しました。例えばTwitterでは、特定のKWをツイートしたユーザーのみならず、そのKWを検索したユーザー、関連投稿へコメントやシェアをしたユーザーも配信対象にできます。時間軸を過去に広げることによるユーザーボリュームの確保も可能です」(大驛氏)

課題②「時差問題」
ソーシャルリスニングから得たKWを基に広告配信しても、ユーザーに届いた時点では遅過ぎるという問題。

解決策:「『リアルタイムKWターゲティング』というソリューションで、事前に指定したKWをリアルタイムで検知し、ユーザーの気持ちが冷めないうちに配信します」(大驛氏)

課題③「指標問題」
 “良い顧客体験”が企業の業績向上にどうつながったのか、適切に計測しきれない問題。

解決策:「例えばTwitterとの提携による計測プログラム『Measurement Pilot』があります。Twitter広告接触者データと、「購買データ」や「テレビCM接触者データ」などを掛け合わせることで、ユーザーのオフライン行動を可視化し、より柔軟な分析を可能にしました」(大驛氏)

大驛氏は、これらは「KIZUNA COMMUNICATION」というサービスのうち「ID連携」領域のメニュー例だといい、「他にも豊富なサービス、メニューがあり、Dentsu Engagement 360のプロジェクトを通じてクライアント個々のニーズに沿ったソリューションを提案していきたい」と述べてセッションを締めくくりました。

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消費財メーカーはリテール事業者との競争・共創の時代へ。勝ち抜くためのDXとは?


 


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「流通と競争&共創する消費財メーカーの事業DX」と題したセッションに、日本マイクロソフトの藤井創一氏と、電通デジタルの八木克全氏が登壇。企業のDX企画・運用支援で協業を進める両社の視点から、消費財メーカー変革のポイントを解説しました。

これまで多くのデジタルサービスを開発・推進してきた八木氏は冒頭、「リテール事業者の急速なDXが消費財メーカーを巻き込みつつある」として、アメリカのリテール大手ウォルマートの事例を紹介。

「ウォルマートでは、現在カーブサイドピックアップ(※)などのサービスが好調。コロナ禍中でも“Buy Online,Pickup In Store”の仕組みを定着させ、順調に新規顧客を獲得しました」(八木氏)

※ カーブサイドピックアップ=顧客がインターネットで注文した商品を、実店舗でドライブスルーのように受け取れるサービス。
 

さらに八木氏は、ウォルマートがEC領域でもシェアを急拡大しているデータを提示。同社アプリは5800万ユーザーを獲得し、アプリランキングではすでにアマゾンを抜いています。

そしてアプリなどの“リテールDX”で顧客理解を深め、効果的な販促ができるようになったウォルマートでは、今や顧客の約84%が同社のPB(プライベートブランド)商品を購入しているといいます。

「ウォルマートはすでに商品数の約50%がPB商品です。消費財メーカーも、より顧客を理解し、顧客が望む商品や体験を提供しないと、優れた顧客体験とPBを持つリテール事業者に飲み込まれてしまいます」(八木氏)

また八木氏は、従来のバリューチェーンでは、消費財メーカーが生活者の“興味体験”を、リテール事業者が“購買体験”を、そしてまたメーカーが“使用体験”を担っていたが、「DXで境目がなくなってきた」と指摘。今後の消費財メーカーに三つの視点を提示しました。

①データを介したバリューチェーンの“共創”
「リテール事業者から提供されたデータに基づき需要予測をするなど、一方的に流れていた情報が行き来することで、単純なコラボではない“共創”につながります」(八木氏)

②バリューチェーンを伸長するリテール事業者との“競争&共創”
「リテール事業者が商品開発力を高め、消費財メーカーとの“競争”が加速しますが、メーカー側も、例えば商品開発部門と顧客対応部門の連携でユーザーサポートまでパッケージ化するなど、高単価で売れる商品をつくれるはず。それをリテールに提供する“共創”もあり得ます」(八木氏)

③消費財メーカーがリテール側に入っていくことによる“競争”
「逆にメーカー側がリテール側に入っていくことで、直接の顧客接点やデータを得るチャンスも生まれます。そのために新たに“購買体験提供”の機能をつくる必要があります」(八木氏)

そして「従来は部門ごとにデータを活用していたが、これからは組織全体をつなぐデータ統合が必須」だと提言。変革の実現には、データの取得・分析・活用に課題があると言い、藤井氏にバトンを渡しました。

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リテール事業者がDXで商品開発力を高めたことで、既存領域で競争が始まっている。しかし八木氏によれば、この状況は消費財メーカーにとっても好機になり得る。

日本マイクロソフトで流通業向けの戦略策定や市場開拓を担当してきた藤井氏は、「われわれデジタルプラットフォームを提供するベンダーにも同じ課題意識がある」と同意。

マイクロソフトでは、ウォルマートをはじめ多くのリテール事業者とパートナーシップを結び、DXを支援しつつ、お互いのビジネスを進化させているといいます。

「例えばグローバル企業では、各国に分散する膨大なマーケティングデータの統合が難しく、効果的な活用に課題がありました。しかし、今のテクノロジーなら、膨大なデータを迅速かつ安価に統合・活用できます」(藤井氏)

そして実際に消費財メーカーと共に取り組んだグローバルキャンペーンや、マイクロソフトのデジタル基盤を利用したリテール事業者と消費者メーカーの共創例を紹介しました。

続けて自社のクラウド基盤Azureに触れ、「クラウドは“利用型”のサービス。始めたいときに迅速に始められて、やめたいときも迅速にやめられる特性があり、現在の変化の速い市場に対応しやすい」と解説。柔軟なデジタル基盤の必要性を強調しました。

また藤井氏は、変化が常態化した時代には、個別の取り組み結果を組織で共有し、それを次の改善へとつなげる「デジタルフィードバックループ」が重要になると述べました。

八木氏も「柔軟なデジタル基盤を利用することで、消費財メーカーのDXも事業収益につながる形で実現できる」と見解を示し、セッションを終えました。

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社内のデジタル/UX組織、「立ち上げ期」「実践期」「拡大期」の3ステップとは?


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「常駐型支援で実現するデジタル/UX組織の垂直立上げ」と題したセッションでは、NTTドコモの南部美貴氏と、電通デジタルの小浪宏信氏が登壇。

NTTドコモの事例を基に、デジタル/UX組織の成長フローごとに出てくる課題や、成果を上げるためのポイントを解説しました。

電通デジタルでUX設計を中心に企業の変革支援に取り組んでいる小浪氏は、新設組織の成長フローは「立ち上げ期」「実践期」「拡大期」の3ステップに分けられるといいます。

NTTドコモでデジタル/UX組織「デジタルマーケティング推進部」(以下、デジ推)を統括してきた南部氏も、「デジ推もこの3ステップをたどっていた」と同意しました。

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デジ推では、まずデータ基盤の構築と個別の施策を繰り返し、成功事例を増やしては別事業にも展開。各事業部のUX/デジタル活用が進んだところで、いよいよUXを統括する「本部」へと生まれ変わった。

「2015年にドコモ契約者以外でも使える共通事業『dポイント』を開始し、2018年には全社的な会員サービス事業基盤へと大きな舵を切りました。このタイミングで、システム部門、データ分析部門、dポイント会員統括組織の一部などを統合し、デジ推を立ち上げました」(南部氏)

「デジ推」の主なミッションは、全社的なDXの推進と、dポイント会員への事業を行うための基盤づくり。電通デジタルはデジ推の立ち上げから現在まで深く関わっているといいます。

南部氏は電通デジタルの果たした役割について「まず、デジ推を“全社的なデジタルマーケティングを最適に実践できる組織”へと成長させる全体シナリオを提案いただきました」と述べました。

小浪氏は、デジタル/UX組織の立ち上げには「戦略」「体制・人材開発」「データ活用基盤」「業務オペレーション」の四つの切り口で共通の課題を抱えがちだと考察します。

3ステップの中でデジ推と電通デジタルがこれらの課題にどう取り組んだかを、南部氏が語りました。

①立ち上げ期の課題

  • 戦略……どのような経営課題を解決するのか?
  • 体制・人材開発……立ち上げ時にはどのような体制を用意すべきか?
  • データ活用基盤……立ち上げ時に必要なデータ活用基盤とは?
  • 業務オペレーション……何から手をつけるべきか?

データ基盤を整備して、ビジネスを“顧客体験軸”にシフトするのがDXのポイント。そのため、立ち上げ期には何よりもマーケティングオートメーション(MA)の環境整備を最優先したと南部氏は言います。

「デジタルマーケティングのメリットを社内に浸透させるには、MAでいかにお客さまとの距離を縮められるのか、実践して結果を見せるしかありませんでした」(南部氏)

しかし初期のデジ推はシステム系の人材が中心で、カスタマージャーニー設計や、顧客一人一人の“今”に応じたシナリオ生成を行うマーケターが不足していました。南部氏がデジ推に合流したのは、そうした顧客コミュニケーションとMAを組み合わせたデジタルマーケティング実践のためでした。

②実践期の課題

  • 戦略……推進力をもって戦略を実行するためには?
  • 体制・人材開発……施策実践に必要な組織体制とは?
  • データ活用基盤……データ活用環境をどのように運用すべきか?
  • 業務オペレーション……施策実践はどのように計画すべきか?

各事業で会員獲得・活性化施策の実行をひたすら繰り返し、ベストプラクティスづくりに取り組んだデジ推。従来独立していた回線料金プランや各種サービス、ポイント・決済の各チームをすべて“横断”して情報を集め、顧客へのアプローチを最適化していきました。

この際、さまざまな施策の立案から実行まで、「電通デジタルの力を借りてフルパワーで進めた」と南部氏は言います。小浪氏は、「NTTドコモの各事業部に、すでに電通デジタルの社員が多く常駐していたため、デジ推と各事業部の横の連携が、よりスムーズになったのではないか」と語りました。

③拡大期の課題

  • 戦略……どのように戦略を浸透させるか?
  • 体制・人材開発……部署横断的な取り組みへと横展開を図るには?
  • データ活用基盤……全社的なデータ活用時に求められる環境とは?
  • 業務オペレーション……各事業主体をどのように巻き込むか?

2018年の発足から2年、デジ推は拡大期に差し掛かりつつあります。2020年7月からはスマートライフビジネス本部の一部と合併し、「マーケティングプラットフォーム本部」へと形を変えました。

「デジタル戦略を浸透させるために本部を立ち上げたと、社内外にアナウンスしています。経営層も定期的にデジタル推進を後押しするよう発信しているので、取り組みはますます加速するでしょう」(南部氏)

小浪氏は、「社風に応じて、デジタル/UX組織の最終形は異なる」とし、NTTドコモにおいては「マーケティングプラットフォーム本部」というUX統括部署ができ、「営業本部」「スマートライフビジネス本部」といった他の本部と横に連携する形がベストだったとの見解を示しました。

南部氏もこれに同意し、これまで以上に顧客体験中心のデジタルマーケティングを発展させていくとの決意を語り、セッションを終えました。

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パチンコ大手SANKYO「新プロジェクト」始動!激アツ新台に続く「必見情報」が話題!!

 1月4日に『Pスーパーコンビα7500』と『Pコードギアス 反逆のルルーシュ』を発売。2月以降も『Pフィーバー アイドルマスター ミリオンライブ!』や『PパトラッシュV』など注目タイトルのリリースを控えるパチンコメーカー大手のSANKYO。

 そんな同社は1月21日、株式会社デジタルアトラクションと共同でコミックレーベル「コミックアラカルト」を新設し、第一弾コミック作品の原作募集コンテストを小説投稿サイト「エブリスタ」にて開催することを発表した。

 デジタルアトラクションは2012年設立。ポータルサイトの構築・運用や各種コンテンツの企画・制作のほか、個性豊かなオリジナルコミックを創出する事業、4コマ漫画などの広告用コミック・イラスト制作にも力を入れている。

 エブリスタは物語を手軽に読んだり書いたりできる小説投稿サービス。投稿作品の中から1,000冊以上が書籍化され、小説コンテンツなどの企画も充実している。

 SANKYOは、これまでも新しい取り組みとしてアニメ、ゲーム、コミック等のコンテンツIPを展開している。今回のコミックアラカルトは2018年設立の「コミックポルカ」に続く第二弾の新規コミックレーベルで、国内及び海外の電子書籍市場に向けてオリジナルコミックの制作・販売を行う。第一弾作品は2021年末頃に配信予定とのことだ。

 先述のコンテストは正式名称「エブリスタ小説大賞『コミックアラカルト 女性向けマンガ原作大賞』」で、コミックアラカルト第一弾コミック作品の原作候補として、20~40代の女性をメインターゲットと想定したオリジナル作品(コミックの原作となる小説)を募集。

 募集期間は2月1日~5月9日までで、6月~7月に中間発表、7月~8月に最終結果発表を行う予定とのことだ。

 応募要項は「自ら創作したオリジナル作品(一次創作)であること」「3万文字以上の作品であること(短編連作でも可)」など。恋愛・ミステリー・ファンタジー・ヒューマンドラマなどジャンルは不問だが、公序良俗に反する表現、暴力表現等の過激表現が物語の中心となる作品などは不可とされている。

 入賞作品はコミックアラカルトにてコミカライズを検討(国内及び海外で配信予定)。受賞1作品につき10万円が贈られ、優秀作品にはエブリスタ編集部からの選評がメールで送付されるそうだ。

 興味のある方は、公式HPを参照していただきたい。

【注目記事】

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甘デジ「お座り一発」からの“神展開”炸裂!「10万発」の野望に向けて「勝負を計算できる機種」を打てばいい!?

 

「公式発表はどれもこれもウソ」賢い人ほどだまされる“陰謀論”の中身とは

 私たちが、日々触れている膨大な情報の中から、真実らしきものを見抜き、起きていることの全体像を把握することは、年々難しく、そして手間がかかるようになっている。


 インターネットやSNSは情報発信のハードルを下げたが、その副作用が、フェイクニュースや断片的な情報をつぎはぎして作りあげた陰謀論が飛び交う今のウェブ空間である。


 特に陰謀論は、「ケネディ大統領の暗殺はCIAによるもの説」「月面着陸は捏造説」「ダイアナ妃は事故死ではなく殺害された説」など、古くから存在している。今はそれが可視化されやすくなったことで、様々な人の目に止まり、拡散力が増したということなのだろう。今も昔も変わらないのは、陰謀論のとりこになってしまう人の心理である。

 

■あらゆる「公式発表」は「権力者が大衆に信じ込ませたいウソ」なのか


 ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ客員研究員のロブ・ブラザートン氏による『賢い人ほど騙される『賢い人ほど騙される 心と脳に仕掛けられた「落とし穴」のすべて』(中村千波訳、ダイヤモンド社刊)は、こうした人々の思考回路の特性を挙げている。


 一つは「表向きの話を嫌う」点だ。陰謀論は基本的に、巷に出回っている言説の裏側に秘められた真実を「暴く」というスタンスが取られる。そこには、政府や政治家、警察といった権威者への不信が常に介在している。具体的には、陰謀論を発信する人、それを信じる人は「当局が発信する表向きの話は、すべて彼ら大衆に信じ込ませたいストーリーなのだ」と考えるのだ。


 もちろん「表向きの話」を鵜呑みにするのは危険だが、これは程度の問題だろう。あらゆる「公式発表」を「真実を隠蔽するためのカモフラージュ」と見なしていては、かえって真実を見失ってしまう。

 

■すべてのものはコントロールされている?


 陰謀論者の世界観はきわめて単純だ。


 世界の権力者や、あるいは影の支配者は、世界を思いのままに動かすことができる、と信じている。


 しかし、実際の世界は様々な人が様々な思惑で動き、誰もが誰かと相互に影響を受け合っている、複雑なものだ。そんな複雑な世界を思うままに操ることができる人(あるいは集団)など存在しえない。どんなに能力が高く、計画的で、組織的に人員を動員できる組織でも、メンバー全員の精神状態までを把握することはできない以上、「想定外の事態」も「予期せぬトラブル」も必ず生じる。思いのままに世界を動かすことなどできないのだ。

 

■誰が利益を得るのか


 陰謀論者がよく使うワードが「誰が利益を得るのか?」だ。


 ある出来事に裏事情がありそうだと感じた時、「その出来事で誰が得をするのか」を考えることでことの真相が見えてくる、ということである。そしてその結果、「得をする」のが民主的に選ばれたリーダーや医療関係者、あるいはメディアである、という結論に至ったりする。


 ただし、世界は善か悪かにはっきりと色分けできるものではないし、現実は「得をする人」を追ったら行き着いた人がある出来事の「仕掛け人」だったというシンプルな構図で表せるものばかりでもない。「善か悪か」「得をしている=裏で糸を引いている悪人」といった単純な図式で物事をとらえやすい人ほど、陰謀論とは相性がいいのだ。



 いまや世界の隅々にまで行き渡っている陰謀論。


 情報に対して疑り深くあるのは現代では必須のリテラシーであり、その意味では陰謀論者とそうでない人の違いは紙一重だともいえるのだが、とはいえ疑り深さがあまりに行き過ぎると自分の身の回りのことを何も信じられなくなってしまう。「陰の支配者が牛耳る世界」も地獄だが、こちらもまた地獄だろう。


 溢れかえる情報に踊らされずに、どうやって物事の本質を掴んでいくか。本書が私たちに示唆するものは大きい。(山田洋介/新刊JP編集部)


※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

JRA「薬物検出」失格ソーヴァリアントが待望の“初勝利”。絶対王者に通ずる「隠れニックス配合」で“最適舞台”は日本ダービーよりも菊花賞か

 24日(日)、中山5Rの3歳未勝利戦(芝2200m)でソーヴァリアント(牡3歳、美浦・大竹正博厩舎)が1番人気に応えて優勝。デビュー4戦目で待望の初勝利を飾った。

 しかし、ソーヴァリアントが先頭でゴールを駆け抜けたのは実は今回が2度目。2走前の昨年11月には2歳未勝利戦で1位入線したが、レース後に禁止薬物(カフェイン)が検出され、失格処分を受けていた。

 失格がなければ、すでにクラシック戦線に乗っていたかもしれない社台ファーム期待の素質馬。失格明け初戦の前走を取りこぼしていたため、結果的に約2か月半も“遠回り”する羽目になってしまった。

 それでもソーヴァリアントに対する陣営の期待は大きい。母のソーマジックは現役時代に牝馬クラシックを皆勤。桜花賞(G1)ではレジネッタの3着という実績を持つ。仔出しも非常に良く、ソーヴァリアントを含めてJRAでデビューした6頭すべてが勝ち上がり、1歳上の半姉にマジックキャッスル、4歳上の半兄にはソーグリッタリングという実績馬がいる。

 ソーヴァリアントは1つ勝ったことで、一息入れて春のクラシックを目指す可能性もあるが、その血統背景からさらに長距離向きという声も。

「姉のマジックキャッスルはデビュー戦で1200mのスピード競馬を制し、短距離馬と思われていましたが、その後、オークス(G1)5着、秋華賞(G1)では2着に好走。そして4歳初戦の愛知杯(G3)を勝つなど、距離を延ばして結果を出しています。

一方、2000mでデビューしたソーヴァリアントは、2200mで未勝利勝ちを収め、姉以上に距離は持ちそうです。そして、この馬の最大の魅力は『オルフェーヴル×シンボリクリスエス』という大物感漂う配合です」(競馬誌ライター)

 オルフェーヴル産駒といえば、母系にフォーティナイナーが入ったニックス配合が有名だが、母父シンボリクリスエスからも活躍馬が出始めている。この配合はこれまで19頭がJRAでデビューし、8頭が勝ち上がり。出世頭のオーソリティは、青葉賞(G2)、アルゼンチン共和国杯(G2)という2400m超の重賞を勝っている。

 昨秋引退したエスポワールも同じ「オルフェーヴル×シンボリクリスエス」だ。3歳夏以降に力をつけ、秋華賞では3番人気に支持(結果は9着)された。また、オルフェーヴルの父ステイゴールドとシンボリクリスエスの配合からは無尽蔵のスタミナを誇る障害界の絶対王者オジュウチョウサンが出ている。

 ソーヴァリアント自身も極悪の不良馬場を制したレース内容から間違いなくスタミナタイプだろう。たとえ日本ダービー(G1)に間に合わなくても、菊花賞(G1)が最適の舞台になる可能性もありそうだ。

パチスロ「大量リーチ目の東の横綱」 ~2号機名機伝説「デートラインZ-1&デートライン銀河」編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.35】


 パチスロに液晶などの映像表示装置が無かった時代、ゲーム演出の要となっていたのは言うまでもなく出目である。

 まぁ、演出と言っても、大半のマシンは「ボーナス絵柄がスベってテンパイしたらチャンス」とか、等倍返し(ボーナス成立後に払い出し率を一定に保ってコインの減少を抑制する機能)で出現する小役がリーチ目になったりと、ずいぶんとシンプルなものだった。

 そんな中、当初から緻密なテーブル式リール制御によってパズルのような多種多彩で複雑な出目演出を行っていたのが、「パルサー」シリーズで知られる西の山佐と、「デートライン」シリーズを輩出した東の興進産業である。

 のちにテクノコーシンと社名を変え、4号機の爆裂AT機時代には独創的なマシンを数多く輩出し注目を集めたが、ラスターへと再度の社名変更後、2014には経営難により破産を宣告。業界から撤退した。

 そんな同社の2号機を2機種、今回はご紹介しよう。

 1988年にリリースされた2-1号機『デートラインZ-1』は、2号機では定番のBR両ボーナスとフルーツ(小役の集中役)を持つAタイプ機。

 最大のセールスポイントはもちろん、興進産業の伝統である大量リーチ目。その総数は1500を超えるとされていた。

 もうひとつの特徴はフルーツにあった。継続ゲーム数が20Gと短い分、当選確率が設定1でも108分の1、設定6に至っては58分の1と超激高だったのである。

 ただし、これにはちょっとした裏があった。

 実はフルーツの当選確率は通常時のコインの増減を監視する差枚数カウンタの状態によって変動する仕組みとなっており、カウンタが一定の値を超えていると(=払い出し率が高い状態)、確率が0…つまり抽選されないのである。

 まぁ、そもそも継続ゲーム数も短く、それ自体で相当量のコインを獲得できるというものでなかったので、本機種におけるフルーツは「通常ゲームにちょっとしたアクセントを加える脇役」といったところか。

 『デートラインZ-1』に続いてリリースされた2-2号機『デートライン銀河』も、伝統の大量リーチ目とフルーツを搭載したスタンダードなAタイプ機。

 ただし、フルーツは「銀河ゲーム」と名付けられ、また継続ゲーム数も標準的な60Gに拡大したことで獲得枚数も増加。存在感が大きく増した。

 伝統のリーチ目については、役構成やリール配列の一新により前作とは少々パターンが変わったが、基本的な法則などは歴代マシンのものを踏襲しており、古くからのファンにも違和感を抱かせないよう配慮されていた。

 まぁ、そういった仕様やゲーム性のことよりも、この機種の最大の特徴ともいえる要素が、実はハードウェアにあった。

 なんと、史上初の「スタートレバーの無いパチスロ機」だったのである。

 レバーを廃した代わりに、元々レバーがあった筺体左側の上部に、スタートボタンを装備。それを「ぺしっ」と叩くことでリールを始動させる仕組みとなっていたのだ。

 当時としては非常に斬新な機構で注目を集めたのだが、慣れないうちは空振りすることしきりで、お世辞にも操作性が向上したとは言えなかった。

 なぜ、レバーを廃してボタンにしたのだろうか。ぜひとも当時の開発者にその旨、お話を伺いたいところだが、先述のとおりもう会社が存在しないのだから、パチスロ史における永遠の謎のひとつとなりそうだ。

(文=アニマルかつみ)

格安SIMが「ahamo(アハモ)」の登場で“割高SIM”に! 今後スマホ料金はもっと安くなる!?

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

大手キャリア(MNO)のドコモが月20GB+1回5分かけ放題で月額2,980円という格安新料金プラン「ahamo(アハモ)」を発表すると、ソフトバンクやauもこれに追随した。だが、これで窮地に立たされたのが格安SIM(MVNO)である。何しろ「ahamo」の料金は格安SIMよりも安いため、格安SIMは今や“割高SIM”になってしまったのだ。そこで格安SIMの業界団体は、総務省にネット回線の卸料金の値下げを求めている。もしかすると、スマホ料金はもっと安くなるかも……?

 

格安SIMが“割高SIM”になってしまう異常事態!

 2020年12月3日、ドコモが新たな格安新料金プラン「ahamo(アハモ)」を発表すると、ソフトバンクは「Softbank on LINE」を、au(KDDI)は「povo (ポヴォ)」という同様のプランを発表して追随した。これにより、2021年3月からは、MNO(携帯電話回線をもつ大手キャリア)のネット専用プランは月20GB+1回5分かけ放題で月額2,980円が標準になる。  これで窮地に立たされたのが格安SIM(MVNO)だ。何しろ、大手キ…

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JRA C.ルメールお手馬「消失」も順風満帆!? アーモンドアイら引退ラッシュも充実の「ラインアップ」豪華布陣に昨年以上の可能性も

 今年もルメール旋風が巻き起こるのだろうか……。

 昨年は年間204勝を挙げ全国リーディングに輝いたルメール騎手。G1でも自身の過去最多タイとなる8勝を挙げ、今年もリーディング奪取に向け順風満帆かと思いきや、そうはいかないかもしれない。

 昨年は、次代を担う3歳馬の限定G1で未勝利。桜花賞(G1)、オークス(G1)はサンクテュエールが掲示板にも載れず、秋華賞(G1)ではその時点で3戦全勝だったレイパパレの騎乗チャンスが回ってくるも、抽選漏れで同馬には騎乗することができなかった。

 その結果、牝馬三冠は全てでサンクテュエールに騎乗。6着、13着、16着とリーディングジョッキーらしからぬ、敗北を喫している。

 牡馬では皐月賞(G1)でサトノフラッグに騎乗するも5着。日本ダービー(G1)はワーケアに騎乗したが、こちらも8着と惨敗している。三冠レース最後となる菊花賞(G1)では、アリストテレスが2着に好走。コントレイルにクビ差まで迫ったものの、やはり勝利には至らなかった。

 3歳限定G1で最もチャンスがあったのが、NHKマイルC(G1)だったのかもしれない。武豊騎手からの乗り替わりとなったレシステンシアは1番人気。レースでは得意とする逃げの形に持ち込んだものの、ラウダシオンの切れに屈して1馬身半差の2着に屈している。

 さらに、昨年末から今年の頭にかけ、G1勝利に導いた有力馬が次々と引退。アーモンドアイ、フィエールマン、ラッキーライラック、モズアスコットらがターフを去り、昨年G1を制したパートナーで残ったのは、グランアレグリアただ1頭となった。

 ただ、それでも今年は昨年以上の活躍が期待できるかもしれない。

 牝馬クラシック戦線では、阪神JF(G1)でソダシにハナ差の2着まで迫ったサトノレイナスに、フェアリーS(G3)を勝利したファインルージュ、さらにはアルテミスS(G3)でソダシに迫ったククナなどお手馬多数。牡馬でもホープフルS(G1)でダノンザキッドに迫ったオーソクレースに、京成杯(G3)を2馬身半差で完勝したグラティアスも控えている。

 グラティアスは現在2戦全勝と負けなしで、京成杯のタイムは【2.03.1】と、ホープフルSでオーソクレースが記録した【2.03.0】にも劣らない。馬場状態やペースの違いはあれど、同じ中山の芝2000mで遜色のないタイムを出したのだから期待されるのも当然だろう。

 さらには、グランアレグリアの路線変更がルメール騎手の活躍を後押しする可能性もある。

 ルメール騎手が「乗りやすくなっているし、距離は延ばしても大丈夫」といえば、同馬を管理する藤沢和雄調教師も「1200mは向いてなかった。1600mを上手に走っているし、距離はもう少し延ばしてもいい」と距離延長を示唆。ルメール騎手が毎日王冠(G2)で勝利に導いたサリオスとの住み分けができれば、前走マイルCS(G1)で手綱を執ったM.デムーロ騎手から再び手綱が戻る可能性は高い。

 現在、考えられそうなルメール騎手の騎乗馬は路線別で以下の通り(五十音順)。

3歳牡馬
オーソクレース、グラティアス

3歳牝馬
サトノレイナス、ファインルージュ

3歳マイル・短距離
キングストンボーイ、シュネルマイスター、ソングライン、モントライゼ

古馬・芝長距離
アリストテレス

古馬・芝中距離
グランアレグリア

古馬・マイル・短距離
サリオス

古馬・ダート
アメリカンシード、カフェファラオ、タイムフライヤー

 3歳馬の充実により、「お手馬選択」という贅沢な悩みも抱えそうな豪華ラインアップ。昨年以上も考えられる布陣になったといえるのではないだろうか。

 そんなルメール騎手は、先週の開催で6勝の固め打ちに成功。土曜日にメインレースの初富士S(3勝クラス)を含む4勝を挙げると、日曜日にはメインレースAJCC(G2)を1番人気のアリストテレスで優勝し、早くもリーディングトップに躍り出ている。

 数たる名馬の騎乗機会を失ったルメール騎手だが、そんな心配も杞憂に終わりそう。今年も競馬界はこのジョッキーを中心に回りそうだ。

「超甘デジ」級の突破型ST搭載!「横スクロール」の王道パチンコが約4年ぶりに復活!!

 パチスロ『S Lucky海物語』が好調の三洋物産は先日、最新パチンコ『PAわんわんパラダイスV』(サンスリー製)の機種サイトを公開した。

 シリーズの初代『CRわんわんパラダイス』は1999年に誕生。ひと足先に登場した『海物語シリーズ』と同じく横スクロールの5ライン機で、陸上を様々な種類の犬たちが駆け回る愛らしい演出が魅力だ。

 大当り確率は319.8分の1で、確変突入率は50%(次回まで継続)。「魚群」ならぬ「猫群」を伴ってのダブルリーチは激アツで、ドッグトレーナーの「ラブちゃん」が出現して大当りを迎え入れてくれる。

 2002年には『CRプリティわんわん』、2005年には『CR大わんわんパラダイス』とデビューし、ファンにも人気シリーズのひとつとして定着。その後も多くの後継機が世に送り出された。

『CRAスーパーわんわんパラダイス おかわりver.』以来、約4年ぶりとなる当機は、大当り確率約99.9分の1の甘デジタイプ。初回大当り時は主に4R約320個or6R約480個の出玉獲得後に50回の時短「わんわんチャレンジ」へ突入し、ここで再度大当りを射止められれば50回のST「わんわんRUSH」へと昇格する(ST突入率約44%)。

 ST中は大当り確率が約31.9分の1までアップし、残保留4回による引き戻しを含めたST継続率は約80%。その上、ST中の大当りは約22%で10R約800個の出玉を得られるので、ヒキが伴えば甘デジながらも一気にドル箱を積み上げることができる。

 また、本機は遊タイム機能を搭載しており、低確率状態を250回転消化すると379回の時短「SUPERわんわんRUSH」がスタート。遊タイム中の大当り期待度は約98%で、ここでの大当りはST突入が濃厚だ。

 ちなみに、電源投入後を除いて遊タイムまでの回転数は液晶上部で確認でき、残り10回転前になると「わんわんRUSH接近中」と右下の帯でお知らせ。わんわんチャレンジ消化後は、200回転消化で遊タイムへ突入するようだ。

 通常時の演出は3種類のモードから選択可能で、「わんわんモード」はシンプルなゲーム性。「初代モード」は文字通り、初代わんわんパラダイスにタイムスリップでき、「アクティブモード」は数々の予告が発生するにぎやかなモードだ。

 リーチは「犬吉リーチ」「突風リーチ」「ラブちゃんリーチ」などがあり、アクティブモード専用の「チワワリーチ」も用意。モードを問わず「猫群予告」は大チャンスで、ナース姿などの「プレミアムラブちゃん」登場で10R確変大当りが約束されるようだ。

 導入は3月8日を予定している。 

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JRAサトノフラッグ惨敗の裏に戸崎圭太を襲った「目眩まし」あり!? 国枝厩舎の管理馬で「前祝い」が仇となった2時間半前の出来事

 24日、中山競馬場で行われたAJCC(G2)はアリストテレスが優勝。2着にヴェルトライゼンデが入り、4歳馬によるワンツーとなった。

 同じく4歳馬のウインマリリンは2番手からレースを進めて6着という結果だったが、上位はすべて直線で外から伸びた差し馬だったことを考えれば上々の結果と言えるだろう。これまで一部の間で低レベル説が囁かれてきた4歳世代が活躍したことで、世代レベルを見直すきっかけとなるレースになった。

 その一方、4歳馬で唯一の大敗を喫したのがサトノフラッグだ。

 重馬場の弥生賞(G2)を制し、同じ舞台で行われたセントライト記念(G2)で2着という実績から2番人気に支持されたサトノフラッグ。最内枠からの発走だったが出脚がつかず、さらに外枠の馬が主張したことで16番手からレースを進めることになった。3コーナー手前から徐々にポジションを押し上げていくも、最後の直線では失速。11着という結果に終わった。

 前走からプラス10キロで過去最高体重という余裕残しの馬体、アリストテレスとヴェルトライゼンデより1キロ重い斤量も敗因に考えられるが、最も大きな要因はポジション取りに尽きるだろう。

 レース後に戸崎圭太騎手が「前半でポジションを取れればと思っていたが、馬がそういう感じではなかったのでリズムを守って運んだ」と話していることからも、想定よりも後方の位置取りとなっていたようだ。

 馬のリズムを守ったということは、折り合いを欠くリスクの回避という考えもあっただろう。ただ、それ以上に戸崎騎手を後方に留めた原因が2時間半前にあったと考えられる。

 中山6Rの新馬戦はカレンレベンティス(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎)が優勝。戸崎騎手と国枝厩舎のコンビが、メインレースの前祝と言わんばかりの勝利を挙げた。

 カレンレベンティスは後方の位置取りからレースを進め、3コーナーで進出を開始。4コーナーを回り終える頃には先頭集団を射程圏に捉えて、上がり3F最速の末脚で差し切るという強い勝ち方だった。途中まではサトノフラッグと同じレース運びだが、全く違う結果である。

「この日、戸崎騎手は芝のレースで2勝しています。未勝利戦を勝ったソーヴァリアントは先行押し切り、カレンレベンティスは差しの競馬で勝っています。もしかすると、サトノフラッグが後方の位置取りになってしまったときに、カレンレベンティスで勝ったイメージがよぎったのかもしれません。

しかし、出走馬の実力差に開きがある新馬戦と違って、重賞ではうまくいきませんでしたね。ソーヴァリアントも一度は未勝利戦を勝つも、薬物の検出により失格になった実力馬です。AJCCの前に騎乗した芝レースがどちらも有力馬だったことが、馬場傾向を探るという点では仇となったとも感じますね」(競馬記者)

 この日の芝レースで挙げた「2勝」は戸崎騎手にとってかけがえのない勝ち星である。だが、サトノフラッグに悪影響を及ぼしたという見方もできるかもしれない。

 サトノフラッグの敗戦は痛手だが、その原因を作った可能性があるカレンレベンティスは今後注目しておきたい逸材である。まさかの惨敗を喫すると同時に、戸崎騎手は心強いパートナーを手に入れたようだ。

Androidユーザーの3割が該当? 密かに回避された深刻な危機とは

生活をもっと楽しく刺激的に。 オトナライフより】

Android OSをお使いのみなさんは、あなたのスマートフォンが2021年10月以降、多くのWebサイトが見られなくなるかもしれなかった事実をご存知だろうか。現在はひとまず直近の危機は回避されているのだが、今後再び同じ問題が発生するのは確実であり、Androidユーザーとしてはその顛末は知っておくべき事柄のはずだ。
今回は、Android OSに訪れた危機の詳細と、その根本原因や対策をお伝えしていきたい。

2021年10月に一部のAndroidスマホでWebが閲覧できなくなる?

 「Android OSでWebサイトが見られなくなる」というのは、比喩でも誇張でもなく本当のことだ。これは、サイトの安全性の証明や通信の暗号化に関わる「SSLサーバ証明書」関係の有効期限が2021年9月末で切れてしまうことが原因となっている。そのため期限の切れた10月以降は、Android 7.1.1以前のOSを搭載しているAndroidスマホでは「SSLサーバ証明書を使用している世界のおよそ3分の1のサイトと通信ができなくなる」という問題があったという。  この問題に対して、証明書を発…

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