頭の悪い人はChatGPTを「仕事の効率化」のために使う。では、賢い人の“すごい使い方”とは? – AIを使って考えるための全技術

AIが「使えるかどうか」は、人間側の「使い方」で決まります。 そう語るのは、グーグル、マイクロソフト、NTTドコモ、富士通、KDDIなどを含む600社以上、のべ2万人以上に思考・発想の研修をしてきた石井力重氏だ。そのノウハウをAIで誰でも実践できる方法をまとめた書籍『AIを使って考えるための全技術』が発売。全680ページ、2700円のいわゆる“鈍器本”ながら、「AIと、こうやって対話すればいいのか!」「値段の100倍の価値はある!」との声もあり話題になっている。思考・発想のベストセラー『考具』著者の加藤昌治氏も全面監修として協力し、「これを使えば誰でも“考える”ことの天才になれる」と太鼓判を押した同書から、AIの便利な使い方を紹介しよう。

「小学5年生の子どもにねだられて買いました」との声も! 子どもたちがどハマりしている異例のビジネス書で紹介されている問題『8頭のトナカイ』とは? – もっと!! 頭のいい人だけが解ける論理的思考問題

「ビジネス書なのに、なぜか子どもが夢中になっています!」 と話題になっているのが、書籍『もっと!!頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』(野村裕之著、ダイヤモンド社刊)だ。Google、Apple、Microsoftといった超一流企業の採用試験でも出題され、“考える力”を鍛える知的トレーニングとしても注目される「論理的思考問題」の傑作を紹介している。前作『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』は2024年の年間ベストセラー4位(ビジネス書単行本/トーハン調べ)になるなど、大きな話題に。 ビジネス書であるにもかかわらず、「親が買ったら、先に子どもが読んでいた!」「ゲームばかりしているうちの子が夢中で読んでいた!」といった声が殺到し、全世代から反響を得ている同書から、1問紹介しよう。

最終面接で受かるサイン、ダントツ1位は? – ありのままの自分で、内定につながる 脇役さんの就活攻略書

『ありのままの自分で、内定につながる 脇役さんの就活攻略書』は、特別な経歴や夢がなかった“普通の就活生”である著者が、1000冊以上の本を読み込み、自分に合った就活メソッドを築き上げ、食品大手を含む22社から内定を獲得した実体験をもとにした、どんな学生でも内定に近づく一冊です。「自己PRで話せることがない」「インターンに参加していない」といった就活に不安を抱く学生と、そっと背中を押したい保護者に読んでほしい就活戦略が満載です。今回は、最終面接で受かるサインについて著者である「就活マン」こと藤井氏が特別に書き下ろした記事をお届けします。

子どもの記憶に残らない体験は必要か? 親が陥りがちな子育ての落とし穴 – 12歳から始める 本当に頭のいい子の育てかた

新刊『12歳から始める 本当に頭のいい子の育てかた』は、東大・京大・早慶・旧帝大・GMARCHへ推薦入試で進学した学生の志望理由書1万件以上を分析し、合格者に共通する“子どもを伸ばす10の力”を明らかにした一冊です。「偏差値や受験難易度だけで語られがちだった子育てに新しい視点を取り入れてほしい」こう語る著者は、推薦入試専門塾リザプロ代表の孫辰洋氏で、推薦入試に特化した教育メディア「未来図」の運営も行っています。今回は、体験格差にまつわる子育ての落とし穴について解説します。

「なぜインド人は空気を読まないのか?」意外と知らない“衝撃の理由” – インド人は悩まない

「いつも、考えすぎて損してばかり!!」 日本人は礼儀正しくて、とても優秀……なのに、日々必要以上に思い悩んでいないだろうか? 「“究極の合理思考”を身につければ、もっと楽しくラクになる」――。インド麦茶氏は、数十億規模の案件でインド人部下オペレーションを経験して「常に自分中心」「短期志向」「無計画で今を生きている」ように見える彼らに『日本人が幸せを謳歌するための“ヒント”がある」を見出した。 新刊『インド人は悩まない』では、人口14億・上位1%が富の40%以上を所有する超競争・過密・格差社会を生き抜く人々の「規格外の行動力」と「抜け目なさ」の秘密を紹介している。今回はその魅力の中から一部をお届けする。

「60歳からNISAやiDeCoなんて…」と諦める人が見落としている“老後の大リスク” – ニュースな本

NISAやiDeCoといえば長期の積立投資が前提とされるため、「高齢になってから始めても意味がない」と思い込んでいる人は少なくない。しかし、国が老後の資産づくりの柱として整備してきたこれらの制度は、実は定年間際で始めても遅くない。60歳から老後資産2000万円をつくるには、どうすればいいのか?※本稿は、特定社会保険労務士の首藤由之『これだけ差がつく!老後のお金 55歳から15年で2500万円をつくる』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・編集したものです。

老後に「不労所得」がらくらく手に入る“最強の方法” – THE WEALTH LADDER 富の階段

来年はどうすれば、投資で成功できるのか? そこで今回は、「両学長 リベラルアーツ大学」でも紹介されたベストセラー『THE WEALTH LADDER 富の階段 ── 資産レベルが上がり続けるシンプルな戦略』と、「『金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃の書!」と絶賛されている『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』の著者ニック・マジューリ氏に緊急インタビュー。日本人のための投資戦略を語ってもらった。

【投資歴70年 資産24億円】「そら、売れるわけないわ」…仕事の悩みを相談したら、株式投資の“致命的な欠点”までバレた – 89歳、現役トレーダー 大富豪シゲルさんの教え

投資歴70年 資産24億円――【プロの儲かる知識を簡単インストール】人生、もう詰んだ……40歳、しがないサラリーマン。月1万5000円の小遣いを握りしめ、毎日通勤する日々だ。増えない給料、重くのしかかる住宅ローンと教育費。冷え切った家庭に、もはや自分の居場所はない。そんな人生のどん底の状況で拾った、1冊の古びた手帳。それが投資歴70年、資産24億円を築いた89歳現役トレーダー・シゲルさんとの奇跡的な出会いだった。お金、仕事、家庭……すべてに絶望した崖っぷちの男が“投資の神様”から授かった「世界一のお金と人生の授業」とは?“小説形式”だからスラスラ読めてドンドンわかる話題の書『87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え 資産18億円を築いた「投資術」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものをお送りする。答えはすべて、この物語にある。

子どもでも理解できるのにAIには絶対にできないことがある。なんでしょう?【本当に頭のいい人にはわかる】 – たった1日で誰でも開成・灘中の算数入試問題が解けちゃう本

「本当に解けちゃった!」「人生で大切なことまで教えてくれる!」 と話題沸騰中の本『たった1日で誰でも開成・灘中の算数入試問題が解けちゃう本』は、フルカラーで、マンガやイラスト満載の、算数エンタメ本だ。著者はDeNAでAIプロダクトマネージャー兼AIエンジニアとして活躍する菅藤佑太氏。本記事は、算数が苦手な小学生と先生の対話で構成される本書の中から「AIにはできないこと」の部分をお届けする。みなさんは、どれだけAIが進歩してもできないことって何だと思いますか?

「実質国有化」ラピダス、3兆円投入+債務保証8割…JDIの二の舞or奇跡の逆転劇

●この記事のポイント
・政府がラピダスの融資の8割を債務保証する方針を固め、「実質国有化」とも言える段階に入った。累計3兆円投入の国策半導体は、JDIの失敗を超えられるのかが問われている。
・ラピダスはガラス基板や2nm試作など技術面では世界最前線に迫るが、量産実績や顧客獲得は未確立だ。技術力と事業化の間に横たわる深い溝が最大の課題となる。
・半導体は国家安全保障の戦略物資となり、各国が巨額補助金を競う時代だ。国の関与強化が「盾」か「重り」か、ラピダスは日本の産業政策の試金石となる。

「日の丸半導体」の再興を掲げて誕生したラピダス(Rapidus)が、いよいよ“国策企業”としての色合いを極限まで濃くしている。2025年12月19日、政府がラピダスの民間融資に対し最大8割を債務保証する方針を固めたと報じられた。すでに決定済みの約2.9兆円規模の公的資金投入に加え、今後の資金調達リスクまで国が引き受ける形だ。

 これは単なる「支援強化」ではない。経営の成否に対する最終責任を、事実上、国が背負う構図が完成しつつある。言い換えれば、ラピダスは「実質国有化」への道を歩み始めたと言っても過言ではない。

 過去、日本には国が深く関与した半導体・電機企業がいくつも存在した。ジャパンディスプレイ(JDI)、旧ルネサスエレクトロニクス――いずれも「技術はある」と言われながら、巨額の公的資金を投じた末に苦境に陥った記憶は生々しい。

 今回のラピダスは、その“失敗の歴史”を塗り替える存在となるのか。それとも再び、国民の血税を飲み込む「巨大な賭け」となるのか。技術、経営、そして世界の半導体地政学の観点から、その現在地を検証する。

●目次

技術面での「勝ち筋」…10倍の生産効率と次世代への布石

 懸念ばかりが先行しがちだが、技術面に限ればラピダスは決して見劣りしない。2025年12月、同社は世界初となる「半導体チップを実装する大型ガラス製基板」の試作成功を公表した。

 従来主流だった樹脂製基板に比べ、ガラス基板は
・反りや歪みが少ない
・微細配線に適している
・生産工程の自動化がしやすい
といった利点があり、生産効率を10倍以上に高められる可能性があるとされる。AI半導体では「性能」以上に「供給量とコスト」が競争力を左右するため、この技術が確立すれば、ラピダスにとって大きな武器となる。

 さらに同社は、2nm世代の試作にすでに成功しており、2027年の量産開始、将来的には1.4nm世代への着手というロードマップを掲げる。このスピード感は、世界的に見ても決して遅くない。

 元半導体メーカー研究員で経済コンサルタントの岩井裕介氏はこう評価する。

「少なくとも研究開発の現場レベルでは、ラピダスは“二流”ではありません。IBMとの技術連携も含め、プロセス技術そのものは世界最先端に近い。問題は、それを“事業”として成立させられるかどうかです」

「技術のラピダス」は、確かに存在している。

「国策」のトラウマ――JDIとルネサスの影

 だが、半導体ビジネスは技術だけでは勝てない。ラピダス最大の懸念は、そのガバナンス構造と「国策ゆえの歪み」にある。

 過去を振り返れば、そのリスクは明白だ。

● ジャパンディスプレイ(JDI)
2012年、産業革新機構主導で設立。「日本の液晶技術は世界一」という自信のもと、市場の急速な有機ELシフトを読み誤り、補助金依存の経営体質に陥った。

● 旧ルネサスエレクトロニクス
NEC、日立、三菱電機の半導体部門を統合。だが、出身母体ごとの派閥争いで意思決定が遅れ、スマートフォン向け半導体の成長機会を逸した。

 ラピダスにも、同じ構図が見え隠れする。出資企業はトヨタ、NTT、ソフトバンク、NEC、三菱UFJ銀行など、日本を代表する8社。「オールジャパン体制」は一見心強いが、裏を返せば意思決定が複雑化しやすい。

 さらに今回は、国が融資の8割を保証する。金融機関にとっては安心材料だが、経営側にとっては「最後は国が支える」というモラルハザードを生みかねない。

 戦略コンサルタントの高野輝氏は、企業統治の観点から警鐘を鳴らす。

「債務保証は“時間を買う”政策です。ただし、その時間を緊張感のある経営改革に使えなければ、JDIと同じ結末になります」

世界は「補助金戦争」の時代…ラピダスだけが特別ではない現実

 もっとも、ラピダスへの支援を「甘やかし」とだけ批判するのは公平ではない。半導体は今や、単なる電子部品ではなく、国家安全保障の中核インフラだ。

 米国はCHIPS法で7兆円超、中国は国家主導で数十兆円規模、韓国もサムスンを軸に破格の税制優遇を行っている。

 各国が「民間任せ」を捨て、国家が前面に立つ時代に入っているのが現実だ。日本だけが支援を渋れば、先端半導体の製造基盤は完全に海外依存となり、自動車、AI、防衛産業すら成り立たなくなる。

 問題は、ラピダスが“後発”であることだ。2027年の量産開始時点で、TSMC、サムスン、インテルはさらに先の世代へ進んでいる。実績のない新興ファウンドリが、顧客をどう獲得するのか。ここに最大の不透明さが残る。

「国策の違い」はどこにあるのか

 最大の違いは、ラピダスが「救済」ではなく「賭け」として設計されている点だ。だが、その賭けが成功するかどうかは、冷徹な経営判断を貫けるかにかかっている。

 国の関与強化は、巨額投資を可能にする強力な盾である一方、市場原理からの緊張感を奪う重い足かせにもなり得る。

 ラピダスが過去の国策企業と決定的に異なる存在となるには、
・政治や大株主の顔色をうかがわない
・採算が合わなければ撤退も辞さない
・「失敗する勇気」を持つ
という、極めて民間的な経営が不可欠だ。

 3兆円規模の血税を投じたこの挑戦は、日本の産業政策そのものへの審判でもある。ラピダスは“JDIの再来”となるのか。それとも、日本が最後に放つ“逆転の一手”となるのか。

 その答えは、2027年の量産ラインが動き出す日まで、誰にもわからない。

【FAQ】ラピダス計画の「ここが気になる」

Q1:なぜ「国有化」に近い形まで支援を強めるのですか?

A: 最先端半導体(2nm以下)の工場建設には、1ライン数兆円という天文学的な投資が必要です。現在の日本には、それだけの巨額リスクを単独で取れる民間企業が存在しません。米国や中国も同様に国家レベルの巨額補助金を出しており、日本政府としては「今ここで投資をしなければ、次世代産業の全権を海外に握られる」という危機感から、退路を断つ形で関与を強めています。

Q2:ガラス基板で「生産効率10倍」は、本当にゲームチェンジになりますか?

A: 理論上は非常に強力な武器です。従来の円形シリコンウェハーに比べ、四角い大型ガラスパネルは面積効率が高く、一度に多くのチップを処理できます。特に、GPUとメモリを複雑に組み合わせるAI半導体において、この「後工程(パッケージング)」の低コスト化は、TSMCなど既存の巨人に対する有力な差別化要因になり得ます。ただし、ガラスの破損しやすさや熱制御など、量産化に向けた技術的ハードルは依然として高いままです。

Q3:TSMCやサムスンに「技術的に追いつけない」という指摘については?

A: 確かに実績では雲泥の差があります。しかし、ラピダスは先行他社のような「あらゆるチップを大量に作る」モデルではなく、特定の高度なAIチップなどを「短納期で少量多品種作る」ブティック型のファウンドリを目指しています。先行他社と同じ土俵で戦うのではなく、最新の技術(2nmやガラス基板)を用いた「尖ったサービス」としてニッチな需要を掴めるかどうかが、生き残りの焦点です。

Q4:もし事業が失敗した場合、どうなるのですか?

A: 国が8割の債務を保証しているため、事業が破綻すれば、民間銀行の損失の大部分を税金で補填することになります。JDIなどの前例では、赤字を垂れ流しながら公的資金で延命する「ゾンビ化」が批判されました。ラピダスの場合、これまでの投資額が数兆円規模と桁違いであるため、失敗した際の国民負担や産業界へのダメージは比較にならないほど巨大なものになります。

Q5:結局、ラピダスに「未来」はありますか?

A: 「技術開発」の未来は明るいですが、「ビジネス」の未来はまだ五分五分です。試作成功はあくまで「スタートライン」に立ったに過ぎません。2027年までに、高額な最先端チップを買ってくれる「大口顧客(米IT大手など)」を具体的に何社確保できるか。技術力の証明以上に、その「営業・マーケティング力」が試されることになります。

(文=BUSINESS JOURNAL編集部)