中東情勢の緊迫化を受け、ホルムズ海峡をめぐる海上物流リスクが改めて注目されている。エネルギーや貨物の大動脈であるこの海域は、わずかな情勢変化でも世界の輸送コストを揺さぶる。だが、コスト上昇の要因は地政学リスクだけではない。ウクライナ侵攻以降の航路再編やエネルギー価格の高止まりも重なり、海上物流の“高コスト構造”は長期化している。※本稿は、経済学者の松田琢磨『コンテナ海運が世界を動かす』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。
株価やGDPだけでは、景気の動きは読みきれない。実は国際物流の現場では、「どれだけコンテナが動いているか」というデータが、消費や貿易の変化を映す重要な指標として注目されている。コンテナ輸送量は世界経済や為替、さらには株価の先行きをどう映し出すのか。本稿では“モノの流れ”から景気を読み解く視点を解説する。※本稿は、経済学者の松田琢磨『コンテナ海運が世界を動かす』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。
納豆や味噌の原料となる大豆の多くは、実は「コストが高く、輸送にも時間がかかる方法」で日本へ運ばれている。本来なら、もっと安くて効率的な輸送手段がある。にもかかわらず、なぜ日本は“非効率”な方法を選ぶのか。そこには、日本人の食文化とも深く関わる理由があった。※本稿は、経済学者の松田琢磨『コンテナ海運が世界を動かす』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。