監査で指摘なしでも
前にも書いていると思いますが、私は26年間施設を代表して、正確には覚えていませんが、多分20回以上監査を受けてきました。ほとんどがS県直の監査でした。1度国の監査もありました。
措置費の時代からです。それが介護保険に変わり監査がどのように変化してきたかを自分の老人ホームをフィルターに、ずっと定点観測させてもらいました。
最近の監査では、月1回の職員研修がノルマ
女性の経験の浅い施設長先生に多いのですが、現場の職員にインタビューする中で、研修を月1で行っている珍しい施設の職員に出くわします。こうした施設は非常に稀です。
しかし残念なことに、県内業界団体や全国規模の研修に出席した職員の復命、伝達が半分を占めている等、ノルマを真面目に埋めたような、簡単に言うと回数稼ぎ的な初歩テクでやり過ごしてる感じです。
なぜ初歩テクかというと、これは監査官が監査の際に各施設に研修増量の方法として伝授していくからです。
ほぼ奨励された方法として、信じ込み、この方法でことなきを得ようとする。
でもちょっと考えてみましょう、この方法の職員研修にどんな未来があるのか。
施設に特徴をつけること、他の施設との差別化、個性化が必須とされている時代です
施設を特徴的に運営するには、特徴的な知識とスキルを有した職員を育成するしか方法はないでしょう。
職員育成の主な機会は職員研修なのです。
監査で満点を得るために、監査官が囁いた満点取る裏技をみんなでやったらどうでしょう。それを毎年毎年繰り返しで。嫌な想像しか浮かびません。施設の個性を阻害していくだけなのではないでしょうか。少し呪いの呪文のように聞こえます。
良い施設をつくる、良い職員を育てるためには、気合いのこもった職員研修しかない!
高齢者福祉業界の短所は他の分野の功績を素直に受け入れられないこと。
わたしは福祉の前は某国立大学の研究科で教育心理学を研究していました。このことを就任直後、周りの施設の園長先生の会合などで告げると、全くの分野違いで御愁傷様的な反応でした。
教育界では自分で進んで学んでいける子供を良しとして、その教育、教授方法を日夜生み出していくのが教育研究です。そのことわかっていらっしゃるのか?
ものを教授し理解させ、その知識をもとにそれに沿った行動を取れるようになること。これが研修の意義です。知識と実践が伴わなければ意味がないということです。
より効率的にものを教えるとうことは、教育界では、研究し尽くされていることなのです。
教える方法を工夫していますか?教授方法で、自立したチームを形成することもできます。そんなことはすでに研究されているのです。ただあなたや介護業界が知らないだけのこと。
自分たちで学び、自分たちで成長できるプロ集団。 私と一緒にチャレンジしてみませんか?
投稿 職員研修、真面目に取り組むばかりに気づけない落とし穴 は 近未来福祉研究所BLOG:特別養護老人ホームやデイサービスセンターの経営者向け情報 に最初に表示されました。