TKO木本、活動休止へ…テレビ各局が起用自粛、経済メディア「投資」連載がアダか

 お笑いコンビ・TKO木本武宏が関与したとみられる投資話によって、後輩芸人や業界関係者に多数の被害者が出ていると取り沙汰されている問題。木本のレギュラー番組が次々と打ち切られることが判明し、テレビ各局による起用自粛で木本が活動休止に入るのは不可避との見方が広まっている。人気お笑い芸人の身にいったい何があったのだろうか――。

 木本の投資トラブルが発覚したのは、21日付スポーツニッポン記事の報道がきっかけだった。スポニチによれば、木本は芸人など仕事関係者らに投資話を持ち掛けてお金を集めていたが、「一緒に投資を進めていた人物」(スポニチより)と連絡がつかなくなり、集めたお金は木本のもとには残っていないという。

 21日朝に一報が流れると、同日昼には、レギュラー出演するテレビ番組『週末ライブ キモイリ!』(KBS京都)が今月いっぱいで終了することが判明(今月9、16日の放送回を木本は欠席)。そして夕方には、MCを務める番組『アプリ学院!』(BS11)も今月いっぱいで終了すると日刊スポーツが伝えた。

「テレビ局サイドが木本の出演をNGにしていたわけではなく、今月に入り、木本が所属する松竹芸能サイドから各局に対して“お休み”を申し入れしていた。それだけに木本が “よほどのこと”をしでかしたとみられているが、事務所も全容をまだ把握していない様子で、番組側へもしっかりとした説明をできない状況。

 木本が関与した投資詐欺で多数の被害者が出ている可能性もあり、ウチに限らずテレビ各局が起用を自粛するのは当然で、事実上の活動休止に入るとみられている。もし被害者が業界関係者に広がっているなら、松竹は他の所属タレントの仕事にも影響してくるため、木本との契約を解除せざるを得ない」(テレビ局関係者)

 また、別のテレビ局関係者はいう。

「TKOは文字通り裸一貫から活動を始めて売れっ子芸人にまでのし上がったコンビ。何度も『キングオブコント』決勝に出るなど、その実力も折り紙付きで、2人ともキャラが立つ。にもかかわらず、木下(隆行)は数年前に後輩へのペットボトル投げつけ問題で松竹を退所し、現在の活動は鳴かず飛ばず。そして木本も投資に手を出したばっかりに身を崩してしまった。本業以外の部分で活動に影が差すかたちとなり、本当にもったいないとしかいいようがない」

 木本は過去、大手ビジネス系ウェブメディアで投資に関する連載を持っていたことがあり、仮想通貨のビットコインなどについて語っていたこともある。さらには、今年4月放送のテレビ番組『やりすぎ都市伝説2022春』(テレビ東京)では、ある仮想通貨関連のアプリを「歩くだけで稼げる」などと推奨していたが――。

「そもそも論として、投資や本業以外でお金を稼ぐことに興味がない人は、投資に手を出すこともなければ、それで損をすることもない。基本的に投資というのは、素人が安易に手を出して儲けられる世界ではない。木本の場合、中途半端に投資に関する知識を持っていたことがアダとなり、変な話にひっかかったのではないか。

 表には出ていないが、少し前にブームになったビットコインで大損した芸能人や、いかがわしい投資話に騙されて借金を抱えてしまった芸能人というのは少なくない。芸能人というのは、黙っていても“そういう輩”が近寄ってくるもので、芸能人側も“自分は特別だから美味い話で儲けて当然”という意識を持ちがちなので、そういう不幸が生じることになる。数億円レベルの借金を背負っても、逆にそれをバネにして成功するタレントもいるが、果たして木本もそうなれるか」(金融業界関係者)

 当サイトは7月21日付記事『TKO木本、勧誘した投資話で多数の損失者…詐欺的なら事務所が契約解除の可能性も』でこの騒動について報じていたが、改めて再掲載する。

――以下、再掲載――

 お笑いコンビ・TKOの木本武宏が後輩芸人らに持ち掛けた投資話で多額の損失が発生し、木本がテレビなどへの出演を見合わせていると、21日付スポーツニッポン記事が報じた。一部報道によれば、詐欺まがいの案件であった可能性もあるという。

 TKOは1990年代から主に関西を拠点に地道に芸能活動を続け、2000年に入ると徐々に全国放送の番組への出演も増えてブレイク。コント師日本一を決めるテレビ番組『キングオブコント』(TBS)では4度の決勝進出を誇るなど、その緻密に作り込んだコントには定評がある、芸歴30年以上におよぶベテラン芸人コンビだ。

 そんなTKOが世間を騒がせたのが、2019年9月に発覚した、木下隆行による“ペットボトル事件”だ。木下がライブ本番中の後輩芸人の言動に怒り、楽屋で中身の入ったペットボトルを顔面に投げつけて負傷させていたと報じられ、さらに日常的に後輩芸人らへパワハラ的な行為を行っていたという証言が次々と浮上。木下は翌年3月に所属していた松竹芸能を退所し、現在はフリーで活動している。

「TKOは木本も、パワハラというレベルではないが、“厳しくて怖い先輩芸人”というイメージを持っている芸人も少なくなく、業界内でも“強面キャラ”が広まっているのは事実。バラエティ番組でもそういう取り上げられ方をされることもあるので、本人も自覚しているのでは」(テレビ局関係者)

 木下が松竹を退所した後もTKOは解散していないものの、コンビでの活動はほぼみられず、木本は現在、『週末ライブ キモイリ!』(KBS京都)の司会など主に関西のレギュラー番組の仕事などをメインでこなしている。

所属事務所も全容を把握できていない?

 その木本武宏が多額の投資トラブルを抱えていると、21日付スポーツニッポン記事が報道。スポニチによれば、木本は芸人など仕事関係者らに投資話を持ち掛けてお金を集めていたが、「一緒に投資を進めていた人物」(スポニチより)と連絡がつかなくなり、集めたお金は木本のもとには残っていないという。

「今月に入り、テレビ局側が木本の起用をNGにし始めたという話も流れていたが、実際には松竹サイドのほうから局側に、木本の出演見合わせをお願いしていた。どうやら詐欺のようなものに巻き込まれて多額の借金を抱えたことが問題になっているという情報も伝わっていたが、松竹も全容を把握できておらず、そもそも木本本人も自身がいったい何に巻き込まれたのか、どういう状況に陥っているのかを把握できていないのかもしれない」(テレビ局関係者)

 一部では、木本が関与していた投資案件が詐欺まがいのものだったのではないかという報道も出ているが、別のテレビ局関係者はいう。

「たとえその話が詐欺であったとしても、木本自身が詐欺だと知りながら仕事関係者に出資を持ち掛けるとは考えにくく、木本もよくわからずに巻き込まれた被害者だった可能性もある。ただ、木本本人の認識や意図はどうであれ、もし木本からの話に乗ってお金を出して損をした人が業界内に大勢いたとするなら、松竹としては“けじめ”を見せるためにも契約解除など毅然とした対応を取る必要に迫られる。そうなれば、木本の芸能活動継続は難しくなり、事実上の活動休止に追い込まれるかもしれない。

 ただ、仮想通貨の“GACKTコイン”で広告塔を務めて多額の損失を抱える投資家を多数出したGACKTが、今でも活動を続けている例もあり、どういう展開になるのかは不透明。松竹が『厳重注意』や『一定期間の活動休止』で済ませるのか、契約解除などの厳しい処分を下すのか、松竹の判断にかかっている。もっとも、木本も純然たる被害者で多額の借金ができてしまっただけというケースも考えられ、松竹としては事実の把握を急いでいる模様」

 金融業界関係者はいう。

「“一緒に投資を行っていた人物”と連絡がつかなくなり、お金を回収できなくなったということなので、いわゆる投資詐欺を手掛けるグループなり人物なりに木本が誘われ、本人は自覚がないまま結果として関与させられていた可能性がある。木本は以前、大手ビジネス系ウェブメディアで投資に関する連載を持っていたことから、目をつけられて狙われたのかもしれない。広く顔と名が知れた芸能人はそういうグループに広告塔として利用されやすいので、芸能人側も注意が必要だ」

(文=Business Journal編集部)

TKO木本、活動休止へ…テレビ各局が起用自粛、経済メディア「投資」連載がアダか

 お笑いコンビ・TKO木本武宏が関与したとみられる投資話によって、後輩芸人や業界関係者に多数の被害者が出ていると取り沙汰されている問題。木本のレギュラー番組が次々と打ち切られることが判明し、テレビ各局による起用自粛で木本が活動休止に入るのは不可避との見方が広まっている。人気お笑い芸人の身にいったい何があったのだろうか――。

 木本の投資トラブルが発覚したのは、21日付スポーツニッポン記事の報道がきっかけだった。スポニチによれば、木本は芸人など仕事関係者らに投資話を持ち掛けてお金を集めていたが、「一緒に投資を進めていた人物」(スポニチより)と連絡がつかなくなり、集めたお金は木本のもとには残っていないという。

 21日朝に一報が流れると、同日昼には、レギュラー出演するテレビ番組『週末ライブ キモイリ!』(KBS京都)が今月いっぱいで終了することが判明(今月9、16日の放送回を木本は欠席)。そして夕方には、MCを務める番組『アプリ学院!』(BS11)も今月いっぱいで終了すると日刊スポーツが伝えた。

「テレビ局サイドが木本の出演をNGにしていたわけではなく、今月に入り、木本が所属する松竹芸能サイドから各局に対して“お休み”を申し入れしていた。それだけに木本が “よほどのこと”をしでかしたとみられているが、事務所も全容をまだ把握していない様子で、番組側へもしっかりとした説明をできない状況。

 木本が関与した投資詐欺で多数の被害者が出ている可能性もあり、ウチに限らずテレビ各局が起用を自粛するのは当然で、事実上の活動休止に入るとみられている。もし被害者が業界関係者に広がっているなら、松竹は他の所属タレントの仕事にも影響してくるため、木本との契約を解除せざるを得ない」(テレビ局関係者)

 また、別のテレビ局関係者はいう。

「TKOは文字通り裸一貫から活動を始めて売れっ子芸人にまでのし上がったコンビ。何度も『キングオブコント』決勝に出るなど、その実力も折り紙付きで、2人ともキャラが立つ。にもかかわらず、木下(隆行)は数年前に後輩へのペットボトル投げつけ問題で松竹を退所し、現在の活動は鳴かず飛ばず。そして木本も投資に手を出したばっかりに身を崩してしまった。本業以外の部分で活動に影が差すかたちとなり、本当にもったいないとしかいいようがない」

 木本は過去、大手ビジネス系ウェブメディアで投資に関する連載を持っていたことがあり、仮想通貨のビットコインなどについて語っていたこともある。さらには、今年4月放送のテレビ番組『やりすぎ都市伝説2022春』(テレビ東京)では、ある仮想通貨関連のアプリを「歩くだけで稼げる」などと推奨していたが――。

「そもそも論として、投資や本業以外でお金を稼ぐことに興味がない人は、投資に手を出すこともなければ、それで損をすることもない。基本的に投資というのは、素人が安易に手を出して儲けられる世界ではない。木本の場合、中途半端に投資に関する知識を持っていたことがアダとなり、変な話にひっかかったのではないか。

 表には出ていないが、少し前にブームになったビットコインで大損した芸能人や、いかがわしい投資話に騙されて借金を抱えてしまった芸能人というのは少なくない。芸能人というのは、黙っていても“そういう輩”が近寄ってくるもので、芸能人側も“自分は特別だから美味い話で儲けて当然”という意識を持ちがちなので、そういう不幸が生じることになる。数億円レベルの借金を背負っても、逆にそれをバネにして成功するタレントもいるが、果たして木本もそうなれるか」(金融業界関係者)

 当サイトは7月21日付記事『TKO木本、勧誘した投資話で多数の損失者…詐欺的なら事務所が契約解除の可能性も』でこの騒動について報じていたが、改めて再掲載する。

――以下、再掲載――

 お笑いコンビ・TKOの木本武宏が後輩芸人らに持ち掛けた投資話で多額の損失が発生し、木本がテレビなどへの出演を見合わせていると、21日付スポーツニッポン記事が報じた。一部報道によれば、詐欺まがいの案件であった可能性もあるという。

 TKOは1990年代から主に関西を拠点に地道に芸能活動を続け、2000年に入ると徐々に全国放送の番組への出演も増えてブレイク。コント師日本一を決めるテレビ番組『キングオブコント』(TBS)では4度の決勝進出を誇るなど、その緻密に作り込んだコントには定評がある、芸歴30年以上におよぶベテラン芸人コンビだ。

 そんなTKOが世間を騒がせたのが、2019年9月に発覚した、木下隆行による“ペットボトル事件”だ。木下がライブ本番中の後輩芸人の言動に怒り、楽屋で中身の入ったペットボトルを顔面に投げつけて負傷させていたと報じられ、さらに日常的に後輩芸人らへパワハラ的な行為を行っていたという証言が次々と浮上。木下は翌年3月に所属していた松竹芸能を退所し、現在はフリーで活動している。

「TKOは木本も、パワハラというレベルではないが、“厳しくて怖い先輩芸人”というイメージを持っている芸人も少なくなく、業界内でも“強面キャラ”が広まっているのは事実。バラエティ番組でもそういう取り上げられ方をされることもあるので、本人も自覚しているのでは」(テレビ局関係者)

 木下が松竹を退所した後もTKOは解散していないものの、コンビでの活動はほぼみられず、木本は現在、『週末ライブ キモイリ!』(KBS京都)の司会など主に関西のレギュラー番組の仕事などをメインでこなしている。

所属事務所も全容を把握できていない?

 その木本武宏が多額の投資トラブルを抱えていると、21日付スポーツニッポン記事が報道。スポニチによれば、木本は芸人など仕事関係者らに投資話を持ち掛けてお金を集めていたが、「一緒に投資を進めていた人物」(スポニチより)と連絡がつかなくなり、集めたお金は木本のもとには残っていないという。

「今月に入り、テレビ局側が木本の起用をNGにし始めたという話も流れていたが、実際には松竹サイドのほうから局側に、木本の出演見合わせをお願いしていた。どうやら詐欺のようなものに巻き込まれて多額の借金を抱えたことが問題になっているという情報も伝わっていたが、松竹も全容を把握できておらず、そもそも木本本人も自身がいったい何に巻き込まれたのか、どういう状況に陥っているのかを把握できていないのかもしれない」(テレビ局関係者)

 一部では、木本が関与していた投資案件が詐欺まがいのものだったのではないかという報道も出ているが、別のテレビ局関係者はいう。

「たとえその話が詐欺であったとしても、木本自身が詐欺だと知りながら仕事関係者に出資を持ち掛けるとは考えにくく、木本もよくわからずに巻き込まれた被害者だった可能性もある。ただ、木本本人の認識や意図はどうであれ、もし木本からの話に乗ってお金を出して損をした人が業界内に大勢いたとするなら、松竹としては“けじめ”を見せるためにも契約解除など毅然とした対応を取る必要に迫られる。そうなれば、木本の芸能活動継続は難しくなり、事実上の活動休止に追い込まれるかもしれない。

 ただ、仮想通貨の“GACKTコイン”で広告塔を務めて多額の損失を抱える投資家を多数出したGACKTが、今でも活動を続けている例もあり、どういう展開になるのかは不透明。松竹が『厳重注意』や『一定期間の活動休止』で済ませるのか、契約解除などの厳しい処分を下すのか、松竹の判断にかかっている。もっとも、木本も純然たる被害者で多額の借金ができてしまっただけというケースも考えられ、松竹としては事実の把握を急いでいる模様」

 金融業界関係者はいう。

「“一緒に投資を行っていた人物”と連絡がつかなくなり、お金を回収できなくなったということなので、いわゆる投資詐欺を手掛けるグループなり人物なりに木本が誘われ、本人は自覚がないまま結果として関与させられていた可能性がある。木本は以前、大手ビジネス系ウェブメディアで投資に関する連載を持っていたことから、目をつけられて狙われたのかもしれない。広く顔と名が知れた芸能人はそういうグループに広告塔として利用されやすいので、芸能人側も注意が必要だ」

(文=Business Journal編集部)