「男の子」の子育て…「ご褒美で釣る」のはアリかナシか – 男の子の学力の伸ばし方

「ご褒美で釣って勉強させるのは、教育的に良くないのでは?」――そんな疑問を持つ親御さんは少なくないだろう。しかし、難関校への高い合格率を誇る進学塾VAMOS代表・富永雄輔氏の『男の子の学力の伸ばし方』を読むと、ご褒美は使い方しだいで男の子の学力を伸ばす強力な武器になることがわかる。大事なのは「何を与えるか」ではなく、「どう仕組みに組み込むか」なのだ。本連載では、本書の内容から、男の子の本能的な特徴を活かし、学力を伸ばすための考え方や手法をお伝えしていく。(構成:ダイヤモンド社書籍編集局)

「男の子」の子育て…「ご褒美で釣る」のはアリかナシか – 男の子の学力の伸ばし方

「ご褒美で釣って勉強させるのは、教育的に良くないのでは?」――そんな疑問を持つ親御さんは少なくないだろう。しかし、難関校への高い合格率を誇る進学塾VAMOS代表・富永雄輔氏の『男の子の学力の伸ばし方』を読むと、ご褒美は使い方しだいで男の子の学力を伸ばす強力な武器になることがわかる。大事なのは「何を与えるか」ではなく、「どう仕組みに組み込むか」なのだ。本連載では、本書の内容から、男の子の本能的な特徴を活かし、学力を伸ばすための考え方や手法をお伝えしていく。(構成:ダイヤモンド社書籍編集局)

「学校生活で困らない子ども」の親がまず教えている、たった1つの習慣 – まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?

「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。同書の刊行に寄せて、ライターの樺山美夏さんに寄稿いただいた。

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【なぜか嫌われる人】本人が気づいていない“たった1つの原因” – 人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術

気がつくと、1日があっという間に過ぎ去っているあなたへ。人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。

【なぜか嫌われる人】本人が気づいていない“たった1つの原因” – 人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術

気がつくと、1日があっという間に過ぎ去っているあなたへ。人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。

【スマホ依存、衝動買い、飲酒…】「ストレス解消のつもりの習慣」はどうして「依存」になるのか? – 私たちはなぜ「やるべきこと」をやれないのか、「やめたいこと」をやめられないのか

ストレスがたまると、スマホをずっとながら見したり、ゲームを長時間やってしまったり、衝動買いをしたり、お酒を飲みすぎたり、お菓子を食べすぎたり……。このように「“わかっちゃいるけどやめられない衝動”をなんとかしたい」という人におすすめの本がある。書籍『私たちはなぜ「やるべきこと」をやれないのか、「やめたいこと」をやめられないのか』(キム・ソクチェ著/岡崎暢子訳)だ。本書は神経内科専門医として脳科学分野の第一線で活躍する著者が、「自分の感情や欲望に振り回されずに生きる方法」を、脳科学・心理学・哲学の視点から解説した一冊。本記事では本書の発売を記念して、その内容を一部抜粋・再編集して紹介する。

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ホンダ上場来初の赤字の意味…6900億円損失の真因は「EV投資の時間軸」

●この記事のポイント
ホンダが2026年3月期に最大6,900億円の最終赤字見通しとなり、上場来初の赤字転落が濃厚となった。主因は北米EV投資の減損処理と「Honda 0」戦略見直し。EV需要の鈍化やHV回帰、中国勢の台頭を背景に、同社はEV一本化からハイブリッド重視の現実路線へ転換。自動車業界全体の投資戦略見直しを象徴する事例となっている。

 自動車業界に衝撃が走った。本田技研工業(ホンダ)が発表した2026年3月期の連結業績見通しは、最終損益が最大6,900億円の赤字となる可能性を示したのだ。トヨタ自動車や日産自動車も赤字に陥ったリーマンショックやコロナ禍といった外部環境の激変にも耐え、1962年の上場以来、黒字を維持してきた同社にとって、これは歴史的な転換点である。

 さらに象徴的だったのが、次世代EVの旗艦として位置づけられていた「Honda 0」シリーズの開発見直しである。2040年までにエンジン車からの脱却を掲げ、EV専業メーカーへの転換を急いできた戦略が、大きく修正された格好だ。

 この一連の動きは、単なる業績悪化ではなく、自動車産業における“変革の時間軸”そのものの見直しを示している。

●目次

赤字の本質は「販売不振」ではなく減損処理

 今回の巨額赤字の要因を「EVが売れなかった」と単純化するのは適切ではない。最大の要因は、会計上の減損損失である。

 減損とは、将来の収益見込みが当初計画を下回ると判断された際、投資資産の価値を一括で引き下げる処理を指す。ホンダの場合、北米を中心としたEV専用工場や電池関連投資など、数兆円規模の先行投資が対象となった。

 自動車アナリストの荻野博文氏は次のように指摘する。

「今回の赤字は“失敗”というより、“前提の崩壊”による評価替えです。EV需要の立ち上がりが想定より遅れたことで、投資回収の時間軸がズレた。そのズレを一気に処理したのが減損です」

 加えて、「Honda 0」開発見直しに伴う研究開発費の打ち切り、サプライヤー補償なども損失を押し上げた。つまり今回の赤字は、将来の損失を前倒しで処理した“膿出し”の側面が強い。

二輪の高収益でも吸収できなかった構造問題

 ホンダの特徴は、世界トップクラスの収益力を誇る二輪事業にある。東南アジアやインド市場を中心に安定的な利益を生み出し、四輪事業の変動を補完してきた。

 しかし今回、その構造は機能しなかった。四輪部門のEV投資は規模が桁違いであり、数千億円単位の損失が一気に顕在化したことで、二輪の利益では吸収しきれなくなったためだ。

「ホンダの強みである二輪は“キャッシュ創出装置”として優秀ですが、EV投資はそれを上回る資金消費構造です。事業ポートフォリオでリスクを分散するモデルが、EV時代には通用しなくなりつつあります」(同)

 これはホンダ固有の問題ではなく、従来の自動車メーカー全体に共通する構造的課題でもある。

読み違えた「市場」と「政策」

 では、なぜここまでの戦略修正が必要になったのか。その背景には、EV市場を取り巻く環境の急変がある。

・米国市場の変化

 最大市場である米国では、EV需要の伸びが鈍化し、ハイブリッド車(HV)への回帰が鮮明になっている。補助金政策の見直しや金利上昇による購買力低下も影響し、消費者の選好が変化した。

・中国勢の急速な台頭

 もう一つの要因が、中国メーカーの競争力である。BYDをはじめとする企業は、電池から車両、ソフトウェアまで垂直統合した体制を確立し、コストと開発スピードで優位に立つ。

 特にSDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)の領域では、従来の自動車メーカーが前提としてきた開発プロセスそのものが揺らいでいる。

「EV競争の本質は電動化ではなくソフトウェア化です。ここで中国勢やテック企業に遅れた企業ほど、投資の回収が難しくなっています」(同)

 ホンダはハードウェア開発に強みを持つ一方、ソフトウェア領域では後発であり、この構造変化の影響を強く受けた。

EVは間違いだったのか…問われる「投資のタイミング」

 ホンダの戦略修正をもって「EV化は誤りだった」と結論づけるのは早計である。実際、欧州では依然として電動化の流れは維持されており、中国でもEVは主流市場となっている。

 問題は、EVそのものではなく、投資のタイミングと配分である。

 フォルクスワーゲンやフォードもEV部門で巨額の損失を計上しており、グローバルで同様の調整が進んでいる。つまり、業界全体が「期待先行の投資」を修正する局面に入ったと言える。

 この文脈で際立つのが、トヨタの「マルチパスウェイ戦略」である。EV、HV、PHEV、水素と複数の選択肢を維持することで、市場変動への耐性を確保してきた。

「トヨタの戦略は“慎重”ではなく“分散”です。技術の勝ち負けが確定していない段階で、選択肢を絞らなかったことが結果的にリスクヘッジになりました」(同)

 ホンダのケースは、その対極にある「集中戦略」のリスクを示したともいえる。

ホンダの再建シナリオ:現実路線への回帰

 では、ホンダは今後どのように立て直しを図るのか。現時点で見える方向性は明確だ。

・ハイブリッド強化による収益回復

 まず短期的には、収益性の高いHVモデルの強化が進むと見られる。EV一本化を見直し、キャッシュフローの安定化を優先する戦略だ。

・外部連携によるソフトウェア補完

 もう一つの柱が、外部パートナーとの協業である。ソニーとの合弁会社による「AFEELA」は、その象徴的な取り組みといえる。

 ソフトウェア人材や開発基盤を自前で抱えるのではなく、IT企業と連携することで競争力を補完する狙いだ。

 これは、自動車メーカーが「製造業」から「モビリティサービス企業」へと変化する過程でもある。

「技術のホンダ」は再定義できるか

 今回の赤字は、単なる業績悪化ではない。100年に一度といわれる産業転換の中で、ホンダが支払った“授業料”と位置づけるべきだろう。

 重要なのは、この経験をどう次につなげるかである。

 かつてホンダは、エンジン技術で世界を席巻した。しかし今問われているのは、「エンジンを捨てるかどうか」ではなく、その技術資産をいかに新しい価値へ転換できるかである。

「ホンダの本質は“技術への執着”です。その対象がエンジンからソフトウェアや電動化に変わるだけで、本質は変わらない。今回の調整は、その移行プロセスにすぎません」(同)

 巨額の赤字は確かに痛みを伴う。しかし、戦略の誤りを認め、軌道修正できる柔軟性こそが、ホンダの強さでもあった。

 EV時代の競争は、まだ始まったばかりである。ホンダが再び「技術のホンダ」として存在感を示せるかどうかは、このリセット後の数年にかかっている。

(文=BUSINESS JOURNAL編集部、協力=荻野博文/自動車アナリスト)

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