新型プレリュードの価格は617万9800円。かつてデートカーとしてもてはやされたときには、それほど“高い”という印象がなかったせいか、新型は車両価格が高いと話題となっている。だが冷静に考えるとシビック・タイプR(以下タイプR)譲りの凝ったメカニズムがふんだんに与えられているのだ。それなりのプライスになって実は不思議ではない。そのタイプRも、RACING BLACK Packageの価格が改定され、プレリュードとまったく同じ金額になった。
考え抜かれたスムーズネスと静粛性。デザインもスマート。日産・新型ノートは、圧倒的な気持ちよさを追求。完成度を実走チェックした。
デビュー時に市街地をドライブし好印象だったアルファロメオ・ジュニアを、高速道路とワインディングで存分に走らせた。ジュニアはアルファロメオの最新エントリーモデル。4195×1780×1580mmの日本でも扱いやすいコンパクトさが魅力で、パワートレーンはIbrida(イブリダ)と呼ぶMHEVとElettrica(エレットリカ)と呼ぶ完全BEVの2種。価格レンジは420万円から565万円。日本デビューは6月24日だった。発表に115年の歴史を誇るアルファロメオが、イタリアのミラノで創業した日が選ばれたのは、それだけ期待のモデルだからだろう。ちなみにジュニアはブランニューながら、フィアット600など、ステランティスの同セグメントの兄弟車とメカニズム上の共通性が高い。つまり信頼性は折り紙つきだ。
2021年11月のワールドプレミアから4年、SUBARUの主力BEV、ソルテラがフェイスリフトした。これまでもたびたび改良を繰り返してきたが、今回はかなり大がかりな内容となっている。最新型は2025年4月にアメリカのニューヨークオートショーで初公開された、すでにフロントのデザインを一新したスタイルを目にした方も少なくないだろう。日本仕様についても、いよいよ新型に切り替わるときがやってきた。
ボルボのコンパクトBEV、EX30がグッと彩り豊かになった。SUVテイストのクロスカントリー(649万円)を新設定するとともに、標準モデルのバリエーションを、リン酸鉄バッテリーを搭載したエントリーモデルのプラス・シングルモーター(479万円)から、2モーターAWDモデル、ウルトラ・ツインモーター・パフォーマンス(629万円)までの全4グレードに拡大したのだ。
スズキのX Bee(クロスビー)が新世代に移行した。クロスビーはワゴンとSUVを融合した新ジャンルカーとして2017年12月にデビュー。アイコニックなデザインと優れたユーティリティで独自のポジションを構築しているオンリーワンモデルである。新型は、“かっこいいスポーティ”をキーワードに全面進化。基本骨格はそのままに、スタイリング/快適性/安全性能/走りを大幅にアップデートした。
近年SUVが代名詞となりつつあるメルセデス・ベンツだが、王道であるセダン系の進化も素晴らしい。とくにそのど真ん中にいるEクラスのクオリティは高く、最新の技術が搭載されている。現行W214型はその代表だ。クルマの制御技術や安全装備、インターフェイスは他ブランドを圧倒する。さらにパワーソースはマイルドハイブリッド(MHEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)というように電動化を完成させた。そんなEクラスのハイエンドに位置するのが、メルセデスAMGE53ハイブリッド 4マチック+。3L直6ターボのガソリンエンジン(M256M)に高出力モーターと大容量リチウムイオンバッテリーを組み合わせたPHEVである。
2025年型GRヤリス、彼ら流でいう“25式”についてはGR-DAT(8速AT)を積んだモデルを公道で走らせ、GRヤリスの進化を強く感じたのを覚えている。そして今回、それをサーキットで走らせる機会を得た。場所は袖ヶ浦フォレストレースウェイ。ここ数年新車の試乗会に使われていることもあり、比較的走り慣れたコースだ。
エクストレイルがグッと魅力を増した。全車の内外装と装備をリファインすると同時に個性的なモデルが新登場。スポーツ派に向けたNISMOとAUTECH SPORTS SPEC、タフギアを極めたROCK CREEKなど話題たっぷり。インフォテインメント機能はGoogleをビルトインした最新システムに進化している。さっそく実力をお伝えしよう。
今日のように各ブランドがBEVをラインアップする数年前、2020年にどこよりも早くそれを市場導入したアウディが、新世代のBEVを登場させた。人気のSUVシリーズに属するQ6 e-tronである。新世代を特徴づけるポイントは、新たなプラットフォームの採用である。彼らはそれをポルシェと共同開発した。PPEと呼ばれるのがそれで、マカンElectricと共有する。PPEは“プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック”の頭文字。いわずもがなのBEV専用プラットフォームである。