なぜ「完璧な母」ほど家族に距離を置かれるのか?アガサ・クリスティーが描いた“残酷な真実” – ニュースな本

夫の仕事をサポートし、子どもの健康を支え、ご近所づきあいも完璧にこなす。そんな母が理想の専業主婦の形だと言う人もいるが、それが家庭円満につながるとは限らない。実際、アガサ・クリスティーの名作『春にして君を離れ』のジョーンは完璧な母親そのものだったが、どんどん孤独を深めていく。ジョーンから学ぶ、家族の絆を深める生き方とは?※本稿は、文筆家の堀越英美『あなたのモヤモヤに効く世界文学 恋愛から仕事、親子関係、中年危機まで』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。