古民家解体後の「古木」に眠る価値を可視化、再利用で新市場をつくる知的財産経営 – 企業価値を最大化する「知財経営」
数百年にわたって古民家を支えてきた木の梁(はり)や柱が、家の解体後は“古材”として廃棄されている――。状況を看過できなかった山翠舎の山上浩明社長は、これらの梁や柱を商業施設に移転し再利用するビジネスに着手した。再生木材を「古木(こぼく)」と名付けて商標登録。同時に、流通拡大に欠かせない品質管理システムを自社で開発し特許も取得した。「古木は“時間資本”」と語る山上社長。同社が設計・施工した都市の商業施設は、古木との悠久の時間を過ごす多くの顧客でにぎわう。