甘酸っぱい味と、パイナップルを輪切りにしたようなフォルム――。大阪で生まれ、70年以上人々に愛されてきた「パインアメ」は、どのようにしてロングセラー商品となったのか。
実は、発売当初はトレードマークの“真ん中の穴”は空いていなかったのだという。その背景には、創業者の知られざる苦悩があった。
発売から70年超、多くの人々に愛されている「パインアメ」。売り上げを順調に伸ばし、製造・販売を手掛けるパインの看板商品となったが、2002年、ピンチが訪れる。製造過程で使う油脂に無認可の成分が含まれていたことがわかり、全品回収することになったのだ。製品、そして会社の一大事をどう乗り越えたのか。また、ロングセラーを支える「知られざる進化」とは。
誕生から30年超、ロングセラーとなっている缶コーヒー「UCC BLACK無糖」。誰もが一度は見たことがある馴染みのあるパッケージで親しまれている商品だが、発売当初は「甘くないコーヒー」は受け入れられず、苦戦したという。そんな状況を打破するきっかけとなったのは、あるコンビニオーナーの提言だった。
1994年に誕生した「UCC BLACK無糖」は、「甘くない」ブラック缶コーヒーという新たなジャンルを開拓した。一気に認知度を高めたが、その人気を維持するのは簡単なことではない。パッケージのわずかな変更が、ロイヤルユーザーの離脱を招くこともあったという。ロングセラーを支えてきた変わらない製品哲学、そしてアップデートし続けてきた魅力に迫る。