JRA阪神JF(G1)美浦で「枠に大喜び」陣営あり? 現場から情報大量入手!

 来年のクラシックを占う2歳女王戦・阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)。大一番を前に東西両陣営、管理馬の調整に余念がない。そんな慌ただしい日々を送る美浦の関係者たちから出走馬のマル秘情報が送られてきた。馬券購入の一助になれば、幸いだ。

 2連勝中のマルターズディオサ(牝2歳、美浦・手塚貴久厩舎)。

 キズナ産駒のマルターズディオサ。新馬戦(芝1600m)こそウーマンズハートの2着に敗れたが、その後出遅れながら、2歳未勝利を勝つとサフラン賞(1勝クラス)を上がり最速の末脚で勝利。連勝の勢いそのまま、大舞台に挑戦する。

「先週の時点で態勢は整っていたので、最終追い切りは田辺裕信騎手を背にPコースでサラッと併せ馬。それでも5F64秒6、ラスト11秒9を計時するのだから、調子はいいようです。

 近走で出遅れたように、スタートに難がありますが、手塚調教師も練習はしていると明かし、『偶数番とか、待たされないといい』と語っていました。そして引いたのは5枠9番。今回は遅れることはないかもしれません」(美浦関係者A)

 運も味方したか?

 エレナアヴァンティ(牝2歳、美浦・宗像義忠厩舎)は、ひっそりと一撃を狙う。

 2歳新馬(芝1200m)、 ダリア賞(OP)を連勝。だが、逃げた新潟2歳S(G3)では5着、ファンタジーS(G3)では15着の大敗を喫するなど、近走の成績は芳しくない。

「近2走は内枠に入ったこともあり、陣営は『モマれるのを嫌ってハナへ行った』と教えてくれました。ところがあまり展開が向かず、結果を出すことは出来ませんでしたね。

 宗像調教師によれば、『今回は脚を溜めていく』とのこと。キレる脚も持っているようですし、展開がハマれば上位進出もあるかも」(美浦関係者B)

 作戦変更が吉と出る?

 ジェラペッシュ(牝2歳、美浦・尾関知人厩舎)も侮れない。

 2歳未勝利(芝1800m)を勝つと、牡牝混合のサウジアラビアRC(G3)へ。近年はダノンプレミアム、グランアレグリアを輩出し、出世レースともしても知られるここで4着。馬券圏内には入れなかったものの、牡馬相手に堂々たる走りを見せた。

「前走の赤松賞(1勝クラス)は3着でしたが、勝ち馬とは0.1秒差。あまり差はないとみてもいいでしょう。

 テンションは高くないですし、体調は万全。陣営は『上位はかなり強力』としながらも、東京競馬場より阪神競馬場の方が合っている』とコース替わりに期待していました」(美浦関係者C)

 上位進出なるか?

 スウィートメリナ(牝2歳、美浦・菊川正達厩舎)は、ここでは厳しいか。

 新馬戦(芝1200m)4着、2戦目の2歳未勝利(芝1400m)3着、そして3戦目でようやく勝ち上がりを決めたスウィートメリナ。強力なメンバーが揃ったここでは実績面で見劣りしてしまう。

「レースごとに良化はしているんですけどね。それでも厳しい戦いになるのは否めないでしょう。センスの良さは認められていますが、才能をフルに発揮するのはもう少し先のことかも……」(美浦関係者D)

 胸を借りるつもりで臨む!?

 阪神JFの発走は15時40分。今年女王に輝くのはどの馬になるのだろうか?

パチンコ「3万発」も珍しくない強力マシンも登場!「Pの時代」本番へ突入!!【谷村ひとしパチンコ実戦記】

 2019年12月の「Pの時代」本番突入です!

 第1弾と言える京楽の『ぱちんこAKB48ワンツースリーフェスティバル』が導入されて、さらに『P新世紀エヴァンゲリオン~シト、新生』と、強力な目玉のジャブとして、『戦姫絶唱シンフォギア』タイプに生まれ変わった『AKB48ワンツースリーフェスティバル』が、初代『重力シンパシー』並みの甘さで登場です。

 とはいえあの初代AKBは、AKBのプロモーションと、震災後のパチンコ業界の命運を左右する大きな役割を担って、『ぱちんこ銭形平次withチームZ』と共に甘く造られた台と断言しましょう。あれから7年経ちました。

 現在のパチンコ業界の危機的状況を加味すれば、前作の319分の1の『誇りの丘』の荒さを残しつつ、『新必殺仕置人』の出玉を身近で感じられるライトミドルとして199分の1で返り咲きです。

 3代のAKBのいいとこ取りで、レジェンド前田敦子さんに大島優子さんとそして渡辺麻友さんが、超絶カットインで出てきます。 初打ちで3人共、拝めました。

 しっかりした人間の形をした保留に違和感があるのは2Dの初代の保留のイメージが強すぎるせいかもしれません。

 疑似連X3と、LIVE ZONEより熱狂LIVE ZONEと、王道パターンは守られています。

 そしてこれは『仮面ライダーフルスロットル闇のバトル』の疑似連の再現で、選抜総選挙ZONEで、ボタンのレベルを上げるのは、『仕置人』の%UPなど京楽演出の代名詞になりつつあります。

 赤の上に金があるので840票で赤ボタンになってもハズレました。しかしこの保留がオスイチで出て、即お詫びが来て、ゼブラ保留で大当りしました。何も起きないハマリ台とは別モノです。

 大当りして3回のチャレンジでFESTIVAL RUSHに突入するとPフラッシュとAir-Vibのめくるめく連チャンは『シンフォギア』を上回ります。

時短5回と残保留2個の7回転が4.9分の1で抽選されるのですが、さすが80%継続なだけあって、よく連チャンします。

 MAX1500発も80%と万発も身近でこれなら、数ある『シンフォギア』タイプの台がこの1年出ましたが、この『AKB48ワンツースリーフェスティバル』が、一歩リードです。

 

 AKB48にちなんで1日48回大当りを目標に、最大出玉3万発も珍しくない出玉性能も『シンフォギア』と戦えます。

 AKBの動画もネットに溢れているので是非、ご確認下さい。ボクのドンキ動画配信も検索してみて下さい。

 オスイチ狙いは、45の倍数が目安です。連チャン即ヤメ台の7回転の台に座って39回転目で当たったりと、ライトミドルの100回転以内は、躊躇なく座るドンキホーテです。ハマって540~630回転と思って下さい。

 連チャンは、まるで台が勝手に連チャンしてくれるイメージを持つのが『シンフォギア』タイプの台を打つ時の基本です。

 出玉スピードは時速2万発の『ウルトラ6兄弟』に319分の1の夢を馳せましょう。

 ここでニュースをひとつ!

 ネットに溢れるパチンコ動画で広告停止の報告が多数上がっています。メーカーや、中にはホールに許可も得ていない動画は、これから消える運命にあるのでしょう。

 もちろんメーカーが直接お金を支払ってライターに記事を書かせて前宣伝をする動画はどうなるのか線引きは、曖昧になっていますが、今ほど動画が溢れる状況は、頭打ちになりそうです。

 YouTube動画はいい面、悪い面いろいろありますが、なんでもありだった20年前とは、世の中変わりました。

 2020年、パチンコは進化して更にパチンコ台が面白くなることを願って今からワクワクしているドンキホーテです。

(文=谷村ひとし)

 

セブン、元旦休業拡大か…「人件費等はすべて店舗負担、本部は利益の6割吸い上げ」

 元旦は休業する。そう宣言したのが、セブン-イレブン東大阪南上小阪店の松本実敏オーナーだ。その呼びかけに応じて、元旦休業を行おうとしているセブン店舗も増えているという。なぜ元旦休業するのか。松本オーナーは言う。

「命の問題です。24時間365日営業していなくちゃいけないというなかで、従業員が足りないことでオーナーにしわ寄せが行って、自殺や過労死も出てます。コンビニに休みがあるいうんはすごい画期的なこと。これが当たり前になれば、20年以上休んどらんというオーナーも1日だけでも休むことができるでしょう」

 松本さんは、人手不足から2019年2月から24時間営業をやめ、午前6時から翌午前1時までの19時間営業に切り替えた。当初、セブン本部は「24時間営業がブランド」だとして契約解除を突きつけたが、松本さんは深夜休業を続けた。世論の後押しもあり、セブン本部は11月1日にフランチャイズ加盟店向けに配布したガイドラインで、午後11時から翌日午前7時までの最大8時間の深夜休業を認めるとした。

 商品の搬入が深夜に行われるシステムになっているから、深夜も店を開けていなければならないという説明が当時マスメディアでも聞かれた。だが、松本さんの店舗では、深夜休業しても営業が続けられている。

「当初は店の出入り口を鍵で開閉してたんやけど、指紋認証を導入しました。メーカーの納品担当の人の指紋を登録しといて、その人が指を入れただけで開くようになったんです。深夜に納品だけしといてもろうて、私が朝来てそれを検品して商品を出します。本部のなかでもいろいろで、商品部とかいろんな部が、時短に対してそういう協力をしてくれました。納品に関して今、まったく問題はないです。令和の時代の新しいコンビニの形態が、できあがりつつあるんかなと思うてます」

 セブン本部からのフランチャイズ加盟店向けのガイドラインには、深夜休業を認める一方で、正月やお盆を例に挙げて「利用客や配送業者に混乱を招くため特定の時期の休業は認めない」として、365日の営業を続けるよう明記されている。

 これに対して元旦休業を宣言した松本オーナーだが、セブン本部からの反応はあったのだろうか。

「なんもないです。『元旦休むからね』って本部にも伝えたんですけど、『うーん、わかりました』って唸ってたけど、なんも言ってこない。元旦閉めてから、契約解除の通知よこしたろとか思ってるのかもしれませんけどね」

全店深夜休業なら一晩で本部の取り分1億円減

 コンビニではローソンが、2020年元旦の休業を実験的に行うと発表している。スーパーマーケットや外食チェーンでも、元旦休業の動きが広がっている。なぜ、セブンは元旦営業にこだわるのか。

「休まれると、自分たちの取り分が減るからでしょう。それしか考えてないんですよ、あの人たちは。深夜休業にしても5時間休んだだけで、2万店全部がしたら一晩で1億円、本部の取り分が減る言うてますから。だから本当は深夜休業も認めたくないんやけど、世間がこんだけ騒いどるから仕方ないから認めましょうってことなんでしょう。元旦1日全店が休んだら、本部の取り分は10億円くらい減りますよ。だから休ませたくないんでしょうね。だけど、正月なんて誰も出て来たくない。時給を50円とか100円とかアップしないと、出て来てもらえんでしょう。私らとしては、元旦にやること自体がマイナス覚悟でやっているような感じなんです」

 コンビニ他社や他業種の元旦休業の動きを見ると、人件費がかさむ割には売上が上がるわけではない、それなら元旦休んでもらって従業員のモチベーションを上げたほうがいいという考えがあるようだ。

「それ、普通の考えですよね。だけどセブンのフランチャイズの場合、人件費とかを全部オーナーに負担させといて、粗利の中からロイヤリティを60%引いていくわけだから、オーナーが疲弊していようとおかまいなしなんですよ」

 松本オーナーが踏み切った深夜休業によって、指紋認証による納品というシステムまででき、セブンは進化していると言える。元旦休業による展望はどうなのだろうか。

「まず一番だったのは、時短だったんです。そのことによって、命を削られているような人が救われるやろうと。まだそれでも休みなく十何時間とか働いているような人もいるんで、次は休業ですよね。どっかで休めたらそれだけでも大分違う。時短や休日は、オーナーが自由に決められるような契約書にするべきだと思ってます。

 それができたら、次はロイヤリティですね。今のままでは、とうてい続けていけない。今、本部と店で6対4くらいですけど、せめて5対5くらいにしたらなんとかやってけるということがあります。とりあえずは、時短と休業。それができれば、なんとか命は守れるかなと思うんで、それを進めていきたいなと思ってるんです」

本部「契約書に則った対応」

 元旦休業に関する見解を、セブン本部広報から聞いた。

「私どもフランチャイズ契約の上でのフランチャイズと本部の関係にございますので、大前提の加盟店基本契約というものが存在しているんですけど、そこに年中無休で少なくとも7時から11時までは開店しましょう、という下りがあります。よって深夜休業についてはこの範囲ではありませんので、先日もガイドラインを発表させていただいたなかで加盟店様のご判断で深夜休業していただいていますというような状況でございます。よって何かに固執してるとかそういうことではなくて、契約書に則った対応ということでご理解いただければと思います」

 コンビニ他社やスーパーマーケット、外食チェーンの元旦休業の動きと比べると、セブンは年中無休に固執しているようにみえるのだが、どうなのだろうか。

「スーパーさんとかすべてレギュラーチェーンさんですから、お店も自社だということはご理解いただけますよね。私どもフランチャイズということで、固執しているわけでは決してないですが、この基本契約、契約ビジネスのなかで運営をしていくというのが基本だということはご理解いただけると思います。よって元旦も深夜休業はしていただくことはできますし、ガイドラインに則った形でということで加盟店にはお話をしています」

 当初、契約違反だとされた深夜休業は、松本オーナーの実践を皮切りに、11月1日のガイドラインで認められた。

「ガイドラインができたのは変化だとは思っています。ただ基本契約の午前7時から11時までは開店するというのは契約としてずっとあるものでございます。そこにガイドラインを設けて24時間やっている加盟店様が深夜休業を考えられている時に、いろんな準備が必要でございますので、取り込みやすいように、そういうところは変化かなと考えております」

 コンビニの先駆者であるセブンが、働き方改革の時代にも最先端を走っていくと願いたい。

(文=深笛義也/ライター)

米国と北朝鮮、年明けに軍事衝突の可能性高まる…北、日本へのミサイル攻撃も現実味

 今月3~4日の2日間で、朝鮮半島情勢が大きく動いている。北朝鮮が米国との非核化交渉の期限を年末に定めた、いわゆる「年末期限」をめぐって、米朝両国間の深刻な対立が露呈しており、年明けには軍事衝突の可能性が再び高まってきているようだ。

 発端は北朝鮮外務省のリ・テソン外務次官(米国担当)が発表した不遜な談話だ。リ氏は3日、談話を発表し、「年末の期限が近づいていることを米国に再び想起させたい」と述べるとともに、「今残っているのは米国の選択であり、近づいているクリスマスのプレゼントに何を選ぶかは全面的に米国の決心にかかっている」と強調した。

 同日、NATO(北大西洋条約機構)首脳会議出席のためロンドンに滞在していた米国のトランプ大統領はストルテンベルグNATO事務総長との会見で、金正恩朝鮮労働党委員長について「彼はロケット飛ばすのがとても好きだ。だから彼をロケットマンと呼んでいる」と語り、2年ぶりに「ロケットマン」との表現を使い、今年に入ってロケット砲や弾道ミサイルなどの発射実験を繰り返す金氏を皮肉った。

 トランプ氏は2017年秋に金氏をロケットマンと呼んで挑発し、軍事行動を辞さない構えで非核化を迫ったが、その後の3回の首脳会談開催でこの表現を使わなくなっていた。ここにきて再びトランプ氏がロケットマンと呼んだのは、ミサイル発射実験を繰り返す金氏への不信感の表れとみてとれよう。それを裏付けるように、トランプ氏は北朝鮮との非核化交渉に関連し「米軍を使うことを望んでいない。だが必要になれば使う」と語って、軍事行動の可能性に再び言及している。

 これに対して、北朝鮮側は即座に反応。朴正天朝鮮人民軍総参謀長が談話を発表し、「米大統領が3日、英国で行われたNATO首脳会議期間に、我々に対するくだらない発言をしたということを聞いた」としたうえで、「自国が保有する武力を使用するのは米国だけが持つ特権ではない」とトランプ発言に反発。さらに、朴氏は「米国が武力を使用すれば我々も相応の行動を加える」と発言したのに続き、「武力の使用は米国をぞっとさせることになるはずだ」ともつけ加えた。

 朴氏は北朝鮮軍の序列2位であり、軍高官が談話を発表するのは極めて異例。それだけに、軍が武力行使を真剣に検討していることを内外に鮮明にする狙いがあるとみられる。

北、米国への対抗心を隠さず

 ちなみに、朴氏は「我々の軍最高司令官もこれ(=トランプ大統領の武力への言及)を非常に不快に感じている」とも伝えたが、北朝鮮の軍最高司令官はほかならぬ金氏だ。

 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は4日、「最高領導者同志(金氏)は同行した指揮構成員とともに軍馬に乗って白頭大地を力強く走り、白頭広野に熱い鮮血をまいて朝鮮革命史の最初のページを厳粛に刻み込んできたパルチザンの血が染みついた歴史を熱く抱き込んだ」と伝えた。同通信は金氏が白馬に乗っている姿や金氏に続いて李雪主夫人が小川を渡る写真のほか、朴氏や軍総司令官、軍団長ら軍最高幹部、それに伝玄松月党副部長、趙勇元党第1副部長ら党最高幹部らと、たき火に手をかざしている写真も公開した。

 北朝鮮では、日本の植民地時代に金日成主席が金正淑夫人や抗日パルチザン部隊とたき火をしながら祖国を懐かしみ、抗日運動への意欲を燃やしたと宣伝されており、金正恩氏がこれにならって米国への対抗心を表したとの見方も出ている。

 これについて、米政府系報道機関「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」は米海軍分析センター(CNA)のケン・ゴース専任局長への単独インタビューを実施。ゴース氏は金氏が白馬を駆って白頭山に登ったことや、今月下旬に朝鮮労働党第7期中央委員会第5回総会を招集したことに触れて、これらの狙いは米国と世界に戦略的メッセージを伝えるためのものだと述べたうえで、「金委員長は米国が対北朝鮮敵対視政策を放棄しなかったという理由で、再び核兵器開発に乗り出すことを明らかにするだろう。そうなると、来年は多くのことが起こりそうだ」と指摘した。

米国、偵察機を朝鮮半島上空に出勤

 すでに、米軍は北朝鮮の軍事的挑発に備えて、連日のように偵察機を朝鮮半島上空に出動させて北朝鮮への圧力を強めている。韓国紙「中央日報」によると、米空軍の偵察機RC135Wが今月5日、ソウル近郊の京畿道南部の上空を飛行。RC135Wは米空軍主力の通信傍受用偵察機で、ミサイル発射前に地上の計測機器が発するシグナルを捉え、弾頭の軌跡などを分析する装備を備えているという。

 また、4日には米軍の海上哨戒機も朝鮮半島上空を飛行しており、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射など北朝鮮による挑発の動きを探ったとみられており、軍事力行使に関して、すでに米朝両国の駆け引きは始まっているといえそうだ。このようななかで、両国の軍事的対立が激しさを増せば、米軍基地を擁する日本が北朝鮮のミサイルによって血祭りになる可能性も高まる。

(文=相馬勝/ジャーナリスト)

 

中古マンションなら新築価格の3割で買える!“悪い物件”を買わないためのテクニック

 前回取り上げたように、首都圏のマンション市場では新築に代わって中古が主役の時代になっています。2019年は“中古マンション主役元年”といっていい年になりました。その中古マンションの魅力は何といっても価格の安さですが、その価格メリットを享受できるのは、建築後20年、30年を経過した築深マンションということになります。

中古マンションなら新築の6割以下で手に入る

 中古マンションの新築マンションに比べての最大のメリットは価格の安さですが、実際のところどれくらい安いのでしょうか。図表1をご覧ください。これは、首都圏で発売された新築マンションの平均価格と、中古マンションの平均成約価格の推移をグラフにしたものです。中古マンション価格も上がっているのですが、それ以上に新築マンション価格が上がっているため、両者の差は年々拡大しています。

 2009年には新築が4536万円で、中古は2491万円と両者の差は2045万円だったのが、2018年には新築が5871万円で中古は3333万円と、その差は2538万に拡大しています。中古なら新築の6割以下の価格で手に入る計算です。

築浅物件の価格は新築価格とほとんど変わらない

 しかし、その差は中古マンションの築年数によって大きく異なります。図表2にあるように、築浅時には、新築マンション価格とほとんど変わりません。2018年の新築マンションの平均価格は5871万円ですが、築5年以内の中古マンションの新規登録価格は5712万円で、成約価格は5411万円です。

 それが、築年数が長くなるにつれて、中古マンション価格は急速に低下します。特に、築20年以上を経過すると価格低下の流れに加速度がついて、築26~30年では、新規登録価格が1894万円で、成約価格は1697万円です。成約価格で比較すると、新築の平均価格5871万円の28.9%の価格で手に入る計算です。

 しかも、経過年数が長くなると、新規登録価格と成約価格の差が大きくなっています。それだけ買主側が有利になって、指し値、つまり値引き交渉の余地が大きいということを意味します。

 中古マンションの安さのメリットを最大限享受するなら、何をおいても築深物件に目を向けるのが賢い選択ということになります。

何より耐震性の高いマンションかどうかを確認

 しかし、安いには安いなりの理由があります。建物の構造躯体、外観をはじめ、エントランス、エレベーター、共用廊下などの共用部分、住戸の室内の専有部分ともに老朽化が進行しています。それを買って、安心して快適に住めるかどうかを念入りに確認しなければなりません。

 何よりも重要なのは、耐震性です。築30年が経過していると、耐震性に欠けるマンションが少なくありません。建築基準法における現在の耐震基準、いわゆる新耐震基準は1981年、昭和56年に施行されました。それ以降の建築であれば、原則的に新耐震基準を満たしているはずですが、長い年月の間にそれが損なわれている可能性があります。もちろん、新耐震基準以前の物件なら、なおさら慎重な確認が不可欠です。

 購入したいという物件が見つかったら、まずは耐震診断を行っているか、その結果はどうか、耐震不足であれば耐震改修工事を行っているかどうかを確認しておかなければなりません。築深物件でも、新耐震基準後の建築であれば、耐震診断を行っていないケースもあります。そんな場合には、素人判断では見極めは難しいので、専門家にチェックしてもらうのが安心です。

中古マンションのインスペクション実施率は36.1%

 最近では、中古住宅の売買時にはインスペクション(建物調査)を行うケースが増えています。インスペクションというのは、建築の専門家が実際に当該物件を見て、建物を評価するもので、それだけ安心感が高まります。

 中古住宅の取引においては、引き渡し後に欠陥が見つかった場合に一定の補償を行う「既存住宅売買かし保険」といわれる制度がありますが、その利用に当たってはインスペクションが不可欠とされています。それとは別に、売主や買主が独自にインスペクションを行うこともあります。その両者を含めたインスペクションの実施割合は、図表3にある通りです。

 中古住宅全体ではインスペクションの実施率は40.8%ですが、中古マンションはそれより低く36.1%にとどまっています。一方、中古一戸建ては52.9%と半数を超えています。それだけに、中古一戸建てには不安が大きく、マンションはさほどでもないと考える人が多いのかもしれませんが、油断は禁物。築深マンションを買うのなら、専門家のチェック、インスペクションは不可欠といっていいでしょう。

 売主が事前にインスペクションを行っていたり、既存住宅売買かし保険制度を利用しているのなら、インスペクションの費用はかかりませんが、買主が独自にインスペクションを行うときには、まずは売主の許可をとって、自分でインスペクションを行っている設計事務所などを探して依頼する必要があります。その場合、会社にもよりますが、数万円程度の費用がかかりますが、安心のためには欠かせない負担といっていいでしょう。

日常の管理は十分に行われているかを自分で確認

 築深物件だと、新築時には想定されなかったさまざまな問題が出てきます。たとえば、国土交通省が2018年度に実施した『マンション総合調査』では、次のような点が指摘されています。

1.マンション住民の高齢化が進み、1979年以前に竣工したマンションでは、世帯主が70歳以上のマンションが47.2%に達している

2.賃貸住戸のあるマンションは74.7%で、完成年次が古いマンションほどその割合が高くなる

3.空室があるマンションは37.3%で、完成年次が古いマンションほどその割合が高くなる

4.計画期間25年以上の長期修繕計画を立てて修繕積立金を設定しているマンションは53.6%で、25年未満の計画や計画がないマンションも少なくない

5.計画上の修繕積立金に対して、実際の修繕積立金が不足しているマンションは34.8%で、完成年次が古いマンションほどその傾向が強い

現地を見るときには空室率や賃貸割合などもチェック

 現地を見学するときには、専有部の住居内だけではなく、共用部こそシッカリとチェックする必要があります。専有部はある程度のお金をかければ、リフォームできますし、場合によっては間取り変更まで含めて本格的にリノベーションすることも可能です。けれども、共用部に関しては自分だけの力では簡単に変えることはできません。それだけに、現状をキチンと把握しておくことが大切なのです。

 特に、築30年以上の築深マンションだと、図表4・5にあるように、賃貸住戸が増えて、空室も増加します。あまりに賃貸や空室が多いと管理が十分に行われずに、住む人たちのコミュニケーションが希薄になり、マナーが低下して、トラブルが増加するリスクがあります。可能であれば、仲介会社の担当者や管理員などに空室率、賃貸割合などを聞いてみるといいでしょう。歯切れの悪い答えであれば、眉に唾をつけて聞いたほうがいいかもしれません。

 実際に現場を見てみて、その雰囲気を感じとってください。特にゴミ置場、駐輪場などがきれいに整理整頓されているかで、管理状態や住民の民度を感じとることがきます。また、駐車場に停められているクルマを見れば、どんな人たちが住んでいるのか、ある程度のイメージをつかめるのではないでしょうか。

管理組合の活動についてもシッカリとチェック

 さらに、築年数が長くなるほど、管理組合の活動状況に関しても十分なチェックが欠かせません。築深物件であっても購入する以上は、そこに20年、30年、場合によって永住する可能性もあるのですから、長期修繕計画を立てて、着実に実行されていることが不可欠です。その実現のためには、修繕積立金が大切になってきますが、先の国土交通省の『マンション総合調査』では、1世帯当たりの修繕積立金の月額は1万1243円です。ただし、築深物件では維持費が高くつきますから、修繕積立金も高くなる傾向があります。1979年以前の完成物件では、修繕積立金1万2184円、1980年~1989年では1万1254円となっています。これ以上の積立金であることを目安にしましょう。

 管理組合の活動がシッカリしていないと、この修繕積立金の値上げができずに、積立金が不足しているところが少なくありません。やはり『マンション総合調査』では、長期修繕計画の実行に必要な資金に対して、積立金が20%超不足しているとするマンションが15.5%に達しています。築深物件では、積立金の延滞も増加します。特に、賃貸割合や空室割合の高いマンションほど、そんなリスクが高まります。さらに、確実に資金を確保するためには、5年ごとに計画を見直し、積立金の増額も図る必要がありますが、そうした活動が実施されているかも重要な点です。

 こうした点は、管理員や仲介会社の担当者に質問しても、簡単には答えられないかもしれません。できれば、管理会社を確認してそこに質問を投げかけてみるぐらいの努力をしていただきたいものです。

 ほんとうに賢い物件選びを行うためには、相応の努力が必要ということです。

(文=山下和之/住宅ジャーナリスト)

ヤフオク!で買うべき“往年の名作ゲーム機”5選!ツインファミコン、任天堂64…

 室内にいる時間が長くなりがちな、これからの季節。時には童心に返って、なつかしいゲームをプレイしてみてはいかがだろうか。任天堂のファミリーコンピュータやスーパーファミコンといった王道ゲームは復刻版の本体やソフトが発売されているし、なかにはスマートフォンに対応しているソフトもある。しかし、グラフィックやサウンド、そしてプレイ感覚は本家本元の「実機」にはかなわない。

 そこで今回は、ネットオークション・フリマアプリの「ヤフオク!」で買うべき、なつかしいゲーム機を5つ紹介する。昔慣れ親しんだであろうメジャーなゲーム機から、知らずに通りすぎた少しニッチなゲーム機まで、大人になった今だからこそ味わい深い、ゲームの世界へご招待しよう。

シャープ/ツインファミコン/9500円

 1983年に発売されたファミリーコンピュータ。40代なら「初めて遊んだ家庭用ゲーム機はファミコンだった」という人も多いのではないだろうか。カセットの縁や本体の差込口にはホコリが溜まりがちで、フーフー息を吹きかけてからガチャッと差し込むのが作法だった。貸し借りのために、ソフトの裏側に黒マジックで名前を書いてしまうというのも“あるある”だろう。

 ファミコンといえばクリーム色とあずき色の本体を想像するが、86年に発売された「ツインファミコン」はカセットだけでなくディスクカードに対応した高級機。当時、ファミコンの定価が1万4800円で、ディスクのゲームをプレイするには別売りの「ディスクシステム」(1万5000円)が必要だった。1台2役のツインファミコンは、ファミコンとディスクシステムの合計金額を上回る3万2000円と高価な商品で、いわばお金持ちの家にしかなかったアイテムである。

 ディスクのゲームは復刻されていないものが多いため、本体をゲットしておいて損はない。ヤフオク! で動作確認済みの本体は即決価格で9000~1万円が相場で、大人になった今では手の届きやすい価格帯となっている。ぜひソフトとともにゲットして、「ディスクをA面からB面にひっくり返す」という、かけがえのない時間を再体験してみてほしい。

バンダイ/ワンダースワンカラー ソフトおまけ付き/4980円

 99年に発売されたバンダイの携帯ゲーム機「ワンダースワン」、通称「WS」。電池の持ちやコストパフォーマンスを重視したモノクロ仕様のモニターで定価4800円と安価だったが、携帯ゲーム機カラー化の波には抗えず、発売翌年の2000年に「ワンダースワンカラー(WSC)」(定価6800円)が発売された。

 このWSだが、任天堂で数々のヒット作を開発した横井軍平氏が独立して開発に携わったことでも注目を集めた名機。対応ソフトはといえば、暇つぶしに最適なパズルゲームを筆頭に、アクション、RPG、通好みのホラーゲームまで幅広く揃っている。横持ち/縦持ちの両方に対応しているのが特徴で、ゲームの内容に応じて持ち替えて遊ぶことができる。

 本体単独で売りに出されているものもあるが、すぐに遊びたい人にはソフトのおまけ付きで出品されている商品が狙い目だ。今や誰もがスマホを見つめている電車内で、ひとりWSでアクションパズルゲーム「グンペイ」をプレイするというのも、オシャレかもしれない。

SNK/ネオジオROM 本体 コントローラー 2台セット/3万2800円~

「名前は聞いたことがあるが、本体は見たことはない」という人が多そうなネオジオは、業務用の仕様のまま家庭用としても流通した珍しいゲーム機だ。本体5万8000円、ソフト3万円超えという強気の価格設定だったため、当初はレンタルショップで扱われたほどだったが、アーケードゲームのクオリティを求めるゲーマーの支持を得て、シェアを伸ばしていった。

 本体もカセットもデカいが、コントローラーもアーケードクオリティのスティックタイプのため、ゲームセンターに通いつめていた人なら、コマンドを繰り出す動作に胸が熱くなることだろう。昔のアーケードゲームの筐体や基盤を購入するとなると数十万円はザラだが、その環境が数万円で手に入るというのはかなりお得かもしれない。

任天堂/NINTENDO64 ソフト、コントローラー4個付き/即決価格1万1980円

 1996年発売の「64(ロクヨン)」は、30代を中心になつかしさを感じさせてくれるゲーム機ではないだろうか。96年当初の価格は2万5000円、97年には1万6800円と手が届きやすい価格に改定された。任天堂が本格的にポリゴン3Dゲームに踏み出した時期であり、今も語り継がれる伝説的な名作が次々と誕生した名機でもある。

 今のところ任天堂の据え置き機では最後のカートリッジ方式で、独特なコントローラーの形状も含めて完成度の高いマシンだ。ロクヨンはまだ「ミニ化」されていないため、据え置きで遊ぶには実機を買うしかない。この出品物は人気ソフト6本にコントローラーが4個もついており、友達や親戚の集まりなどで遊べば盛り上がること間違いなしだろう。

セガ/セガサターン セット/1000円~

 94年に発売された当時の価格は4万4800円で、今回紹介するゲーム機のなかでは唯一のCD-ROMドライブ内蔵のゲーム機である「セガサターン」。発売当初は「バーチャファイター」などのソフトが大ヒットし、ライバルの「プレイステーション」を超える人気を博すなど、熱狂的なセガファンを生み出した。しかし、人気タイトルがプレステ側でリリースされるようになると徐々に存在感が薄まり、末期には「失敗ハード」と呼ばれることもあったが、そのポテンシャルは今こそ輝くのではないだろうか。

 サターンは販売台数が多かったため、ヤフオク! でも動作確認済みのもので1000円~と価格も“脳天直撃”だ。アーケードの名作から萌えゲーまでソフトも多彩で、今こそ「セガサターン、シロ!」と叫んでみるものいいかもしれない。

(文=清談社)

パチンコ新台「攻略法」も発覚!?「2回ループ」のモンスターマシンが現代に蘇る!【激アツ新台実戦JUDGEMENT】

 

 ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、なんと2回ループのスペックで電撃復活を果たした伝説の名機、『PA元祖大工の源さん』(以下、P源さん)だ。

 2回ループでの源さん復活で色めき立つオールドファンも多いはず。甘デジタイプなので、出玉面では遠く及ばないが、前述のファン層であれば2回ループのゲーム性だけで満足できるだろう。「源さんずっと打っていた」「懐かしい初代演出を堪能できた」といった満足感の高い報告が見受けられた。

 出玉面での過度な期待はできないとはいえ、それはあくまで初代との比較。甘デジとして捉えるなら、メリハリの効いた出玉推移は初代を愛したファンにも受け入れられそうである。

「単発に偏るとキツい」「時短引き戻し3回でも確変取れない」といったマイナス要素と、「大当り50回以上」「13連達成」などのエッジのある出方をする極端な声が相次いでいる。普通の甘デジを打つなら刺激のある分、こっちのほうが良いと感じるファンも多くなりそうである。

 その一方で、主に演出面に関しての厳しい意見も聞かれる。「確変中のくせに長い疑似変動が外れるからイライラする」「初代モード以外は演出バランスがものすごく悪い」など実戦の際に初代モードを推奨する声が多かった。

 これは私も同感で、安定した演出作りを評価し、そっち方面ではほとんどないと認識していた三洋がまさか高尾テイストも感じられるデジタルアクションを採用してくるとは驚きであった。

 特に「2回ループの源さん」に惹かれて興味を持ったファンには初代モード以外の選択肢はありえないと思えるほどである。

 確変中に確変図柄(3・7・弁当・ハッピ・源)でテンパイした時の高揚感はすさまじく、甘デジといえども熱く込み上げるものを抑えられない私がいた。おまけに炎スベリなんかを伴えば悶絶モノである。

 

 ちなみに、一部で言われていた通常時の右打ち攻略や右打ち時電サポ中の特図2狙いについて。結論からいえば「効果なし」である。

 

 本機の仕組みについて少々解説する。

先に登場した2回ループ機『Pツインループ花満開』は1種2種混合機の特性を利用したものであったが、この『P源さん』は通常のデジパチでV確変を用いて2回ループを再現している。

 その仕組みは、ヘソ当りの33%で電サポなし確変となり右打ちする。一般的な特図2は電チューでの抽選をイメージするが、本機のそれは盤面右下にある「始」と記されたポケットで代用しているのだが、この特図2の抽選が100%確変で33%が電サポなし、残りの67%が電サポありとなっている。

 ここでもうひと工夫。この電サポは電チューではあるが、実態はヘソでの抽選と同じもので、33%が電サポなし確変、67%が時短25回の通常大当りとなる。つまり、特図2は100%確変に突入するが、電サポ=ヘソでの抽選に移行することで通常大当りを引く可能性を出現させている。この仕組みによって2回ループを成立させているのである。

 1回でも特図2に入れば必ず確変大当りを引けるので、「むき出しになっている特図2の始動口を狙えばウハウハじゃねえか」と考えるのであるが、メーカーは万全な対策をしているようで、どうやら通常時の特図2や電サポでの特図1を抽選している最中での特図2抽選は無効になるようだ。執拗に特図2を狙っても意味がないので気をつけよう。

 攻略騒ぎも出るなど注目度は抜群の『PA元祖大工の源さん』。これからのスタンダードスペックの1つとして定着するか、注目である。

(文=大森町男)

楽天、出店業者をカモに“罰金ビジネス”の疑い…「違反の指摘あった」と虚偽説明か

 罰金ビジネス。どこぞの名も知れぬブラック企業の話かと思うが、インターネットサービスをはじめとして、金融サービス、プロスポーツ事業にも乗り出している、楽天でのことだ。

 その中核をなす事業は、国内最大の電子商店街である「楽天市場」。そこで問題は起きている。楽天市場に出店するQ社は、メーカーとの間を仲介する商社から受け取った商品の画像を使って、楽天市場内の店舗サイトで商品を紹介していた。

 11月21日、楽天の品質向上委員会・違反点数制度事務局からQ社に、以下のメールが届いた。

----------------------------------------

このたび、株式会社●●より、

貴店において株式会社●●の権利を侵害する行為を確認した、との指摘が当社に寄せられましたのでご連絡いたします。

お忙しいところ恐れ入りますが、ご対応期限までに下記依頼事項の対応をお願いいたします。

----------------------------------------

 株式会社●●というのは、メーカーである。同様の文面で、3社のメーカーについて3通のメールが来たという。メーカーの許諾を得ずに商品の画像を使用したのが、著作権侵害に当たるというわけだ。

 これを見てQ社が思ったのが、罰金ビジネスだ。楽天には、出店店舗に向けた「取扱禁止商材・禁止行為ガイドライン」というものがある。売ってはいけない物として、改造モデルガン、麻薬、使用済みの下着、児童ポルノ、免許証、パスポート、健康保険証、議員バッチ、弁護士バッチなどが挙げられているなど、おおむね常識的内容だ。

 そのなかに禁止事項として、「著作権、肖像権等を侵害する表記」というものが、以下のように書かれている。

----------------------------------------

他人の著作権、肖像権、パブリシティ権の侵害となるような、以下の行為

・掲載許可のない、有名人画像や他人・他店舗の著作物の使用

・掲載許可のない、メディアコンテンツ(雑誌・新聞等)の使用

・「○○さんが愛用」「ドラマ○○で使用」「雑誌○○で紹介!」などの記載

---------------------------------------- 

 この件に関する、違反点数は35点。出店店舗に対する「違反点数制度に関するガイドライン」によれば、違反点数が累積して100点を超えると、300万円の違約金が発生し、ランキング掲載制限などのペナルティーを受ける。これが、300万円を得るための罰金ビジネスだと受け取られたというわけだ。

メーカー側、権利侵害で楽天に連絡した事実なし

 仲介した商社から画像を受け取ったのなら、画像の使用について許諾が成立していると見るのが商習慣として普通のことだ。法律の専門家はこれをどう見るか。弁護士法人ALG&Associates執行役員の山岸純弁護士から聞いた。

 まず、著作権法第2条には、著作物とは「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう」とある。ただ単に商品を撮影した画像が、著作権法の保護対象になるのかという疑問が湧く。

「『商品を撮影した画像』も、撮影の方向、光量、大きさ、背景、色合いなど、その画像を撮影した者の『こういう風に写したい』という思想、感情が表現されているので、『美術』の一つとして保護されます」

 著作権法の保護対象にはなるということだが、商社から受け取った画像の使用が、著作権侵害になるのだろうか。

「何かの間違いでなければ不思議な話ですね。『メーカー』は『商社』に対し、画像の使用に関する許諾や、第三者にさらに許諾する権限を付与しているでしょうから、『出店店舗』も、著作権使用に関する権限を付与されていると考えることができます。したがって、権利侵害にはなり得ません」

 禁止事項にある「『○○さんが愛用』『ドラマ○○で使用』『雑誌○○で紹介!』などの記載」というのも、奇異な印象を受ける。

「〇〇さんの写真を使用したら肖像権侵害や著作権侵害などが成立するでしょうが、『〇〇さん』という名前だけなら、権利侵害にはならないでしょう。もっとも、『〇〇さん』という名前、特に『芸名』が商品の購買意欲を明らかに高めるなど、なんらかの商業上の価値があるところまで至っているのであれば、『〇〇さん』という『芸名』の権利をもっている(例:SMAP、嵐など)芸能事務所の『パブリシティ権』を侵害する可能性はありますね」

 商品の画像の使用について、Q社は楽天からのメールで指摘を受けたメーカー3社に連絡をした。3社とも、権利侵害で楽天に連絡した事実はなく、逆に楽天のほうから連絡を受けたり、「楽天が勝手に巡回チェックされているんじゃないですかね」と語るメーカーもあった。「画像を見ても普通の画像」「ある意味うちも被害者ですね」と口にしたメーカーもある。

 権利侵害に関する指摘がメーカーから楽天に来たというのは、虚偽だった可能性がある。Q社は楽天に説明を求めているが、今に至るまで連絡が取れない状況だという。

 楽天に取材したところ、以下の回答が返ってきた。

「個別の事案については回答を控えさせていただきます。『楽天市場』では、従前からお客様により安心安全にお買い物を楽しんで頂けるよう、外部の組織・公的機関とも連携し、様々な取り組みを行っています。取り組みの一つとして、権利侵害行為についても、ユーザーからのご意見や楽天によるパトロールなどを通じて、権利侵害と疑われる行為については、権利者に確認した上で、対応をしております。楽天は、今後もお客様にお買い物をより安心安全に楽しんでいただけるよう、様々な取り組みを推進してまいります」

 もし、正しい法律知識を持たない警官が街をパトロールしていたら、市民は怖くて街を歩けない。同じことが楽天市場で起きていると感じるのは、気のせいだろうか。

(文=深笛義也/ライター)

安倍昭恵「桜を見る会」私物化の実態! 自分が入れこむビジュアル系バンドやトンデモスピ仲間も招待、ケータリング業者も昭恵人脈

 安倍首相とジャパンライフ会長の関係は父の代からの付き合いだった──。本サイトでは先日、1984年に安倍晋太郎外相のニューヨーク訪問にジャパンライフの山口隆祥会長が同行した際、当時、晋太郎氏の秘書を務めていた晋三氏も随行していたのではないかと伝えたが、本日、外務省が当時の資...

朝日奈央と菊地亜美を特訓したバカリズム…番組としての『アイドリング!!!』魅力再考

 入れ替わりが激しいバラエティー番組の女性タレント枠のなかで、安定した人気を獲得している朝日奈央。プライベートでは11月上旬に美容師との熱愛が発覚し、公私ともに順調のようだ。

 ティーン向けファッション誌「ラブベリー」(徳間書店)の専属モデルとして2007年にデビューした朝日は、2008年にアイドルグループ「アイドリング!!!」に2期生として加入。同グループをメインに据えたフジテレビのバラエティー番組『アイドリング!!!』(2015年に放送終了)では、MCのバカリズムのもとで徹底的にお笑いの“特訓”を受けてきた。放送開始当初から同番組を見ていたというエンタメライターの大塚ナギサ氏はこう語る。

「番組開始当初からお笑い要素が強かった『アイドリング!!!』ですが、1期生のころはまだ“清純派アイドルが体を張る”というような“ギャップ”で見せることも多かった。しかし、後に“野武士アイドリング!!!”と名付けられる負けん気が強い2期生が加入したことで、もっとストレートにお笑い路線へと舵を切っていった印象があります。もちろん、歌やダンスの面ではアイドルらしさを発揮するのですが、番組の企画はよりお笑い色が強いものにシフトしていきましたね」(大塚ナギサ氏、以下同)

 朝日より先にバラエティーでブレイクした菊地亜美も、このアイドリング!!!の2期生メンバーだ。

「菊地さんは、ひな壇トークの面でかなり飛び抜けた存在でしたね。ガヤを入れるのがとにかく上手くて、いわゆる“裏回し”という役割をアイドリング!!!時代から担っていました。一方の朝日さんは、体を張る企画でのエース。朝日さんが何かをやれば必ず面白いハプニングが起きるんですよ。まさに出川哲朗さんのようなポジションです」

バカリズムとアイドリング!!!はライバル関係

『アイドリング!!!』放送開始当初よりMCを務めたバカリズムは、2005年にピン芸人になった。『R-1ぐらんぷり2006』において初出場ながら決勝戦に進出し、4位に食い込んでみせた彼は、その勢いに乗る形で、2006年10月にスタートした同番組のMCに抜擢されたわけだ。

 当時はまだバラエティー番組への露出はほとんどなく、なかば手探り状態で『アイドリング!!!』のMCを務めていたバカリズム。アイドリング!!!のメンバーたちが番組を通してバラエティーを学んでいったのと同様に、バカリズムもまた、『アイドリング!!!』という番組で経験値を積んでいったのである。

「芸人さんが女性アイドルグループの冠番組でMCを務めるのは定番となっていて、その多くが“お兄さん的存在”を任せられるわけです。しかし、アイドリング!!!とバカリズムさんの関係は、必ずしもそういうものではなかった。基本的にバカリズムさんはメンバーたちにすごく冷たいし、彼女たちをまったく甘やかさない。メンバーを引き立てるためのMC……ということではなかったんですよね。バカリズムさんとしても、当時は自分が芸人として売れていかなければならない状況だったわけで、ある意味メンバーとは“ライバル関係”だったのではないでしょうか」

 アイドリング!!!のメンバーの多くは歌手や女優、モデルを目指す少女たちだった。その中で、加入当初からバラエティータレント志向だったのが、先に述べた菊地亜美と朝日奈央の2人だ。今では芸人としての評価を確固たるものにしたバカリズムの“ライバル”として切磋琢磨できたのだから、この2人がバラエティータレントとして高いスキルを身に付けたのもある意味当然かもしれない。

アイドリング!!!というオルタナティブな存在

 アイドルグループの冠番組は、すでに存在しているファンに向けてその魅力を発信していく……という内容となっているものが多く、ゆえに番組内で行われる企画もそこまで実験的ではないのが一般的。つまり、“ファンが求めるもの”を意識した番組作りとなるわけだ。

 しかし『アイドリング!!!』には“現在進行系で成長するメンバーたちを見せていく”というコンセプトが存在し、そもそも視聴者として想定されうるファンがまだ存在しないような状態で開始されている。だからこそ、メンバーのさまざまな可能性を模索するための実験的な企画も可能となり、その結果、菊地亜美朝日奈央、そしてバカリズムという3人の才能が開花したのではなかろうか。

「“疑似恋愛”や“萌え”の要素が重要視された2010年代のアイドルブームの中で、“バラエティー虎の穴”的存在だった『アイドリング!!!』は、今から見ればかなり異質です。その特殊性ゆえにグループとしてはブレイクできなかった……という側面もあるかもしれませんが、とはいえそんな中であの3人の才能を輩出したのは、十分すぎる功績だといえるでしょう」

 AKB48グループ、坂道シリーズ、ももいろクローバーZ、ハロー!プロジェクトなどがそれぞれにメインストリームを歩んでいた、2000年代後半から2010年代前半の女性アイドルブーム。特にライブを重視するグループが多いなか、バラエティーに特化したアイドリング!!!がオルタナティブな存在であったことは間違いない。それゆえにアイドリング!!!は女性アイドルブームの文脈では軽視されがちだが、一方でテレビバラエティーの世界には大きく貢献しているわけだ。

「バラエティー番組としての『アイドリング!!!』は、過小評価されすぎだと思いますね。番組を通して新人タレントを育てるという意味で、これほどまでにお手本となる番組はなかなかないはずです」

 タレントがバラエティーで成功していくためのヒントが多数潜んでいたと思われる『アイドリング!!!』。番組終了から4年の月日が経っているが、業界内での再評価熱が高まりそうだ。

(文=編集部)