「少子化の元凶は東京だ!」東京悪玉論者がなぜかスルーする「不都合な真実」 – ニュースな本
東京都の合計特殊出生率は全国で最も低く、「東京こそ少子化の元凶」とみなされることも少なくない。しかし、その数字だけで結論を出すのは早計だ。都道府県別の出生率には人口移動による“見かけ上の低さ”が含まれており、データを丁寧に読み解くと、東京はむしろ結婚や出産を支える重要な役割を果たしている可能性が見えてくる。経済学者の小峰隆夫氏が、少子化をめぐる「東京悪玉論」の盲点を解き明かす。※本稿は、経済学者の小峰隆夫『地域と人口減少の経済学 スマート・シュリンクという選択肢』(中央公論新社)の一部を抜粋・編集したものです。