入院先に現れた“家族”が、医師に在留資格のための書類作成を迫る。医療機関の善意、行政窓口の混乱、そして高額療養費制度が重なったとき、公的医療保険は思わぬ形で利用されかねない。医療ツーリズムの現場に長く携わってきた医師が、その構図を明かす。※本稿は、東京大学医学部附属病院国際診療部副部長の山田秀臣『外国人患者:医療ツーリズムと日本の現実』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。
外国人材の受け入れが進むなか、医療や介護の現場では、問題が見え始めている。本人だけでなく、その家族が日本の社会保障の対象になりうるとき、どこまでを公平な利用と見るべきなのか。外国人患者診療に携わる医師が、現場で生じている違和感を明かす。※本稿は、東京大学医学部附属病院国際診療部副部長の山田秀臣『外国人患者:医療ツーリズムと日本の現実』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。
日本の医療は質が高く、患者負担は驚くほど抑えられている。だが、その手厚さは、制度の想定を超えた使われ方を招く可能性もある。外国人患者診療の現場に立つ医師が、医療制度の“善意”が抱える危うさを明かす。※本稿は、東京大学医学部附属病院国際診療部副部長の山田秀臣『外国人患者:医療ツーリズムと日本の現実』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。