ポイント3:日本では、SNSとソーシャルメディアを混同?

外国人から「日本のソーシャルメディアの事情は?」なんて聞かれて、日本人がよく使うソーシャルメディアやアプリについてざっと説明できる人も多いかと思うが、ここでは留意点とともにいくつか特徴的なポイントを挙げたい。

「SNS」と「ソーシャルメディア」を混同する日本人

まずはSNSとソーシャルメディアの違いについて触れておきたい。日本人の多くはSNSとソーシャルメディアの違いを特に考えずに使用しているように見える。

海外、特に英語圏の国では、「投稿」「拡散」「シェア」といったパブリッシング機能を伴う文脈で使われる場合はソーシャルメディアと呼び、ネットワーキングやメッセージング機能にフォーカスする場合はSNSと使う場合が多い。

一方、日本では、SNSと3文字で書いてしまった方が文字数も節約できて便利なためか、ニュースメディアの報道でもSNSとしている場合が多いように感じる。

FacebookもTwitterもSNSとソーシャルメディアの両方の機能を備えているが、ネーティブの英語話者が“SNSに投稿する”と英語で表現しているのはあまり見かけない。“ソーシャルメディアに投稿する”と言わなければ伝わらない。YouTubeは欧米では「ソーシャルメディアのプラットフォーム」として認識されているが、SNSではない。外国人とソーシャルメディアについて英語で話すときは、意識して言葉を使い分けたい。

海外ラグジュアリーブランドもLINEでコミュニケーション

ニールセンの調査によると、日本では2015年9月にスマートフォンからのインターネットアクセスがパソコンを上回った。これは世界的な傾向でもあるようだ。アイルランドのウェブトラフィック分析企業StatCounterの Global Statsのデータによると、16年10月に世界のインターネットアクセスに関しても、スマートフォンとタブレットがデスクトップを上回ったという結果が発表されている。

日本のスマートフォンアプリトップ10をご覧いただきたい。日本で人気ナンバーワンのアプリはLINEである。

上のランキングはニールセンの調査結果で、調査会社によっては少し異なる結果が出ているが、LINEが1位であるという点では、どこも同じだ。

海外のブランドも日本市場でのLINEの影響力の強さは十分理解しており、軒並み公式アカウントを開設している。ここ数年は、欧米のラグジュアリー・ファッション・ブランドもLINEを使って日本のターゲット層にアピールしている。

外資系ブランドの広報担当者は、「cute」とは違う、ある種、成熟を否定し不完全さを良しとする意味合いを含む「Kawaii」といった日本固有の感性やそれを表現する絵文字の文化などを本国の広報担当者に説明しながら、本国ではあまり考えられないようなLINEを使ったマーケティングを提案していく必要があるだろう。

拙著『Communicating: A Guide to PR in Japan』でも、LINEを起用したバーバリーのマーケティング事例を紹介している。

第4回では、日本のBtoCコミュニケーションで特徴的な「ゆるキャラ」や「萌え」について触れていきたい。

スマホ時代に拡張される「テレビ」カルチャー

前回に引き続き、シェアをキーワードに現代のメディア環境を立命館大学産業社会学部准教授の飯田豊先生と電通メディアイノベーションラボの天野彬で考察していきます。

前半は「シェアとイベント」にフォーカスした内容となりましたが、後半ではよりインターネット上の映像カルチャーに的を絞って議論を交わします。

ライブストリーミングと「テレビ」カルチャーの連続性

飯田:著書の中で、天野さんは、「マス型」「インフルエンサー型」「シミュラークル型」という三つの型が、単線的に移り変わっていくわけではないことに注意を促しています。

当たり前のことですが、プロがUGC(ユーザー生成コンテンツ)のプラットフォームに参入することで、牧歌的だったアマチュアのコミュニケーションが周縁化してしまう半面、それによってプロフェッショナリズムの在り方自体も変容せざるを得ないんですよね。ネットの動画文化が、アイドル業界やゲーム業界に与えた影響は計り知れませんし、これまで放送が担ってきた役割との境界もあいまいになってきました。

ライブ配信のプラットフォームのひとつに「SHOWROOM」がありますが、近年はAKB総選挙ともタイアップしているように、長年にわたってテレビが培っていたリアリティー番組との親和性が高いですね。ライブ動画の視聴者を「リスナー」と呼ぶことが定着しているのも、ラジオが培ってきた擬似的な双方向性を継承しているからに他なりません。

また、ビデオゲームのプレー画面を、解説や雑談を交えて楽しむゲーム実況は、日本に限らず世界中で白熱しています。動画サイトで若年層になじみがある著名な実況者は、ゲームイベントで多くの観衆を集めます。しかしゲーム実況は決して、UGCのプラットフォームで自生した文化とはいえません。

日本のゲーム実況は、遅くとも1990年代から複数のゲームセンターで行われていましたし、2003年に始まったフジテレビCS放送の人気ゲームバラエティー番組「ゲームセンターCX」から多大な影響を受けています。

僕が子どものころには、ビデオゲームを主題的に扱う番組は地上波にもありましたが、今ではすっかりなくなってしまいました。テレビ(=マス型)に見限られつつあった周縁的な事物が、ネット動画文化(=インフルエンサー型)の中心に反転したように見えます。

天野:昨今盛り上がりつつあるライブ配信文化のリサーチも進めているのですが、ラジオが培ってきたコミュニケーション作法の継承など、改めて意識して首肯しました。そのような日本特有のメディア文化の経路依存性の問題は、新しいメディアがどんどん生まれている今こそ問われるべきテーマですね。

飯田先生はテレビの文化史もご専門にされていますが、そのような視点から、最近のYouTuber的な映像コンテンツやAbemaTVのような新しいテレビ的なコンテンツの在り方をどのように見ていますか? テレビ的な文化や方法論の継承線もそこにはうっすらと見いだされるようにも思うんです。

飯田:「新しいテレビ的なコンテンツ」とおっしゃる通り、今では「テレビ」はもとより、「放送」や「視聴者」といった概念が軒並み自明性を失っているわけで、電波を介して放送されている/いないという差異は、ほとんど意味がないですよね。

僕は『テレビが見世物だったころ』(青弓社、2016年)という本の中で、テレビジョン技術の考古学的研究を通じて、「テレビ」と「放送」は元来、必ずしも不可分なものではないことを指摘しました。こうした長期的な歴史観に立てば、YouTubeやAbemaTVなど、放送法上の放送局に含まれない映像配信事業も、大局的には「テレビ」と地続きです。

社会学者の加藤秀俊さんは今から半世紀以上前、『見世物からテレビへ』(岩波新書、1965年)という本の中で、見世物をはじめ、影絵や写し絵、パノラマや絵はがき、紙芝居や活弁といった視聴覚文化の伝統が放送文化に継承されていることを多角的に論じました。

また、批評家のマーシャル・マクルーハンさんも、人間は全く新しい状況に直面すると、一番近い過去の事物や様式にしがみつくものだと言いました。われわれはバックミラー越しに現在を見て、未来に向かって後ろ向きに進んでいるというわけです。マクルーハンが活躍した60年代、成熟期を迎えていたテレビが、映画や演劇の世界から多くのことを学んでいたように、新しい技術の中には必ず、一つ前のメディアの特性が組み込まれていきます。

先に挙げたとおり、長年テレビによって培われてきた番組文化や放送文化は、その姿を変えながらも、多くの部分がインターネットに受け継がれています。広告業界の論理もそうでしょう。インターネットの歴史の中で、さまざまなウェブサービスの「マスメディア化」がたびたび指摘されるのも、無理のないことだと思います。

このように言うと、かなり保守的に受け止められるかもしれませんが、天野さんの言葉を借りれば、「文化や方法論の継承線」こそが新しい技術やメディアの強度につながり、それとの比較を通じて、初めて真の「新しさ」を評価できるのだと考えています。

私たちはメディア的な「オムニボア」である

天野:「バックミラー越しに現在を見て、未来に向かって後ろ向きに進んでいる」という表現はとても興味深いですね!

また、おっしゃっているようなメディアの連続性の視点は、テクノロジーが一気に新しくなったとしても、オーディエンスはそのスピードとは異なる受容の仕方をするという捉え直し方もできるでしょうか。かつてインターネットがあらゆる情報メディアを駆逐してしまうだろうという言説がありましたが、現実にはそうはなっておらず、さまざまなメディアが併存し続けています。

その意味で、私たちはメディア論的にオムニボア(雑食性)な存在なのかもしれません。

ここまでの議論を振り返りながら伺い直してみたいのは、YouTubeやAbemaTVなど放送法上の放送局に含まれない映像配信事業も大局的には「テレビ」であるという論点を提出いただきましたが、その一方でこうしたプラットフォームはインターネット上でのシェアを通じて広がっていく側面もあると思っています。本当に感動したコンテンツ、人に教えたくなるコンテンツをユーザーはシェアするからです。

そのとき、シェアはマスメディアとは異なる同時性を伴うという先のご指摘との兼ね合いが大変興味深いと感じました。このあたりに、新しい映像プラットフォームの性格を考えるためのひとつのヒントがあるのではないでしょうか。

飯田:AbemaTVの場合、Twitterとの連携機能や相性の良さということはありますが、地上波のテレビと全く同じように、出演者の発言や番組のスクショがSNSで拡散したり、ネットニュースやまとめサイトにピックアップされたり、時には出演者の失言が炎上することがありますよね。どちらもSNSで共有されるネタの補給源になっていることに目を向けると、AbemaTVは「テレビ」をうたっているから当然なのですが、シェアという観点から見ても、従来のテレビにかなり近いなという印象を持っています。

ただし、老舗のテレビ放送の方は、「今朝の◯◯新聞によれば…」「…と、明日発売の週刊◯◯が報じている」といった引用表現が満ちあふれています。新聞各紙の紙面をなぞりながら記事を読み上げているのは、すっかり見慣れた光景ですよね。番組それ自体が生放送であったとしても、19世紀に大衆化した出版の時間性とも不可分に結びついていて、これもまた一番近い過去の事物にしがみついているわけです。そういう結びつきが少ない分だけ、AbemaTVやYouTubeの方がある意味、純粋な「テレビ」に近いという見方さえできるかもしれませんね。

AbemaTVが映像業界や広告業界にとって新しいプラットフォームでも、多くの生活者にはあくまで「マス型」のメディアの一つとして受け止められています。一方で、むしろYouTubeは、生活者自身のメディア化に寄与しているプラットフォームという意味でも、テレビに比べると、情報拡散の構造が複雑化しているように思います。

いずれにしても、あるプラットフォーム上で、あるいはSNSを媒介して人々が同期している、あるいは疑似同期しているということがいえるとして、それがいったい何を達成しているのかを考えることが、重要だと思います。「異なる同期性」というのはそういう意味です。

「はかなさ」をメディアにどう実装するか

飯田:このことを考えるに当たって、本書のキーワードの一つである「エフェメラル」というのは、メディア論的にとても奥が深い言葉です。

長期的に使われることなく、保存されずにはかなく消えていく一枚刷りの印刷物のことを「エフェメラ」と呼びます。具体的にはビラ、パンフレット、壁新聞、同人誌などを指します。戦時宣伝の研究などにおいては、こうしたエフェメラが、大衆動員の手段として大きな影響力が持っていたことが指摘されています。いわゆる強力効果論(本来はマスメディアに対して、その直接的、即行的な影響力を強調する考え方)ですが、受け手には「不自由さ」が強調されます。

しかし、エフェメラの中でも、例えばジン(zine、個人で制作する小冊子)をめぐる思想や実践はまったく逆で、そのはかなさによってこそ、人々は「自由」なコミュニケーションに接近できるという見方がなされます。エフェメラルであるがゆえに発揮される創造性については、90年代末、文化人類学者の山口昌男氏も、「文化の仮設性」という問いを立てて議論を展開していました。エフェメラルSNSをめぐる天野さんの考察は、こうした議論と接続できる気がします。

つまり、エフェメラルであることが同期性と不可分に結びついているとして、それによってそのメディア特性が一義的に決まるわけではない。マスメディアの同期性も一枚岩ではないことに留意しつつ、それとは一線を画して、アーカイブ化されないエフェメラル・メディアの系譜もある。シェアの同期性は後者の系譜から読み解いていくのがいいのかなと思います。

天野:「エフェメラ」の議論は非常に興味深いですね。特に、ご指摘いただいたように「はかなさと自由」の関係性は私自身も著書の中で展開してみたテーマです。現にInstagramはストーリーズ機能の導入によって、シェアしたものがいつまでも残ってしまうことのデメリットをうまく乗り越え、ユーザーの滞在時間やアクティブ率を向上させました。これはユーザーに新しい「自由」が提供されたことの結果というふうに私は捉えています。

冒頭で話題に上がったライブストリーミング、そしていま考察したストーリーズのようなエフェメラルなコンテンツ。このような視点からも、これらは共に今後よりいっそう注目していかなければならないフォーマットであると感じています。

最後に、ここまでの議論を通じた所感、ないしは今後に向けた飯田先生の関心、フォーカスの在りかなどをお聞かせ願えますと幸いです!

飯田:ビジュアルコミュニケーションを介したシェア文化の可能性には、僕も強い魅力を感じていますが、SNSに限らず、今のインターネット全体を見渡すと、なんともいえない閉塞感が漂っているのも事実です。

フェイクニュースやヘイト表現といった問題の深刻さは言うまでもないですし、天野さんも本の中で触れているように、有益とは言い難い一部のまとめサイトやキュレーションサイトなどの隆盛が、サーチエンジンに対する信頼性の低下を招きました。

このような現実に対して、天野さんが「ググる」から「タグる」へと呼ぶ、SNS検索やビジュアルサーチといった方法が、応急処置的なメディアリテラシー的実践であることは間違いないでしょう。しかし、かつてインターネットに期待されたポテンシャルを鑑みると、撤退戦という感じが否めません…。

また、若年層の「SNS疲れ」についても、本書の中で天野さんが論じているよりは悲観的というか、深刻に捉えています。趣味縁にもとづく合理的な情報行動によって、SNS上でのマウンティングや炎上を巧みに回避するリテラシーは高まっているかもしれませんが、SNS疲れはむしろ、職場や学校などの「選択できない」人間関係がネットに持ち込まれる、いわば拡張現実としての息苦しさのほうが大きいですからね。

90年代の仮想現実的なネット文化を肯定的に歴史化していく機運が高まっているのも、逆にポスト・インターネットという概念が浮上しているのも、こうした閉塞感の裏返しでしょう。このような現実に対して、どのような突破口があり得るのか、少しずつでも考えていきたいと思っています。

天野:重要な視点の提起をありがとうございます! ご指摘の通り、SNSが普及するフェーズでどんどん膨れ上がっていった、人々がつながっていくことへのポジティブな期待感が、ここ最近はもう少し冷静に、さらに言ってしまえば反転しつつあるような、そんな空気感も広がり始めている気がしています。

著書の中では、「シェアするゆえに、我あり」と現代人のマインドを言い表しつつ、そのありように警鐘を鳴らしたMIT教授のシェリー・タークルの議論も引用しましたが、誰もが発信者であり、シェアなくしては成り立たない社会にシフトしたからこそ、コミュニケーションに関わることをなりわいとする私たちは、その問題点にもより強くフォーカスしなければならないのかもしれません。

貴重な対話の機会を頂き、誠にありがとうございました!

「NEWSPAPER CAMPUS 2018」  「新聞科学研究所」開設を発表

日本新聞協会は、春の新聞週間に合わせ4月6~8日の3日間、新聞PRイベント「NEWSPAPER CAMPUS 2018」を東京・世田谷区の商業施設「二子玉川ライズ」で開催した。
同イベントは、小中高生とその親をターゲットに、新聞が学習に役立つことを訴求するもの。

会場では、全国の協会加盟全紙の1面を一堂に展示した他、試読紙を配布。新聞の豆知識を学ぶクイズラリーやスクラップ作り、巨大パズルで紙面構成を学ぶコーナーなど体験型コーナーも設置。また、10代のアスリートによるトークショーや、保護者向けのミニステージなども行われ、家族連れなどでにぎわった。

初日のオープニングで、新聞PR部会の林田一祐部会長(朝日新聞社)は「会場にはさまざまなコンテンツを用意した。楽しみながら新聞に触れてもらい、その本質を実感してほしい」とあいさつ。続いて「HAPPY NEWS 2017」および「新聞科学研究所」の発表イベントが開かれた。

協会では、地域のホッとする話題や、身近な人の活躍を伝える記事とそれに対するコメントを募集する「HAPPY NEWS キャンペーン」を実施。2017年度の受賞作を、「新聞をヨム日」(4月6日)の当日に発表した。

ステージには、ゲスト審査員を務めた、アイドルグループ・SKE48の須田亜香里さんが登場。須田さんは、朝の新聞チェックを日課にしていると話し、自ら選んだ「須田亜香里賞」を紹介した。受賞したのは、作家の谷冶宇氏のエッセー(中日新聞掲載)を取り上げて、その感想を寄せた滋賀県の女性。
須田さんは、認知症の母親が、今の自分の年齢を一番幸せだったであろう若いころと認識しているというエッセーについて、「読みながら親の姿を重ねていた。誰しも、幸せな思い出をいつまでも心にしまっておけたら素晴らしい」とコメントした。
大賞には、桜の古木の伐採について、小学生の児童と市職員の間で交わされた心温まる手紙のやりとりを伝える記事(朝日新聞掲載)に思いを寄せた大阪府の女性が選ばれた。
須田さんは「今回、たくさんの幸せなニュースに出合えた。新聞が多くの人にとって、身近で元気をもらえる存在になればうれしい」と締めの言葉を述べた。

「新聞科学研究所」(http://np-labo.com/)開設の発表には、白衣とメガネを着用した須田さんが、特別研究員として再登場した。
林田部会長は同研究所について、HAPPY NEWSキャンペーンは今回で最後とし、それに代わるコンテンツとして立ち上げたと説明。「あしたも、読む理由がある」をキャッチコピーに、今後さまざまな独自調査を通じて、新聞を読んで得られるメリットを研究する。すでに、新聞を購読している家庭の子どもの集中力が高いなどの調査結果を発表している。
林田部会長は「今後、加盟新聞社の紙上でも、結果報告などを掲載し、新聞への理解・気付きを、ユーモアを交えて促進したい」と抱負を述べた。

最後に須田さんは「新聞を読むようになって本当によかったと思う。記事は人が書いているんだ、と思うことで、一層温かい気持ちになれることを皆さんに知ってほしい」と話した。
協会公式サイト:
http://www.pressnet.or.jp/

 

「Paravi」(パラビ)に見る動画配信サービスのこれから

世界の大手がしのぎを削る現在の配信業界。メディア4社+広告会社2社という斬新なコラボレーションで始動する配信サービス「Paravi」(パラビ)について、運営会社プレミアム・プラットフォーム・ジャパン(以下、PPJ)の髙綱康裕代表と、共にParaviの立ち上げに参画してきた電通の石渡弥氏が語り合い、配信業界の新たな可能性を探る。※本記事はビデオリサーチの季刊誌『Synapse』Vol.17に収録された対談を一部再編集したものです。

PPJ髙綱代表と電通石渡氏

Paravi (パラビ)| 定額制動画配信サービス‎
https://www.paravi.jp/

この4月にスタートした、定額制見放題を中心とする新たな動画配信サービス。

メディアグループ6社(TBSホールディングス、日本経済新聞社、テレビ東京ホールディングス、WOWOW、電通、博報堂DYメディアパートナーズ)が共同出資したプレミアム・プラットフォーム・ジャパン(PPJ)が運営する。

Paraviベーシックプランでは、月額税込み999円で人気ドラマやバラエティー、オリジナルコンテンツが見放題。

パラビ

石渡: PPJ設立の目的はどういうところにあったのでしょうか? 

髙綱:従来の視聴率はリアルタイム視聴の指標ですが、タイムシフト視聴率を見るとドラマがすごい数字をとっています。テレビ業界で働く者として、今でもテレビのコンテンツはどこに出しても恥ずかしくないクオリティーだと思っています。そのコンテンツの価値を最大化するためには、デバイスフリー、タイムフリー、プレースフリーの動画配信が必要ですが、配信業界に世界の実力者が次々参入している中で、動画だけをやっていても弱い。そこで、TBS、テレビ東京、WOWOWのコンテンツの集合体に、さらに日経新聞の活字、TBS・日経のラジオも組み込み、今あるものとは違う動画配信プラットフォームをつくろうというのが設立の目的でした。
そしてこれをどのように拡大していくかを模索する際に、マーケティングに強い電通、博報堂DYMPという広告会社が入ってくれていることが非常に大きな意味を持ちますし、心強いですね。

石渡:これまではBtoCビジネスの枠組みに広告会社が入っていけることは少なかったのですが、SVOD(サブスクリプション・ビデオオンデマンド)への参入は“新しい領域の知見を広げるチャンス”と社内の機運が高まりましたね。プロモーションやマーケティングをどう実行するか、できることはたくさんあると思っています。

髙綱:テレビ局はこれまで、プロバイダーとしてさまざまな動画配信プラットフォームにコンテンツを提供してきましたが、それだけでは自分たちでデータを蓄えることができない。プラットフォームから直に顧客(ユーザー)と接し、データを蓄積、分析することによって、このコンテンツがどのような見られ方をするのか、どういう人たちがこのコンテンツを好むのかが分かるのではないかという発想から、「自分たちのプラットフォームをつくろう」ということになったのが、会社設立のきっかけです。
顧客とのエンゲージメントをどう高めていくかというデータ分析を、電通と博報堂DYMPにお願いしたいと思っています。今や広告会社というジャンルは、広告のみならず、いろいろなものに関わる総合プランナーになっています。テレビ業界の視点でいうと、メディアと広告主との間をつなぐ存在でしたが、今は違う向き合い方でご一緒するようになって、その間口の広さ、サポート領域の深さに感心しています。

石渡:蓄積されたデータをどう活用していくかについては、広告会社としてもお手伝いできることは多いのではないかと思います。今までは新サービスや商品が完成した後のプロモーション展開をサポートするところからが広告会社としての役割だったのですが、事業デザインから一緒にサポートをさせていただけるのは、とても素晴らしい経験です。電通では現在、ビジネスプロデュース(営業)、クリエーティブ、デジタル、データなどの分野から20人ほど、熱意のあるスタッフが積極的に参加しています。

電通 石渡氏
電通 石渡氏

SVODでテレビの“その次”をつくるパラビジョン「Paravi」

石渡:サービス名称「Paravi」は、いろんな方々と意見を交わしながらつくりましたね。

髙綱:動画配信なのだから、テレビ局のイメージから徹底的に離れるべきだという意見もありましたが、最終的に落ち着いたのは、“テレビジョン”に対する“パラビジョン”。テレビの“テレ”はギリシャ語の接頭辞で「遠い」という意味があり、テレビジョンで「遠くにあるものを見る」という意味になりますが、“パラ”は距離の近さ、および感覚的な近さを表現しています。さらに、どんな場所でも、どんな時でも、テレビの“その次”となるメディアを実現させるのだという考えも示しています。
“その次”にふさわしいメディアとしてあらゆるサービス展開の可能性を考えたときに、テレビ局1社では限界がありますが、メディア4社+広告会社2社という座組みなら、何が来ても対応できるだろうなという確信があります。SVODの動画配信がこの先どうなっていくかは未知数で、その未知数に対応するための布陣です。

石渡:生活者のタイムシフト視聴が進み、指標面では視聴率がリアルタイムとタイムシフトを合わせた数字として分かるようになりました。また「TVer」も含めたキャッチアップもビジネスとして出来上がってきて、リアルタイム視聴だけでないビジネスも広がりを見せています。これまでの電通はBtoB事業への関わりが大半でしたが、BtoCであるSVODで、どうやってお客さんを獲得するかというのは新しいチャレンジです。髙綱社長は有料課金サービスに携わった経験はおありでしょうか?

髙綱:僕の方も、全くありません(笑)。視聴者に向けた番組をつくり、視聴率と向き合っていたという意味では近いかもしれませんが、Paraviのように会費をお支払いいただくというのは未知のゾーン。正直不安もありますが、新しいことに挑戦している高揚感の方が強いです。

プレミアム・プラットフォーム・ジャパン 髙綱代表
プレミアム・プラットフォーム・ジャパン 髙綱代表

メディア共作のオリジナルコンテンツ+国内最大アーカイブの活用

石渡:会員の獲得に向けても戦略を練っているところですよね。

髙綱:「毎日新作のコンテンツが届くフレッシュさ」「メディア4社の共作」「良いコンテンツをParaviオリジナルで」を3本柱にしています。
4社の座組みの魅力、例えば日経×WOWOW、日経BP×TBSラジオなどのコンテンツの広がりも含め、他の配信サービスにはない新しい部分を打ち出していきます。ラジオもその一つで、TBSラジオとラジオNIKKEIがいるのも心強いです。

石渡:オリジナルコンテンツの配信第1弾が、SPECサーガ完結編「SICK’S恕乃抄」ですね。

髙綱:「ケイゾク」の流れをくみ、連続ドラマからスペシャルドラマや映画にもなった「SPEC」の“堤幸彦ワールド”を、放送という規制・枠から解き放って展開します。配信動画なら、1話が30分だったり、65分だったり、尺がどれだけ変動してもいい。そういったことをParavi独占でやるというのが面白い取り組みかなと思いますね。
オリジナルコンテンツだけでなく、テレビ放送のキャッチアップも狙っていきます。一昨年大きく盛り上がった連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」は、大きくブレークし始めたのは第4話、第5話あたりからです。TVerでの配信期限が切れた過去回を見たい人は、違法動画で序盤の話を見たりしながら途中流入してきました。コンテンツ価値の最大化を標榜するならば、これらもParaviに来れば置いてある、という認識が広まることが必要です。過去回を目当てに来た人には過去のアーカイブを回遊していただく。TBS、テレビ東京、そしてWOWOWの「ドラマW」と、Paraviの国内ドラマアーカイブ数は国内最大級ですからね。

石渡:一緒にお仕事させていただく中で、髙綱社長はジャパンコンテンツにこだわりたい、と繰り返しおっしゃっていましたね。

髙綱:国内ドラマアーカイブはわれわれの一つの強みで、オリジナリティーがあります。あるドラマコンテンツが話題になったタイミングで過去のさまざまなドラマを特集することで、リ・ジェネレーションも図れると考えます。こうしたジャパンコンテンツの強みを打ち出すのも戦略です。

電通 石渡氏

Paraviの将来像は通勤時間に見たいものがすべてそろう“場” 

石渡:他には、コミュニティーをつくりたい、というお話も普段からよくされています。

髙綱:従来の動画配信サービスのような“見たいものがあるときに訪れる”機能だけではなく、毎日でも来たくなる居心地の良い“場”を提供し、エンゲージメントを高めていきたい。それをわれわれは“コミュニティー”と呼んでいるのですが、そのあるべき姿を議論・整理した上で、実際に展開していきたいと思っています。
いつ行っても自分の好みに合うコンテンツが並んでいる、気になっているタレントがキュレーターになって紹介している、自分と同じコンテンツに興味を持っている仲間がいる、といったサークル的なコミュニティーをつくることで、可処分時間の争奪戦に勝ちたい。将来の理想像は、動画コンテンツはもちろん、日経新聞のようなテキストメディアがあり、趣味コミュニティーがあり、通勤時間内に見たい・読みたいものが全てParaviの中に入っているというものです。

石渡:見たいものがあるときだけ利用して、見終わったらまた見なくなるという、他の配信サービスの弱みを突いた戦略ですね。こうした事業デザインの練り上げをご一緒する中で、髙綱社長がParaviという同じチーム内でのイメージ共有を非常に大事にしておられることが印象的でした。

髙綱:2017年7月の本格スタート時、6社から出向社員として集まった約20人の経験や考えはさまざまで、動画配信サービスのイメージもバラバラでした。それを感じたとき、事業デザインを練る段階で、みんなで同じ方向を見ることが大事だということを強く意識しました。そこで、みんなでこれまでの動画配信を勉強して、どんな事業戦略でやってきたのか、成功したのか失敗したのか、成功したのはどんなところか、などについて研究しました。その末に、今の動画配信にないもの=ユーザーに居心地の良い場…いわゆるコミュニティーではないかと気付き、われわれがやるべきことはそれを提供すること、という流れを導き出したのです。

石渡:いろいろなジャンルのプロが、それぞれの思いを抱いて集まり、一つにまとまるのは大変なことですが、髙綱社長からは“みんなで一緒に決めていきたい”という意識を強く感じましたし、サポートしがいがあると思いました。当社としてもいろいろな提案をさせていただいたり、案件ごとに適した人間をどんどん引き合わせたりしました。バックボーンが異なる人が多いほどイメージの共有、統一化は大切ですね。

髙綱:今は常駐で約40人、兼務を合わせて最大で50人ほどの所帯となっています。出向社員とプロパーの比率は1対2くらい。業務委託を含め、今後はもっと関わる人が増えていくでしょう。
最初の段階で電通が提案してくれた“タイムライン自己紹介”は、お互いを理解する上で大変役に立ちました。バラバラな20人が、10分間のくくりでそれぞれ自己紹介をするのです。10分どころか15分、20分に及んでいた人もいましたが(笑)。このおかげで、すぐに互いのことを分かり合えて、初期から突っ込んだ意見交換ができました。生みの苦しみを味わう時期であるはずなのに、楽しかったですよね。
われわれは完全に後発ですが、それ故にプラスなのは、これまでの成功例、失敗例が既にあることです。同時に、他と同じことはできないよね、というプレッシャーもあるのですが(苦笑)。

プレミアム・プラットフォーム・ジャパン 髙綱代表

配信サービスによって見えてくる新たなテレビの可能性

石渡:配信サービスにおける“コミュニティー”の概念は、新しいサービスとしての出発点になると思います。これまでに接触できなかった層にもリーチできそうだと思うと期待も膨らみます。髙綱社長が今後楽しみにしていること、期待していることは何ですか?

髙綱:後発という不安はありますが、世間はどんな反応をするのかなというワクワク感の方が強いです。受験勉強を長くやってきて、早く試験を受けて結果を見たいという感覚と同じですね。
昨年末のサービススタートのリリースでさまざまな反応があり、まずは反応があったということ自体にちょっとした感動がありました。ネガティブな面も含めて、社会からこういう反応が得られるんだな、と。告知を始めて10日間で、「SICK’S恕乃抄」のツイッターフォロワー数は2万を超えました。それまでの半年間は、水面下での作業でしたが、社会に告知した今はツイッターなどでの反応を見ながら進めていけるのが楽しい。本体のサービスをサポートするオウンドメディアをつくりつつ、無料体験サービスなどでParaviのエッセンスに触れられるような方策も考えています。

石渡:サービスがスタートしさえすれば、各種の反応を見ながら改善していくPDCAサイクルに入っていくので、ただひたすら改善あるのみです。今はみんなで考えてきたことをどんどん形にできることが楽しい時期だと思いながら、私もサポートさせていただいています。
Paraviでの取り組みも含め、テレビ全体としては今後どのようにしていけばより良くなっていくと思われますか?

髙綱:テレビ業界の中にいると、どうしてもテレビ放送としての考え方、マスに対して真ん中に向かってものを投げるという考え方になってしまいますが、配信にはそもそも“真ん中”がない。コンテンツごとにターゲットが違い、全方位的なアプローチになります。そういった特性も踏まえた新たな視点で、どのようなコンテンツをつくるべきかを考えていけるようになると思います。
さらに、配信コンテンツは地上波のリアルタイム放送に生活者を回帰させる存在になり得るのではないかとも考えています。今年12月にBSで4K放送が始まりますが、それに先駆けてParaviで4Kの配信コンテンツも出す予定です。これは、4Kのコンテンツをスマホで見てもやはり寂しい、では茶の間のテレビへ、という流れに誘導できるのではないかという狙いがあります。大きなテレビ画面でコンテンツを見るという習慣づけですね。配信は放送の一歩先を行く存在であると同時に、放送の可能性を共に広げるパートナーと位置付けて取り組めば、この業界をますます盛り上げていけるのではないかと思います。

石渡:最後に、電通に期待していることを改めてお聞かせいただけますか?

髙綱:新しいメディアをつくるくらいの大きなプロジェクトだと思いますので、電通の知識・経験や資産をフルに使っていただきたいですね。ユーザーの嗜好性やエンゲージメントをどう高めていくかなどの分析と、そこから得た知見を基にしたアクションプランの策定なども幅広くお願いしたいです。

石渡:最近の広告会社はDMPを活用して、広告配信だけでなく、顧客分析などにも役立てています。Paraviでも独自のDMP構築によって、統合的な事業活用を可能にするためのプラットフォーム設計に着手しています。
当社では、このプロジェクトに興味が高まり、ぜひ関わりたい!というデジタル領域のスタッフもたくさん集まってきていますので、ぜひ深い分析やその後の施策実行まで手厚くサポートしていきたいですね。本日はありがとうございました。

パラビ

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第一三共ヘルスケアは1月22日、総合しみケアブランド「トランシーノ」から、処方を強化したしみ・そばかす対策薬「トランシーノ ホワイトC クリア」を新発売。3月1日、新テレビCM発表会を中央区のマンダリンオリエンタルホテル東京で開催した。同ブランドは、新イメージキャラクターに女優の天海祐希さんを起用。テレビCM「始めるなら、今」編を同3日から放送する。

CMでは、天海さんの透明感のある素肌と、内面から出る凛とした美しさを、深みと透明感のあるブルーの世界観の中で表現。伏し目加減の視線が徐々に上がり、正面からとらえたカメラ目線で力強く「始めるなら、今」と宣言するシーンを通じて、しみひとつない女性の素肌を後押しする商品を印象的に訴求している。

冒頭、西井良樹社長は「トランシーノは10周年を迎え、直近5年でブランド規模は約3倍に伸長した。次年度はブランド売り上げが40億円を超える勢いだ。全ての女性をもっと美しく輝かせたいとの思いを、知的・洗練といった言葉の似合う天海さんに託した。あきらめかけていたしみに内外から対処する方法があることを伝えたい」と、あいさつした。

マーケティング部の倉本菜々子氏は新商品について「メラニンの生成を抑える・無色化する・排出させる、この3ステップで体の内側からしみを薄くする。ブランドメッセージは『シミひとつない肌、夢で終わらせますか?』。一点の曇りもない肌で、誇れる自分になれることを訴求したい」と語った。

会場には、天海さんが、しみのない肌を想起させる白のワンピースで登場。「今日の衣装はトランシーノをイメージした。クリアでクールだが、エレガント。ブランドカラーのブルーもアクセサリーで取り入れた」と、笑顔で話した。

撮影では、監督からOKが出たにもかかわらず、もっと自然に商品の思いにつながる演技を追求して「もう一度撮ってもらいたい」と頼んだことを明かし、演技へのこだわりの強さを感じさせた。

また、「まず始めてみる・頑張り過ぎない・続ける」と、自分らしく輝くための3ステップを紹介。「いいなと思うだけでは何も変わらない。自分に合うか、まずは試してみて、頑張り過ぎず楽しみながら、すぐに結果が出なくても続ける。そうすれば、変化を実感できる」と話した。「年を重ねて、昨日の自分と今日の自分の違いを感じることもある。だからこそ、運動も昨日と全く同じことをするだけではなく、ちょっとずつ負荷を重くするなど挑戦している」と語った。

ブランド10周年に掛けて10年後どうありたいかという質問に対し、「年齢に応じた輝き方があると思う。経験と精神的な美しさを備えて、健康的な素肌でいたい」と回答。しみに悩む女性たちへ「ぜひ一緒に、頑張らず、思い切って始めて、長く続けて、健康的で美しい肌を手に入れましょう」と、呼び掛けた。

 

公式サイト:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_transino/

 

 

東京タワー「特別展望台」をリニューアル 3月3日、トップデッキツアーがグランドオープン

日本電波塔は、2018年12月に開業60周年を迎える東京タワーの特別展望台を「トップデッキ」としてリニューアルし、3月3日から事前予約制の新アトラクション「トップデッキツアー」を開始する。今後、トップデッキに上がれるのはツアー参加者だけとなる。
グランドオープンに先立つ2月28日、メディア内覧会が行われた。
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地上250メートルの高さにある特別展望台の大規模な改修は開業以来2度目となり、今回は2016年10月から時間をかけて工事を行い、トップデッキツアーの専用レーンやメインデッキとトップデッキを結ぶエレベーターがリニューアルされた他、トップデッキのデザインも大きく変更された。
また、事前予約・時間指定制により待ち時間なしで入場できるシステムの採用や13言語に対応した携帯型ガイド端末の貸し出しなど、東京タワーの過去や未来を感じられる体験型展望ツアーとしてホスピタリティーの向上も図られている。

 

トップデッキツアーは、予約時に発行されたQRコードをフットタウン1階のトップデッキレーンで提示し、13言語対応音声ガイド端末を受け取ってスタートする。
地上150メートルのメインデッキまで最初のエレベーターで上がり、ツアー参加者専用のトップデッキゲートを通過。東京タワーや周辺環境の歴史を振り返るタワーギャラリーやシークレットライブラリーを見学した後、さらに2本のエレベーターを乗り継いでトップデッキへと進む。乗り換えスペースのプラットフォームは、世界的なパフューマーのクリストフ・ラウダミエル氏によるタワーオリジナルの香りで演出され、ドリンクを提供するなど“おもてなし”サービスも充実。希望者はカメラマンが撮影する記念写真を購入することができる。

地上250メートルのトップデッキ内は、インテリアデザインや空間アートを数多く手掛けるアーティスト・KAZ SHIRANE(カズ・シラネ)氏がデザインを担当した。「ゲストと一緒に創る展望台」「東京の未来を映し出す鏡」をコンセプトに、ジオメトリックミラーと LED照明による演出が施され、眼下に広がる景色をゆったりと鑑賞できる。
トップデッキツアーの参加料金は大人(高校生以上)2800円、子ども(小中学生)1800円、4歳以上の幼児が1200円。
地上150メートルのメインデッキの見学も可能で、オープン初日は、ツアー参加者全員に記念品をプレゼントする。
公式サイト:https://tdt.tokyotower.co.jp/

 

 

 

春は「てりたまっくす!」てりたま新商品発表会

日本マクドナルドは3月1日、春の定番メニュー「てりたま」シリーズの新商品イベントを東京・渋谷区の渋谷MODIで実施した。

商品

「てりたま」を食べて元気をチャージし、新たな挑戦へとの思いを込め「てりたまっくす」キャンペーンのと銘打ち、従来のうま味に富んだポークパティに、しょうがとリンゴ、隠し味のにんにくの風味を加えた甘辛いてりやきソースを絡め、ぷるぷるたまご、レタスをゴマ付きバンズでサンドした「てりたま」、クリーミーでコクのあるチェダーチーズを加えた「チーズてりたま」、朝マックメニューの「てりたまマフィン」の他、今年は新商品として、桜チップでスモークした大きくかみごたえのある厚切ロースハムがサンドされた「はみだすハムてりたま」の全4種と「マックフィズ あまおう」「マックフロート あまおう」の2種のドリンクが同時に、全国のマクドナルド店舗(一部店舗を除く)で同7日から期間限定で販売する。また、テレビCMではナレーションに歌手の水木一郎さんを起用。「元気でまっくす!てりたまーっくす!」と力強い水木さんの声で、てりたまを食べて「元気でまっくす!」になる様子を表現している。

マック坂下M

同イベントで、坂下真実マーケティング本部統括マネージャーは「春はチェンジ・チャレンジの季節。春のてりたまシリーズは、そんな皆さまを応援していきたい。ぜひ、てりたまシリーズを食べて、元気にチャレンジしていただければ」とキャンペーンへの期待などを語った。

タカトシ

ゲストには、てりたまっくす応援団としてお笑いタレントのタカアンドトシの2人が登場。

タカトシ試食

「てりたま」を試食したタカさんから「春といえば、てりたま!毎年食べているけど、変わらずおいしい!」と話し、「はみだすハムてりたま」を試食したトシさんからは「でか! ハムがはみ出していて、今までは知らなかった領域の味。おいしさまっくす!」、タカさん「てりたまをさらに超えた!」など感想を語った。

また、キャンペーンのコンセプトに沿った企画として「てりたま食べたら、元気でまっくす! 大声でチャレンジ宣言」を開催。一般参加の男女5人がおのおの、これから挑戦したいことを叫んだ。結果、審査を務めたタカアンドトシは「てりたまを孫と一緒に食べて、孫の水泳オリンピック出場を目指します!」と叫んだ男性を優勝に選んだ。

タカトシ コンテスト出場者

最後に、タカアンドトシから、これから新たなチャレンジに挑戦する人たちに向け「春はてりたまを食べて最高のスタートを切ってほしい。元気でまっくす!てりたまっくす!」と叫びエールを贈った。

公式HP:http://www.mcdonalds.co.jp/

桂春蝶に坂上忍、フット後藤、岩尾がダメだし!「国民の貧困と芸人の下積みを一緒にするな」「あんた二世だろ」

〈この国での貧困は絶対的に「自分のせい」なのだ〉というツイートで大炎上中の落語家・三代目桂春蝶。その春蝶が昨日3月1日放送『バイキング』(フジテレビ)に生出演した。  本サイトは先日の記事で、春蝶がこれから、ケント・ギルバートの路線を狙って「右派論客」「御用落語家」として...