中東情勢の悪化に伴いジェット燃料価格が急騰し、航空業界に激震が走っている。最新データによれば、価格はわずか1カ月で倍増。さらに、原油価格との差額を示す「スプレッド」も過去に類を見ない水準まで高騰し、燃料費が経営を直撃している。ダイヤモンド編集部の試算では、国内大手航空会社では月間300億円のコスト増に達するという衝撃の結果が出た。もはや収益圧迫という次元を超え、安定運航そのものが危ぶまれる事態となっている。燃油高騰が突き付けるエアライン経営の過酷な現実に迫った。
日本航空(JAL)と東日本旅客鉄道(JR東日本)が、東日本エリアでの連携強化を打ち出した。コードシェアを含むチケット共通化を検討するなど、航空と鉄道の協業は新たな段階に入る。焦点の一つは、この枠組みがほかの航空・鉄道会社へ広がるかどうかだ。次なるパートナー候補として浮上する西日本旅客鉄道(JR西日本)のスタンスと、JALが掲げる「関係・つながり」戦略の行方を追う。
日本航空(JAL)と東日本旅客鉄道(JR東日本)が東日本エリアでの連携強化を発表した。航空と鉄道のチケットの一体化を検討し、コードシェアも視野に入れる。これまでライバルと目されてきた航空と鉄道の関係が、新たな局面を迎えている。両社の提携の真意をJALの関係・つながり創造部の関谷岳久部長に聞いた。
フードデリバリー業界に地殻変動が起きている。2025年1月のロケットナウ参入を機に各社は価格戦略を見直し、最大手のUber Eats(ウーバーイーツ)もサブスク特典を拡充するなど攻勢を強めている。ウーバーイーツジャパンのユリア・ブロヴキナ代表にその狙いと新興勢力への本音、業界の中では珍しい黒字化の秘訣を聞いた。
日本と中国を結ぶ空の往来が急速に冷え込んでいる。高市早苗首相の「台湾有事」発言をきっかけに、中国政府が日本への渡航自粛を呼び掛け、中国人観光客は激減。本来であれば春節で旅行需要が高まる時期にもかかわらず、中国系エアラインによる日本路線の大量欠便が続いている。日中関係の緊張は、全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)の業績にどこまで影響するのか。両社の第3四半期決算から実態を読み解く。