オスカーをめぐる“出来レース”疑惑。アカデミー賞の投票権を持つ映画芸術科学アカデミーの会員は映画人で構成され、業界の意向が反映しやすいとされている。だが、必ずしも主催者の意図通りに結果が決まるわけではなかった。ホワイトハウスすら巻き込む複雑な選考事情を、過去の事例から分析する。※本稿は、松崎健夫『アカデミー賞入門』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。
アカデミー賞は長らく「映画芸術の最高峰」と位置づけられてきた。だが、その選考をめぐっては会員構成の偏りが指摘されてきた。とりわけ2015年から2016年にかけて広がった“白すぎるオスカー”批判は、アカデミーの会員が投票する制度そのものに疑問を突きつけた。外部からの批判は、なぜ組織の改革を促したのか。その背景と経緯を明らかにする。※本稿は、松崎健夫『アカデミー賞入門』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。
華やかなレッドカーペットが象徴する「映画芸術の最高峰」アカデミー賞。芸術を顕彰する場と見られがちだが、その起源は大人の事情そのもの。映画産業を支配する大手映画会社が労働組合対策として設けたこの授賞式は、いかにして現在のショー形式へと変化していったのか。創設の背景とその変遷をひもとく。※本稿は、映画評論家の松崎健夫『アカデミー賞入門』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。