部下の話を「肯定」する上司は二流。一流がやっている「評価を捨てて聞く」技術 – 伝え方ひとつで部下が動き出す 上司の「コミュ力」大全

部下が動かない、Z世代との距離感がつかめない……そんな悩みを解決するのが、ソフトバンクで「汐留の母」と呼ばれた澤田清恵著『伝え方ひとつで部下が動き出す 上司の「コミュ力」大全』(ダイヤモンド社)だ。生身のリーダーに求められる最強の武器は生成AIには代替できない「コミュ力(共感力)」。単なる同情ではなく、相手の視点を論理的に理解する「認知的共感」の技術を体系化した、悩める上司たちの「読むサプリ」だ。呼吸を合わせる基本から、自身の無意識を言語化する応用、さらには「飲み会の失敗事例」や「エース部下の退職」といった実例に基づく「しくじり」分析まで網羅。表面的なテクニックではなく、心・技・体を整え、信頼で組織を動かすための実践的ノウハウが詰まった決定版!

日本は「大地変動の時代」に突入している。巨大地震を生き延びるために必ずやっておきたいこととは…京大名誉教授の「気になる答え」 – 大人のための地学の教室

東日本大震災によって日本列島は地震や火山噴火が頻発する「大地変動の時代」に入った。その中で、地震や津波、噴火で死なずに生き延びるためには「地学」の知識が必要になる。京都大学名誉教授の著者が授業スタイルの語り口で、地学のエッセンスと生き延びるための知識を明快に伝える『大人のための地学の教室』が発刊された。西成活裕氏(東京大学教授)「迫りくる巨大地震から身を守るには? これは万人の必読の書、まさに知識は力なり。地学の知的興奮も同時に味わえる最高の一冊」と絶賛されたその内容の一部を紹介します。

「新幹線で豚まん」はNG?繰り返される論争に終止符を打つ「生物学的な答え」【神経内科医が提案する科学的着地点】 – ニュース3面鏡

新幹線で豚まんを食べるのは「アリ」か「ナシ」か――ネット上で繰り返されるこの対立の根底には、世間の誰もが気づいていない「とんでもない誤解」が潜んでいました。苦手派と寛容派では、そもそも“嗅いでいるニオイ”自体が違う!? 神経内科医が解き明かす、両者の間に生じる断絶の正体とは?

自分のアイデアに対して、多くの人から「いいね!」と言われたとき、あなたはどうする? – 増補改訂版 起業の科学

スタートアップが成功できるか、失敗して消えてしまうか? それを決めるのは、Product Market Fit(PMF:プロダクト・マーケット・フィット/市場で顧客に愛される製品・サービスを作ること)を達成できるかどうかにかかっている。『増補改訂版 起業の科学 スタートアップサイエンスVer.2』(田所雅之著、ダイヤモンド社)は、起業家の8割が読み、5割が実践する起業本のベストセラー『起業の科学』を9年ぶりに大改訂した最新版。本連載では同書から抜粋して、スタートアップの成長を加速するポイントについて、わかりやすくお伝えしていきます。

3分でわかる! キルケゴール『死に至る病』【書籍オンライン編集部セレクション】 – 読破できない難解な本がわかる本

世界的に多大な影響を与え、数千年に渡って今なお読み継がれている古典的名著たち。そこには、現代の悩みや疑問にも通ずる、普遍的な答えが記されています。しかし、そのような本はとんでもなく難解で、一冊しっかりと理解するには何年もかかるものもあります。本連載では『読破できない難解な本がわかる本』(富増章成 著)から、それらの難解な名著のエッセンスを極めてわかりやすくお伝えしていきます。

「トランプ10%新関税」米国内で早くも訴訟、“時間稼ぎ”の関税を日本は無条件で受け入れるのか – 野口悠紀雄 新しい経済成長の経路を探る

トランプ政権は、違憲とされた相互関税に代わって1974年通商法122条を根拠とする関税を発動したが、新関税についても違法であることを認識しつつ、301条関税のための事前調査を行う時間稼ぎで導入したのではと推察される。そうであれば、日本は新関税を支払う必要がないと考えることもできる。

こりゃ通い詰めたくなるわ!ロイヤルホストの“平日限定ランチ”1100kcal超えでボリューム満点!「とっても美味しい」「コスパ最高」 – 今日のリーマンめし!!

Royal Host(ロイヤルホスト)の「チキンカツ南蛮ソースランチ」がコスパ抜群!厚みのあるチキンカツに2種類のソースがかかっていて、ひと口の満足度がすごいんです。サラダとスープ、パンもついていて、空腹がガッツリ満たされました。

うつ病ではないのに、なぜこんなにつらいのか 気づかれにくい心の不調「半うつ」という状態 – 毎朝1分日記

「最近、理由ははっきりしないのに気分が重い」「以前のように頑張れない」そんな状態が続いていても、「病院に行くほどではない」「まだ仕事はできている」と自分を納得させている人は少なくありません。しかし実は、その“なんとなくの不調”こそが、見過ごされやすい心のサインであることがあります。精神科医・平光源先生が語ったのは、うつ病ではないものの、確実に心身のエネルギーが落ちている状態「半うつ」の存在でした。毎朝5時55分から行っている「1分朝活」で明かされたその話は、「心を立て直すには、まず体から整える」という、極めて現実的な気づきを与えてくれるものでした。

もうすぐ新社会人…内定ブルーはなぜ起きるのか? – ありのままの自分で、内定につながる 脇役さんの就活攻略書

『ありのままの自分で、内定につながる 脇役さんの就活攻略書』は、特別な経歴や夢がなかった“普通の就活生”である著者が、1000冊以上の本を読み込み、自分に合った就活メソッドを築き上げ、食品大手を含む22社から内定を獲得した実体験をもとにした、どんな学生でも内定に近づく一冊です。「自己PRで話せることがない」「インターンに参加していない」といった就活に不安を抱く学生と、そっと背中を押したい保護者に読んでほしい就活戦略が満載です。今回は、内定ブルーはなぜ起きるのかについて著者である「就活マン」こと藤井氏が特別に書き下ろした記事をお届けします。

導入5800社・運用600億円を突破…スタートアップが中小企業年金を民主化できたワケ

●この記事のポイント
株式会社ベター・プレイスは、DXと「選択制」スキームを駆使し、中小企業の企業年金導入を民主化したスタートアップである。エッセンシャルワーカーの資産形成を支援する「はぐくみ企業年金」は導入5,800社に上っている。運用資産を途上国のマイクロファイナンスへつなげ、世界の金融包摂を目指す「エモい金融」の全貌に迫る。

●目次

原体験:手取り14万円、社会を支える人がなぜ報われないのか

 多くのスタートアップが効率や利便性を追求する中、株式会社ベター・プレイスは「誠実さ」と「優しさ」というキーワードを掲げて急成長を遂げている。代表の森本新士がこの事業に乗り出した背景には、介護職として働く実弟の存在があった。

「私の弟はいわゆる介護の仕事をもう20数年前からやっていまして、鳥取にいるのですが。当時、彼の手取りは13万〜14万円という世界で働いていました。その奥さんも保育士なのですが、やはり同じような手取り水準。なぜこんなに世の中を支えるような仕事を頑張っている人たちが、お金の面でこれほど苦労しなければならないのか。その思いがずっと根底にありました」

 森本はその後、保険会社を経て年金のコンサルティング会社を立ち上げる。当初は大企業を顧客に制度設計を行っていたが、ある「違和感」が彼を突き動かすことになる。

「ある大手グループで企業年金の導入をお手伝いした際のことです。本社のホワイトカラー部門の方々は、確定拠出年金(企業型DCやiDeCo等)の話もスムーズに理解し、活用してくれました。しかし、同じグループでも現場の介護部門やビルメンテナンス部門の方々に説明すると、反応が全く違ったのです。株や債券といった金融の話は、どんなに分かりやすく説明しようとしても、そもそも興味を持ってもらえない。それどころか、話を聞くこと自体が苦痛という雰囲気さえありました」

 給与に余裕があり、60歳まで資金が拘束されても困らない層と、日々の生活が精一杯で、将来のお金のことを考える余裕もない現場の層。森本はこの構造的なミスマッチを肌で感じ、「現場の方々が抱えているペインに応える仕組みを一から作らなければならない」と確信するに至った。

構造的障壁の突破:なぜ「中小企業の年金」は放置されてきたのか

 これまで、企業年金は「大企業の特権」となっていた。そこには、スタートアップが付け入る隙のない構造的な「不毛地帯」が存在したと森本は分析する。

・金融機関が手を出さない「儲からない領域」

「中小企業に企業年金が届いていない理由は2つあります。1つは会社側に財政的な余裕がないこと。2つ目は、供給側の金融機関にとって採算がとりにくいということです。企業年金は手続きが非常に複雑で、導入時には膨大な書類が必要です。大企業なら一度に何千人も加入するので効率が良いですが、中小企業は手間ばかりかかって採算が合わない。だから、既存の金融機関では、中小企業のサポートには積極的に取り組んでこなかったのです」

 さらに、ITリテラシーの壁も厚い。昨今ではネット証券が中小向けサービスを始めているが、それも「自分たちで手続きができる」ことが前提だ。介護や建設といった現場では、バックオフィスも余裕がなく、PCの前に座る時間が限られる現場仕事の方々にとって、複雑なITシステムは馴染みにくいもの。そこをサポートする存在がいなかった。

・徹底したDXと「選択制」という仕組み

 ベター・プレイスはこの課題を、徹底した手続きのDX化と「選択制」というスキームによって解決した。「選択制」とは、給与の一部を前払い退職金に置き替え、「今、給与として受け取るか」「将来の退職金として積み立てるか」を本人の意思で選べる仕組みだ。

「この仕組みの最大のメリットは、積み立てた掛金が非課税になるだけでなく、社会保険料の算定対象からも外れることです。本人には税金・社会保険料軽減メリットがあり、同時に会社側も、結果的に労使折半分の社会保険料負担が減ります」

 この「三方よし」の仕組みを、ITに馴染みがない現場でも導入できるように、説明会から手続きまでをパッケージ化して提供したことが、資産形成の民主化への大きな鍵となった。

ブレイクスルー:信頼の連鎖と「インフルエンサー」の爆発

 事業が軌道に乗るまでには、多くの「幸運」と「執念」があった。特に、大企業や業界団体が主なプレイヤーである確定給付企業年金の世界において、実績のないスタートアップが認可を得るのは至難の業だった。

「厚生労働省からは『初年度から数千人の加入者がいないと認可は難しい』と言われ、一方で私たちは『認可がないと募集ができません』という、まさに卵が先か鶏が先かという神学論争を1年ほど続けました(笑)。結局、『設立趣意書』だけで全国の保育所を回るという泥臭い活動を始めました」

・最初の1社、そして信頼の連鎖

「最初の66事業所が集まったのは、私の力ではありません。保育業界の若手リーダーである立山先生(社会福祉法人森友会理事長)という方が、『森本が面白い制度を作るらしい。これは業界のためになるから応援しよう』と周囲に声をかけてくださった。『よくわからないし怪しいと思ったけど、立山さんが言うなら入るわ』という方も多かった。仕組みを考えたのは私ですが、命を吹き込んでくれたのは現場の方々の立山先生への信頼でした」

 認可取得後、森本は北海道から鹿児島まで全国を行脚するセミナーツアーを敢行。あまりの過密スケジュールに倒れることもあったが、そこで得た確信が支えとなった。

「セミナーに行くと、半分くらいの方が『これ、凄く良いじゃない』と言ってくださる。実際に加入してくださった保育士さんから『これでお金の安心ができました、ありがとうございます』と声をかけていただいた時、『これはいけるな』と確信しました」

・YouTuberによる想定外の拡散

 さらに、直近3年での急成長には「デジタル時代の追い風」があった。

「ある時、異常なほど問い合わせが来て、営業の予約が1カ月先まで埋まる事態になりました。調べてみると、有名な税理士YouTuberや会計士YouTuberの方々が、うちの制度を『最強の資産形成サービスだ』と取り上げてくれていたんです。私はYouTubeを全く見ないので最初は実感が持てなかったのですが、その拡散力は凄まじかった。そこで一気に桁が変わりましたね」

 現在、同社のサービスは導入社数5,800社、加入者数11万人、運用資産額600億円を突破。圧倒的な成長を遂げている。

「エモい金融」の真意:誠実さが生む新しい信用

 インタビュー中、同社を形容する言葉として「エモい金融」というフレーズが挙がった。森本はこの言葉の真意について、金融業界が抱える「情報の非対称性」へのアンチテーゼだと語る。

「金融の世界では、情報の非対称性をいいことに、必ずしも顧客の利益が最優先されない内容の商品を売り、自分たちが儲けることもある。私はそれが嫌なんです。だからこそ、私たちは徹底的に誠実でありたい。メリットだけでなく、デメリットも隠さず伝えます。『社会保険料が減ることで、将来もらえる厚生年金や傷病手当金がこれだけ目減りするリスクがあります』と。良い面も悪い面も全て見せるからこそ、お客様は信じてくださる。その誠実な姿勢が、結果として『エモい』と言われる信頼感に繋がっているのかもしれません」

 また、同社の収益構造にもその思想が表れている。

「大企業相手のほうが売上効率がよいのは事実です。しかし私たちは、IT活用とDX化によってサービス提供コストを抑えることで、中小企業にも薄利多売の形で売上を立てることができています。また、企業年金は長期で積み立てるため、非常に解約率の低い制度です。そういった基盤があるからこそ、採算があわないといわれる中小企業の資産形成を、安い手数料で一生懸命支え続けることができる。大企業も中小企業も両方やる。それが、私たちの考える『誠実なビジネス』のあり方です」

未来展望:1兆円の資産を動かし、世界の「金融包摂」へ

 現在、「はぐくみ企業年金」同社はさらなるフェーズへと足を進めている。運用資産額が600億円を超えると、機関投資家として「規模の経済」を活かした運用が可能になる。

「かつては難しかった、安定的に4〜5%のリターンを狙える不動産私募REITや、40年物の超長期債などが買えるようになります。加入者の方々に、元本保証の安心感と、3%以上の実質的なリターンをお届けできる入り口にようやく立てます。これは、金融のプロから見ても非常に強力なサービスです」

 森本が見据えるのは、日本国内の課題解決に留まらない。現在、アジアやアフリカでの「マイクロファイナンス事業」にも関わる準備を進めている。

「先日もカンボジアの農村を視察してきました。50万円の融資を受けた農家の方が、ポンプを導入して川から水を引けるようになり、収穫量が劇的に増えて生活が豊かになった姿を目の当たりにしました。日本で働く加入者の方々のお金を、安全かつ高い利回りで運用しながら、同時に途上国の人々の自立を支援する。この『金融包摂(ファイナンシャル・インクルージョン)』を実現したい」

 日本の企業年金未加入者は約2,500万人。森本はそのうち150万人の加入を目標に掲げている。

「今後、我々は運用会社の設立を予定しています。「はぐくみ企業年金」はもちろんのこと、他の基金へも社会的責任投資を提案して、そのお金を運用することで社会をよりよくできないかと考えています。一人の弟の姿から始まった『優しい人が損をしない世界』への挑戦を、私たちは本気で、世界規模で実現していくつもりです」

「金融」というドライな世界に「エモさ」を持ち込む。それは単なる情緒的なアプローチではなく、徹底したDXによる効率化と、隠し事のない誠実なディスクローズに裏打ちされた、極めてロジカルな戦略だった。森本氏の語る「やさしい人がやさしいままでいられる世界」は、着実に、そして力強く広がり始めている。

(構成=BUSINESS JOURNAL編集部)