東京五輪、史上最多の金メダル獲得の可能性…開催すればコロナ感染者増加は不可避のジレンマ

 残り約1カ月で東京オリンピックが開催される。それでも新型コロナウイルス感染症の影響もあり、一向に盛り上がる気配がみえない。本当にこのまま開催されるのか――。そんな声が上がる最大の理由は、感染対策を含む準備面が満足にされているとはいいがたい状況にあることが大きい。

 本大会では、選手やコーチ・関係者を隔離し、外部との接触を遮断する「バブル方式」による感染対策が発表されている。バブル方式はNBA(米プロバスケットボール)やテニスの全豪オープン、ハンドボールやフィギュアスケートの世界選手権といった国際大会ですでに採用され、一定の効果をあげている。だが、オリンピック本大会のように競技数も多く、9万人を超えるとされる関係者が訪れる大会での運営は未知数だ。全国紙のオリンピック・パラリンピック担当記者は、次のように話す。

「陽性者を出しながらも、バブル方式を採用することで一応は複数の国際大会を最後まで完遂してきた実績があります。それでも、関係者を含め10万人近い人数が日本を訪れ、1カ月近い日程で33競技を開催するような前例はないわけです。バブルを全面に打ち出して、安全・安心というのは正直、厳しい。おそらく大会中にもコロナ陽性者が増えるという流れは避けられないでしょう」

 特にオリンピックでは他の大会とは異なり、選手は選手村で隔離されることになるが、関係者は選手村への宿泊は不可となるため、盲点はいくらでもある。さらにいえば、選手だけでなく関係者やチームスタッフすべてがルールを厳守できるかというと、疑問符が付く。

「NBAや全豪では、スタッフや関係者を含めて完全なバブル状態だったから感染を抑えられた、という見方もできます。さらに、世界中から多くの人が集まるなか、全員がルールを徹底できるかというと、かなり怪しいでしょう。菅義偉首相は、ルール厳守を求めて、違反者は国外追放も辞さないと明言していましたが、現実的には難しいでしょう。どこまでいっても100%万全とはならないでしょうが、果たして70%や80%まで持っていけるのかというのも、かなり懐疑的な目で見ています」(同)

日本史上最多の金メダル獲得の可能性も

 今大会では、選手の家族や親族は原則として来日不可となっている。だが、“関係者”という爆弾が、コロナ感染の引き金になりかねないと危惧する声もある。JOC(日本オリンピック委員会)関係者は次のように言う。

「“IOC(国際オリンピック委員会)ファミリー”という謎のブルジョアたちが来日予定ですよね。果たして、このコロナ禍で彼らを招待して、高級ホテルで接待する意味はあるのでしょうか。選手たちは、ある程度ルールを守るとみていますが、その一方でIOCファミリーや関係者がおとなしく競技場の往復だけで満足するかというと、とてもそうは思えません。ホテル内のパーティーや、都内に出てどんちゃん騒ぎなどをしないとも限りません。もし、そこでクラスターが発生して、オリンピック後に感染者爆増ということになれば、国民から厳しい目線が向けられるでしょう。そうなると、とても『オリンピックが成功した』とはいえません」

 組織委員会が発表するガイドラインは、このタイミングになっても、まだ完成に至っていない。観客数の正式発表もされていないなか、さまざまなリスクを背負いながらの開催になることは間違いないだろう。ボランティアスタッフの辞退も相次ぎ、医療従事者の確保についても、観客数などが決まらなければ正確な数字を把握することは困難だ。

「選手に対しての医療従事者は確保できていますが、大挙して来る海外メディアや有観客になった際の医療機関までとなると、医療機関に、より多くの協力を仰いでいく必要が出てくるでしょう。一番恐れているのは、メディアや観客のなかでクラスターが起きた際に、対応が後手後手となり、悲惨な事態を招かないかという点ですね」(同)

 そんな状況下でも、ほぼ間違いなくオリンピックは開催される。今回、JOCは「30個の金メダル」を目標に掲げている。メディアのなかには、この個数を大きく上回るのではないか、と楽観的な論調もある。日本を除く参加国の選手は、コンディション不良や調整不足、準備期間が足りないなど、明らかにパフォーマンスを落とすとみられているからだ。

「柔道やバドミントン、卓球、体操、競泳、レスリングといったメダル獲得が有力視される競技以外でも、日本の金メダルは相次ぐでしょう。場合によっては、陸上短距離やサッカーといった、明らかに世界との壁がある競技での金メダルがあっても不思議ではないというくらい、諸外国とのコンディションの差は出てくるとみています。間違いなく日本史上で最多の金メダル数となるでしょうが、それは公平な結果といえるのでしょうか。各社はすでにどういった論調でメダル獲得を報じるか、ということにも頭を悩ませています」(前出・全国紙オリパラ担当記者)

 仮に日本史上最多の金メダルを獲得したとしても、それが“もっとも素晴らしいオリンピック”というには、ほど遠い結果となるかもしれない。オリンピック成功の是非は、閉会後の感染者数の増減にも大きく左右されるだろう。
(文=編集部)

今、フレッシュネスバーガー・カルディ・成城石井で密かに人気の“レモン系”食品とは?

 暑くなってきたこの時期、レモンの酸味が効いた食品が大人気! ネット上でも話題の商品を、その口コミとともにチェックしていきたいと思います!

ガッツリとサッパリが両立「塩レモンチキンバーガー」

 まずは、ハンバーガーチェーン・フレッシュネスバーガーの「塩レモンチキンバーガー」(440円/税込、以下同)。肉厚な鶏モモ肉のクリスピーチキンに、瀬戸内産塩レモンソースを合わせたハンバーガーは、サクッとジューシー、そして爽やかな一品。ネットユーザーの間では、

「フレッシュネスの『塩レモンチキンバーガー』はガッツリとサッパリの良いとこ取りで、最強のハンバーガー!」

「塩レモンソースがチキンとバンズに染みて旨い」

「ほかのハンバーガーも食べたいのに、いっつも『塩レモンチキンバーガー』を選んじゃうくらいには好き」

「暑くなってくるにつれて『塩レモンチキンバーガー』を食べる頻度が上がる」

などと喜ばれています。フレッシュネスバーガーの冷たい「フレッシュ レモネード」や「自家製 ジンジャーエール」(ともにTサイズ360円、Gサイズ420円)にも合いそうですし、テイクアウトして好きなビールで流し込むのも良いですね!

うちカフェに「イタリア産シチリアレモンのチーズケーキ」

 続いては、スーパーマーケット・成城石井の「成城石井自家製 イタリア産シチリアレモンのチーズケーキ」(1070円)。そもそも定番の「成城石井自家製 プレミアムチーズケーキ」(854円)も人気ですが、現在は期間限定で発売中の「イタリア産シチリアレモンのチーズケーキ」に注目が集まっています。シチリア産レモンとコクのあるクリームチーズを使用したレモンチーズケーキには、レモンミルククリームとピスタチオがトッピングされていて、見た目も涼しげ。ネット上では、

「レモンの甘酸っぱさとチーズのクリーミーな味わいに癒される」

「ちゃんとレモンの酸味が効いてるし、ピスタチオがまたアクセントになっていて良い!」

「神がかり的な美味しさ。食後のデザートでもペロッと食べられる」

「この時期、アイスコーヒーといただくのにピッタリ!」

などと大好評です。家でのカフェタイムも楽しくなりそう!

手軽にお店の味「クリーム塩レモンパスタソース」

 最後は、カルディコーヒーファームのオリジナル商品「クリーム塩レモンパスタソース」(171円)! 公式サイトには「レモンの爽やかな酸味にほどよく塩気をあわせ、クリーミィで濃厚な味わいに仕上げました。オレガノの風味がアクセントです」と記載があり、やはりネット上でも「美味しい!」と評判です。

「シンプルな塩レモンパスタも美味しいけど、これは爽やかかつクリームソースのコクもあって大好き!」

「お好みでペッパー、またはチーズ、ニンニクなんかで調整すると、レトルトなのにお店の味みたいになるよ!」

「ベーコンやシメジ、あとはエビとか、わりとどんな具材とも合うから優秀」

「むしろパスタは使わず、肉や魚のソースにしても良いと思う!」

といった口コミが寄せられています。カルディは現在、ほかにもさまざまなレモン商品を取り揃えているので、ぜひお気に入りを見つけてください!

(文=編集部)

 

Snow Man、キンプリの「いじめ問題」を考える…V6や嵐はそれをいかに克服したか

 やる側にとってそれは「からかい」「いじり」のつもりでも、やられる側にとっては「いじめ」となり得る……。こうした“ズレ”は、いつの時代でも人間関係における重要なテーマのひとつだろう。ましてや子ども間の人間関係においてそれが生じた場合、深刻なメンタルの病、そして自殺といった“最悪の事態”までの距離の近さは、大人の比ではないだろう。

 そんなことを考えさせられる、判定の難しい「いじり行為」が今、ジャニーズグループ内において頻発し、ファンを巻き込んで物議をかもしているようだ。

Snow Manの目黒蓮が向井康二に“カンチョー”…2人は共に弁明・反省をブログに掲載

 例えば9人組グループのSnow Man

 5月3日放送のバラエティ番組『アイ・アム・冒険少年 2時間SP』(TBS系)の予告動画において、Snow Manの目黒蓮(24)が、同グループの向井康二(26)に“カンチョー”をしているシーンが流れた。これに対しSNSでは、「痔や脱腸の危険性がある」「子どもが真似するからやめてほしい」といった指摘がファンらしきアカウントなどによってなされた。

 批判の大きさを受けてか向井は、同21日にファンクラブ向け会員ブログを更新、以下のように“弁解”する。

「そんなメンバーと僕がじゃれ合ってることで 僕はなんも怪我とかしてないし それで、嫌な思いもしてへんよ」
「番組とかでちゃんとした流れがあってから メンバーはやってることだってあるし その場の雰囲気も良かったりしてるから 僕たちのじゃれあいが使われたりします」
「一部シーンだけみて 色々と膨らんでいくのが怖くて、、」

 一方、“やった側”である目黒のほうも同24日のブログで、以下のような“反省文”をアップする。

「色んな人が心配してくれてること ちゃんと考えて反省したから安心してね」
「笑わせたいと思ってしてた行動が間違えてたのを気付かせてもらった俺はまた最強に1歩近付けたぜ カンチョーで笑ってくれてた人もありがとう」

 あるいは、5人組グループのKing & Princeキンプリ)。

 5月28日にインスタグラムで投稿したストーリーズや、同30日に行われたインスタライブにおいて、永瀬廉(22)が岸優太(25)を叩くシーンがあり、こちらにもSNSなどでファンから批判の声が寄せられることとなった。これには、以前からキンプリファンの間では、岸に対する他メンバーからの過剰にも思えるいじりについて「ただのいじめではないか」といった声があったことが背景にあったようである。

いきなりデビューした岡田准一を、三宅健や森田剛は快く思っていなかったのではないか

 こうした事態についてジャニーズに詳しいある芸能ライターは、「別に今に始まったことではない」と語る。どういうことなのか。

「例えばV6は1995年にデビューして以降しばらく、合宿所で共同生活を送っていました。当時は、最年少の岡田准一(デビュー当時14歳)を、森田剛(デビュー当時16歳)と三宅健(デビュー当時16歳)がよくいじっていたというのはファンの間では有名な話。岡田は芸能人が多く通う堀越高校に通っていましたが、長野博(デビュー当時23歳)が岡田の体を押さえつけて、森田と三宅がキスマークをつけたこともあるとか。岡田はキスマークをつけた状態で登校し、校内で問題になったといいます。

 今ではこうしたエピソードを“昔の笑い話”としてしばしば語るV6メンバーですが、当時の大人気バラエティ番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』のオーディション企画で合格後、大阪から上京していきなりデビューをつかんだ岡田を、ジャニーズJr.時代から“剛健コンビ”で売れっ子だった森田や三宅が当初は快く思っていなかったことはよく知られています。特に“カミセン”内のイジリエピソードは、真偽不明のものも含めれば非常に多く、少なくとも当時の岡田にとっては、いじめとも感じられるつらい経験も多かったのではないでしょうか」

 V6の場合は、“トニセン”という年上メンバーがおり、特に井ノ原快彦(デビュー当時20歳)という“緩衝材”が存在したことや、その後脱退などもなく長く同じメンバーでの活動が続いたことで、本人たちも徐々に精神的に大人になり、そうしたシビアないじりはなくなっていったようだ(それでも岡田は、V6のライブMCでは相変わらず“いじられ役”ではあるが)。

 では、メンバー間の年齢差が少なく、しかもグループのカラーからして“ヤンチャ系”“オラオラ系”だったケースはどうなのだろうか?

「赤西仁や田中聖に殴られてアザになった」と語っていた田口淳之介の悲哀

「2008年2月に『週刊現代』(講談社)が、KAT-TUN(2001年結成、2006年デビュー)内でいじめがあると報じたことがありました。記事によれば、当時メンバーだった田口淳之介(デビュー当時20歳)があるファンに対し、『殴られてアザになった』と腕を見せてきたことがあり、田中聖(デビュー当時20歳)と赤西仁(デビュー当時21歳)にやられたと話していたということでした。この記事では、田口が赤西から『お前、(KAT-TUNに)いなくてもいいよ』『お前のトークは時間のムダ』などと、ファンの前で言われたというエピソードも掲載されていましたね。

 KAT-TUNの場合はメンバーの年齢差が2〜3歳差しかなく、また10代半ばでグループ結成後、ジャニーズJr.時代から大きな人気を獲得して非常に忙しかった。そうしたストレスや年齢的な若さが、グループの仲間に対する、ほとんどいじめといってもいいような行為を生んでしまった一因かもしれません。その後結局KAT-TUNからは、“ヤンチャ”の急先鋒だった赤西と田中、そして“いじられ役”だった田口が脱退していったことを考えると、どこか象徴的ですよね……」(前出・芸能ライター)

 ただし以前であればこうした行為は、追っかけ行為も辞さないコアなファンでもない限り外部の者は知らず、マスコミ報道でもなされない限り表出してくることはなかったのだという。しかし現在は、前述のSnow Manキンプリの例がまさにそうであるように、SNSの発達によってグループ内の人間関係が垣間見えるような動画が量産される時代だ。しかも、いったんファンによって問題視されれば、同じくSNSによって、そうした非難の声はまたたく間に拡散してしまう。いじり・いじめ行為は昔から存在するが、それが表面化しやすくなっているということだろう。

「松島聡やマリウス葉の活動休止は、菊池風磨の激しい“いじり”のせいだ」といった風説がファンの間に流布

 ネットの発達以外にも、若手ジャニーズグループにおいて“いじり問題”が発生しやすくなっている原因があるようだ。

SMAP以降、『男性アイドルもバラエティができて当たり前』の時代が到来したことはよく指摘されるところです。特にこの10年ほどは、大阪芸人の全国ネット番組への進出が進み、“ボケ・ツッコミ”を意識した軽妙なトークができないと、アイドルであっても生き残れない時代になっています。

 ましてやこの数年は、EXILEなどのLDH勢、BTSなどのK-POP勢、JO1などのその他国内勢も伸張して『ボーイズグループ戦国時代』の様相を呈しており、ジャニーズの一強時代はとうに終わりを迎えています。そうした状況下で、若手のジャニーズグループメンバーたちが少しでも“爪痕”を残そうと、テレビ出演や配信動画の収録の際についつい張り切りすぎてしまい、笑える“いじり”としてやったつもりが視聴者を引かせてしまう、というケースも増えているように思われます。

 特に、グループ内でも人気の高いメンバーがあまり目立たないメンバーをいじっていたりすると、ファンにとっては、そのいじりがリアルなものに感じられてしまう。2011年にデビューしたSexy Zone松島聡(デビュー当時13歳)、マリウス葉(デビュー当時11歳)がのちに活動休止に追い込まれるなどしたのも、『トークが達者で年上組でもあった菊池風磨(デビュー当時16歳)などからのいじり行為が行きすぎたせいだ』といった風説がファンの間で根強く語られていましたしね」(前出・芸能ライター)

メンバー間の衝突を“ワチャワチャ感”へと昇華できたグループだけが、「国民的アイドルグループ」の称号を手にする

 ジャニーズグループを長年ウォッチし続け、現在は思春期を迎えた2人の男児の母でもある中部地方在住のある女性はこう語る。

「昔は、ジャニーズグループ内の人間関係やそれに伴う軋轢もゴシップ的に楽しめていましたが、自分が子を持ち、息子たちの人間関係を間近に見るようになり、なかなかそうも言っていられなくなってきましたね(笑)。当たり前ですが10代の子どもはみな繊細で、カラダは大人並みになっても、相手のちょっとした言葉にすぐに怒ったり傷ついたりしてしまいます。うちの子もわりと優しいタイプで、子どもの友人関係を眺めていると、『もっと言い返しなさいよ!』とつい言いたくなってしまう場面も多い(笑)。

 ジャニーズグループを見ていて思うのは、『アイドルというのは、自分ではどうしようもない要素で、芸能人としての“出世”が影響されてしまう』ということ。一般人であれば、勉強や運動、オシャレや言動など、ある程度は本人の努力や気遣いでどうにかなる要素で自分のポジションが決まっていくのでしょうが、アイドルの場合は、生まれつきの“顔面偏差値”や事務所からの“押され度”など、本人にはなかなかいかんともしがたい要素でデビューが決まったり売れていったり……という世界ですよね。

 そういう、本人にはどうしようもない要素を意識させられながら、常に他人と自分とを比較せざるを得ない激しい競争社会を生きていることが、ジャニーズに限らず一般にアイドルグループ内で軋轢、いじめが生じやすい大きな要因のひとつとなっているのかもしれませんよね」

 思えば、SMAP、そしてTOKIOV6など、デビュー当初にはメンバー間の衝突がありつつも、その後大人になるに従ってそうした人間関係のアヤをうまく“ワチャワチャ感”へと昇華できたグループだけが、国民的アイドルへと成長し、脱退者をほとんど出さずに長く愛されるグループへと変貌していくのだ、ということもいえるのかもしれない。

 SixTONESSnow Man、そしてキンプリ……。メンバー間の軋轢をうまく克服し、次に国民的アイドルへと成長するのは、いったいどのグループなのであろうか?

(文=田口るい)

“G7でぼっち”菅首相フォローのため妄想ストーリー流布! 甘利明は「外国の首脳を一喝」、FNNは「カメラがない場面で会話」

 17日に開いた記者会見でも、相変わらず説明能力のないポンコツぶりを露呈させた菅義偉首相。パンデミック下で五輪を強行するというのに、本サイトの記事で指摘したように、「安全安心」の根拠は一切説明できず、「子どもたちに夢や感動を伝える機会になる」とか「会場に直行、直帰をすること...

パチンコチェーン大手が社会貢献活動 光触媒コーティングで学校生活を支援!

 コロナ禍でも安心して通える学校生活へ。パチンコホールチェーン大手のダイナムはこのほど、店舗近隣地域の島根県安来市立島田小学校(ダイナム安来店)と、高知県土佐市立高石小学校(ダイナム高知土佐店)に対して、光の力で菌やウイルスなどを分解・無害化する「光触媒コーティング」を寄贈した。

 同社は2月上旬、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、光触媒コーティングを全店で施行。この光触媒コーティングには60分放置でアルコール消毒以上の効果があるそうで、実際の営業店舗で行った実験では、その光触媒コーティングにより菌やウイルスの代替指標「ATP値」が30分後には60.1%、60分後には78.8%と、時間経過と共に減少し、7時間後には97.1%と、菌類を含む有機物はほぼ死滅したという。
 
 また、施工4週間後に実施したテストでも、同様の水準をキープ。同社では施工後、約3年間の効果持続を見込んでいるとした。

 今回の活動は、同社が積極的に推進する地域貢献活動において、地域のニーズを伺う中で実現に至った。コーティング作業に使用した製品は製造元の株式会社ポッシブルより無償提供され、ダイナム従業員と共に各種教室、職員室、階段、トイレ、体育館などにコーティングを施した。

 この活動について高知県土佐市立高石小学校の弘瀬直美校長は、コロナ禍において子供たちには日常の生活を維持しながら学校生活を送ってもらいたいとの気持ちが常に頭の中にある状態だったそうで、「今回、ダイナムさんからコロナ対策のお話をいただいたことはありがたい機会だと思っています」とコメント。

 コーティング作業をするにあたって事前に全校生徒で自分の机や教室を日常よりも一生懸命清掃したそうで、「磨いたら綺麗になるという工程が、子供たちにとって楽しいと思えたようです」とも語った。

 また、活動には職員、生徒全員が参加したとのこと。社会貢献活動という言葉自体も子供たちにはなじみのない言葉だったそうで、「企業が様々な活動をしているということを伝えるいい教育になったと思います」と感謝を述べた。

 同社は、今後も地域とさらなる共生を目指して、地域社会の発展につながる貢献活動を継続するとのこと。この活動の模様は、公式HPで確認できる。

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『コントが始まる』菅田将暉×有村架純の“恋愛未満”、最終回でいよいよ恋が始まる?

 売れないお笑いトリオ「マクベス」が解散するまでの日々を描く連続ドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系、土曜22時〜)。菅田将暉が人生に悩む売れない芸人を演じ、ほかのトリオメンバーは神木隆之介仲野太賀という同世代の人気俳優が務める。また、ヒロイン役には有村架純を据え、今クールの連続ドラマでは最強の布陣か……と思いきや、視聴率的には1桁台を推移しなかなか苦戦を強いられている(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。

 あるテレビ誌の記者は次のように分析する。

「視聴率は初回こそ8.9%と今のご時世ではまずまずの成績でしたが、そのまま下降線をたどり6~7%を推移。しかし最近は『世帯視聴率はさほど重要視されない』との考えが強いですし、日テレのドラマはHuluですごくよく回るため、5%を下回らなければそこまで問題視はされません。

 しかし、これだけ旬なキャスティングを成立させたわけですから、局としてはもう少しバズらせたかったところでしょう。“敗因”は、間延びした会話劇に終始してしまったところではないかと。ドラマ初回でマクベスの解散が決まり、あとはえんえん、『残された芸人人生をどう生きるか』についてロービートで淡々と描くのみ。3人の会話が自由演技になることも多いのですが、映画的なその“ノイズ感”があまり作用してない。要は、『売れない芸人がどう落とし前をつけるか』という物語として、異様に長いんです。

 また、マクベスの熱狂的なファンという設定の有村架純さんは、3人を支えるという役どころなのですが、かといって菅田とはなかなか恋愛関係にならない。回を追うごとに距離は近づきますが、ファンでありご近所さんというスタンスは変わらない。最終回でどう展開するのかはわかりませんが、これでは明らかに宝の持ち腐れというか、有村さんの無駄遣いではないかと……」

お笑い好きの菅田将暉、『ダウンタウンなう』で号泣したピュアネス

 6月19日放送予定の最終回では、ついにマクベスの解散が描かれるが……では、最終回も観る価値ナシということなのか?

「そんなことはありません。ここまでの9話で解散を引っ張りに引っ張ってきたので、むしろ期待値はMAX状態。おそらく相当ウェルメイドな笑いと涙の最終回を用意しているはずです。『20代後半の芸人がどうやって第二の人生を送るのか』という点のみに話は収斂していくはずなので、最終回だけでも楽しめると思いますよ。

 また、菅田さんは大のお笑い好きで、ダウンタウンに心酔していることでも知られており、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)でダウンタウンと初共演した際に感極まって号泣したエピソードはファンの間では有名な話。なので、売れない芸人という今回の役も、丁寧に細やかに演じている姿に好感が持てます。

 ただ、マクベスは売れない芸人という設定で毎回コントを披露しているわけですが、演じているのは旬な人気俳優なので、どうしても“売れそうな芸人”に見えてしまう(笑)。結局マクベスのネタが面白いのか面白くないのかもドラマのなかでは判然としないままなので、最終回ではそこにも注目したいですね。そもそも、芸人人生の終わりが決まるところから始まったドラマなので、最終回を観て面白かったら、初回から観直すというのも楽しいと思いますよ」(前出・テレビ誌記者)

菅田将暉主演の2021年新春の月9は、なんと『コントが始まる』前に撮影を終了していた

 現在は主演映画『キャラクター』が公開中の菅田将暉。来年はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で源義経役を演じる一方、来年1月からのフジ月9枠で『ミステリと言う勿れ』に主演することも発表されたばかり。『コントが始まる』で演じている売れない芸人と真反対の、売れまくっている俳優なのである。

 あるテレビ局関係者はこう語る。

「月9『ミステリと言う勿れ』は、来年の1月からのオンエアなのに、撮影のほうは『コントが始まる』のクランクイン前にはほぼ終わっていたという異例すぎるスケジュールでした。というのも、これから大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の撮影が始まるので、そこしかスケジュールがなかったとか。ということは『ミステリと言う勿れ』は、オンエアの1年以上前にすべての脚本作業やロケの準備を終わらせる必要があったわけで、フジのスタッフ側は相当大変だったと思いますよ。

 また、『鎌倉殿の13人』は菅田さんが長年アニキと慕っている小栗旬さんが主演で、三谷幸喜さんの脚本。菅田さんも相当気合が入っているそうなので、来年は義経役と月9主演とで、さらなるブレイクは間違いないでしょう。

 菅田さんは、今年1月に公開された『花束みたいな恋をした』のほうも、このコロナ禍のなかで興行収入37億円を突破するほどの大ヒットを記録。この作品で共演した菅田さんと有村さんの恋愛ドラマを、『コントが始まる』で期待していた視聴者も多いはずですが、第9話までは手すらつながない(笑)。やはりこの2人の恋愛が描かれなかったことが、視聴率が上向かない一番の要因ではないかと思いますね」

 果たして『コントが始まる』の最終回では、コントではなく恋愛が始まるのか? 我々の想像を絶する結末を期待したい。

(文=藤原三星)

●藤原三星(ふじわら・さんせい)
ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。<twitter:@samsungfujiwara

JRA 武豊「難しいレースになりました」悪夢の再現でファンも失望!? マイシンフォニー素質証明の上がり最速「33.6秒」も届かない騎乗に非難の声

 19日、東京競馬場で行われた新馬戦は、C.ルメール騎手の騎乗したアライバル(牡2歳、美浦・栗田徹厩舎)が優勝。単勝1.8倍の1番人気に応え、デビュー戦を勝利で飾った。

 16頭立ての1600m戦。レースは稍重馬場となった芝コースで行われた。スタートで後手を踏んだアライバルは、鞍上のルメール騎手に促され道中は中団前目を追走。最後の直線で外に持ち出すと、レース後にルメール騎手が「楽勝でした」と振り返ったように、2着プルパレイに2馬身半差をつけて快勝している。

 一方、2番人気ながら4着に敗れたのが、武豊騎手が騎乗したマイシンフォニー(牝2歳、栗東・松永幹夫厩舎)。デビューから3連勝で京都2歳S(G3)を制したマイラプソディの半妹ということもあり注目を集めたが、こちらは不完全燃焼のレースとなった。

 マイシンフォニーはスタートで出遅れ、内枠ということもあり後方の内目を追走。直線では外に持ち出そうとしたが外のナカガワフェイスにブロックされ、馬群を突いて最後は盛り返したが4着までが精いっぱいであった。

 内枠からの後方追走で、直線で包まれる競馬。武豊騎手が騎乗した兄マイラプソディのエプソムC(G3)を再現するような競馬に、SNSや掲示板を通じて一部の競馬ファンからは「同じ乗り方しか出来ないのかよ」「あの位置では詰まって当然」「雨の16頭立てで最後方とか……」と、武豊騎手の騎乗に非難の声も挙がっている。

 とはいえ、稍重馬場で上がり最速の33.6秒。見どころ十分の競馬に、今後への期待を膨らましたファンも多かったはずだ。

 ゴールを過ぎてからは勝ち馬アライバルに並びかける勢いで、鞍上の武豊騎手もレース後「ラストはいい脚を使いましたし、素質は感じましたよ」とコメント。松永幹夫調教師もレース前には『スポニチ』の取材で、G1を4勝した元管理馬のラッキーライラックと比較し「素質は引けを取らないモノがあると思います」と語っており、両者ともにポテンシャルを高く評価している。

「武豊騎手がレース後『ゲートを出なくて、レースの流れがスローだったので難しいレースになりました』と語っていたように、今回は内枠に加えスタート後の出遅れと不運が重なった印象です。

向正面では若干行きたがる面も見られましたし、直線で見せた末脚の切れ味からも渋った馬場もマイナスだったのではないでしょうか。スムーズなら巻き返しも期待できそうです」(競馬記者)

 確かに今回は内枠で出遅れたことに加え、直線でも稍重の馬場が影響した感は否めない。1度使ったことでガス抜きされ、気性面も改善される可能性はあるだろう。

 父ディープインパクトの良血馬で、期待も大きいマイシンフォニー。次走の巻き返しに期待したいところだ。(文=北野なるはや)

<著者プロフィール>
 某競走馬育成牧場で働いた後、様々なジャンルの仕事で競馬関連会社を転々とする。その後、好きが高じて趣味でプログラミングを学習。馬券には一切のロマンを挟まないデータ派であるが、POG(ペーパーオーナーゲーム)では馬体派という奇妙な一面も持つ。

パチスロ『HANABI』など歴代の名機たちをアツく語る! 人気ライターの座談会動画がマニアック過ぎると話題!!

 昨今のパチスロは、液晶搭載が当たり前。ド派手な液晶演出に一喜一憂するファンも多いことであろうが、やはりパチスロの原点と言えばリーチ目である。

 王道の出目からマニアックな出目。これらに興奮するファンも少なくはなく、そんなファンたちは好んでA PROJECTのマシンを遊技する傾向にある。

 A PROJECTとはご存じ、リバイバルをテーマとして「復刻機」や「技術介入機」などパチスロの原点に立ち返った機種を開発するユニバーサルエンターテインメントのプロジェクト。5号機時代には『ハナビ』『バーサス』『アレックス』など4号機時代の名機を復活させ、6号機としても『ドンちゃん2』や『サンダーVライトニング』でファンをうならせている。

 そんなA PROJECTは公式YouTubeチャンネル「A PROJECTチャンネル」を展開中で、先日アップされた「Aプロマニア座談会」では、これらのマシンに魅せられたライターたちが集結。文字通り、A PROJECTについて熱く語り合っている。

 司会はフリー芸人でパチスロ好きでも知られるいけ団地が務め、オノルの名でライターとしても活動していたユニバーサルエンターテインメントの小野Pがサポート。座談会メンバーはパチ7編集長、佐々木真、はせD、マコト、ラッシーの5名だ。

 まずはじめのトークテーマは「1番好きなAプロ機種は?」で、それぞれが『バーサス』『ハナビ』『ゲッターマウス』などをチョイス。『B-MAX』についてはチェリーを取りこぼすと次回チェリー入賞orボーナス成立までリプレイ確率が微増するシステムなどにも言及し、いけ団地を「知らなかった」と感心させている。

 続くテーマは「1番好きなAプロ機種の入りパターン」で、こちらも『ハナビ』の枠上BARからの小役ハズレ、『バーサス』の予告音あり+消灯なしでのV上段テンパイ(左リールは単V)など、各人のお気に入り出目をピックアップ。『ゲッターマウス』は左枠下までネズミ絵柄を蹴って中段にオレンジが揃いながらも、その出目はねずみビッグが確定する点などについても触れ、「パチスロは不親切な方が面白い」と言ったマニアならではの名言も飛び出している。

 以降も、「初めて打ったパチスロ機種は?」「Aプロ機種で搭載してほしい機能は?」などといったテーマでトークが繰り広げられ、マニアックな内容に終始。約28分の動画に、彼らのA PROJECT愛が詰め込まれている。

 先日には、この動画の「後編」も公開。前後半共に、ボーナスタイプファンには是非ともご覧いただきたい。

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武豊「メッチャいい!」と惚れ込んだ大器が引退……兄エアスピネルと「初の兄弟対決」は、あと一歩で幻に

 19日、2018年のチャレンジC(G3)を勝ったエアウィンザー(セン7歳、栗東・新谷功一厩舎)が登録を抹消。7月のプロキオンS(G3)に向けて調整されていたが、現役を引退し、滋賀県の甲南馬事公苑で乗馬になることが決まった。

「メッチャいい――!」

 2016年9月、デビュー前のエアウィンザーに騎乗した武豊騎手は、開口一番に若き大器を絶賛した。

 父はキングカメハメハ、母は秋華賞馬エアメサイアという超良血馬。そして何よりも、当時は全兄のエアスピネルが、武豊騎手とのコンビでクラシックを奮戦中。レジェンドジョッキーが期待を寄せるのも当然で、周囲の関係者からは「兄以上の大器」という声もあった。

 そんなエアウィンザーだったが、単勝1.3倍に推されたデビュー戦でいきなり躓いた。出遅れが響き、後の共同通信杯(G3)3着馬ムーヴザワールドにクビ差後れを取ったのだ。レース後、「まだ全体的に緩い。本気で走れない体」と今後の課題を指摘した武豊騎手も落胆の色が隠せない様子だった。

「当時2016年は翌年に大阪杯とホープフルSのG1昇格が控えており、朝日杯フューチュリティS(G1)を残してJRA全G1制覇にリーチを掛けていた武豊騎手にとっては、一時的にせよ記録を達成できる大きなチャンスという年でした。

それだけにエアウィンザーへの期待は大きかったと思いますね。兄のエアスピネルは前年の朝日杯FSで単勝1.5倍に推されながらも、ゴール前でリオンディーズに強襲されての2着。エアウィンザーは、そんなリオンディーズを手掛ける角居勝彦厩舎の管理馬という縁もあって、武豊騎手にしても『今度こそ』という思いがあったと思います」(競馬記者)

 武豊騎手の指摘通り、まだ幼さを残していたエアウィンザーは単勝1.1倍に応えて未勝利戦こそ勝利したものの、その後は連敗。クラシックの登竜門となる共同通信杯で6着に敗れると無念のコンビ解散……。エアウィンザーはこの春全休となった。

 次に武豊騎手×エアウィンザーのコンビが組まれたのは2年後だった。

 5歳になったエアウィンザーは本格化を迎え、別馬のように変身。チャレンジC勝利を含む怒涛の4連勝で金鯱賞(G2)を迎え、2年前のコンビ解散当時に残していた幼さはまったく残っていなかった。

 武豊騎手の期待ぶりは1週前追い切りに自ら騎乗したことからも窺える。金鯱賞は大阪杯の前哨戦として位置づけられたレースだが、武豊騎手には本番当時にドバイでの騎乗が控えていたこともあって、陣営には「目イチで仕上げてね(笑)」という“珍指令”が飛び出していた。

 しかし、レースではダノンプレミアムを抑えて1番人気に支持されたものの3着。おそらくはここがエアウィンザーの競走生活のハイライトであり、武豊騎手との最後のコンビでもあった。

 結局、エアウィンザーは浜中俊騎手が騎乗した大阪杯で5着に善戦したものの、その後は連戦連敗……。今年になって2月のフェブラリーS(G1)で兄のエアスピネルが2着に激走した影響もあって、ダート挑戦に最後の望みを懸けたが結果が出ず、ついに引退することとなった。

「実は兄のエアスピネルの次走もプロキオンSが予定されており、もし弟のエアウィンザーが現役のままなら、初の兄弟対決が実現していたかもしれません。

兄がクラシックで善戦し、弟も来年のクラシック候補と注目されていた時は、まさか未来の兄弟対決がダート1400mのプロキオンSで実現していたかもしれないなんて、誰も思わなかったでしょうね。早くから活躍したエアスピネルよりも、晩成傾向にあったエアウィンザーの方が早く引退したことも驚きですし、やはり競馬は難しいです」(別の記者)

 結局、武豊騎手がエアウィンザーで勝利したのは単勝1.1倍に推された未勝利戦のみ。残念な結果に終わってしまったが、2017年から2018年にかけて9戦連続1番人気を記録するなど、長くファンに愛された馬だった。(文=銀シャリ松岡)

<著者プロフィール>
 天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。好きな騎手は当然、松岡正海。

【大阪カラオケパブ刺殺】ストーカーの4類型、ストーカー殺人犯の5つの性格傾向

 大阪のJR天満駅近くでカラオケパブを経営していた25歳の稲田真優子さんが刺殺された事件で、大阪府警は6月18日、同店の常連客だった56歳の会社員、宮本浩志容疑者を殺人の疑いで逮捕した。

 宮本容疑者は、稲田さんが別のカラオケパブで働いていた4年前頃から稲田さんがいる日だけ店に通うようになったという。しかも、昨年7月に稲田さんが前の店を辞めて今年1月に自分の店を開店すると、宮本容疑者はほぼ毎日訪れていたようだ。

 稲田さんが前のカラオケパブで働いていたとき、宮本容疑者にしつこくされて、「もう来ないでください」と強く通告したこともあったほどだが、それでも宮本容疑者は連日店に通っていたと報じられている(「文春オンライン」6月19日配信 記事より)。そのため、稲田さんは「連絡がしつこい」「何十件も(通信アプリの)LINEで電話やメッセージがくる」などと周囲に漏らしていたとの報道もある。

 一連の報道が事実なら、宮本容疑者はストーカーまがいのしつこい客だった可能性もある。宮本容疑者は容疑を否認しており、今後の捜査の進展を待たねばならないが、もし彼の犯行とすれば、ストーカーが暴走して凶行に及んだ“ストーカー殺人”とも考えられる。

 そこで、今回はストーカーの定義、分類、性格傾向などについて解説したい。

ストーカーの定義と分類

 ストーカーとは、一方的に相手に好意を寄せ、相手もまた自分に恋愛感情や関心を抱いている、もしくは将来抱くであろうという幻想からつきまとう人物である。

 精神医学的には、次の要件を満たす場合、ストーカー行為と認定される。

1)   特定の個人に対して直接的、継続的になされる

2)   ターゲットから望ましくない介入とみなされる

3)   ターゲットに恐怖や不安を与える

 宮本容疑者の一連の行動は、この3つの要件を満たしており、ストーカー行為に該当する。

 また、誰をターゲットにするかによって、ストーカーは4つのタイプに分類される。

A)   破局愛型

B)   接客業型

C)   有名人型

D)   無関係型

 A)破局愛型は、かつて恋愛もしくは婚姻関係にあったが、その関係が失恋や離婚などによって破綻した後も、それを受け入れられず、執拗に追い回すタイプである。その典型が、

 2013年10月、東京都三鷹市で女子高生を殺害した日本人とフィリピン人のハーフの20代の男だろう。

 大阪市内に住んでいた男と三鷹市在住の女子高生は、2011年にSNSを通じて知り合い、一時は交際していたが、女子高生側が別れを切り出し、いったん交際は終わった。しかし、男のほうは受け入れられなかったようで、しつこく復縁を迫ったものの、かなわなかった。そのため、女子高生の殺害を考えるようになり、上京して凶器となるナイフを購入し、女子高生の自宅に侵入して待ち伏せたうえ、11カ所の刺し傷・切り傷を負わせて殺害した。

 この三鷹ストーカー殺人事件では、男が女子高生を殺害する直前に、インターネットの掲示板などで女子高生の性的な画像・映像を投稿していたことも話題になった。この画像・映像は事件が報道されるにつれて拡散され、多くの人の目に触れることとなり、いわゆる「リベンジポルノ」が社会問題化するきっかけともなった事件である。

 B)接客業型は、接客業に従事している相手に一方的に恋心を募らせ、しつこくつきまとうタイプであり、宮本容疑者もこれに該当する。このタイプのストーカーが暴走して起こした事件として有名なのは、2009年8月、東京都港区で耳かきサービス店員の21歳の女性と祖母が40代の無職の男に刺殺された事件だ。

 この男は、耳かき店の常連で、被害者の女性をしつこく食事に誘うなどした結果、店を出入り禁止になり、女性の自宅で待ち伏せした。しかし、逃げられたため、「もう会えない」との絶望感から、憎しみや怒りを募らせて殺害を決意したようだ。

 このように接客業に従事する女性に一方的に恋愛感情を抱いてストーカー化する男性は少なくない。女性のほうは仕事柄笑顔で接しなければならず、むげに断れないので、勘違いする男性が多いのかもしれない。

 同様のことは、接客業に限らず、サービス業全般で起こりうる。スーパーやコンビニのレジの女性から、客に待ち伏せされたとか、自転車のかごの中に卑猥な内容の手紙を入れられたとか相談を受けることがある。レジの女性も笑顔で接しなければならず、お金の受け渡しの際に手が触れ合うので、男性の恋愛幻想に拍車をかけるのではないか。

 C)有名人型は、アイドルをはじめとする芸能人、あるいはアスリートやアナウンサーなどをターゲットにするタイプである。アイドルがストーカー被害に遭ったという話は枚挙にいとまがないが、これはファンにとって疑似恋愛の対象だからだろう。

 D)無関係型は、通りすがりに見かけたり、同じ電車に一緒に乗り合わせたりした見ず知らずの相手に一方的に恋愛感情を抱き、つきまとうタイプである。ターゲットにされた被害者からすれば、どうしてこんな目に遭うのか皆目わからず戸惑うことが少なくない。

ストーカーの性格傾向

 ストーカー化しやすい人には次のような性格傾向が認められる。

1)   独占欲が強い

2)   嫉妬深い

3)   都合のいいように現実を歪曲

4)   極端な献身と怒りの間を往復

5)   特権意識が強い

 宮本容疑者は「(稲田さんが)他の客の接客をして相手にされないと、切れたり怒鳴ったりすることがあった」という常連客の証言があり、独占欲が強く、嫉妬深かった可能性が高い。

 また、相手が自分を拒否していても、自分に都合良くねじ曲げて解釈する傾向が強い。たとえば男性なら、「あの女性は恥ずかしがっているだけで、本当は僕のことが好きなのだ」、女性なら「あの男性が私とつき合わないのは、私が高嶺の花で手が届かない存在だと思っているから」などと曲解する。そして「相手が恥ずかしがっているのだから、私から近づいていかなければ」と考え、ストーカー行為をしてしまうのである。

 さらに、毎日稲田さんの店に通っていた宮本容疑者は「1日1万円以上遣っていたので月に30万円くらいにはなっていたと思います」という証言もあるので、「ここまで貢いでいるんだから」という認識が宮本容疑者にあったとしても不思議ではない。

 もちろん、いくら貢いでも、あくまでも本人の意思なのだが、それに応えてもらってないように感じると、激しい怒りを爆発させる。その結果、極端な献身と激しい怒りの間を行き来しているように見えるのもストーカー化しやすい人の特徴だ。

 そのうえ、これだけお金を遣っているんだから、自分は特別扱いされて当然という特権意識が強い。だから、少しでも拒否されたとか、ないがしろにされたとか感じると過剰反応して、怒りから暴走する。

 結局、ストーカーを突き動かすのは怒りである。怒りをコントロールできず、ターゲットに罰を与えたいという懲罰欲求と復讐したいという復讐願望が強くなって、暴走する。暴走の末に殺人を犯すこともあり、被害者からすればたまったものではない。

(文=片田珠美/精神科医)

参考文献

片田珠美『自己愛モンスター』ポプラ新書 2016年

●片田珠美/精神科医

広島県生まれ。精神科医。大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。人間・環境学博士(京都大学)。フランス政府給費留学生としてパリ第8大学精神分析学部でラカン派の精神分析を学ぶ。DEA(専門研究課程修了証書)取得。パリ第8大学博士課程中退。京都大学非常勤講師(2003年度~2016年度)。精神科医として臨床に携わり、臨床経験にもとづいて、犯罪心理や心の病の構造を分析。社会問題にも目を向け、社会の根底に潜む構造的な問題を精神分析学的視点から分析。